1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/04/08(月) 20:13:52.29 :8/EA4L0I0
P「ほら、『はい、あーんして』とかさ」
凛「うん」
P「いま、ふと何であれで通じるんだろうな、って思った」
凛「……。言われてみればそうかも」
P「だろ?」
凛「『あーん』が口を開けることだって、どこで知るんだろうね」
P「な。物心ついた頃には知ってた気がするし、不思議」
凛「でも、ほら『いーっ』してとか言うよね」
P「確かに」
凛「だから特別なことじゃないのかも」
P「『あー』で口を開けて、『ん』で閉じるし、わかりやすいもんな」
凛「そうそう」
P「といったところで」
凛「? うん」
P「あーん、の時間です」
凛「前置き長くないかな」
P「ほら、『はい、あーんして』とかさ」
凛「うん」
P「いま、ふと何であれで通じるんだろうな、って思った」
凛「……。言われてみればそうかも」
P「だろ?」
凛「『あーん』が口を開けることだって、どこで知るんだろうね」
P「な。物心ついた頃には知ってた気がするし、不思議」
凛「でも、ほら『いーっ』してとか言うよね」
P「確かに」
凛「だから特別なことじゃないのかも」
P「『あー』で口を開けて、『ん』で閉じるし、わかりやすいもんな」
凛「そうそう」
P「といったところで」
凛「? うん」
P「あーん、の時間です」
凛「前置き長くないかな」
2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/04/08(月) 20:14:39.55 :8/EA4L0I0
○
凛「ん。おいしい」
P「そりゃよかった」
凛「……で。そのいっぱい入ってるドーナツポップはどうしたの?」
P「千川さんにもらった。買ってきましたよ~、って」
凛「そんなにたくさん?」
P「うん。凛ちゃんとおやつにどうぞ、って」
凛「あ、だから私のこと呼んだんだ」
P「そういうこと」
凛「でも、もうちょっとちゃんと趣旨を伝えて欲しいんだけど」
P「なんで」
凛「なんで、って。お仕事終わったタイミングで『至急事務所へ』ってメッセージは焦るでしょ」
P「そうしたらすぐ来るかな、って」
凛「……それはそうだけど」
P「全然話変わるけどさ」
凛「うん」
P「さっき凛、これのことドーナツポップって言ったじゃん」
凛「うん」
P「それ聞いて、そういえば名前変わったんだよなー、って思い出してさ」
凛「あ、そっか。ちょっと前までDポップって言ってたよね」
P「そうそう。だから俺なんか未だにDポップって呼んじゃうんだよな」
凛「そういえば四角い箱も、もうないんだよね」
P「なー。かなしい」
凛「はい。どれがいい?」
P「エンゼルクリーム」
凛「はい」
P「これオールドファッションって言うんだけど凛知ってた?」
○
凛「ん。おいしい」
P「そりゃよかった」
凛「……で。そのいっぱい入ってるドーナツポップはどうしたの?」
P「千川さんにもらった。買ってきましたよ~、って」
凛「そんなにたくさん?」
P「うん。凛ちゃんとおやつにどうぞ、って」
凛「あ、だから私のこと呼んだんだ」
P「そういうこと」
凛「でも、もうちょっとちゃんと趣旨を伝えて欲しいんだけど」
P「なんで」
凛「なんで、って。お仕事終わったタイミングで『至急事務所へ』ってメッセージは焦るでしょ」
P「そうしたらすぐ来るかな、って」
凛「……それはそうだけど」
P「全然話変わるけどさ」
凛「うん」
P「さっき凛、これのことドーナツポップって言ったじゃん」
凛「うん」
P「それ聞いて、そういえば名前変わったんだよなー、って思い出してさ」
凛「あ、そっか。ちょっと前までDポップって言ってたよね」
P「そうそう。だから俺なんか未だにDポップって呼んじゃうんだよな」
凛「そういえば四角い箱も、もうないんだよね」
P「なー。かなしい」
凛「はい。どれがいい?」
P「エンゼルクリーム」
凛「はい」
P「これオールドファッションって言うんだけど凛知ってた?」
3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/04/08(月) 20:15:40.06 :8/EA4L0I0
○
凛「オールドファッションおいしいでしょ?」
P「エンゼルクリームではないよな」
凛「うん」
P「うん、じゃないだろ」
凛「私も次エンゼルクリームにしようかな」
P「俺エンゼルクリーム食べてないけどな」
凛「まだいっぱいあるんだからいいでしょ? けちなこと言わないでよ」
P「なんで俺が駄々こねてるみたいな感じになってんの?」
