妹「では遠慮なく。んしょっと」
　
兄「まて」
　
妹「はて？」
　
兄「何故俺の上に乗る？」
　
妹「おにぃが存分にいたせと言ったので」
　
兄「言ったけど、それと馬乗りの関係は？」
　
妹「私が自分の部屋で1人でする場合、オカズと道具が必要でしょ？」
　
兄「いや、妹の性処理事情とか知らんけど」

妹「おにぃが1人でする場合オカズが必要でしょ？」
　
兄「それは認める」
　
妹「道具を使うこともあるでしょ？」
　
兄「派手にやりたい時は」
　
妹「私もだよ。今大絶賛派手にやらかしたいんだよ」

兄「それは理解した。で、馬乗りの理由は？」
　
妹「もうすでに私はスイッチが入っている」
　
兄「見たいだね」
　
妹「今からオカズと道具を用意する余裕はない」
　
兄「ふむ」
　
妹「だから乗った」
　
兄「そこだよ。なんでだよ」

妹「おにぃの匂いの充満するおにぃの部屋でおにぃを使ってできるから」
　
兄「……」
　
妹「……」
　
兄「なるほど」
　
妹「分かってくれた？」
　
兄「俺はイヤホンしてるからさっさと済ませてくれ」

妹「いや、イヤホンはしないで欲しい」
　
兄「何故？」
　
妹「仰向けに馬乗り状態だからついでに声まで聞いて欲しい」
　
兄「度し難いな」
　
妹「普通だよ」
　
兄「普通かよ」

　
兄「んなわけあるか」

妹「ともかくイヤホンは外してもらおうか」
　
兄「片耳だけつけさせろ」
　
妹「致し方なし」
　
兄「黙って果てろ」
　
妹「それは無理」

妹「じゃあ失礼ながら始めさせていただきます」
　
兄「……おう」ｽﾏﾎﾎﾟﾁﾎﾟﾁ
　
妹「……んっ、んんっ……あっ……」ｺｽｺｽ
　
兄「……」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ
　
妹「……んんんっ、おにぃ……手ぇ、ゆびぃ……おててかしてぇ……」
　
兄「……ん」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ
　
妹「あっ、あっ……指……気持ちいい……」
　
兄「……ふあぁ」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ
　
妹「あっ、イッ……クゥ……ん！んんんんんんん！！」ﾋﾞｸｯ
　
兄「……」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ
　
妹「っはー……んっ、はっー……」ﾋﾞｸﾋﾞｸ
　

兄「終わったか？」
　
妹「終わった……」
　
兄「思ったより大人しかったな」
　
妹「私のことなんだと思ってるの？」
　
兄「変態かなー？」
　
妹「照れる」
　
兄「変態だなー……」

妹「さて、前戯も済んだところで」
　
兄「まて」
　
妹「はて？」
　
兄「いつ前戯なんて終わった？」
　
妹「？？今だけど？」
　
兄「何言ってんだこいつみたいな目で見るな。そんな事実は無いだろ」
　
妹「ついさっきまで私の股間をこれでもかとまさぐり倒しておいて何を」
　
兄「お前が動いたんだろが」

妹「おにぃ、コンドームどこ？」
　
兄「財布の中」
　
妹「まじか、ついでに何枚か抜いていい？」
　
兄「いいわけあるかボケ」
　
妹「大丈夫！お札抜く代わりに抜いたげる！」
　
兄「何が大丈夫なんだ。まじで犯すぞ」
　
妹「出来るだけめちゃくちゃにしてくれると嬉しい」
　
兄「俺は頭の中がめちゃくちゃだよ」

妹「さぁ！イケナイ2人で繋がっちゃおうぜ！レッツ近親相姦！」
　
兄「するかバカ。それより風呂に入りたい。お前の体液やらあれやこれやでべちゃべちゃだ」
　
妹「おにぃが私の汁でべちゃべちゃ……いい……」
　
兄「よくない」

妹「私も一緒に入っても？」
　
兄「変態が暴走しそうだからダメです」
　
妹「でもねおにぃ、私もびしょびしょ。2人で入れば一石二鳥」
　
兄「1人ずつのが効率良さそうなんだけど」
　
妹「じゃあおにぃがお風呂入ってる間におにぃの布団で2回戦始めることに」
　
兄「え……」
　
妹「おにぃが上がってくる頃には布団はびちゃびちゃ。おにぃは私の汁に包まれて1晩を……」
　
兄「よし一緒に入ろう。俺も久しぶりに妹と風呂入りたかったんだよなー！」
　
妹「物わかりが良くて助かる」
　
兄「俺が助けるのは自分だけだ」

