時子「...時刻は深夜一時十分をとっくに過ぎたところよ」

時子「テレビを見ている豚たちも一時十分を回ったところかしら」

つかさ「いつもより二時間も放送が遅い。うちは視聴者との一体感を大切にする番組だからな、

お前たちだけじゃねえ、私らも眠い環境に身を置いて収録していくぜ」

時子「放送は一時を過ぎているから見てる豚たちは12月24日」

テロップ(1 2 月 2 4 日)

時子「12月24日って何の日か知ってる？つかさ」

つかさ「...しらねえよ」

時子「奇遇ね。私も忘れたわ」

つかさ「...」

時子「...」

のあ「世間ではそれをクリスマスイブと呼んでいるわ」

テロップ「X' m a s イ ブ」

のあ「祈りをささげたり、大切な人と過ごしたり、私たちのようにいっしょにパーティをやったり」

時子「チッ、、事務所ででしょうが。...この紫色暴でしょうも、気の合う仲間で？豚たちの

ためにパーティをすることになったわ。光栄に思いなさい。」

のあ「今回のためにスタッフが全員そろっている...。わいわいがやがや楽しみましょう」

つかさ「似合わない言葉を使うねえ...。てかスタッフ全員！？私らもいやいやだっのに」

のあ「パーティーといえば豪華な料理が必要。...ここまで言えば分かるわね？私たちの中で
料理といえば」

つかさ「まあ、そうだな。私だ。そうだったな、そうだった...」

のあ「今日はあなたにお見舞いされに来たの」

時子「いやよ私こんな深夜に食事なんて体に悪いしどうせ餅みたいなカレーパスタオーロラ風が
出てくるだけよ」

つかさ「ああ！？それ持ち出してくんなよ。もう二度としねえって」

時子「三回したくせに発言権があると思ってるのかしら？」

つかさ「ぐ...。まあ時子さんも望んでねえらしいしさ、なんでアタシがこんな季節に料理なんて

しなけりゃなんねえんだ。順番でいえば石ころの旅の最終回だろ？なのにどうせだれも見ていないわつかさに

料理でもさせましょうってのあさんが叩き込んだそうじゃねえか。なんでそんな扱いなんだよ」

のあ「...私としてもこの企画は悩んだの。辛すぎたり、しびれが起きたり。つらい企画になるだろうって」

つかさ「おい」

のあ「でも、パーティをしている人だけではない、見てる人の中には少ないだろうけど何を作ろうか決まらなくて困っている人もいるはず...。」

時子「いるはずないでしょ」

のあ「私は高峯のあだから、感じるわ。悩める子羊がどんなパーティにするかをテレビにすがっているのを」

つかさ「変な小芝居やめてくれよ、腹立つ」

のあ「だから、貴方。自信はあるんでしょう？練習したらしいじゃない」

つかさ「まあそりゃな。弱点を残しとくのはアタシらしくない」

つかさ「まあいいや。つまりはアタシの料理を見て24日のパーティーの参考にしてもらえばいいんだろ？一応は汚名返上の

チャンスってわけか」

時子「そういえば何時までやる予定なのかしら」

のあ「未定よ」

時子「...まあ半分は分かっていたことだけど」

時子「気を取り直して、そういえば今日は豚が来てるらしいわね。さっきからシューシューうるさいんだけど」

（注）ゲストです。

つかさ「前振りが長えからバッテリー切れそうなんだよ...」

時子「放送日の12月1日にめでたく満1歳の誕生日を迎えるこの豚よ」

でれれれれれれれん

テロップ「346プロ正式提携マスコット　　イブさん×　→　ぴ　にゃ　こ　ら　太

つかさ「言っとくけど一番やる気ねえのこいつだからな、こんなのりのりだけどよ」

ぴにゃ「」げし！

つかさ「痛え！中じゃハイライトなくしてるくせによ」

時子「その不細工人形もつかさの料理を楽しみにしてるらしいわ。会場も小松がやってくれたらしいから移動しましょうか」

つかさ「時子さんあんまり怒ってねえんだな」

