夫「グリンピースのおかげで飯が食えてるのになんだその言い草は！！」

嫁「グリンピースじゃなければもっといいもの食べられるわよ！！」

夫「他に作り方知らないんだから仕方ないだろ！」

嫁「学んでよ！GoogleとかYahoo知恵袋とかで！！」

夫「そ、そもそもグリンピース農家は先祖代々伝わる家業だ！そうおいそれと変えられん！」

嫁「あなたのお父さんが育てやすそうって思い付きで始めただけじゃないの！いつでも変えられるわよ！」

夫「農家ナメるな！土作りから変わってくるんだぞ！」

嫁「じゃ、じゃあ、せめて>>4さんが言ってたみたいにえんどう豆になるまで待ってよ！そしたら居酒屋さんとかにも人気じゃない！」

夫「待てないんだよ！実が出来たら獲りたくなっちゃうんだよ仕方ないだろ！」

嫁「そんなだからセッ〇スレスになるのよこの早漏！！」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

夫「あっ足は反則 …」ﾑｸﾑｸ

嫁「とにかくもう嫌なの！皆が嫌がる顔を見るのは！」

夫「ふぅ…まぁ落ち着け。じゃあなんでそんなにグリンピースが嫌われてるのか聞こうじゃないか」

嫁「食感よ、あのダンゴムシを食べてるようなプチプチ感が気色悪いの！」

夫「やめろぉ！そういうのを風評被害って言うんだぞ！？というかダンゴムシなんて食べたことないだろ！」

嫁「あるわよ！！」

夫「えっ」

夫「えっ…あるの？…まじであるの？」

嫁「無かったらこんな例えしないわよ。そのままだとまさにグリンピースね。素揚げにするとまぁまぁ美味しいわ」

夫「いやあぁぁぁぁぁ俺ダンゴムシ食べた口とディープキスしてたの！？」

嫁「中学で虐められてた時だけよ！今は食べてないわ！」

夫「あっ…なんかごめん…」

嫁「いいのよ…今は幸せだから…」

夫「嫁…」

夫「ってか、幸せなら今のままでも…」

嫁「グリンピースは別よ！近所の子供にいつもなんて言われてるか知ってる！？『あっグリン乳首さんチィーッスww』とか『股間に収穫し忘れてる豆ありますよ、獲りましょうか！？』って！」

夫「こ、言葉攻めだと…今度試してみるか…」

嫁「私はSなのよ！！！」ｸﾞｼｬｯ

夫「おおわたっ」ﾋﾞｸｯﾋﾞｸｯ

夫「し、しかしいくら嫌われてるからって需要が無いわけでは無いぞ？ほら、ミックスベジタブルとか…」

嫁「あんな子供が嫌いな物寄せ集めた汚物外食チェーンの飾りでしかないじゃないの！」

夫「おい！人参はまだ分かるがコーンは好きなやつ多いだろ！」

嫁「なんで甘いコーンがおかずになるのよ！コーンが好きならおやつとして焼きもろこし食べるわよ！」

夫「くっ…こいつさらっと大学芋にまで喧嘩を…」

夫「分かったよ…そんなに言うなら変わってやるよ…パセリ農家になぁ！！」

嫁「なんでその嫌われもののベクトルカラ外れないのよ！」

夫「さっきからパセリパセリって声が聞こえたんだよ！」

嫁「じゃあせめてお刺身のたんぽぽ作ってよ！華やかじゃない！」

夫「食用菊って言えぇ！」

嫁「何よ！同じ飾りならたんぽぽの方が見栄えいいじゃない！」

夫「パセリは実は胃にやさしいんだぞ！それに食用菊なんて作ってみろ。ご近所さんに『あそこの夫婦あんなの作って…女体盛りにでも使うのかしら…』なんて言われかねないぞ！？」

