マルフォイ「いや、確かにこの一週間一睡もしてないが、僕の思考は十時間睡眠後の朝並みにハッキリしてるぞ」

クラッブ「そんな焦点の合わない目で言われてもな...」

ゴイル「まるで錯“蘭”の術にかかったみたいだぜ」

マルフォイ「顔色なんてどうだっていい、話を戻すが今ウィーズリーは僕の計画でポンフリーのとこに入院してるはずだ」

ゴイル「サラッとそれが当初からの計画だったみたいに言うな」

マルフォイ「グリフィンドールの談話室がどこにあるかわからない以上...今が絶好のチャンスだと思う」

クラッブ「(めっちゃ真剣な顔で話してるが目的がホモセックスだという...)」

マルフォイ「ここにはスラグホーンの教室からたんまりちょろまかしたポリジュース薬もある」ﾌﾘﾌﾘ

マルフォイ「そんでグレンジャーの姿にさえなれればこれで自然にウィーズリーと一つになれるって訳だ！」

ゴイル「どこから突っ込めばいいのか」

ゴイル「あのハーマイオニー・優等生様・グレンジャーが病人に夜這いしにいくだなんてイカれた真似すると思うか？」

クラッブ「百歩譲ってそれが成功したとして、ポンフリーはどうするんだよ？」

ゴイル「マダム・ポンフリーのお膝元でｷﾞｼｱﾝだなんて、バレたら生涯貞操帯ルートじゃすまないぞ」

マルフォイ「まぁなんとかなるだろ」

ゴイル「ならねーよ」

クラッブ「正気を失ってるな」

ゴイル「そもそもの話、どうやってグレンジャーの髪の毛を手に入れるんだ？」

マルフォイ「？忍び寄ってコッソリ引っこ抜くに決まってるだろ」

クラッブ「ほんとに少し寝たらどうだ？」

マルフォイ「お前らの女装用の毛を調達する時はうまくいってるじゃないか」

ゴイル「うっ、頭が....」

クラッブ「一年生のジャリならともかく相手はあのグレンジャーだぞ？気づかれたら最後待ってるのはナメクジとしての一生だ」

マルフォイ「うーむ、じゃコッソリ奪うのはやめだ。正直に言って分けてもらおう」

ゴイル「」

クラッブ「」

SOREKARA DOSHITANO

マルフォイ 「結局『呼び寄せ呪文』でグレンジャーの毛束ゲットだぜ！」ﾀﾞｾﾞ

ゴイル「いくら穢れた血とはいえあの一“ク”ニートハゲはちょっと可哀想だったな...」

クラッブ「いや、あれは一シックルはあった...」

マルフォイ「まあまあ、余った分はお前たちにやるよ。なんならグレンジャー×3で4Pもいいな」

クラッブ・ゴイル「「死んでも御免だ」」

マルフォイ「次はいつ実行するかだな。今夜だ。異論は認めない」

ゴイル「今夜だと？！」

クラッブ「おいおいいくらなんでも早急すぎるぜ、気は確かか？」

ゴイル「一つ失敗したら去勢まちがいなしなんだぞ！」

マルフォイ「三ヶ月準備したって、それは変わらない。行動を起こすときが来た」ｷﾘｯ

クラッブ「ポッターの台詞パクったってちっともカッコよくないぞ」

ポリジュース薬「ｼｭｩｩｩｩ」

マルフォイ「おお、穢れた血の色してるな」

ゴイル「穢れた血の色ってなんだよグロいな」

クラッブ「これを飲むのか？...いやまぁ俺らじゃないからいいけどよ」

マルフォイ「これでウィーズリーとヤれる...これでウィーズリーとヤれる...」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

マルフォイ「よし...イくぞ！」ｺﾞｸｺﾞｸｺﾞｸ

ﾋﾟｶ-ﾝ

ゴイル「ウオオ」

クラッブ「ワーオ」

ﾊ-ﾏｲｵﾆ-(ﾌｫｲ)「ｹﾞﾎ、どうだ？ちゃんとグレンジャーに見えるか？」ｸﾙｯ

ゴイル「前歯が縮んでるとこ以外そっくりだな」

ﾊ-ﾏｲﾌｫｲ-「ウィー...ロンに抱かれに行ってくるわ！お互いのでもしゃぶって見ててなさい！ 」ﾀﾞｯ

クラッブ 「...一応様子見にいくか？」

ゴイル「...おう」

～医務室～

ロン「ハーマイオニー！ハーマイオニー！君の膣内(なか)...ｯすごくイイよ...まるで守護霊に直接挿入れてるみたいだ...ｯ」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

