1: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:25:40.06 :tfAwqUCYo
・アイマス×モバマス
・散歩?
・ヤマ、オチ特になし
よろしければお付き合いください
↓なお前回
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1500648589/
・アイマス×モバマス
・散歩?
・ヤマ、オチ特になし
よろしければお付き合いください
↓なお前回
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2: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:26:46.03 :tfAwqUCYo
千早「皆さんこんばんは、如月千早です」
ライラ「こんばんはですねー」
千早「例によって、前回から間が空いてしまいました」
ライラ「もう秋になってしまいましたですねー」
千早「でもなんというか」
ライラ「はいです?」
千早「前回からそんなに時間がたってない気もするのよね」
ライラ「あー、分かる気がしますです」
千早「順調に感覚がマヒしてきた証拠かしら」
ライラ「慣れというのは怖いでございますよ」
千早「……そうね」
千早「皆さんこんばんは、如月千早です」
ライラ「こんばんはですねー」
千早「例によって、前回から間が空いてしまいました」
ライラ「もう秋になってしまいましたですねー」
千早「でもなんというか」
ライラ「はいです?」
千早「前回からそんなに時間がたってない気もするのよね」
ライラ「あー、分かる気がしますです」
千早「順調に感覚がマヒしてきた証拠かしら」
ライラ「慣れというのは怖いでございますよ」
千早「……そうね」
3: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:27:18.77 :tfAwqUCYo
ライラ「そういえば、もうすぐ二年なのです」
千早「ホント、よく続いてるわ」
千早「この一年、何回放送したんだっけ?」
ライラ「あー……」
千早「……本当に、よく続いてるわよね」
ライラ「それもこれもみなさんのお陰でございますよ」
千早「ありがたいことよね」
ライラ「これからも続けていきたいですねー」
千早「まあきっと、大丈夫よ」
ライラ「えへへー」
千早「それじゃあそろそろ始めましょうか」
ライラ「はいです。予定は未定、始まりますですよー」
ライラ「そういえば、もうすぐ二年なのです」
千早「ホント、よく続いてるわ」
千早「この一年、何回放送したんだっけ?」
ライラ「あー……」
千早「……本当に、よく続いてるわよね」
ライラ「それもこれもみなさんのお陰でございますよ」
千早「ありがたいことよね」
ライラ「これからも続けていきたいですねー」
千早「まあきっと、大丈夫よ」
ライラ「えへへー」
千早「それじゃあそろそろ始めましょうか」
ライラ「はいです。予定は未定、始まりますですよー」
4: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:28:04.28 :tfAwqUCYo
***************************
千早「ライラさん、今日のゲストとか聞いているかしら?」
ライラ「あー、何も知りませんですねー」
千早「ということは……いや、でも…………」
ライラ「久しぶりにちはライなのですよー」
千早「(まあ、考えてもしょうがないわね)」
ライラ「ところで、ここはどういうところなのですか?」
千早「旧街道、昔の大通りね」
ライラ「おー……」
千早「建物も昔風のものが立ち並んでいるから、少しだけタイムスリップした気分かしら」
ライラ「なんだか不思議な感じでございます」
***************************
千早「ライラさん、今日のゲストとか聞いているかしら?」
ライラ「あー、何も知りませんですねー」
千早「ということは……いや、でも…………」
ライラ「久しぶりにちはライなのですよー」
千早「(まあ、考えてもしょうがないわね)」
ライラ「ところで、ここはどういうところなのですか?」
千早「旧街道、昔の大通りね」
ライラ「おー……」
千早「建物も昔風のものが立ち並んでいるから、少しだけタイムスリップした気分かしら」
ライラ「なんだか不思議な感じでございます」
5: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:28:30.39 :tfAwqUCYo
ライラ「でも、大通りの割に道の幅は狭いのですねー」
千早「車もなかった時代だし、ね」
ライラ「なるほどー」
千早「それに、防衛上の意味もあったらしいわ」
ライラ「ほえ?」
千早「ほら、道幅が狭いと大軍勢は通れないでしょ」
ライラ「おー、千早さん物知りでございます」
千早「ふふ、聞きかじりだけどね」
ライラ「でも、大通りの割に道の幅は狭いのですねー」
