まどか「ほむらちゃん」
ほむら「何かしら」
まどか「早く夏休み来ないかな～」
ほむら「来てほしいわね」
まどか「ほむらちゃんは夏休み何したい？」
ほむら「わからないわ…私は病気で夏休みらしい夏休みを過ごしたことなかったから」
まどか「そっか…。じゃあ一緒にいろんなとこ行こうよ！」
ほむら「ええ」
まどか「海とかどうかな？」
ほむら（海…水着買わなきゃ）
まどか「水着も一緒に選ぼうよ！」
ほむら「！…ええ」

恭介「さやか」
さやか「な、何よ」
恭介「昨日ヴァイオリンの弦が切れたんだ」
さやか「そうなんだ」
恭介「自分で張り替えたんだけど、あれは何度やっても慣れないよ」
さやか「どうやってやるの？」
恭介「ペグに小さな穴が開いてるから、そこに弦を通して巻き付けるんだ」
恭介「巻き付け終わったら反対側の端を引っかけてからペグを回して弦を張っていくんだけど…」
恭介「そこでまた切れたらどうしようっていう恐怖が…」
さやか「なんかこわいいいい」

マミ「QB」
QB「何だい？」
マミ「暇ねえ」
QB「魔女退治に行けばいいじゃないか」
マミ「何となく今日は気配が感じられないのよ。それに、行くなら夕方からかしら」
QB「そうかい？」
マミ「ええ、だからお菓子作ろうかしら」

詢子「おーい知久」
知久「おはよう」
詢子「昨日飲み会でさー、何か疲れちゃったよ」
知久「今日は土曜だからね、ゆっくり休んでね」
詢子「そういえば何してたの？」
知久「アルバムの写真の整理」

杏子「さやか、」
さやか「おー杏子じゃん」
杏子「学校帰りか？」
さやか「そうだよー」
杏子「何か嬉しそうだな」
さやか「あれれ、バレてた？」
杏子「さやかはすぐ顔に出すからなー」
さやか「実はさ…恭介が…」
杏子「うん」
さやか「やっぱ秘密ー！」
杏子「えー」

仁美「さやかさんって、よくまどかさんのことを嫁って言ってますよね…？」
仁美「あれって…本気なんでしょうか？」
まどか「やだー、そんなわけないよ仁美ちゃん」
仁美「最近それが気になって眠れないんですの」
まどか「ええ…？」
仁美「っていうのが私のキャラというふうに勘違いされてないか心配なんです」
仁美「以前変なことを口走ってしまったばかりに…」
まどか「大丈夫だよ！」

さやか「まどかってさ」
まどか「うん」
さやか「なんで演歌好きなの？」
まどか「うーん、何か大人って感じがしていいなあって」
さやか「顔はお子様なのにやりますなあ」
まどか「えー、さやかちゃんそんなこと言わないでよー」

ほむら「一人暮らしって魔法がなかったら地獄よね」
マミ「わかるわ」
ほむら「ループ中は掃除洗濯もしてる暇なかったもの」
マミ「辛かったのね…」
ほむら「そもそも家事なんかまともにしたことなかったのよ」
マミ「暁美さん…頑張りましょう？」
ほむら「まずはそろそろあのディスプレイの埃を取らないと…」
マミ「あれってどうなってるの？」
ほむら「魔法で浮かべてるのだけど、実は物自体は実家から持ってきたわ」
マミ「？！私の三角のテーブルは魔法で作ったのに…？」

まどか「ほむらちゃん」
ほむら「何かしら」
まどか「何かクールっぽいせりふ言って！」
ほむら「あなたはどこまで愚かなn…いえ、やめておくわ」
まどか「それどういうシーンで使うの？」
ほむら「今のあなたは知らなくていいわ…」

まどか「ほむらちゃん」
ほむら「何かしら」
まどか「ほむらちゃんも部活に入ろうよ！」
ほむら「まどかは手芸部と園芸部だったかしら」
まどか「うん！」
まどか「ほむらちゃんってなんか弓道部にいそう」
ほむら「そうかしら、まどかの方が似合うわよ？」

まあいいやおわる