兄「あああぁぁぁ……しみるぅぅぅ」ｻﾞﾌﾞｰ
　
妹「おっさん？」
　
兄「まだそんな歳じゃないわ」
　
妹「リトルおにぃがまだ若いことは知ってるんだけど」
　
兄「なぜ知っている？」
　
妹「おにぃって眠り深いよね」
　
兄「……？」

妹「湯船、入れて」
　
兄「狭いんだが？」
　
妹「おにぃの足の間に……股間に座る」
　
兄「言い直すな」

妹「ふぃー……極楽極楽♪」ｻﾞﾌﾞｰ
　
兄「お前もまあまあおっさんだな」
　
妹「うら若き乙女になんてことを」
　
兄「乙女？」
　
妹「む！このツヤツヤの黒髪が若さの証明だよ！」ｸﾞﾘｸﾞﾘ
　
兄「あーはいはい、頭押し付けるな」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
　
妹「あまり撫で回されると濡れるんだけど？」
　
兄「髪がだよな？」
　
妹「そうだけど？」
　
兄「……」

妹「ところで、濡れるで思い出したんだけどおにぃは毛が生えてるのと生えてないのどっちが好き？」
　
兄「生えてない方が好きってやつも珍しいと思うけど」
　
妹「つまりおにぃはボーボーがいいと」
　
兄「髪の話なんだけど？」
　
妹「私もだけど？」
　
兄「……」

妹「結局、生えてる方がいいのね」
　
兄「髪はな」
　
妹「ほぅ、じゃあ髪じゃないとこは？」
　
兄「……」
　
妹「……」
　
妹「ツルスベがいいのね……」

兄「何故そう思う？」
　
妹「机の横の棚の一番下の引き出しの二重底」
　
兄「ﾅ､ﾅﾝﾉｺﾄｶﾅｰ」
　
妹「誤魔化しても無駄だよ。つるぺた無毛ロリが大好きなおにーさま？」
　
兄「……」
　
妹「私、頭のてっぺんからつま先までおにぃの理想を体現してると思うんだけど」
　
兄「……」
　
妹「触りたい？」
　
兄「触らない！」

兄「いつからこんな度し難い妹になってしまったのか……昔は俺が近づくだけで怖がって泣いてたのに……」
　
妹「今でもおにぃになかされてるけど？」
　
兄「いやいや、俺そんなことしてないはず……」
　
妹「ついさっきベッドの上で散々鳴かされたけど？」
　
兄「鳴くってそれ意味が違うだろ！」
　
妹「いい声だったと思う」
　
兄「知らねぇよ！」

兄「あぁー長風呂しすぎた……」
　
妹「んぇぇ……きもちわるぅ……」
　
兄「のぼせたか？」
　
妹「つわりか？って聞いてもらえる？」
　
兄「病院いくか？」
　
妹「嬉しい」
　
兄「産婦人科じゃないからな？」

妹「おにぃ髪乾かしてー」
　
兄「はいよ」
　
妹「きもちー」
　
兄「髪サラサラだな」
　
妹「毎日手入れしてるからね！おにぃが！」
　
兄「そうだね」

妹「ついでにおっぱいの手入れもしてくれれば今頃バインバインなのに」
　
兄「やらねえからな」
　
妹「ロリコンめ……」
　
兄「黙らっしゃい」

妹「どーよ、後ろから眺める私の谷間は！」
　
兄「ないものの感想求められましても……」
　
妹「ちょっとはあるもん！」
　
兄「そーかもなー」
　
妹「しかも今、風呂上がりだからノーブラだぜ☆」
　
兄「そーかそーか」
　
妹「もちろんパンツも履いてない！」
　
兄「それは履いてこい、今すぐ。あ、やっぱ待って髪だけ先に」
　
妹「おにぃってば髪いじってる時すごい真剣だよね」

妹「腹減った」
　
兄「夕飯作るからちょっと待ってろ」
　
妹「焦らしプレイ？」
　
兄「もうそれでいいから静かにしてて？」

妹「今日のおゆはんはなんですか？」
　
兄「麻婆茄子」
　
妹「なすびか」
　
兄「苦手だったっけ？」
　
妹「そうじゃないんだけど……あんないやらしい形してるのに種無しなんて可愛そうだよね……」
　
兄「その発想に至るお前の頭が可愛そうだわ」