千早「車もなかった時代だし、ね」
ライラ「なるほどー」
千早「それに、防衛上の意味もあったらしいわ」
ライラ「ほえ?」
千早「ほら、道幅が狭いと大軍勢は通れないでしょ」
ライラ「おー、千早さん物知りでございます」
千早「ふふ、聞きかじりだけどね」
6: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:29:19.74 :tfAwqUCYo
――――――
――――
――
ライラ「そういえば、スタッフさんからこんなものを頂いたのですが」
千早「ライラさんも貰ってたのね、その封筒」
ライラ「なんでございましょうか」
千早「『いい感じの所で開けてください』っていうのが胡散臭いわね」
ライラ「開けてみますです?」
千早「……そうね。じゃあ私から」
千早「(ロクでもない指令とかだったらどうしようかしら)」
ライラ「何が入っているのでしょうか」
――――――
――――
――
ライラ「そういえば、スタッフさんからこんなものを頂いたのですが」
千早「ライラさんも貰ってたのね、その封筒」
ライラ「なんでございましょうか」
千早「『いい感じの所で開けてください』っていうのが胡散臭いわね」
ライラ「開けてみますです?」
千早「……そうね。じゃあ私から」
千早「(ロクでもない指令とかだったらどうしようかしら)」
ライラ「何が入っているのでしょうか」
7: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:29:55.63 :tfAwqUCYo
千早「これは……番組の感想?」
ライラ「おー……」
千早「(この肩すかしがまた、憎らしいというか……)」
ライラ「なんて書いてあるのですか?」
千早「えーと、前回放送の感想みたいね」
千早「『草ゾリでテンションが上がってピョンピョン手を振るライラちゃんが可愛かったです』」
千早「『見てるこっちまで楽しくなってしまいました』ですって」
ライラ「えへへー、なんだか照れますですねー」
千早「(確かに、あの時のライラさんはなかなか……)」
ライラ「でも、楽しい気持ちがおすそ分けできたのは嬉しいでございますよ」
千早「ふふっ」
千早「これは……番組の感想?」
ライラ「おー……」
千早「(この肩すかしがまた、憎らしいというか……)」
ライラ「なんて書いてあるのですか?」
千早「えーと、前回放送の感想みたいね」
千早「『草ゾリでテンションが上がってピョンピョン手を振るライラちゃんが可愛かったです』」
千早「『見てるこっちまで楽しくなってしまいました』ですって」
ライラ「えへへー、なんだか照れますですねー」
千早「(確かに、あの時のライラさんはなかなか……)」
ライラ「でも、楽しい気持ちがおすそ分けできたのは嬉しいでございますよ」
千早「ふふっ」
8: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:30:44.09 :tfAwqUCYo
ライラ「それでは、ライラさんも開けてみますです」
千早「(なんで身構えてるのかしら、私)」
ライラ「『草笛が出来なくて悔しそうな千早さんが、音が出てはしゃいでいたの、破壊力がすごかったです』」
ライラ「……破壊力というのは?」
千早「うん、そこはいいかな……」
ライラ「『この番組で千早さんがちーちゃんって感じになるの、好きです』」
ライラ「……だそうでございますよ」
千早「なんて言えばいいのかしら……」
ライラ「ちーちゃんさんでございます?」
千早「うん、その……ね?」
ライラ「千早さんとちーちゃんさんはどう違うのでございましょうか」
千早「……私に聞かれても」
ライラ「うーん、難しいでございますねー」
千早「(これが狙いだったのね……)」
ライラ「それでは、ライラさんも開けてみますです」
千早「(なんで身構えてるのかしら、私)」
ライラ「『草笛が出来なくて悔しそうな千早さんが、音が出てはしゃいでいたの、破壊力がすごかったです』」
ライラ「……破壊力というのは?」
千早「うん、そこはいいかな……」
ライラ「『この番組で千早さんがちーちゃんって感じになるの、好きです』」
ライラ「……だそうでございますよ」
千早「なんて言えばいいのかしら……」
ライラ「ちーちゃんさんでございます?」
千早「うん、その……ね?」
ライラ「千早さんとちーちゃんさんはどう違うのでございましょうか」
千早「……私に聞かれても」
ライラ「うーん、難しいでございますねー」
千早「(これが狙いだったのね……)」
9: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:31:32.99 :tfAwqUCYo
***************************
ライラ「千早さん千早さん」
千早「ん? 何かしら」
ライラ「ほら、あれでございます」
千早「へぇ、随分本格的というか……」
ライラ「ライラさん知ってますですよ。あのお店はお茶を頂くところなのです」
千早「よく知ってたわね」
