春香「ワン・ツー・スリー！ヴァイ！」

し～ん

春香「……」

P「は、春香……」

春香「どうしてですか……今日は私のソロデビューちょうど一年目のコンサートなのに……どうして客席に誰もいないんですか！」

P「分からない……何か大きな力が働いたとしか……」

春香「私が今まで作り上げてきた……私による私の為の私の国……その国民である愚民たちが一人もいないなんて！国民なき国家なんてありえませんよ！」

P「確かにチケットは完売したんだ！どうしてこんな事になったかなんて俺にはとても……！」

春香「う、うわぁーん！」

ガチャッ！

愚民「「「春香ちゃん！」」」

春香「えっ……」

愚民「「「何故か買った筈のチケットが盗まれたんだ！」」」

P「それはどういう……」

愚民「「「でも、みんなチケットが盗まれたって聞いて、チケットが無くて入れなくてもいいから春香ちゃんの為に集まったんだ！」」」

春香「どういう事なの……」

P「良く分からんが……ファン達が来てくれたんだ。盛り上げないとな……！君ファンの皆さん！チケットが無くても結構なのでどうぞ、楽しんで行ってください！」

春香「そこに跪いて！」

愚民「「「うぉぉおおおお！閣下ぁぁああああ！」」」



転売ヤー「や、やよいさん……話が違うじゃないか！」

やよい「こうなるとは思っていませんでしたー！でも返品は不可でーす！」

転売ヤー「あ、あんまりだぁ～！」

やよい「チケットを窃盗するまでは良かったけど、肝心の小国を盗めませんでしたー！」

やよい「今度こそ>>16から>>18を盗んじゃいまーす！」

やよい「うっうー！皇居から笑顔を盗んじゃいまーす！」

やよい「はわっ！？」

やよい「そういえば今日は>>23が一日天皇をやってるんでした！」

やよい「これは一筋縄では行かないかもっ！」

貴音「よしなに」

愚民「「「天皇バンザーイ！天皇バンザーイ！」」」

やよい「ここにも愚民でーす！」

貴音「らぁめんが食べたい」

愚民「天皇がおらぁめんを御所望なさっておられ奉りて候である！」

愚民「最高級のおらぁめんを用意しなくては！」

やよい「独裁者でーす！」


やよい「>>27をしてあの独裁者から笑顔を盗んじゃいましょー！」

天皇ってなんだよ
天皇陛下だな

やよい「ちょうどここにプロデューサーに下剤を飲ませて入手した人糞がありまーす！隙を付いてこれをらぁめんに混入でーす！」

サーッ！

愚民「おらぁめんお待たせいたしモヤシマシマシたぁ！」

貴音「よしなに……それではいただきましょう」

愚民「ゴクリ……」

貴音「クンクン……こ、これは……そこの、あなたっ！」

愚民「ひえっ！？」

貴音「この臭い……独特ですね！！！」

愚民「ははぁー！」

貴音「いったいどのような味のはぁもにぃを奏でてくれるのか楽しみです……では、いざっ！」

貴音「ズルルルルルル！グフッ……！」

愚民「陛下ぁぁああああ！？」

貴音「こ、これは……酷……いや、しかし……ここで箸を止めてはらぁめんの神に申し訳が立ちません！」

やよい「！？」

貴音「完食してみせますっ！ズルルルルルル！」

やよい「ありえません……うぅ……これではこの国は独裁者の手によって滅亡してしまいます……長介……かすみ……！」

貴音「意外といけますね！ズルルルルルル！」

やよい「みんな……！」

貴音「ゴクッ……真、美味でした！」

愚民「「「天皇陛下バンザーイ！天皇陛下バンザーイ！」」」

バッ！

貴音「やよい、どうしてここへ！？」

やよい「貴音様の……」

やよい「オスカトロオマニア～！！！」ダダダっ！

貴音「や、やよい！？」



ーーーーーー

P「オゲェェ！春香なんだこれはぁぁああ！？」

春香「えーっ！？普通のチョコクッキーですよ！？美味しくなかったですか！？」

P「う……う……」



P「ウンコーーーーーーーー！！！」

やよい「そういえば貴音さんは一日天皇でした。一日で世界を滅ぼすなんていくら貴音さんでも無理ですよね！」

やよい「私ったら、おっちょこちょいかも！」

やよい「という事で次は>>41から>>43を盗みますよーっ！」

やよい「そうです……貧乏が悪いんじゃないんです……」

やよい「お金が悪いんです！」

やよい「お金なんかあるからっ！」

やよい「こんなものこうしてやりますっ！」

バッ！

やよい「やっぱり……できません……お金をドブ川に捨てるなんて……」

やよい「そう……私一人がお金を捨てても仕方ないですよね……」

やよい「世界中の人々をお金から解放しないと！」

やよい「お金の奴隷なんて駄目ですっ！」

やよい「その事を分かって貰う為にお金のまず信頼性を無くさないと！」

やよい「その為に>>54します！」

やよい「という事で日本銀行を銀行強盗……もとい制圧しまーす！」

やよい「一人じゃ厳しいので>>57と>>58に手伝って貰う事にしました！」

小鳥「はぁはぁ……この強盗用ラバースーツの締め付けたまらないわぁ///」

やよい「小鳥さん、強盗じゃなくて制圧ですよ！」

伊織「ちゃんとやよいを援護しなさいよね、この変態」

小鳥「もっと罵って欲しいピヨッ！」

警備員「いたぞ！」

やよい「マネーピンク！」

伊織「クッ……おでこフラーッシュ！」

警備員「うわっ、まぶしっ！」

