1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/07/17(月) 01:28:28.70 :/F/pDkZF0
オーナー「ああ…うちの球団は万年最下位の貧乏球団だ…君になんとかしてもらえなければこのチーム消滅してしまう」
なろう「ふむ…」
オーナー「異世界で百戦錬磨だったあなたならきっとこの球団を優勝させることが出来る! やってくれませんか?」
なろう「しかたありません 私に任せてください」
オーナー「やったぜ」
オーナー「ああ…うちの球団は万年最下位の貧乏球団だ…君になんとかしてもらえなければこのチーム消滅してしまう」
なろう「ふむ…」
オーナー「異世界で百戦錬磨だったあなたならきっとこの球団を優勝させることが出来る! やってくれませんか?」
なろう「しかたありません 私に任せてください」
オーナー「やったぜ」
2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/07/17(月) 01:31:38.96 :/F/pDkZF0
エース「くそ、、どこになげても打たれちまう…」
なろう「なんで同じような球しか投げないんだ」
エース「え、だってこういうボールの投げかたしかないじゃないか」
なろう「いや、少し握りを変えてみたらどうだ?」
エース「こ、これは…!! 少しボールの握りを変えただけで遅いボールが投げられる?!」
なろう 「ああ、これをわたしはカーブ、と名付けた」
エース「すごい! これならどんな打者でも手玉にとることが出来るぞ」
エース「くそ、、どこになげても打たれちまう…」
なろう「なんで同じような球しか投げないんだ」
エース「え、だってこういうボールの投げかたしかないじゃないか」
なろう「いや、少し握りを変えてみたらどうだ?」
エース「こ、これは…!! 少しボールの握りを変えただけで遅いボールが投げられる?!」
なろう 「ああ、これをわたしはカーブ、と名付けた」
エース「すごい! これならどんな打者でも手玉にとることが出来るぞ」
3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/07/17(月) 01:34:11.47 :/F/pDkZF0
バッター「くそ、バットが細くて握りづらいしすぐ折れる…」
なろう「ん? 何やってるんだ?
バッター 「いや、監督、、 バットが」
なろう 「ふむ 枝をバットにするんじゃなくて、木を削ってそれをバットにすればいいんじゃないのか?」
バッター 「なるほど!! こうすればバットも折れないし、握りやすい!!」
バッター「くそ、バットが細くて握りづらいしすぐ折れる…」
なろう「ん? 何やってるんだ?
バッター 「いや、監督、、 バットが」
なろう 「ふむ 枝をバットにするんじゃなくて、木を削ってそれをバットにすればいいんじゃないのか?」
バッター 「なるほど!! こうすればバットも折れないし、握りやすい!!」
4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/07/17(月) 01:37:47.35 :/F/pDkZF0
敵監督「センターはうしろに下がって…云々」
なろう「あいつらは何をやっているんだ?」
エース 「? 何って指示を出しているんですよ」
なろう 「それでは周りに伝わってしまうじゃないか?」
エース 「それ以外にどんな方法があるんですか?」
なろう 「身体を触った動作で敵に悟られないように情報を伝えるんだ」
エース 「!?? それを使えば相手に気づかれることなく伝えることが出来る!」
なろう 「私はこれをサインと名付けた」
敵監督「センターはうしろに下がって…云々」
なろう「あいつらは何をやっているんだ?」
エース 「? 何って指示を出しているんですよ」
なろう 「それでは周りに伝わってしまうじゃないか?」
エース 「それ以外にどんな方法があるんですか?」
なろう 「身体を触った動作で敵に悟られないように情報を伝えるんだ」
エース 「!?? それを使えば相手に気づかれることなく伝えることが出来る!」
なろう 「私はこれをサインと名付けた」
5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/07/17(月) 01:40:24.28 :/F/pDkZF0
エース「次はカーブ投げるぞ!!」
キャッチャー「いや、次はストレート投げろ!!」
なろう 「あいつらは試合中になんで大声で喋っているんだ」
控え「なんでって投げる前に球種を伝えないと危ないじゃないですか」
なろう 「でもそれだったら相手に気づかれてしまうじゃないか」
控え「でもそれ以外に方法はあるんですか?」
なろう「さっきのサインをピッチャー、キャッチャー間で使えばいいじゃないか」
控え「!?? そうすれば球種もバレることがない!!」
エース「次はカーブ投げるぞ!!」
キャッチャー「いや、次はストレート投げろ!!」
なろう 「あいつらは試合中になんで大声で喋っているんだ」
