ミカヤ「という訳だから、サザはどんなチョコレートを貰えたら嬉しい？」

サザ「何故俺なんだ？」

ミカヤ「だってサザは男だから、男性目線で何か意見が欲しいの」

サザ「なるほど。そうだなうーん・・・>>4」

サザ「やっぱりシンプルなやつが1番、かな。媚薬などの隠し味はいらない」

ミカヤ「・・・・失礼ね。私を何だと思ってるの？」

サザ「すまん。でも何か、警戒してしまった」

ミカヤ「全く・・・まあいいわ。じゃあ早速チョコレートを作りに行ってくるわ」

サザ「早いな！他の人の意見は聞かないのか？」

ミカヤ「うーん・・・そうね、せっかくだからサザ以外の人からも意見を聞いてみるわね！」

ミカヤ「とは言ったものの・・・誰に聞けばいいのか？」

？？「あの、ミカヤさん？」

ミカヤ「あっ！>>7」

ミカヤ「あ、レテさん！お久しぶりです！それより、どうしてさん付け？」

レテ「・・・デインの王になられた方ですので、一応」

ミカヤ「なるほど。あの、レテさんはどうしてこちらへ？」

レテ「・・・仕事です」

ミカヤ「今は私達しか居ないですし、無理に敬語じゃなくても大丈夫ですよ」

レテ「・・・すまない」

ミカヤ「あの、つかぬことをお聞きしたいんですが・・・」

レテ「何だ？」

ミカヤ「その、レテさんはチョコレートって食べます？」

レテ「・・・・・」

ミカヤ「あの？」

レテ「時期が時期だ。事情は察した。しかし私はチョコレートを好まない」

ミカヤ（あﾞっ！レテさん、猫科のラグズだもんね・・・）

レテ「・・・すまない。力になってやれそうもない」

ミカヤ「いえ・・・お構いなく」

ミカヤ「うーん、今のところサザからしか情報を入手してないしなぁ・・・どうしよう？」


安価下1-3
1.もう少し話を聞きに行く
2.チョコレートを作りに行く

ミカヤ「やっぱりもう少しだけ話を聞きに行きたいわね。>>15のところへ行きましょう」

ミカヤ「リアーネさん！」

リアーネ「ミカヤ・・・ひさし、ぶり」

ネサラ「国を開けてわざわざこっちに来たのか・・・一体どんなご用件で？」

ミカヤ「チョコレートを作るに当たって何かいい方法ってありますか！？」

ネサラ（そんなことのためにここまで来たのかよ！？絶対にもっと他のやつら居たろ！）

ミカヤ「些細なことでもいいんです！チョコに何を盛るか、とか！隠し味に何を入れるか、とか！」

リアーネ「>>17」

リアーネ『媚薬はありきたりだし… 愛液とか？』

ネサラ「おまっ！？な、何て事を！？ってかそんな単語よく知ってたな！」

リアーネ『・・・去年ネサラにプレゼントした///』

ネサラ「うおおおおい！そんなこと知りたくなかったよ！」

ミカヤ「あの、リアーネさんは何と？」

ネサラ「あ、ああ・・・>>19って、言ってたぞ？」

ネサラ「シンプル・イズ・ベストって言ってた、ぞ？」

ミカヤ「うーん、やはり変に飾らないのが1番なんですか。わかりました！ありがとうございます！帰ってすぐにチョコレート作りに掛かります！では！！」ｼｭﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ

リアーネ『ネサラ、今年のチョコも楽しみにしてて///』

ネサラ「お、おぅ・・・」

ミカヤ「さあ、これから早速チョコレート作りをはじめたいと思います！皆への義理チョコは無難に買ったやつにして、サザへのチョコレートは何にしようかしら？うーん・・・」


