ｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘ ｶﾁｬﾝ

青葉「うーー、まだ眠い」

僕「ずごごぴよよすよー」

青葉「ハヤシさんはいつまでも寝られていいですね」

僕「すよすよすよーぴぴっ」

青葉「さて、会社行かないと」ﾊﾞﾀﾝ ｶﾞﾁｬ

僕「……」むくっ

僕「さて、今日の株価と世界情勢はと……」新聞ﾊﾟﾗｯ

青葉「今日は定時に帰れたからまっすぐ帰宅してハヤシさんを驚かせちゃいます」

青葉「ただいまー！」ｶﾞﾁｬ

僕「うゆ！！？」ｽｺｽｺｽｺ ﾋﾟｭﾋﾟｭ

青葉「あ……」

僕(；´_ゝ`)

青葉「タウンワークを広げてカモフラの準備をしながら私の仕事用のPCでエロサイト巡りですか」

僕(；´_ゝ`)

青葉「今日はもういいですよね、自分でしたんだし」

僕((；´_ゝ`))ﾌﾙﾌﾙﾌﾙ

青葉「今日は外で食べてきますのでハヤシさんもご自分でなんとかしてくださいね」ﾊﾞﾀﾝ

ゆん「なんやその話めっちゃおもろいやん」

はじめ「青葉ちゃんの彼氏さんに会わせてよ」

青葉「だめですよー！そんなの恥ずかしすぎですから！」

ゆん「自分の彼氏くらい信じたりーや」

はじめ「じゃあ今晩一緒に飲もうね」

～～～～～

僕「いつも青葉がお世話になっております、交際をさせていただいてますハヤシと申します」ﾍﾟｺｯ

青葉「え」

ゆん「なんか聞いてたんとちゃうけど」

はじめ「えと……ヒモなんですよね？なんでスーツを？」

僕「普段着です」ﾆｶｯ

青葉(家ではパンツも履かないくせに……)

青葉「ふー、なんとかしのげましたね」

僕「ひいいいん、ちゅかれたよおおお……」スーツぬぎぬぎ

青葉「頑張ってくださってありがとうございます」

僕「なでなでしちぇぇぇ」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

青葉「はいはい」なでなで

僕「みゅう～……」ｽﾔｽﾔ

青葉「ふふっ」

青葉「うーん今月も苦しいなあ」

青葉(家賃7万円、食費5万円、光熱費6万円……)

青葉「光熱費6万円！！？」

青葉「ハヤシさん！？」

僕「みゅ？」

青葉「一人の時はクーラー我慢してくださいよお！昼間なんですし！」

僕「せ、節約のためにつけたり消したりしてるぽよよ……？」

青葉「つけたり消したりが一番電気代食うんですよ！」

青葉「この前も水道出しっぱなしにしてたり窓開けたままクーラーつけたり勘弁してください！！」

僕「」ｼｭﾝ

青葉「あ、言い過ぎた……」

青葉「あれからもう一ヶ月帰ってきてません」

青葉「裸のまま出ていったからすぐに警察から連絡あると思ったんだけどなぁ」

ｶﾞﾁｬ

僕「アイムホーム」

青葉「ハヤシさん！？なんで英語！？」

僕「あ、ごめん、ちょっと仕事でボストンに飛んでたから癖で」

青葉「ボストン！？」

僕「はい、今月から生活費折半しよう」

青葉「え、こんなにお金入れてくれるんですか……？」

僕(⌒‐⌒)ﾆｶｯ

青葉「そういうわけで今は一日一シコと出来高でチュウしてます」

ゆん「のろけかいなーこのこの」

はじめ「そんなにお金持ってる彼氏と同棲したら私も楽できそうだなあ」

はじめ「青葉ちゃんの彼氏寝とっていい？」

ゆん「なに言い出すんやはじめ！」

はじめ「だってハヤシさんとご飯食べたとき私のおっぱいガン見してたし」

青葉「え、でも……そんな……」

青葉「は、ハヤシさんは絶対私を捨てたりしませんから……」

はじめ「自信なさそうだね青葉ちゃん、ちょっとハヤシさんのライン教えてよ」

「この間はご飯楽しかったですね、今晩暇でしたら二人でご飯食べませんか？」既読 17:30

ゆん「既読つくの早いな」

「いきます」17:30

ゆん「即決やん」

僕「あ、このワイン薫り高いですよ」

はじめ「わーほんとですね」(わからん)

僕「そこで僕は言ってやったわけですよ、君のワイフなら庭に埋まってるよってね」

はじめ「ユニークですねえ」(つまらん)

はじめ「うーん、私そろそろ酔ってきました」ｺﾛﾝ

僕「おやおやそれは大変だ」おっぱい見ながら

はじめ「どこか休めるところに連れていってください」Zzz

僕「んんっ！w」ｼﾞｭﾙﾘ

青葉「それでうちに連れて帰っちゃったんですか」

僕「うゆ？なにか間違ってたぽよ？」

青葉「浮気をするためにご飯食べてたんじゃないんですか？」

僕「するわけないだろ！！！！！！！！！！」机どん！

僕「たしかにおっぱい見たさに合意したけど！！！！青葉ちゃんは青葉ちゃんしかいない！！！！！」カーテンﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

青葉「私おっぱいないですよ？」

僕「それでもいい！！！！！！！！！」お茶碗ﾊﾟﾘｰﾝ

青葉「はいはい、よく我慢できました」しこしこ

僕「みゅ～」(⌒‐⌒)ﾋﾟｭﾋﾟｭ

はじめ(か、帰りたい)



おしまい