1:◆5F5enKB7wjS6:19/07/16(火)21:35:31 :KcQ
———7月15日、李衣菜のお部屋
加蓮「あーつーい〜……。李衣菜ぁ〜アイスぅ〜」ゴロゴロ…
李衣菜「連絡も無しにいきなり来て我が物顔すぎる……。ほら、泰葉ゲストの番組始まったよ」
テレビ『——真夏目前、海の日スペシャル! 冷たくて美味しいスイーツ大特集〜!』
テレビ『今回はゲストに岡崎泰葉ちゃんをお迎えして、生放送でお送りしまーす』
テレビ『こんにちは、岡崎泰葉です。今日は夏の暑さを吹き飛ばすくらい、元気に美味しいスイーツを紹介していきますね♪』
加蓮「わー泰葉〜♪ かわいいよ〜愛してるよ〜♪」ゴロゴロー
李衣菜「ちょ、だらしないだらしないっ。パンツ見えてる!」
———7月15日、李衣菜のお部屋
加蓮「あーつーい〜……。李衣菜ぁ〜アイスぅ〜」ゴロゴロ…
李衣菜「連絡も無しにいきなり来て我が物顔すぎる……。ほら、泰葉ゲストの番組始まったよ」
テレビ『——真夏目前、海の日スペシャル! 冷たくて美味しいスイーツ大特集〜!』
テレビ『今回はゲストに岡崎泰葉ちゃんをお迎えして、生放送でお送りしまーす』
テレビ『こんにちは、岡崎泰葉です。今日は夏の暑さを吹き飛ばすくらい、元気に美味しいスイーツを紹介していきますね♪』
加蓮「わー泰葉〜♪ かわいいよ〜愛してるよ〜♪」ゴロゴロー
李衣菜「ちょ、だらしないだらしないっ。パンツ見えてる!」
2:◆5F5enKB7wjS6:19/07/16(火)21:37:12 :KcQ
テレビ『明日は泰葉ちゃんのお誕生日ということで! 人気のスイーツを紹介しつつ、泰葉ちゃんにも思う存分楽しんでもらいましょう〜!』
テレビ『ありがとうございます♪ クイズに正解できたらお土産もあるとのことなので、頑張ります!』
テレビ『ふふっ♪』
李衣菜「わ、直接ウインクされた気分。さすが泰葉だね」
加蓮「私もハート飛ばそ。泰葉〜v」〜〜v
テレビ『さあ、早速最初のお店に行きましょうか』ヒョイ
加蓮「あっ避けた」
李衣菜「あはは♪」
テレビ『明日は泰葉ちゃんのお誕生日ということで! 人気のスイーツを紹介しつつ、泰葉ちゃんにも思う存分楽しんでもらいましょう〜!』
テレビ『ありがとうございます♪ クイズに正解できたらお土産もあるとのことなので、頑張ります!』
テレビ『ふふっ♪』
李衣菜「わ、直接ウインクされた気分。さすが泰葉だね」
加蓮「私もハート飛ばそ。泰葉〜v」〜〜v
テレビ『さあ、早速最初のお店に行きましょうか』ヒョイ
加蓮「あっ避けた」
李衣菜「あはは♪」
3:◆5F5enKB7wjS6:19/07/16(火)21:40:03 :KcQ
加蓮「それにしてもかわいい……! ちゃんと録画してる、李衣菜?」
李衣菜「もちろん。って、加蓮はしてないの? 急にウチに来てさ」
加蓮「してるに決まってるよ。家で1人できゃーきゃー騒ぐのもバカっぽいからねー」
李衣菜「それならそれでちゃんと連絡してよ……掃除くらいしたのに」
加蓮「散らかってる方がロックじゃない?」
李衣菜「あ、そう?」エヘラ
加蓮(ふっ、チョロい)
加蓮「それにしてもかわいい……! ちゃんと録画してる、李衣菜?」
李衣菜「もちろん。って、加蓮はしてないの? 急にウチに来てさ」
加蓮「してるに決まってるよ。家で1人できゃーきゃー騒ぐのもバカっぽいからねー」
