1:以下、名無しが深夜にお送りします:2018/01/20(土) 23:27:51 :HtA9ZRFo
キャラ崩壊注意
キャラ崩壊注意
2:以下、名無しが深夜にお送りします:2018/01/20(土) 23:45:50 :HtA9ZRFo
廃校決定後
ダイヤ(一体何が悪かったのでしょうか)
ダイヤ「はあ……」
ダイヤ(努力が足りなかったのでしょうか?それともわたくしたちに魅力がなかったのでしょうか?
いえ、みなさんは素晴らしい才能を持っていますし、全力を尽くしましたわ。それなのに……)モンモン
ダイヤ「はあ……」
ダイヤ(でもどうしようもないのですわ。もう決まったこと。でも……、でも……、)モンモン
廃校決定後
ダイヤ(一体何が悪かったのでしょうか)
ダイヤ「はあ……」
ダイヤ(努力が足りなかったのでしょうか?それともわたくしたちに魅力がなかったのでしょうか?
いえ、みなさんは素晴らしい才能を持っていますし、全力を尽くしましたわ。それなのに……)モンモン
ダイヤ「はあ……」
ダイヤ(でもどうしようもないのですわ。もう決まったこと。でも……、でも……、)モンモン
3:以下、名無しが深夜にお送りします:2018/01/20(土) 23:46:36 :HtA9ZRFo
ダイヤ「ああああああああああああああああああああああああああ!」
ダイヤ「ああああああああああああああああああああああああああ!」
4:以下、名無しが深夜にお送りします:2018/01/20(土) 23:54:17 :HtA9ZRFo
ドゴォ!ドゴォ!
ルビィ「おねえちゃあ、どうしたの!?」ガラッ
叫び声と大きな音を聞いて、部屋に駆け付けたルビィが見たのは――
ダイヤ「ふざけるな!ふざけるな!」ドゴォ!ドゴォ!
琴を壁に叩きつける姉の姿だった。
ドゴォ!ドゴォ!
ルビィ「おねえちゃあ、どうしたの!?」ガラッ
叫び声と大きな音を聞いて、部屋に駆け付けたルビィが見たのは――
ダイヤ「ふざけるな!ふざけるな!」ドゴォ!ドゴォ!
琴を壁に叩きつける姉の姿だった。
5:以下、名無しが深夜にお送りします:2018/01/21(日) 00:02:50 :7pTJdN..
ルビィ「やめて!おねえちゃあやめて!」
ダイヤ「止めないでくださいまし!こんなもの!」ドゴォ!ドゴォ!
ルビィ「やめて!どうしてこんなことするの!?」
ダイヤ「どうしてですって!?いらないものを壊しているだけですわよ!」ドゴォ!ドゴォ!
ルビィ「なんで!?おねえちゃあ、あんなにお琴のお稽古してたのに!」
ダイヤ「そんなの関係ありません!わたくしがやりたいのは……」ドゴォ!
ルビィ「やめて!おねえちゃあやめて!」
ダイヤ「止めないでくださいまし!こんなもの!」ドゴォ!ドゴォ!
ルビィ「やめて!どうしてこんなことするの!?」
ダイヤ「どうしてですって!?いらないものを壊しているだけですわよ!」ドゴォ!ドゴォ!
ルビィ「なんで!?おねえちゃあ、あんなにお琴のお稽古してたのに!」
ダイヤ「そんなの関係ありません!わたくしがやりたいのは……」ドゴォ!
6:以下、名無しが深夜にお送りします:2018/01/21(日) 00:05:07 :7pTJdN..
ダイヤ「ロックですわああああああああああああああああ!」
ドゴォオオオ!
ダイヤ「ロックですわああああああああああああああああ!」
ドゴォオオオ!
7:以下、名無しが深夜にお送りします:2018/01/21(日) 00:10:55 :7pTJdN..
鞠莉の家
鞠莉「♪~♪~」シャカシャカ
鞠莉(やっぱりハードロックはエクセレントね!)
ガラッ
鞠莉「ん?」
ダイヤ「こんばんは。突然ですが、ロックバンドを組みませんか?」
鞠莉「ワット!?」
鞠莉の家
鞠莉「♪~♪~」シャカシャカ
鞠莉(やっぱりハードロックはエクセレントね!)