ﾊ-ﾏｲｵﾆ-「ああっロン！あなたのパトローナム...全身金縛りの術にかかったみたいに硬いわ...ｯ！」ｷﾞｼｷﾞｼ

ﾊ-ﾏｲﾌｫｲ-「」

クラッブ「」

ゴイル「」

ﾊ-ﾏｲﾌｫｲ-「............」

クラッブ「ドラコのやつ何か考え込んでるな」ﾋｿﾋｿ

ゴイル「ああ、これで諦めて引き返してくれるといいんだけどな」ﾋｿﾋｿ

ロン「出るｯ...出すよ...ｯ君のエロいの篩(ふるい)に...エクスペクト・パトローナム...ｯｯ」

ﾊ-ﾏｲｵﾆ-「ああっ...ロン...ｯｯ！！」

ﾊ-ﾏｲﾌｫｲ-「ちょぉぉぉーーっっと待ったｧｧｧあああ！！！」ﾊﾞﾝｯ

ﾌｫｲ以外「「「「！！！！？？？？」」」」

ﾊ-ﾏｲﾌｫｲ-「ロン！離れなさい！それはポリジュース薬でワタシに化けたマルフォイよ！」ﾋﾞｼｨｯ

ゴイル「(自白だと...)」

ﾊ-ﾏｲｵﾆ-「な、な、なんですって！？」ｱﾀﾌﾀ

ロン「ｳ、ｳﾜ、ってことは僕、今の今まで、マルフォイの奴のスリザリン臭いケツに、突っ込んでたってワケ...？ｳｪ......」ｻｹｽﾞﾑﾖｳﾅﾒ-

ﾊ-ﾏｲﾌｫｲ-「あはんっ」ｿﾞｸｿﾞｸ

ﾊ-ﾏｲｵﾆ-「ロ、ロン！私は違うわ！」ｱｾｱｾ

ﾊ-ﾏｲｵﾆ-「ちょっと！何邪魔してくれてんのよ！」

ﾊ-ﾏｲﾌｫｲ-「あらぁー？ワタシの身体で勝手にｳｨ...ロンと乳繰り合っておいて何憤慨してるのかしらぁー？」

ロン「ハーマイオニーが二人...ってことは宿題計画表が二倍に...！？」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

