2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/09/21(土) 00:34:28.39 :9l+q7uPT0
ある日
摩美々「プロデューサー、これどうぞー」
P「ん?これは......マフィンか。また作ってくれたのか?」
摩美々「はいー、また味見に協力してくださーい」
P「喜んで。いただきまーす。............」
摩美々「どうですか~?」
P「............~~~~~~~~~~ッ!からっ!ゲホッ!から、からっ!エホッ!水!」
摩美々「ふふー、特製タバスコマフィンですよー。気に入っていただけましたかー?」
P「ふぁみみ~!」
摩美々「おっとっと~。では今日は失礼しまーす。おつかれさまでした~」
P「んぐっ、んぐっ......プハァ!こら摩美々!逃げるな!おーい!」
ある日
摩美々「プロデューサー、これどうぞー」
P「ん?これは......マフィンか。また作ってくれたのか?」
摩美々「はいー、また味見に協力してくださーい」
P「喜んで。いただきまーす。............」
摩美々「どうですか~?」
P「............~~~~~~~~~~ッ!からっ!ゲホッ!から、からっ!エホッ!水!」
摩美々「ふふー、特製タバスコマフィンですよー。気に入っていただけましたかー?」
P「ふぁみみ~!」
摩美々「おっとっと~。では今日は失礼しまーす。おつかれさまでした~」
P「んぐっ、んぐっ......プハァ!こら摩美々!逃げるな!おーい!」
3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/09/21(土) 00:35:25.02 :9l+q7uPT0
またある日
摩美々「プロデューサー、これどうぞー」
P「また差し入れか?ありがとう」
摩美々「今日はレモンクリームマフィンですよー。アレンジに挑戦してみました~」
P「美味しそうだな。いただきまーす」
摩美々「......ふふー」
P「んぐんぐ、今回のは普通においしすっっっっっぱ!すっぱ!なんだこれ!?」
P「摩美々ー!ってもういないし!あいつめ......」
P「ん?このメモは」
『プロデューサーへの感謝の分だけレモンマシマシにしておきましたー。おそまつさまでーす』
P「ハァ、全く......」
またある日
摩美々「プロデューサー、これどうぞー」
P「また差し入れか?ありがとう」
摩美々「今日はレモンクリームマフィンですよー。アレンジに挑戦してみました~」
P「美味しそうだな。いただきまーす」
摩美々「......ふふー」
P「んぐんぐ、今回のは普通においしすっっっっっぱ!すっぱ!なんだこれ!?」
P「摩美々ー!ってもういないし!あいつめ......」
P「ん?このメモは」
『プロデューサーへの感謝の分だけレモンマシマシにしておきましたー。おそまつさまでーす』
P「ハァ、全く......」
4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/09/21(土) 00:36:33.01 :9l+q7uPT0
またまたある日
摩美々「プロデューサー、どうぞー」
P「おっ、ありがとう!今日のは見た目は普通だな?」
摩美々「さぁー?どうでしょうねー」
P「いい加減俺も慣れて来たからな、もし変な味がしても平気で食べてやろう。ちなみに何味なんだ?」
摩美々「今日のはですねー、まみ味でーす」
P「......まみ味?」
摩美々「まみ味でーす。食べてみてのお楽しみー」
P「よくわからないが、秘密ってんなら当ててやるからな、いただきまーす。モグモグ........................なん、この、なんだ?」
摩美々「わかりますかー?」