ライラ「えへへー、同じ事務所のあやめさんが撮影をされていたのですよ」
千早「あやめさん?」
ライラ「はいです。アイドルで忍者なスゴイ方なのです」
千早「……ん? 忍者?」
ライラ「そうなのですよ」
千早「忍者? アイドルなのに忍者……」
ライラ「とっても格好いいのです」
千早「(忍べてない……わよね?)」
ライラ「お話には伺っていましたが、こういう所なのですかー」
千早「(気にしちゃ負けなのかしら)」
***************************
ライラ「千早さん千早さん」
千早「ん? 何かしら」
ライラ「ほら、あれでございます」
千早「へぇ、随分本格的というか……」
ライラ「ライラさん知ってますですよ。あのお店はお茶を頂くところなのです」
千早「よく知ってたわね」
ライラ「えへへー、同じ事務所のあやめさんが撮影をされていたのですよ」
千早「あやめさん?」
ライラ「はいです。アイドルで忍者なスゴイ方なのです」
千早「……ん? 忍者?」
ライラ「そうなのですよ」
千早「忍者? アイドルなのに忍者……」
ライラ「とっても格好いいのです」
千早「(忍べてない……わよね?)」
ライラ「お話には伺っていましたが、こういう所なのですかー」
千早「(気にしちゃ負けなのかしら)」
10: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:33:05.54 :tfAwqUCYo
ライラ「赤い絨毯に赤い傘、とてもキレイなのです」
千早「ふふ、じゃあ一休みしていく?」
ライラ「おー、それは素敵ですねー」
ライラ「お邪魔いたしますですよー」
千早「もう。走らなくてもお茶屋さんは逃げないわよ、ライラ……さん」
千早「…………あれ?」
ライラ「おー、こちらがメニューでございますか」
千早「あそこにいるのって」
ライラ「なんと、アイスもあるのでございますか!?」
千早「まさか……」
ライラ「あー、でもちょっとお高いでございますねー」
千早「念のために聞くのだけれど、偶然じゃないわよね?」
伊織「どう思う?」
千早「…………はぁ」
伊織「にひひっ、そういうことよ」
ライラ「赤い絨毯に赤い傘、とてもキレイなのです」
千早「ふふ、じゃあ一休みしていく?」
ライラ「おー、それは素敵ですねー」
ライラ「お邪魔いたしますですよー」
千早「もう。走らなくてもお茶屋さんは逃げないわよ、ライラ……さん」
千早「…………あれ?」
ライラ「おー、こちらがメニューでございますか」
千早「あそこにいるのって」
ライラ「なんと、アイスもあるのでございますか!?」
千早「まさか……」
ライラ「あー、でもちょっとお高いでございますねー」
千早「念のために聞くのだけれど、偶然じゃないわよね?」
伊織「どう思う?」
千早「…………はぁ」
伊織「にひひっ、そういうことよ」
11: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:33:40.65 :tfAwqUCYo
ライラ「おや、どうかしましたですか?」
千早「今回の放送、どうやらゲストがいたみたいよ」
ライラ「なるほどー、サプライズでございますか」
伊織「765プロの水瀬伊織よ、よろしくね」
ライラ「わたくしはライラさんと申しますですよー」
千早「よろしく、水瀬さん」
伊織「ところでライラ?」
ライラ「はいです」
伊織「お近づきのしるしに、アイスでもご馳走しましょうか」
ライラ「ほえ?」
伊織「難しい顔でメニューとにらめっこしてたみたいだし」
千早「(相変わらず、こういう所はよく見ているのよね)」
ライラ「おー……」
ライラ「おや、どうかしましたですか?」
千早「今回の放送、どうやらゲストがいたみたいよ」
ライラ「なるほどー、サプライズでございますか」
伊織「765プロの水瀬伊織よ、よろしくね」
ライラ「わたくしはライラさんと申しますですよー」
千早「よろしく、水瀬さん」
伊織「ところでライラ?」
ライラ「はいです」
伊織「お近づきのしるしに、アイスでもご馳走しましょうか」
ライラ「ほえ?」
伊織「難しい顔でメニューとにらめっこしてたみたいだし」
千早「(相変わらず、こういう所はよく見ているのよね)」
ライラ「おー……」
12: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:34:48.92 :tfAwqUCYo
伊織「何でもいいわよ?」
ライラ「申し訳ございませんですが、ご遠慮させていただきますですよ」
千早「あら?」
ライラ「ライラさん、とっておきのアイスは自分で買うと決めているのです」
千早「お小遣いは大丈夫なの?」
ライラ「あー……、今月節約すればきっと大丈夫なのです」
千早「……不安ね」
伊織「本人がこう言ってるんだもの、いいじゃない」
ライラ「おー……」
千早「どうしたの?」
ライラ「伊織さん、とてもお優しい方でございます」
伊織「へ?」
ライラ「あんな風に言ったら、気を悪くされてもおかしくないのです」
ライラ「あらためまして、ありがとうございますですよ」