李衣菜「それならそれでちゃんと連絡してよ……掃除くらいしたのに」
加蓮「散らかってる方がロックじゃない?」
李衣菜「あ、そう?」エヘラ
加蓮(ふっ、チョロい)
4:◆5F5enKB7wjS6:19/07/16(火)21:41:53 :KcQ
李衣菜「えへへ、ちょうどCMだしアイス取ってくるね。そもそもアイスあったっけ……」
加蓮「コーラもよろしくね〜」
李衣菜「はいはい〜」トタトタ
かちゃ ぱたん……
加蓮「……ん〜」
加蓮(……李衣菜はあんまり気にしてないのかな。今回のオーディション、泰葉が受かって……)
加蓮「…………悔しいな、やっぱり。うんっ、悔しい!」グッ
李衣菜「えへへ、ちょうどCMだしアイス取ってくるね。そもそもアイスあったっけ……」
加蓮「コーラもよろしくね〜」
李衣菜「はいはい〜」トタトタ
かちゃ ぱたん……
加蓮「……ん〜」
加蓮(……李衣菜はあんまり気にしてないのかな。今回のオーディション、泰葉が受かって……)
加蓮「…………悔しいな、やっぱり。うんっ、悔しい!」グッ
5:◆5F5enKB7wjS6:19/07/16(火)21:43:18 :KcQ
テレビ『——いろんな味、いろんな色のシャーベットがありますね。お好みで複数の味を混ぜることもできるそうですよ』
加蓮「見せ方、もっともっと勉強しないと。誕生日前の放送だからって贔屓されたんじゃないんだからね。私の実力不足なんだからね!」ビシッ
テレビ『うぅっ、頭がキーンってします……!』
加蓮「……やっぱかわいい! 悔しい!」ジタバタ
がちゃ
李衣菜「おまたせー。って結局悶えてるけど大丈夫?」
テレビ『——いろんな味、いろんな色のシャーベットがありますね。お好みで複数の味を混ぜることもできるそうですよ』
加蓮「見せ方、もっともっと勉強しないと。誕生日前の放送だからって贔屓されたんじゃないんだからね。私の実力不足なんだからね!」ビシッ
テレビ『うぅっ、頭がキーンってします……!』
加蓮「……やっぱかわいい! 悔しい!」ジタバタ
がちゃ
李衣菜「おまたせー。って結局悶えてるけど大丈夫?」
6:◆5F5enKB7wjS6:19/07/16(火)21:45:17 :KcQ
加蓮「あ、おかえりパシりーな」
李衣菜「誰がパシりか。ごめん、冷凍ミカンしかなかったよ」
加蓮「えっ渋い! え、なんでっ?」
李衣菜「お母さんがたまたまキオスク寄って美味しそうだったからって」
加蓮「あぁ李衣菜ママかぁ。確かにたまに天然だもんね」
李衣菜「ほんとにね〜」ヘラヘラ
加蓮「……うん、しっかり受け継がれてるよね」
李衣菜「??? あ、CM明けてるじゃん! 冷蔵庫漁ってる場合じゃなかった〜!」
加蓮「あ、おかえりパシりーな」
李衣菜「誰がパシりか。ごめん、冷凍ミカンしかなかったよ」
加蓮「えっ渋い! え、なんでっ?」
李衣菜「お母さんがたまたまキオスク寄って美味しそうだったからって」
加蓮「あぁ李衣菜ママかぁ。確かにたまに天然だもんね」
李衣菜「ほんとにね〜」ヘラヘラ
加蓮「……うん、しっかり受け継がれてるよね」
李衣菜「??? あ、CM明けてるじゃん! 冷蔵庫漁ってる場合じゃなかった〜!」
7:◆5F5enKB7wjS6:19/07/16(火)21:47:21 :KcQ
テレビ『泰葉ちゃん、夏生まれなだけあって麦わら帽子が似合うね〜』
