放課後

高木さん「ねぇ西片…今日一緒に帰らない？」

西片「あ、ごめん高木さん。今日俺くんと帰るから」

俺「ごめんな高木さん！それじゃあ行こうぜ西片」

西片「うん、俺くん…///」

高木さん「(やっぱり…さっき覗き見しちゃった西片と俺くんの会話、ドッキリとかじゃなくて本当に…)」

俺「西片はもう俺の物だから。高木さんには渡さないよ」ﾎﾞｿｯ

高木さん「！！」

西片「俺くん！何してるの。はやく行こうよ！」

俺「ああ！すぐ行くよ！そういうことだから、もう西片に変なちょっかい出すのやめてくれよな」

高木さん「……俺くん、絶対に許さない…」ｷﾞﾘｨｯ

数日後、遊園地

西片「あはは、俺くん！次あれ乗ろうよ！」

俺「待てよ西片～！はしゃぎすぎだって！」

西片「だって俺くんとの初デートだからね。はしゃがない方がおかしいよ！」

俺「西片は可愛いなぁ」

西片「な、何言ってるのさ。変なこと言ってからかわないでよ///」

俺「俺は高木さんみたいに西片のことからかったりしないよ？本当に心の底から西片のこと可愛いと思ってるから」

西片「ちょ…俺くん…顔近っ…///」ｶｧｧｯ

西片「ご、ごめん！オレちょっとトイレ行ってくる！」ﾀﾞｯ

俺「あっ、西片！はぁ…照れて逃げられちゃったよ。まあそういうところも可愛いんだけど」

俺「高木さんもそう思わない？」

高木さん「……気づいてたんだ」

俺「匂うんだよ…俺と西片の跡をつけるくっさいくっさいメス猫の腐臭がさあ！こんなストーカーみたいな真似やめろよ！！」

高木さん「やめるよ。西片につく悪い虫を退治したらね」ﾅｲﾌｷﾗｯ

俺「！！」ﾋﾞｸｩｯ

俺「た、高木さん…そんな物騒な物出して何を…」

高木さん「ねぇ今からゲームで勝負しようよ。勝った方が西片を好きなようにできるの」

高木さん「ルールは死んだ方の負けだよ！！！」ﾀﾞｯ

俺「う、うわああああ！？」



俺「オラァ！！」ﾄﾞﾝｯｯｯ

高木さん「！？」ｶﾗﾝｶﾗﾝｯ

俺「普通に考えてナイフなんか持ったところで高木さんみたいに非力な女の子が大の男に勝てるわけないよね？笑」

高木さん「う、うぅ…西片は絶対に…渡さないっ…！」

俺「もう諦めろよ！！高木さんはもう負けたの！まーけ！西片は俺のものですー！」ｶﾞﾝｶﾞﾝｯ

高木さん「あっ…ぐ」ﾊﾅｼﾞﾀﾞﾗ-ｯ

西片「俺くん…何してるの？」

俺「！！」

高木さん「西片！た…助けて！俺くんが急に私に暴力を！」

西片「高木さん…！お、俺くん…今の話…」

西片「俺くんがそんな酷いことするわけないだろ！！適当な嘘つくな！」ﾊﾞｷｨｯ

高木さん「！？」ﾄﾞｻｯ

西片「高木さんがオレたちの跡を付け回していたことぐらい知ってるよ？どうせオレがトイレに行ってる隙に俺くんにちょっかいかけて反撃されたんだよね？」

高木さん「あっ…あっ…」

西片「てかさ、高木さんがオレのことどう思ってるか知らないけど事ある度にいちいちからかってくるのウザいんだよね笑 もう2度とオレと関わらないでくれる？」

高木さん「西…片…」ﾂﾂ-

俺「西片、高木さんが諦めつくように俺とお前のラブラブっぷりを直に見せつけてやろうぜ」ｱｺﾞｸｲｯ

西片「お、俺くん…/// それって…」

ﾁｭｯ…ﾚﾛﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟﾚﾛ…ﾄﾛ-ﾝ

西片「(あ…今オレ、俺くんとキスしてる/// 俺くんと愛しあってる！俺くんしゅきぃ♡)」ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ

俺「ぷはっ…これで西片は俺の物だ…もう誰にも渡さないからな」

西片「うん！」

高木さん「あ…嫌、嘘…そんなのやだぁ！！西片ぁ！いやあああああああああっ！！！」

その後俺と西片は永遠の愛を誓い合い生涯を共に幸せに暮らし、高木さんは家に引きこもってしまいましたとさ


HAPPY END！