公園のベンチ

ヴィーネ「はい、冷たい物」

タプリス「ありがとうございます！所持金30円しかなかったので何か買おうにも買えなくて…うう　不覚ですぅ」

ヴィーネ「あはは…」

ヴィーネ(というか夏でもマフラーなのね…それはああなるわよね)

ヴィーネ「そういえばタプちゃん何してたの？」

タプリス「下界の夏はどんなものか勉強していました！」

ヴィーネ「ふふ、勉強熱心ね」

タプリス「虫取り…ラジオ体操…海…プール…お祭り等々…楽しそうなことが満載ですね！」

ヴィーネ「そうね～イベント盛りだくさん！」

ヴィーネ「…の前に宿題とか夏の間にしないといけないとかもあるんだけどね…」

タプリス「そ、そうでした！」

ヴィーネ「まあそれは置いといて…今年の夏はタプちゃんも色々イベント楽しんじゃいましょう！」

タプリス「はい！」

タプリス「月乃瀬先輩が買ってくれたこのアイス美味しいです！生き返ります！」

ヴィーネ「生き返るっておおげさな…」

タプリス「ごちそうさまでした～あれ？なんか棒に文字が…」

ヴィーネ「あっタプちゃんよかったわね！無料で一本貰えるわよ！」

タプリス「な！無料で！？それってはんざ…」

ヴィーネ「えっと…あたりが出たらお店の人がアイスを引き換えてくれるのよ」

タプリス「お店公認！？お…恐るべし下界！」

ヴィーネ「あはは…」

一本貰って

タプリス「月乃瀬先輩の恐るべし天使力であたりが…」

ヴィーネ「私悪魔なんたけど！？」

タプリス「美味しいです～またまた生き返ります」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

ヴィーネ「タプちゃん生き返りすぎじゃない？」

ヴィーネ(…私も初めてあたりが出たころはすごい喜んでたなあ)

タプリス「ごちそうさまでした！」

ヴィーネ「ふふ、タプちゃんが元気になってよかった」

タプリス「えへへ、月乃瀬先輩ありがとうございます！」

タプリス「アイスをごちそうになったお礼に私ができることならなんでも！」

ヴィーネ「そんな大げさな…あっ今から買い物するんだけど手伝ってもらったりとかは…」

タプリス「はい！やります！アイス2本分は働らかせていただきます！」

ヴィーネ「あ、ありがとう」

ヴィーネ(どれくらいの量なのかしら…？)

買い物が終わって

ヴィーネ「買いたいものと食材も買えたし　タプちゃん、手伝ってくれてありがとね」

タプリス「月乃瀬先輩は命の恩人ですから！」

ヴィーネ「ふふ、大げさよ　もうお昼だし私の家で食べていかない？」

タプリス「お…お昼まで！」

ヴィーネ「二人で食べたほうが美味しいからね」

タプリス「…今日は暑さで倒れそうになったりでひどい日になると思ってました…けど月乃瀬先輩に助けていただいて…今日はとってもいい日です！」ﾆｺｯ

ヴィーネ「うっ///」

ヴィーネ「…私も先輩らしく出来て嬉しかったり　なんて」

タプリス「月乃瀬先輩？」

ヴィーネ「ううん、なんでもないわ！」

ヴィーネ(今日はただ暑い中買い物するだけの日だと思ってたけど)

ヴィーネ(タプちゃんと一緒お喋りしたり買い物出来て楽しかったし　そしてこれからも)

ヴィーネ(あたり　な日なのかもね)

終わり