サザへ贈るチョコレート
安価下で味付け
安価下2-4で材料

そして迎えたバレンタイン当日


ミカヤ「サザ！はい！」

サザ「コレは・・・？」

ミカヤ「んもう、忘れたの？今日はバレンタインでしょ？チョコレートを作ってきたのよ」

サザ「そっか・・・ありがとう///」

ミカヤ「じゃーん！マシュマロとバナナにそれぞれ、ホワイトチョコソースを混ぜた！ホワイトマシュマロチョコとホワイトバナナチョコでーす！」

サザ「・・・ほとんど色変わってないのな。別ベクトルでシンプルな見た目になってる」

ミカヤ「どっちから食べる？マシュマロ？それともバナナ！？」ﾜｸﾜｸ

サザ「そうだな・・・」


安価下
コンマ偶数でバナナ
コンマ奇数でマシュマロ

サザ「じゃあまずこのマシュマロから・・・」ﾊﾟｸｯ

ミカヤ「ど、どうかな・・・？」

サザ「・・・」ﾓｸﾞﾓｸﾞ


サザの反応、安価下

サザ「……なんか固いのが混じってないか？」

ミカヤ「ええっ！？そ、そんな筈は・・・固い」ﾊﾟｸｯ

サザ「マシュマロ、なのにな？」

ミカヤ「・・・・ｸﾞｽﾝｯ」

サザ「あっ！？な、泣かないでよミカヤ！次はバナナだよな。ほら、いただきます」

ミカヤ「待って！」

サザ「えっ！？なんだ？」

ミカヤ「>>32」

ミカヤ「舐めるように！それはもうペロッペロと！そして舐め終えたらしゃぶりついて！！」ﾊｧﾊｧ///

サザ「は、はぁ・・・こうか？」ﾍﾟﾁｬｯ

ミカヤ「そうそう！そしてそこから舐めて！」

サザ「・・・ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ」

ミカヤ（ふおおおおお！！サザが！サザがっ！！バナナの先っぽから溢れ出るホワイトソースを舐めてるううう！！やっべ、凄い興奮してるわ）

ミカヤ「ごちそうさまですっ！！」

サザ「・・・何でミカヤがごちそうさま言ってるんだ？」

ミカヤ「はっ！？ご、ごめんなさいつい・・・///味はどうだった？」

サザ「・・・正直言った方がいい？」

ミカヤ「怖いけど、お願い・・・」ｺｸｯ

サザ「>>35」

サザ「ヘンな味だけど守備が上がった気がする」

ミカヤ「変っ・・・」ｶﾞｰﾝ！

サザ「本当にどんな作り方したんだ？普通のマシュマロならあんなに固くならないし、バナナも絶対何かあったろ・・・ミカヤ？」

ミカヤ「>>37」

ミカヤ「もしかして誰かの陰謀……？」

サザ「え？」

ミカヤ「そうよ！これはきっと陰謀！そうじゃなきゃ固いマシュマロとか変な味のバナナチョコとか有り得ないもの！そういう訳でサザ！今から犯人探しに行くわよ！」

サザ「お、おいっ！？」

ミカヤ（見つけたら絶対にとっちめてあげるんだから！）

サザ「それで、何かあてはあるのか？」

ミカヤ「>>40」

ミカヤ「ユンヌを頼るわ」

サザ「待て待て！ここ一応本編が終了した世界なんだぞ！ユンヌを頼るって、あいつもう消滅したはずだろ！？」

ミカヤ「多分何とかなるわよ！ユンヌ！」

サザ「そんなんで何とかなる訳・・・」

ユンヌ「ミカヤ！会いたかった！」

サザ「なるのか！」

ミカヤ「ねぇユンヌ、実は」

ｶｸｶｸｼｶｼﾞｶ

ミカヤ「という訳なの。何かわかる？」

ユンヌ「>>44」

ユンヌ「私がやりました」ﾄﾞﾔｧ

サザ「お前の仕業かよ！マジの邪神じゃねーか！」

ミカヤ「ねぇユンヌ・・・どうしてそんな、酷いことをしたの？」

ユンヌ「だって・・・>>46」

ユンヌ「あのままだとサザが不味すぎて死んでしまう所だったから… 魔法で変な味程度まで押さえてあげたんだぞ」

