1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 14:39:42.808 :wy05km2od.net
みほ「こないだの喫茶店ではお世話になりましたね」
エリカ「えっ?」
みほ「弱小チームだの、無名校のくせにどうだの……」
みほ「私だけならともかく、私の大事な友達にまでいろいろとありがたいお言葉の数々、どうもありがとうございました」
沙織「詫びの一つくらいあってもいいんじゃないの?」
麻子「謝罪しろ今すぐ」
華「やな感じでしたわ」
エリカ「そ、そんなのもう過ぎたことじゃない!」
優花里「反省してないようですね。もうやっちゃいましょうよ西住殿!」
みほ「こないだの喫茶店ではお世話になりましたね」
エリカ「えっ?」
みほ「弱小チームだの、無名校のくせにどうだの……」
みほ「私だけならともかく、私の大事な友達にまでいろいろとありがたいお言葉の数々、どうもありがとうございました」
沙織「詫びの一つくらいあってもいいんじゃないの?」
麻子「謝罪しろ今すぐ」
華「やな感じでしたわ」
エリカ「そ、そんなのもう過ぎたことじゃない!」
優花里「反省してないようですね。もうやっちゃいましょうよ西住殿!」
4:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 14:45:07.888 :wy05km2od.net
みほ「優花里さん落ち着いて。お姉ちゃんはどう思う?」
まほ「エリカ」
エリカ「は、はい!」
まほ「謝罪しろ今すぐ」
エリカ「えっ」
まほ「私も一緒に頭を下げるから」
エリカ「そ、そんな! 隊長に落ち度はありませんから、謝るなら私一人で……」
優花里「部下の責任は上司の責任ですよぉ?」
麻子「決まりだな」
みほ「優花里さん落ち着いて。お姉ちゃんはどう思う?」
まほ「エリカ」
エリカ「は、はい!」
まほ「謝罪しろ今すぐ」
エリカ「えっ」
まほ「私も一緒に頭を下げるから」
エリカ「そ、そんな! 隊長に落ち度はありませんから、謝るなら私一人で……」
優花里「部下の責任は上司の責任ですよぉ?」
麻子「決まりだな」
6:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 14:52:02.078 :wy05km2od.net
まほ「私、西住まほは大洗女学園の皆様に無礼な振る舞いをしてしまったことを、深く謝罪いたします。大変申し訳ありませんでした」ペッコリ
エリカ「っすぃませんでした……」
麻子「は?」
華「あなた、戦車道は初めてですか?」
沙織「戦車道は礼に始まって礼に終わるんだよ? そんなことうちの一年生でも知ってるのに……」
エリカ「……!!」チッ
優花里「し、舌打ちですぅ! まるで沢尻みたいでありますぅ! 西住殿、やっちゃいましょうよ!」
まほ「え?」
優花里「あ、いや西住殿って言ってもあなたの妹君のほうですよ。わかるでしょう普通に」
まほ「私、西住まほは大洗女学園の皆様に無礼な振る舞いをしてしまったことを、深く謝罪いたします。大変申し訳ありませんでした」ペッコリ
エリカ「っすぃませんでした……」
麻子「は?」
華「あなた、戦車道は初めてですか?」
沙織「戦車道は礼に始まって礼に終わるんだよ? そんなことうちの一年生でも知ってるのに……」
エリカ「……!!」チッ
優花里「し、舌打ちですぅ! まるで沢尻みたいでありますぅ! 西住殿、やっちゃいましょうよ!」
まほ「え?」
優花里「あ、いや西住殿って言ってもあなたの妹君のほうですよ。わかるでしょう普通に」
7:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 14:57:53.883 :wy05km2od.net
まほ「エリカ、きちんと謝れ」
エリカ「はい、大変申し訳ありませんでしたー」