伊織「い、いいのよ、気にしてないんだから」
千早「ふふっ」
伊織「……なによ」
千早「いいえ何も?」
ライラ「えへへー」
伊織「何でもいいわよ?」
ライラ「申し訳ございませんですが、ご遠慮させていただきますですよ」
千早「あら?」
ライラ「ライラさん、とっておきのアイスは自分で買うと決めているのです」
千早「お小遣いは大丈夫なの?」
ライラ「あー……、今月節約すればきっと大丈夫なのです」
千早「……不安ね」
伊織「本人がこう言ってるんだもの、いいじゃない」
ライラ「おー……」
千早「どうしたの?」
ライラ「伊織さん、とてもお優しい方でございます」
伊織「へ?」
ライラ「あんな風に言ったら、気を悪くされてもおかしくないのです」
ライラ「あらためまして、ありがとうございますですよ」
伊織「い、いいのよ、気にしてないんだから」
千早「ふふっ」
伊織「……なによ」
千早「いいえ何も?」
ライラ「えへへー」
13: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:35:21.81 :tfAwqUCYo
***************************
千早「ところで水瀬さん」
伊織「なにかしら?」
千早「この番組のことは知っているのよね」
伊織「まあね。時々見させてもらっているし」
ライラ「おー、ありがとうございますですよー」
伊織「あの千早がこんな番組をやってるんだもの、ねえ?」
ライラ「どういうことでございますか?」
伊織「収録中に空気も読まず『何が面白いんですか』とか――」
千早「水瀬さん」
伊織「どうかした?」
千早「分かってて言ってるわよね」
***************************
千早「ところで水瀬さん」
伊織「なにかしら?」
千早「この番組のことは知っているのよね」
伊織「まあね。時々見させてもらっているし」
ライラ「おー、ありがとうございますですよー」
伊織「あの千早がこんな番組をやってるんだもの、ねえ?」
ライラ「どういうことでございますか?」
伊織「収録中に空気も読まず『何が面白いんですか』とか――」
千早「水瀬さん」
伊織「どうかした?」
千早「分かってて言ってるわよね」
14: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:36:06.65 :tfAwqUCYo
ライラ「どういうことでございますか?」
伊織「以前の千早は、ちっとも融通がきかなかったのよね」
伊織「その千早が今では、っていう話」
ライラ「なるほどー」
千早「まあ、自覚はあるのだけれど」
伊織「いいことじゃない」
千早「毎度毎度昔のことを引き合いに出されるのは、ちょっとね」
ライラ「おー……以前の千早さんはちーちゃんさんではなかったのですか」
千早「ふぇっ!?」
伊織「ちーちゃんさん?」
ライラ「この番組の千早さんはちーちゃんさんなのだそうですよ」
伊織「何その話。面白そうじゃない」
ライラ「実は視聴者の方からこんなご意見が寄せられましてですねー」
伊織「ふむふむ……」
千早「(もう、好きにして……)」
ライラ「どういうことでございますか?」
伊織「以前の千早は、ちっとも融通がきかなかったのよね」
伊織「その千早が今では、っていう話」
ライラ「なるほどー」
千早「まあ、自覚はあるのだけれど」
伊織「いいことじゃない」
千早「毎度毎度昔のことを引き合いに出されるのは、ちょっとね」
ライラ「おー……以前の千早さんはちーちゃんさんではなかったのですか」
千早「ふぇっ!?」
伊織「ちーちゃんさん?」
ライラ「この番組の千早さんはちーちゃんさんなのだそうですよ」
伊織「何その話。面白そうじゃない」
ライラ「実は視聴者の方からこんなご意見が寄せられましてですねー」
伊織「ふむふむ……」
千早「(もう、好きにして……)」
15: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:36:56.74 :tfAwqUCYo
――――――
――――
――
千早「……もう、いいかしら?」
ライラ「おや、お疲れでございますか?」
伊織「(ちょっといじめすぎたかしら)」
千早「まあ、少し……ね」
ライラ「それはいけませんです」
ライラ「あちらにベンチがあるのでお休みになるといいのですよ」
千早「……そうね。そうさせてもらおうかしら」
ライラ「それでは、ライラさんは飲み物買ってきますです」
千早「そこまでしてもらわなくても……」
ライラ「ライラさんにお任せなのですよー」
ライラ「あ、伊織さんは千早さんと一緒にいてくださいです」
伊織「へ?」
ライラ「それでは行ってくるのですよ」
――――――
――――
――
千早「……もう、いいかしら?」
ライラ「おや、お疲れでございますか?」
伊織「(ちょっといじめすぎたかしら)」
千早「まあ、少し……ね」
ライラ「それはいけませんです」
ライラ「あちらにベンチがあるのでお休みになるといいのですよ」
千早「……そうね。そうさせてもらおうかしら」
