俺「...」

陽キャ「死ぬなら学校外でしね！じゃな」

女子「皆カラオケ行こーw」「さんせーい」

・・・

屋上にて俺

俺「...」

回想

陽キャ「はいはいはい！俺君ご開帳～～！」ズボンブリっ


女子「ぎゃははははwやめたげてww...あはははは！」

陽キャ「小さすぎおまえちんこ！女と付き合えないじゃん！」

女子「てか、こいつ顔の時点で無理やろw」

陰キャ男女「カワイソーw...くすくす...」

俺「」

俺「これで、終わる　遺書は書かないけど...屋上で飛び降り。なにか感じ取ってくれるはずだ。学校は...」


ふっ


どん！！！！！

俺「...！」

鬼「起きたか」

俺「ここは...」

鬼「地獄だよ。おまえ自殺したからな」

俺「俺は、いじめられて、つい...」

鬼「なにがついだ、馬鹿野郎。これみてみろや」

俺「えっ」

俺の親「俺は誰かにいじめられて自殺したんです！認めてください！！」

校長先生「とは言ってもですねえ...遺書に残されていないんですわ」

親「何かを恐れていたんです！お願いします！もっと捜査を！」

教頭「...ウイルス性の高熱。かもしれません」

親「はぁ！？」

校長先生「そう...高熱で周りが見えずに飛び降りた。そう解釈も取れますな」

親「はぁぁぁぁぁあ！？」

教頭「俺君の体調管理をできず、誠に申し訳ない」

親「あ...あ...」

親「...」とぼとぼ

陰キャ「あれって俺君のお母さんじゃねw」
「まじじゃん！」「やべー気まずい」

陰キャ女子「カワイソw」「いじめって認められないらしいよ？」「えー酷w」

親「...」とぼとぼ

陽キャ「あぶねえええええ！俺君に俺たち、社会的に殺されるとこだったよおおお...!」

女子「俺君の親が偉かったら不味かったけど、パートの片親みたいだし　安心かなw」

・・・

俺「なんだこれは！！！！」

鬼「そう。キミが自殺した結果こうなったんだ」

俺「おれは、許せない！！！おれは！！！こんなけっかになるなんて！！」

鬼「本当に気付いてなかったのか？馬鹿だな」

俺「なんだと！！！」

鬼「だいたい、片親に迷惑かけておいてまずは"申し訳ない"だろう」

俺「てめ！！！！！」

鬼「俺に怒るなよ。閻魔様のところに行くぞ」

俺「え」

鬼「情状酌量で生まれかわりになるかも。もしそれでスズメバチにでもなれば思い切り刺し殺してこいよ」

俺「...」

・・・

閻魔「ほう、こいつが今日のかわいそうな少年。か」

鬼「盛大な慈悲を」

閻魔「よかろう。地獄行き」

俺「え！？！？」

閻魔「世の中には流れ弾で死ぬ不幸な人間もおる。それに比べれば、おまえなど...」

俺「待って、待って待って待って」

閻魔「自殺は無限地獄だったな...ほい」

俺「うわあああああ」

現世十年後

陽キャ「ばぶーwお父ちゃんですよぉw」

赤キャ「おぎゃーーー！」

妻「ふふ、幸せになれてよかったわねえ」

陽キャ「ああ、人を殺した時はどうなるかと思ったが、案外大したことねえw」

fin.