麻子「こいつ、大洗舐めてるな。今日負けたばっかりのくせに」ヒソヒソ
沙織「まぐれで負けたとか思ってるんじゃない?」ヒソヒソ
まほ「すまない、少し時間をくれ」
みほ「うん、いいよ」
まほ「エリカ、きちんと謝れ」
エリカ「はい、大変申し訳ありませんでしたー」
麻子「こいつ、大洗舐めてるな。今日負けたばっかりのくせに」ヒソヒソ
沙織「まぐれで負けたとか思ってるんじゃない?」ヒソヒソ
まほ「すまない、少し時間をくれ」
みほ「うん、いいよ」
10:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 15:02:49.551 :wy05km2od.net
まほ「どうしたんだ。普段のお前はもっといい子なはずだぞ」
エリカ「隊長、だって……」
まほ「だって、何だ」
エリカ「もう戦車道やめます……」
まほ「誰でも一度はそう思うものだ」
エリカ「毎日思ってます!」
エリカ「もともと私なんて、みほちゃ、元副隊長が転校したからたまたま空いたポストに入れただけで……」
エリカ「隊長の腰巾着って陰口叩かれてることも知ってる……!」ポロポロ
まほ「エリカ……」
まほ「今それは関係ないだろう」
まほ「どうしたんだ。普段のお前はもっといい子なはずだぞ」
エリカ「隊長、だって……」
まほ「だって、何だ」
エリカ「もう戦車道やめます……」
まほ「誰でも一度はそう思うものだ」
エリカ「毎日思ってます!」
エリカ「もともと私なんて、みほちゃ、元副隊長が転校したからたまたま空いたポストに入れただけで……」
エリカ「隊長の腰巾着って陰口叩かれてることも知ってる……!」ポロポロ
まほ「エリカ……」
まほ「今それは関係ないだろう」
13:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 15:08:38.203 :wy05km2od.net
まほ「お前がつらい思いしてたら誰かを傷付けてもいいのか?」
エリカ「い、いえ……」
まほ「じゃあ謝れない理由はないな?」
エリカ「……」
まほ「ないな?」
エリカ「はい……」
まほ「お前がつらい思いしてたら誰かを傷付けてもいいのか?」
エリカ「い、いえ……」
まほ「じゃあ謝れない理由はないな?」
エリカ「……」
まほ「ないな?」
エリカ「はい……」
14:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 15:10:14.783 :wy05km2od.net
まほ「私はさっきちゃんと謝れと言ったな。あれがお前のちゃんとした謝罪か?」
エリカ「いえ……」
まほ「隊長がちゃんと謝れって言ったらちゃんと謝らないとダメだろう。私を舐めてるのか?」
エリカ「い、いえ」
まほ「舐めてるのか!」
エリカ「すみません! 舐めてません!」
まほ「ちゃんと謝れ!!」ガチビンタバシーン
エリカ「ッ!! はい!」
まほ「私はさっきちゃんと謝れと言ったな。あれがお前のちゃんとした謝罪か?」
エリカ「いえ……」
まほ「隊長がちゃんと謝れって言ったらちゃんと謝らないとダメだろう。私を舐めてるのか?」
エリカ「い、いえ」
まほ「舐めてるのか!」
エリカ「すみません! 舐めてません!」
まほ「ちゃんと謝れ!!」ガチビンタバシーン
エリカ「ッ!! はい!」
15:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 15:17:17.458 :wy05km2od.net
20分後
エリカ「み、みなさん! この度は誠にお日柄もよく、賑々しく……あれ? いない」
赤星「大洗のみなさんならもう帰りましたよ」
エリカ「何やってんのよ!」
まほ「モタモタしているからだ。仕方ない、明日向こうの学園艦に出向くぞ。菓子折りを買っておこう」
エリカ「え、隊長も来るんですか」
まほ「当たり前だろう」
20分後