ガラッ
鞠莉「ん?」
ダイヤ「こんばんは。突然ですが、ロックバンドを組みませんか?」
鞠莉「ワット!?」
8:以下、名無しが深夜にお送りします:2018/01/21(日) 00:22:19 :7pTJdN..
次の日の朝
ルビィ「結局、おねえちゃあは家を出てったきりで……」
善子「ええ!?それ大丈夫なの!?」
花丸「心配ずら……ってあれ!ダイヤさん!校門のとこ!」ユビサシ
ルビィ「えっ?」
次の日の朝
ルビィ「結局、おねえちゃあは家を出てったきりで……」
善子「ええ!?それ大丈夫なの!?」
花丸「心配ずら……ってあれ!ダイヤさん!校門のとこ!」ユビサシ
ルビィ「えっ?」
9:以下、名無しが深夜にお送りします:2018/01/21(日) 01:00:47 :7pTJdN..
鞠莉「てめえらの心!」ドラム ダイヤ「ぶっ壊してやりますわ!」ギター
バンバンバンバンバン(ドラムの音)
善子「なにやってるの……こんな人目につくとこで……」
ルビィ「おねえちゃあ……」
花丸(ルビィちゃんもショック受けてるずら)
ルビィ「かっこいい!」
よしまる「そっち!?」
鞠莉「てめえらの心!」ドラム ダイヤ「ぶっ壊してやりますわ!」ギター
バンバンバンバンバン(ドラムの音)
善子「なにやってるの……こんな人目につくとこで……」
ルビィ「おねえちゃあ……」
花丸(ルビィちゃんもショック受けてるずら)
ルビィ「かっこいい!」
よしまる「そっち!?」
10:以下、名無しが深夜にお送りします:2018/01/21(日) 01:07:14 :7pTJdN..
ダダダダダダ
ルビィ「おねえちゃあ!わたしベースやりたい!」
ダイヤ「大歓迎ですわあ!」ジャカジャカ
善子「ちょ、ちょっとルビィ!ていうかダイヤはなにしてるのよ!」
ダイヤ「善子さんはボーカルがやりたいんですのね!?わかりましたわ!」ジャカジャカ
善子「言ってない!」
花丸「とうとうダイヤさんがおかしくなっちゃったずら」
ダダダダダダ
ルビィ「おねえちゃあ!わたしベースやりたい!」
ダイヤ「大歓迎ですわあ!」ジャカジャカ
善子「ちょ、ちょっとルビィ!ていうかダイヤはなにしてるのよ!」
ダイヤ「善子さんはボーカルがやりたいんですのね!?わかりましたわ!」ジャカジャカ
善子「言ってない!」
花丸「とうとうダイヤさんがおかしくなっちゃったずら」
11:以下、名無しが深夜にお送りします:2018/01/21(日) 01:17:25 :7pTJdN..
先生「こらぁ!あなたたち何をやってるんですか!」
ダイヤ「ロックですが?」キョトン
鞠莉「?」
先生「いやそういうこと言ってるんじゃないし……あの、迷惑になるからやめてもらえる?」
ダイヤ「いやですわ」キッパリ
先生「やめなさい。だいたい黒澤さんは生徒の模範たる生徒会長なのに……」
ダイヤ「だからなんなんですの!」
先生「!?」ビクッ
先生「こらぁ!あなたたち何をやってるんですか!」
ダイヤ「ロックですが?」キョトン
鞠莉「?」
先生「いやそういうこと言ってるんじゃないし……あの、迷惑になるからやめてもらえる?」
ダイヤ「いやですわ」キッパリ
先生「やめなさい。だいたい黒澤さんは生徒の模範たる生徒会長なのに……」
ダイヤ「だからなんなんですの!」
先生「!?」ビクッ
12:以下、名無しが深夜にお送りします:2018/01/21(日) 01:32:41 :7pTJdN..
