金髪女「何聴いてたの？」

俺「えっと...」

金髪女「ん？アニソンとか？」

俺「いや、そういうのはあんまり聴いてなくて...」

金髪女「うん」

俺「えっと、今聴いてたのは...ブルーハーツで...」

金髪女「ふーん」

俺「えっと...いや...ただのブルーハーツ...です」

金髪女「なんていう曲なの？」

俺「人にやさしくっていうやつ...」

金髪女「ちょっと聴かせてよ」

俺「うん......え？」

金髪女「イヤホン貸して」

俺「え、あ、どうぞ」

金髪女「ん...音でかっ！...」

金髪女「......」

金髪女「...」

俺「......」

俺(なんかチンコ勃ってきた)

金髪女「～♪」

俺「...」

金髪女「...人にやさしく、いい曲だね！」

俺「あ、はい...」

金髪女「他の曲も入ってんだね」

俺「...あはい」

金髪女「ふーん」

俺「...あっ、時間があれなんでちょっと行ってきます」

金髪女「はーい」

翌日

休憩室

俺「あ、お疲れさまです...」ｶﾞﾁｬ

金髪女「おつかれー」

俺「はぁ...」

金髪女「どうしたの？疲れた？」

俺「あ、まぁ、はい少し」

金髪女「何連勤？」

俺「あ、えっと...今日で5連勤です」

金髪女「うわ、大変だね」

俺「はい...」

金髪女「今日はブルーハーツ聴かないの？」

俺「あ、たぶん聴きます...帰りに」

金髪女「駅？」

俺「え？あ、そうですけど」

金髪女「じゃあ一緒に帰ろうか。ブルーハーツ聴かせて」

俺「...え？いやでもユーチューブとかでも聴けますよ普通に」

金髪女「音質悪いじゃん」

俺「いや変わりませんよ別に...」

金髪女「あっそ。私と一緒に帰りたくないってことか。ふーん、じゃあいいよ」

俺「いやそういう訳じゃ」

金髪女「ならいいじゃん」

俺「あっはい...」

俺(めんどくせぇ)

帰り道

俺「...」

金髪女「それ(iPod)に何曲くらい入ってるの？」

俺「はぁ...たぶん1000くらい...かな」

金髪女「おー多いじゃん」

俺「そうですか？...」

金髪女「ブルーハーツ以外で好きなのは？」

俺「いろいろ...グリーンデイとか...あとピロウズとか...」

金髪女「あーなんか聞いたことあるわ名前は」

俺「あっ...」

金髪女「前の彼氏が好きだったやつかな」

俺「あ、そうなんですか......」

金髪女「うん」

俺「はは...」

金髪女「...」

俺「...」

俺(彼氏いたかやっぱり)

金髪女「適当になんか良さそうな曲聴かせて」

俺「あ、はい...」

俺(良さそうな曲...良さそうな曲...？)

俺(グリーンデイの2000 light years awayでいいか...なんとなく。キャッチーだし)

俺「...どうぞ」

金髪女「ありがと」

金髪女「...」

俺「...」

金髪女「...」

俺(この間なにをすれば良いんだ俺は)

金髪女「終わったよ」

俺「あ...どうでしたか...？」

金髪女「英語だったね。英語わからん」

俺「あぁ...(うわ邦楽にしとけば良かった)」

金髪女「でも曲はかっこいいと思うよ」

俺「あっはい...」

金髪女「うん」

それだけ