サザ「え？」

ミカヤ「う、嘘っ！お菓子を作るだけで、そんな・・・殺人兵器みたいなのが作れる訳が・・・」

ユンヌ「じゃあ元の味で食べてみる？」

ミカヤ「わ、わかったわよ！急いで作るからちょっと待ってて！」

ミカヤ「で、出来た・・・」ﾊｧ･･･ﾊｧ･･･

ユンヌ「今度こそ正真正銘、ミカヤ製チョコよ」

サザ「・・・・・・」ﾊﾟｸｯ


サザの反応、安価下

サザ「・・・・はっ！こ、ここは何処だ？」

ユンヌ「あ、気が付いたみたい」

サザ「なぁ、そこに俺らしき人物が倒れてて、ミカヤが泣いているんだが？」

ユンヌ「貴女の姿はミカヤには見えてない。所謂幽体離脱ってやつ」

サザ「マジか・・・」

ユンヌ「どう？これでもまだ私のこと邪神って言う？」

サザ「ごめんなさい」orz

ユンヌ「・・・許してあげる。私の力で貴方の魂を体に戻してあげる」ﾊﾟｧｧ

サザ「・・・はっ！」

ミカヤ「サザ！良かった！目が覚めて・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

サザ「心配掛けた。ごめん」

ミカヤ「ううん・・・元々は私のせいだから」

サザ「ミカヤが悪い訳じゃ・・・」

ミカヤ「・・・ｸﾞｽﾝｯ、私・・・サザに喜んで貰いたくて、一生懸命チョコを作ったのに・・・出来上がったのは食べられる物ですらなかった」

ミカヤ「ごめんなさい・・・ごめんなさい」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

サザ「ミカヤ・・・・>>54」

サザ「料理はこれから一緒に頑張っていこう」

ミカヤ「サザ・・・」

サザ「誰にだって得意不得意はあるさ。それに、バレンタインは今年だけじゃないだろ？また来年頑張ればいいじゃないか」

ミカヤ「・・・うん」

サザ「ただ、やるからには厳しく行くからな！また幽体離脱なんてごめんだから」

ミカヤ「・・・サザ！」

サザ「ん？」

ミカヤ「>>57」

ミカヤ「ホワイトデーのお返し、宜しくね」

サザ「勿論。食べられるチョコは期待してくれていいぜ」

ミカヤ「・・・・もうっ///」

ミカヤ「あ、そうだ！最後に1つ質問が」

サザ「何だ？」

ミカヤ「サザってバレンタインにいくつかチョコ貰った？」

サザ「義理はいくつか」

ミカヤ「・・・本命は？」

サザ「>>60」

サザ「10から先は数えてない」

ミカヤ「・・・・へー」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

サザ「>>62」

サザ「これだけモテるのも、悪くないな・・・////」ﾆﾔﾆﾔ

ミカヤ「そう。それで、モテモテのサザさんは一体、誰が本命なんですかねぇ」ﾑｯｽｰ

サザ「な、何だよいきなり・・・>>64」

サザ「ミカヤに決まってるだろ///」

ミカヤ「・・・でも他の娘の本命チョコを受け取ってるじゃない」

サザ「正直言う。喜んでしまったのは否定しない。でも俺が本当に好きなのは、ミカヤだけだ」ｷﾞｭｯ

ミカヤ「･･･調子いいんだから///」

ミカヤ「そこまで言うのなら、ホワイトデーのお返しはとびきり美味しいチョコで許してあげる///」

サザ「期待に応えられるように頑張るよ」

ミカヤ「・・・・・////」ﾁｭｯ！

サザ「！！？！？！？！！？！」///

ミカヤ「・・・ハッピーバレンタインっ///」

ミカヤ「チョコレートを作ってあげたい」



完！！