1:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 12:29:10.011 :knYZ7aWea.net
西片「何言ってるのさ俺くん。もちろん冗談だよね…?」
俺「俺は本気だよ」
西片「そんな…!?なにかオレ、嫌われるようなことしちゃったかな?悪いところがあったら直すから!考え直して!!」
俺「西片のせいじゃないんだ…全部俺が悪い。俺のせいなんだよ!ごめん!!」ダッ
西片「あっ、待ってよ!そんな説明じゃ全然わからないよ!待って!」
西片「俺くんーっ!!」
西片「何言ってるのさ俺くん。もちろん冗談だよね…?」
俺「俺は本気だよ」
西片「そんな…!?なにかオレ、嫌われるようなことしちゃったかな?悪いところがあったら直すから!考え直して!!」
俺「西片のせいじゃないんだ…全部俺が悪い。俺のせいなんだよ!ごめん!!」ダッ
西片「あっ、待ってよ!そんな説明じゃ全然わからないよ!待って!」
西片「俺くんーっ!!」
4:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 12:30:08.625 :knYZ7aWea.net
俺「はぁはぁ、西片…本当にごめんなさい…」
高木さん「や、俺くん。上手くやったみたいだね」
俺「た、高木さん!」
高木さん「それにしても、なんの説明も無しに別れようなんて。俺くんも酷いよね?西片泣いてたよ」クスクス
俺「高木さんがやれって言ったんじゃないか…」ボソッ
高木さん「何か言った?」
俺「ひっ、ごめんなさい…」ビクッ
高木さん「まあいいか、私はこれから西片を慰めてくるから。俺くんは今後一切西片に近づいちゃだめだよ」
俺「うぅ…」
俺「はぁはぁ、西片…本当にごめんなさい…」
高木さん「や、俺くん。上手くやったみたいだね」
俺「た、高木さん!」
高木さん「それにしても、なんの説明も無しに別れようなんて。俺くんも酷いよね?西片泣いてたよ」クスクス
俺「高木さんがやれって言ったんじゃないか…」ボソッ
高木さん「何か言った?」
俺「ひっ、ごめんなさい…」ビクッ
高木さん「まあいいか、私はこれから西片を慰めてくるから。俺くんは今後一切西片に近づいちゃだめだよ」
俺「うぅ…」
6:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 12:31:02.426 :knYZ7aWea.net
西片「はぁ、やっぱりオレがなにか俺くんに嫌われるようなことしちゃったんだ。明日また謝らないとなぁ…」トボトボ
高木さん「や、西片…今下校中?」
西片「高木さん!や、やあ。こんなところで会うなんて奇遇だね」
高木さん「ふふ、ちょっと前まではいつも一緒に帰ってたけどね。それで…」
高木さん「落ち込んでるように見えるけど、なにか嫌なことでもあった?」
西片「それが、実は…」
西片「はぁ、やっぱりオレがなにか俺くんに嫌われるようなことしちゃったんだ。明日また謝らないとなぁ…」トボトボ
高木さん「や、西片…今下校中?」
西片「高木さん!や、やあ。こんなところで会うなんて奇遇だね」
高木さん「ふふ、ちょっと前まではいつも一緒に帰ってたけどね。それで…」
高木さん「落ち込んでるように見えるけど、なにか嫌なことでもあった?」
西片「それが、実は…」
8:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 12:33:28.670 :knYZ7aWea.net
高木さん「ふーん、それで帰り道をこんなに暗い顔で歩いてたんだね」
西片「なにか俺くんに嫌なことしてしまったのは間違いないと思うんだけど…本当に身に覚えがないんだ!高木さんの目から見てオレのどこが悪かったかアドバイスを貰えないかな?」
高木さん「そうだねー。実は私、さっき俺くんとばったり会っちゃって」
西片「えぇ、それは本当かい!?俺くん、オレのことについてなにか言ってた?」
高木さん「うん…別れた理由は特になくて、ただ純粋に西片のこと嫌いになったんだって…」
西片「えっ…」
高木さん「それどころか、西片の悪口ばかり言ってたよ。西片が俺くんを思う気持ちはわかるけど、これからは少し距離を置いた方がいいと思うなー」
西片「そう…なんだ。ありがとう高木さん…参考になったよ…」
高木さん「ふふ…(上手くいった。これで俺くんはもう西片とは…)」ニタリ
高木さん「ふーん、それで帰り道をこんなに暗い顔で歩いてたんだね」
