穂乃果「いやいや…えっ」

海未「はい、穂乃果にはやはり知っておいてもらおうと…///」

穂乃果「えっ、ちょっとまって、え？」

海未「はい」

穂乃果「なんかそんな話とか無かったじゃん」

海未「そんな話とは？」

穂乃果「いや、もうじき結婚するかもみたいな」

海未「そ、そうでしょうか…この話がそれにあたるのでは」

穂乃果「あ、あとさ、ことりちゃん海外にいるじゃん」

海未「えぇ」

穂乃果「えっ、なんで？　いつの間に？」

海未「いつの間に…というと難しいですが…気付いた時には……///」

穂乃果「え？だって海外だよ？デートとかできなかったよね？」

海未「はぁまぁ…ことりも度々戻ってきていましたし、私もよく向こうに足を運んで…」

穂乃果「え？知らないけど」

海未「…あ、そ、それはやはり、その…恋人として会うためというか…///」

穂乃果「え？え？なんで？いつからそんなの始まってたの？」

海未「そうですね…ことりとは小さいころから一緒でしたが……意識し始めたのは……」

海未「…高校生ぐらいのときでしょうか」

穂乃果「」

穂乃果「…じゃあ何、μ'sやってた頃から付き合ってたの？」

海未「…そうですね、その最中…ですね」

穂乃果「へー…」

海未「はい…あの時気付いたといいますか……///」

穂乃果「ルール違反じゃない？」

海未「……はい？」

穂乃果「だってさ、あの時はみんな頑張ってたじゃん、学校が廃校になるって言って」

海未「はぁ…」

穂乃果「それなのに二人は隠れてイチャイチャしてたんでしょ？」

海未「……まぁ」

穂乃果「ずるいよね？」

海未「……」

穂乃果「だからさ、ことりちゃんはフライングしてるんだよ」

海未「はぁ」

穂乃果「そういうアドバンテージをなくして、競争するべきだと思う」

海未「競争…？」

穂乃果「うん」


穂乃果「とりあえず穂乃果と付き合おうよ」

海未「……話が見えません」

穂乃果「え、だからさ、ことりちゃんと、えーっと…かれこれ8年付き合ってるんだよね」

海未「はい」

穂乃果「だから、穂乃果とも8年付き合おうよ」

海未「はい？」

穂乃果「その上でさ、ことりちゃんと穂乃果のどっちがいいか決めてよ」

おしまい