提督「しかしこの退役ん時に紹介してくれた町、

　　　深海どものせいで一回壊滅したんやろな。

　　　町ん中まるまるサラやで！！

　　　こらテンション上がるわ！！」

提督「確かワイの家は……、あぁこのアパートか。

　　　小奇麗なモンやな。実家とか基地とはエラい違いや」

提督「確か家具付きや言うてたし、腹減ったから何か飯買ってから行くか。

　　　お、あんなとこに弁当屋あるやんけ」

弁当屋娘「いらっしゃいませ～」

提督（うわ何やあのごっついおっぱい、間宮さんサイズはあるで！！

　　　こらもう常連決定やな！！　でも何か間宮さんっぽい雰囲気やね）

提督「せやなぁ、あぁ出し巻き弁当は無いか。

　　　しゃーない。から揚げ弁当くれ」

弁当屋娘「550円になります」

提督「おおきに。

　　　あ～飯言うたら間宮食堂の飯は絶品やったなぁ。

　　　高校ん時はひたすら食べさせられてたし、

　　　自衛隊ん時もまぁまぁやったけど。

　　　あの間宮食堂の味はホンマ最高やったで！！」

提督「んで周りに居るんは皆キャバクラにもおらんような美人さんばっかや！！

　　　メシウマってレベルちゃうで！！」

提督「せやけど艦隊運営に差し障るから、誰にも手出したらアカンってのがキツかった。

　　　皆ええ子やったけどな。

　　　あれは手出したらアカン連中や。ワイには分かる」

提督「例えばあの初対面でハグやらかした金剛とか……」

金剛「英国で生まれた帰国子女の金剛デース！！」

提督「おわっ！！」

金剛「素敵な提督で嬉しいデース」

提督「何で初対面で抱き着いとんねん自分！！

　　　暑苦しいやんけ、離れんかい！！」

金剛「バーニング、ラァァァブ！！」

提督「やかましいわ！！」


金剛「Hey、テートクぅ！！」

提督「お前仕事の邪魔や、重いんじゃ」

金剛「触ってもいいけどさ～、時間と場所を弁えなよ～」

提督「人ん頭乗ってきたんはお前やろ」

金剛「当ててんのよ」

提督「やかましいわ！！」



金剛「テートク～、飲んでますか～」

提督「なんでこっちにもたれかかってくんねん、邪魔や」

金剛「酔っちゃったデース」

提督「のわっ」

提督（アカン感触と体温がアカン……、お経で乗り切るんや！！）

提督（仏説魔訶般若波羅密多心経……）

金剛「触っても、いいデスよ」

提督（観自在菩薩行深般若波羅蜜多時照見五蘊皆空度一切苦厄……）

金剛「テートク？」

提督（舎利子色不異空空不異色色即是空空即是色受想行識亦復如是……）

金剛「自分の世界に籠ってやがりマース」

提督「あんな風にフレンドリーに抱き着いてきたりしたけどな、

　　　あれは手出したらアカン部類や。絶対独占欲の塊やで。

　　　ホンマ高校ん時に毎朝般若心経唱えてて良かったわ。

　　　あん時は辛気臭い思てたけどな、女難を乗り越える時はお経無いと無理やったわ」

提督「金剛言うたら姉妹の榛名もヤバかったな。

　　　霧島は普通やったし、比叡はこっちにライバル心向けてくれるから楽やったわ。

　　　でも榛名はアカン。アイツも絶対アカン」

榛名「はい、榛名は大丈夫です！！」

提督「せやけど無理はしたらアカンで。

　　　先任に聞いたけどな、帰ればまた来られるから、や。

　　　チャンスは少ないけど一回や無いからな。

　　　そこだけや思ってのめり込んだらアウトや」

榛名「提督は優しいのですね、榛名にまで気を使ってくれるなんて」

提督「何言うとんねん、ワイかて戦力減らしたくないだけや。

　　　分かったらさっさと入渠して来」

榛名「はい！」



榛名「すぅ……、すぅ……」

提督「もう我慢でけへん思て抜こう思ったら、

　　　何でワイのベッドで榛名が寝てるんや」

榛名「……、あぁすみません、提督の寝台で寝てしまっていたようです」

提督「さよか。さっさと自分とこで寝ぇや」

榛名「一緒に寝ても構いませんよ」

提督「アホ抜かせ、暑苦しいやろ今の季節。