西片「なにか俺くんに嫌なことしてしまったのは間違いないと思うんだけど…本当に身に覚えがないんだ!高木さんの目から見てオレのどこが悪かったかアドバイスを貰えないかな?」
高木さん「そうだねー。実は私、さっき俺くんとばったり会っちゃって」
西片「えぇ、それは本当かい!?俺くん、オレのことについてなにか言ってた?」
高木さん「うん…別れた理由は特になくて、ただ純粋に西片のこと嫌いになったんだって…」
西片「えっ…」
高木さん「それどころか、西片の悪口ばかり言ってたよ。西片が俺くんを思う気持ちはわかるけど、これからは少し距離を置いた方がいいと思うなー」
西片「そう…なんだ。ありがとう高木さん…参考になったよ…」
高木さん「ふふ…(上手くいった。これで俺くんはもう西片とは…)」ニタリ
9:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 12:34:28.957 :knYZ7aWea.net
翌日
キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン
西片「はぁ…(結局、今日は一言も俺くんと話せなかったな。別れるにしても、せめてあと少しだけ話をさせてもらえたらと思ったんだけど…)」
俺「あ、あの…西片!」
西片「!! 俺くん、もしかして別れるって話考え直してくれる気になった…?」
高木さん「……」ジロッ
俺「っ…!!」ビクッ
俺「そ、そんなわけないじゃないか…ただこれからはもう俺に話しかけたりしてこないでねって言いにきただけだよ!じゃあね!!」タタッ
西片「あぁ…そんな、俺くん!待ってよ!!」
高木さん「……」
翌日
キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン
西片「はぁ…(結局、今日は一言も俺くんと話せなかったな。別れるにしても、せめてあと少しだけ話をさせてもらえたらと思ったんだけど…)」
俺「あ、あの…西片!」
西片「!! 俺くん、もしかして別れるって話考え直してくれる気になった…?」
高木さん「……」ジロッ
俺「っ…!!」ビクッ
俺「そ、そんなわけないじゃないか…ただこれからはもう俺に話しかけたりしてこないでねって言いにきただけだよ!じゃあね!!」タタッ
西片「あぁ…そんな、俺くん!待ってよ!!」
高木さん「……」
13:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 12:37:00.475 :knYZ7aWea.net
ガンッッ
俺「ひっ、ごめんなさい!ごめんなさい!」
高木さん「西片には今後一切近づかないでって言ったよね?」
俺「はい!言いました。すみません!」
高木さん「じゃあどうして西片に話しかけようとしたのかな~?まさか私に命令されたって西片にチクるつもりだったんじゃないの?」
俺「そ、そんなこと…ぶっ!?」クラッ
高木さん「これから2度とそんな気が起きないように今ここで徹底的に教育しておいてあげる!!」バチィンッバチィンッ
俺「あっ…やめっ…助けて…西片っ」
高木さん「西片の名前を口にするな!!」バキィッ
俺「あぐぅっ!」ハナジダラ-ッ
ガンッッ
俺「ひっ、ごめんなさい!ごめんなさい!」
高木さん「西片には今後一切近づかないでって言ったよね?」
俺「はい!言いました。すみません!」
高木さん「じゃあどうして西片に話しかけようとしたのかな~?まさか私に命令されたって西片にチクるつもりだったんじゃないの?」
俺「そ、そんなこと…ぶっ!?」クラッ
高木さん「これから2度とそんな気が起きないように今ここで徹底的に教育しておいてあげる!!」バチィンッバチィンッ
俺「あっ…やめっ…助けて…西片っ」
高木さん「西片の名前を口にするな!!」バキィッ
俺「あぐぅっ!」ハナジダラ-ッ
15:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 12:37:43.822 :XUg9daQbd.net
ほう
16:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 12:38:15.017 :knYZ7aWea.net
翌日
俺「……」ズキズキ
西片「(俺くん…酷い怪我してる。心配だな…)」
西片「(けど、昨日もう喋りかけるなって言われちゃったし、そっとしておこう…)」.