テレビ『本当ですか? 嬉しいです♪ こうして熱い日差しの下で食べ歩くのも楽しいですね。もちろん日焼けや熱中症対策は必須ですから、皆さんも忘れずにしましょうね!』
李衣菜「はい、加蓮。かんぱーい」
加蓮「ん、乾杯っ」
李衣菜「んくんく……ぷはぁ。やっぱり暑い日にはコーラだよね〜」
加蓮「ふふ、こないだはサイダー最高って言ってなかった?」
李衣菜「うっ……そ、それより冷凍ミカンってすぐ手がびしょびしょになるよねっ」
加蓮「誤魔化した〜♪ まぁそういうものでしょ、私食べたの入院してたとき以来かも?」
テレビ『泰葉ちゃん、夏生まれなだけあって麦わら帽子が似合うね〜』
テレビ『本当ですか? 嬉しいです♪ こうして熱い日差しの下で食べ歩くのも楽しいですね。もちろん日焼けや熱中症対策は必須ですから、皆さんも忘れずにしましょうね!』
李衣菜「はい、加蓮。かんぱーい」
加蓮「ん、乾杯っ」
李衣菜「んくんく……ぷはぁ。やっぱり暑い日にはコーラだよね〜」
加蓮「ふふ、こないだはサイダー最高って言ってなかった?」
李衣菜「うっ……そ、それより冷凍ミカンってすぐ手がびしょびしょになるよねっ」
加蓮「誤魔化した〜♪ まぁそういうものでしょ、私食べたの入院してたとき以来かも?」
8:◆5F5enKB7wjS6:19/07/16(火)21:49:01 :KcQ
李衣菜「そうなんだ。私は最後に食べたの給食だったかなぁ、中学校の」
加蓮「夏の定番だね。冷たくて自分じゃ皮剥けなかったから、いつもナースさんにお願いしてさ♪」
李衣菜「あはは、かわいい♪」
加蓮「ってことでよろしく李衣菜♪」スッ
李衣菜「うえぇ!? さすがにもうできるでしょ自分で!」
加蓮「手ぇ濡れるのやだもーん。私は泰葉の応援で忙しいから♪」
李衣菜「もう〜!」
テレビ『ん、このアイス美味しいですっ! これはぜひお土産に持って帰りたいですね——♪』
李衣菜「そうなんだ。私は最後に食べたの給食だったかなぁ、中学校の」
加蓮「夏の定番だね。冷たくて自分じゃ皮剥けなかったから、いつもナースさんにお願いしてさ♪」
李衣菜「あはは、かわいい♪」
加蓮「ってことでよろしく李衣菜♪」スッ
李衣菜「うえぇ!? さすがにもうできるでしょ自分で!」
加蓮「手ぇ濡れるのやだもーん。私は泰葉の応援で忙しいから♪」
李衣菜「もう〜!」
テレビ『ん、このアイス美味しいですっ! これはぜひお土産に持って帰りたいですね——♪』
9:◆5F5enKB7wjS6:19/07/16(火)21:50:37 :KcQ
李衣菜「はい、どうぞ」ムスッ
加蓮「あんがと♪ ご褒美に、あーん?」
李衣菜「……あーん。ちめたい」ムグ
加蓮「私も私もっ」アーン
李衣菜「しょうがないなぁ——」
テレビ『え、デート風にですか? ふふっ、じゃあ……はい、あーんっ。ほら、溶けちゃうから早く食べて? ……間接キスだね♪』
加蓮「いま泰葉が私にあーんした!!!!」ガタタッ!
李衣菜「私のあーんにも興奮してよ!!」
李衣菜「はい、どうぞ」ムスッ
加蓮「あんがと♪ ご褒美に、あーん?」
李衣菜「……あーん。ちめたい」ムグ
加蓮「私も私もっ」アーン
李衣菜「しょうがないなぁ——」
テレビ『え、デート風にですか? ふふっ、じゃあ……はい、あーんっ。ほら、溶けちゃうから早く食べて? ……間接キスだね♪』
加蓮「いま泰葉が私にあーんした!!!!」ガタタッ!
