西片「え……高木さん、行くの？危なくない？」

高木さん「だって来週の日曜日って私なにも予定ないし」

高木さん「もしも誰かさんが同じ日にデートに誘ってきて予定ができたら、これには行けないかもしれないねー」

西片「ぐっ……！」



すまんもう無理

西片「あ、いやー！でも、そういえばぼくも日曜日に女の子と遊ぶって約束してたっけなー！あはは！」

高木さん「ふーん、そんな話今はじめて聞いたけど？私に対抗して嘘ついてない？」

西片「高木さんが知らないぼくも居るってことだよ！あはははは……」

高木さん「じゃ、どこいくの？！」

西片「えっ！？あ、いやー、そこはまだ決まってなくて」ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ

高木さん「じゃあ私達とダブルデートでもしてみよっか。初めての人と会うとか緊張するし」

高木さん「普段慣れてる西片がいたほうが安心するかも」

西片「え゛っ（高木さんが他の男とイチャイチャするところなんか見たくない……！）」

高木さん「じゃ、決定。日曜日、9時集合。遅刻厳禁ね。相手の女の子にも言っといて。」

西片「ちょっ！！（口から出任せなのに、どうしよう……）」

～日曜日・駅前～

高木さん「おっ、おはよう西方」

西片「お、おはよう高木さん……あ、あの、相手の女の子なんだけど今日急用が入って来れないって……」ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ

高木さん「へぇー、奇遇だねー。私の相手の男の子も今日は予定が入って来れないって連絡はいってさ」

西片「ん？」

高木さん「まぁ、このまま帰るのももったいないしどっか行こっか」

西片「…………うん」


こうして二人は普通は普通にデートして帰り、俺の普通の山も谷もないSSも終わった

～fin～