1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/05(月) 23:51:45.03 :YXqmeEGd0
後輩「先輩!」
先輩「あら、どうしたの」
後輩「先輩が見えたので来ちゃいました」
先輩「そうなの、わざわざ」
後輩「えへへ」
先輩「……」
先輩(ああ……)
先輩(……愛でたい)
後輩「先輩!」
先輩「あら、どうしたの」
後輩「先輩が見えたので来ちゃいました」
先輩「そうなの、わざわざ」
後輩「えへへ」
先輩「……」
先輩(ああ……)
先輩(……愛でたい)
2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/05(月) 23:52:46.50 :YXqmeEGd0
友「女の子に恋したぁ?」
先輩「うん、私おかしいのかな……」
先輩「最近彼女のことを思うとなんというか、その……」
友「心が熱くなる、と」
先輩「え、わかる!? そう、そうなの!」
友「夏バテかもしれないわよ」
先輩「確かにもうすぐ夏だけど、流石に早すぎないかしら……?」
友「女の子に恋したぁ?」
先輩「うん、私おかしいのかな……」
先輩「最近彼女のことを思うとなんというか、その……」
友「心が熱くなる、と」
先輩「え、わかる!? そう、そうなの!」
友「夏バテかもしれないわよ」
先輩「確かにもうすぐ夏だけど、流石に早すぎないかしら……?」
3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/05(月) 23:53:14.04 :YXqmeEGd0
友「梅雨が明けて、もうすぐ夏休みって時に面白そうな話するわねぇ」
先輩「お、面白がらないで。私は真剣なんだから」
友「で、これからどうするのよ」
先輩「え? どうするって……」
友「だーかーら、その娘とどうなりたいわけ?」
先輩「うぇ!?/// や、う、それは……」
友「ほらほら~言ってみなさいよ~」
先輩「……愛でたい」
友「ん?」
先輩「思う存分、愛でたい!」
友「梅雨が明けて、もうすぐ夏休みって時に面白そうな話するわねぇ」
先輩「お、面白がらないで。私は真剣なんだから」
友「で、これからどうするのよ」
先輩「え? どうするって……」
友「だーかーら、その娘とどうなりたいわけ?」
先輩「うぇ!?/// や、う、それは……」
友「ほらほら~言ってみなさいよ~」
先輩「……愛でたい」
友「ん?」
先輩「思う存分、愛でたい!」
4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/05(月) 23:53:51.27 :YXqmeEGd0
友「な、なんか強い意志を感じるわね……」
先輩「私は本気」
友「うん、めちゃくちゃ伝わる」
友「それで、その娘とはどういう関係なの?」
先輩「……」
友「ん、何よ急に黙り込んで」
先輩「……その娘がハンカチを落としたから、拾ってあげたの」
友「うん」
先輩「……それだけ」
友「な、なんか強い意志を感じるわね……」
先輩「私は本気」
友「うん、めちゃくちゃ伝わる」
友「それで、その娘とはどういう関係なの?」
先輩「……」
友「ん、何よ急に黙り込んで」
先輩「……その娘がハンカチを落としたから、拾ってあげたの」
友「うん」
先輩「……それだけ」
5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/05(月) 23:56:08.52 :YXqmeEGd0
友「うっす!! 関係性めちゃくちゃ薄いじゃん!」
先輩「だ、だって、私帰宅部だし」
友「知ってるわよ?! あんたにそもそも下の子の友人がいることに私は驚いてたんだから」
先輩「友はいいなぁ、たくさん友達いて」
友「そりゃ部活入ってたらある程度は友達できるわよ! あんたにも入れって私は去年も言いました!」
先輩「うう……」
友「はぁ……とにかく、その娘のとこ行くわよ」
先輩「ほ、本気で言ってる?」
友「当たり前でしょ、嘘ついてどうすんのよ、ほら」
先輩「うう……」
友「うっす!! 関係性めちゃくちゃ薄いじゃん!」
先輩「だ、だって、私帰宅部だし」
友「知ってるわよ?! あんたにそもそも下の子の友人がいることに私は驚いてたんだから」
先輩「友はいいなぁ、たくさん友達いて」
友「そりゃ部活入ってたらある程度は友達できるわよ! あんたにも入れって私は去年も言いました!」
先輩「うう……」
友「はぁ……とにかく、その娘のとこ行くわよ」
先輩「ほ、本気で言ってる?」
友「当たり前でしょ、嘘ついてどうすんのよ、ほら」
先輩「うう……」
6:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/05(月) 23:58:00.90 :YXqmeEGd0
友「……」
先輩「友、やっぱりやめよう?」
友「なんでよ」
先輩「……私、名前しか知らないから」
友「そうね」
先輩「クラスだってわからないし……」
友「大丈夫よ、なんとかなるなる」
先輩「で、でも……」
友「あーもーうっさい! 黙ってついてきなさい!」
先輩「ううう……」
友「……」
先輩「友、やっぱりやめよう?」
友「なんでよ」
先輩「……私、名前しか知らないから」
友「そうね」
先輩「クラスだってわからないし……」
友「大丈夫よ、なんとかなるなる」
先輩「で、でも……」
友「あーもーうっさい! 黙ってついてきなさい!」
先輩「ううう……」
7:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/06(火) 00:00:18.12 :wh+yX5sE0
友「あ、ちょっと!」
*「はい?」
友「あのさ、後輩ちゃんって知ってる?」
*「あ、私のクラスの娘ですよ」
友「おっ! そっか、ありがとう!」
友「クラスわかったわよ」
先輩「ほ、本当に会うの……?」
友「ここまで来て会わないわけないでしょ? ほら、行くわよ」
先輩「ううう……」
後輩「あれ、先輩?」
友「あ、ちょっと!」
*「はい?」
友「あのさ、後輩ちゃんって知ってる?」
*「あ、私のクラスの娘ですよ」
友「おっ! そっか、ありがとう!」
友「クラスわかったわよ」
先輩「ほ、本当に会うの……?」
友「ここまで来て会わないわけないでしょ? ほら、行くわよ」
先輩「ううう……」
後輩「あれ、先輩?」
8:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/06(火) 00:00:53.97 :wh+yX5sE0
先輩「!」
後輩「あ、やっぱり! どうしたんですか、こんなところで」
先輩「あ、いや……」
友「あなたに会いに来たのよ」
先輩「!?」
後輩「え、私にですか?!」
友「ね?」
先輩(『ね?』じゃないわよ……!)
先輩「!」
後輩「あ、やっぱり! どうしたんですか、こんなところで」
先輩「あ、いや……」
友「あなたに会いに来たのよ」
先輩「!?」
後輩「え、私にですか?!」
友「ね?」
先輩(『ね?』じゃないわよ……!)
9:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/06(火) 00:01:43.59 :wh+yX5sE0
先輩「……そ、そうなの。あなたに会いに来たの」
後輩「どうしてですか? 私に何か御用ですか?」
先輩(……くぅ、首を傾げる仕草……可愛い)
友(うわー、これは可愛いわ……っと、まずいまずい)
友「最近よく挨拶するようになったけど、もう少しあなたのことを知りたいらしくてね」
先輩「と、友!」
後輩「え! 私のことですか……?」
先輩「……」コクリ
先輩(き、気持ち悪がられちゃったかしら……?)
後輩「……嬉しいです! 私も先輩と、もっと仲良くなりたいです!」
先輩「……そ、そうなの。あなたに会いに来たの」
後輩「どうしてですか? 私に何か御用ですか?」
先輩(……くぅ、首を傾げる仕草……可愛い)
友(うわー、これは可愛いわ……っと、まずいまずい)
友「最近よく挨拶するようになったけど、もう少しあなたのことを知りたいらしくてね」
先輩「と、友!」
後輩「え! 私のことですか……?」
先輩「……」コクリ
先輩(き、気持ち悪がられちゃったかしら……?)
後輩「……嬉しいです! 私も先輩と、もっと仲良くなりたいです!」
10:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/06(火) 00:02:24.54 :wh+yX5sE0
先輩 ズギュウウウゥゥゥゥン
友(あ、落ちた)
先輩「そ、そそそ、そうなの……よ、良かったわ」
後輩「えへへ、両想いですね♪」
先輩「両想い?!?!?!?!?」
後輩「はい♪」
友(この娘、天然のジゴロね……)
先輩 ズギュウウウゥゥゥゥン
友(あ、落ちた)
先輩「そ、そそそ、そうなの……よ、良かったわ」
後輩「えへへ、両想いですね♪」
先輩「両想い?!?!?!?!?」
後輩「はい♪」
友(この娘、天然のジゴロね……)
13:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/06(火) 21:25:29.95 :wh+yX5sE0
先輩「どうしようどうしようどうしよう」
友「はいはい」
先輩「わ、私の携帯の中に……か、彼女の……連絡先が」
友「そこまで言うようなもん?」
先輩「信じられない、さっきまで名前しか知らなかったのに……」
後輩『私の連絡先です! 先輩だったらいつでも大歓迎ですっ』
先輩「……ああああああ」
友「うるさっ!!」
先輩「どうしようどうしようどうしよう」
友「はいはい」
先輩「わ、私の携帯の中に……か、彼女の……連絡先が」
友「そこまで言うようなもん?」
先輩「信じられない、さっきまで名前しか知らなかったのに……」
後輩『私の連絡先です! 先輩だったらいつでも大歓迎ですっ』
先輩「……ああああああ」
友「うるさっ!!」
14:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/06(火) 21:28:33.74 :wh+yX5sE0
先輩「友には感謝しかないわね……」
友「はいはい。いつものことよ」
友「それにしてもあの娘、可愛かったわね」
先輩「わかる!? そうなの、そうなのっ」
友「仕草も声も表情も完璧というか」
先輩「そう、そうなの!」
友「私から見ても魅力的だったなぁ」
先輩「うんうん」
友「競争率高そうね」
先輩「友には感謝しかないわね……」
友「はいはい。いつものことよ」
友「それにしてもあの娘、可愛かったわね」
先輩「わかる!? そうなの、そうなのっ」
友「仕草も声も表情も完璧というか」
先輩「そう、そうなの!」
友「私から見ても魅力的だったなぁ」
先輩「うんうん」
友「競争率高そうね」
15:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/06(火) 21:32:39.49 :wh+yX5sE0
先輩「……競争?」
友「うん。あんな娘、男子が黙ってるはずないじゃん」
先輩「ま、待ってよ。この世界に男子なんているの? まだ登場人物全員女の子しかいないのに?」
友「メタな発言はやめて。共学だよウチは」
先輩「……競争率、高そう?」
友「間違いなくね。男女共に仲良くできそうだし、とにかく愛嬌がめちゃくちゃ良いし」
友「いわゆる、愛され体質とみた」
先輩「……競争?」
友「うん。あんな娘、男子が黙ってるはずないじゃん」
先輩「ま、待ってよ。この世界に男子なんているの? まだ登場人物全員女の子しかいないのに?」
友「メタな発言はやめて。共学だよウチは」
先輩「……競争率、高そう?」
友「間違いなくね。男女共に仲良くできそうだし、とにかく愛嬌がめちゃくちゃ良いし」
友「いわゆる、愛され体質とみた」
16:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/06(火) 21:33:18.51 :wh+yX5sE0
友「あの娘間違いなく人気になるわよ。早く手を打っとかないとね」
先輩「絶対嫌」
友「おっ」
先輩「わ、私はあの娘を愛でたい」
先輩「誰かがじゃなく、私が愛でるの」
友「よく言った! それで、これからどうするの?」
先輩「ま、またそれ……?」
友「当たり前じゃない。思い立ったらすぐ行動しないと」
先輩「え、えーっと……」
友「うん」
先輩「…………」
友「…………」
先輩「……ど、どうしたらいいのかな?」
友「あの娘間違いなく人気になるわよ。早く手を打っとかないとね」
先輩「絶対嫌」
友「おっ」
先輩「わ、私はあの娘を愛でたい」
先輩「誰かがじゃなく、私が愛でるの」
友「よく言った! それで、これからどうするの?」
先輩「ま、またそれ……?」
友「当たり前じゃない。思い立ったらすぐ行動しないと」
先輩「え、えーっと……」
友「うん」
先輩「…………」
友「…………」
先輩「……ど、どうしたらいいのかな?」
19:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/07(水) 20:55:20.73 :qnd2Jg9M0
先輩「……」
友『まずは連絡先もらったんだから連絡しなさい! そこからよ』
先輩「と言われても~~……」
先輩(ベッドの上でもう何十分も時間が経ってる……)
先輩「はぁ……」
先輩「……と、とりあえず連絡先を確認して……」
ピッ
先輩「あ」
PLLLLLL PLLLLLL
先輩(ま、間違えて電話かけちゃった!)
先輩「……」
友『まずは連絡先もらったんだから連絡しなさい! そこからよ』
先輩「と言われても~~……」
先輩(ベッドの上でもう何十分も時間が経ってる……)
先輩「はぁ……」
先輩「……と、とりあえず連絡先を確認して……」
ピッ
先輩「あ」
PLLLLLL PLLLLLL
先輩(ま、間違えて電話かけちゃった!)
20:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/07(水) 20:56:41.64 :qnd2Jg9M0
先輩(待って待って待って)
先輩(もうこれ、あっちに通知行っちゃったかしら?)
先輩(切ったら、悪いし……)
後輩『はい、後輩です』
先輩「!!!」
後輩『もしもし?』
先輩「あ……えっと……」
後輩『あれ……もしかして、先輩ですか?』
先輩(待って待って待って)
先輩(もうこれ、あっちに通知行っちゃったかしら?)
先輩(切ったら、悪いし……)
後輩『はい、後輩です』
先輩「!!!」
後輩『もしもし?』
先輩「あ……えっと……」
後輩『あれ……もしかして、先輩ですか?』
21:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/07(水) 20:59:52.90 :qnd2Jg9M0
先輩「! そ、そうよっ」
後輩『えへへ、声でわかりました!』
先輩(声だけで……///)
後輩『早速かけてきてくださって嬉しいです! 何か御用ですか?』
先輩「いや、えっと、あの……」
後輩『?』
先輩「きょ、今日は連絡先を教えてくれてありがとう」
後輩『こちらこそ! でも、ビックリしちゃいました』
先輩「? なにが」
後輩『今日、たくさんの人に連絡先を聞かれたので』
先輩「! そ、そうよっ」
後輩『えへへ、声でわかりました!』
先輩(声だけで……///)
後輩『早速かけてきてくださって嬉しいです! 何か御用ですか?』
先輩「いや、えっと、あの……」
後輩『?』
先輩「きょ、今日は連絡先を教えてくれてありがとう」
後輩『こちらこそ! でも、ビックリしちゃいました』
先輩「? なにが」
後輩『今日、たくさんの人に連絡先を聞かれたので』
22:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/07(水) 21:01:16.26 :qnd2Jg9M0
先輩「え……?」
後輩『先輩以外の人からも、連絡先教えて欲しいって言われたんです! 5、6人くらい?』
先輩「そ、それは誰に?」
後輩『? クラスの男子とか、他クラスの女の子とかです』
先輩「!!!」
友『あの娘間違いなく人気になるわよ。早く手を打っとかないとね』
後輩『どうしましたか先輩?』
先輩「え……?」
後輩『先輩以外の人からも、連絡先教えて欲しいって言われたんです! 5、6人くらい?』
先輩「そ、それは誰に?」
後輩『? クラスの男子とか、他クラスの女の子とかです』
先輩「!!!」
友『あの娘間違いなく人気になるわよ。早く手を打っとかないとね』
後輩『どうしましたか先輩?』
23:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/07(水) 21:03:36.74 :qnd2Jg9M0
友「……で?」
先輩「くじけそう」
友「はぁ……」
先輩「……私以外からも連絡先交換したんだって。しかも男もいる」
友「まあ、仕方ないわよ、あんなに可愛いんだもん」
先輩「でも……」
友「あの娘、部活は入ってるの?」
先輩「え……入ってないって言ってたと思う」
友「ならチャンスじゃない」
先輩「チャンス?」
友「梅雨が明けて、夏がやってきたな~と思ったらとんでもないビッグイベント到来でしょ?」
先輩「……夏休み!」
友「……で?」
先輩「くじけそう」
友「はぁ……」
先輩「……私以外からも連絡先交換したんだって。しかも男もいる」
友「まあ、仕方ないわよ、あんなに可愛いんだもん」
先輩「でも……」
友「あの娘、部活は入ってるの?」
先輩「え……入ってないって言ってたと思う」
友「ならチャンスじゃない」
先輩「チャンス?」
友「梅雨が明けて、夏がやってきたな~と思ったらとんでもないビッグイベント到来でしょ?」
先輩「……夏休み!」
24:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/07(水) 21:06:52.21 :qnd2Jg9M0
今日はこんなもんで!
というか2行も空けてた。しゃあないのでこのまま二行空ける。
一応スペック的なもののメモ書き
先輩…とある高校の二年生。一応良い所のお嬢様。友にだけ気を許している。胸は大きい。
後輩…とある高校の一年生。大人気。裏表なくとっても優しい。胸は控えめ。
友…とある高校の二年生。先輩の友達。水泳部。巨乳。
ほんじゃまた!
今日はこんなもんで!
というか2行も空けてた。しゃあないのでこのまま二行空ける。
一応スペック的なもののメモ書き
先輩…とある高校の二年生。一応良い所のお嬢様。友にだけ気を許している。胸は大きい。
後輩…とある高校の一年生。大人気。裏表なくとっても優しい。胸は控えめ。
友…とある高校の二年生。先輩の友達。水泳部。巨乳。
ほんじゃまた!
27:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/08(木) 20:58:53.14 :G6osa6uy0
友「そ! 夏休みといえばイベント盛りだくさん、彼女と過ごすことイベントもたくさんあるってわけよ」
先輩「か、彼女なんて気が早い……///」
友「girl friendじゃなくてsheの方なんだけど?」
友「とにかく。それくらい人気があるってんなら、もう夏の予定バンバン埋まってるかもしれないわよ」
友「さっさと予定聞いて、夏休みはあんたで埋め尽くしなさい!」
先輩「は、はいっ」
友「うん、良い返事。私は夏休み部活漬けだから、ほとんど力になれません」
先輩「そ、そんな……」
友「この世の終わりみたいな顔しないの」
友「そ! 夏休みといえばイベント盛りだくさん、彼女と過ごすことイベントもたくさんあるってわけよ」
先輩「か、彼女なんて気が早い……///」
友「girl friendじゃなくてsheの方なんだけど?」
友「とにかく。それくらい人気があるってんなら、もう夏の予定バンバン埋まってるかもしれないわよ」
友「さっさと予定聞いて、夏休みはあんたで埋め尽くしなさい!」
先輩「は、はいっ」
友「うん、良い返事。私は夏休み部活漬けだから、ほとんど力になれません」
先輩「そ、そんな……」
友「この世の終わりみたいな顔しないの」
28:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/08(木) 21:02:04.76 :G6osa6uy0
先輩「わ、私頑張る……」
友「頑張ってポンコツお嬢様」
先輩「ぽ、ポンコツじゃないわよ……!」
友「あら、そうだったかしらね」
先輩「ううう……はぁ」
友「じゃあ、早速行くわよ」
先輩「え?」
友「後輩ちゃんのとこよ。ほら、さっさと立つ!」
先輩「えええええ……」
先輩「わ、私頑張る……」
友「頑張ってポンコツお嬢様」
先輩「ぽ、ポンコツじゃないわよ……!」
友「あら、そうだったかしらね」
先輩「ううう……はぁ」
友「じゃあ、早速行くわよ」
先輩「え?」
友「後輩ちゃんのとこよ。ほら、さっさと立つ!」
先輩「えええええ……」
29:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/08(木) 21:06:39.20 :G6osa6uy0
後輩「あれ、先輩!」
先輩「あっ……」
後輩「昨日はありがとうございました! 2時間あっという間でしたね」
友「へ~2時間?」
先輩「///」
後輩「それで、私に御用ですか?」
先輩「あ、そ、その」
友「夏休みの予定とかって、決まってる?」
後輩「あれ、先輩!」
先輩「あっ……」
後輩「昨日はありがとうございました! 2時間あっという間でしたね」
友「へ~2時間?」
先輩「///」
後輩「それで、私に御用ですか?」
先輩「あ、そ、その」
友「夏休みの予定とかって、決まってる?」
30:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/08(木) 21:07:37.63 :G6osa6uy0
先輩(こ、心の準備がまだなのに……!!)
後輩「予定ですか?」
友「ほら」
先輩「あっ……その、良かったらどこかご一緒できたらなと思って……」
後輩「え! 本当ですかっ」
友(お、良い反応)
後輩「えっと、今すぐにはわからないので、手帳持ってきます!」タタタッ
先輩「……」
友「良い感じじゃないっ」
先輩「う、うん……」
先輩(こ、心の準備がまだなのに……!!)
後輩「予定ですか?」
友「ほら」
先輩「あっ……その、良かったらどこかご一緒できたらなと思って……」
後輩「え! 本当ですかっ」
友(お、良い反応)
後輩「えっと、今すぐにはわからないので、手帳持ってきます!」タタタッ
先輩「……」
友「良い感じじゃないっ」
先輩「う、うん……」
31:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/08(木) 21:13:01.43 :G6osa6uy0
後輩「お待たせしました! えーっと……お盆は家族で旅行で……この日は……」
先輩(予定、本当にビッシリ入ってる……!)
友(これは想像以上ね……)
後輩「……どうでしょうか?」
先輩「うん、じゃあこの日にしましょう?」
後輩「はいっ! やったっ」
先輩(『やったっ』……嬉しい)
後輩「お待たせしました! えーっと……お盆は家族で旅行で……この日は……」
先輩(予定、本当にビッシリ入ってる……!)
友(これは想像以上ね……)
後輩「……どうでしょうか?」
先輩「うん、じゃあこの日にしましょう?」
後輩「はいっ! やったっ」
先輩(『やったっ』……嬉しい)
32:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/08(木) 21:13:42.74 :G6osa6uy0
友「うっし、決まったね」
後輩「えっと、3人でどこか行くんですか?」
友「ん? あー、ごめん。私は部活あるから行けないんだ」
後輩「そうなんですか……残念です」
友「あはは、また今度ね。……ど、どうしたのよ?」
先輩 ズーン
友(あんたには説明したでしょーが!)
友「うっし、決まったね」
後輩「えっと、3人でどこか行くんですか?」
友「ん? あー、ごめん。私は部活あるから行けないんだ」
後輩「そうなんですか……残念です」
友「あはは、また今度ね。……ど、どうしたのよ?」
先輩 ズーン
友(あんたには説明したでしょーが!)
33:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/08(木) 21:15:58.91 :G6osa6uy0
先輩「……」
友「もー、私行く前に言ったじゃん」
先輩「そ、そんなことより」
友「ん、何よ?」
先輩「……残念って」
友「へ? ……ああ、あんなのお世辞よ、気にしないの」
先輩「うん……」
友(ほんっと、気が小さいんだから)
先輩「……」
友「もー、私行く前に言ったじゃん」
先輩「そ、そんなことより」
友「ん、何よ?」
先輩「……残念って」
友「へ? ……ああ、あんなのお世辞よ、気にしないの」
先輩「うん……」
友(ほんっと、気が小さいんだから)
34:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/08(木) 21:18:00.43 :G6osa6uy0
先輩「というか、後輩ちゃん夏休み予定だらけだったわね……」
友「そうね。大体予定入ってたわね」
先輩「あの中に男子との予定も……」
友「まあ、無いとは言い切れないわね」
先輩「……」
友「落ち込まない! とにかく、約束できただけでも良かったでしょ」
友「遅れてたら夏休み中に会えなかったかもしれないのよ?」
先輩「……確かに」
友「ね? 頑張りましょ」
先輩「というか、後輩ちゃん夏休み予定だらけだったわね……」
友「そうね。大体予定入ってたわね」
先輩「あの中に男子との予定も……」
友「まあ、無いとは言い切れないわね」
先輩「……」
友「落ち込まない! とにかく、約束できただけでも良かったでしょ」
友「遅れてたら夏休み中に会えなかったかもしれないのよ?」
先輩「……確かに」
友「ね? 頑張りましょ」
38:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/09(金) 21:58:05.72 :glIoUxE20
夏休み
先輩「……」
先輩(気づかなかった……)
先輩(まさか出かける日が)
先輩(夏休み初日だったなんて)
後輩「先輩~」
先輩「あら。……!」
後輩「お待たせしちゃいましたか? ごめんなさいっ」
先輩(私服、良い……!)
夏休み
先輩「……」
先輩(気づかなかった……)
先輩(まさか出かける日が)
先輩(夏休み初日だったなんて)
後輩「先輩~」
先輩「あら。……!」
後輩「お待たせしちゃいましたか? ごめんなさいっ」
先輩(私服、良い……!)
39:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/09(金) 21:58:59.64 :glIoUxE20
後輩「夏休み、始まりましたねっ」
先輩「え、ええ。そうね」
後輩「ふふっ、まさか夏休みのスタートに、先輩と遊べるなんて思ってなかったです!」
先輩「わ、私も……」
後輩「えへへ、嬉しいなぁ」
先輩「……///」
先輩(初日からこんなに幸せで、生きていられるかしら)
後輩「夏休み、始まりましたねっ」
先輩「え、ええ。そうね」
後輩「ふふっ、まさか夏休みのスタートに、先輩と遊べるなんて思ってなかったです!」
先輩「わ、私も……」
後輩「えへへ、嬉しいなぁ」
先輩「……///」
先輩(初日からこんなに幸せで、生きていられるかしら)
40:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/09(金) 22:03:21.54 :glIoUxE20
後輩「今日は、一緒にお洋服とか見てもらってもいいですか?」
先輩「ええ、もちろん」
後輩「やったっ。先輩みたいに、綺麗でオシャレな人とお洋服見れるの嬉しいな♪」
先輩(こっちも、可愛い貴女と一緒にいられて幸せ……)
後輩「それじゃあ行きましょっ」
先輩「ええ」
後輩「今日は、一緒にお洋服とか見てもらってもいいですか?」
先輩「ええ、もちろん」
後輩「やったっ。先輩みたいに、綺麗でオシャレな人とお洋服見れるの嬉しいな♪」
先輩(こっちも、可愛い貴女と一緒にいられて幸せ……)
後輩「それじゃあ行きましょっ」
先輩「ええ」
41:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/09(金) 22:05:08.77 :glIoUxE20
先輩「……」
後輩「最近すっかり暑くなりましたね」
先輩「うん」
後輩「汗拭いても拭いても出てきちゃいます」
先輩(まつ毛、長い……唇ぷるぷる……目パッチリ……首筋すっきり……)
先輩(汗が、更に良さが倍増してる……)
後輩「……先輩?」
先輩「!?」(か、顔近っ!)
