みゃー姉「で…でもそれって放火になるよね…」

ひなた「ホーカってなにー？」

みゃー姉「……」

みゃー姉「バレなければいい…か…」

ひなた「んあー？」

みゃー姉「…ひなたは気にしなくていいんだよー？」

みゃー姉「…お姉ちゃんがやることだからひなたは関係ないからねー」

ひなた「んー…よく分かんないけど頑張れみゃー姉！！」

～白咲家～

みゃー姉「……」

みゃー姉「清掃作業員風に変装…それにカツラもしてるし…ばれないよね」ﾁｬﾌﾟ…

みゃー姉「…あたかも車のガソリンタンクから燃料が漏れてる風を装って…」

みゃー姉「…そい！」ﾀﾞﾊﾟﾊﾟﾊﾟ

みゃー姉「よし…！一旦ここから離れて…」ｿｿｸｻ

みゃー姉「今度はギャル風に変装して…」ｲｿｲｿ

みゃー姉「たばこに火をつけて…」ｼｭﾎﾞｯ

みゃー姉「うっ！ゲホッ！こんななんだタバコって…」

みゃー姉「あとは道路に流れてきたガソリンに知らないふりしてタバコを投げれば…ボンッ…ね」ｽﾀｽﾀ　ﾌｩｰ

はな「いけないいけない、車の中に忘れものしちゃった」ｶﾞﾁｬｯ

はな「んー、どこにあるかな」ｺﾞｿｺﾞｿ

みゃー姉「……？車が開くような音がしたけど…気のせいか」

みゃー姉「この時間は誰もいないはずだしね」ﾋﾟﾝｯ

ﾎﾞｯ！

みゃー姉「…！！（点いた！ごめんねはなちゃん…！！）」ｽﾀｽﾀ

ﾎﾞｯ！ﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞｯ！ﾎﾞﾜﾜｧ！！

はな「…あった！ひげろーキーホルダー！」ﾊﾟｧｰｯ

ﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞｯ！！

みゃー姉「（ちょっと火が立つくらいだから…！ごめんね…！）」



ボンッッッ！！！！！！！！

ｺﾞｱｧｧｱ！！

みゃー姉「………え…？」

はな「ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ァ゛ァ゛あ゛！　！　！　！　！　！　！　！」ﾄﾞｽﾝｯﾊﾞﾀﾝｯ！

みゃー姉「ひっ！！人の声！！？誰かいるの！！？」

はな「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛！　！　！　！　！　！　！　！　！　」ｺﾞﾛｺﾞﾛｯ！

みゃー姉「っっ！？はなちゃん！！？はなちゃん！！！！！！」

はな「あ゛お　お　お゛…ッ　お゛ッ…！！！！」ﾊﾞﾀﾝｯﾊﾞﾀﾝｯ

みゃー姉「い！いやあぁあ！！火を！！誰か火を消してぇ！！」

はな「……！……………ｯ……………」ﾎﾞｵｫｫｵ

ﾎﾞｰﾝｯ！！ﾊﾞﾘｰﾝｯ！！

みゃー姉「ひぁっ！！く、車が！！？」

みゃー姉「爆発し…て…！………え……？」

みゃー姉「なに…これ…」


周辺の家「ｺﾞｫｫｵｵ」

ｺﾞｫｫｵｵ

周辺住民「ｶ！ｶｼﾞﾀﾞｰ！ｲｴｶﾗﾃﾞﾛｰ！！」
周辺住民「ｲﾔｰｰ!!」

ｺﾞｫｫｵｵ

はな「」ﾎﾞｵｫｫｵ

みゃー姉「う…そ……」

みゃー姉「そんな…つもり…じゃ……」

ーーーーーーーーーーーーーー



裁判長「ーーーー被告人は、自分勝手な思想、思惑により放火計画を立案し実行した。その結果、多数の被害者、死傷者が発生した。」

みゃー姉「……」

裁判長「当時まだ年端も行かぬ子供を過失とは言い難い形で死に追いやった被告人の罪は極めて重いものである。」

みゃー姉「……………」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

裁判長「よって、被告人には」

みゃー姉「……！」ﾊｧｰｯﾊｧｰｯ

裁判長「『死刑』判決を下すものとし、死をもって刑に臨むのが相当であると判断する」

母「うそ…でしょ…！」

みゃー姉「…………い！………ぁ…！！ｶﾊｯ…！」ﾄﾞｻｯ

母「みやこっ！？」

係員「過呼吸だ！袋を！！」ｶﾞｻｶﾞｻ

みゃー姉「…！！カハッ！ﾊｧｰｯ！ﾊｧｰｯ！！」ｽｰﾊｰｽｰﾊｰ

ひなた「……！！！」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

裁判長「回復次第、速やかに退廷を」

みゃー姉「い…や…！…いやぁーー！！」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

母「みやこーーーッッッッ！！！！！！！」

～みゃー姉死刑編～

みゃー姉「今日の朝ごはん美味しかったな♪」 　

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