小鳥「というかさっきから逃げ回ってるだけピヨォ～！」

やよい「流石……日本銀行……警備レベルを甘く見ていました！」

警備員「待てーっ！」

やよい「マネーグリーン！」

小鳥「これでも食らうピヨッ！大好きハニートラップ！」

ポトッ！

警備員「これは！？ブラジャー！？」

小鳥「脱ぎたてピヨッ！」

警備員「ベージュだ……」

警備員「ベージュ……年増だな……」

警備員「よし、構わず追いかけよう！」

小鳥「どうしてピヨォーーーーッ！こうなったら顔を晒して……顔を見せれば、みんな欲しがるに違いないピヨッ！」

伊織「あんたメイクして来なかったでしょ、いいから早く逃げるわよ」

やよい「行きますよ、マネーベージュ！」

小鳥「マネーベージュ！？」

やよい「なんだかんだで大金庫まで到着しました！」

伊織「でもこれじゃ……袋の鼠じゃない！」

小鳥「これは燃える展開ですね！」

>>66「そこまでだ！」

やよい「！？」

ギィィィ！

やよい「響さん！」

響「ここで待ってて正解だったぞ！自分は完璧だからな！」

伊織「大金庫の中から出てくるなんて……」

響「へへーん！驚いたでしょ？」

やよい「一番の難所だった大金庫の扉が自分から開いてくれてラッキーかも！」

響「へ……？し、しまったぁーーーーっ！！！」

小鳥「あとは響ちゃんを倒せば、日銀制圧成功ってわけね！響ちゃん……覚悟しぃや……ゲヘヘ」

響「うぅっ……な、なんくるないさー！自分が勝てば問題無いからな！」

やよい「一人で三人相手にする気ですか？」

響「自分にはハム蔵や犬美がいるし……ぬ、ぬっひゃぁ！？みんな寝てるぞぉ！」

我那覇ファミリー「zzz」

伊織「どんだけ大金庫の中で待ってたのよ……」

響「こ、こうなったら一人で……」

警備員「「「追い詰めたぞ」」」

伊織「くっ、これじゃ挟み撃ちだわ！」

小鳥「後ろは私たちで対処するからやよいちゃんは響ちゃんを！」

響「形勢逆転だな！やよい！」

やよい「二人に後ろを任せた以上、リーダーであるマネーオレンジの私が負ける訳にはいきません！」

響「いざ！」

やよい「決戦のバトルフィールドへぅ！」

響「我那覇流琉球奥義>>74！！！」

やよい「高槻流下克上窃盗術>>76！！！」

響「キェェーーーーッ！」

ズババババ！

やよい「ひっ！」

伊織「危ないっ！」

やよい「伊織ちゃん！？」

スパンッ！

伊織「あっ……」

やよい「伊織ちゃん……そんな……グスッ……！」

伊織「泣かないでやよい……あんたはアイドルでしょ？」

やよい「でも伊織ぢゃんっ……」



やよい「前髪がっ……！！！」どんっ！

伊織「伸びてくるわよ、前髪くらい……無事でよかった」ピカッ

やよい「う……う……うっうぅぅうううう！！！！！」

響「じ、自分は悪くないぞっ！銀行強盗は犯罪なんだからなっ！」

やよい「てめぇは私を怒らせた……！」

響「ううっ……」

やよい「シアーハートアタック！」

シアーハートアタック「コッチヲミロォ！」

ギャルルル！

響「く、来るなぁ！」

ドゴォォオオオオン！

響「うう……あ、あれ？」

小鳥「ピ、ピヨォ～」バタリ

やよい「ど、どうして小鳥さんの方に向かって爆発したんですか！？」

響「そ、そうだぞ、爆太郎！ここは自分が爆発してやよいを勝たせる場面だぞ！」

伊織「ハッ……ま、まさか！シアーハートアタックは一番熱いモノへ向かって行く習性があるっ！」

やよい「つまりこの中で小鳥さんの体温が一番高かったから！？」

響「そんな……小鳥の年齢を考慮すれば、冷え性で体温は低いんじゃないのか！？」

小鳥「追い詰められる……女怪盗……」

やよい「何か口走ってます！」

小鳥「捕まった先には警備員達による性的な尋問が待っていた……」

小鳥「処女膜を貫かれてもなお続く凌辱の日々……はぁはぁ……」

響「つまり……妄想で発情して体温が上がっていただけなんだな……」

伊織「アホらし……」

やよい「銀行を制圧するのはやめにします……」

伊織「ツンデレーダイヤモンドッ！」

ピカッ！

小鳥「ぐふっ……あ、ありがとう伊織ちゃん……ついでに処女膜も再生してくれたら助かるんだけど……」

伊織「いつまで妄想に浸ってるのよ、心配しなくてもあんたは処女、ド処女、処女三十路よ」

小鳥「あんまりピヨ……」




やよい「小鳥さんのせいで、興醒めでーす！最後に>>86を盗んで終わりにしまーす！」

小鳥「あんまりピヨ……あんまりピヨ……zzz」

やよい「哀れ過ぎるので睡眠薬で寝ている間に>>91で処女膜貫通したいと思いまーす！」

チュンチュン……チュンチュン……

小鳥「朝……うう……頭痛い……」

小鳥「昨日プロデューサーと飲んで……途中から記憶なくなって、ちゃんと帰宅したけどスーツのまま寝てたみたいね……」

小鳥「痛っ！？お股痛っ！？」

ツー

小鳥「この血はっ！？破瓜の後っ！？それにこのイカ臭さ……間違いなく、アレの匂い！？」

小鳥「プロデューサーさん……酔った私の事を獣のように犯したのね……ううっ」

小鳥「どうして覚えて無いピヨッ！どうして覚えて無いピヨッ！私の初体験かぁ～！！！」





小鳥「それにしても大王イカの触手で触手責めされる夢を見たのは何故だろう……」

完！！！