後輩「……ボーっとしてました?」
先輩「え? あ、う……そ、そうみたい」
先輩「……」
後輩「最近すっかり暑くなりましたね」
先輩「うん」
後輩「汗拭いても拭いても出てきちゃいます」
先輩(まつ毛、長い……唇ぷるぷる……目パッチリ……首筋すっきり……)
先輩(汗が、更に良さが倍増してる……)
後輩「……先輩?」
先輩「!?」(か、顔近っ!)
後輩「……ボーっとしてました?」
先輩「え? あ、う……そ、そうみたい」
42:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/09(金) 22:07:20.03 :glIoUxE20
後輩「暑いですもんね! 水分補給もちゃんとしないと」
先輩「そうね」
後輩「ということで……じゃじゃーん!」
先輩「水筒?」
後輩「はい! 麦茶作って淹れてきたんです」
先輩「へえ」(家庭的……!)
後輩「良かったら、飲みます?」
後輩「暑いですもんね! 水分補給もちゃんとしないと」
先輩「そうね」
後輩「ということで……じゃじゃーん!」
先輩「水筒?」
後輩「はい! 麦茶作って淹れてきたんです」
先輩「へえ」(家庭的……!)
後輩「良かったら、飲みます?」
43:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/09(金) 22:08:14.54 :glIoUxE20
先輩「え……」
後輩「自分だけ飲むのもなと思ったので! 淹れ立てなので冷たくて美味しいですよ?」
先輩「じゃ、じゃあいただこうかしら」
後輩「はい!」スッ
先輩「……」
後輩「あ、ちょっと待ってください!」
ゴクッ
先輩「!」
後輩「……うん、味ちょうど良くできてました! 改めて、どうぞっ」
先輩「え……」
後輩「自分だけ飲むのもなと思ったので! 淹れ立てなので冷たくて美味しいですよ?」
先輩「じゃ、じゃあいただこうかしら」
後輩「はい!」スッ
先輩「……」
後輩「あ、ちょっと待ってください!」
ゴクッ
先輩「!」
後輩「……うん、味ちょうど良くできてました! 改めて、どうぞっ」
44:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/09(金) 22:13:21.39 :glIoUxE20
先輩(ちょ、ちょっと待ってこれ……)
後輩 ニコニコ
先輩(これ、か、間接キスでは!?)
先輩「……い、いただきます」
後輩「はいっ!」
先輩「……」
ゴクゴクゴクッ
先輩「ぷはっ……」
先輩(……冷たくてとっても美味しい……)
先輩(ちょ、ちょっと待ってこれ……)
後輩 ニコニコ
先輩(これ、か、間接キスでは!?)
先輩「……い、いただきます」
後輩「はいっ!」
先輩「……」
ゴクゴクゴクッ
先輩「ぷはっ……」
先輩(……冷たくてとっても美味しい……)
45:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/09(金) 22:14:02.99 :glIoUxE20
後輩「どうですか?」
先輩「うん、ひんやりしてて美味しいわ」
後輩「良かった~!」
先輩「ありがとう。おかげで元気出たかも」
後輩「本当ですかっ。また喉乾いたらすぐ言ってくださいね」
先輩「ええ、了解よ」
後輩「……あ」
先輩「?」
後輩「間接キス、でしたね///」
先輩「……///」
先輩(ほんと、反則……)
後輩「どうですか?」
先輩「うん、ひんやりしてて美味しいわ」
後輩「良かった~!」
先輩「ありがとう。おかげで元気出たかも」
後輩「本当ですかっ。また喉乾いたらすぐ言ってくださいね」
先輩「ええ、了解よ」
後輩「……あ」
先輩「?」
後輩「間接キス、でしたね///」
先輩「……///」
先輩(ほんと、反則……)
48:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/15(木) 21:20:02.51 :0LeeEJX80
後輩「わ~! お店の中とっても涼しいっ」
先輩「別世界ね」
後輩「お洋服屋さんに来て最初の感想が涼しいになっちゃった!」
先輩「ふふ、仕方ないわ。この暑さだから」
後輩「そうですね……あっ!」
先輩「ん?」
後輩「見てくださいっ、この服!」
先輩「あら、可愛いわね」
後輩「先輩に似合いそう!」
後輩「わ~! お店の中とっても涼しいっ」
先輩「別世界ね」
後輩「お洋服屋さんに来て最初の感想が涼しいになっちゃった!」
先輩「ふふ、仕方ないわ。この暑さだから」
後輩「そうですね……あっ!」
先輩「ん?」
後輩「見てくださいっ、この服!」
先輩「あら、可愛いわね」
後輩「先輩に似合いそう!」
49:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/15(木) 21:22:02.28 :0LeeEJX80
先輩「わ、私に……」
後輩「はいっ! 綺麗な先輩に、とっても似合うかなって!」
先輩(好き……)
後輩「あとこの色も、先輩の白い肌に映えると思いますし」
先輩(好き……)
後輩「って、急に話し出しちゃってごめんなさい。それくらい似合いそうだったので」
先輩(好きっ!!!)
先輩「わ、私に……」
後輩「はいっ! 綺麗な先輩に、とっても似合うかなって!」
先輩(好き……)
後輩「あとこの色も、先輩の白い肌に映えると思いますし」
先輩(好き……)
後輩「って、急に話し出しちゃってごめんなさい。それくらい似合いそうだったので」
先輩(好きっ!!!)
50:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/15(木) 21:24:28.89 :0LeeEJX80
先輩「そ、それじゃあ、試着してみようかしら」
後輩「本当ですか! やったっ」ピョン
先輩(反応がいちいち可愛い)
後輩「じゃあ早速試着室行きましょう!」
先輩「ええ」
後輩「楽しみ楽しみ」
先輩「あなたは、何か見なくてもいいの?」
後輩「この服を着てる先輩のこと考えたら、私のことなんて後回しです♪」
先輩(尊い)
先輩「そ、それじゃあ、試着してみようかしら」
後輩「本当ですか! やったっ」ピョン
先輩(反応がいちいち可愛い)
後輩「じゃあ早速試着室行きましょう!」
先輩「ええ」
後輩「楽しみ楽しみ」
先輩「あなたは、何か見なくてもいいの?」
後輩「この服を着てる先輩のこと考えたら、私のことなんて後回しです♪」
先輩(尊い)
51:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/15(木) 21:28:33.36 :0LeeEJX80
シャー
後輩「外で待ってるので、ゆっくり試着してくださいっ」
先輩「ええ」
先輩(……良かった、サイズ合うわね)
先輩「……」
先輩「似合ってるといいなぁ……」
シャー
後輩「外で待ってるので、ゆっくり試着してくださいっ」
先輩「ええ」
先輩(……良かった、サイズ合うわね)
先輩「……」
先輩「似合ってるといいなぁ……」
52:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/15(木) 21:29:17.86 :0LeeEJX80
先輩「終わったわ」
後輩「はいっ!」
シャーッ
先輩「ど、どうかしら?」
後輩「……」
先輩「……?」
後輩「あっ、ごめんなさい! 見惚れちゃって」
先輩「み、見惚れて……」
後輩「そ、その……すっごく綺麗で、言葉にならないというか……綺麗ですっ!」
先輩(絶対買おう)
先輩「終わったわ」
後輩「はいっ!」
シャーッ
先輩「ど、どうかしら?」
後輩「……」
先輩「……?」
後輩「あっ、ごめんなさい! 見惚れちゃって」
先輩「み、見惚れて……」
後輩「そ、その……すっごく綺麗で、言葉にならないというか……綺麗ですっ!」
先輩(絶対買おう)
55:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/17(土) 02:17:58.81 :DAZlvy5A0
後輩「ありがとうございました、わざわざ着てくださって」
先輩「ううん、あんなに褒めてもらえると思ってなかったから、嬉しかった」
後輩「本当に、本当に似合ってました!」
先輩「も、もう……いいから///」
後輩「えへへ」
先輩(天使のような笑顔……)
後輩「ありがとうございました、わざわざ着てくださって」
先輩「ううん、あんなに褒めてもらえると思ってなかったから、嬉しかった」
後輩「本当に、本当に似合ってました!」
先輩「も、もう……いいから///」
後輩「えへへ」
先輩(天使のような笑顔……)
56:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/17(土) 02:18:57.43 :DAZlvy5A0
その後。
後輩「ちょっと大人っぽいのに挑戦してみました! どうでしょう?」
先輩「うん、とっても可愛いわ」
後輩「こんな可愛いの、似合いますかね……?」
先輩「……すごく似合ってる!」
後輩「サロペットです~! 夏にはちょっと暑いかな?」
先輩(……ダメ、好き……可愛い……)
その後。
後輩「ちょっと大人っぽいのに挑戦してみました! どうでしょう?」
先輩「うん、とっても可愛いわ」
後輩「こんな可愛いの、似合いますかね……?」
先輩「……すごく似合ってる!」
後輩「サロペットです~! 夏にはちょっと暑いかな?」
先輩(……ダメ、好き……可愛い……)
57:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/17(土) 02:19:36.37 :DAZlvy5A0
後輩「も~先輩、褒め過ぎですよ!」
先輩「ご、ごめんなさい、どれもとても似合っているから」
後輩「……本当ですか?」
先輩「も、もちろん!」
後輩「……えへへっ」
先輩(この笑顔で何度私を萌え殺す気なの……!)
後輩「も~先輩、褒め過ぎですよ!」
先輩「ご、ごめんなさい、どれもとても似合っているから」
後輩「……本当ですか?」
先輩「も、もちろん!」
後輩「……えへへっ」
先輩(この笑顔で何度私を萌え殺す気なの……!)
58:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/17(土) 02:21:17.28 :DAZlvy5A0
後輩「うーん、どれを買おうかなぁ」
先輩「あら、どれで悩んでるの?」
後輩「これとこれです! どれも先輩に褒めてもらえたので悩んだんですけど、二つまで絞ったんですが……」
後輩「先輩、選んでもらってもいいですか?」
先輩「えっ、私でいいの?」
後輩「はい! 先輩が選んでくれた方がむしろ嬉しいです!」
先輩(せ、責任重大……!)
後輩「うーん、どれを買おうかなぁ」
先輩「あら、どれで悩んでるの?」
後輩「これとこれです! どれも先輩に褒めてもらえたので悩んだんですけど、二つまで絞ったんですが……」
後輩「先輩、選んでもらってもいいですか?」
先輩「えっ、私でいいの?」
後輩「はい! 先輩が選んでくれた方がむしろ嬉しいです!」
先輩(せ、責任重大……!)
59:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/17(土) 02:25:33.62 :DAZlvy5A0
後輩 ワクワク
先輩(ど、どうしよう……)
後輩「……」
先輩「わ、私は、こっちかな……」
後輩「わぁ~! 私もそっちだと思ってました!」
先輩「そ、そうなの?」
後輩「はい! えへへ、先輩と以心伝心かもっ」
先輩(もう結婚して欲しい)
後輩 ワクワク
先輩(ど、どうしよう……)
後輩「……」
先輩「わ、私は、こっちかな……」
後輩「わぁ~! 私もそっちだと思ってました!」
先輩「そ、そうなの?」
後輩「はい! えへへ、先輩と以心伝心かもっ」
先輩(もう結婚して欲しい)
60:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/17(土) 02:26:45.99 :DAZlvy5A0
「ありがとうございました~」
後輩「先輩も、さっき着た服買ってくれたんですね!」
先輩「え、ええ。あんなに褒められたらね」
後輩「も、もしかして無理させちゃいました?!」
先輩「そんなことないわよ!? とっても嬉しかったから、また着たいなと思って」
後輩「嬉しい~~!! だってだって、まだずっと頭の中にその服を着てる先輩が……」
先輩(好き……)
「ありがとうございました~」
後輩「先輩も、さっき着た服買ってくれたんですね!」
先輩「え、ええ。あんなに褒められたらね」
後輩「も、もしかして無理させちゃいました?!」
先輩「そんなことないわよ!? とっても嬉しかったから、また着たいなと思って」
後輩「嬉しい~~!! だってだって、まだずっと頭の中にその服を着てる先輩が……」
先輩(好き……)
63:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/17(土) 23:13:05.58 :DAZlvy5A0
後輩「あ、良い時間なのでお昼ご飯食べませんか?」
先輩「あら、もうそんな時間なのね」
後輩「はいっ。何食べますか?」
先輩「とりあえずフードコートに向かいましょう」
後輩「了解ですっ」
先輩(二人きりでご飯……嬉しい)
後輩「あ、良い時間なのでお昼ご飯食べませんか?」
先輩「あら、もうそんな時間なのね」
後輩「はいっ。何食べますか?」
先輩「とりあえずフードコートに向かいましょう」
後輩「了解ですっ」
先輩(二人きりでご飯……嬉しい)
64:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/17(土) 23:15:51.87 :DAZlvy5A0
後輩「うわ~子どもがたくさん!」
先輩「夏休みね」
後輩「ですね! 子ども大好きなのでわちゃわちゃしてるの見ると嬉しくなっちゃいます」
先輩「そうなの」
後輩「はいっ! 可愛いですっ」
先輩「……」
後輩 ニコニコ
先輩「うふふ、可愛い」
後輩「うわ~子どもがたくさん!」
先輩「夏休みね」
後輩「ですね! 子ども大好きなのでわちゃわちゃしてるの見ると嬉しくなっちゃいます」
先輩「そうなの」
後輩「はいっ! 可愛いですっ」
先輩「……」
後輩 ニコニコ
先輩「うふふ、可愛い」
65:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/17(土) 23:17:49.16 :DAZlvy5A0
先輩(……今、心の声が漏れた……!?)