ライラ「それでは、ライラさんは飲み物買ってきますです」
千早「そこまでしてもらわなくても……」
ライラ「ライラさんにお任せなのですよー」
ライラ「あ、伊織さんは千早さんと一緒にいてくださいです」
伊織「へ?」
ライラ「それでは行ってくるのですよ」
16: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:37:41.17 :tfAwqUCYo
伊織「……ライラって、すごいわね」
千早「……でしょう?」
伊織「のんびりしてるのに、なぜか逆らえないわ」
千早「不思議よね」
伊織「不思議ついでに聞きたいんだけど、あの子って何者?」
千早「……どういうことかしら」
伊織「どこかのお嬢様だったりするの?」
千早「なんでまた」
伊織「フワフワしてるけど大したものよ、あの子」
伊織「ちょっとした仕草にも育ちの良さが見えるもの」
千早「そう……なの?」
伊織「相当しっかりと行儀作法を教えられたんじゃないかしら」
伊織「そうじゃなきゃああも自然に振る舞えないわ」
伊織「あれは、いわゆる上流階級の家がする躾よ」
千早「(確かに以前、そんなような話は聞いた気もするけれど)」
伊織「……ライラって、すごいわね」
千早「……でしょう?」
伊織「のんびりしてるのに、なぜか逆らえないわ」
千早「不思議よね」
伊織「不思議ついでに聞きたいんだけど、あの子って何者?」
千早「……どういうことかしら」
伊織「どこかのお嬢様だったりするの?」
千早「なんでまた」
伊織「フワフワしてるけど大したものよ、あの子」
伊織「ちょっとした仕草にも育ちの良さが見えるもの」
千早「そう……なの?」
伊織「相当しっかりと行儀作法を教えられたんじゃないかしら」
伊織「そうじゃなきゃああも自然に振る舞えないわ」
伊織「あれは、いわゆる上流階級の家がする躾よ」
千早「(確かに以前、そんなような話は聞いた気もするけれど)」
17: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:38:48.35 :tfAwqUCYo
伊織「……で、どうなの?」
千早「私が知っているのはドバイの出身で、こっちでスカウトされたってことくらいよ?」
千早「(家出のことはこういう所では言わないほうがいいわよね)」
伊織「なるほど。ドバイ、ね」
ライラ「ただ今戻りましたですよー」
千早「お帰り、ライラさん」
ライラ「はい、お茶でございます」
千早「ふふ、ありがとう」
ライラ「伊織さんにはこちらでございます」
伊織「あら、私のもあるの?」
ライラ「スタッフさんから、伊織さんはこちらがお好きだと聞きましたですよ」
伊織「それでわざわざ100%のオレンジジュースを?」
ライラ「温かいほうが良かったですか?」
伊織「いいえ。ありがたく頂戴するわ」
ライラ「えへへー」
伊織「……で、どうなの?」
千早「私が知っているのはドバイの出身で、こっちでスカウトされたってことくらいよ?」
千早「(家出のことはこういう所では言わないほうがいいわよね)」
伊織「なるほど。ドバイ、ね」
ライラ「ただ今戻りましたですよー」
千早「お帰り、ライラさん」
ライラ「はい、お茶でございます」
千早「ふふ、ありがとう」
ライラ「伊織さんにはこちらでございます」
伊織「あら、私のもあるの?」
ライラ「スタッフさんから、伊織さんはこちらがお好きだと聞きましたですよ」
伊織「それでわざわざ100%のオレンジジュースを?」
ライラ「温かいほうが良かったですか?」
伊織「いいえ。ありがたく頂戴するわ」
ライラ「えへへー」
18: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:39:30.53 :tfAwqUCYo
千早「(私、ライラさんの実家のことってほとんど知らないわね)」
ライラ「千早さん、どうかしましたですか?」
千早「ああいえ、なんでもないの」
ライラ「ところで、お二人でライラさんのことを話されていませんでしたか?」
伊織「まあ、ちょっとした好奇心というか」
伊織「育ちが良さそうなのに随分庶民的な生活をしてるみたいねって」
ライラ「あー、最近はお家賃にも困らなくなりましたよ?」
千早「ライラさん……」
伊織「お、思ってたよりずっと厳しそうなのね……」
千早「(私、ライラさんの実家のことってほとんど知らないわね)」
ライラ「千早さん、どうかしましたですか?」
千早「ああいえ、なんでもないの」
ライラ「ところで、お二人でライラさんのことを話されていませんでしたか?」
伊織「まあ、ちょっとした好奇心というか」
伊織「育ちが良さそうなのに随分庶民的な生活をしてるみたいねって」
ライラ「あー、最近はお家賃にも困らなくなりましたよ?」
千早「ライラさん……」
伊織「お、思ってたよりずっと厳しそうなのね……」
19: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:40:06.87 :tfAwqUCYo
ライラ「ライラさんは家出中でございますから、仕方ないのですよ」
