まる子「おじいちゃん！あったよ！これがPS4だよ！」

友蔵「まる子や～新品が欲しいのかい？」

まる子「うんっ！アタシャ１TBの新品が欲しいよ！」

友蔵「５００GBじゃ足りんのかのおう？」

まる子「おじいちゃん！少なくて困る事はあっても多くあって困る事はないでしょ？」

友蔵「それもそうじゃな！１TBの中古を買おう！」

まる子「おじいちゃん！中古何てダメだよ？誰が使った分からないものだよ？」

友蔵「それもそうじゃのう…じゃあ新品を買おう！」

まる子「やった～やった～じゃあ次はソフトを見に行こうよ！」

５分後

友蔵「まる子や～このゲームなんてどうじゃ？面白そうな時代劇だよ」

まる子「龍が如く維新？」

友蔵「どうやら新選組の話みたいじゃのう…ワシャこれが気になって仕方がない」

まる子「じゃあ買ってみようよ！おじいちゃん私はこれとこれとこれね！」

友蔵「３、３本買うのかい？そんなにいっぱい出来るのかい？」

まる子「余裕だよ！アタシャこれからPS4に人生を賭けるんだから！」

キートン「こうして廃人が誕生する」

まる子「じゃあレジに持っていこう！」

友蔵「すいません これをください」

店員「申し訳ありませんがこちらの商品は１８歳未満の方には販売してない商品ですか宜しいですか？」

友蔵「どういう事かのう？」

店員「お孫さんがプレイされるんでしょうか？」

友蔵「いえっ 孫と一緒にワシがプレイします」

店員(面倒だから売っておくか）

店員「合計で５７８００円になります」

友蔵「５７０００円！？」

まる子「どうしたのおじいちゃん？」

友蔵(ここで６万円近く使ってしまえばワシの小遣いはしばらく無くなる…でも愛する孫のためじゃ！）

友蔵「何でもないよ ６万円でお願いします」

店員「ありがとうございましたー」

キートン「それから約１時間後」

すみれ「おバカ！何でグランドセフトオート５を買ってきたの！？１８歳未満はプレイしちゃいけないゲームでしょ！？」

まる子「お母さんは古いね～今時みんなやってるよ？」

すみれ「そういう問題じゃありません！とにかくあんたにはまだ早いからお母さんが明日売ってきます」

まる子「そんな～やだやだ～返してよ～まる子のグラセフを返して～」

友蔵「お母さんや！まる子を怒鳴らないでくれ！悪いのは買ったワシなんじゃ…全てワシが悪いんじゃ！」

キートン「本当にどうしようもない二人である」

まる子「よしっ！おじいちゃん早速起動してみよう！」

友蔵「ほお最近の技術は凄いのう…ワシャ驚いた！」

キートン「ソニーのロゴが画面に映っただけで何を言っている」

まる子「おじいちゃん！PSNのアカウントはどうする？」

友蔵「アカウント？それは一体なんじゃ？」

まる子「友達と遊ぶのに必要な番号みたいなものだよ」

友蔵「ほお…そうじゃのう…まる子のPS4だから名前と誕生日とかどうかのう？」

キートン「数年後 IDを変えたくなるのは言うまでもない」

まる子「よっし！出来た！早速何かゲームをやろう！」

姉「あれっ？何でPS4があるの！？」

まる子「おじいちゃんに今日買ってもらったんだよ？悪いけど今はあんたの相手をしている暇はないよ？」

姉「ちょっと私にも見せてよ」

まる子「ダメダメ～今からまる子とおじいちゃんがプレイするんだから！」

姉「見るくらいならいいでしょ？」

まる子「文句や口出しは御免だよ？」

姉「分かってるわよ」

キートン「数時間後」

すみれ「コラッ！いつまでゲームやってるの！？もう夕飯の時間よ！」

まる子「あと５分～あと５分～」

友蔵「あと５分～」

すみれ「そういえばあんた宿題はやったの？さっきからゲームばっかりやってるけど？」

まる子「寝る前にチャチャっとやるよ！それより今いいところなんだから静かにしてよ！」

ヒロシ「ふぅ～いい湯だった～まる子、テレビ貸せ野球中継の時間だ」

まる子「まだダメだよ！セーブ出来てないんだから！」

ヒロシ「うるせぇ！もう中継は始まってんだよ！」

すみれ「まる子っ！いい加減にしなさい！」

ヒロシ「貸さねぇならこうしてやるっ」ブチッ

まる子「ちょっと何すんのさ！コンセント抜くなんて！あんた信じられないよ！？」

ヒロシ「親に逆らうからわりぃんだよ！」

まる子「折角進めたのに！アタシの５時間を返せ！返せぇ！」

ヒロシ「うるせぇ！大体じいさんもじいさんだ 簡単にゲームなんて買い与えるものじゃねぇんだよ！」

キートン「年金６万を使い責められる友蔵とは一体…」