　　　分かったらさっさと部屋帰り」

榛名「了解しました……」

提督（やっばこのベッド暖かすぎ。後匂いもアカン）

提督（ええい心頭滅却や！！　これに耐えなこの先絶対耐えられへん！！）

提督（うぉぉぉぉぉぉぉぉ素数を数えるんや、1、2、3、5、7……）

提督「あれ一見物分かり良ぅ見えるけどな。

　　　一回手出したらその後はどんどん外堀埋められてそのまま結婚まで一直線や。

　　　仮やないぞ、ガチやぞ。あいつはそういう奴や。

　　　榛名は仮でいいですとか言うときながら、

　　　後でガチガチに縛ってケッコンカッコガチまで流されるパターンやで。

　　　んで逃げたら刺される、いや撃たれるわ。35.6cm砲でカスも残らへんで」

提督「って思い出してたらあっという間に新居や。

　　　大家に鍵もろて、って大本営からキー貰ってるんやった。

　　　てか一階に窓もドアも見当たらんってどういうこっちゃ。

　　　まぁええわ。とりあえずワイの部屋の中確認したろ」

提督「おー提督やった時の執務室と比べても悪ないで。

　　　綺麗に整理されてるわ。流石大本営の紹介。

　　　作戦じゃ深海どもの生態から後手後手に回されとったけど、

　　　こういう手配は一級やな。資源かて規定までは途切れることなく

　　　送って来てくれたからな。大井篤大佐もびっくりやぞ」

提督「んじゃ唐弁貰おか。いただきます。

　　　…………、美味いやんけ！！

　　　間宮食堂並みの味、いやそれ以上かもや！！」

提督「このサクっとした衣と適度な醤油の香りと、たっぷりの肉汁！！

　　　かーっ幸先ええでホンマ！！

　　　毎日こんなん食えるんやったらホンマ天国や！！」

提督「またご飯も適度な硬さと甘さ、たまらんな！！

　　　キャベツもシャキシャキで甘いし、どこの一流料理店や！！」

提督「あのデカ乳の姉ちゃん居らんでも毎日通わな損やわあそこ。

　　　弁当屋最高や！！　自炊なんか要らんかったんや！！」

提督「あー食った食った、ごっそさん。腹満や。

　　　引っ越し言うたら片付けが付き物やけど、

　　　こっちは身一つで来たからなぁ。

　　　提督やってたらいつの間にか私服無くなっとったし。

　　　まぁしゃーないわな。街に出る時も制服着用必須やったし。

　　　着る機会無かったらどっか行っても当然やわ」

提督「そいや歯ブラシとか使っても使っても何かサラっぽかったけど、

　　　あれは何やったんやろなぁ。まぁ大人んなって使い方覚えたっちゅーことか」

提督「ほな必要なモン買いに行くか。腹ごなしにもなるしな」

隣人「あら～、こんにちは～」

提督（うわ何やこのごっつい美人）

提督「あ、こんにちは。ちゃうわ初めまして。

　　　隣に越してきた提督言います。よろしゅうお願いしますわ」

隣人「よろしくお願いしますね～」

提督「行ってもたか。隣の人あんな美人やなんて思わんかったな。

　　　でもあれや。何となく龍田思わせる雰囲気やったなアレ。

　　　てか迫力もよお似てたし、あんだけ美人やと迫力備わるんやろか」

提督「龍田言うたらあの迫力は甲子園の最後、ボロ負けしたピッチャーと

　　　同じくらいの凄みやったなぁ。あれに比べたら天龍のなんか

　　　リトルとか地方大会にようおった雑魚P程度やな。

　　　まぁアイツは他の皆を引っ張ってくモチベータータイプやから、

　　　それでええんやけど」

提督「まぁ迫力言う観点やったら赤城が一番やったな。

　　　何やあいつ、自然体やのにプレッシャー半端ないし。

　　　北斗の拳のラオウとケンシロウの話思い出したわ。

　　　ケンシロウは虎が絶対勝たれへん言うてゴロゴロ懐いてたアレや。

　　　まぁ広報が作ったアニメやとただの大食、いや暴食娘やったけど、

　　　生の赤城テレビに出したらちびるんも一杯出るやろし、

　　　あれはしゃーない判断やわな」