伊織「……は? 家出?」
ライラ「はいです」
伊織「さっき千早から、ドバイ出身だっていうのは聞いたんだけど」
ライラ「えへへー、実はそうなのです」
伊織「いや、『えへへー』じゃなくてっ!」
千早「(これ、いいのかしら?)」
ライラ「ライラさん、パパの結婚話から逃げてきたのですよ」
ライラ「ママによると、まだ諦めてはいないようなのです」
伊織「……ちょっと待って」
ライラ「どうかしましたですか?」
伊織「ひょっとしなくても、見つかったら大変なんじゃ……?」
ライラ「あー……連れ戻されてしまうのではないでしょうか」
千早「その……大丈夫なの?」
ライラ「えへへー、きっと大丈夫なのですよー」
伊織「だから、『えへへー』じゃなくてっ!」
ライラ「ライラさんは家出中でございますから、仕方ないのですよ」
伊織「……は? 家出?」
ライラ「はいです」
伊織「さっき千早から、ドバイ出身だっていうのは聞いたんだけど」
ライラ「えへへー、実はそうなのです」
伊織「いや、『えへへー』じゃなくてっ!」
千早「(これ、いいのかしら?)」
ライラ「ライラさん、パパの結婚話から逃げてきたのですよ」
ライラ「ママによると、まだ諦めてはいないようなのです」
伊織「……ちょっと待って」
ライラ「どうかしましたですか?」
伊織「ひょっとしなくても、見つかったら大変なんじゃ……?」
ライラ「あー……連れ戻されてしまうのではないでしょうか」
千早「その……大丈夫なの?」
ライラ「えへへー、きっと大丈夫なのですよー」
伊織「だから、『えへへー』じゃなくてっ!」
20: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:40:37.36 :tfAwqUCYo
伊織「なんでそんな状況でアイドルなんてやってるのよ!?」
ライラ「ライラさんは日本に来て、お金で買えないたくさんのものを頂きましたです」
ライラ「だから、アイドルでご恩返しなのですよー」
千早「ライラさん……」
伊織「それで連れ戻されてちゃ意味ないでしょうが!?」
ライラ「見つかる前に立派なアイドルになれば、結婚しなくていいかもなのですよ」
千早「そういえば、前にそんなことを話したわね」
伊織「そういうことじゃなくてっ!」
ライラ「ほえ?」
伊織「なんでそんな状況でアイドルなんてやってるのよ!?」
ライラ「ライラさんは日本に来て、お金で買えないたくさんのものを頂きましたです」
ライラ「だから、アイドルでご恩返しなのですよー」
千早「ライラさん……」
伊織「それで連れ戻されてちゃ意味ないでしょうが!?」
ライラ「見つかる前に立派なアイドルになれば、結婚しなくていいかもなのですよ」
千早「そういえば、前にそんなことを話したわね」
伊織「そういうことじゃなくてっ!」
ライラ「ほえ?」
21: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:41:52.90 :tfAwqUCYo
伊織「もう! 見てらんないわ」
伊織「いい、ライラ? 何かあったら遠慮なく私に言いなさい」
千早「水瀬さん?」
伊織「アンタみたいなのが家の事情に振り回されるなんて許せないわ」
ライラ「ですが、ご迷惑をかけるわけにはいきませんですよ」
伊織「気にすることないわ。水瀬の名は伊達じゃないんだから」
千早「ふふ」
伊織「……何よ?」
千早「いえ。ちょっと珍しいなって」
ライラ「何がでございますか?」
千早「水瀬さんがこんな風に自分の家のことを言うのが、ね」
伊織「ふん。私の話がきっかけで迷惑をかけるなんて沽券に関わるのよ」
ライラ「……コケン?」
伊織「プライドよ、プライド!」
伊織「もう! 見てらんないわ」
伊織「いい、ライラ? 何かあったら遠慮なく私に言いなさい」
千早「水瀬さん?」
伊織「アンタみたいなのが家の事情に振り回されるなんて許せないわ」
ライラ「ですが、ご迷惑をかけるわけにはいきませんですよ」
伊織「気にすることないわ。水瀬の名は伊達じゃないんだから」
千早「ふふ」
伊織「……何よ?」
千早「いえ。ちょっと珍しいなって」
ライラ「何がでございますか?」
千早「水瀬さんがこんな風に自分の家のことを言うのが、ね」
伊織「ふん。私の話がきっかけで迷惑をかけるなんて沽券に関わるのよ」
ライラ「……コケン?」
伊織「プライドよ、プライド!」
22: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:42:33.19 :tfAwqUCYo
ライラ「……ライラさんは別に気にしませんですよ?」
千早「ふふっ。いいのよ、ライラさん」
ライラ「千早さん?」
千早「照れ隠しも入ってるんだから」
伊織「ちょっと、千早?」
千早「よっぽどライラさんのことを気に入ったのね」
千早「力になりたいなら、素直にそう言えばいいのに」
伊織「な、何言ってんのよ!?」
千早「まあ、そこが水瀬さんの良い所なんだけれど」
ライラ「おー……伊織さんはツンデレさんでございますか」
千早「あら、よく知ってるわね」