ﾊ-ﾏｲｵﾆ-「そこっ！？」

ﾊ-ﾏｲｵﾆ-「とにかくっ、ロン！信じて、さっきまで一緒に夜のDA会談していた私が本物よ！こいつマルフォイよ！」

ﾊ-ﾏｲﾌｫｲ-「いいえっ！こいつこそスラグホーン先生からポリジュース薬をくすねた上にあなたに掘られにわざわざワタシに化けたホモのクズマルフォイよっ！」

クラッブ「(自虐か自虐なのか)」

ロン「オエッ、少なくともどっちかはあの潔癖血の腐れマルフォイなのかよ...」

ﾊ-ﾏｲﾌｫｲ-「いひぃんっっ」ｿﾞｸｿﾞｸ

ロン「それじゃ、本物のハーマイオニーならホグワーツの歴史第729ページに書かれてることそらんじれるはずだ」

ﾊ-ﾏｲｵﾆ-「任せてちょうだい！『ール・スリザリンの継承者によって開かれたと言われている秘密の部屋にはかの伝説の大蛇バジリ────』」

ﾊ-ﾏｲﾌｫｲ-「ええっ、ええっと『ハリー・ポッターはホグワーツ開校以来の出しゃばりで、いつも穢れた血と乞食の赤毛を連れており───』」

ロン「待った待ったごめん、僕自身がいっぺんもホグ歴開いたことなかったから確かめようがなかったよ」

ゴイル「(おいっ)」

ﾊ-ﾏｲｵﾆ-「そんな......っ！？これでも私がわからないっていうの.......！？」

ﾊ-ﾏｲﾌｫｲ-「ホッ...」

ロン「そうだ、待てよ...わかったぞ、本物のハーマイオニーの見分け方」

ﾊ-ﾏｲｵﾆ-「ほんと！？」ｶﾞﾀｯ

ﾊ-ﾏｲﾌｫｲ-「ほんとかなぁー？」

クラッブ「(なんで煽ったし...)」

ロン「後頭部を見せてくれよ、ガリオン金貨大のハゲができてるはずだ」

ﾊ-ﾏｲﾌｫｲ-「」ｷﾞｸｯ

ﾊ-ﾏｲｵﾆ-「もちろんよ！ほら見て、どこぞの悪党にごっそり引っこ抜かれた私の愛しいガリオン！」ｽﾞｲｯ

ロン「ってことは...」

ﾊ-ﾏｲﾌｫｲ-「ああ、そうだよっ、僕がマルフォイだ！」

ﾊ-ﾏｲｵﾆ-「なんでこんなのことしようと思ったのかしら？正直ドン引きよ」

ゴイル「(病人に夜這いしてた奴に言われるとｶﾁｯとくるな...)」

ﾊ-ﾏｲﾌｫｲ-「ウィーズリーとどうしてもセックスがしたくて...」

ロン「お゛え゛っ゛...」ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

ﾊ-ﾏｲﾌｫｲ-「んｯあ...」ｿﾞｸｿﾞｸ

ﾊ-ﾏｲｵﾆ-「私の身体で感じないでちょうだい！」

クラッブ「(なんで俺らも正座してんだろ...)」

ﾊ-ﾏｲｵﾆ-「どうしてロンと...その...したいと思ったの...？貴方は男の子よね？」

ﾊ-ﾏｲﾌｫｲ-「恋に性別も量の違いも関係ないのさ...ただどうしようもなくウィーズリーのことが好きになってしまったのさ...」ﾁﾗｯ

ロン「う゛ぇ目があった゛゛げｪ」ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

ﾊ-ﾏｲﾌｫｲ-「お゛んっ」ｿﾞｸｿﾞｸｿﾞｸ

ﾊ-ﾏｲｵﾆ-「ってことは貴方の今までのロンへの嫌がらせは全部『好きな子イジメ』だったってこと...？」

ゴイル「(なんでこのグレンジャーこんなに興味津々なんだ？)」

ﾊ-ﾏｲﾌｫｲ-「そうだ...初めてコンパートメントで会ってゴミを見るような目付きで見られたときからずっと胸の高鳴りを感じていた...」

ﾊ-ﾏｲﾌｫｲ-「来る日も来る日もウィーズリーのことを想っては一人ｴｸｽﾍﾟｸﾄﾊﾟﾄﾛ-ﾅﾑ...またあの目でなじられたい...口汚く罵られたい...そしていつの日か男男の仲に...！！」

ﾊ-ﾏｲｵﾆ-「なんだか聞いてるとドキドキするけどもういいわ、ロンのライフはゼロよ」

ロン「ぼｯう゛゛ｪ゛お゛ろ゛゛ｯひ、げぇ」ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ

ロン「ｳﾞ...死゛ね......っ」

ﾊ-ﾏｲﾌｫｲ-「あああｯんっはぁんｯｯｯ」ﾋﾞｸﾋﾞｸﾋﾞｸﾋﾞｸｯ

ﾊ-ﾏｲｵﾆ-「私の身体でオーガズムに達しないでちょうだい！！！！」

～スリザリン談話室～

ゴイル「なんとか帰ってこれたな...」

クラッブ「あのウィーズリーただでさえ瀕死だったのにもうほとんど死んでたな」

マルフォイ「計画は失敗か...」

ゴイル「もうあれ大成功でいいだろ」

クラッブ「とりあえず寝ろ...正気に戻れ...」

マルフォイ「ハッ、ポリ薬で今度はポッターに化ければウィーズリーに挿入れられるんじゃないか？」

クラッブ・ゴイル「「もういいから」」

完

おまけ

～ｳﾝ十年前...～

ルシウス「ポリ薬でモリーに化ければアーサー・ウィーズリーとセックスできるんじゃないか？」

ゴイル・シニア「ｶﾞﾊﾊ」

クラッブ・シニア「ｹﾞﾗｹﾞﾗ」

アーサー「...？」ｿﾞﾜｯ