提督「ピッチャーで言うたらワイが今まで会うた連中とも比較ならんわ。

　　　龍田がまぁ打席を支配するピッチャーやったら、

　　　赤城は球場全体を支配するピッチャーや。

　　　プロとかメジャーとかやったらあんなピッチャーもおるんやろか」

提督「ただ赤城はたまーにやらかすからなぁ。

　　　基本有能やけど。あぁ何や阪神相手しとる時の槙原みたいなモンやな。

　　　バックスクリーン三連発とか敬遠サヨナラとかされるけど、

　　　基本ボッコボコに抑えてる、そんな感じや」

提督「それに対して加賀は鉄面皮のクセに闘志だけは他の誰にも負けてへんかったな。

　　　何やろ、速球で抑え込む二番手エースって感じやろな。

　　　んで瑞鶴はそれに対抗心見せてる裏ローテのエースの四番手や。

　　　負けん気強いからエース相手に金星上げるタイプのピッチャーやな」

提督「まぁ他の空母はあんまり印象残ってへんな。皆ええ子やったけど。

　　　雲龍だけは何かつかみどころ無かったな。ローテ谷間の軟投派て感じやろか。

　　　グラーフ？　葛城？　知らん子やな。

　　　んで逆に戦艦はピッチャーやのうてワイがグラウンドで見てたバッター思い出すな。

　　　長門も大和も武蔵も四番打者やけど、

　　　長門は三年の四番打者でフォアザチームの体現みたいな感じや。

　　　送りバントのサイン出ても嫌な顔一つせずにやるタイプや。

　　　大和は二年、武蔵は一年で四番張ってる打者やな。

　　　大和は少々経験がある、武蔵は実力はピカ一やけど経験はそんなない感じや。

　　　まぁどっちも高プライドで少々扱いに気ぃ遣う程度やな。

　　　大和は一年経験ある分丸く見えるけど、秘めたる闘志は一番言うやっちゃ」

提督「んで日向は改造前は不振の四番、改造後は恐怖の二番か六番やな。
　　　
　　　新しい立場でイキイキ活躍するタイプ、伊勢は何やらしても器用にやるタイプや」

提督「っともうスーパー着いたか。言うても飯は基本あの弁当屋やけど、

　　　休みの日とかのためだけに自炊するんもアレやし、冷食とレトルトで乗り切らなな」

提督「んじゃ当面の飯と、食器と後は生活用品だけでええか」

提督「しかし物価高いな。製品の輸入に振り分ける船無いから、

　　　今は国産品ばっかになっとる。そのせいで高いんやろな」

提督「ワイが生まれた後は海外製品も普通遣ったけど、

　　　その前の世代やと国産品が普通や言うてたし、昔に回帰したって感じやな」

提督「100円ショップとかもう全部無くなってもーたらしいな。輸入品減ったし。

　　　資源とか日本で作ってないのは何とか輸入しとるみたいやけど。

　　　しかし深海の侵略がかえって国産品の復活に繋がるとか思わんかったなぁ。

　　　まぁ深海のせいで中国の沿岸部とか壊滅したししゃーないか」

提督「よっしゃ当面必要なモンは揃ったか。しかし重いなぁ。

　　　家から結構遠いし、帰りに自転車買っていくか。

　　　生ものは無いし腐る心配無いからな」

子供たち「わー！！　きゃー！！」

提督「お、じゃり共が遊んどるわ。

　　　基地時代も駆逐艦がじゃりみたいなモンやったし、そこそこ騒がしかったけど、

　　　やっぱ娑婆でこうじゃり共が遊んでると平和なった思うなぁ。

　　　あの白いワンピース着た子なんか雪風みたいにパンツ見えそうやし」

子供Ａ「天ちゃんおっそーい！！」

子供Ｂ「何よ！！　負けないわよ！！」

提督「かけっこかぁ、島風が好きやったなぁ」

提督「んーこう子供がワイワイやってるんも好きやし。

　　　さっきの空母とか戦艦の話思い出してたら学校の野球の指導者とかもええかもな。

　　　大学行って教職取って指導者の資格取ったらええんやろか。

　　　まぁしばらく暮らすんと学費分の貯金はあるし、バイトしたらいけるかな？」

提督「お、自転車屋着いたわ。まぁ金あるしちょっと高いのでもええかな？」

提督「すんまへーん。自転車見に来たんやけどー」