凛「甘くておいしいよね。エンゼルクリーム」
P「そうですね」
凛「もう、そんな怒んないでってば。はい、次は好きなの食べていいから」
P「じゃあココナッツチョコレート」
凛「はい」
P「これもオールドファッションって言うんだけど」
○
凛「オールドファッションおいしいでしょ?」
P「エンゼルクリームではないよな」
凛「うん」
P「うん、じゃないだろ」
凛「私も次エンゼルクリームにしようかな」
P「俺エンゼルクリーム食べてないけどな」
凛「まだいっぱいあるんだからいいでしょ? けちなこと言わないでよ」
P「なんで俺が駄々こねてるみたいな感じになってんの?」
凛「甘くておいしいよね。エンゼルクリーム」
P「そうですね」
凛「もう、そんな怒んないでってば。はい、次は好きなの食べていいから」
P「じゃあココナッツチョコレート」
凛「はい」
P「これもオールドファッションって言うんだけど」
4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/04/08(月) 20:16:10.89 :8/EA4L0I0
○
凛「プロデューサーがオールドファッションばっかり食べるからもうあと2個しかないよ」
P「無類のオールドファッション好きみたいに言うのやめて」
凛「でも別に嫌いじゃないでしょ?」
P「まぁ、うん」
凛「なら別にいいんじゃないかな」
P「でもさ」
凛「うん」
P「レストランでハンバーグ頼んだのにピザが来たら、え? ってなるだろ」
凛「うん」
P「ハンバーグじゃないじゃん、って」
凛「うん」
P「頼んだもん違うじゃん、って」
凛「そうだね」
P「これはそういうことなんだよ」
凛「私、次その苺のやつ」
P「はい」
○
凛「プロデューサーがオールドファッションばっかり食べるからもうあと2個しかないよ」
P「無類のオールドファッション好きみたいに言うのやめて」
凛「でも別に嫌いじゃないでしょ?」
P「まぁ、うん」
凛「なら別にいいんじゃないかな」
P「でもさ」
凛「うん」
P「レストランでハンバーグ頼んだのにピザが来たら、え? ってなるだろ」
凛「うん」
P「ハンバーグじゃないじゃん、って」
凛「うん」
P「頼んだもん違うじゃん、って」
凛「そうだね」
P「これはそういうことなんだよ」
凛「私、次その苺のやつ」
P「はい」
5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/04/08(月) 20:16:38.30 :8/EA4L0I0
○
凛「おいしい」
P「ポンデリングの苺のやつおいしいよな」
凛「うん」
P「そういえばさ」
凛「うん」
P「苺ってバラ科らしいよ」
凛「バラ科、いっぱいあるよね」
P「な。びっくりするくらいバラ科だらけ」
凛「桜もバラ科だし、林檎もバラ科だし」
P「梅も桃もバラ科だっけ」
凛「うん。すごいよね」
P「バラ科おいしい?」
凛「バラ科おいしい」
○
凛「おいしい」
P「ポンデリングの苺のやつおいしいよな」
凛「うん」
P「そういえばさ」
凛「うん」
P「苺ってバラ科らしいよ」
凛「バラ科、いっぱいあるよね」
P「な。びっくりするくらいバラ科だらけ」
凛「桜もバラ科だし、林檎もバラ科だし」
P「梅も桃もバラ科だっけ」
凛「うん。すごいよね」
P「バラ科おいしい?」
凛「バラ科おいしい」
6:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/04/08(月) 20:17:23.67 :8/EA4L0I0
○
P「Dポップについてるこのちっちゃいフォークっぽいやつ、かわいいよな」
凛「うん」
P「いましれっとゴールデンチョコレート食べたけど」
凛「さっきココナッツチョコレートも食べたよ」
P「俺2回飛ばされてない?」
凛「そんな決まりあったっけ」
P「ないけど」
凛「じゃあ問題ないでしょ?」
P「……まぁ、うん」
凛「もらいものなんだから、けちなこと言わないで、ってば」
P「俺が悪いの?」
凛「プロデューサーは私が悪い、って言いたいんだ」
P「そうは言ってない」
凛「はい。プロデューサーの好きなやつ」
P「…………」
凛「もう何も言わずに食べるよね」
P「無意味と悟ったからな」
○
P「Dポップについてるこのちっちゃいフォークっぽいやつ、かわいいよな」
凛「うん」
P「いましれっとゴールデンチョコレート食べたけど」
凛「さっきココナッツチョコレートも食べたよ」
P「俺2回飛ばされてない?」
凛「そんな決まりあったっけ」
P「ないけど」
凛「じゃあ問題ないでしょ?」
P「……まぁ、うん」
凛「もらいものなんだから、けちなこと言わないで、ってば」