妹「だって種無しだよ！？あんな凶悪な形してるのに！！」
　
兄「凶悪とか言うな農家の人に謝れ！」
　
妹「あの形状でナチュラルに避妊してるなんて……もしやそういうメタファー！？茄子こそが最高の避妊具！？」
　
兄「秋茄子は嫁に食わすなって言うくらいだしな。散々食わしてやるから覚悟しとけ」
　
妹「それはいくら注いでも平気なようにと？詰まるところ合意と見てよろしいか？」
　
兄「何もよろしくねぇよ」

妹「せっかくだからおにぃの種を私の畑で育ててみない？」
　
兄「セクハラで訴えるぞ」

妹「茄子といえばお盆に茄子で馬作るじゃん？」
　
兄「割り箸とか刺すやつか？」
　
妹「それそれ、ご先祖さまが乗るらしいけど。あれって素股っぽくてえちぃよね」
　
兄「お前それ言って俺が『うん、そうだね』って応えると思ったの？」

兄「ごちそーさんでした」
　
妹「めっちゃ茄子食べたー。これで今夜は完璧」
　
兄「なんかすんの？」
　
妹「おにぃとの燃えるような熱い夜を」
　
兄「過ごしません」

妹「おにぃの意思など関係ないのだよ。もうすでに今夜は私と過ごす運命なんだよ。おにぃに逃げ場なんて」
　
兄「アイス食う？」
　
妹「たべゆー！」

兄「ピ○にパ○コ、ミルクバーとそれから……」
　
妹「ほぅ、ミルクバーとな。なんかヤラシイ感じするからそれで！」
　
兄「じゃあハーゲン○ッツは俺のな」
　
妹「うぇ！？ちょ、あの……交渉しません？」
　
兄「ダッツと等価のもの出せんの？」
　
妹「しょ、処女でどうですか？」
　
兄「お前の処女はコンビニで298円で買えるものと等価なのか……」

妹「うぇぇ……人生あげるからダッツくれぇ……」
　
兄「人生賭けるのかよ……わかったから、ダッツあげるから」
　
妹「人生いる？」
　
兄「返品出来ますか？」

妹「じゃあミルクバーあげる」
　
兄「いや、俺はパピ○食う」
　
妹「○ピコにするの？」
　
兄「うん」
　
妹「そっか」
　
兄「？」
　
妹「私もパ○コにする。半分こしよ」
　
兄「おう」

妹「卒業シーズンだね」
　
兄「そうだね」
　
妹「ちなみにいつ童貞卒業するの」
　
兄「その話はやめにしようか」
　
妹「私の処女と交換しない？」
　
兄「しない」

妹「童貞って卒業があるのに入学がないのはなんでだろうね？」
　
兄「定員割れって知ってるか？」

妹「入学シーズン……新歓コンパ……飲まされ回されいやらしい！」
　
兄「すごい偏見だな」
　
妹「安心して！処女はおにぃに捧げるから！それまではおにぃから離れないよ！」
　
兄「じゃあ死ぬまで処女だな」
　
妹「死姦はちょっと……」
　
兄「その発想はちょっと……」

兄「もう遅いし寝るか」
　
妹「私も寝る」
　
兄「おう、おやすみ」
　
妹「おやすみぃ」

兄「まて」
　
妹「はて？」
　
兄「ここ俺の部屋」
　
妹「そうだね」
　
兄「俺のベッド」
　
妹「ふかふかだね」
　
兄「俺もお前も寝るって言った」
　
妹「言ったね」
　
兄「オマエ、ナゼイル」

妹「……夜這い？」
　
兄「そういうのはバレないようにやれよ……」
　
妹「寝てる時ならいいと？」
　
兄「ベッドに縛り付けられたい？」
　
妹「亀甲縛りがいいな」
　
兄「俺が亀甲縛りできる前提で話すのやめて貰えません？」

妹「今日はおにぃと一緒に居すぎたから今更離れると爆発するかもしれない」
　
兄「するかバカ」
　
妹「おにぃ知らないの？妹ってね、爆発するんだよ？」
　
兄「……」
　
妹「……」
　
兄「はぁ、枕持ってこい」
　
妹「腕枕がいい」
　
兄「体に悪いらしいけど？」
　
妹「なんかあったら私が一生面倒見るよ」