俺「西片…」チラリ
西片「……」
俺「うぅ…」
高木さん「……」
翌日
俺「……」ズキズキ
西片「(俺くん…酷い怪我してる。心配だな…)」
西片「(けど、昨日もう喋りかけるなって言われちゃったし、そっとしておこう…)」.
俺「西片…」チラリ
西片「……」
俺「うぅ…」
高木さん「……」
18:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 12:39:15.262 :knYZ7aWea.net
俺「ごほおっ!」ビクンッ
高木さん「ふんっ」グリグリ
俺「あっ、あぁ…どうして!今日は西片とは一言も会話してないのにっ…」
高木さん「でも、授業中西片の方チラチラ見てたよね」
俺「!!」
高木さん「西片も俺くんのこと気になってたみたいだし、正直からかう邪魔になるんだよね。もう学校に来ないでもらえるかな?」
俺「さすがにそこまでは…あうっ!」ビクンッ
高木さん「じゃあもう西片に関わらないで!会話も!視線に入れるのもだめ!次やったらこんなものじゃ済まさないからっ!!」ゴンゴンッ
俺「わかりっ、ばじだっ…ずみまぜんっ!!」
俺「ごほおっ!」ビクンッ
高木さん「ふんっ」グリグリ
俺「あっ、あぁ…どうして!今日は西片とは一言も会話してないのにっ…」
高木さん「でも、授業中西片の方チラチラ見てたよね」
俺「!!」
高木さん「西片も俺くんのこと気になってたみたいだし、正直からかう邪魔になるんだよね。もう学校に来ないでもらえるかな?」
俺「さすがにそこまでは…あうっ!」ビクンッ
高木さん「じゃあもう西片に関わらないで!会話も!視線に入れるのもだめ!次やったらこんなものじゃ済まさないからっ!!」ゴンゴンッ
俺「わかりっ、ばじだっ…ずみまぜんっ!!」
19:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 12:40:01.752 :knYZ7aWea.net
数週間後
俺「はぁ…」ボロッ
西片「(俺くん…最近怪我の量が普通じゃない!きっとなにかあったんだ。オレと別れたこととも関係あるのか…?)」
西片「……よし、俺くん!」
俺「!! に、西片っ」ビクッ
高木さん「……!」
数週間後
俺「はぁ…」ボロッ
西片「(俺くん…最近怪我の量が普通じゃない!きっとなにかあったんだ。オレと別れたこととも関係あるのか…?)」
西片「……よし、俺くん!」
俺「!! に、西片っ」ビクッ
高木さん「……!」
20:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 12:41:55.372 :knYZ7aWea.net
西片「あ、あのさ俺くん。喋り掛けるなって言われてるところ悪いんだけど、その怪我ってもしかしてクラスの誰かにやられてできた傷とかじゃないよね…?」
俺「そ、そんなわけないじゃないか…!はは…」
高木さん「……」ジロッ
俺「っ…!そ、それより西片、もう2度と俺には話しかけてこないでって言っただろ!」
西片「いいや、やっぱりそんな怪我だらけの状態おかしいよ!ちゃんと説明してもらえるまで話しかけるのをやめないよ!」
西片「それと…前まであんなに仲良く喋ってたのに、急にオレに対して冷たくなったよね?まさかその怪我とオレと別れたこと、なにか関係してるんじゃないかな…?」
高木さん「……」ギリッ
俺「そ、そんなこと!な…ない…」
西片「あ、あのさ俺くん。喋り掛けるなって言われてるところ悪いんだけど、その怪我ってもしかしてクラスの誰かにやられてできた傷とかじゃないよね…?」
俺「そ、そんなわけないじゃないか…!はは…」
高木さん「……」ジロッ
俺「っ…!そ、それより西片、もう2度と俺には話しかけてこないでって言っただろ!」
西片「いいや、やっぱりそんな怪我だらけの状態おかしいよ!ちゃんと説明してもらえるまで話しかけるのをやめないよ!」