エリカ「み、みなさん! この度は誠にお日柄もよく、賑々しく……あれ? いない」
赤星「大洗のみなさんならもう帰りましたよ」
エリカ「何やってんのよ!」
まほ「モタモタしているからだ。仕方ない、明日向こうの学園艦に出向くぞ。菓子折りを買っておこう」
エリカ「え、隊長も来るんですか」
まほ「当たり前だろう」
16:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 15:26:27.163 :wy05km2od.net
翌日
エリカ「あの、先日はどうも。これ、つまらないものですが……」
角谷「あんがと。中身何?」
エリカ「バウムクーヘンです」
河嶋「本当につまらんな」
エリカ「……ギリッ」
まほ「歯を食いしばるんじゃない。今日はうちの逸見からみなさんにお話が……」
角谷「あー、昨日見てたから大体わかるよ。小山ー」
小山「はい」
校内放送『全校生徒のみなさんは、ただちに体育館に集合してください』
エリカ「ちょ、何で全校生徒に呼びかけてんのよ!」
翌日
エリカ「あの、先日はどうも。これ、つまらないものですが……」
角谷「あんがと。中身何?」
エリカ「バウムクーヘンです」
河嶋「本当につまらんな」
エリカ「……ギリッ」
まほ「歯を食いしばるんじゃない。今日はうちの逸見からみなさんにお話が……」
角谷「あー、昨日見てたから大体わかるよ。小山ー」
小山「はい」
校内放送『全校生徒のみなさんは、ただちに体育館に集合してください』
エリカ「ちょ、何で全校生徒に呼びかけてんのよ!」
17:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 15:29:13.746 :wy05km2od.net
角谷「西住ちゃんが侮辱されたとあっちゃねー」
まほ「え?」
角谷「あ、いや、妹ちゃんのほうね。なんで今の感じで伝わんないかな」
角谷「西住ちゃんあっての我が校なわけだからさ、西住ちゃんを侮辱したってことは我が校全部を侮辱したのと同じことなんだよね」
角谷「けじめ、つけちゃいなよ」
エリカ「あ、あわわわわ」
角谷「西住ちゃんが侮辱されたとあっちゃねー」
まほ「え?」
角谷「あ、いや、妹ちゃんのほうね。なんで今の感じで伝わんないかな」
角谷「西住ちゃんあっての我が校なわけだからさ、西住ちゃんを侮辱したってことは我が校全部を侮辱したのと同じことなんだよね」
角谷「けじめ、つけちゃいなよ」
エリカ「あ、あわわわわ」
19:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 15:37:43.978 :wy05km2od.net
体育館内
マイク音『キィーー……ン』
河嶋「皆の者静かに! えー本日は、戦車道の名門黒森峰女学園の副隊長が……静かにしろー! 二組の後ろ、お前らだ!」
河嶋「えー数々の無礼千万な行いを謝罪したいと申し出てきたので、我が校としては……お前だ! 二組の後ろ! 見えてないと思ってるな!? 見えてるからな!」
河嶋「というわけで、あー我が校はこの謝罪の申し出を受け……そこ、携帯をいじるなーしまえー」
河嶋「二組コラ! 三度目だぞ!」
河嶋「なんなんだまったく! おいお前、後は頼んだぞ!」
エリカ「……」ブルブルブル
体育館内
マイク音『キィーー……ン』
河嶋「皆の者静かに! えー本日は、戦車道の名門黒森峰女学園の副隊長が……静かにしろー! 二組の後ろ、お前らだ!」
河嶋「えー数々の無礼千万な行いを謝罪したいと申し出てきたので、我が校としては……お前だ! 二組の後ろ! 見えてないと思ってるな!? 見えてるからな!」
河嶋「というわけで、あー我が校はこの謝罪の申し出を受け……そこ、携帯をいじるなーしまえー」
河嶋「二組コラ! 三度目だぞ!」
河嶋「なんなんだまったく! おいお前、後は頼んだぞ!」
エリカ「……」ブルブルブル
21:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 15:42:40.925 :wy05km2od.net
エリカ「あ、あの、私は、黒森峰女学園からお越し参りました、性は逸見名はエリカと申す者であります……ヒッ!」
エリカ「あ、すみま、ヒッ! ひゃっくりが、ヒッ! しばェッ! らくお待ちを」ペコリッ ゴンッ
マイク「 ゴ ン ッ 」
麻子「うわ、なんだ!? 目が覚めてしまったぞ」
優花里「あの人、やっぱり反省してませんよ」
まほ「申し訳ありません、しばらくお待ちください」
エリカ「あ、あの、私は、黒森峰女学園からお越し参りました、性は逸見名はエリカと申す者であります……ヒッ!」
エリカ「あ、すみま、ヒッ! ひゃっくりが、ヒッ! しばェッ! らくお待ちを」ペコリッ ゴンッ
マイク「 ゴ ン ッ 」
麻子「うわ、なんだ!? 目が覚めてしまったぞ」
優花里「あの人、やっぱり反省してませんよ」
まほ「申し訳ありません、しばらくお待ちください」
22:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 15:48:46.765 :wy05km2od.net
まほ「何をやってるんだお前は」
エリカ「ヒッすみません、私、ヒッあがり症なものでヒッ」
まほ「落ち着け、息を止めろ」
そど子「みんな暇じゃないのよー!」
ナカジマ「謝るならさっさとしろー!」
磯辺「根性ー!」
丸山「……!」
優花里「引っ込めー!」
ねこにゃー「はやくしてくださいよ……」
左衛門佐「切腹しろー!」
まほ「何をやってるんだお前は」
エリカ「ヒッすみません、私、ヒッあがり症なものでヒッ」
まほ「落ち着け、息を止めろ」
そど子「みんな暇じゃないのよー!」
ナカジマ「謝るならさっさとしろー!」
磯辺「根性ー!」
丸山「……!」
優花里「引っ込めー!」
ねこにゃー「はやくしてくださいよ……」
左衛門佐「切腹しろー!」
24:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 16:09:18.466 :wy05km2od.net
みほ「み、みなさん、聞いてください!」
沙織「みぽりん!?」
華「いつの間にステージに」
みほ「こんな風に、無理矢理謝ってもらわなくてもいいんじゃないでしょうか!」
エリカ「みほちゃん……ありが」
みほ「無理矢理謝罪の言葉を引き出しても、心の中で舌を出されていてはたまったものじゃありません」
エリカ「エッ↑?」
みほ「こんなときは」
みほ「み、みなさん、聞いてください!」
沙織「みぽりん!?」
華「いつの間にステージに」
みほ「こんな風に、無理矢理謝ってもらわなくてもいいんじゃないでしょうか!」
エリカ「みほちゃん……ありが」
みほ「無理矢理謝罪の言葉を引き出しても、心の中で舌を出されていてはたまったものじゃありません」
エリカ「エッ↑?」
みほ「こんなときは」
25:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 16:10:07.147 :wy05km2od.net
r'ニニ7 本当にすまないという気持ちで…
fトロ,ロ!___ 胸がいっぱいなら…!
ハ´ ̄ヘこ/ ハ
/ 〉 |少 / | どこであれ土下座ができる…!
\ \ /| |
┌―)))――)))‐―┐ たとえそれが…
ヽ ̄工二二丁 ̄
〉 ヽ工工/ ;′∬ 肉焦がし… 骨焼く…
lヽ三三三∫三三\;'
h.ヽ三∬三三';.三三\';∫ 鉄板の上でもっ………!
└ヽ ヽ三,;'三三∬三;'三\'"
ヽ |__|烝烝烝烝烝烝|__|
lj_」ー――――‐U_」
r'ニニ7 本当にすまないという気持ちで…
fトロ,ロ!___ 胸がいっぱいなら…!
ハ´ ̄ヘこ/ ハ
/ 〉 |少 / | どこであれ土下座ができる…!