後輩「……」
先輩(うう……)
後輩「そうですね! 子どもは可愛いですよね~~」
先輩「えっ!? あ、そ、そうねっ」
先輩(よ、良かった! 子ども達に言ったと思ったみたい)
先輩(……今、心の声が漏れた……!?)
後輩「……」
先輩(うう……)
後輩「そうですね! 子どもは可愛いですよね~~」
先輩「えっ!? あ、そ、そうねっ」
先輩(よ、良かった! 子ども達に言ったと思ったみたい)
66:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/17(土) 23:19:07.42 :DAZlvy5A0
先輩「そ、それじゃあ。 何を食べる?」
後輩「そうですね~、なんだかガッツリって気分じゃないかもです! カフェとかで軽食でも良さそうですね」
後輩「先輩とゆっくりお話したいし」
先輩(絶対にカフェ、カフェしか見えないわ、カフェ以外の選択肢はもう私の中にないっ)
後輩「どうですか?」
先輩「ええ、カフェにしましょう」
後輩「はいっ♪」
先輩「そ、それじゃあ。 何を食べる?」
後輩「そうですね~、なんだかガッツリって気分じゃないかもです! カフェとかで軽食でも良さそうですね」
後輩「先輩とゆっくりお話したいし」
先輩(絶対にカフェ、カフェしか見えないわ、カフェ以外の選択肢はもう私の中にないっ)
後輩「どうですか?」
先輩「ええ、カフェにしましょう」
後輩「はいっ♪」
68:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/19(月) 21:51:41.85 :m/R//mSv0
先輩「ふぅ、涼しいわね」
後輩「はい~。フードコートはエアコン弱めでしたね」
先輩「ね。それに人も多いからとっても暑く感じたわ」
後輩「ですねっ」
「ご注文はいかがいたしますか?」
先輩「サンドイッチセット一つ。ドリンクはアイスコーヒーで」
後輩「……!!」
「ミルクはいかがいたしますか?」
先輩「あ、要らないです。……どうしたの?」
後輩「あっ、いえっ……わ、私も同じもので、ドリンクはオレンジジュースで」
「かしこまりました」
先輩「ふぅ、涼しいわね」
後輩「はい~。フードコートはエアコン弱めでしたね」
先輩「ね。それに人も多いからとっても暑く感じたわ」
後輩「ですねっ」
「ご注文はいかがいたしますか?」
先輩「サンドイッチセット一つ。ドリンクはアイスコーヒーで」
後輩「……!!」
「ミルクはいかがいたしますか?」
先輩「あ、要らないです。……どうしたの?」
後輩「あっ、いえっ……わ、私も同じもので、ドリンクはオレンジジュースで」
「かしこまりました」
69:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/19(月) 21:54:19.77 :m/R//mSv0
後輩「先輩……」
先輩「ん?」
後輩「アイスコーヒーなんて、とっても大人ですね!」
先輩「え、そ、そう?」
後輩「はい! しかもブラック!」
先輩「確かに、珍しいかも?」
先輩「昔からここには来てたのよ。勉強のためにね。それで、一番安かったのがコーヒーだったから」
後輩「……そうなんですね」
先輩「うん。サンドイッチもとても美味しいから。久しぶりに食べられて嬉しいわ」
後輩「良かったですっ。えへへ」
先輩(貴女と一緒だから、余計にね……)
後輩「先輩……」
先輩「ん?」
後輩「アイスコーヒーなんて、とっても大人ですね!」
先輩「え、そ、そう?」
後輩「はい! しかもブラック!」
先輩「確かに、珍しいかも?」
先輩「昔からここには来てたのよ。勉強のためにね。それで、一番安かったのがコーヒーだったから」
後輩「……そうなんですね」
先輩「うん。サンドイッチもとても美味しいから。久しぶりに食べられて嬉しいわ」
後輩「良かったですっ。えへへ」
先輩(貴女と一緒だから、余計にね……)
70:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/19(月) 21:55:32.44 :m/R//mSv0
後輩「私もここ、よく来ます!」
先輩「あら、そうなの」
後輩「お父さんとよく一緒に来てました」
先輩「うふふ、小さい頃?」
後輩「最近でもよく行きます!」
先輩「そうなの。仲が良いのね」
後輩「はいっ。先輩はどうなんです?」
先輩「私は……うーん、仲は良いけど」
先輩「すっごく過保護なのよね」
後輩「私もここ、よく来ます!」
先輩「あら、そうなの」
後輩「お父さんとよく一緒に来てました」
先輩「うふふ、小さい頃?」
後輩「最近でもよく行きます!」
先輩「そうなの。仲が良いのね」
後輩「はいっ。先輩はどうなんです?」
先輩「私は……うーん、仲は良いけど」
先輩「すっごく過保護なのよね」
71:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/19(月) 21:57:28.63 :m/R//mSv0
後輩「えっ、過保護なんですか?」
先輩「ええ。今日も出る時にとっても心配してたわ」
先輩「『暑いから気をつけろよ』、『何時に帰ってくるんだ?』、『事故には気をつけて』、『忘れ物ないか?』」
先輩「有難いけどね、心配されるのは」
後輩「……先輩って、とっても素敵な人なんだなって思います」
先輩「え?」
後輩「そんなに気にかけてくれる素敵なご両親がいるんですもん。先輩も間違いなく素敵ですっ」
先輩「///」
後輩「えっ、過保護なんですか?」
先輩「ええ。今日も出る時にとっても心配してたわ」
先輩「『暑いから気をつけろよ』、『何時に帰ってくるんだ?』、『事故には気をつけて』、『忘れ物ないか?』」
先輩「有難いけどね、心配されるのは」
後輩「……先輩って、とっても素敵な人なんだなって思います」
先輩「え?」
後輩「そんなに気にかけてくれる素敵なご両親がいるんですもん。先輩も間違いなく素敵ですっ」
先輩「///」
74:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/21(水) 21:34:02.80 :7smnbyUz0
先輩(どうして、こんなに良い娘なのかしら)
後輩「あの、先輩」
先輩「? 何かしら」
後輩「友先輩とは、どんな間柄ですか? なんだかとっても親しく見えたので!」
先輩「友? 幼馴染なのよ。小中高ずっと一緒の」
後輩「え! そうなんですか! 通りで仲良しなんですね~」
先輩「そうなのよ」
後輩「友先輩って水泳部ですよね? とっても速いって聞きました!」
先輩「そうね。昔から水泳が大好きだったからね」
先輩(どうして、こんなに良い娘なのかしら)
後輩「あの、先輩」
先輩「? 何かしら」
後輩「友先輩とは、どんな間柄ですか? なんだかとっても親しく見えたので!」
先輩「友? 幼馴染なのよ。小中高ずっと一緒の」
後輩「え! そうなんですか! 通りで仲良しなんですね~」
先輩「そうなのよ」
後輩「友先輩って水泳部ですよね? とっても速いって聞きました!」
先輩「そうね。昔から水泳が大好きだったからね」
75:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/21(水) 21:36:26.13 :7smnbyUz0
後輩「へ~凄いなぁ。私、実はカナヅチなんです」
先輩「あら、そうなの?」
後輩「でも、やっぱり夏はプールとか、海とか行きたいですよねっ」
先輩(プール、海……!?)
後輩「先輩?」
先輩「え!? そ、そうね」
後輩「先輩は、泳ぐの得意ですか?」
後輩「へ~凄いなぁ。私、実はカナヅチなんです」
先輩「あら、そうなの?」
後輩「でも、やっぱり夏はプールとか、海とか行きたいですよねっ」
先輩(プール、海……!?)
後輩「先輩?」
先輩「え!? そ、そうね」
後輩「先輩は、泳ぐの得意ですか?」
76:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/21(水) 21:39:05.04 :7smnbyUz0
先輩「うーん、得意というわけでもないけれど、泳ぐのは好きよ」
後輩「ふむふむ」
先輩「夏はやっぱり、行きたくなるわね」
後輩「……私も、泳げるようになりたいです!」
先輩「うふふ、頑張ってね」
後輩「そ、その……」
先輩「?」
後輩「一緒に、行きませんか? プール……」
先輩「うーん、得意というわけでもないけれど、泳ぐのは好きよ」
後輩「ふむふむ」
先輩「夏はやっぱり、行きたくなるわね」
後輩「……私も、泳げるようになりたいです!」
先輩「うふふ、頑張ってね」
後輩「そ、その……」
先輩「?」
後輩「一緒に、行きませんか? プール……」
77:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/21(水) 21:40:58.51 :7smnbyUz0
先輩「……へ」
後輩「良かったら、泳ぎも教えて欲しいです」
先輩「お、教える?」
後輩「はい! 今年こそは泳げるようになって、海にも行きたいです!」
後輩「だから……一緒に!」
先輩「で、でも、手帳にはいっぱい予定入ってたじゃない?」
後輩「はい! でも、泳げるようになりたいから……予定も再調整します!」
後輩「だ、ダメですか?」
先輩(むしろ全然良いのだけれど……)
先輩「……へ」
後輩「良かったら、泳ぎも教えて欲しいです」
先輩「お、教える?」
後輩「はい! 今年こそは泳げるようになって、海にも行きたいです!」
後輩「だから……一緒に!」
先輩「で、でも、手帳にはいっぱい予定入ってたじゃない?」
後輩「はい! でも、泳げるようになりたいから……予定も再調整します!」
後輩「だ、ダメですか?」
先輩(むしろ全然良いのだけれど……)
78:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2019/08/21(水) 21:42:20.78 :7smnbyUz0
先輩「私はいつでも大丈夫よ?」
先輩(いつでも会えるように極力予定は入れないようにしてたし)
先輩(我ながら、気持ち悪いけれど……)
後輩「それじゃあ、この日とかは?」
先輩「ええ、もちろん大丈夫よ」
後輩「やったっ! あ、あと……」
先輩「?」
後輩「友先輩も、誘ってもらえませんか?」
先輩「私はいつでも大丈夫よ?」
先輩(いつでも会えるように極力予定は入れないようにしてたし)
先輩(我ながら、気持ち悪いけれど……)
後輩「それじゃあ、この日とかは?」
先輩「ええ、もちろん大丈夫よ」
後輩「やったっ! あ、あと……」
先輩「?」
後輩「友先輩も、誘ってもらえませんか?」
80: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/08/24(土) 21:47:46.07 :TyAL/Glr0
教室
友「……で、なんで私はあんたに呼び出されたわけ?」
先輩「電話しても繋がらないんだもん」
友「いやぁ、部活で疲れて、帰ったら寝ちゃうんだわ」
先輩「でしょうね、今日だって部活があるものね。だからわざわざ学校に出向いたのよ」
先輩「あなたに会いにね」
友「よくやるわ。それで、話は?」
先輩「後輩ちゃんと、デートしたの」
友「知ってるわよ。良かったわね。どうだったの?」
先輩「最高だったわ。至福の時ってああいうことを言うんだろうって」
友「へえ。最高の夏休みスタートじゃない」
教室
友「……で、なんで私はあんたに呼び出されたわけ?」
先輩「電話しても繋がらないんだもん」
友「いやぁ、部活で疲れて、帰ったら寝ちゃうんだわ」
先輩「でしょうね、今日だって部活があるものね。だからわざわざ学校に出向いたのよ」
先輩「あなたに会いにね」
友「よくやるわ。それで、話は?」
先輩「後輩ちゃんと、デートしたの」
友「知ってるわよ。良かったわね。どうだったの?」
先輩「最高だったわ。至福の時ってああいうことを言うんだろうって」
友「へえ。最高の夏休みスタートじゃない」
81: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/08/24(土) 21:50:02.08 :TyAL/Glr0
先輩「洋服見たり、ご飯食べたり、水着まで見に行ったの!!」
友「わーお。なになに、海でも行くの?」
先輩「……それで、よ」
友「ん?」
先輩「あなたの予定を聞こうと思って来たの」
友「私の? なんで」