P「俺が悪いの?」
凛「プロデューサーは私が悪い、って言いたいんだ」
P「そうは言ってない」
凛「はい。プロデューサーの好きなやつ」
P「…………」
凛「もう何も言わずに食べるよね」
P「無意味と悟ったからな」
7:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/04/08(月) 20:18:05.15 :8/EA4L0I0
○
凛「そんなにオールドファッションばっかり食べて喉乾かない?」
P「乾く」
凛「飲み物、欲しくなるでしょ」
P「なる」
凛「取って来たら?」
P「てっきり用意してくれる流れだと思ったんだけど」
凛「お仕事から戻って疲れてる担当アイドルにプロデューサーはそんなことさせるんだ」
P「………………」
凛「……」
P「コーヒーでいいか」
凛「うん。ミルクとお砂糖も」
P「ブラックで飲め、ブラックで」
凛「どうせ、なんだかんだ言って入れてくれるんでしょ」
P「……」
凛「取りに行く前に一個食べていっていいよ」
P「ん」
凛「これ、私一個も食べてない上に最後だから、よく味わって食べなよ」
P「そりゃ6種類24個入りだからな」
凛「はい、いってらっしゃい」
P「……。ん」
○
凛「そんなにオールドファッションばっかり食べて喉乾かない?」
P「乾く」
凛「飲み物、欲しくなるでしょ」
P「なる」
凛「取って来たら?」
P「てっきり用意してくれる流れだと思ったんだけど」
凛「お仕事から戻って疲れてる担当アイドルにプロデューサーはそんなことさせるんだ」
P「………………」
凛「……」
P「コーヒーでいいか」
凛「うん。ミルクとお砂糖も」
P「ブラックで飲め、ブラックで」
凛「どうせ、なんだかんだ言って入れてくれるんでしょ」
P「……」
凛「取りに行く前に一個食べていっていいよ」
P「ん」
凛「これ、私一個も食べてない上に最後だから、よく味わって食べなよ」
P「そりゃ6種類24個入りだからな」
凛「はい、いってらっしゃい」
P「……。ん」
8:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/04/08(月) 20:18:46.15 :8/EA4L0I0
○
P「ただいま」
凛「おかえり」
P「お待たせしました」
凛「うん」
P「砂糖、そんなもんでよかったか」
凛「うん。大丈夫」
P「そういえば今更だけど」
凛「うん」
P「お仕事終わりに予定とか、大丈夫だった?」
凛「あんな呼び方しといて?」
P「……ごめんなさい」
凛「まぁ、うん。大丈夫だよ。こっちのが楽しかったと思うし」
P「ってことはなんかあったのか」
凛「ううん。ちょっとお買い物でもしようかな、って思っただけだし」
P「まじでごめん」
凛「いいよ、もう。過ぎたことだし。買いたいものが決まってたわけでもないからね」
P「エンゼルクリームあげます」
凛「ん」
○
P「ただいま」
凛「おかえり」
P「お待たせしました」
凛「うん」
P「砂糖、そんなもんでよかったか」
凛「うん。大丈夫」
P「そういえば今更だけど」
凛「うん」
P「お仕事終わりに予定とか、大丈夫だった?」
凛「あんな呼び方しといて?」
P「……ごめんなさい」
凛「まぁ、うん。大丈夫だよ。こっちのが楽しかったと思うし」
P「ってことはなんかあったのか」
凛「ううん。ちょっとお買い物でもしようかな、って思っただけだし」
P「まじでごめん」
凛「いいよ、もう。過ぎたことだし。買いたいものが決まってたわけでもないからね」
P「エンゼルクリームあげます」
凛「ん」
9:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/04/08(月) 20:19:52.18 :8/EA4L0I0
○
P「わかった」
凛「何が?」
P「最初に話してたアレなんだけど」
凛「『あーん』のやつ?」
P「うん」
凛「はい」
P「そう。これ」
凛「これがどうかしたの」
P「二割増しくらいでおいしくなる気がする」
凛「そっか。なら、はい」
P「ん」
凛「二割増しくらいでおいしい?」
P「二割増しくらいでおいしい」
おわり
○
P「わかった」
凛「何が?」
P「最初に話してたアレなんだけど」
凛「『あーん』のやつ?」
P「うん」
凛「はい」
P「そう。これ」
凛「これがどうかしたの」
P「二割増しくらいでおいしくなる気がする」
凛「そっか。なら、はい」
P「ん」
凛「二割増しくらいでおいしい?」
P「二割増しくらいでおいしい」
おわり






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