李衣菜「私のあーんにも興奮してよ!!」
10:◆5F5enKB7wjS6:19/07/16(火)21:53:30 :KcQ
テレビ『は、恥ずかしいですね……テレビの前の皆さん、これで合ってましたか? えへへ……』
加蓮「あーやば。熱上がった……やばいやばい、泰葉に恋するところだった……!」
李衣菜「そのまま熱中症になっちゃえばいいのに……」
加蓮「あ、もう最初から恋してた、私!」
李衣菜「あっそう」
加蓮「とーぜん李衣菜にも恋してるから♪」
李衣菜「嬉しくないなぁ」プクー
テレビ『は、恥ずかしいですね……テレビの前の皆さん、これで合ってましたか? えへへ……』
加蓮「あーやば。熱上がった……やばいやばい、泰葉に恋するところだった……!」
李衣菜「そのまま熱中症になっちゃえばいいのに……」
加蓮「あ、もう最初から恋してた、私!」
李衣菜「あっそう」
加蓮「とーぜん李衣菜にも恋してるから♪」
李衣菜「嬉しくないなぁ」プクー
11:◆5F5enKB7wjS6:19/07/16(火)21:55:40 :KcQ
加蓮「膨れないでよー。りーたくん好きだよ〜?」
李衣菜「あー、あはは。泰葉みたいに上手く演技はできなかったけどね」
加蓮「そんなことなかったでしょー? 李衣菜って案外切り替え早いっていうか、アドリブでもパッと演技できちゃうんだもん」
李衣菜「へへ、加蓮にそう言われたら嬉しいな。でも……もっと頑張らなきゃね。今の泰葉みたいに、照れるところまで計算ずくでできるくらい」
加蓮「あ、気づいた? わざとらしく見えないのはすごいよね、ほんと」
李衣菜「うん。ただ……すごいなぁ、で終わるのは簡単だよね。もしかしたらオーディションの枠だって壊して3人で出られたかも、って思うとね。ちょっと悔しいよ」
加蓮「膨れないでよー。りーたくん好きだよ〜?」
李衣菜「あー、あはは。泰葉みたいに上手く演技はできなかったけどね」
加蓮「そんなことなかったでしょー? 李衣菜って案外切り替え早いっていうか、アドリブでもパッと演技できちゃうんだもん」
李衣菜「へへ、加蓮にそう言われたら嬉しいな。でも……もっと頑張らなきゃね。今の泰葉みたいに、照れるところまで計算ずくでできるくらい」
加蓮「あ、気づいた? わざとらしく見えないのはすごいよね、ほんと」
李衣菜「うん。ただ……すごいなぁ、で終わるのは簡単だよね。もしかしたらオーディションの枠だって壊して3人で出られたかも、って思うとね。ちょっと悔しいよ」
12:◆5F5enKB7wjS6:19/07/16(火)21:57:51 :KcQ
加蓮「……枠を壊す発想まではなかったなぁ、私」
李衣菜「そう? 審査員の人の反応見てたらいけそうかなってちょびっと思っちゃった。……無謀だった?」
加蓮「んーん、かっこいいじゃん。私なら採用かなっ」
李衣菜「へへっ、やった♪」
加蓮「でも良かった、私だけ悔しいって思ってて李衣菜はヘラヘラしてるなんて嫌だったし?」
李衣菜「そりゃあ……、もう泰葉は友達で仲間で、ライバルだから。小さい頃観てたテレビの向こう側の人じゃないからさ」
加蓮「そだね。泰葉がどれだけ努力をしてるのかだって知ってるもんね。ミカンに似顔絵描いて『泰葉ちゃんだ〜♪』なんてやってる時間は終わったんだよね!」
李衣菜「え、そんなことしてたの!?」
加蓮「……枠を壊す発想まではなかったなぁ、私」
李衣菜「そう? 審査員の人の反応見てたらいけそうかなってちょびっと思っちゃった。……無謀だった?」
加蓮「んーん、かっこいいじゃん。私なら採用かなっ」
李衣菜「へへっ、やった♪」
加蓮「でも良かった、私だけ悔しいって思ってて李衣菜はヘラヘラしてるなんて嫌だったし?」
李衣菜「そりゃあ……、もう泰葉は友達で仲間で、ライバルだから。小さい頃観てたテレビの向こう側の人じゃないからさ」