\ \ /| |
┌―)))――)))‐―┐ たとえそれが…
ヽ ̄工二二丁 ̄
〉 ヽ工工/ ;′∬ 肉焦がし… 骨焼く…
lヽ三三三∫三三\;'
h.ヽ三∬三三';.三三\';∫ 鉄板の上でもっ………!
└ヽ ヽ三,;'三三∬三;'三\'"
ヽ |__|烝烝烝烝烝烝|__|
lj_」ー――――‐U_」
27:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 16:13:52.930 :wy05km2od.net
まほ「み、みほ! これはいくらなんでも」
みほ「お姉ちゃんは黙ってて!」
エリカ「……やるわよ」
まほ「え」
エリカ「やってやるわよ! ただし、これが終わったらもうチャラよ! もう私に何も言わないでちょうだい!」
みほ「うん、わかった」
生徒たち「焼っき土っ下座!焼っき土っ下座!」
まほ「み、みほ! これはいくらなんでも」
みほ「お姉ちゃんは黙ってて!」
エリカ「……やるわよ」
まほ「え」
エリカ「やってやるわよ! ただし、これが終わったらもうチャラよ! もう私に何も言わないでちょうだい!」
みほ「うん、わかった」
生徒たち「焼っき土っ下座!焼っき土っ下座!」
28:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 16:17:17.442 :wy05km2od.net
エリカ「(ああ、短い人生だったわ……」
エリカ「みなさん! 大変! 申し訳ありませんでした!」
土下座 完成
エリカ「ッッ……あれ、熱く、ない……?」
みほ「逸見さんの誠意、しっかり伝わりました」
エリカ「え、どういうこと?」
みほ「実はその鉄板は特殊なカーボンでコーティングされていて、火の熱が伝わらないようにできているんです」
優花里「ブラボー!」
沙織「やるぅ!」
エリカ「(ああ、短い人生だったわ……」
エリカ「みなさん! 大変! 申し訳ありませんでした!」
土下座 完成
エリカ「ッッ……あれ、熱く、ない……?」
みほ「逸見さんの誠意、しっかり伝わりました」
エリカ「え、どういうこと?」
みほ「実はその鉄板は特殊なカーボンでコーティングされていて、火の熱が伝わらないようにできているんです」
優花里「ブラボー!」
沙織「やるぅ!」
29:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 16:27:24.188 :wy05km2od.net
まほ「完敗だな……」
みほ「逸見さんの謝罪に納得した方は拍手を!」
割れんばかりの拍手に包まれ
とにかくエリカはまゐつてしまつた……
それといふのもエリカが素直でなかつたからでもあるが、
それといふのもエリカに意気地がなかつたからでもあるが、
みぽりんがエリカを愛することがごく自然だつたので、
エリカもみぽりんを愛してゐたのだが……
いまさらどうしやうもないことではあるが、
せめてこれだけ知るがいい――
ごく自然に、だが自然に愛せるといふことは、
そんなにたびたびあることでなく、
そしてこのことを知ることが、さう誰にでも許されてはゐないのだ
完
まほ「完敗だな……」
みほ「逸見さんの謝罪に納得した方は拍手を!」
割れんばかりの拍手に包まれ
とにかくエリカはまゐつてしまつた……
それといふのもエリカが素直でなかつたからでもあるが、
それといふのもエリカに意気地がなかつたからでもあるが、
みぽりんがエリカを愛することがごく自然だつたので、
エリカもみぽりんを愛してゐたのだが……
いまさらどうしやうもないことではあるが、
せめてこれだけ知るがいい――
ごく自然に、だが自然に愛せるといふことは、
そんなにたびたびあることでなく、
そしてこのことを知ることが、さう誰にでも許されてはゐないのだ
完
30:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 16:30:28.793 :+ChCG8wM0.net
おつ
31:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 16:36:23.872 :O6g8GZHEd.net
イイハナシカナー?
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