先輩「あの娘が友とも一緒に行きたいって言ってるから……」
先輩「洋服見たり、ご飯食べたり、水着まで見に行ったの!!」
友「わーお。なになに、海でも行くの?」
先輩「……それで、よ」
友「ん?」
先輩「あなたの予定を聞こうと思って来たの」
友「私の? なんで」
先輩「あの娘が友とも一緒に行きたいって言ってるから……」
82: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/08/24(土) 21:54:10.53 :TyAL/Glr0
友「はぁ?」
先輩「だ、だから……あの娘が、友とも、一緒に行きたいって」
友「さっき言ったからそれはわかるわよ。でも、なんで私?」
先輩「気に入られてるんじゃないの?」
友「出た、ネガティブ思考。自分の嫌な方向に話を持っていかないの」
友「単純に、泳ぎ教えてもらうなら、経験者の方が良いってだけでしょ」
友「はぁ?」
先輩「だ、だから……あの娘が、友とも、一緒に行きたいって」
友「さっき言ったからそれはわかるわよ。でも、なんで私?」
先輩「気に入られてるんじゃないの?」
友「出た、ネガティブ思考。自分の嫌な方向に話を持っていかないの」
友「単純に、泳ぎ教えてもらうなら、経験者の方が良いってだけでしょ」
83: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/08/24(土) 21:55:13.11 :TyAL/Glr0
先輩「で、でも。友のこととかデート中に聞かれたわ」
友「なんて?」
先輩「仲良いの? とか」
友「そりゃ普通に話をする上で出る質問でしょ! 気にしないのっ!」
先輩「そ、そうなのかしら……」
友「気にしない。大丈夫。で、いつを指定されたの?」
先輩「で、でも。友のこととかデート中に聞かれたわ」
友「なんて?」
先輩「仲良いの? とか」
友「そりゃ普通に話をする上で出る質問でしょ! 気にしないのっ!」
先輩「そ、そうなのかしら……」
友「気にしない。大丈夫。で、いつを指定されたの?」
84: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/08/24(土) 21:58:24.51 :TyAL/Glr0
先輩「この日なのだけど……」
友「……あらま、ちょうど休みの日だわ」
先輩「えっ」
友「良かったわね~私含めて3人デートよ」
先輩「……」うるうる
友「涙目にならないの。むしろ手助けする人が来てくれるんだから有り難く思いなさいよ」
先輩「う、うん……」
友「はぁ……」
友(先が思いやられるわ)
先輩「この日なのだけど……」
友「……あらま、ちょうど休みの日だわ」
先輩「えっ」
友「良かったわね~私含めて3人デートよ」
先輩「……」うるうる
友「涙目にならないの。むしろ手助けする人が来てくれるんだから有り難く思いなさいよ」
先輩「う、うん……」
友「はぁ……」
友(先が思いやられるわ)
85: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/08/24(土) 22:01:39.40 :TyAL/Glr0
後輩『もしもし?』
先輩「も、もしもし」
後輩『先輩!』
先輩「あの、この前のプールの話なのだけれど」
後輩「はい」
先輩「友、その日ちょうどお休みで、プール来れるみたい」
後輩『もしもし?』
先輩「も、もしもし」
後輩『先輩!』
先輩「あの、この前のプールの話なのだけれど」
後輩「はい」
先輩「友、その日ちょうどお休みで、プール来れるみたい」
86: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/08/24(土) 22:02:14.90 :TyAL/Glr0
後輩「えっ、もう話してくれたんですか?」
先輩「え、ええ。電話でつかまらなかったからわざわざ学校まで行ってね」
後輩「が、学校まで!?」
先輩「? ええ」
後輩「……お手を煩わせてしまってごめんなさい! ありがとうございますっ」
先輩(あなたのためだったらなんでもするもの……)
後輩「えっ、もう話してくれたんですか?」
先輩「え、ええ。電話でつかまらなかったからわざわざ学校まで行ってね」
後輩「が、学校まで!?」
先輩「? ええ」
後輩「……お手を煩わせてしまってごめんなさい! ありがとうございますっ」
先輩(あなたのためだったらなんでもするもの……)
87: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/08/24(土) 22:04:11.78 :TyAL/Glr0
先輩「構わないわ。私も、友に教えてもらった方が後輩ちゃんもわかりやすいと思うし」
後輩『……』
先輩「?」
後輩『……そうですね! 水泳部の方が来てくれたら、百人力ですねっ』
先輩(……今、ちょっとだけ間があったような?)
後輩『えへへ……』
先輩(声だけでも可愛い……好き……)
先輩「構わないわ。私も、友に教えてもらった方が後輩ちゃんもわかりやすいと思うし」
後輩『……』
先輩「?」
後輩『……そうですね! 水泳部の方が来てくれたら、百人力ですねっ』
先輩(……今、ちょっとだけ間があったような?)
後輩『えへへ……』
先輩(声だけでも可愛い……好き……)
88: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/08/24(土) 22:04:56.77 :TyAL/Glr0
先輩「うん、それじゃあね」
プツッ
先輩「……次はプールかぁ」
先輩(この前一緒に見た水着なのかしら……)
先輩(私、あんな可愛い水着姿の彼女を直視できるかしら……心臓が痛い)
先輩(キュン死にさせられてしまうかもしれないっ!)
先輩「うん、それじゃあね」
プツッ
先輩「……次はプールかぁ」
先輩(この前一緒に見た水着なのかしら……)
先輩(私、あんな可愛い水着姿の彼女を直視できるかしら……心臓が痛い)
先輩(キュン死にさせられてしまうかもしれないっ!)
89: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/08/24(土) 22:13:57.74 :TyAL/Glr0
プールの日前日
友『……なによぉ』
先輩「緊張して眠れないの」
友『私はずーっと部活でとっても眠いのよ……むにゃ』
先輩「わかってるけど……私もこの数日間緊張してたのよ……」
友『それにあんたねぇ』
先輩「な、何?」
友『部活休みの日まで泳がされる私の身にもなりなさい』
プールの日前日
友『……なによぉ』
先輩「緊張して眠れないの」
友『私はずーっと部活でとっても眠いのよ……むにゃ』
先輩「わかってるけど……私もこの数日間緊張してたのよ……」
友『それにあんたねぇ』
先輩「な、何?」
友『部活休みの日まで泳がされる私の身にもなりなさい』
90: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/08/24(土) 22:29:14.74 :TyAL/Glr0
先輩「……た、たしかに」
友『何はともあれ、まずは後輩ちゃんを泳げるようにすることが先決ね』
先輩「その点に関しては問題ないと思ってるんだけど」
友『あら、そうなの』
先輩「友、教え方上手だし。優しいし」
友『褒めても何も出ないわよ~嬉しいけどさ』
先輩「友のおかげで私も泳げるようになって、更に泳ぐの好きになったし」
友『あ~、そうだったそうだった』
先輩「……た、たしかに」
友『何はともあれ、まずは後輩ちゃんを泳げるようにすることが先決ね』
先輩「その点に関しては問題ないと思ってるんだけど」
友『あら、そうなの』
先輩「友、教え方上手だし。優しいし」
友『褒めても何も出ないわよ~嬉しいけどさ』
先輩「友のおかげで私も泳げるようになって、更に泳ぐの好きになったし」
友『あ~、そうだったそうだった』
91: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/08/24(土) 22:32:23.71 :TyAL/Glr0
先輩「そうよ。半ば強制的に泳がされまくったけれど」
友『あはは、ずっと泳いでるから忘れたわそんなこと』
先輩「だから、後輩ちゃんも泳ぐの好きになって欲しいなって、思うの」
友『そうね~。そしたら次は海も行けるわね』
先輩「う、海……」
後輩《先輩……オイル、塗ってもらっていいですか?》
先輩「……ふふ」
先輩「そうよ。半ば強制的に泳がされまくったけれど」
友『あはは、ずっと泳いでるから忘れたわそんなこと』
先輩「だから、後輩ちゃんも泳ぐの好きになって欲しいなって、思うの」
友『そうね~。そしたら次は海も行けるわね』
先輩「う、海……」
後輩《先輩……オイル、塗ってもらっていいですか?》
先輩「……ふふ」
92: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/08/24(土) 22:33:01.03 :TyAL/Glr0
友『危険なレーダーを察知したんだけど、そろそろ切っていい?』
先輩「あ、う、うん……」
友『まあ、明日は私なりにサポートするからさ、心配しなさんな』
先輩「うん! 友、ありがとう。おやすみなさい」
友『はいはい、おやすみ。ふわぁぁ……』
プツッ
先輩「……頑張ろっ」
友『危険なレーダーを察知したんだけど、そろそろ切っていい?』
先輩「あ、う、うん……」
友『まあ、明日は私なりにサポートするからさ、心配しなさんな』
先輩「うん! 友、ありがとう。おやすみなさい」
友『はいはい、おやすみ。ふわぁぁ……』
プツッ
先輩「……頑張ろっ」
97: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/08/27(火) 22:08:12.33 :B88WnJMb0
プール
友「プールだ~」
先輩「後輩ちゃん、まだかしら」
友「もうすぐ来るって。あ、噂をすれば」
後輩「先輩、友先輩~」
先輩「!??!??!?」
友(リアクションがあからさまねぇ)
後輩「はぁはぁ……ごめんなさい、手間取っちゃって」
先輩「うふふ、平気よ」
友(冷静な顔だけはいっちょ前ねえ)
先輩(水着、最高……!)
プール
友「プールだ~」
先輩「後輩ちゃん、まだかしら」
友「もうすぐ来るって。あ、噂をすれば」
後輩「先輩、友先輩~」
先輩「!??!??!?」
友(リアクションがあからさまねぇ)
後輩「はぁはぁ……ごめんなさい、手間取っちゃって」
先輩「うふふ、平気よ」
友(冷静な顔だけはいっちょ前ねえ)
先輩(水着、最高……!)
98: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/08/27(火) 22:10:38.68 :B88WnJMb0
後輩「友先輩、今日は来てくださってありがとうございます!」
友「いいのよ」
先輩(むむむ……)
後輩「先輩も、私のワガママに付き合ってくださってありがとうございますっ」
先輩「え、ええ。気にしなくてもいいのよ」
先輩(こちらこそ、ありがとう……!)
友(いつも以上に笑顔ね)
後輩「友先輩、今日は来てくださってありがとうございます!」
友「いいのよ」
先輩(むむむ……)
後輩「先輩も、私のワガママに付き合ってくださってありがとうございますっ」
先輩「え、ええ。気にしなくてもいいのよ」
先輩(こちらこそ、ありがとう……!)
友(いつも以上に笑顔ね)
99: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/08/27(火) 22:17:53.73 :B88WnJMb0
後輩「あ、あの、私……」
友「ああ、話は大体コイツから聞いてるから」
先輩「こ、コイツって言わないでよ」
友「そんなこと気にするタチなの?」
先輩「そうじゃないけれど……」
友「後輩ちゃん、今日で泳ぐの楽しくなってくれたら嬉しいかな、私は」
後輩「は、はい! がんばります!」
先輩(頑張って……!)
後輩「あ、あの、私……」
友「ああ、話は大体コイツから聞いてるから」
先輩「こ、コイツって言わないでよ」
友「そんなこと気にするタチなの?」
先輩「そうじゃないけれど……」
友「後輩ちゃん、今日で泳ぐの楽しくなってくれたら嬉しいかな、私は」
後輩「は、はい! がんばります!」
先輩(頑張って……!)