加蓮「そだね。泰葉がどれだけ努力をしてるのかだって知ってるもんね。ミカンに似顔絵描いて『泰葉ちゃんだ〜♪』なんてやってる時間は終わったんだよね!」
李衣菜「え、そんなことしてたの!?」
13:◆5F5enKB7wjS6:19/07/16(火)22:01:03 :KcQ
加蓮「え、やるでしょ普通に。真ん丸なんだから。ペンで描いてさ、容赦なく皮剥いちゃうのっ。それやって私病室で笑ってたもん」
李衣菜「子供って残酷……」
加蓮「今は一緒に笑い転げてくれる李衣菜がいるし、泰葉の顔に直接落書きだってできるし!」
李衣菜「笑わなっ、いや笑っちゃうかもだけど! 泰葉だってそんなことしたら怒るよ!?」
加蓮「あっはは、それくらいの仲ってことで♪ だから……お互いに負けないように、一緒に頑張ろうねっ」
李衣菜「……うん!」
テレビ『——続きまして、腹ごしらえのアクティビティをご紹介!』
テレビ『アクティビティと聞いて、やっぱりバンジージャンプとか想像しちゃいましたけど……ボルダリングですね。よかった……』
テレビ『バンジーはまた今度です。泰葉ちゃんには親友がいますよね、一緒なら怖くないハズ!』
テレビ『えっ。……えっ? あ、親友。そのときはよろしくね2人とも! 見てるよねっ?』フリフリ
テロップ(『エバーリースの』岡崎泰葉ちゃん)
加蓮「……やっぱり一緒はイヤかも」
李衣菜「いや、できるよ! ロックだよ! バンジー!」
加蓮「マジで言ってる!?」
加蓮「え、やるでしょ普通に。真ん丸なんだから。ペンで描いてさ、容赦なく皮剥いちゃうのっ。それやって私病室で笑ってたもん」
李衣菜「子供って残酷……」
加蓮「今は一緒に笑い転げてくれる李衣菜がいるし、泰葉の顔に直接落書きだってできるし!」
李衣菜「笑わなっ、いや笑っちゃうかもだけど! 泰葉だってそんなことしたら怒るよ!?」
加蓮「あっはは、それくらいの仲ってことで♪ だから……お互いに負けないように、一緒に頑張ろうねっ」
李衣菜「……うん!」
テレビ『——続きまして、腹ごしらえのアクティビティをご紹介!』
テレビ『アクティビティと聞いて、やっぱりバンジージャンプとか想像しちゃいましたけど……ボルダリングですね。よかった……』
テレビ『バンジーはまた今度です。泰葉ちゃんには親友がいますよね、一緒なら怖くないハズ!』
テレビ『えっ。……えっ? あ、親友。そのときはよろしくね2人とも! 見てるよねっ?』フリフリ
テロップ(『エバーリースの』岡崎泰葉ちゃん)
加蓮「……やっぱり一緒はイヤかも」
李衣菜「いや、できるよ! ロックだよ! バンジー!」
加蓮「マジで言ってる!?」
14:◆5F5enKB7wjS6:19/07/16(火)22:03:48 :KcQ
テレビ『——名残惜しいですが、泰葉ちゃんとはお別れの時間です〜。ここまでありがとうございました、泰葉ちゃん』
テレビ『こちらこそありがとうございました♪ 街にはまだまだ私の知らない魅力がたくさんありますね。この夏はそんな楽しくて美味しい場所をもっと探してみたいです!』
加蓮「——支度できた〜?」
李衣菜「ま、待って〜。Tシャツどこだー」ゴソゴソ…
加蓮「んもー、レッスン着はいつでもちゃんと用意しとく!」
李衣菜「か、加蓮は用意周到すぎるよ……まさか持ってきてるだなんて」
加蓮「あったりまえでしょ。プロなんだよ私たちは!」
李衣菜「うぅ、はーい……」
テレビ『——名残惜しいですが、泰葉ちゃんとはお別れの時間です〜。ここまでありがとうございました、泰葉ちゃん』
テレビ『こちらこそありがとうございました♪ 街にはまだまだ私の知らない魅力がたくさんありますね。この夏はそんな楽しくて美味しい場所をもっと探してみたいです!』
加蓮「——支度できた〜?」
李衣菜「ま、待って〜。Tシャツどこだー」ゴソゴソ…
加蓮「んもー、レッスン着はいつでもちゃんと用意しとく!」
李衣菜「か、加蓮は用意周到すぎるよ……まさか持ってきてるだなんて」