ダイヤ「浦の星はもう終わりなんですわ!学校を、生徒を守れない生徒会長なんか何の意味もありませんわ!くだらない!」
先生「……」
ダイヤ「ああ、もう本当に……くだらない」ポロポロ
鞠莉「ダイヤいくわよ!ネクストミュージックは……」
先生「やめなさい!」
花丸「そうずら!ヤケになっちゃダメずら!」
善子「ヨハネたちにだってまだできることはあるはずよ!」
ダイヤ「わかってますわ!そんなこと!」
ルビィ「じゃあなんでこんなこと……」
ダイヤ「浦の星はもう終わりなんですわ!学校を、生徒を守れない生徒会長なんか何の意味もありませんわ!くだらない!」
先生「……」
ダイヤ「ああ、もう本当に……くだらない」ポロポロ
鞠莉「ダイヤいくわよ!ネクストミュージックは……」
先生「やめなさい!」
花丸「そうずら!ヤケになっちゃダメずら!」
善子「ヨハネたちにだってまだできることはあるはずよ!」
ダイヤ「わかってますわ!そんなこと!」
ルビィ「じゃあなんでこんなこと……」
13:以下、名無しが深夜にお送りします:2018/01/21(日) 01:42:43 :7pTJdN..
ダイヤ「でもわたくしは『いま』悲しいんですの!何もできなかったわたくし自身に腹が立ちますの!
こうするしかありませんの!ギターを弾かずにはいられませんの!ああ、本当に気が狂いそうですわ!
もうなにもかもぶっ壊してやりたいんですの!」ポロポロ
花丸「ダイヤさん……」
ダイヤ「ううう……」ポロポロ
善子「……歌ってあげるわ」スッ
ダイヤ「えっ?」ポロポロ
善子「ボーカル、やってあげる」
ダイヤ「でもわたくしは『いま』悲しいんですの!何もできなかったわたくし自身に腹が立ちますの!
こうするしかありませんの!ギターを弾かずにはいられませんの!ああ、本当に気が狂いそうですわ!
もうなにもかもぶっ壊してやりたいんですの!」ポロポロ
花丸「ダイヤさん……」
ダイヤ「ううう……」ポロポロ
善子「……歌ってあげるわ」スッ
ダイヤ「えっ?」ポロポロ
善子「ボーカル、やってあげる」
14:以下、名無しが深夜にお送りします:2018/01/21(日) 01:51:20 :7pTJdN..
ルビィ「ルビィはベースね」
花丸「マルは……タンバリンかな?楽器なんてできないけど、協力したいずら」
ダイヤ「みなさん……!」ポロポロ
善子「だから、もう泣かないで」ナデナデ
ダイヤ「ありがとう……」
先生「……今日は見逃してあげます。練習は部室でするように」
ダイ鞠よしまるビィ「はい!」
ルビィ「ルビィはベースね」
花丸「マルは……タンバリンかな?楽器なんてできないけど、協力したいずら」
ダイヤ「みなさん……!」ポロポロ
善子「だから、もう泣かないで」ナデナデ
ダイヤ「ありがとう……」
先生「……今日は見逃してあげます。練習は部室でするように」
ダイ鞠よしまるビィ「はい!」
15:以下、名無しが深夜にお送りします:2018/01/21(日) 02:08:29 :7pTJdN..
ダイヤ(それからというもの、わたくしたちは演奏に明け暮れました。ロックは、わたくしの心の底に溜まった「何か」をすこしずつ溶かしてくれました)
ダイヤ(わたくしたちのロックバンド『Z ULA(ツェット・ウーラ)』は、全校生徒の前で最初で最後のライブを開きました)
ダイヤ「最後の曲、聞いてください」
ワーワーワーワーダイヤサマー
ダイヤ(ああ、なんて甘美な痛みなんですの――)
おわり
ダイヤ(それからというもの、わたくしたちは演奏に明け暮れました。ロックは、わたくしの心の底に溜まった「何か」をすこしずつ溶かしてくれました)
ダイヤ(わたくしたちのロックバンド『Z ULA(ツェット・ウーラ)』は、全校生徒の前で最初で最後のライブを開きました)
ダイヤ「最後の曲、聞いてください」
ワーワーワーワーダイヤサマー
ダイヤ(ああ、なんて甘美な痛みなんですの――)
おわり
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