提督「時雨か、勝手に俺の部屋に入ってくるとはたまげたなぁ」

時雨「いや僕は資料を持ってきただけなんだけど…」

時雨「てか君には失望したよ…いや失望という表現というだけで今の僕の感情を表現できるかどうか…」

提督「俺がどんな性癖を持ってようと俺の勝手だろ」

時雨「だからってこんな真っ昼間から自分の部屋で全裸でカレー食べながらゲイビデオを見なくてもいいじゃないか！」

提督「（ホモなら）当たり前だよなぁ？」

時雨「何を言ってるんだい君は…」

時雨「そもそも君は立場をわかっているのかい！？」

時雨「君の周りには熱い好意をぶつけてくる金剛さんや酒匂さんたちに！」

時雨「邪険にしながらも裏ではこっそり君の事を思ってる大井さんや曙たち！」

時雨「この鎮守府で君に惚れていない女はいないような、そんなハーレム状態にいるんだよ君は！！」

時雨「そんな彼女たちに対して何も思わないのかい！？」

提督「きしょい（直球）」

時雨「心の底から失望したよっ！！」

時雨「うぅ…こんなに辛い現実を見せつけられて僕はどうすればいいんだ…」

提督「どうするもこうするもないだろ。気が済んだら出ていけ」

時雨「はぁ…」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

提督「…」

提督（…ん？）

提督（時雨…こいつよく見たら）

提督（一人称が『僕』だし、なんか喋り方も少年っぽいし…）

提督（もしかしたらこいつ…本当は男で生えてるんじゃね！？）

提督（俺のアソコも最近ご無沙汰だし、時雨が男だったら、もしかしたらもしかしたら…）ﾑﾗｯ

提督「…」ﾑﾗﾑﾗ

提督「時雨！！」ﾊﾞｯ

時雨「うわっ！？」ﾋﾞｸｯ

提督「時雨！時雨！！」

時雨「な、なんだい僕を急に押し倒して…やっぱり女に興味があるの？」

提督「ふふ…隠しても無駄だぞ時雨。お前は今から俺の性欲の捌け口になってもらう」

時雨「なんだ、初めからそう言えば良かったのに…やっぱり君が同性愛者だったなんてそんな悪い冗談…」

提督「うひひ…」ﾓｿﾞﾓｿﾞ

時雨「あっ！ちょっと…！いきなりパンツの中なんて…っ！」ﾋﾞｸｯ

提督「…」ﾋﾟﾀｯ

時雨「…？」

提督「…」

提督「なんだ、女か」

時雨「！？」

時雨「…！」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

提督「やれやれ、一瞬でも血迷った俺が甘かった」

提督「お前の股間には俺の求める肉棒は無いし、身体も柔らかく胸がふかふかしている」

提督「顔も押し倒して近くで見たが、バランスの整った端麗な顔立ちで、それでいて目も大きく愛嬌がありとても男の顔には思えない」

提督「匂いも極上のシャンプーの匂いがするし、これで男だなんて、考えてみれば馬鹿馬鹿しい話」

提督「さっさと帰るんだな。お前の肉体ではとても俺の性欲を満たすことは…」

時雨「…お…」

提督「お？」

時雨「女で悪いか！！！」ﾊﾞｷｨ

提督「！？」ﾄﾞｻｰｯ

提督「時雨、何をする！やめろよ痛いじゃないか！」

時雨「もう頭に来た！！女の子の前でゲイビデオを見て押し倒して逃げようとするなんて！！」

提督「なんだそんな俺が悪いみたいに…」

時雨「うるさいっ！こうなったら…こうなったら…！」

時雨「セックスだ…！僕は提督とセックスしてやる！」

提督「！？」

時雨「そうだ、セックスだ…！」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

提督「やめろ時雨！そんな汚い股を俺に見せるな！！」

時雨「僕の望みは、膣やペニスが擦り切れて血まみれになっても提督の腰を振り続けさせてやること…」

時雨「二度と男の身体で満足できないようにしてやる！いくよっ！！」

提督「し、しぐっ…ｱｧﾝ…！」

時雨「セックス！セックス！セックス！！」ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯ!

提督「やめろ時雨！やめろぉぉぉぉ！！！」

提督「んおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！」ﾄﾞﾋﾟｭｯ

提督「」ﾋｸﾋｸ

時雨「ふふ…」

時雨「鎮守府にいる全員と性器を結合させて、愛液と精液にまみれさせてやる」

時雨「そうだ、それがいい…そうすれば提督も男を忘れるだろうし、鎮守府の娘たちみんなも幸せになれる」

時雨「可愛い部下たちの膣にペニスをぶち込むのさ！あはっ、楽しみだよね、提督！」

時雨「セックス…セックスだ！どいつもこいつもセックスさせてやる！」

時雨「くくく…セックス！！セックス！！セックス！！！」

提督「」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

時雨「僕は、正常だよ」




BadEnd