100: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/08/27(火) 22:18:46.64 :B88WnJMb0
友「まずは水に慣れるところから頑張ろっか。水中で息は止められる?」
後輩「む、難しいです……」
友「なるほどね、それじゃあ……大きく息吸って~」
先輩(……!? ちょっと、友、手つないで……)
先輩(……ズルい)
後輩「あ、あれ? 私、泳げましたか今?」
友「そうそう。その感覚でもっかい言ってみよ~」
先輩(……ま、まあ、これは教えてるから仕方ないわよね、うん……)
友「まずは水に慣れるところから頑張ろっか。水中で息は止められる?」
後輩「む、難しいです……」
友「なるほどね、それじゃあ……大きく息吸って~」
先輩(……!? ちょっと、友、手つないで……)
先輩(……ズルい)
後輩「あ、あれ? 私、泳げましたか今?」
友「そうそう。その感覚でもっかい言ってみよ~」
先輩(……ま、まあ、これは教えてるから仕方ないわよね、うん……)
101: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/08/27(火) 22:27:05.49 :B88WnJMb0
数十分後
後輩「う、嘘! もう泳げるようになりました!」
友「でしょ!! こんなの教え方次第だもん」
後輩「すごいです! 友先輩!」
先輩(むむむむ……)
友「……っと、そろそろ三人で遊ぶ?」
後輩「あっ! 先輩ごめんなさい!」
先輩「全然良いのよ……」
数十分後
後輩「う、嘘! もう泳げるようになりました!」
友「でしょ!! こんなの教え方次第だもん」
後輩「すごいです! 友先輩!」
先輩(むむむむ……)
友「……っと、そろそろ三人で遊ぶ?」
後輩「あっ! 先輩ごめんなさい!」
先輩「全然良いのよ……」
102: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/08/27(火) 22:33:38.76 :B88WnJMb0
友「もう後輩ちゃんもプールで遊ぶの怖くないでしょ?」
後輩「はい! 楽しいです!」
先輩「友、やっぱり凄いわね」
友「そりゃね。暇があったら子どもにも教えてるんだから」
先輩「あら、初耳」
友「この話するの何度目かだと思うけど?」
先輩「あら、そうだったかしら?」
友「あんたね~、ま、いいわ」
友「もう後輩ちゃんもプールで遊ぶの怖くないでしょ?」
後輩「はい! 楽しいです!」
先輩「友、やっぱり凄いわね」
友「そりゃね。暇があったら子どもにも教えてるんだから」
先輩「あら、初耳」
友「この話するの何度目かだと思うけど?」
先輩「あら、そうだったかしら?」
友「あんたね~、ま、いいわ」
103: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/08/27(火) 22:40:26.34 :B88WnJMb0
友「あんたも私に教えてもらって、泳げるようになってこと、誰にも言わないようにしとくわ」
後輩「そ、そうなんですか?」
先輩「ちょっと! 言ってるじゃない!」
友「あら~? 言わないつもりだったんだけどな~?」
先輩「意地悪!」
友「はいはい、意地が悪い友達持って可哀想ね~!」
先輩「反省して!」
友「いいじゃない別に隠してるわけじゃないでしょ!」
先輩「そ、そうだけど……」
友「ならいいじゃない! 変にカッコつけようとしないの」
先輩「……うう」
友「あんたも私に教えてもらって、泳げるようになってこと、誰にも言わないようにしとくわ」
後輩「そ、そうなんですか?」
先輩「ちょっと! 言ってるじゃない!」
友「あら~? 言わないつもりだったんだけどな~?」
先輩「意地悪!」
友「はいはい、意地が悪い友達持って可哀想ね~!」
先輩「反省して!」
友「いいじゃない別に隠してるわけじゃないでしょ!」
先輩「そ、そうだけど……」
友「ならいいじゃない! 変にカッコつけようとしないの」
先輩「……うう」
104: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/08/27(火) 22:41:16.25 :B88WnJMb0
後輩「……」
先輩・友(あ)
後輩「……な、仲が良いんですねっ」
友「あ、あはは! 幼馴染だからね~」
後輩「あはは……」
先輩(つ、ついいつもの感じで話しちゃったわ……)
後輩「……」
先輩・友(あ)
後輩「……な、仲が良いんですねっ」
友「あ、あはは! 幼馴染だからね~」
後輩「あはは……」
先輩(つ、ついいつもの感じで話しちゃったわ……)
107: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/02(月) 20:58:12.80 :3su4nor90
友「……ごめん」
先輩「だ、大丈夫よ、大丈夫……」
先輩(……な、はず)
後輩「え、えっと……気を取り直して遊びましょう!」
先輩「ええ! そうねっ」
友「よ、よーし! 思いっきり満喫しよー!」
後輩「ふふっ」
先輩(良かった、特に変わりなさそう……?)
先輩(私と友が仲良くしてたら、会話に入りづらいわよね……)
先輩(というか、やっぱり水着が最高ね……)
友「……ごめん」
先輩「だ、大丈夫よ、大丈夫……」
先輩(……な、はず)
後輩「え、えっと……気を取り直して遊びましょう!」
先輩「ええ! そうねっ」
友「よ、よーし! 思いっきり満喫しよー!」
後輩「ふふっ」
先輩(良かった、特に変わりなさそう……?)
先輩(私と友が仲良くしてたら、会話に入りづらいわよね……)
先輩(というか、やっぱり水着が最高ね……)
108: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/02(月) 21:02:14.60 :3su4nor90
友「ウォータースライダー! 大好き!」
先輩「うう……」
後輩「先輩?」
先輩「わ、私、高所恐怖症……」
友「なになに、ビビってんの?」
先輩「あなたは知ってるでしょっ!」
友「だけどさ、いい加減大人になりなよ~」
先輩「大人の基準じゃないでしょ、これは……」
友「ウォータースライダー! 大好き!」
先輩「うう……」
後輩「先輩?」
先輩「わ、私、高所恐怖症……」
友「なになに、ビビってんの?」
先輩「あなたは知ってるでしょっ!」
友「だけどさ、いい加減大人になりなよ~」
先輩「大人の基準じゃないでしょ、これは……」
109: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/02(月) 21:02:51.56 :3su4nor90
後輩「私、初めてです!」
友「あ、そっか。そもそもプールとかもほとんど来たことないわよね」
後輩「そうです! だから初体験ですっ!」
先輩(初体験……?!)
友(なーに考えてんだか)
後輩「だから、ワクワクドキドキです!」
友「いいわね~初々しくて」
先輩(なんて好奇心に溢れてるのかしら……素敵)
後輩「私、初めてです!」
友「あ、そっか。そもそもプールとかもほとんど来たことないわよね」
後輩「そうです! だから初体験ですっ!」
先輩(初体験……?!)
友(なーに考えてんだか)
後輩「だから、ワクワクドキドキです!」
友「いいわね~初々しくて」
先輩(なんて好奇心に溢れてるのかしら……素敵)
110: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/02(月) 21:05:09.87 :3su4nor90
後輩「た、高い……!」
先輩「……」
友「えーっと、しがみつくのやめてくれない?」
先輩「だ、だって……!」
後輩「せ、先輩大丈夫ですか?」
先輩(な、情けない……)
友「どうする? やめとく?」
先輩「!」ぶるぶるっ
友(めちゃくちゃ首を横に振ってるけど、ほんとうに行けるのかしら……)
後輩「た、高い……!」
先輩「……」
友「えーっと、しがみつくのやめてくれない?」
先輩「だ、だって……!」
後輩「せ、先輩大丈夫ですか?」
先輩(な、情けない……)
友「どうする? やめとく?」
先輩「!」ぶるぶるっ
友(めちゃくちゃ首を横に振ってるけど、ほんとうに行けるのかしら……)
111: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/02(月) 21:06:31.42 :3su4nor90
先輩「……」ごくり
先輩(死なない? これ……)
後輩「せ、先輩……」
友(いいとこ、見せるしかないわよ……!)
後輩「……」
先輩「……い、行くわ!」
友「よし! よく言った! 行くわよ」
友「後輩ちゃんは大丈夫?」
後輩「は、はい!」
友「……じゃあ、行くわよ!」
先輩「……」ごくり
先輩(死なない? これ……)
後輩「せ、先輩……」
友(いいとこ、見せるしかないわよ……!)
後輩「……」
先輩「……い、行くわ!」
友「よし! よく言った! 行くわよ」
友「後輩ちゃんは大丈夫?」
後輩「は、はい!」
友「……じゃあ、行くわよ!」
112: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/02(月) 21:10:32.75 :3su4nor90
ゴーーー!
友(ヒャッホー!)
後輩(すごっ……でも、楽しい!)
先輩(……)
ゴゴゴゴゴドッパーン!
友「ぷはっ! 最高!」
ゴゴゴゴゴトパーン!
後輩「ぷはっ……気持ちいいです!」
友「でっしょ~! あ、次つっかえちゃうからさっさと離れるわよ~」
後輩「はい!」
ゴーーー!
友(ヒャッホー!)
後輩(すごっ……でも、楽しい!)
先輩(……)
ゴゴゴゴゴドッパーン!
友「ぷはっ! 最高!」
ゴゴゴゴゴトパーン!
後輩「ぷはっ……気持ちいいです!」
友「でっしょ~! あ、次つっかえちゃうからさっさと離れるわよ~」
後輩「はい!」
113: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/02(月) 21:14:00.25 :3su4nor90
ドパーン
友「お、来たわね」
後輩「先輩っ」
先輩「……」
しーん
友「……ん?」
後輩「浮き上がって……来ない!?」
友「あのバカ! 後輩ちゃん、係の人呼んできて! 助けてくる!」
後輩「は、はい!」
ドパーン
友「お、来たわね」
後輩「先輩っ」
先輩「……」
しーん
友「……ん?」
後輩「浮き上がって……来ない!?」
友「あのバカ! 後輩ちゃん、係の人呼んできて! 助けてくる!」
後輩「は、はい!」
114: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/02(月) 21:15:15.10 :3su4nor90
先輩「……」
友「もー無理して!」
友(……息してない! 水飲んじゃってるかも!)
友「おらっ!」ぐりっ
先輩「んっ……! こほっ!」
友(口から水が出てきた! 何やってんのよもぉ~!)
先輩「……」
友「もー無理して!」
友(……息してない! 水飲んじゃってるかも!)
友「おらっ!」ぐりっ
先輩「んっ……! こほっ!」
友(口から水が出てきた! 何やってんのよもぉ~!)
115: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/02(月) 21:17:19.09 :3su4nor90
先輩「……」しーん
友「息はまだ戻ってこないか……!」
後輩「友先輩! 係の人呼んでき……」
友「すぅぅ……はむっ」
後輩「……!!」
友「……」
先輩「ん……」
友「あっ! 意識戻った……?」
先輩「……」しーん
友「息はまだ戻ってこないか……!」
後輩「友先輩! 係の人呼んでき……」
友「すぅぅ……はむっ」
後輩「……!!」
友「……」
先輩「ん……」
友「あっ! 意識戻った……?」
116: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/02(月) 21:17:59.01 :3su4nor90
先輩「友……? ど、どうして私」
友「バカね、無理するからよ」
先輩「……?」
後輩「せ、先輩……!」
先輩「え!? 私、ウォータースライダー……」
友「したわよ。それで現在に至るわけ」
先輩(ど、どういうこと……?)
先輩「友……? ど、どうして私」
友「バカね、無理するからよ」
先輩「……?」
後輩「せ、先輩……!」
先輩「え!? 私、ウォータースライダー……」
友「したわよ。それで現在に至るわけ」
先輩(ど、どういうこと……?)
119: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/08(日) 21:17:24.38 :EExeq3db0
友「ほんと、あんたと一緒にいると飽きないわね~」
先輩「状況がサッパリ……」
後輩「あ、来てくださってありがとうございました! 大丈夫だったみたいです!」
先輩「?」
友「あんた、溺れたのよ」
先輩「ええっ!?」
友「ほんと、あんたと一緒にいると飽きないわね~」
先輩「状況がサッパリ……」
後輩「あ、来てくださってありがとうございました! 大丈夫だったみたいです!」
先輩「?」
友「あんた、溺れたのよ」
先輩「ええっ!?」
120: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/08(日) 21:20:32.74 :EExeq3db0
後輩「一時はどうなるかと……」
友「ね~」
先輩「え、えっと……心配かけてごめんなさい……」
友「良いわよ、無事だったんだし」
後輩「そうですっ、本当に無事で良かった……」
先輩(うう。だいぶ心配させちゃったみたいね……)
後輩「一時はどうなるかと……」
友「ね~」
先輩「え、えっと……心配かけてごめんなさい……」
友「良いわよ、無事だったんだし」
後輩「そうですっ、本当に無事で良かった……」
先輩(うう。だいぶ心配させちゃったみたいね……)
121: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/08(日) 21:24:07.00 :EExeq3db0
友「まあまあ! 体調戻ったなら泳ぐわよ~! まだまだプールはこれから!」
後輩「はいっ!」
先輩「え、ええ」
友「流れるプールでゆらゆら気持ちよく泳ぎましょ~」
後輩「はいっ」
先輩「……」
後輩「せ、先輩っ、冷たくて気持ちいいですよ~」
先輩「えっ。あ、そうね」
友「まあまあ! 体調戻ったなら泳ぐわよ~! まだまだプールはこれから!」
後輩「はいっ!」
先輩「え、ええ」
友「流れるプールでゆらゆら気持ちよく泳ぎましょ~」
後輩「はいっ」
先輩「……」
後輩「せ、先輩っ、冷たくて気持ちいいですよ~」
先輩「えっ。あ、そうね」
122: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/08(日) 21:26:23.69 :EExeq3db0
先輩「……」
先輩(沈んでる私に気を遣ってくれてる……なんて優しいのかしら)
先輩「後輩ちゃん」
後輩「は、はい?」
先輩「ありがとう」
後輩「えっ?」
先輩「ううん、気にしないで」
後輩「? ……わかりましたっ」
先輩「……」
先輩(沈んでる私に気を遣ってくれてる……なんて優しいのかしら)
先輩「後輩ちゃん」
後輩「は、はい?」
先輩「ありがとう」
後輩「えっ?」
先輩「ううん、気にしないで」
後輩「? ……わかりましたっ」
123: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/08(日) 21:29:56.32 :EExeq3db0
友「あ~動かなくてもスイスイ行くわね~」
先輩「ほんと、友は気持ちよく泳ぐわね……」
友「ふふん、褒め言葉ありがと」
後輩「せ、先輩たちっ! はやいです~」
先輩「あら! ごめんなさい、先に行っちゃって……」
ぎゅっ
先輩「!?」
後輩「ぷはっ…… ハッ! ごめんなさい」
先輩「……」
友(うわ、嬉しさの余り固まってる)
友「あ~動かなくてもスイスイ行くわね~」
先輩「ほんと、友は気持ちよく泳ぐわね……」
友「ふふん、褒め言葉ありがと」
後輩「せ、先輩たちっ! はやいです~」
先輩「あら! ごめんなさい、先に行っちゃって……」
ぎゅっ
先輩「!?」
後輩「ぷはっ…… ハッ! ごめんなさい」
先輩「……」
友(うわ、嬉しさの余り固まってる)
124: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/08(日) 21:33:12.96 :EExeq3db0
後輩「せ、先輩……?」
先輩「!」(近っ! 上目遣いっ! 水着!)
