桃「......」ｽｯ
ミカン「なんか部屋着っぽいわ」
桃「......」ﾁﾗｯ
ミカン「センスが謎だわ」
桃「......」ｻｯ
ミカン「クソダサマウンテンだわ」

ミカン「もう最初の服でいいんじゃないかしら」

桃「......」

桃「その服貸して」ｺﾞｯ

ミカン「この人チカンです！」ｷｬ-

ﾜﾁｬﾜﾁｬｲﾔﾝﾓﾓﾔﾒﾃ-

ミカン「はぁはぁ、剥ぎ取らなくても口で言えば貸すわよ....」

桃「ごめん....ん？」

服が乱れたミカン「はぁはぁ、何？」

桃「ごくり....」

桃「ねぇミカン」ｽﾞｲｯ

ミカン「え、その顔はどういう顔かしら？」

桃「ごめん」

ミカン「え、ちょっと」

桃「ミカンが悪いんだよ」ﾁｭｯ

ミカン「桃....だめっ....///」









シャミ子（まぞくの勘が言っています。何か良くないことが起きていると）

二時間後

ミカン「次やったら怒るからね....」

桃「ごめん」

ミカン「私達もうそういう関係じゃないのよ」

桃「ごめんなさい」ｼｭﾝ

ミカン「......」

ミカン「どうしてもシャミ子に手を出してしまいそうになったら、私が相手をしてやってもいいわよ」

桃「ミカン....！」ﾊﾟｱｯ

ミカン（私もまだまだ甘いわね）

桃「あの、それで、服貸してくれるかな？」

ミカン「持って行きなさい、もう今更剥がれる服もないわ」

桃「ありがとうミカン！急いで準備しなきゃ」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

ミカン「私は桃が残していった服でも着ようかしら....クソダサマウンテンだけど仕方ないわ」

桃「ミカン、デートコースはどうしよう」

ミカン「あのね、昔別れた女にそんなの聞かないでくれるかしら」

桃「ご、ごめん」

ミカン「シャミ子から誘ってきたんだし、きっとシャミ子が計画を立ててくれてるわよ」

シャミ子「よく来たな魔法少女！」

桃「誘ってくれてありがとう」

シャミ子（決闘に誘われて感謝とは！戦闘民族ですか！？）

桃「どこに行く？」

シャミ子「え、あの、それは、ここ？」

桃「もしかして計画立ててないの？」

シャミ子「計画必要でしたか....流れでいけるかと」

桃「はぁ」

桃（仕方ない。昔ミカンとデートした時のことを思い出した、それを参考にシャミ子と遊ぼう）

デート（決闘）終了後

シャミ子（お金なくなったけど今日はとても楽しかったです）

シャミ子（桃はエスコートが上手くてかっこよかったです///　可愛いのにカッコいい♡）

シャミ子（そうだ夏休みはバイトして、桃に何かプレゼントしようかな）ﾜｸﾜｸ

桃（なんとかデートを乗り切った。まさかシャミ子が決闘するつもりだったなんて）

桃「ミカン、ただいま」ｶﾞﾁｬ

ミカン「おかえり」

桃「今日は本当に助かったよ」

ミカン「感謝しなさいよね。....あれ？その髪留め」

桃「あ、これ気付いた？シャミ子が買ってくれたんだ。似合ってる....かな？」ﾃﾚｯﾃﾚｯ

ミカン「ふーん....そうなの」

ミカン「似合ってて可愛いと思うわ」

桃「それはよかった」ﾆｺﾆｺ

ミカン（あんな嬉しそうにして、なんかムカつくかしら。ちょっと意地悪してあげるわ）

ミカン「それにしても今日は暑いわね」ﾇｷﾞｯ

桃「！」ﾋﾟｸｯ

ミカン「ちょっとはしたないけど、スカートも脱ごうかしら。桃しか居ないし大丈夫よね」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

桃「......」ﾁﾗﾁﾗ

ミカン（ふふ、見てる見てる）

ミカン「桃、首の後ろにゴミが付いてるわよ？」

桃「え、どこ？」ｱｾｱｾ

ミカン「取ってあげるわ」ﾑｷﾞｭ

桃（ミ、ミカンの柔らかお胸が背中に！？）

ミカン「あれ～？なかなか取れないわね」ﾑﾆｭ

桃（いい匂いがする、マシュマロみたいな感触がすごく伝わる///）ｶｱｱ

ミカン「あっ、取れたわ」ｷﾞｭ-

桃「な、なんでミカンは抱き付いてきてるのかな？」

ミカン「あら、ダメだったかしら？」

桃「ダメというわけではないんだけど」

ミカン「だったらいいじゃない。私もたまには人の体温を感じたいのよ」

桃（まずい、これ以上は私が耐えられないかも）ﾄﾞｷﾝﾄﾞｷﾝ

ミカン「桃、どきどきしてるの？」

桃「！」

ミカン「心臓の音が聞こえるわ」

桃「いや、これは」

ミカン（桃は耳を舐められるのが好きなのよね。ふふ、気持ちよくしてあげるわ）

ミカン「桃、興奮してるでしょ？」ﾊﾟｸｯ

桃「～～っっ！！」ｿﾞｸｿﾞｸ

ミカン「んっ、気持ちいい？」

桃「や、やめてミカン、あっ....耳、弱いから....っ....」ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ

ミカン「じゃあやめるわね！」ｻｯ

桃「えっ....」

ミカン「やめてって言うからやめたのよ？」ﾆｺﾆｺ

桃「......」ｷﾞﾘｯ

ミカン（桃かわいい）

桃「....ミカンが悪いんだよ」ｶﾞｼｯ

ミカン「やっ、桃....///」

桃「えっちな体で誘ってくるから....」ﾓﾓﾝﾓﾓﾝ

ミカン（桃チョロくてかわいい～♡）







シャミ子「何か....とんでもないことが起きているような....」

翌日

ミカン「まったくすぐ襲ってくるんだから」

桃「ごめん、本当にごめん」

ミカン「いいわよ。私もちょっと意地悪しちゃったのがいけなかったわ」

桃（思わずミカンとヤってしまった）

桃（今の私にはシャミ子が居るんだ。ちゃんとしないと）

ミカン（そのうちヨリを戻せるかしらね）

ミカン（キスマークも付けてやったし、楽しみね）

シャミ子「おはようございます桃」

桃「おはようシャミ子」

シャミ子「....桃どうしたんですか！？」

桃「何が？」

シャミ子「首に痣が！」

桃「あっ....」ﾊﾞｯ

桃（ミ、ミカン～！！）

シャミ子「あ、鎖骨の辺りにも痣が....」

桃「こ、これはなんでもないの、シャミ子は気にしなくていいから！」

シャミ子「でも私心配です！」

ミカン「おはよう二人とも」

シャミ子「あ、おはようございます！」

桃「お、おはよう」

シャミ子「ミカンさん聞いてください！桃の体に痣が！」

桃「ちょっ、シャミ子！」

ミカン「あら、本当」ﾆﾔﾆﾔ

桃（わかってるくせに....！）

桃「筋トレで少しぶつけただけ。何も問題ない」

シャミ子「そうなんですか～」

シャミ子「でも筋トレでそんなところぶつけますか？」

桃「いや、案外ぶつけるんだよこれが──きゃっ」ﾋﾞｸﾝ

シャミ子「桃？」ｷｮﾄﾝ

シャミ子（何いまの「きゃっ」って、桃かわいい）

桃「な、なんでもない....っ」ﾋﾟｸｯ

桃（ミ、ミカン....やめっ....あっ）ﾋﾞｸﾋﾞｸ

ミカン（ふふふ、シャミ子から見えてないから大丈夫よ）ｸﾁｭｸﾁｭ

桃（だからって後ろから、あそこを弄ってくるなんて）ﾊｧﾊｧ

ミカン（桃が声を我慢すればいいのよ）

桃（そんな....んっ、無茶苦茶な....あ....んっ）ﾋﾞｸｯﾋﾞｸｯ

桃「ミカン....っ！」ﾊﾟｼｯ

ミカン「あら、ごめんなさい」ﾆﾔｯ

シャミ子「？」

シャミ子「そういえば急がないと遅刻しますし、行きましょうか」

ミカン「ええそうね」

桃「う、うん」

ミカン「ねぇ桃、疼いて収まらないでしょ？」ｺｿｺｿ

桃「......」ｶｧｧｧ///

ミカン「お昼休みに相手してあげるわね♡」ｺｿｺｿ

シャミ子「二人とも早く行きましょう～！」

桃「わかってるよ」

ミカン「はーい」

シャミ子「あの桃、今日桃の家に行っていいですか？」

桃「え、まあ、いいけど、何するの？」

シャミ子「今は秘密です！」

シャミ子（ククク、美味しい夕飯を作って籠絡してやるぞ！　まずは胃袋から掴め作戦です！）

シャミ子「今日も特訓頑張りましょうね！」

桃「....うん！」

ミカン「頑張ってねシャミ子！桃！」

シャミ子「はい！」





頑張れシャミ子！急いで夜に強いまぞくにならないと、桃さんが寝取られて、取り返しのつかないことになるぞ！

完

シャミ子ならいつか寝取り返すでしょう

おしまい