時子「様をつけなさい。まあ企画自体は聞いてたから。でももし料理がまずかったらあなたもいっしょにしつけるわよ？」

つかさ「テレビ用に抑えてるだけか...。ていうかさあ、アタシは首藤ちゃんとか響子とかが使ってるフライパンとか

ないと嫌だぞ」

のあ「ただのスタジオ用と平凡は私も望まない。陳腐でない貴方にふさわしい物を用意したわ」

つかさ「窓開けっぱなしだからさあ、さっきから煙いんだよ。なんでか知らないけど」

つかさ「もう行く前から薪の火が見えてるんだ。なんだよあのやべえダサいやつ」

のあ「雪がまだ残ってるわね。ぴにゃ、いける？」

ぴにゃ「」ツルツル

ぴにゃ「」ヅダァ

時子「まるで豚みたいね。ほら立ちなさい、あんただけ温かいんだから」ビシッビシッ

つかさ「時子さん、鞭はやべえんじゃねえの、プロデューサーじゃないんだぜ」

時子「時子様といいなさい。この厚い生地に豚みたいに包まれてるんだから大丈夫よ。手加減してるし」

つかさ「しょうがねえのあさん、そっちもって」ミギテツカミ

のあ「...」ヒダリテツカミ

つかさ「よしよし、ゆっくりゆっくり」

のあ「...」グイ

ぴにゃ「!」ばたん

つかさ「ちょっとのあさん！？」

時子「これが用意したっていう...」

つかさ「いや感激だね、このやべえ寒いセット。ワゴンにガスコンロ乗せたやつと焚き火しかねえじゃん」

時子「あののろま愚図な小松がなにをしたかと思ったら、あのバカ小松はモールをつけてくれたわね」

＜パーティー気分だよ！

時子「黙りなさい豚が」

つかさ「マジひど過ぎ。こんなん放送すんのかよ」

のあ「コンセプトは誰も見てない、よ」

つかさ「分かってたけどさあ」

イブ「...」E.簡易型ぴにゃマスク

時子「...そろそろシェフに料理をつくらせましょうか。シェフ」パンパン

てーててーててて（軽快な音楽

炎の料理人シェフつかさ「」ジャーン

つかさ「...いらっしゃいまほ」

つかさ「そしてメリークリスマス。ピストル桐生へようこそ...、撃ち抜くぞ！？」

P「www」

イブ「...w」

時子「...フン」

のあ「...」パチパチ

テロップ「本日のメニュー」

つかさ「本日は、アタシが腕を振るいまして、シェフつかさ流のカツカレーエビチリを」

時子「却下よ」

のあ「容認できない」

イブ「うまいもん食わせろですぅ」

つかさ「はあ！？何作るかなんてアタシの勝手だろ！？」

のあ「そもそもカツもカレーも用意されていない。あるのはフェイフェイに用意してもらったものだけ」

時子「料理の腕なんて今更期待してないんだから放送事故にならないように無難に仕上げなさい」

つかさ「...分かったよ。ただのエビチリだ。...絶対見返してやるからな！」

時子「もう今は深夜二時よ。もうすでに何やってるか疑問に思ってきたわ...」

時子「あら気が利くわね」

のあ「確かにもうワインがなくなってぴにゃも日本酒に手を。飲酒のみは推奨されない」

イブ「」グビグビ　

つかさ「おいおいあんまのみすぎんなよ...？」

P「エビの塩焼き...とか」

つかさ「エビの塩焼き？馬鹿か、プロデューサー」

のあ「プロデューサーに馬鹿って言ったわね」

時子「...」(特に異論はない

つかさ「エビチリ作るって言ってるだろ？なんで塩で焼くんだ？」

イブ「」カサカサ　パク

つかさ「...少しだけだぞ？」

<オオー

イブ「」クッチャクッチャ

時子「ぴにゃガム噛んでんじゃないわよ、イメージ悪いだろうが！」

つかさ「何やってんだ」

イブ「だいたい私だってやりたくてやってるわけじゃないんですぅ」

つかさ「ちょwww」

イブ「誕生日の前祝いをしてもらって気持ちよく寝てたところを呼び出してぇ」

つかさ「クリスマスぴにゃこらたとかグッズあるんだからさ」