自転車屋娘「はーい！！」

提督（緑髪かぁ……、色からしてメロンっぽいな。

　　　でもおっぱいはメロンやのうてマクワウリサイズやな）

っと>>12はミス。


提督「とりあえず買い物用に大きいかご付いてて、

　　　んーせやね、後は何かおすすめのんある？」

自転車屋娘「そうですねー。カゴ付きでしたら、

　　　　　　これなんていかがですか？　LED前照灯が自動で点きますし、

　　　　　　後は後ろも自動で赤と青の点滅LEDが点きます。

　　　　　　もちろん前も後ろも電池とか不要です。

　　　　　　後は変速も多めですし、グリップも厚くて疲れにくいですね」

提督「ええ感じやな、それにするわ。それにしても自転車ちょっと進化したなぁ。

　　　海軍行く前はこんなんなかったで」

自転車屋娘「あーこれウチのオリジナルなんですよー。

　　　　　　ベースは普通の自転車ですけど、ライトはウチで作ってますね」

提督「へぇすごいなぁ。んでこれ幾ら？」

自転車屋娘「22000円になります」

提督「じゃこれで」

自転車屋娘「まいどありー」

バイク弄り娘「ありがとうございまーす」

提督（奥にピンク髪のツナギ着た姉ちゃんおったわ。

　　　こっちのバストは豊満やね。しかし緑にピンクとかエラいファンキーやな）

提督「ありがとうな」

提督「んーやっぱり自転車載せると重い荷物も楽々やなぁ。

　　　お、何かええ感じの小料理屋あるやん。

　　　まだ準備中っぽいけど。髪をアップにした鳳翔さんみたいな女の子が準備しとる」

提督「鳳翔さんか……、あれも手出したら即アウトな人やったなぁ。

　　　タイプとしては榛名と似とる。ただ榛名やったらまだ乱打戦に持ち込んで

　　　ワンチャン逃げれたかもしれんけど、鳳翔さんは無理やな。

　　　スミ1で先制したら後はガッチリ抑えてくるタイプや」

提督「まぁ今は提督やってる訳やないし、嫁にするんやったらそんな感じの子がええな。

　　　でも鳳翔さんはちょっと胸足りひんけど」

提督「でも居酒屋鳳翔はええ雰囲気やったなぁ。

　　　常連の軽空母連中は鉄の肝臓やったけど。

　　　あいつらと同じペースで飲んでたら間違いなく肝臓ぶっ壊してたわ。

　　　後ポーラ、あいつはちょっと度が過ぎる飲み過ぎやったな。

　　　あんな状態でよう仕事できてたモンやな。割と有能やったけど」

提督「ポーラが執務室でいきなり脱ぎだした時は流石に焦ったわ。

　　　しかしあいつのバストも大概すごかったなぁ」

提督「せやけどまぁあれで鎮守府一やないってのがな。もうびっくりやわ。

　　　グラビアアイドルでもそうそうおらんスタイルやったのに。

　　　乳はやっぱり間宮さんが一番に来て、その後ちとちよ、愛宕、武蔵……、

　　　て感じやったかなぁ。まぁ平たい胸族も駆逐艦を初め多かったけど」

提督「駆逐言うたら最近の小中学生は発育良すぎるって聞いたけど、

　　　駆逐連中の一部見たら納得やな。浜風とか潮は何カップあるんやアレ」

提督「まぁ内規で駆逐に手ぇ出したら重営倉やったから、

　　　他の鎮守府でも滅多に手出した奴おらんかったやろけど。

　　　まぁ金剛に色気足した如月とか、アジサイ見て怖いこと言うとった萩風とか。

　　　今となっては何か懐かしいわ」

提督「まぁそんなんとか、島風天津風みたいな痴女スタイルの子かて、

　　　ワイの般若心経でいつも平常心で過ごせたわ。

　　　ホンマ重営倉だけは勘弁やからな」

提督「痴女言うたら潜水艦もか。

　　　何で海潜るのにウェットスーツやなくてスクール水着やねん。

　　　提督指定とかほざいてたけどワイあんなん使え言うた覚えないで。

　　　どうせ大本営に変態でもおってそういう風にしたんやろなぁ」

提督「まぁでも、霞だけはホンマありがたかったなぁ。

　　　ワイみたいな誰も見てへんかったら手ぇ抜くようなアホには本当助かる存在や。

　　　アイツおらんかったら戦果上げるんもシンドかったやろなぁ。