加蓮「あったりまえでしょ。プロなんだよ私たちは!」
李衣菜「うぅ、はーい……」
15:◆5F5enKB7wjS6:19/07/16(火)22:05:12 :KcQ
テレビ『それでは皆さん、街のどこかで出会ったら……ふふっ♪ 夏を楽しみましょうね!』
テレビ『岡崎泰葉ちゃんでした〜!』
テレビ『ばいばい♪』
李衣菜「かわいい!」
加蓮「かわいい!」
加蓮「って言ってる場合じゃないでしょ! あった!?」
李衣菜「あ、ありましたありました! よしっ、じゃあ自主レッスン行こう!」
「いってきまーす!」
「おじゃましましたーっ!」
テレビ『それでは皆さん、街のどこかで出会ったら……ふふっ♪ 夏を楽しみましょうね!』
テレビ『岡崎泰葉ちゃんでした〜!』
テレビ『ばいばい♪』
李衣菜「かわいい!」
加蓮「かわいい!」
加蓮「って言ってる場合じゃないでしょ! あった!?」
李衣菜「あ、ありましたありました! よしっ、じゃあ自主レッスン行こう!」
「いってきまーす!」
「おじゃましましたーっ!」
16:◆5F5enKB7wjS6:19/07/16(火)22:07:04 :KcQ
———
——
—
———街角
P「生放送お疲れさま、泰葉。手応えばっちりだったな!」
泰葉「はいっ、大成功ですね。プロデューサーの指示のおかげもありますし」
P「照れてるところは俺もドキドキしちゃったよ」
泰葉「ふふ、最高の褒め言葉です♪ さて、これからどうしましょうか……なにか予定はありましたっけ?」
P「いや、特にないよ。強いて言えば……泰葉の誕生日祝いを前倒して美味しいものを食べに行くくらいかな」
———
——
—
———街角
P「生放送お疲れさま、泰葉。手応えばっちりだったな!」
泰葉「はいっ、大成功ですね。プロデューサーの指示のおかげもありますし」
P「照れてるところは俺もドキドキしちゃったよ」
泰葉「ふふ、最高の褒め言葉です♪ さて、これからどうしましょうか……なにか予定はありましたっけ?」
P「いや、特にないよ。強いて言えば……泰葉の誕生日祝いを前倒して美味しいものを食べに行くくらいかな」
17:◆5F5enKB7wjS6:19/07/16(火)22:10:09 :KcQ
泰葉「素敵なお誘いですけど……それでしたら、李衣菜と加蓮も一緒がいいです。お土産もたくさん頂きましたから♪」ガサッ
P「あはは、そうだな。じゃあ連絡取ってみんなで出かけるか……ほら、スマホと財布」
泰葉「ありがとうございます——……ん? あ、李衣菜からメッセージ来てました」
P「お、向こうの方が早かったか」
泰葉「、…………なにやってるの、もう」ハァ
P「え?」
りいな
『レッスンルームにてキミを待つ!』
泰葉「……加蓮がミカンを頭に乗せて仁王立ちしてる写真付きです。見てくださいこのドヤ顔」
P「っく、ははは! な、なんでだよ、休みのはずだったのに……くくくっ」
泰葉「素敵なお誘いですけど……それでしたら、李衣菜と加蓮も一緒がいいです。お土産もたくさん頂きましたから♪」ガサッ
P「あはは、そうだな。じゃあ連絡取ってみんなで出かけるか……ほら、スマホと財布」
泰葉「ありがとうございます——……ん? あ、李衣菜からメッセージ来てました」
P「お、向こうの方が早かったか」
泰葉「、…………なにやってるの、もう」ハァ
P「え?」
りいな
『レッスンルームにてキミを待つ!』
泰葉「……加蓮がミカンを頭に乗せて仁王立ちしてる写真付きです。見てくださいこのドヤ顔」
P「っく、ははは! な、なんでだよ、休みのはずだったのに……くくくっ」
18:◆5F5enKB7wjS6:19/07/16(火)22:12:12 :KcQ
泰葉「ふう……まったく。でもなんとなくですけど、分かります。だって——」
李衣菜『——頑張ってね、泰葉!』
加蓮『ヘマしないでよ〜? ふふふっ』
泰葉「……逆だったら、私もこうしますから!」
P「え、頭にミカンを?」