イブ「いいからエビ焼けエビ焼け」

つかさ「！？」

時子「...」

P「ｗｗｗｗｗｗ」

つかさ「おいおい３４６プロ帰ってくぞ。そら夜中二時だもん」

つかさ「あと何時間かしたら早起き委員長来ちまうぞ」

のあ「早朝番組と鉢合わせするのはいろいろ危険ね」

つかさ「それにさあ、風が強いんだけど」

時子「寒いのかしら？」

つかさ「そら12月の外なんだから寒いに決まってるじゃん」

イブ「私が拾われたときはこの時期に全ｒ」

のあ「ぴにゃには彼氏がいるそうね」

イブ「え、こいつ女だったんですかぁ」

のあ「黒ぴにゃというらしいけど」

時子「あんた自分の役なんだから覚えてなさいよ」

イブ「へえ。...売れてるんですか？」

Ｐ「www」

時子「だから...！はあ、もういいわ。とにかく彼氏ができたらしいわ」

イブ「へー、素敵なことですねえ」

時子「おまえのことだって言ってるだろこの豚ぁ！」

つかさ「なあ風が強すぎてエビに火が全くあたらないんだが」

のあ「それは大変ね。位置を下げましょう。プロデューサー頼めるかしら？」

Ｐ「」カチャカチャ

つかさ「風で火が荒ぶってるから気ぃ付けろよ」

時子「焼けるなら丸焼きくらいいかないとオンエアしても面白くないわね」

のあ「フリ、と考えていいのかしら？」

つかさ「ダメに決まってんだろ！」

Ｐ「！」ボッ
つかさ「ああ、直撃したぞ！？」

時子「チッ。気を付けなさいよ」

ブ「すごいですねえ、おつまみを作りつつ、エビを焼きつつエビチリをつくてるんですよねぇ。みっつもいっしょに」

時子「同時に作ってるのに時間がかかりすぎじゃないかしら」

つかさ「火といえるもんはこの卓上コンロに薪しかないんだよ！モールなんかつけてる場合じゃねえだろ」

のあ「このペースだと早起き委員長ならましだけど、10時、つまり常務まで来てしまいそうよ」

のあ「こんなところを見られたら怒られるでしょうね」

つかさ「『なにをしているんだ？』、『いやパーティを』、『プロジェクト解体だ』ってなるぞ」

イブ「氷の女常務(笑)がもう一度みられるんですねぇ」

時子「プロデューサーが焦ってるわ、もっといいなさい。どうせオンエアする度胸はないわ」

つかさ「ポンコツ」

時子「豚」

のあ「飴おばさん」

イブ「見えなければただの闇(笑)！」

つかさ「とか言ってる間にできたぞ！エビの塩焼きカルフォルニア風だ！」

のあ「違うわ、晶葉はもっと幼い声よ。こう、『できたぞ！』」

時子「だれも貴方みたいにはできないわよ。で、どこがカルフォルニアなの？」

つかさ「なんかアメリカっぽいだろ？」

時子「...」

イブ「おいしいですぅ！」

のあ「...」（山椒をかけている

時子「普通ね。まあ焼いただけだから当然かもしれないけど」

つかさ「あとはこの七面鳥なんだが...、料理の仕方とか全くわかんねえけどなんか入れたくなるよな」

のあ「そうね」

イブ「ゴーゴーですぅ！」

時子「えぇ...」

つかさ「見たことあんのは、ごはんとかか」

つかさ「ちょうど持ってたシーフードカレーおにぎりでいいよな」

時子「待ちなさい」

つかさ「いいから静かに待っててくれよ。これもごはんだろ？」

時子「普通のおにぎりならまだ、いやダメに決まってるけどそれは米自体の味が濃いわ」

つかさ「大丈夫だって。あとはネギぐらいしかねえや」

時子「話を聞きなさいよ」

イブ「大丈夫ですよぅ、おいしいものとおいしいものを合わせたらもっとおいしくなるんですから」

のあ「ネギ好き」

時子「鶏のうまみが出た中の具を食べるんだからネギとかカレーとかあったってダメに決まってるでしょうが！」

つかさ「ぶつ切りにしたネギとかをいれますｗｗｗｗｗｗ」

時子「ああ...。せめて丁寧に入れなさいよ...」

つかさ(残り物とはいえもったいねえな)

