乗客「俺くん！走れ！今ならまだ間に合う！」

俺「くっ…！さすがにこの距離では厳しい！どうやら俺は、ここまでのようだ…」

乗客「くそ！あと少し余裕があれば間に合いそうなのに…！」

電車「遅い奴が悪い、閉めるぞ」

乗客「そんな！少しは待てないのかよ！？」

俺「気にするな…ここは俺に任せて、お前らは先に行け！」

乗客「俺…くん…！」

？？？「待ちな！」

俺&乗客&電車「！？」

？？？「俺の名は…駆け込み乗車マン！ギリギリで飛び込んで入りきるのが俺の流儀だが、今回は敢えてドアに挟まってやったぜ！」

電車「くっ…！これでは再びドアを開け、安全確認せざるを得ない！」

駆け込み&乗客「急げ！俺くん！」

俺「ウオオオオオオオォォ！！」（ｼｭﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ

電車「くそっ！すんでのところで乗車を許してしまった！畜生！」

俺「フゥ…フゥ……」

俺「やっ…たぜ…！サンキューみんな！」

乗客たち&駆け込み「おめでとう！！！！！」

こうして僕は、時間通りの電車に乗ることに成功した。ちょっとだけ、遅れたけど…

めでたしめでたし（完）