後輩「……」
友(見てられないわ、まったく……)
先輩(生きてて良かった……)ぷか~
友「ちょ、ちょっと!? また溺れる気!?」
後輩「せ、先輩……?」
先輩「!」(近っ! 上目遣いっ! 水着!)
後輩「……」
友(見てられないわ、まったく……)
先輩(生きてて良かった……)ぷか~
友「ちょ、ちょっと!? また溺れる気!?」
125: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/08(日) 21:34:35.10 :EExeq3db0
その後
友「日が沈んできたわね」
先輩「そうね、そろそろ時間かしら」
後輩「ええっ、残念です……」
先輩「ま、また行きましょう?」
後輩「本当ですか!? やったっ♪」
先輩(あなたとなら何度だって行くわ……)
その後
友「日が沈んできたわね」
先輩「そうね、そろそろ時間かしら」
後輩「ええっ、残念です……」
先輩「ま、また行きましょう?」
後輩「本当ですか!? やったっ♪」
先輩(あなたとなら何度だって行くわ……)
126: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/08(日) 21:37:02.05 :EExeq3db0
友「おいっ」
先輩「な、なによ?」
友「誘わなくていいの? アレ」
先輩「えっ……あっ!!
先輩(よ、よし……!)
先輩「あ、あの、後輩ちゃん」
後輩「はい?」
友「おいっ」
先輩「な、なによ?」
友「誘わなくていいの? アレ」
先輩「えっ……あっ!!
先輩(よ、よし……!)
先輩「あ、あの、後輩ちゃん」
後輩「はい?」
127: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/08(日) 21:41:36.63 :EExeq3db0
先輩「近所の夏祭り、知ってる?」
後輩「夏祭り? あの花火とか打ち上がったりする、大きなお祭りのことですか?」
先輩「そ、そう! あ、あのね良かったら一緒に……えっと、予定が空いてたらでいいんだけれど」
後輩「え……」
先輩「だ、ダメかしら……?」
後輩「……」
先輩「も、もちろん! 友もいるわ! 三人で……どうかしら?」
後輩「……」
先輩「近所の夏祭り、知ってる?」
後輩「夏祭り? あの花火とか打ち上がったりする、大きなお祭りのことですか?」
先輩「そ、そう! あ、あのね良かったら一緒に……えっと、予定が空いてたらでいいんだけれど」
後輩「え……」
先輩「だ、ダメかしら……?」
後輩「……」
先輩「も、もちろん! 友もいるわ! 三人で……どうかしら?」
後輩「……」
128: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/08(日) 21:45:42.41 :EExeq3db0
後輩「……あはは、嬉しいですけど」
後輩「違う人と行く予定があるので、遠慮しておきます」
先輩「!!!」
後輩「ぜ、是非お二人で、行ってください」
後輩「誘ってくださったのに、ごめんなさい」
先輩「……」
友(あちゃ~……)
後輩「……あはは、嬉しいですけど」
後輩「違う人と行く予定があるので、遠慮しておきます」
先輩「!!!」
後輩「ぜ、是非お二人で、行ってください」
後輩「誘ってくださったのに、ごめんなさい」
先輩「……」
友(あちゃ~……)
129: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/08(日) 21:50:52.38 :EExeq3db0
先輩「そ、そう……」
友(こりゃちょっと立ち直れなさそうね)
後輩「あの、今日は本当にありがとうございました!」
後輩「泳げるようになれましたし、これで夏の楽しみが一つ増えました!」
後輩「先輩達のおかげですっ」
友「あはは~そりゃどうも~」
先輩「……」
友(……困ったわねぇ)
先輩「そ、そう……」
友(こりゃちょっと立ち直れなさそうね)
後輩「あの、今日は本当にありがとうございました!」
後輩「泳げるようになれましたし、これで夏の楽しみが一つ増えました!」
後輩「先輩達のおかげですっ」
友「あはは~そりゃどうも~」
先輩「……」
友(……困ったわねぇ)
130: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/08(日) 22:11:36.64 :EExeq3db0
帰路
先輩「……」
友「……」
先輩「誰と行くんだと思う?」
友「知らないわよ、聞けば良かったじゃない」
先輩「……そうよね、あんなに予定が入ってたら夏祭りなんて絶対行くわよね」
友「そうね~」
先輩「……男子だったらどうしよう」
友「そうねぇ……」
帰路
先輩「……」
友「……」
先輩「誰と行くんだと思う?」
友「知らないわよ、聞けば良かったじゃない」
先輩「……そうよね、あんなに予定が入ってたら夏祭りなんて絶対行くわよね」
友「そうね~」
先輩「……男子だったらどうしよう」
友「そうねぇ……」
131: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/08(日) 22:17:45.89 :EExeq3db0
先輩「……」うるっ
友「ちょっと、泣かれても困るわよ」
先輩「でも……うう」
友「気持ちはわかるわよ? でももうこれは仕方ないじゃない」
先輩「うん……」
友「とりあえず、夏祭りは楽しみましょ? 花火観たら気分も晴れるといいわね」
先輩「……友」
友「ん?」
先輩「優しい~ううっ……」
友「はいはい……」
先輩「……」うるっ
友「ちょっと、泣かれても困るわよ」
先輩「でも……うう」
友「気持ちはわかるわよ? でももうこれは仕方ないじゃない」
先輩「うん……」
友「とりあえず、夏祭りは楽しみましょ? 花火観たら気分も晴れるといいわね」
先輩「……友」
友「ん?」
先輩「優しい~ううっ……」
友「はいはい……」
137: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/09(月) 20:34:29.86 :FOO/MJa20
夏祭り当日
友「やっほ」
先輩「……」
友「なーによその顔は。もっと楽しそうな顔しなさいよ」
先輩「これが精一杯……」
友「あらそう。……部活以外の休み、ほとんどあんたと会ってる私はどんな気持ちで夏祭りを楽しめば良いのかしら?」
先輩「うっ……」
友「まあ、自然と元気になるわよ。ほら、行くわよ」
先輩「ええ……」
夏祭り当日
友「やっほ」
先輩「……」
友「なーによその顔は。もっと楽しそうな顔しなさいよ」
先輩「これが精一杯……」
友「あらそう。……部活以外の休み、ほとんどあんたと会ってる私はどんな気持ちで夏祭りを楽しめば良いのかしら?」
先輩「うっ……」
友「まあ、自然と元気になるわよ。ほら、行くわよ」
先輩「ええ……」
138: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/09(月) 20:36:03.59 :FOO/MJa20
ガヤガヤ
友「ひゃー! 今年も大盛況ね」
先輩「そうね」
友「はぐれないでよ?」
先輩「だ、大丈夫よ」
友「毎年、絶対はぐれてるのに?」
先輩「……頑張るわ」
ガヤガヤ
友「ひゃー! 今年も大盛況ね」
先輩「そうね」
友「はぐれないでよ?」
先輩「だ、大丈夫よ」
友「毎年、絶対はぐれてるのに?」
先輩「……頑張るわ」
139: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/09(月) 20:37:07.35 :FOO/MJa20
友「はぐれない年があってもいいと思うんだけどね~」
先輩「あなたが人混みをスイスイいっちゃうからじゃない」
友「あんたがノロいのよ~」
先輩「私が浴衣だからってのもあるでしょ」
友「そうね。私は浴衣着ないしね」
先輩「少しは気を遣ってほしい」
友「うん、考えとく!」
先輩(絶対ウソ……)
友「はぐれない年があってもいいと思うんだけどね~」
先輩「あなたが人混みをスイスイいっちゃうからじゃない」
友「あんたがノロいのよ~」
先輩「私が浴衣だからってのもあるでしょ」
友「そうね。私は浴衣着ないしね」
先輩「少しは気を遣ってほしい」
友「うん、考えとく!」
先輩(絶対ウソ……)
140: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/09(月) 20:37:44.06 :FOO/MJa20
友「さ~て、一番の混みポイントの大通り」
先輩「うう……」
友「準備はいい? 行くわよ~」
先輩「頑張る」
友「……よっと、いないと思ったら背の低い子どもとかがいて危なっかしいわね」
先輩「……」
友(無心で避けてるわね)
友「さ~て、一番の混みポイントの大通り」
先輩「うう……」
友「準備はいい? 行くわよ~」
先輩「頑張る」
友「……よっと、いないと思ったら背の低い子どもとかがいて危なっかしいわね」
先輩「……」
友(無心で避けてるわね)
141: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/09(月) 20:38:37.74 :FOO/MJa20
友「お、今回はまだはぐれてない」
先輩「私をなんだと思ってるのよ……」
友「アハハ」
先輩「………?」
先輩(あれは、後輩ちゃん……!?)
先輩「後輩ちゃん!」
後輩「……」
先輩(聞こえてない……!)
先輩「はぁ……あ、アレ?」
友「よっし、通れた~! ……ってあら?」
友「……」
先輩「またはぐれた……」
友「……またはぐれたか」
友「お、今回はまだはぐれてない」
先輩「私をなんだと思ってるのよ……」
友「アハハ」
先輩「………?」
先輩(あれは、後輩ちゃん……!?)
先輩「後輩ちゃん!」
後輩「……」
先輩(聞こえてない……!)
先輩「はぁ……あ、アレ?」
友「よっし、通れた~! ……ってあら?」
友「……」
先輩「またはぐれた……」
友「……またはぐれたか」
143: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/30(月) 22:58:12.44 :C3A9H+Yv0
先輩「ど、どうしよ……」
ピロリン♪
先輩「ん……友からだわ」
友『いつものとこ集合』
先輩「な、なるほど……それならわかるわね」
先輩「とりあえず向かいましょう」
先輩(それにしても、後輩ちゃん……)
先輩(誰と一緒にいたのかしら……)
先輩「ど、どうしよ……」
ピロリン♪
先輩「ん……友からだわ」
友『いつものとこ集合』
先輩「な、なるほど……それならわかるわね」
先輩「とりあえず向かいましょう」
先輩(それにしても、後輩ちゃん……)
先輩(誰と一緒にいたのかしら……)
144: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/30(月) 23:02:07.43 :C3A9H+Yv0
先輩(男だったらどうしよう)
先輩「……ふふ」
先輩(当たり前よね、彼女は大人気)
先輩(とっても愛され体質の、女の子なんだから……)
先輩「はぁ……」
先輩(花火を見て、スッキリするといいんだけれど)
先輩(……できるかしら)
先輩(男だったらどうしよう)
先輩「……ふふ」
先輩(当たり前よね、彼女は大人気)
先輩(とっても愛され体質の、女の子なんだから……)
先輩「はぁ……」
先輩(花火を見て、スッキリするといいんだけれど)
先輩(……できるかしら)
145: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/30(月) 23:05:20.24 :C3A9H+Yv0
先輩「はぁはぁはぁ……」
先輩(やっぱり、浴衣でここまで来るのはキツイわね)
先輩「友はとっくに着いてるだろうけど……ん?」
先輩(あれって……)
先輩「……」
先輩(後輩ちゃん!?)
先輩「はぁはぁはぁ……」
先輩(やっぱり、浴衣でここまで来るのはキツイわね)
先輩「友はとっくに着いてるだろうけど……ん?」
先輩(あれって……)
先輩「……」
先輩(後輩ちゃん!?)
146: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/30(月) 23:10:28.26 :C3A9H+Yv0
後輩「……」
友「……」
先輩「えっと……あ、あれ?」
友「あー……グッドタイミングで来たわね」
先輩「え、ど、どういうこと?」
先輩(……というか)
先輩(どういう状況?)
後輩「……」
友「……」
先輩「えっと……あ、あれ?」
友「あー……グッドタイミングで来たわね」
先輩「え、ど、どういうこと?」
先輩(……というか)
先輩(どういう状況?)