つかさ「」パク

時子「おいまじふざけんな」

のあ「卵もまるごといれましょう」

時子「私は食べないわよ？」

のあ「三時よ」

のあ「お肉がいい感じ」フラフラ

時子「貴方の酔い加減もいい感じになってきたわね」

テロップ「時子様の変な独白」

時子「うちの豚がね、時子様には子供が似合いまーすとか、いっそ子供服が似合いまーすとか言い出してね」

つかさ「え、受けるのか」

時子「自分から受けるわけないでしょ。ちょっと法子に押されてとときら学園に先生役で押し込まれたけど。
ほんとろくでもないわ」

時子「辛いといえばイブは、早く終わってバイト行こうとしてるらしいわね」

のあ「朝もやってるの？」

イブ「...当然ですよぅ」

時子「グラビアとか料理レビューとかで便利だから貧乏キャラを売りにしてるのよ」

イブ「いや実際問題ねえ、うちのＰのところじゃプレゼント買えないんですぅ！」

つかさ「おいバカ大きな声で言うなって」

のあ「ちなみに成長してない若葉と大人を自称してるありすの判定はどうなの？」

イブ「若葉さんには入って一年目の時はあげちゃいましたけどなんかすごい怒られて、怖くはないんですけど。
二年目からはあげてないですね」

イブ「ありすちゃんはなんかすごい喜んでくれたんですよねえ。あげてますよぅ」

のあ「『周子さん、枕元に置いてありました。やっぱりサンタさんはいるんですね！』」

時子「やめなさいよ」

つかさ「ここでエビの頭でだしを取って」

のあ「頭は捨てるの？」

イブ「もったいないですね」

のあ「イブが食べるわ」

のあ「イブは最近キャベツだけで生活してたみたいだし」

時子「貴方のことはいつもそういうエピソードしか聞かないわね」

イブ「プレゼント買えないから。生活を切り詰めるしかないですよねえ」

つかさ「頭食う？」

イブ「あ、ありがとうございます！」

時子「...食べられるのそれ」

イブ「はっふはっふ、うっま...」

イブ「これおいしい！おいしいですぅ！」

時子「ええ...」

つかさ「おっしエビをとりだすぞ」

のあ「ほらイブ、カメラ回して」

イブ「え、なんで私が」

のあ「イブちゃんと映ってる？」

つかさ「さっと炒めるから」

時子「...」

のあ「...」

イブ「うーん」

つかさ「やっぱ火の弱さ致命的だな。もっと赤くならないといけないのに。もうちょっと奥に寄せれる？」

時子「ほらイブもカメラ直しなさい」

イブ「だいたいなんで私に任せてるんですか？おかしいですよ」

つかさ「こっからほんとに速いから。まず具材入れて、生姜、ケチャップ少量、豆板醤、紹興酒とエビのスープ」

時子「スープ濁ってるわよ」

つかさ「これでほとんど味は決まるから。」

つかさ「」ペロ

つかさ「うーん、んあ」

時子「なに？疑問形じゃない」

つかさ「何入れよっかな」

時子「は？」

のあ「」

イブ「ｗｗｗｗｗｗ」

つかさ「えーと、まあ豆板醤追加と」

時子「だから量を考えなさいと」

つかさ「紹興酒っと、あ」ポロ

のあ「ふたが入ったわよ」

イブ「ｗｗｗｗｗｗ」

つかさ「単純に味に深みがないんだよね、塩も入れてみるか」ドバー

時子「全部大量に同じ量混じってるだけじゃない」イライラ

つかさ「これがグラグラッと来たら、エビを入れて仕上げ」

のあ「そう」

つかさ「よく見とけよ」

のあ「...」凝視

イブ「」酒をあおりながら見てる

時子「変に手を加えてない鶏の方がまだ期待が持てる」鶏の方を見てる

のあ「...」

イブ「...ｗｗ」

時子「はあ」

のあ「...来ないわね」

時子「それより鶏がいい感じになってきたわよ」

つかさ「お、ほんとにいい具合になってきたぞ」

時子「私がや」

のあ「やめなさい」（羽交い締め

つかさ「エビチリももうエビ入れるから」

時子「エビが赤くなくないかしら」

のあ「...私が知っている中華は音が鳴るのだけれど」

つかさ「だからそれは火力なんだって」

つかさ「見ろよ、煮込んじゃってるし。グッツグッツグッツグッツだめだよこれ」

つかさ「むっちゃ弱火で煮込んでんじゃん中華のエビチリをさ」

イブ「食べるまでもなくまずそうですね」

つかさ「うまいよ、絶対うまいって」

テロップ「エビチリ完成」

テロップ「実食」

時子「...見た目はまあまあなのだけれど」

時子「コクがなくて、ただただ後味辛い。...あんた食べてみなさいよ」

イブ「そんなですか」もぐもぐ

つかさ「絶対どこのエビチリよりもうまいはず」

イブ「ブフォ！」

のあ「...」

時子「...ｗｗ」

つかさ「お前なに吐いてんだよ！」

イブ「こんなの食べたら高血圧で死んじゃいますよう！！」

のあ「イブが珍しく冗談じゃなく怒ってるわね」

時子「イブが食べないならもうどうしようもないじゃない」

のあ「じゃあ小松に食べさせましょう」

時子「ほら逃げないで食べなさい」

つかさ「正直な感想を言っていいぞ。おいしいだろ？...確かに濃い味付けかもだから運動してる奴ならいいかんじに」

＜えほえほ！

のあ「むせたわね」

＜ち、ちょっとまって。う...

