ダイヤ(はぁ…もしも鞠莉さんがルビィよりも小さかったらどうなんでしょう)

ダイヤ(お姉ちゃん、とか呼ばれてみたり…)

ダイヤ(…///って、何1人で考えているのですかわたくしは！)

ダイヤ(というかこのソファに座ってると何だか眠くなりますわね…さすが理事長室…)

～

まり｢起きて！｣

ダイヤ｢はっ！ね、寝てましたの…｣

まり｢ねえ、ダイヤ｣

まり｢あの棚の上のファイルをtake meして☆｣

ダイヤ｢え、鞠莉さんあなたその姿…｣

まり｢届かないよ～｣ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

ダイヤ(小さい…)

ダイヤ(どういうこと？？？…これじゃ、ルビィより小さいじゃない)

ダイヤ(まさかわたくしの願望が叶った？)

ダイヤ(何が起こったかわからないけれど、これはチャンスですわ！)

ダイヤ｢しょうがないですわね｣ﾋｮｲｯ

まり｢あ、ちょっと何するの｣

ダイヤ｢抱っこしててあげるから、自分で取りなさい｣

まり｢むぅ…子供扱いしちゃ、angryだよ？｣

ダイヤ(な、何ですの、今の…///)

ダイヤ｢ふふっ、わたくしの肩までしかないくせによく言いますわね｣

まり｢うるっさい！｣

まり｢こっちは私の方がbigなんだから！｣

ダイヤ(…どうしてここだけは小さくなってないのかしら…)

ダイヤ(でも今なら好きにできる？)

ダイヤ｢確かに負けてるのは悔しいですわね…｣

ダイヤ｢だから…｣

まり｢あっ…///ちょっと、触らないで！｣

ダイヤ｢わたくしに抱っこされてることを考えて話したらどうですの？｣

まり｢降ろしてよー！｣ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

ダイヤ｢ファイルは取れましたの？｣

まり｢うん｣

ダイヤ｢そう…｣

まり｢え、何してるの？！揺らさないでよ！｣

ダイヤ｢大丈夫、落としたりしませんわ｣

まり｢や、こ、怖いよ｣

ダイヤ｢いつもヘリコプター乗り回してるんだから、これくらい気にならないでしょう？｣

まり｢no！降ろして！｣ﾎﾟｶﾎﾟｶ

ダイヤ｢い、いた…くない｣

ダイヤ｢はい｣

まり｢は、ハァ｣

まり｢ダイヤのばか！｣

まり｢怖かったんだからね！｣

ダイヤ｢ごめんなさいね｣ﾖｼﾖｼ

まり｢ちょっと勝手に撫でちゃダメ！don't touch me!｣

ダイヤ｢高校生で理事長の時点でおかしいのに、見た目なんて中学生以下…｣

ダイヤ｢考えられませんわ｣

まり｢これ以上言ったら理事長権限でleave schoolさせるよ？｣

ダイヤ｢それは怖いですわね｣

ダイヤ｢でも足が床に着いてないからそのかっこ良い椅子に座ってても台無しですわ｣

まり｢もうー！うるさいなぁ｣ﾀｯﾀｯﾀｯ

まり｢じゃあかっこ悪い椅子に座る！｣ﾎﾟｽｯ

ダイヤ｢あら？わたくしの膝はかっこ悪い椅子ですの？｣

まり｢椅子はdon't speak！｣

まり｢黙ってまりーに座られてればいいの！｣

ダイヤ｢困った理事長さんですこと、それじゃ、黙ってますわ｣ｷﾞｭｯ

まり｢何してるの？ダイヤ！｣

まり｢離してよ～｣

ダイヤ｢…｣ｷﾞｭｰｯ

まり｢し、喋ってもいいからさ、離して～｣ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

ダイヤ｢じゃあわたくしのお願いを聞いてもらいますわよ｣

まり｢なに？｣

ダイヤ｢お姉ちゃんって呼びなさい｣

まり｢ホワァァッツ？！｣

まり｢どうしてマリーがダイヤのことを…｣

ダイヤ｢わかりましたわ｣ｷﾞｭｰｯ

まり｢あーstop！stop！だ、だいやお姉ちゃん…///｣

ダイヤ｢聞こえませんわ｣ｷﾞｭｰｯ

まり｢ダイヤお姉ちゃん！…///｣

ダイヤ｢はぁん！｣ｷﾞｭｰｯ

まり｢な、何変な声出してるの｣

ダイヤ｢鞠莉さんが可愛いすぎるからですわ｣

まり｢…///｣

…

まり｢ねえ、ダイヤ｣

まり｢I'm sleepy.｣

ダイヤ｢あら、子供ははしゃいだらすぐ眠くなりますのね｣

まり｢子供って言っちゃダメ！｣

ダイヤ(おかしい…さっきよりさらに小さくなってる？)

まり｢い、一緒に寝よ？ダイヤお姉ちゃん?｣

ダイヤ｢…｣

まり｢だ、だいやー？｣

ダイヤ｢あなたわたくしを[ﾋﾟｰｰｰ]気ですの？！｣

まり｢What?｣

ダイヤ｢だ、ダメですわ！変な気を起こす前に寝ましょう！｣

まり｢う、うん？｣

～

鞠莉｢ダイヤ！｣

ダイヤ｢あれ？わたくし、今まで…｣

鞠莉｢とろけた顔して、寝てたよ？｣

ダイヤ｢はっ！？ま、鞠莉さん？！大きくなってる…｣

鞠莉｢大きく？big？｣

鞠莉｢ダイヤは小さいもんね☆｣

ダイヤ(えぇ…さっきのはまさかの夢…///)

ダイヤ(うぅ…///恥ずかしいですわ…///なんて夢見てるのかしら…しかも寝顔見られましたのね)

鞠莉｢寝顔はしっかり収めたよ♪｣

ダイヤ｢ちょ、消しなさい！｣

鞠莉｢それに、寝言で私の名前いっぱい言ってたよ？｣

ダイヤ｢う、嘘でしょう？！｣

鞠莉｢どうかな｣

鞠莉｢ダイヤお姉ちゃん?｣



終わり