伊織「あ、アンタたち、何を……!?」
千早「ふふ、間違っていたかしら?」
ライラ「……ライラさんは別に気にしませんですよ?」
千早「ふふっ。いいのよ、ライラさん」
ライラ「千早さん?」
千早「照れ隠しも入ってるんだから」
伊織「ちょっと、千早?」
千早「よっぽどライラさんのことを気に入ったのね」
千早「力になりたいなら、素直にそう言えばいいのに」
伊織「な、何言ってんのよ!?」
千早「まあ、そこが水瀬さんの良い所なんだけれど」
ライラ「おー……伊織さんはツンデレさんでございますか」
千早「あら、よく知ってるわね」
伊織「あ、アンタたち、何を……!?」
千早「ふふ、間違っていたかしら?」
23: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:43:01.91 :tfAwqUCYo
伊織「……ねえ千早?」
千早「どうかしたの、水瀬さん?」
伊織「……さっきのこと根に持ってるんじゃないでしょうね」
千早「さっきのことって?」
伊織「その……ちーちゃんがどうのっていう、さっきのアレよ」
千早「…………さあ、何のことかしら?」
伊織「ああもうっ!!」
ライラ「お二人は仲良しですねー」
伊織「なんで他人事みたいになってるのよ!?」
千早「まあ、ライラさんだから?」
ライラ「えへへー」
伊織「褒めてない!!」
千早「あらあら」
伊織「……ねえ千早?」
千早「どうかしたの、水瀬さん?」
伊織「……さっきのこと根に持ってるんじゃないでしょうね」
千早「さっきのことって?」
伊織「その……ちーちゃんがどうのっていう、さっきのアレよ」
千早「…………さあ、何のことかしら?」
伊織「ああもうっ!!」
ライラ「お二人は仲良しですねー」
伊織「なんで他人事みたいになってるのよ!?」
千早「まあ、ライラさんだから?」
ライラ「えへへー」
伊織「褒めてない!!」
千早「あらあら」
24: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:43:32.83 :tfAwqUCYo
***************************
ライラ「おや、もうお時間でございますか」
伊織「何もしてないのに疲れたわ」
千早「ふふふ」
伊織「っていうかこれで良いわけ?」
伊織「街歩き要素皆無じゃない」
ライラ「あー、たまにはこういうこともあるのですよー」
千早「この番組に常識的な判断を求めたら負けよ」
伊織「……千早、苦労してるのね」
千早「……ええ」
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ライラ「おや、もうお時間でございますか」
伊織「何もしてないのに疲れたわ」
千早「ふふふ」
伊織「っていうかこれで良いわけ?」
伊織「街歩き要素皆無じゃない」
ライラ「あー、たまにはこういうこともあるのですよー」
千早「この番組に常識的な判断を求めたら負けよ」
伊織「……千早、苦労してるのね」
千早「……ええ」
25: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:44:10.05 :tfAwqUCYo
ライラ「スタッフさんがいい笑顔でございます」
伊織「……もう好きにしてちょうだい」
ライラ「ケセラセラ、でございますねー」
千早「さて、お別れの時間ね」
ライラ「予定は未定ほぼ二周年の放送でございました」
伊織「……その内容がこれ?」
千早「そう、これよ」
ライラ「それではみなさん、またお会いしましょー」
伊織「……次の予定は?」
千早「ないわ」
伊織「断言するのね」
千早「現実は認めなきゃ」
伊織「(千早が強くなるわけだわ)」
千早「何か言ったかしら?」
伊織「別に何も!」
ライラ「スタッフさんがいい笑顔でございます」
伊織「……もう好きにしてちょうだい」
ライラ「ケセラセラ、でございますねー」
千早「さて、お別れの時間ね」
ライラ「予定は未定ほぼ二周年の放送でございました」
伊織「……その内容がこれ?」
千早「そう、これよ」
ライラ「それではみなさん、またお会いしましょー」
伊織「……次の予定は?」
千早「ないわ」
伊織「断言するのね」
千早「現実は認めなきゃ」
伊織「(千早が強くなるわけだわ)」
千早「何か言ったかしら?」
伊織「別に何も!」
26: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:44:59.45 :tfAwqUCYo
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【放送後・CGプロ】
ライラ「おはようございますですよー」
ちひろ「おはようございます、ライラちゃん」
ライラ「おー、ちひろさんはお早いですねー」
ちひろ「そういうライラちゃんだって」
ライラ「えへへー、いいお天気でしたので早起きしてしまいましたです」
ちひろ「ふふ、じゃあココアでも淹れましょうか」
ライラ「よろしいのでございますか?」