　　　まぁアイツ当たりキッツいから避ける提督も多かったやろけど、

　　　ワイからしたら野球部やら自衛隊でよう見かけた鬼軍曹やし」

提督「ワイの艦隊の皆は海軍に残らずに解体されて人間なった言う話やけど、

　　　今でも元気にしとるんやろか」

提督「まぁしんみりしてもしゃーないな。家着いたわ。

　　　スーパーで粗品も買ったし、あの龍田みたいな姉ちゃんに改めて挨拶やな。

　　　ワイん部屋は二階の角部屋で、一階は大家が独り占めしてるっぽいんやけど、

　　　ドア見当たれへんからもう放置やな。

　　　龍田みたいな姉ちゃんは……、ピンポン推しても反応無いから留守やな。

　　　まぁ明日渡しとくか」

提督「んじゃそろそろ野球やってるやろしビール飲みながら観戦やな。

　　　……、って今日月曜やんけ！　試合無いがな！！

　　　ホンマ基地におった頃は本土から何日か遅れやったから、

　　　いつ試合やってるかすっかり忘れてたわぁ」

提督「んー何かビール回るんやたら早いな今日。

　　　提督の仕事から解放されて気ぃ抜けたんやろか。

　　　まぁ仕事もないしこのまま寝たろ」

長髪の女性「テートク、起きてくだサーイ」

提督「ん……、ってお前誰や！！

　　　いつの間に部屋入ってきたんや！！

　　　泥棒か！！　いてこました……、って手足縛られとるがな！！」

長髪の女性「テートクがランペイジしないようにデース。

　　　　　　ゆっくり話してあげるから落ち着いて聞くデース

　　　　　　後、ここはテートクのアパートの一階デース

　　　　　　なので厳密にはテートクのルームではありませーん」

提督「ふざけんなや！！　金剛みたいな変なしゃべり方しよってからに！！

　　　はよ縛ってんのほどかんかい！！」

長髪の女性「金剛みたいな、じゃなくて金剛そのものデース。

　　　　　　テートク、一週間ぶりですが会いたかったデース」

提督「こん……、ごう……？　なんでや！　お前解体されて人間なってから、

　　　神戸の会社で働く言うてたんちゃうんか！！」

金剛「それは表向きの話デース。

　　　解体された皆は、この町に居マース。テートクも見たでしょ？

　　　この町の住人は、皆テートクの元艦娘デース！！」

提督「何やと！？」

金剛「テートクは皆が迫っても全く振り向かなかったデース。

　　　なので皆で壊滅した後建て直された町に移ったのデース。

　　　テートクは後からここに来たってことネ」

提督「しゃーないやろ！！　一人に手出したら贔屓起こって艦隊ぶっ壊れるし！！」

金剛「じゃあ皆に手出せば一緒デース。でもテートクはそうしませんデシタ。

　　　なのでこれからは、テートクを皆でラヴすることにしマース」

提督「はぁ！？」

金剛「カムヒア！！」

榛名「提督とご一緒できるなんて、榛名は幸せです」

弁当屋娘改め間宮「お弁当、おいしかったですよね。

　　　　　　　　　基地に居た頃は皆に合わせてましたけど、

　　　　　　　　　提督にお出ししたお弁当は、提督の味覚に合わせて作りましたし」

隣人改め龍田「これからもよろしくね～」

自転車屋娘改め夕張「私の胸見て失礼なこと考えてたでしょ？」

バイク弄り娘「明石のバストは豊満ですよ、いかがです？」

子供Ａ改め島風「提督早く孕ませて下さいね」

子供Ｂ改め天津風「あなたのためなら、一杯頑張るから」

雪風「雪風は頑張ります！！」

鳳翔「どうです？　髪を上げてみたんですが、似合いますか？」

霞「霞よ、ガンガン孕むからね」

その他大勢元艦娘「提督、一杯愛し合いましょうね」

金剛「あ、テートク、このことは大本営どころか日本政府、

　　　そして世界の各国も了承済みデース！！

　　　一杯産んで人口の回復にコントリビュートせよと言われマシタ。

　　　なので安心して私たちとメイクラヴしマショーーー！！」