泰葉「そ、そっちじゃないですっ。とにかく、私もレッスンしたくなりました。よかったらプロデューサーにも見てもらいたいです」
P「んー……うん、分かった! 2人もやる気十分みたいだし、付き合わないわけにはいかないな」
泰葉「! ありがとうございますっ♪」
泰葉「ふう……まったく。でもなんとなくですけど、分かります。だって——」
李衣菜『——頑張ってね、泰葉!』
加蓮『ヘマしないでよ〜? ふふふっ』
泰葉「……逆だったら、私もこうしますから!」
P「え、頭にミカンを?」
泰葉「そ、そっちじゃないですっ。とにかく、私もレッスンしたくなりました。よかったらプロデューサーにも見てもらいたいです」
P「んー……うん、分かった! 2人もやる気十分みたいだし、付き合わないわけにはいかないな」
泰葉「! ありがとうございますっ♪」
19:◆5F5enKB7wjS6:19/07/16(火)22:13:55 :KcQ
P「時間は……結構余裕あるな。2、3時間はできそうだ」
泰葉「そうすると夜になっちゃいますね」
P「ああ、だから夕飯に……ほら、こないだ泰葉、焼肉食べたいって言ってたよな。サーカスのとき」
泰葉「あっ、言いました。いいんですか、やった♪」
P「食べ放題だぞ〜、お腹はちきれるまで食べていいからな!」
泰葉「そんなこと女の子に言っちゃダメですよ——♪」
P「時間は……結構余裕あるな。2、3時間はできそうだ」
泰葉「そうすると夜になっちゃいますね」
P「ああ、だから夕飯に……ほら、こないだ泰葉、焼肉食べたいって言ってたよな。サーカスのとき」
泰葉「あっ、言いました。いいんですか、やった♪」
P「食べ放題だぞ〜、お腹はちきれるまで食べていいからな!」
泰葉「そんなこと女の子に言っちゃダメですよ——♪」
20:◆5F5enKB7wjS6:19/07/16(火)22:15:56 :KcQ
———信号待ち
ブロロン…
泰葉「——あれ、李衣菜からまた……今度は動画?」
P「んー?」
加蓮『くっくっく……泰葉ぁ、覚悟するんだなぁ〜? ミカンとなったお前になす術はないのだぁ』
李衣菜『ヤメテカレンー、ムカナイデー、カワムイテタベナイデー』
加蓮『それ〜!』
李衣菜『アッアアー!!』
『『あっははっはははははあはははは♪♪ ヒーッヒーッ!』』
P「うっぐ……!」
泰葉「……ごめんなさいPさん、運転中に。ちょっとうるさくしますね」ピポパ
泰葉「なにしてるの!!!! ちゃんとレッスンしなさい!!! 着いたら覚悟してね!!!!」
P「だあははははは!!!!」
泰葉「Pさん!!!! も〜〜〜!!!!!」ポカポカ
モー!!!
モー!!
モー—!
おわり
———信号待ち
ブロロン…
泰葉「——あれ、李衣菜からまた……今度は動画?」
P「んー?」
加蓮『くっくっく……泰葉ぁ、覚悟するんだなぁ〜? ミカンとなったお前になす術はないのだぁ』
李衣菜『ヤメテカレンー、ムカナイデー、カワムイテタベナイデー』
加蓮『それ〜!』
李衣菜『アッアアー!!』
『『あっははっはははははあはははは♪♪ ヒーッヒーッ!』』
P「うっぐ……!」
泰葉「……ごめんなさいPさん、運転中に。ちょっとうるさくしますね」ピポパ
泰葉「なにしてるの!!!! ちゃんとレッスンしなさい!!! 着いたら覚悟してね!!!!」
P「だあははははは!!!!」
泰葉「Pさん!!!! も〜〜〜!!!!!」ポカポカ
モー!!!
モー!!
モー—!
おわり
21:◆5F5enKB7wjS6:19/07/16(火)22:17:18 :KcQ
というお話だったのさ
李衣菜加蓮メインでも泰葉誕SSだと言い張りたい……お誕生日おめでとう泰葉
というお話だったのさ
李衣菜加蓮メインでも泰葉誕SSだと言い張りたい……お誕生日おめでとう泰葉
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