魔法使い「長居産業すればいいのよ」

勇者「僕お金使いこみ。
　　　　仲間にお金払う。
　　　　お金どうにかする。」

魔法使い「状況は整理できたわね！　そういう時は>>11よ！」

魔法使い「状況は整理できたわね！　そういう時はブルセラよ！」

勇者「ぶ、ぶるせら？　ぶるせらってなに？」

魔法使い「つまり使用済みの服を売る店よ」

勇者「防具屋かー。でも防具を売ったら冒険ができないよ」

魔法使い「大丈夫よ……防御力の低い服を、高値で買ってくれるお店だから……」

勇者「ほんと！？　やったー！」


勇者「すごい！　本当に高値で買ってくれたよ！」

魔法使い「ええ。きっと勇者使用済みとして売るんでしょうね」

勇者「ありがとう魔法使い！　こんな良い店教えてくれて」

魔法使い「いいのよ勇者、私もとても楽しめたわ」


勇者「はあ、みんなに怒られるところだった」

防具屋「お、そこの冒険者さん！　いい装備あるよ！」


勇者「魔法使い！！　うっかり鋼の鎧買っちゃったよ！　どうしよう！」

魔法使い「>>18ね」

魔法使い「下着も売るね」

勇者「下着なんか売ってもお金にならないよ！」

魔法使い「大丈夫よ勇者……下着はね……意外と高く売れるの……」


勇者「本当だった！」

魔法使い「私の言った通りでしょう？」

勇者「ぶるせらって凄いんだね！」

魔法使い「ええ……そうね……」

魔法使い「ねえ勇者、あなたの装備だけを新しくなってるのはどうなのかしら？」

勇者「僕だけ鋼だもんね……良くないよね……」

魔法使い「ここはもっと稼いだ方がいいんじゃないかしら？」

魔法使い「例えば……>>25とかで……」

魔法使い「例えば……公園デート（ノータッチ）とかで……」

勇者「え？　公園デート？　お金を稼ぐんだよね？」

魔法使い「勇者……公園デートはね……稼げるのよ……」


勇者（って魔法使いは言ってたけど、本当かなぁ）

市民A「ほ、ほ、本当に勇者ちゃんだ！」

勇者「あ、どうもです」

市民A「ふひ！　ぼ、ぼ、僕とデートしてくれるんだよね？」

勇者「はい！　よろしくお願いします！」

市民A「うひぃ！」

勇者（僕と公園に行くだけなのにそんなに面白いのかなぁ？）

勇者（やっぱりお金なんてもらえないよね）


勇者「たくさん貰えた！！」

魔法使い「ええ……良かったわね、勇者……」

魔法使い「次は>>31してみましょうか……」

魔法使い「次は投資してみましょうか……」

勇者「とうし？」

魔法使い「そうよ……投資はね……とても……とても儲かるのよ……」

勇者「でも、そういうのって損することもあるんじゃないの？」

魔法使い「大丈夫よ勇者……絶対に儲かる投資話があるの……」

勇者「でも……」

魔法使い「勇者は私の事を信用してないの……？」

勇者「し、信じてるよ！」

魔法使い「じゃあ……投資するわよね……？」

勇者「う、うん！」

投資は>>35。

投資はきゅうり。

勇者「魔法使い！！　魔法使い！！？」

戦士「どうしたんだ勇者？」

勇者「僕のお金が、僕のお金が……！」

戦士「金？　お前の金がどうしたんだ？」

勇者「全部きゅうりになったんだよぉ！！」

戦士「はあ！？」

勇者「きゅうりに投資して儲ける話だったはずなのに！」

勇者「なぜか投資額を全額きゅうりにして返すって話になってて！！」

勇者「こんな大量のきゅうりなんてどうしようもないよ！！」

戦士「待て勇者、お前その金どこから出したんだ」