控え「なんでって投げる前に球種を伝えないと危ないじゃないですか」
なろう 「でもそれだったら相手に気づかれてしまうじゃないか」
控え「でもそれ以外に方法はあるんですか?」
なろう「さっきのサインをピッチャー、キャッチャー間で使えばいいじゃないか」
控え「!?? そうすれば球種もバレることがない!!」
6:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/07/17(月) 01:44:14.95 :/F/pDkZF0
バッター「くそ! 全然ボールが飛ばねえ…」
なろう「なんでみんなバットを片手で持ってるんだ?」
バッター「? これ以外にどんな方法があるんですか?」
なろう「両手で持てば楽に打てる」
バッター「なるほど!!こうすれば早く振れるし、上体も安定する!!」
バッター「くそ! 全然ボールが飛ばねえ…」
なろう「なんでみんなバットを片手で持ってるんだ?」
バッター「? これ以外にどんな方法があるんですか?」
なろう「両手で持てば楽に打てる」
バッター「なるほど!!こうすれば早く振れるし、上体も安定する!!」
8:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/07/17(月) 01:52:32.39 :/F/pDkZF0
キャッチャー「オーライオーライ」
センター「待て、そのボールは俺が取る!!」
サード「俺の方が近い!!」
なろう「なんで一つのフライに対して全員で取りに行くんだ?」
控え「守備範囲だからですよ」
なろう「ふむ…守備範囲を個々で決めてボールを取りに行けばいいんじゃないのか?」
控え「!? そうすれば守備の負担も軽減する!!」
キャッチャー「オーライオーライ」
センター「待て、そのボールは俺が取る!!」
サード「俺の方が近い!!」
なろう「なんで一つのフライに対して全員で取りに行くんだ?」
控え「守備範囲だからですよ」
なろう「ふむ…守備範囲を個々で決めてボールを取りに行けばいいんじゃないのか?」
控え「!? そうすれば守備の負担も軽減する!!」
9:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/07/17(月) 02:01:04.13 :/F/pDkZF0
なろう「なんでみんな指に包帯を巻いてるんだ?」
野手「素手で守備してるとどうしても怪我がちになるんだよ」
なろう「グローブを使えばいいじゃないか」
野手「グローブってなんだい?」
なろう「牛などの皮で手袋の様なものを作り、それでボールを捕るんだ」
野手「なるほど!! これで突き指しない!!」
なろう「さらに捕球範囲も広がり安定して守備が出来る」
野手「一石二鳥だ!!」
なろう「なんでみんな指に包帯を巻いてるんだ?」
野手「素手で守備してるとどうしても怪我がちになるんだよ」
なろう「グローブを使えばいいじゃないか」
野手「グローブってなんだい?」
なろう「牛などの皮で手袋の様なものを作り、それでボールを捕るんだ」
野手「なるほど!! これで突き指しない!!」
なろう「さらに捕球範囲も広がり安定して守備が出来る」
野手「一石二鳥だ!!」
10:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/07/17(月) 02:07:45.02 :/F/pDkZF0
野手「日が照って暑い…おまけに日差しでボールが見えない…」
なろう「なんでみんな帽子を被らないんだ?」
野手「帽子、ってなんですか?」
なろう「頭に被って日を避ける道具だよ」
野手「!? これを被れば暑さを和らげられるし、日差しで眩しくなることもない!」
野手「日が照って暑い…おまけに日差しでボールが見えない…」
なろう「なんでみんな帽子を被らないんだ?」
野手「帽子、ってなんですか?」
なろう「頭に被って日を避ける道具だよ」
野手「!? これを被れば暑さを和らげられるし、日差しで眩しくなることもない!」
11:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/07/17(月) 02:29:39.03 :/F/pDkZF0
こうした革新的な技術の開発により私達の球団はリーグ優勝を果たし日本一になることに成功した
オーナー「ありがとうございます これで球団を存続することが出来ました」
なろう「いえ、大した事はしていませんから ところで…何故オーナーは球団にスポンサーをつけないんですか?」
終わり
こうした革新的な技術の開発により私達の球団はリーグ優勝を果たし日本一になることに成功した
オーナー「ありがとうございます これで球団を存続することが出来ました」
なろう「いえ、大した事はしていませんから ところで…何故オーナーは球団にスポンサーをつけないんですか?」
終わり
13:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/07/17(月) 07:04:58.79 :ezHaTQJhO
お、おう
コメント
なんでこのときグローブがないことに気付かなかった