イブ「倒れましたよ！？」

＜んえっほえほ

時子「まだえずいてるわね...。って、あ」

Ｐ「えっほえほ、が」

イブ「ぷ、プロデューサーも吐きましたよ！？」

時子「先達から学習しない豚らしい最後ね」

つかさ「...どぉーだお前ら！お見舞いしてやったぜ」

のあ「やはりつかさが作ると齟齬が生じるのかしらね」

時子「同意ね。全く進歩してない。いつもいつも責任を擦り付けてくるけどやっぱり私たちは悪くないじゃない」

つかさ「」カチ

時子「味覚がおかｓ」

つかさ「ひど○×tyhgだろう！！！！！！」

イブ「ｗｗｗｗｗｗ」

つかさ「だったら自分で作ってみろよ！この、なんだ小せえガス台で作ってみろよこのエビチリおめ、誰だってこうなるんだよ！」

つかさ「あんなふうにエビをグツグツ煮てみろよ、こんな風になるんだよ！分かりもしないで」

のあ「だってまずいｓ」

つかさ「食えよ！残ってるの全部！イブなんてエビ半年は食えないだろ」

つかさ「アタシもう帰るよ！？」コック帽投げ捨て

つかさ「...帰り道こっちか？...あ」

つかさ「早起き委員長きたぞもう」

つかさ「ってわけで連れてきた」

川島瑞樹アナウンサー「」

のあ「正直に感想をお願いするわ」

瑞樹「え、ええわかったわ」モグモグ

瑞樹「オリジナルね、分かるわ」

つかさ「やっぱりな。料理がわかる人にはわｋ」

瑞樹「んえほっ、えほっ」

のあ「涙出てるじゃない」

時子「完全に号泣ね」

瑞樹「...何入ってるのよ、これ。分からないわ」

つかさ「」カチ

つかさ「あんたもう行っていいぞ」

瑞樹「え」

のあ「もうすぐ冴島清美が来るわ。あの子にも食べさせてあげればもうだれも放送できないわね」

つかさ「よっしゃ乗っ取ってやろうぜ」

つかさ「エビチリを盛ってやるから」

時子「...来たわね」

つかさ「よっしゃ」

冴島清美アナウンサー「ここは会社ですよ！？」

清美「何焼いてるんですか！？」

時子「桐生つかさシェフの手料理でもてなされてるの」

時子「おはよう委員長の出演者にもお見舞いしてあげるわ」

清美「早起きです」

つかさ「あんた達の何倍もアタシら早起きしてるから」

清美「...いただきます」モグモグ

清美「あ...！えふ」

のあ「またむせたわね」

つかさ「小刻みに震えてるもんな」

つかさ「まあエビチリに関しては」

つかさ「大成功ということで」

つかさ「あ、そうだメインがちょうど出来上がったから待ってろ」

時子「すまないわね、忙しいのに」

清美「い、いえとんでもないです」

つかさ「たらららったららったんたん」

のあ「これはおいしいでしょう」

時子「おにぎりがはみ出てるわね」

つかさ「あんまり言うんじゃねえよ」ドウタイヒラキ

時子「卵が入ってるし」

つかさ「まあ確かに見た目は最悪だけどさ」

清美「あ、でもこれはいいにおいがしますね」モグモグ

つかさ「だろ？味で勝負よ」

のあ「...」

時子「...」

清美「んえっふっえふっ」

つかさ「え、なんで？まあ大成功っと」

のあ「あれは、武内Ｐの車じゃないかしら」

時子「こんな時間から出社してるのね、感心だわ。...眠気を覚ましてあげましょう。連れてきなさい」

武内Ｐの車　　　　　　　　　　　　　　　　つかさ　　　←獲物を狙うシェフ


武内Ｐの車ガチャ　武内Ｐ　　　　　　　　　つかさ　ダッ

武内Ｐの車　　　　武内Ｐ！？　　つかさ　オハヨーゴザイマス

のあ「まずは駆けつけ一杯よ」

武内Ｐ「こ、これから打ち合わせが」　　

時子「あぁん？飲めないっていうの？」

武内Ｐ「...いただきます」

時子「ふふ、お笑い種ね。仕事の前に一杯飲んでる奴がいるわ」　　　　

武内Ｐ「えぇ...」

のあ「大丈夫よ。仕事の最中に飲んでるのもいるわ」

つかさ「ちょっとこれの感想がほしいのよ」

武内Ｐ「はあ」パク

武内Ｐ「！！！えほっえほっえほっ」

時子「大変ね。ほらこれを飲むといいわ」つ燃える水(度数50パーセント)