勇者「……」

戦士「おい」

勇者「……パーティーのお金から」

戦士「いくら使ったんだ！？」

勇者「全部」

戦士「おまっ、ふざけんじゃねえぞ！！？」

僧侶「いったい何の騒ぎですか？」

戦士「こいつパーティーの金を（ry」

僧侶「なんて事を……」

戦士「魔法使いは逃げたみたいだし……どうすんだよ俺ら……」

勇者「ご、ごめん……」

戦士「ごめんじゃ済まねえだろ！！」

戦士「お前責任取って>>40！」

戦士「お前責任取って装備売って裸になれ！」

勇者「ええ！？　そ、そんなの攻撃されたら死んじゃうよ！」

僧侶「気にする所はそこですか……？」

戦士「うるせえ！！　お前みたいなバカは裸になってろ！！」

勇者「うぇぇぇ！」


勇者「う……うぅ……寒い……」　ﾋﾟｭｵｵｵｵ

戦士「ちっ、この額じゃ全然足りねえじゃねえか」

僧侶「どうしたものですかねぇ」

勇者「戦士、僧侶……寒いよぉ……それにみんな見てるよぉ……」

戦士「……稼ぐしかねえか」

僧侶「どうするんですか？」

戦士「おい勇者！　>>45！」

戦士「おい勇者！　僧侶とレズセックスしろ！」

僧侶「はい？」

勇者「え？　れずせっくす？　ってなに？」

戦士「ああ！？　何カマトトぶってんだぁ！？」

僧侶「ちょ、ちょっと待ってくださいよ！？　なんで私まで巻き込まれてるんですか！？」

戦士「仕方ねえだろ、金がねえんだ。俺らは金貰って働いてるんだぞ？」

戦士「せめて今回の報酬くらい貰わなきゃやってられねえだろ」

僧侶「それとこれとは話が別じゃないですか！？」

戦士「お前だって本当は満更じゃないんだろ？　知ってるぜぇ、勇者の下着買ってたの」

僧侶「そ、それは……」

戦士「良い機会じゃねえか。な？」

僧侶「そ、そこはお互いの気持ちというのものが……」

戦士「おい勇者！　お前僧侶とレズセックスするよなぁ！？」

勇者「>>48」

勇者「よくわからないけど頑張るよ！」

僧侶「ゆ、勇者……！　わ、分かりました！　私も全力で頑張らせてもらいます！」


戦士「さあさあ御集りの皆さん！！　あの勇者パーティーの女メンバー２人が！」

戦士「なんと今夜濃厚なレズプレイを見せてくれるって言うんだ！！」

戦士「こりゃあ何万G払っても見逃したら損だぜえええ！！」

ｶﾞﾔｶﾞﾔ　ｶﾞﾔｶﾞﾔ

勇者「うわー、すごい人がいっぱいいるねー」

僧侶「はあ……はあ……」

戦士「おい僧侶、お前も脱げよ」

僧侶「い、いいでしょう、勇者とエッチできるなら……」　ｽﾙｽﾙ

ｳｵｵｵｵｵｵｵ

戦士「さあ準備はできました！！　それではまずは！！　>>55！！」

戦士「さあ準備はできました！！　それではまずは！！　脱糞！！」

ｴｴｴｴｴｴ!?

勇者「えー、うんこするの？　やだよ」

戦士「うるせえさっさとしろ」

僧侶「私もちょっと……」

戦士「あ？　てめえら俺の顔に泥塗るつもりかよ」

勇者「でも、こんな大勢の前でうんこするのってなんか……変態っぽいよ？」

僧侶「え……今更そこですか……？」

戦士「いいからさっさとしろ！　金！！　金が必要なんだよ、俺らには！！」

勇者「わ、わかったよ……ん、んん……っ」　ﾑﾘﾑﾘ

ｳｴｴｴｴｴ!?

僧侶「はあ……仕方ないですね……んん……っ」　ﾑﾘﾑﾘ

勇者・僧侶「んー……！」　ﾌﾞﾘｮﾘｮﾘｮ

ｳｷﾞｬｱｱｱｱｱｱｱｱ!?

戦士「え、おい！？　金！！　金払ってけよ！！　金ええええええ！！」

こうして勇者達は失業した。