ちひろ「はい。私も仕事前に一息入れたかったので」
ライラ「それではお言葉に甘えさせていただきますですよ」
ちひろ「ふふ、ちょっと待っていてくださいね」
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【放送後・CGプロ】
ライラ「おはようございますですよー」
ちひろ「おはようございます、ライラちゃん」
ライラ「おー、ちひろさんはお早いですねー」
ちひろ「そういうライラちゃんだって」
ライラ「えへへー、いいお天気でしたので早起きしてしまいましたです」
ちひろ「ふふ、じゃあココアでも淹れましょうか」
ライラ「よろしいのでございますか?」
ちひろ「はい。私も仕事前に一息入れたかったので」
ライラ「それではお言葉に甘えさせていただきますですよ」
ちひろ「ふふ、ちょっと待っていてくださいね」
27: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:45:25.68 :tfAwqUCYo
琴歌「おはようございます」
桃華「おはようございます」
ライラ「おー、琴歌さんに桃華さん。おはようございますですよー」
琴歌「あら、ライラさん」
桃華「ちょうど、ライラさんのことを話していましたのよ?」
ライラ「ライラさんでございますか?」
桃華「ええ。水臭いではないですか、ライラさん」
ライラ「ほえ?」
琴歌「何かあれば、私たちに言ってくださればいいのに」
桃華「そうですわ。何もよその事務所の方を頼らずとも」
ライラ「おー……」
琴歌「おはようございます」
桃華「おはようございます」
ライラ「おー、琴歌さんに桃華さん。おはようございますですよー」
琴歌「あら、ライラさん」
桃華「ちょうど、ライラさんのことを話していましたのよ?」
ライラ「ライラさんでございますか?」
桃華「ええ。水臭いではないですか、ライラさん」
ライラ「ほえ?」
琴歌「何かあれば、私たちに言ってくださればいいのに」
桃華「そうですわ。何もよその事務所の方を頼らずとも」
ライラ「おー……」
28: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:45:59.07 :tfAwqUCYo
琴歌「いえ。別に水瀬様が悪いということではありませんが」
ライラ「伊織さん……あー、この前の放送のことでございますか」
琴歌「その通りですわ」
桃華「この櫻井桃花、仲間のピンチに黙っているほど薄情ではありません!」
琴歌「私たちだけではありません」
琴歌「他の皆様だって、同じように思っているはずです」
ライラ「えへへー」
桃華「笑っている場合ではありませんわ。わたくしたちは真剣なのですよ?」
ライラ「はいです。ありがとうございますですよ」
琴歌「いえ。別に水瀬様が悪いということではありませんが」
ライラ「伊織さん……あー、この前の放送のことでございますか」
琴歌「その通りですわ」
桃華「この櫻井桃花、仲間のピンチに黙っているほど薄情ではありません!」
琴歌「私たちだけではありません」
琴歌「他の皆様だって、同じように思っているはずです」
ライラ「えへへー」
桃華「笑っている場合ではありませんわ。わたくしたちは真剣なのですよ?」
ライラ「はいです。ありがとうございますですよ」
29: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:46:25.32 :tfAwqUCYo
琴歌「それで、ライラさんのご実家からは何か……?」
ライラ「いえいえ。ママが上手く誤魔化してくれているのです」
桃華「それならばいいのですが」
ライラ「心配をおかけしたようで、ごめんなさいですねー」
桃華「こ、これくらいのこと、何の差支えもありませんわ!」
ライラ「えへへー、ライラさんは幸せ者ですねー」
ちひろ「(ホント愛されてますね、ライラちゃん)」
<結>
琴歌「それで、ライラさんのご実家からは何か……?」
ライラ「いえいえ。ママが上手く誤魔化してくれているのです」
桃華「それならばいいのですが」
ライラ「心配をおかけしたようで、ごめんなさいですねー」
桃華「こ、これくらいのこと、何の差支えもありませんわ!」
ライラ「えへへー、ライラさんは幸せ者ですねー」
ちひろ「(ホント愛されてますね、ライラちゃん)」
<結>
30: ◆Hnf2jpSB.k:2017/10/23(月) 23:49:34.64 :tfAwqUCYo
一作目から二年経ちました
シリーズと言っていいのか判断に迷う程度しか書いてませんが、二周年です
この先もペースは変わらないと思います
そんな話ではありますが、お楽しみいただけましたなら幸いです
一作目から二年経ちました
シリーズと言っていいのか判断に迷う程度しか書いてませんが、二周年です
この先もペースは変わらないと思います
そんな話ではありますが、お楽しみいただけましたなら幸いです






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