西片「それと…前まであんなに仲良く喋ってたのに、急にオレに対して冷たくなったよね?まさかその怪我とオレと別れたこと、なにか関係してるんじゃないかな…?」
高木さん「……」ギリッ
俺「そ、そんなこと!な…ない…」
22:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 12:42:49.726 :gJeSMSJuM.net
うおおおお
25:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 12:45:45.316 :knYZ7aWea.net
俺「本当になんでもないんだ…もう放っておいてくれよ!」
西片「なんでもないならそんなに怯えたりしないよ。本当のことを言ってくれ。俺くん」
西片「たとえそのことで誰かの恨みを買うようなことがあっても、オレが絶対に俺くんのことを守ってみせるからさ…!」ギュッ
俺「うっ…うあ、あああああ…!!西片、ごめん!!」ポロポロ
俺「実は俺高木さんに口止めされて『西片!なにしてるの俺くん泣いてるじゃん!!』」
俺「!?」
西片「た、高木さん!」
俺「本当になんでもないんだ…もう放っておいてくれよ!」
西片「なんでもないならそんなに怯えたりしないよ。本当のことを言ってくれ。俺くん」
西片「たとえそのことで誰かの恨みを買うようなことがあっても、オレが絶対に俺くんのことを守ってみせるからさ…!」ギュッ
俺「うっ…うあ、あああああ…!!西片、ごめん!!」ポロポロ
俺「実は俺高木さんに口止めされて『西片!なにしてるの俺くん泣いてるじゃん!!』」
俺「!?」
西片「た、高木さん!」
30:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 12:47:12.504 :knYZ7aWea.net
西片「高木さん!これはその、違うんだ!」
高木さん「西片が人を泣かすようなことしないのは知ってるけど…俺くん身体中怪我してるし、とりあえず保健室まで連れて行くよ」
西片「! そ、そっか…そうだね。わかったよ高木さん…」
俺「あっ…にし、西片ぁ…」
高木さん「さっ、行こうか俺くん」
俺「あぁ…うぅ、わかりました…」
西片「高木さん!これはその、違うんだ!」
高木さん「西片が人を泣かすようなことしないのは知ってるけど…俺くん身体中怪我してるし、とりあえず保健室まで連れて行くよ」
西片「! そ、そっか…そうだね。わかったよ高木さん…」
俺「あっ…にし、西片ぁ…」
高木さん「さっ、行こうか俺くん」
俺「あぁ…うぅ、わかりました…」
32:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 12:49:07.888 :knYZ7aWea.net
ボコォッ
俺「げほっ…!?」
高木さん「ふんっ!やあっ!!」ゲシィッ
俺「かはっ!おごぉっ、ご…ごめんなざいっ…もう2度としまぜんがらっ、許してぇっ…!!」ウルウル
高木さん「俺くんと!口聞くなって命令に背くどころか…完全に私のこと西片にチクる気だったよね!?」ガツン
俺「ぐゔぅっ!!」
高木さん「私が!途中で割って入らなきゃ!完全に全部話してたでしょ!このっ、絶対に許せない!」グリグリ
俺「ごめんなさい!ごめんなさいっ!!」
ボコォッ
俺「げほっ…!?」
高木さん「ふんっ!やあっ!!」ゲシィッ
俺「かはっ!おごぉっ、ご…ごめんなざいっ…もう2度としまぜんがらっ、許してぇっ…!!」ウルウル
高木さん「俺くんと!口聞くなって命令に背くどころか…完全に私のこと西片にチクる気だったよね!?」ガツン
俺「ぐゔぅっ!!」
高木さん「私が!途中で割って入らなきゃ!完全に全部話してたでしょ!このっ、絶対に許せない!」グリグリ
俺「ごめんなさい!ごめんなさいっ!!」
33:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 12:49:41.594 :fWLwRGwe0.net
もうやめろぉお!!!!
36:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 12:50:55.746 :knYZ7aWea.net
高木さん「はぁはぁ…もう謝らなくていいよ。けど俺くんには…しばらく学校に来れないようになってもらうね?」スッ
俺「えっ…なんでそんな…金属バットなんか」ゾクッ
高木さん「野球部から借りてきたんだ。大丈夫、女子のスイングなんてせいぜい骨の何本か折れて数ヶ月入院するだけだから」ニコニコ
俺「ひっ!嫌だぁ!!やめてよ高木さん!嘘だよねぇ!?本当にやるわけ…」
高木さん「西片には私からお見舞いには来なくていいって言っておくから安心して入院してね。それじゃっ」ブンッッ
俺「うあぁっ…やめっ!」
ドガァッ!!!!
俺「っ…あ、れ…?痛く…ない…」
高木さん「そんな…どうして!なんでここが…」
俺「あぁ…やっぱり、助けに来てくれたんだな…」
俺&高木さん「西片っ!!!」
西片「やあ俺くん、怪我はない?」ニコッ
高木さん「はぁはぁ…もう謝らなくていいよ。けど俺くんには…しばらく学校に来れないようになってもらうね?」スッ
俺「えっ…なんでそんな…金属バットなんか」ゾクッ
高木さん「野球部から借りてきたんだ。大丈夫、女子のスイングなんてせいぜい骨の何本か折れて数ヶ月入院するだけだから」ニコニコ
俺「ひっ!嫌だぁ!!やめてよ高木さん!嘘だよねぇ!?本当にやるわけ…」
高木さん「西片には私からお見舞いには来なくていいって言っておくから安心して入院してね。それじゃっ」ブンッッ
俺「うあぁっ…やめっ!」
ドガァッ!!!!
俺「っ…あ、れ…?痛く…ない…」
高木さん「そんな…どうして!なんでここが…」
俺「あぁ…やっぱり、助けに来てくれたんだな…」
俺&高木さん「西片っ!!!」
西片「やあ俺くん、怪我はない?」ニコッ
38:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 12:51:39.277 :B/U8volPa.net
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
40:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 12:53:37.676 :fWLwRGwe0.net
西片ぁあ!!!!!!!
41:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 12:54:38.021 :knYZ7aWea.net
高木さん「なんで…どうしてここがわかったの?西片!!」
西片「さっき、俺くんを連れて行くとき高木さん、俺くんの身体中怪我だらけだって言ったよね?」
高木さん「それがどうし…あっ」
西片「そう、普通制服の上からじゃ身体中怪我だらけかどうかなんて分からないんだよ。その怪我をさせた本人でもない限りね!」
西片「だから内緒で後をつけてみたんだけど、案の定保健室を素通りしてこんな人気のない校舎裏まで来たからこっそり様子を伺ってたんだ」
俺「西片…俺、俺ぇ!」ウルウル
西片「もう大丈夫だよ俺くん。オレが絶対に守ってみせるって約束したろ?」
西片「さあ高木さん!俺くんへの怒りで我を忘れたのか、らしくないミスだったね。これでもう言い逃れはできないよ!」
高木さん「……ふ、ふふ。本当にそうかな?」
西片「何…!?」
高木さん「たしかに今のままじゃ言い逃れできないけど…西片にほんの少し記憶を失ってもらえば、なんの問題もない!!」ブンッ
西片「うわっ、何をするんだ高木さん!」ヒュッ
俺「西片ぁ!!」
高木さん「なんで…どうしてここがわかったの?西片!!」
西片「さっき、俺くんを連れて行くとき高木さん、俺くんの身体中怪我だらけだって言ったよね?」
高木さん「それがどうし…あっ」
西片「そう、普通制服の上からじゃ身体中怪我だらけかどうかなんて分からないんだよ。その怪我をさせた本人でもない限りね!」
西片「だから内緒で後をつけてみたんだけど、案の定保健室を素通りしてこんな人気のない校舎裏まで来たからこっそり様子を伺ってたんだ」
