1: ◆qQAUGZca0Q :2016/06/15(水) 02:34:14.521 :1MWzp3vVM.net
先生「はい朝礼始めるぞー。席につけー」ガラガラ
根暗女「……」
先生「ん? どうした根暗」
根暗女「これ……」
先生「うわっ!? なんだそれは、気持ち悪い。さっさと捨てて来い」
根暗女「分かり……ました……」ガタッ
『うわっ……。あいつ鳩の死骸素手で掴んでるぞ……』
クスクス キモーイ
先生「急げよ。お前のことは遅刻扱いにしておくからな」
根暗女「>>5」
先生「はい朝礼始めるぞー。席につけー」ガラガラ
根暗女「……」
先生「ん? どうした根暗」
根暗女「これ……」
先生「うわっ!? なんだそれは、気持ち悪い。さっさと捨てて来い」
根暗女「分かり……ました……」ガタッ
『うわっ……。あいつ鳩の死骸素手で掴んでるぞ……』
クスクス キモーイ
先生「急げよ。お前のことは遅刻扱いにしておくからな」
根暗女「>>5」
5:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/06/15(水) 02:36:16.963 :0FQXJSDF0.net
ポッポ-
8:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/06/15(水) 02:36:55.015 :+J4Q2KpBM.net
悲しき鳩の御霊が乗り移ったな
13: ◆qQAUGZca0Q :2016/06/15(水) 02:39:40.290 :1MWzp3vVM.net
先生「なんだ? ふざけてるのか?」
根暗女「ポッポー」
ザワザワ……
『どうしたんだあいつ……』
根暗女「鳩語です」
先生「鳩語……?」
根暗女「ええ。今のは鳩の言葉で『復讐』。
私は今まで無残にも殺されてきた鳩たちの恨みを背負った、いわば復讐者なのです」
先生「そ、そうか」(何言ってんだこいつ)
先生「なんだ? ふざけてるのか?」
根暗女「ポッポー」
ザワザワ……
『どうしたんだあいつ……』
根暗女「鳩語です」
先生「鳩語……?」
根暗女「ええ。今のは鳩の言葉で『復讐』。
私は今まで無残にも殺されてきた鳩たちの恨みを背負った、いわば復讐者なのです」
先生「そ、そうか」(何言ってんだこいつ)
19: ◆qQAUGZca0Q :2016/06/15(水) 02:42:43.580 :1MWzp3vVM.net
根暗女「では、覚悟はよろしいですか。皆様方」
『いじめられすぎて頭でもイカレたのか……?』
ザワザワ……
先生「悪ふざけはいいからさっさと捨てて来い」
根暗女「それはできません。私は彼らの復讐を遂げなくてはいけないのです」
先生「さっきから復讐って……。お前は何をするつもりなんだ?」
根暗女「>>23」
根暗女「では、覚悟はよろしいですか。皆様方」
『いじめられすぎて頭でもイカレたのか……?』
ザワザワ……
先生「悪ふざけはいいからさっさと捨てて来い」
根暗女「それはできません。私は彼らの復讐を遂げなくてはいけないのです」
先生「さっきから復讐って……。お前は何をするつもりなんだ?」
根暗女「>>23」
23:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/06/15(水) 02:43:56.282 :IzHxJCln0.net
浜田あうとー
26: ◆qQAUGZca0Q :2016/06/15(水) 02:47:53.656 :1MWzp3vVM.net
先生「は? 浜田? お前は何を言って」
ガラガラガラ!
ザッザッザッ……
『なんだこいつら……!」
『きゃああーー!』
根暗女「浜田ー。タイキックー」
先生「ちょ……お前ら何す……バシーン! ぎゃああああああああああああっ!!!!!!!!!」
根暗女「復讐はまだ序章にすぎない」
先生「おおおっ……。痛くて吐きそうだ……」
先生「は? 浜田? お前は何を言って」
ガラガラガラ!
