女「俺さん仕事凄い頑張ってて尊敬します」

俺「何言ってんですか！女さんの方がよほど優秀ですよ！」

女「私は社長苦手で」

俺「人との繋がりですから苦手とかないですよ！社長の能力は素晴らしいです！」

女「そうですね……」


社長「女君、これとあれとそれとあれとこれやっといて」

女「社長、すみません業務過多で難しいです……」

社長「なにぃ！おい！お前は社員だろう！」

女「はい……俺さん手伝って貰えませんか」

俺「喜んで！」

女「なんとかできました……」

社長「なんだこれは！俺の言ったことを理解できてないのか！」

女「いえ、しかしクライアントが」

社長「お前のボスは俺だろう！クライアントの部下なのか？」

女「いえ……」

俺「俺がやり直しておきます！女さんも反省して！」

女「はい……」

俺「女さんはまだ若いから！これからこれから！」

女「やっぱり俺さんは仕事できて凄いです」

社長「あー女ぁ　またここ抜けてるじゃねえか！いつまで社長チェックさせるんだよ」

俺「社長！申し訳ありません！俺がサポートできていませんでした！」

社長「俺君はいいの　女が気に食わないの」

女「業務フローで社長チェック工程が」

社長「また口応えか！お前のミスの言い訳に社長を使うな！もう女の仕事は見ねえ」

女「フローが止まります……」

俺「女さん！社長と調整しましょう！その他の作業も徹夜すれば間に合います！」

女「……そうですね……」

社長「ったく女は俺君を少しは見習え」

俺「まだ若いので！私が間に入りますから！社長も落ち着いて」

社長「なに？」

俺「いえ！なんでもありません！女さんも成長してほしいですね！」

社長「女仕事できなさすぎ　でもクビにすると色々面倒だから契約内容変えるわ」

俺「？」

社長「給料カットな　俺君は次の仕事取ったら夏のボーナス入れるわ」

俺「……ありがとうございます　取れるよう頑張ります」

女「私やっぱり辞めます……クライアントが仕事認めてくれて来いって」

俺「……」

女「俺さんは本当に凄いです」

俺「……いえ……認められた女さんの優秀さが」

女「俺さんの仕事に支えられました」

俺「……いえ……」

女「ありがとうございました」

社長「なんだ辞めんのかそうか仕方ねえな」

俺「……やめてください」

俺「俺は何やってた」

俺「仕事？」

俺「同僚も庇えず仕事したと言えるのか」

俺「次は俺じゃねえのか」

俺「一生養う？養うってなんだ？俺の仕事はどこに行った」

俺「……社長」

社長「ん？これ訂正しといて」

俺「はい……社長そりゃ違うんじゃないですか？」

社長「俺は俺君のこと買ってるんだよ？」

俺「……」

俺「……」

俺「辞めます」

社長「は？？？？？？？？？？？？？？？？？？？」

俺「社長、それじゃ人は付いて来ません」

社長「実績あるし」

俺「今までは良かったでしょう　だけどそれじゃダメです」

社長「俺君とはうまくやってたと思ってたけど？」

社長「給料が不満か？」

俺「手取り21万でもいいと思ってました　しかし辞めます」

クライアント「俺君も辞めんのｗｗｗｗｗｗｗうち来いよｗｗｗｗｗｗｗｗ」

社長「ちょ」

俺「……クライアントさんとこで仕事できるほど有能じゃないです」

クライアント「そっか　まあなんかあったら仕事振るわ」

俺「女さん　すみませんでした」

女「俺さん……」

俺フリーランスになってなんだかんだでクライアントのとこで仕事するようになる

社長人脈「社長んとこの会社やべーな」

社長人脈2「つーか社長やべえよな　みんな考えること同じか」

社長人脈3「離れんべ」

社長「ｌｋｊｈｇｇｈｆｊａｓｇｆ；；；ｎｌａｄｌｇｍｂｆｋ］

っていうことが実際にあったんだがパワハラ俺様ワンマン上司が通用する時代じゃねえよ
夏のボーナスとか嘘八百だろ

涙出てきた
何やってたんだ俺