俺「西片…俺、俺ぇ!」ウルウル
西片「もう大丈夫だよ俺くん。オレが絶対に守ってみせるって約束したろ?」
西片「さあ高木さん!俺くんへの怒りで我を忘れたのか、らしくないミスだったね。これでもう言い逃れはできないよ!」
高木さん「……ふ、ふふ。本当にそうかな?」
西片「何…!?」
高木さん「たしかに今のままじゃ言い逃れできないけど…西片にほんの少し記憶を失ってもらえば、なんの問題もない!!」ブンッ
西片「うわっ、何をするんだ高木さん!」ヒュッ
俺「西片ぁ!!」
42:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 12:57:02.859 :knYZ7aWea.net
高木さん「チッ…大人しくしててよ!上手く頭を狙えない…」
西片「馬鹿なことはやめるんだ高木さん!そんなことしたらオレ死んじゃうよ!」
高木さん「大丈夫、ちゃんと死なない程度に加減するから!」ブンッブンッ
西片「(クソ…一向に耳を貸さない。今の高木さんに何を言ってもダメだ!)」スッスッ…ズキィッ
西片「!!(しまった…最初に俺くんを庇った場所が痛んで…)」フラッ
高木さん「……!今だっ!!」ブンッッ
俺「や、やめろ高木さん…西片ぁぁ!!!」バッ
西片「俺くん!?あ、危ないっ!!」
ドガァッ!!!!!
高木さん「チッ…大人しくしててよ!上手く頭を狙えない…」
西片「馬鹿なことはやめるんだ高木さん!そんなことしたらオレ死んじゃうよ!」
高木さん「大丈夫、ちゃんと死なない程度に加減するから!」ブンッブンッ
西片「(クソ…一向に耳を貸さない。今の高木さんに何を言ってもダメだ!)」スッスッ…ズキィッ
西片「!!(しまった…最初に俺くんを庇った場所が痛んで…)」フラッ
高木さん「……!今だっ!!」ブンッッ
俺「や、やめろ高木さん…西片ぁぁ!!!」バッ
西片「俺くん!?あ、危ないっ!!」
ドガァッ!!!!!
45:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 13:00:05.701 :knYZ7aWea.net
俺「……」
西片「俺くん、俺くん!しっかりして!!」ユサユサ
俺「西片…ごめん、俺が高木さんの言いなりになってたばかりに…でも、西片が無事でよかった…」ウツロウツロ
西片「何を言ってるんだ!俺くんが苦しんでることに気づけなかったオレのせいだよ。そんなこと気にする必要ない!」
高木さん「あは…あはは、俺くんが…俺くんが悪いんだよ?私の邪魔ばっかりするから…」ヘナァ
西片「何言ってるんだ高木さん!このままじゃ俺くん死んじゃうよ!はやく救急車を呼んで!!」
高木さん「呼んだって無駄だよ。だって…」
高木さん「俺くんもう死んじゃってるもん…」
西片「えっ…」
俺「」
こうして俺は死んだ。だが西片に抱かれて眠るその表情はとても安らかなものだった…
俺「……」
西片「俺くん、俺くん!しっかりして!!」ユサユサ
俺「西片…ごめん、俺が高木さんの言いなりになってたばかりに…でも、西片が無事でよかった…」ウツロウツロ
西片「何を言ってるんだ!俺くんが苦しんでることに気づけなかったオレのせいだよ。そんなこと気にする必要ない!」
高木さん「あは…あはは、俺くんが…俺くんが悪いんだよ?私の邪魔ばっかりするから…」ヘナァ
西片「何言ってるんだ高木さん!このままじゃ俺くん死んじゃうよ!はやく救急車を呼んで!!」
高木さん「呼んだって無駄だよ。だって…」
高木さん「俺くんもう死んじゃってるもん…」
西片「えっ…」
俺「」
こうして俺は死んだ。だが西片に抱かれて眠るその表情はとても安らかなものだった…
49:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 13:01:17.225 :fWLwRGwe0.net
そんな……嘘だ……
50:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 13:03:45.072 :knYZ7aWea.net
