一方「はァ？」
浜面「は？」
上条「いや～まさかバレるとは」
一方「てか、また浮気したのかよォ」
浜面「何度目だよ」
一方「つーか、こりねェなァ…。お前、散々嫁にしぼられただろォ」
上条「いやぁ～上条さんもムラムラが止まりませんのよ」
上条「仕方ないでしょ」
浜面「…」
一方「…」
上条「え？何？」
浜面「病気だな、お前」
一方「去勢しろォ」
上条「いや、やりたい」
浜面「なんで、こんな性欲強いんだか」
上条「色々、命の危機があったせいかなぁ～」
上条「子孫を残そうと思う気持ちが強いのかもしれない」

上条「しかも、浮気相手に子供できた」

一方「」

浜面「」

?

上条「安全日だと言っていたのに…」

一方「計画的だなァ」

浜面「狙われたな」

?

上条「嫁めっちゃ、キレてる。もう、離婚寸前」

一方「当たり前だろォ」

浜面「自業自得だ」

上条「どうしたらええでせう？」

一方「まあ、ここからの挽回は難しいだろなァ」
一方「もう、お前の信用ガタガタよ」
上条「う、うう…」
浜面「お、流石、経験者」

上条「え？……と言う事は一方通行……お前…」
一方「うるせーなァ、別れたァ」

上条「嘘！アハハハハ」
浜面「アハハハハ」

一方「黙れよォ、三下共ォ」
上条「てか、なんでよ。セックスレスなのは知っているけど」
浜面「お前…金持ちだろ、生活には文句ねーだろ」

一方「まァ…会う度に喧嘩してェ…すれ違いが多くてェ…疲れたンだとォ」
一方「俺が帰ったら離婚届だけ置いてあったァ…」
上条「oh」
浜面「oh」

一方「ガキとは一ヶ月ごとに、会わせてくれるから、文句ねェから承諾したンだよォ」
上条「子供も取られましたか」
浜面「当然だな」

一方「うるせェなァ」
一方「てか、上条もそうなるからァ」
上条「う…」

浜面「まあ、一方通行は前々から嫁さん大事にしてなかっただろ」
浜面「記念日忘れたり…家事手伝わなかったり…」

一方「…」
浜面「天罰だな」

一方「てめェが言うなァ」

上条「そうそう、お前も別れたじゃん」
浜面「ま、まあ…そうだけど」

浜面「俺はすぐに再婚しただろ」
上条「愛人とな」
一方「略奪婚ってやつだなァ」

浜面「いや、俺は離婚したく無かったんだぞ」

一方「じゃあなンでェ？」
上条「前のカミさんがキレたんだろ」
上条「子供作らないって約束だったのに」

浜面「避妊はしたつもりだぞ」
一方「じゃあ、なンでできたンだァ？」

浜面「なんかあのゴム…やけに薄かったような…気がして」
上条「」
一方「」

浜面「後、なんか…薬を盛られたような気もする」
上条「」
一方「」

一方「ま、お前の愛人共が、ただの愛人で満足できねェとは思っていたァけどよォ……」
上条「天罰だな」
浜面「うるせーな、もう昔はいいわ」
浜面「今の嫁さんだけだわ」