ザッザッザッ……
『なんだこいつら……!」
『きゃああーー!』
根暗女「浜田ー。タイキックー」
先生「ちょ……お前ら何す……バシーン! ぎゃああああああああああああっ!!!!!!!!!」
根暗女「復讐はまだ序章にすぎない」
先生「おおおっ……。痛くて吐きそうだ……」
30: ◆qQAUGZca0Q :2016/06/15(水) 02:51:03.698 :1MWzp3vVM.net
根暗女「これは鳩の怒り」
先生「ま、待て。話し合おう」
根暗女「我々は常に歩み寄ろうとしてきた。それを拒否したのはお前らの方だ」
先生「なんでお前は鳩側に立って意見を言ってんだ……」
『なんかやべぇよあいつ……』
『逃げた方がよくない……?』
根暗女「逃がさない。怒りの鉄槌は全ての人間の頭上に降る」
先生「まだ何か……」
根暗女「次は>>34」
根暗女「これは鳩の怒り」
先生「ま、待て。話し合おう」
根暗女「我々は常に歩み寄ろうとしてきた。それを拒否したのはお前らの方だ」
先生「なんでお前は鳩側に立って意見を言ってんだ……」
『なんかやべぇよあいつ……』
『逃げた方がよくない……?』
根暗女「逃がさない。怒りの鉄槌は全ての人間の頭上に降る」
先生「まだ何か……」
根暗女「次は>>34」
34:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/06/15(水) 02:52:20.091 :Ep1JztRY0.net
見よ豹馬
41: ◆qQAUGZca0Q :2016/06/15(水) 02:58:22.981 :1MWzp3vVM.net
♪下弦の月よ~ 朧に揺れる夜を
先生「な、なんだこの曲は……」
根暗女「見よ! 豹馬!」
ビキーン! バリバリバリ……
先生「!?」
根暗女「磔られた~番う雛絡める非常の罠♪」
先生「お前が歌ってたのか……」
根暗女「ええ」
先生「なんでお澄まし顔なのかは分からんが……」
♪下弦の月よ~ 朧に揺れる夜を
先生「な、なんだこの曲は……」
根暗女「見よ! 豹馬!」
ビキーン! バリバリバリ……
先生「!?」
根暗女「磔られた~番う雛絡める非常の罠♪」
先生「お前が歌ってたのか……」
根暗女「ええ」
先生「なんでお澄まし顔なのかは分からんが……」
43:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/06/15(水) 03:00:52.917 :eC61dmfm0.net
こいつ根暗じゃないんじゃないかな
45: ◆qQAUGZca0Q :2016/06/15(水) 03:02:27.071 :1MWzp3vVM.net
根暗女「聞こえますか、鳩さん。これが私からあなたへ向ける鎮魂歌(レクイエム)です」
先生「全然魂が休まりそうにないな」
根暗女「その通りです。復讐者に休んでいる暇などは無いのですから」
先生「お前の話はしていないぞ」
根暗女「次の復讐は……ドルルルルルルルルルル……」
先生「ノリノリなのは構わんが人の話を聞けよ」
根暗女「>>49!」
根暗女「聞こえますか、鳩さん。これが私からあなたへ向ける鎮魂歌(レクイエム)です」
先生「全然魂が休まりそうにないな」
根暗女「その通りです。復讐者に休んでいる暇などは無いのですから」
先生「お前の話はしていないぞ」
根暗女「次の復讐は……ドルルルルルルルルルル……」
先生「ノリノリなのは構わんが人の話を聞けよ」
根暗女「>>49!」
49:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/06/15(水) 03:03:19.355 :oSfw9BC00.net
田中は2発エンジェル
53: ◆qQAUGZca0Q :2016/06/15(水) 03:06:27.023 :QZe7+PNiM.net
田中「えっ」
ガラガラガラ!
ザッザッザッ……
『田中!?』
『帰宅部のくせに坊主の田中だ!」
田中「ちょまっ……。マジ無理……バシーン! ぎゃああああああああああああっ!!!!!!!!!!!」
根暗女「2発!」
バシーン!
田中「ぎゃああああああああああああっ!!!!!!!!!!!」
『すげぇ……』
『流れるような連続攻撃だぜ……!』
田中「えっ」
ガラガラガラ!
ザッザッザッ……
『田中!?』
『帰宅部のくせに坊主の田中だ!」
田中「ちょまっ……。マジ無理……バシーン! ぎゃああああああああああああっ!!!!!!!!!!!」
根暗女「2発!」
バシーン!