兄「電気消すぞ」
　
妹「ん」ﾓｿﾞ
　
兄「お前体温高いな」
　
妹「妹湯たんぽですから」
　
兄「ちょっと暑いわ」
　
妹「ちなみに膣内はもっと熱いよ」
　
兄「世界一いらない情報をありがとう」

妹「旅行行きたい」
　
兄「急だな。何でまた？」
　
妹「みんな卒業旅行とか行く季節だし」
　
兄「どこ行きたいの？」
　
妹「んー、温泉？」
　
兄「あぁ、いいな」
　
妹「泳げるくらいでっかいお風呂におにぃと一緒に入りたい」
　
兄「混浴なのね」

妹「混浴じゃなくても一緒に入れればいいよ。例えばおにぃが透明人間になるとか」
　
兄「どこからツッコめばいいのかわかんねぇ」
　
妹「前からでも後ろからでもどうぞ？」
　
兄「とりあえず喋れないように口に布でも突っ込むか」
　
妹「緊縛プレイ？」
　
兄「何を言っても墓穴を掘るなぁ」

妹「それより旅行だよ。おやつは何円までですか？」
　
兄「300円までです」
　
妹「私の処女と同じかぁ」
　
兄「それまだ引っ張ってんのかよ」

妹「バナナはおやつに入りますか？」
　
兄「入りません」
　
妹「まぁ、バナナ入れるなら口だよね。おにぃ上ね」
　
兄「上？じゃあお前はどこに」
　
妹「どこってそりゃ下の」
　
兄「OKわかった。俺の負けだ」

妹「えっちな本はおやつに入りますか？」
　
兄「入るわけありません」
　
妹「どっちかと言うとオカズだもんね」
　
兄「やかましいわ」

妹「おにぃ、あのさ……」
　
兄「なんだよ」
　
妹「いや、なんて言うか話したいことというか、聞きたいことがあるんだけど……」
　
兄「悩みか心配事でもあるの？」
　
妹「うん。もしかしたらおにぃにとってはくだらないことかもしれないけど、私にとっては大事なことだから聞いて欲しいの」
　
兄「くだらなくなんかないよ」
　
妹「聞いてくれる？」
　
兄「もちろん。お兄ちゃんに何でも言っていいよ」

妹「ありがとう。じゃあ言うね……」
　
兄「おう」
　
妹「おにぃは……」
　
兄「……」
　
妹「四十八手だとどれが一番好き？」
　
兄「想像を絶するくだらなさに言葉も出ねぇ！」
　
妹「ちなみに私は時雨茶臼」
　
兄「聞いてねぇよ！」

※ちなみに兄は吊り橋

兄「ったく、真面目に聞いて損した」
　
妹「あ、いや違くて……なんか言いにくくて茶化しちゃった」
　
兄「……ちゃんと聞いてやるから話せよ」
　
妹「うん、あのね、なんか不安なの」
　
兄「不安？」
　
妹「私こんなんだから友達いないし、家族はおにぃだけだし、おにぃの扱いはぞんざいだし……」
　
兄「最後のはお前が悪いと思うんだけど」

妹「おにぃがいなくなっちゃったら、私ひとりぼっちになっちゃうから、そう思うと不安で……」
　
兄「……俺はどこにも行かないよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
　
妹「おにぃ……」ｷﾞｭ
　
兄「お前は俺の妹なんだから、お前が一緒に居たいならずっと一緒にいるよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
　
妹「うん……」
　
兄「それにお前、俺に処女捧げるまで離れないんだろ？」
　
妹「うん……」
　
兄「じゃあずっと一緒でいいじゃん。不安になんてならなくていい。居なくなったりしないから。な？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

妹「……おにぃ……ギューってして……」
　
兄「はいよ……」ｷﾞｭｰ
　
妹「……なでなでして」
　
兄「……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
　
妹「……頭なんて言ってないよ」
　
兄「……でも頭がよかったろ？」 ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
　
妹「……ん」
　
兄「……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

妹「ねぇ、おにぃ……」ｷﾞｭ
　
兄「どした？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


　
妹「ムラムラする」
　
兄「台無しだよ」
　

おしり

ムラムラしてやった後悔はしていない

ほぼ即興だからどっかで見たネタあるのはご愛嬌

おわれ