嫁「たんぽぽ農家さんに謝って！」

夫「とにかく家はグリンピース一筋だ！その考えは変えん！！」

嫁「お願いよ…せめて違う野菜も育てて…もう夜の稼ぎだけじゃ足りないの…」

夫「…ならもっと仕事を増やすかいい金払いの親父でも見つかればいいだけの話だ」

嫁「！？そんな…もうこれ以上は無理よ！今だって一晩に3人も相手してるのに…」

夫「だからもっと効率のいいやり方があるんじゃないのかって話だ。例えば…本番有りとか」

嫁「あなたはそれでいいの！？これ以上他の男に抱かれるなんて…」

夫「俺は…グリンピースだけを育てたいんだ…例え効率が悪くても、嫌いなやつが多くても…」

嫁「その為に嫁をないがしろにするの！？」

夫「…そうだ…」

嫁「…！！ふざけないでっ！！」壁ﾄﾞﾝｯｼｺｼｺ

夫「おっふいつの間にそんなテクを…」

嫁「…いいわ…あなたが私の気持ちをないがしろにするなら私だって…」

夫「ちょっちょっと待て！今日はまだ仕事があるはずだ！いいのかここで体力を使っても！」

嫁「私の仕事…？笑わせないで。私の仕事なんてもう皿洗いと録画した番組を見るだけ…」

夫「か、体を休めるのもお前の仕事だろ…」

嫁「だからってなんであなたばっかり…もうあなたの…あなたのケツ穴はボロボロじゃない！！」

夫「！！！」

夫「お…お前…」

嫁「分かってるのよ…あなたはグリンピースを毎日たべてるだけあってお通じはいいわ…でも…それならなんでいつもトイレで辛そうな声を出してるの！？」

夫「そ…それは痔で…」

嫁「嘘よ！この前69した時に確認したけど痔なんて無かったわ！変わりに直腸が赤く荒れてた！！」

夫「そ…それは冷蔵庫にあったキュウリで前立腺オナニーに挑戦して…皮のトゲトゲを取らなかったから…」

嫁「それはお向かいの>>1さんの失敗談でしょ！？それならあなたにゴーヤで責められてる私はどうなるのよ！！」

夫「男と女の肌は違うんだよ！」

嫁「女の方が！！肌は！！！弱いの！！！！！」

嫁「とにかくこれ以上あなたの体を汚されるのは耐えられません。グリンピース農家を辞めないなら私も働きますから」

夫「な！何を！早まるな！！お前の体は私しか知らん！それを他の男に抱かれるなんて…私のテクの無さが露呈してしまう！」

嫁「ご安心を。体は売りません。普通のスーパーの仕事です。」

夫「スーパー…いったいどこの…？ジャスコか？いなげやか？」

嫁「……平和堂です。」

夫「平和堂…！？あのイトーヨーカ堂のパクリの！？」

嫁「そうです。あの平和堂です。」

夫「た、頼む！あそこだけはやめてくれ！あそこは時給は安い、休日出勤は当たり前、季節の行事のお寿司やケーキを無理矢理『自腹』で買わせる所だぞ！？」

嫁「…承知しています…」

夫「なら何故！！」

嫁「あなたが他の男に抱かれてからというもの…私達が愛し合う機会が減りました…私はその間ぷっちょのケースで慰めていたというのに…」

夫「…すまない。」

嫁「あなたが私の為に肛門を削っていることは感謝しています！でも同時に考えてしまうんです…私は温水洋一よりも魅力が無いのか。阿部サダヲの方がいいのか…と」

夫「そんなことは無い！お前のおっぱいはそれはもうまるでたらみのゼリーのようにプルっプルで！あそこの閉まりはまるで蓮根に挿入しているようだ！！」

嫁「あなた…」ｷｭﾝｯ

夫「だから私だって毎日抱きたい…だがお前は堪えられるか？中尾彬のようなおっさんのキスマークだらけの私の体を」

嫁「あー…」

夫「そこは耐えられるって言えよ！！」

嫁「いや…やっぱり想像しちゃうじゃないですか。『あー、ここにわざわざ付けちゃうかー』って」

夫「だからわざわざキスマークが消えた頃を見計らってお前と…」

嫁「あなた…」ｷｭﾝｷｭﾝｯ

夫「嫁…」ﾑｸﾑｸｯ

嫁「じゃあ尚更私が働かないとですね。このままではいつまでも子宝に恵まれませんし」

夫「うーん…でもなぁ…」

嫁「なんですか？もしかして私との子供は作りたくないんですか？それとももう他の男と…」

夫「出来ねーよ！！ミセスダウトじゃないんだからさぁ！！」

嫁「…ミセスダウト？」

夫「あれ？知らないの？…世代だなぁ…」

嫁「じゃあ何が引っかかるんです？」

夫「………いられなくなるし……」

嫁「え？なんだって？」

夫「お前と！二人でいられなくなるし！！」

嫁「！あなたぁ！！」ｲﾁｬｲﾁｬ

夫「嫁ぇ！！」ｲﾁｬｲﾁｬ

夫「今日はこのままベッドに行こう。なっ！？」

嫁「えっ？でもまだお風呂に…夏だから汗臭いし…」

夫「確かに暑いけど…だがそれがいい！！」ﾊｧﾊｧ

嫁「もうっ！明日はちゃんと話し合いましょうね！絶対ですよ！？」

夫「おう！さぁさぁ早く脱いで！！早く！！」

嫁「分かりましたよ！」ｽﾙｽﾙ

夫「おおぅ…やっぱり堪らん…」

嫁「もう…いつもそうやって…あなたも早く脱いで下さいねっ」

夫「よっしゃ！今日は4回戦まで行くからな！！」ｽｯﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

嫁「……あっ…」

夫「ん？何？？」

嫁「何で…そんな変なところにキスマーク…」

夫「へっ？…あっ…昨日蛭子さんの相手した時に…」


嫁「………お休みなさい。明日はしっかり話し合いましょうね。」

夫「えっ！ちょっマテヨ！！俺のズッキーニどうすんの！？」

嫁「…そのうち獅子唐に戻りますよ。」



終わり。

正直グリンピースに詳しい人が現れた時は焦ったけどうまく乗っからせてもらいました。
というか平和堂って滋賀県だけなんか…もろバレとるやんけ…
思い付きで始めたけど最後まで見て下さってありがとうございました。