田中「ぎゃああああああああああああっ!!!!!!!!!!!」
『すげぇ……』
『流れるような連続攻撃だぜ……!』
55: ◆qQAUGZca0Q :2016/06/15(水) 03:10:33.506 :GnB8DqxJM.net
田中「おっ……おおっ……」ビクッ……ビクッ……
先生「あれを2発くらって生きているとは……。
さすがスポーツ推薦で入学したのにすぐに部活をやめた男は違うな……」
根暗女「さて。これで我々の怒りは十分理解していただけたでしょうが」
先生「だからなんでお前は鳩側なんだよ」
根暗女「まだまだ罪を償うには不十分です。あなた方は100遍殺しても殺したりません」
先生「サラッと恐ろしいことを言うな」
根暗女「次は>>59」
田中「おっ……おおっ……」ビクッ……ビクッ……
先生「あれを2発くらって生きているとは……。
さすがスポーツ推薦で入学したのにすぐに部活をやめた男は違うな……」
根暗女「さて。これで我々の怒りは十分理解していただけたでしょうが」
先生「だからなんでお前は鳩側なんだよ」
根暗女「まだまだ罪を償うには不十分です。あなた方は100遍殺しても殺したりません」
先生「サラッと恐ろしいことを言うな」
根暗女「次は>>59」
59:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/06/15(水) 03:13:19.299 :LZMVqva70.net
私謹製の塩大福を食わせてやる
63:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/06/15(水) 03:17:28.694 :eC61dmfm0.net
この塩大福はまさか…
64: ◆qQAUGZca0Q :2016/06/15(水) 03:17:55.552 :OCKME4ONM.net
先生「塩大福……?」
根暗女「至急、例の物を」ピッ
先生「どこに連絡とったんだよ」
ガラガラガラ!
ザッザッザッ……
田中「ヒエッ……!」
先生「こいつら来ると怖いよな。うんうん分かる分かる」
根暗女「これが私謹製塩大福を。たぁんとおあがんなさい」グイグイ
先生「もがっ……」
先生「塩大福……?」
根暗女「至急、例の物を」ピッ
先生「どこに連絡とったんだよ」
ガラガラガラ!
ザッザッザッ……
田中「ヒエッ……!」
先生「こいつら来ると怖いよな。うんうん分かる分かる」
根暗女「これが私謹製塩大福を。たぁんとおあがんなさい」グイグイ
先生「もがっ……」
67: ◆qQAUGZca0Q :2016/06/15(水) 03:23:09.493 :R4pkSC39M.net
根暗女「どうです?」
先生「どう、って。普通の塩大福だが……」
根暗女「なるほど、分かりました。では、製造過程の方から見て行きましょう」
ピッ
ウイーン
『なっ……、天井からスクリーンが!』
ナレーション「この塩大福は、漫画家蛭子能収の汗を主原料とし……」
『ゲェーーー!? 蛭子能収の汗から抽出した塩を使っているだってーー!?」
『ヤダーー! キモーい!』
その映像が終わったとき、先生の呼吸は止まっていたという。
根暗女「どうです?」
先生「どう、って。普通の塩大福だが……」
根暗女「なるほど、分かりました。では、製造過程の方から見て行きましょう」
ピッ
ウイーン
『なっ……、天井からスクリーンが!』
ナレーション「この塩大福は、漫画家蛭子能収の汗を主原料とし……」
『ゲェーーー!? 蛭子能収の汗から抽出した塩を使っているだってーー!?」
『ヤダーー! キモーい!』
その映像が終わったとき、先生の呼吸は止まっていたという。
72: ◆qQAUGZca0Q :2016/06/15(水) 03:25:58.416 :R4pkSC39M.net
『し、死んでる!』 『人殺し!』
根暗女「黙りなさい!」
『!?』
根暗女「あなた方は死にゆく鳩の言葉に耳を傾けたことがありますか!?」
『……』
根暗女「鳩も生きているのです。彼らは死の直前、きっとこう思っていたことでしょう。『ポッポー、ポッポー』と」
『鳩語で言われても分かんねぇよ……』
『し、死んでる!』 『人殺し!』
根暗女「黙りなさい!」
『!?』
根暗女「あなた方は死にゆく鳩の言葉に耳を傾けたことがありますか!?」
『……』
根暗女「鳩も生きているのです。彼らは死の直前、きっとこう思っていたことでしょう。『ポッポー、ポッポー』と」
『鳩語で言われても分かんねぇよ……』