武内Ｐ「えほ。あ、ありがとうございます」グイッ

武内Ｐ「ぶはっ！がは！」

イブ「ｗｗｗｗｗｗ」

時子「ｗｗｗｗｗｗ」

つかさ「これで早起き委員長はガタガタだな」

つかさ「常務来ねえなあ」

のあ「ところで時子、いま何時かしら」

時子「今ね、５時よ」

イブ「委員長って何時からやってるんですっけ」

時子「５時半とかそのくらいじゃなかったかしら」

のあ「...ちょと行くだけ行ってみましょうか」

つかさ「それはいいんだけどさ、ホントにさあ、子供のように怒られたらいやだぜ？
武内プロデューサーに『こら！酒持って何してるんだ』とかいわれたらさ」

瑞樹「おはようございます、今日は１２月８日火曜日です。現在の津田沼は津田沼公園の様子をご覧いただいてます」

瑞樹「それでは早起きの委員長、起きる時間ですよ」

つかさ「何言ってるんだよ、こっちはとっくに起きてんだよ」

つかさ「川島瑞樹の方が起きるの遅かったろ！」

時子「じゃあスタジオに行くの？」

のあ「つかさの料理とアルコールによってＰが気絶しているから止めるものはいないわ」

瑞樹「はい清美ちゃん、原稿。それとお水よ。本当は辛い料理には牛乳がいいらしいけどなかったかｒ―　あ」

清美「瑞樹さん？どうしたんです？」

瑞樹「あそこに」

のあ「」じー　←酔ってる

時子「」じー　←酔ってる

つかさ「」じー　←酔ってはない

イブ「」フリフリ　←とても酔ってる

のあ「なんか出させてもらえることになったわ」

時子「言ってみるものね」

つかさ「イブさん、もう放送始まるから酒はしまって」

イブ「いえーい、城を第一に考えた常務見てるかー？」

時子「...ちょっとこっちに持ってきなさい。ぴにゃを着せるわ」

つかさ「そうだな、声もこもるし」

のあ「待たせたわね」

清美「本当に問題だけはやめてくださいよ！？」

瑞樹「朝の顔なんだからね、大丈夫？酔っぱらってることは絶対出しちゃだめよ？」

清美「瑞樹さん落ち着いてますね。でもすごいにおいが...」

瑞樹「時刻はもうすぐ６時１８分になります。今日は紫暴力どうでしょうの皆さんがきてくれています」

のあ「」なでなで

清美「ちょ、なんで撫でてるんですか」

つかさ「おはよーうございます！！」やけ

時子「財前時子が豚たちにモーニングコールをしてやるわ！せいぜいしゃきっとしなさい」ちょっと酔ってる

のあ「...おはよう」本当は酔ってる

つかさ・時子・のあ「紫色暴でしょう！」

瑞樹「とてもお酒のにおいが充満しております」

つかさ「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ゲシバシ

時子「ｗｗｗｗｗｗ」ピシピシ

のあ「......」ドガ！ボコボコ

清美「あ、ぴにゃをいじめるのはやめてください！ああ、ひどい！」

時子「ｗｗｗｗｗｗ」なでなで

つかさ「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」なでなで

のあ「...」アーン

清美「撫でないでください！ってのあさん！？頭噛まないでください！」

瑞樹「一旦ＣＭです」

イブ「あれ、ＣＭに行っちゃいましたよ？」

つかさ「え、もう終わり？早くないか？」

時子「ち、切られたか」

瑞樹「分からないわ」

清美「」チーン

つかさ「ちょっと失敗したか？」

時子「あんたなによあの動作は。馬鹿みたいだったわよ」

つかさ「いやさわやかな感じで中和を...」

のあ「！」サッ

イブ「あ、プロデューサー起きたんですね」

今起きてきたＰ「？」

つかさ「あ、プロデューサー。いやー、出ちゃった」

時子「酔っぱらってるのにね」

つかさ「...悪ぃ、あとの責任頼むわ」

イブ「勢いで行っちゃいました！！！」

終わり