一方「お前が言うなァ」
浜面「…」


浜面「なんか罪悪感あるわ」

浜面「先帰る」

上条「俺も、仕事早いんだよ」

一方「ンだよォ、お前こちらと独り身だぞォ、付き合いわりーぞォ」

上条「女とでも飲んでろよ」

浜面「言えてる」

一方「チッ…」

～後日～　

上条「慰謝料やばいんだけど?」

一方「あン？」

浜面「どんだけ？」

上条「こんなもん…」

浜面「うわ…やばっ…」

一方「お前の給料何年分よォ」

上条「十年はタダ働きよ、これ」

一方「いくら三下が原因でも、これはねーぞォ」

一方「どんな調停したンだァ」

上条「いや、嫁利益度外視で有能な弁護士何人も雇ってさ」

上条「俺の小さな過失、コツコツ積み上げたらこうなった」

浜面「単に上条への復讐だぜ。これって…」

上条「えー」

浜面「まあ、あの嫁さんなら金には困らんからな」

一方「そういうこともできるだろォ」

上条「うわ…不幸だぁ」

上条「復縁した」一方・浜面「は？」

上条「いや～人生って七転び八起きなんだな」

上条「本当にそう思う」

浜面「どうした？急に」

一方「機嫌いいなァ、いつもは不幸、不幸、うぜェのにィ」

上条「いや、さぁ…嫁と子供が帰って来てくれてさ」

上条「なんとか復縁までもっていけそうなのよ」

浜面「は？」

一方「はァ？」

上条「考え過ぎだってお前たち」

浜面「お前の女達は、上条なんかより、断然頭がいいんだからな」

浜面「疑うべきだろ」

一方「お前が言うなァ」

一方「てか、お前愛人はどうしたンだよォ」

一方「妊娠したとか言ってたろォ」

上条「あ？もちろん別れるよ」

浜面「」
一方「」

上条「そもそも妊娠しても結婚する気はないんだよなぁ、遊びたいし」

上条「まあ、養育費とか払うけどさぁ…結婚は嫁が帰って来たし…」

浜面「クズだ」

一方「クズだァ…」

上条「なんだよ……おまえら、嫁一筋はいいことだろ！」

浜面「一筋じゃねぇからこんなになってんだろ！」

一方「グチャグチャで訳分かンねェよォ！」

上条「う…なんだよ」

浜面「お前の愛人が金だけ貰って、はい、さよなら？」

一方「どうみても一波乱起こるだろォ」

上条「」

浜面「刺されるな……お前」

一方「骨は拾ってやるゥ」

上条「ま、まじか…」

上条「つーか二人に言われたくないわ！」

上条「一方通行は遊びまくって修羅場作りまくりって聞いているぞ！」

浜面「マジかよ」

上条「しかも、浜面のこと散々馬鹿にしていた癖に」

上条「自分も仕事仲間や、医者やら、教師やら、手を出しまりだそうだ」

浜面「は？なんだそれ？」

一方「」

一方「し、仕方ねェだろォ！こちらと独り身長くて溜まってンだよォ！」

一方「同僚がムラムラする格好してれば押し倒して、何が悪ィ！」

一方「つーか、寂しいンだよォ！」

一方「帰って来てくれよォ…」

上条「うわ…」

浜面「悲惨…」

浜面「お前セックスレスで別れたんじゃないのかよ」

上条「性欲旺盛じゃん」

一方「やっぱ…すぐにやれる環境だと、ムラムラしねェンだよォ」

一方「ハードルがある方が興奮するンだよォ！」

一方「バコン、バコン押し倒しまくりィ」

上条「Sだなぁ…」

浜面「Sっていうより性犯罪者だろ、捕まれ」

一方「うるせェ！三下！」

一方「お前だって…再婚相手に愛人バレて、泥沼じゃねぇか！」

浜面「う…まぁ、そうだけどさ」

上条「え？なにそれ？」

浜面「いやぁ…まあ嫁が１回出てちゃったんだよ」

浜面「浮気バレて…」

上条「は？何それ？」

一方「よく上条に文句言えるなァ」

浜面「でも、まぁ…一応帰って来てくれたぞ」

浜面「嫁も愛人だった身だからなんとか…」

一方「うわ…」

上条「クズだなぁ…」

浜面「でも、待っていたように元嫁と愛人が復縁と結婚迫ってさ」

浜面「元嫁の子供が大きくなってちょっと揺らいだ」

浜面「もう、修羅場というか、なんというか…」

上条「ざまあみろ」

一方「本当そうだなァ」

浜面「ふん、残念だったな。もう、仲直りしているからな」

上条「ふーん、じゃあ愛人と縁が切れたの？」

浜面「…」

上条「あ？」

一方「あ…」

浜面「まあ、いいじゃねぇか、細かいことは」

上条「よくねぇよ！」

一方「アホかァ！」

浜面「ハハハハハ…」

上条「先送りしただけか…」

〜後日〜

上条「いや〜やっぱ夫婦円満っていいよな」

一方「どこがだよォ」

浜面「あれだけ泥沼で、何全て解決した風なんだよ」

上条「だって…愛人とは縁切ったし、子供も養育費払うから大丈夫だぞ」

上条「嫁も子供も帰ってきたし万々歳だわ」

一方「糞、複雑じゃねェかァ。異母兄弟とか」

浜面「本当だな。面倒だぞ」


一方「おっ、経験者は語るなァ」

浜面「うるせえよ」

一方「というかよくそんな金あったなァ」

浜面「俺と同じ安月給だろ」

上条「ああ…嫁のへそくりで出してもらった」

一方「は?」

浜面「は?何それ」

上条「だって俺貯金ゼロだぞ…」

浜面「愛人の手切れ金嫁に出さすのか…」

一方「クズだなァ…」

浜面「さっきの養育費うんぬんは?」

上条「それも嫁が…」

一方「おいおい」

上条「うるせーな俺は過去を振り返らない未来に生きる」

一方「駄目だこいつ…」

浜面「また、浮気するよ」

おわり
一応完結

>>12と>>13の間

上条「やっぱこういう不幸な事ばっか続くもんじゃないな」
浜面「いやいやいや、色々とおかしいだろ」
一方「糞ドロドロだったじゃねェかァ！てめェらァ」
上条「そんなドロドロでも許してくれたんだよ」
浜面「」
一方「」
上条「なんだよ、その顔」
浜面「なんか裏あるよな」