75: ◆qQAUGZca0Q :2016/06/15(水) 03:29:26.225 :R4pkSC39M.net
根暗女「私の行動は彼らの言葉を代弁するものです。あなた方に訪れる死は、彼らの悲願であり」
『ッ……!」
根暗女「そして絶対的なものです。どうあがいても免れるものではない」
『そ、そんな理由で死んでたまるかよ!』
『そうだそうだ!』
根暗女「まだ分かっていないようですね、あなた方は」
『……』
根暗女「皆殺しにして差し上げましょう。お次は>>79」
根暗女「私の行動は彼らの言葉を代弁するものです。あなた方に訪れる死は、彼らの悲願であり」
『ッ……!」
根暗女「そして絶対的なものです。どうあがいても免れるものではない」
『そ、そんな理由で死んでたまるかよ!』
『そうだそうだ!』
根暗女「まだ分かっていないようですね、あなた方は」
『……』
根暗女「皆殺しにして差し上げましょう。お次は>>79」
79:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/06/15(水) 03:35:16.352 :cIN4ipJMd.net
「突然だすが、見てもらいたいと思うモノがあるだす」っ桑マンの免許
「笑った山崎、田中はムチしばきだす」
「笑った山崎、田中はムチしばきだす」
80:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/06/15(水) 03:38:01.032 :oSfw9BC00.net
もうボカす気ないなお前らwwww
81: ◆qQAUGZca0Q :2016/06/15(水) 03:39:23.834 :XkpLh7MwM.net
根暗女「……」パチンッ
ガラガラガラ!
ザッザッザッ……
田中「ヒィィ……また俺……」
山崎「俺も!? なんで!」
根暗女「鳩の霊前で笑うなど言語道断。その無礼、自らの死でもって償え」
田中「く、来るな……」
山崎「ヒェッ……」
バチーン!!! ベチーン!!!
田中&山崎「アヒィィィィーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!」
根暗女「……」パチンッ
ガラガラガラ!
ザッザッザッ……
田中「ヒィィ……また俺……」
山崎「俺も!? なんで!」
根暗女「鳩の霊前で笑うなど言語道断。その無礼、自らの死でもって償え」
田中「く、来るな……」
山崎「ヒェッ……」
バチーン!!! ベチーン!!!
田中&山崎「アヒィィィィーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!」
84: ◆qQAUGZca0Q :2016/06/15(水) 03:47:07.098 :Zkas+c+WM.net
根暗女「さて。鳩の恨みは未だ晴れないが、そこに転がる3人の命で、
貴様らにも怒りの大きさのほどは理解できたことだろう」
『死んだのか……?』
『田中……。いいやつだったのに……』
根暗女「では、貴様らが自らの罪を忘れたころに、また来るとしよう……」バサッ……バサッ……
『飛んでる……!?」
根暗女「次に会うときは、貴様らの死ぬ時だ。それのことを努々お忘れなきよう……」バサッ……バサッ……
『どこへ行く気だあいつ……』
こうして、彼らを襲った受難は去った。
しかし、我々が鳩をないがしろにしたとき、彼女は再びその姿を現すだろう。
もしかすると、次に彼女が現れるのは、あなたの前かも知れない……。
終わり
根暗女「さて。鳩の恨みは未だ晴れないが、そこに転がる3人の命で、
貴様らにも怒りの大きさのほどは理解できたことだろう」
『死んだのか……?』
『田中……。いいやつだったのに……』
根暗女「では、貴様らが自らの罪を忘れたころに、また来るとしよう……」バサッ……バサッ……
『飛んでる……!?」
根暗女「次に会うときは、貴様らの死ぬ時だ。それのことを努々お忘れなきよう……」バサッ……バサッ……
『どこへ行く気だあいつ……』
こうして、彼らを襲った受難は去った。
しかし、我々が鳩をないがしろにしたとき、彼女は再びその姿を現すだろう。
もしかすると、次に彼女が現れるのは、あなたの前かも知れない……。
終わり
88:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/06/15(水) 03:53:44.260 :QORx3qOL0.net
面白かった乙
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