147: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/30(月) 23:14:13.50 :C3A9H+Yv0
友「とりあえず、私は席外すわ……」
先輩「えっ!?」
友「……まあ、わかるから。またね」
先輩「ど、どういうこと……? ちょ、ちょっと!」
先輩(……行っちゃった……)
後輩「……」
先輩「え、えっと。久しぶり、後輩ちゃん」
友「とりあえず、私は席外すわ……」
先輩「えっ!?」
友「……まあ、わかるから。またね」
先輩「ど、どういうこと……? ちょ、ちょっと!」
先輩(……行っちゃった……)
後輩「……」
先輩「え、えっと。久しぶり、後輩ちゃん」
148: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/30(月) 23:17:16.68 :C3A9H+Yv0
後輩「……」
先輩「……」
後輩「……」
先輩「……」
後輩「……」
先輩(……何故か気まずい)
後輩「……」
先輩「……」
後輩「……」
先輩「……」
後輩「……」
先輩(……何故か気まずい)
149: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/30(月) 23:24:49.85 :C3A9H+Yv0
後輩「……先輩」
先輩「ん?! は、はい??」
後輩「……先輩は、友先輩と、付き合ってるんですか?」
先輩「へっ!? つ、付き合ってる?!」
後輩「……」
先輩「そ、そんなことあるわけないじゃない。友達よ、友達」
後輩「……でも、先輩と友先輩は、とっても仲良しで、たくさんお話して……」
先輩「……」
後輩「こんなところに、二人で一緒にいるなんて……」ポロポロッ
先輩「こ、後輩ちゃん!?」(泣いてる!?)
後輩「……先輩」
先輩「ん?! は、はい??」
後輩「……先輩は、友先輩と、付き合ってるんですか?」
先輩「へっ!? つ、付き合ってる?!」
後輩「……」
先輩「そ、そんなことあるわけないじゃない。友達よ、友達」
後輩「……でも、先輩と友先輩は、とっても仲良しで、たくさんお話して……」
先輩「……」
後輩「こんなところに、二人で一緒にいるなんて……」ポロポロッ
先輩「こ、後輩ちゃん!?」(泣いてる!?)
150: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/30(月) 23:26:33.97 :C3A9H+Yv0
後輩「恋人じゃないですかっ!」
先輩「こ、恋人じゃない!」
後輩「じゃあ、なんですか!?」
先輩「し、親友よ! 友とは!」
後輩「じゃあ、先輩には恋人はいないんですか!?」
先輩「い、いないわ! 生まれてこの方一度も!」
後輩「……じゃあ、私と付き合ってください!」
先輩「………………」
先輩「………………へ!?」
後輩「恋人じゃないですかっ!」
先輩「こ、恋人じゃない!」
後輩「じゃあ、なんですか!?」
先輩「し、親友よ! 友とは!」
後輩「じゃあ、先輩には恋人はいないんですか!?」
先輩「い、いないわ! 生まれてこの方一度も!」
後輩「……じゃあ、私と付き合ってください!」
先輩「………………」
先輩「………………へ!?」
151: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/30(月) 23:30:24.79 :C3A9H+Yv0
後輩「私、ずっと先輩のことが好きでした」
後輩「初めてハンカチを拾ってくれたあの日からずっと」
後輩「先輩のことがずっと頭から離れなくって」
後輩「でも、こんなこと言われたら嫌われちゃうかもしれないと思って……」
後輩「そんな私にずっと優しくしてくれて」
後輩「勘違いするくらい、私舞い上がって……」
後輩「……ううぅ」ポロポロポロポロ
後輩「私、ずっと先輩のことが好きでした」
後輩「初めてハンカチを拾ってくれたあの日からずっと」
後輩「先輩のことがずっと頭から離れなくって」
後輩「でも、こんなこと言われたら嫌われちゃうかもしれないと思って……」
後輩「そんな私にずっと優しくしてくれて」
後輩「勘違いするくらい、私舞い上がって……」
後輩「……ううぅ」ポロポロポロポロ
152: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/30(月) 23:33:25.96 :C3A9H+Yv0
先輩「こ、後輩ちゃん……」
後輩「ごめんなさい、気持ち悪いですよね……こんなこと、急に言われたら」
後輩「先輩の前では、良い子にしてようと思ってたのに……できなかった……な……」
後輩「ごめんなさい、私は、これで……」
先輩「ま、待って後輩ちゃん!」
後輩「……!」
ヒュ~~~~~~
先輩「わ、私もあなたのこと……!」
先輩「好きよ!」
ドーーーーーーーーン
先輩「こ、後輩ちゃん……」
後輩「ごめんなさい、気持ち悪いですよね……こんなこと、急に言われたら」
後輩「先輩の前では、良い子にしてようと思ってたのに……できなかった……な……」
後輩「ごめんなさい、私は、これで……」
先輩「ま、待って後輩ちゃん!」
後輩「……!」
ヒュ~~~~~~
先輩「わ、私もあなたのこと……!」
先輩「好きよ!」
ドーーーーーーーーン
153: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/09/30(月) 23:35:46.75 :C3A9H+Yv0
後輩「あ……」
先輩「あ……」
後輩「……」
先輩「は、花火、始まっちゃったみたいね……あはは」
後輩「……先輩……」
先輩「……?」
後輩「先輩ぃ~~~~!!!」ぎゅうぅ
先輩「わっ、えっ、ちょっと!?///」
後輩「私も、好きです、好きですっ大好きです~~~~!!」
先輩(ギュってされてるのと気温のせいですっごくクラクラする~~~!)
後輩「あ……」
先輩「あ……」
後輩「……」
先輩「は、花火、始まっちゃったみたいね……あはは」
後輩「……先輩……」
先輩「……?」
後輩「先輩ぃ~~~~!!!」ぎゅうぅ
先輩「わっ、えっ、ちょっと!?///」
後輩「私も、好きです、好きですっ大好きです~~~~!!」
先輩(ギュってされてるのと気温のせいですっごくクラクラする~~~!)
155: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/10/12(土) 21:23:37.34 :z4vAXsnO0
後輩「……」
先輩「……落ち着いた?」
後輩「はい……」
先輩「良かった」
後輩「……はっ! 先輩!」
先輩「な、なに?!」
後輩「花火! 観ないと!」
先輩「えっ!? ああ、そうね!」
後輩「……」
先輩「……落ち着いた?」
後輩「はい……」
先輩「良かった」
後輩「……はっ! 先輩!」
先輩「な、なに?!」
後輩「花火! 観ないと!」
先輩「えっ!? ああ、そうね!」
156: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/10/12(土) 21:52:55.46 :z4vAXsnO0
ドンドンッ
後輩「綺麗……」
先輩「ええ、とっても」
後輩「それにしても、こことっても良く観えますね」
先輩「ええ。穴場なのよ」
後輩「……むむ」
先輩「?」
後輩「友先輩と二人で観ようとしてたんですか?」
先輩「後輩ちゃんと三人で観ようと思ってたのよ? 断られたけど……」
先輩「そういえば、一緒に来た子のこと、いいの?」
ドンドンッ
後輩「綺麗……」
先輩「ええ、とっても」
後輩「それにしても、こことっても良く観えますね」
先輩「ええ。穴場なのよ」
後輩「……むむ」
先輩「?」
後輩「友先輩と二人で観ようとしてたんですか?」
先輩「後輩ちゃんと三人で観ようと思ってたのよ? 断られたけど……」
先輩「そういえば、一緒に来た子のこと、いいの?」
157: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/10/12(土) 21:55:55.15 :z4vAXsnO0
後輩「それは……」
先輩「うん」
後輩「嘘、だったんです」
先輩「えっ」
後輩「先輩と友先輩が仲良くって、私はお邪魔かなと思って」
後輩「それで、断るために嘘ついちゃいました」
先輩「そ、そうだったの……」
後輩「ごめんなさい……」
先輩「ううん、いいわ」
先輩「今こうして、二人で観れてるんですもの」
後輩「それは……」
先輩「うん」
後輩「嘘、だったんです」
先輩「えっ」
後輩「先輩と友先輩が仲良くって、私はお邪魔かなと思って」
後輩「それで、断るために嘘ついちゃいました」
先輩「そ、そうだったの……」
後輩「ごめんなさい……」
先輩「ううん、いいわ」
先輩「今こうして、二人で観れてるんですもの」
158: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/10/12(土) 22:02:38.58 :z4vAXsnO0
先輩(友には謝っとかないとね……)
後輩「えへへ」
先輩「それにしても、両想いだったなんて信じられないわ」
後輩「私もですっ」
先輩「ふふっ」
後輩「先輩、もっと、近くにいってもいいですか?」
先輩「ええ、もちろん」
後輩「やったっ。……」
先輩(幸せね……)
先輩(友には謝っとかないとね……)
後輩「えへへ」
先輩「それにしても、両想いだったなんて信じられないわ」
後輩「私もですっ」
先輩「ふふっ」
後輩「先輩、もっと、近くにいってもいいですか?」
先輩「ええ、もちろん」
後輩「やったっ。……」
先輩(幸せね……)
159: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/10/12(土) 22:10:56.33 :z4vAXsnO0
先輩「……」なでなで
後輩「はひっ!?///」
先輩「あ、ごめんなさい。可愛くってつい」
後輩「はわわ……すっごくドキドキしました」
後輩「好きな人に頭撫でられるのって、凄く落ち着きますね」
先輩「は、恥ずかしいこと言わないで……」
後輩「えへへ、ごめんなさいっ」
先輩「……」なでなで
後輩「はひっ!?///」
先輩「あ、ごめんなさい。可愛くってつい」
後輩「はわわ……すっごくドキドキしました」
後輩「好きな人に頭撫でられるのって、凄く落ち着きますね」
先輩「は、恥ずかしいこと言わないで……」
後輩「えへへ、ごめんなさいっ」
160: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/10/12(土) 22:38:27.13 :z4vAXsnO0
先輩(この娘は本当に可愛い……)
先輩(ぎゅううってしたい)
後輩「……そういえば、浴衣、似合ってますか?」
先輩「ああ、暗くてよく見えてなかったわ……ちょっと明かりのあるところに行きましょう」
後輩「はいっ」
先輩「……」
後輩「……」
先輩(どうしよう、可愛すぎて言葉が出ない)
後輩「ど、どうですか?」
先輩(この娘は本当に可愛い……)
先輩(ぎゅううってしたい)
後輩「……そういえば、浴衣、似合ってますか?」
先輩「ああ、暗くてよく見えてなかったわ……ちょっと明かりのあるところに行きましょう」
後輩「はいっ」
先輩「……」
後輩「……」
先輩(どうしよう、可愛すぎて言葉が出ない)
後輩「ど、どうですか?」
161: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/10/12(土) 22:42:00.18 :z4vAXsnO0
先輩「す……」
後輩「?」
先輩「……す、すき……」
後輩「……すき?」
先輩 コクコク
後輩「えへへぇ……」
先輩(その照れた顔も、本当に、大好き……)
先輩「す……」
後輩「?」
先輩「……す、すき……」
後輩「……すき?」
先輩 コクコク
後輩「えへへぇ……」
先輩(その照れた顔も、本当に、大好き……)
162: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/10/12(土) 22:45:55.49 :z4vAXsnO0
先輩「後輩ちゃん」
後輩「はい?」
先輩「私達、付き合うってことでいいのかしら?」
後輩「えっ! ……付き合ってくれるんですか?」
先輩「こ、後輩ちゃんが良ければ……」
後輩「もちろんです! ずっと、一緒にいたいです」
先輩「そう。……じゃあ、これから、よろしくね?」
後輩「はいっ! 先輩っ」
先輩「後輩ちゃん」
後輩「はい?」
先輩「私達、付き合うってことでいいのかしら?」
後輩「えっ! ……付き合ってくれるんですか?」
先輩「こ、後輩ちゃんが良ければ……」
後輩「もちろんです! ずっと、一緒にいたいです」
先輩「そう。……じゃあ、これから、よろしくね?」
後輩「はいっ! 先輩っ」
163: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/10/12(土) 22:51:22.12 :z4vAXsnO0
後輩「先輩の浴衣、私すっごく好きです」
先輩「あ、ありがとう」
後輩「好きです、先輩」
先輩「うん、私も……」
後輩「ささ、花火観ましょ!」
先輩「そうね。……って、静かね?」
後輩「あれれ……終わっちゃった?」
先輩「終わったみたいね」
後輩「……あはは、また来年一緒に観ましょっ」
先輩「ええ、もちろん」
後輩「先輩の浴衣、私すっごく好きです」
先輩「あ、ありがとう」
後輩「好きです、先輩」
先輩「うん、私も……」
後輩「ささ、花火観ましょ!」
先輩「そうね。……って、静かね?」
後輩「あれれ……終わっちゃった?」
先輩「終わったみたいね」
後輩「……あはは、また来年一緒に観ましょっ」
先輩「ええ、もちろん」
164: ◆qhZgDsXIyvBi:2019/10/12(土) 23:33:12.94 :z4vAXsnO0
先輩(来年一緒に……)
先輩(これから、一緒にたくさん経験できるのね)
後輩「先輩、帰りましょ?」
先輩「ええ」
後輩「その……」
先輩「?」
後輩「手、握ってもいいですか?」
先輩「! もちろん」
後輩「えへへ……ありがとうございますっ」
ぎゅっ
後輩「ふふっ……」
先輩「うふふ……」
おしまい。
先輩(来年一緒に……)
先輩(これから、一緒にたくさん経験できるのね)
後輩「先輩、帰りましょ?」
先輩「ええ」
後輩「その……」
先輩「?」
後輩「手、握ってもいいですか?」
先輩「! もちろん」
後輩「えへへ……ありがとうございますっ」
ぎゅっ
後輩「ふふっ……」
先輩「うふふ……」
おしまい。






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