・・・
西片「高木さん、少年院に行くんだよね」
高木さん「うん、これでしばらく会えなくなるね。西片は私と会えなくなって寂しい?」
西片「そりゃ…寂しいよ。俺くんが死んでいなくなっちゃったのに、高木さんまでいなくなるなんて…」
高木さん「……ふふ、西片は優しいね」
西片「高木さん、いつかまた戻ってくるよね?」
高木さん「さあ、どうかな…これでもつ会えなくなるかもしれない。だから最後にずっと伝えたかったこと言うね」
西片「うん」
・・・
西片「高木さん、少年院に行くんだよね」
高木さん「うん、これでしばらく会えなくなるね。西片は私と会えなくなって寂しい?」
西片「そりゃ…寂しいよ。俺くんが死んでいなくなっちゃったのに、高木さんまでいなくなるなんて…」
高木さん「……ふふ、西片は優しいね」
西片「高木さん、いつかまた戻ってくるよね?」
高木さん「さあ、どうかな…これでもつ会えなくなるかもしれない。だから最後にずっと伝えたかったこと言うね」
西片「うん」
51:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 13:05:09.075 :knYZ7aWea.net
高木さん「私はずっと西片のことが好きでした。西片は…私のことどう思ってる?」
西片「ごめん、高木さん。やっぱりオレは俺くんのことが好きだ。高木さんの気持ちには答えられないよ」
高木さん「……そっか、あはは、やっぱりそうだよね」
高木さん「(死んでもまだ西片の心に残り続けるなんて…これじゃもう、負けを認めるしかないじゃん…)」
高木さん「それじゃあ元気でね。西片…」
西片「うん、高木さんもね。さよなら…」
そう、俺の肉体は死んだが、その魂は西片の心の奥底で生き続けるのだ。永遠に…
おしまい
高木さん「私はずっと西片のことが好きでした。西片は…私のことどう思ってる?」
西片「ごめん、高木さん。やっぱりオレは俺くんのことが好きだ。高木さんの気持ちには答えられないよ」
高木さん「……そっか、あはは、やっぱりそうだよね」
高木さん「(死んでもまだ西片の心に残り続けるなんて…これじゃもう、負けを認めるしかないじゃん…)」
高木さん「それじゃあ元気でね。西片…」
西片「うん、高木さんもね。さよなら…」
そう、俺の肉体は死んだが、その魂は西片の心の奥底で生き続けるのだ。永遠に…
おしまい
52:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 13:05:09.282 :B/U8volPa.net
高木さんが俺くん殺したのに西片気にしてなさすぎだろ
55:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 13:09:57.095 :wATAFMTk0.net
西片優しいとかいうレベル超えてるぞ
56:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 13:10:17.671 :bHRqpULQa.net
普通に俺くんと西方くっつけて終わりでいいだろうにわざわざ殺すってどんな心境やねん
57:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 13:11:32.824 :S5U/QNig0.net
>>56
二次元と三次元は永遠に結ばれないっていう事や
二次元と三次元は永遠に結ばれないっていう事や
59:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 13:36:19.481 :6jySjF/ba.net
なんて悲しい物語なんだ…
61:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/09/17(火) 14:32:22.151 :koyb83u7M.net
高木さんSSの9割がホモなのやめてほしい
コメント
西方がNTRて高木さんの表情が曇る方がおもしろい。