提督「な、何でや！！　ワ、ワイに近づくなやーーーーーーー！！！！！！！！！！！」

ラノベ編集「先生の新作は……、ほう、実は艦娘と深海棲艦と実は同一の存在で、

　　　　　　宇宙の彼方で、パイオニア探査機に描かれていた人間の男に一目惚れして、

　　　　　　地球までやってきた女だけの地球外生命体という設定の、

　　　　　　艦娘と提督の壮大なラブストーリーですか」

ラノベ作家「そうなんですよー。深海棲艦と艦娘が実は同一の存在だってことは、

　　　　　　オカルトな話ですとよく聞きますし、それならばいっそ、

　　　　　　宇宙からやってきて地球人と恋愛しようっていう設定にして、

　　　　　　皆さんに人気の艦娘とのハーレムを読んでもらおうかと思いまして」

ラノベ編集「しかしいいですねぇ、敢えて地球外生命体が、

　　　　　　沈んだ艦の艦魂を読み取って艦娘そして深海棲艦の両方に転生して、

　　　　　　敢えて分かれて戦うことで、人間との結びつきを強固にして、

　　　　　　地球に人間と一緒に反映する、という話は吹っ飛んでますけど、

　　　　　　人口減にあえぐ現状ですと、受け入れやすそうな設定です」

ラノベ作家「ハーレムものは最近できた複数婚約許可法案で、

　　　　　　ぐっと身近になりましたしね、これはチャンスだと思ったんです」

ラノベ編集「さすが先生です、時事も敏感に読み取ってくるとは！！」

ラノベ作家「時事ついでに人口減に対処したい政府の思惑も絡ませて、

　　　　　　通常兵器が効かないことにして、深海棲艦と艦娘のプロレスにする。

　　　　　　そして戦争が終わった暁には、提督と元艦娘を結婚させて

　　　　　　子供を沢山産ませる、また深海棲艦もひそかに人間に転生して、

　　　　　　地球の人口はどんどん回復してめでたしめでたしって

　　　　　　エンディングを考えてますね」

ラノベ編集「しかしいいんですか？　艦娘側からの反発もありそうじゃ……？」

ラノベ作家「大丈夫じゃないですか？　元艦娘の社員の人に見てもらいましたけど、

　　　　　　大好評でしたし、よくできたフィクションですねって反応ばかりでした」

ラノベ編集「艦娘さんは優しいですね。よし、この企画で行きますか」

ラノベ作家「もちろんアニメ化等のメディアミックスにも期待してますよ！！」

ラノベ編集「僕の剛腕っぷりを見せてあげますよ先生！！」


この作家の書いた本は艦娘側に非常によく受け、大ヒットとなった。

艦娘の反応は概ね「よくできたお話ですね」と意味深にほほ笑むのが大半、

時々、特に子供の艦娘には「どこでこの話聞いてきたんですか？」

と真顔で聞かれることもあったという。



どっとはらい

んーくぅ疲！！

提督の声が西川のりおなのは彡(ﾟ)(ﾟ)を最初提督として考えていましたが、
コイツがモテるのはアカンってことで急きょただの提督になりました。
個人的に彡(ﾟ)(ﾟ)はじゃりん子チエのテツみたいなダミ声だと思っています。
まぁ某所で小枝師匠声の彡(ﾟ)(ﾟ)なんてのが居たので対抗といいますか、何かそんな感じです。

ではhtml化出してきます。

ワイの過去作やで。

【艦これ】ギンバイの多い鎮守府
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1467751497/

提督「初月ママーーーーーーーーーー！！」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1467827141/

卯月「いたずらがばれたぴょん！！」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1467911851/

【艦これ】金剛「アイオワが来てからテートクがそわそわしてマース」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1467965330/