P(甘い?しょっぱい?すっぱい?辛い?わからん、色々複雑に存在してるのにあまりにも輪郭がぼんやりしている。うまいのか?まずいのか?それすらわからん。なんだこれ)
P「......降参だ。どういう作り方したんだ、これ」
摩美々「色々混ぜてなんとも言えない味を目指しましたぁ。プロデューサーの困ってる顔、面白かったですよー」
P「くっ、取り乱さなかったのにすごい負けた気分だ......!」
摩美々「ふふー」
またまたある日
摩美々「プロデューサー、どうぞー」
P「おっ、ありがとう!今日のは見た目は普通だな?」
摩美々「さぁー?どうでしょうねー」
P「いい加減俺も慣れて来たからな、もし変な味がしても平気で食べてやろう。ちなみに何味なんだ?」
摩美々「今日のはですねー、まみ味でーす」
P「......まみ味?」
摩美々「まみ味でーす。食べてみてのお楽しみー」
P「よくわからないが、秘密ってんなら当ててやるからな、いただきまーす。モグモグ........................なん、この、なんだ?」
摩美々「わかりますかー?」
P(甘い?しょっぱい?すっぱい?辛い?わからん、色々複雑に存在してるのにあまりにも輪郭がぼんやりしている。うまいのか?まずいのか?それすらわからん。なんだこれ)
P「......降参だ。どういう作り方したんだ、これ」
摩美々「色々混ぜてなんとも言えない味を目指しましたぁ。プロデューサーの困ってる顔、面白かったですよー」
P「くっ、取り乱さなかったのにすごい負けた気分だ......!」
摩美々「ふふー」
5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/09/21(土) 00:37:24.20 :9l+q7uPT0
またまたある日
摩美々「お疲れ様で─」
はづき「プロデューサーさん、お疲れ様です~」
P「はづきさん、お疲れ様です。コーヒーありがとうございます」
はづき「いえいえ~」
摩美々「!」ササッ
摩美々(私、なんで隠れてるんだろ......)
P「あっ、そうだ。よっと......」
はづき「Pさん、それは?おいしそうなマフィンですね~」
P「ええ、摩美々が作ってきてくれたんです」
摩美々(......!)
P「せっかくなんで、コーヒーと一緒に頂こうかなって」
はづき「最近よく持ってきてますね~、摩美々ちゃん。」
P「ええ、まあ一個は毎回イタズラマフィンなんですけど......いつももう一個普通の奴が付いてまして。取っておいて休憩の時に食べるのが楽しみなんです。」
はづき「あらあら~、ふふっ。それはいいですね~」
P「ええ。しかも最初に比べて段々美味しくなってるんですよ。一生懸命練習してるんだなーと思ったら嬉しくて。いただきます。......うん、美味い」
摩美々(.............)
またまたある日
摩美々「お疲れ様で─」
はづき「プロデューサーさん、お疲れ様です~」
P「はづきさん、お疲れ様です。コーヒーありがとうございます」
はづき「いえいえ~」
摩美々「!」ササッ
摩美々(私、なんで隠れてるんだろ......)
P「あっ、そうだ。よっと......」
はづき「Pさん、それは?おいしそうなマフィンですね~」
P「ええ、摩美々が作ってきてくれたんです」
摩美々(......!)
P「せっかくなんで、コーヒーと一緒に頂こうかなって」
はづき「最近よく持ってきてますね~、摩美々ちゃん。」
P「ええ、まあ一個は毎回イタズラマフィンなんですけど......いつももう一個普通の奴が付いてまして。取っておいて休憩の時に食べるのが楽しみなんです。」
はづき「あらあら~、ふふっ。それはいいですね~」
P「ええ。しかも最初に比べて段々美味しくなってるんですよ。一生懸命練習してるんだなーと思ったら嬉しくて。いただきます。......うん、美味い」
摩美々(.............)
6:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/09/21(土) 00:38:21.02 :9l+q7uPT0
数日後
摩美々「プロデューサー、どうぞー」
P「おっ、ありがとう。いただきます」モグモグ
摩美々「......随分普通に食べますねー。結構たくさんカラシ入れたつもりだったんですケド」
P「ははは、俺も大概慣れたからな。そう簡単には驚かないえふっ、ごめんやっぱ水、けほっ」
摩美々「そうですかー、それじゃ」
P「あ、摩美々!」
摩美々「なんですかぁー?お説教なら聞きませんよー」
P「今日のこれもだけど、この前の普通のマフィン、美味しかったよ、ありがとうな。」
摩美々「別にー、プロデューサーのために練習したわけじゃないですケド。試食をお願いしてるだけですー」
P「それでもだよ。ついででもなんでも、担当アイドルがお菓子作ってくれたってんなら嬉しいさ」
摩美々「......そうですかー」
摩美々(そういう所、ホントにズルいですよねー)
P「ん?なんか言ったか?」
摩美々「なんでもありませーん、おつかれさまでーす」
P「?そっか、気をつけて帰れよー」
数日後
摩美々「プロデューサー、どうぞー」
P「おっ、ありがとう。いただきます」モグモグ
摩美々「......随分普通に食べますねー。結構たくさんカラシ入れたつもりだったんですケド」
P「ははは、俺も大概慣れたからな。そう簡単には驚かないえふっ、ごめんやっぱ水、けほっ」
摩美々「そうですかー、それじゃ」
P「あ、摩美々!」
摩美々「なんですかぁー?お説教なら聞きませんよー」
P「今日のこれもだけど、この前の普通のマフィン、美味しかったよ、ありがとうな。」
摩美々「別にー、プロデューサーのために練習したわけじゃないですケド。試食をお願いしてるだけですー」
P「それでもだよ。ついででもなんでも、担当アイドルがお菓子作ってくれたってんなら嬉しいさ」
摩美々「......そうですかー」
摩美々(そういう所、ホントにズルいですよねー)
P「ん?なんか言ったか?」
摩美々「なんでもありませーん、おつかれさまでーす」
P「?そっか、気をつけて帰れよー」
7:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/09/21(土) 00:38:54.25 :9l+q7uPT0
P(担当アイドルが作ってくれたお菓子なら嬉しいさ)
摩美々「............」
P(おいしかったよ、いつもありがとうな)
摩美々「ふふー♪」
P(担当アイドルが作ってくれたお菓子なら嬉しいさ)
摩美々「............」
P(おいしかったよ、いつもありがとうな)
摩美々「ふふー♪」
8:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/09/21(土) 00:39:54.50 :9l+q7uPT0
また数日後
P「おっ摩美々、お疲れ」
摩美々「おつかれさまでーす。今日も作ってきたんで、いいリアクションお願いしまーす」
P「望むところだ。そう簡単にいくと思うなよ。ちなみに今日は何味なんだ?」
摩美々「今日はぁー、まみ味でーす」
P「またあのよくわかんないやつか?よーし、今度こそ何が入ってやるか当ててやる」
摩美々「自信満々ですねー。それじゃーあ、プロデューサーは目を閉じてくださーい」
P「? なんか必要なのか?ほい」
摩美々「大丈夫でーす。それじゃぁ─」
P「............」
P「............おい摩美々?一体何が―」
チュッ
P「!?」
摩美々「ふふー♪」
P「なっ、まみ、なっ、なぁ!?」
摩美々「だから言ったじゃないですかー、『まみ味でーす』ってー」
摩美々「プロデューサーのその顔、最高ですよー♪」
P「ちょっ、な、摩美々~!」
摩美々「おつかれさまでーす」
P「おいコラ待て!何のつもりだ!おい!摩美々ーーーーー!」
また数日後
P「おっ摩美々、お疲れ」
摩美々「おつかれさまでーす。今日も作ってきたんで、いいリアクションお願いしまーす」
P「望むところだ。そう簡単にいくと思うなよ。ちなみに今日は何味なんだ?」
摩美々「今日はぁー、まみ味でーす」
P「またあのよくわかんないやつか?よーし、今度こそ何が入ってやるか当ててやる」
摩美々「自信満々ですねー。それじゃーあ、プロデューサーは目を閉じてくださーい」
P「? なんか必要なのか?ほい」
摩美々「大丈夫でーす。それじゃぁ─」
P「............」
P「............おい摩美々?一体何が―」
チュッ
P「!?」
摩美々「ふふー♪」
P「なっ、まみ、なっ、なぁ!?」
摩美々「だから言ったじゃないですかー、『まみ味でーす』ってー」
摩美々「プロデューサーのその顔、最高ですよー♪」
P「ちょっ、な、摩美々~!」
摩美々「おつかれさまでーす」
P「おいコラ待て!何のつもりだ!おい!摩美々ーーーーー!」
9:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/09/21(土) 00:40:44.09 :9l+q7uPT0
摩美々「.............」
摩美々「........................しちゃった」カアァ
おしまい
摩美々「.............」
摩美々「........................しちゃった」カアァ
おしまい
コメント