1: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:04:11.26 :uu3idbaKO
卒業式の後
音ノ木坂学院 アイドル研究部 部室
穂乃果「私、高坂穂乃果!音ノ木坂に通う高校2年!
今日は3年生を見送る卒業式!の、はずだったんだけど、
次回ラブライブ大会がドームで開催されるかもしれないというニュースを聞いて…」
理事長「やっぱりここね」
ことり「お母さん?!」
絵里 「理事長!」
理事長「その顔は聞いたみたいね、次のラブライブのこと」
穂乃果「あ、はい。本当にやるんですか? ドームで?」
卒業式の後
音ノ木坂学院 アイドル研究部 部室
穂乃果「私、高坂穂乃果!音ノ木坂に通う高校2年!
今日は3年生を見送る卒業式!の、はずだったんだけど、
次回ラブライブ大会がドームで開催されるかもしれないというニュースを聞いて…」
理事長「やっぱりここね」
ことり「お母さん?!」
絵里 「理事長!」
理事長「その顔は聞いたみたいね、次のラブライブのこと」
穂乃果「あ、はい。本当にやるんですか? ドームで?」
2: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:05:31.33 :uu3idbaKO
理事長「まだ確定では無いけどね。だからその実現に向けて、
前回の大会優勝者のあなた達に協力して欲しいって、今知らせが来たわ」
真姫 「それって、まさか…」
穂乃果「うわ… まさか!」
理事長「μ'sにニューヨークでライブをして欲しいってオファーよ」
みんな「ニューヨークー?!」
理事長「まだ確定では無いけどね。だからその実現に向けて、
前回の大会優勝者のあなた達に協力して欲しいって、今知らせが来たわ」
真姫 「それって、まさか…」
穂乃果「うわ… まさか!」
理事長「μ'sにニューヨークでライブをして欲しいってオファーよ」
みんな「ニューヨークー?!」
3: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:06:46.33 :uu3idbaKO
穂乃果「ニューヨーク…… ってどこ?///」
真姫 「アメリカよ」マキマキ
ことり「エンターテイメントの中心地だよね」
にこ 「大きくでたわね…」
花陽 「うう… 私は外国に行ったことないので怖いです…」
凛 「凛も! 英語できないし…」
海未 「あわわわわ… 外国なんて危険です!」
理事長「オファーを受けるか考えてみてね。あまり時間は無いけど」バタン
穂乃果「ニューヨーク…… ってどこ?///」
真姫 「アメリカよ」マキマキ
ことり「エンターテイメントの中心地だよね」
にこ 「大きくでたわね…」
花陽 「うう… 私は外国に行ったことないので怖いです…」
凛 「凛も! 英語できないし…」
海未 「あわわわわ… 外国なんて危険です!」
理事長「オファーを受けるか考えてみてね。あまり時間は無いけど」バタン
4: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:07:26.23 :uu3idbaKO
ことり「どうする? 穂乃果ちゃん…?」
穂乃果「まだこのメンバーで、μ’sでライブできるならやりたい。
でも外国に行くのは正直不安…」
みんな「……」
希 「なら、うちにまかしとき!」
穂乃果「希ちゃん!」
希 「うちは海外旅行経験豊富やから、みんなをエスコートしたる」
海未 「希は南極にも行ったことが有るのでしたね」
ことり「すごい!」
ことり「どうする? 穂乃果ちゃん…?」
穂乃果「まだこのメンバーで、μ’sでライブできるならやりたい。
でも外国に行くのは正直不安…」
みんな「……」
希 「なら、うちにまかしとき!」
穂乃果「希ちゃん!」
希 「うちは海外旅行経験豊富やから、みんなをエスコートしたる」
海未 「希は南極にも行ったことが有るのでしたね」
ことり「すごい!」
5: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:08:25.83 :uu3idbaKO
希 「えりちと真姫ちゃんも海外経験豊富やから大丈夫やろ」
絵里 「そうね、私はロシアと日本を何度も行き来してるし」
真姫 「私も問題無いわ」マキマキ
にこ 「自慢?!」
真姫 「違うわよ!」
凛 「みんなが一緒だったら心強いにゃ」
花陽 「うん、そうだね」
穂乃果「よーし! ニューヨークでも最高のライブをしよう!」
みんな「おー!」
希 「えりちと真姫ちゃんも海外経験豊富やから大丈夫やろ」
絵里 「そうね、私はロシアと日本を何度も行き来してるし」
真姫 「私も問題無いわ」マキマキ
にこ 「自慢?!」
真姫 「違うわよ!」
凛 「みんなが一緒だったら心強いにゃ」
花陽 「うん、そうだね」
穂乃果「よーし! ニューヨークでも最高のライブをしよう!」
みんな「おー!」
6: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:09:10.65 :uu3idbaKO
穂乃果「で、どうすればいいんだっけ?」
海未 「穂乃果…」がっくし
希 「まず、みんな親御さんに許可をもらうのが先やな、未成年やし。
あとパスポート持ってるかも確認してや」
凛 「パスポートってなに?」
希 「パスポートは自分の国の政府が海外に渡航する人の国籍や身分を証明する大切な書類や。
現代社会ではこれが無いと国から出ることも入ることもできへん。
あと有効期限も確認してや。有効期限が6ヶ月以上無いと入れてくれない国も有るんや」
穂乃果「で、どうすればいいんだっけ?」
海未 「穂乃果…」がっくし
希 「まず、みんな親御さんに許可をもらうのが先やな、未成年やし。
あとパスポート持ってるかも確認してや」
凛 「パスポートってなに?」
希 「パスポートは自分の国の政府が海外に渡航する人の国籍や身分を証明する大切な書類や。
現代社会ではこれが無いと国から出ることも入ることもできへん。
あと有効期限も確認してや。有効期限が6ヶ月以上無いと入れてくれない国も有るんや」
7: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:09:54.95 :uu3idbaKO
各自、自分の家に電話をする。
穂乃果『もしもしー? あ、おかあさーん?
今月ニューヨークに行って良い?』
穂乃果ママ『入浴? 銭湯なら勝手に行けば良いじゃない』
穂乃果『違うよニューヨークだよ、アメリカだよ!』
穂乃果ママ『アメリカ?! ちょっと何言ってるの!』
穂乃果『かくかくしかじかでー』
穂乃果ママ『μ’sメンバーだけで行くの?! 危ないじゃない! おとうさーん!......』
各自、自分の家に電話をする。
穂乃果『もしもしー? あ、おかあさーん?
今月ニューヨークに行って良い?』
穂乃果ママ『入浴? 銭湯なら勝手に行けば良いじゃない』
穂乃果『違うよニューヨークだよ、アメリカだよ!』
穂乃果ママ『アメリカ?! ちょっと何言ってるの!』
穂乃果『かくかくしかじかでー』
穂乃果ママ『μ’sメンバーだけで行くの?! 危ないじゃない! おとうさーん!......』
8: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:10:26.48 :uu3idbaKO
穂乃果「……めんどくさいことになってる」
希 「実際、未成年だけで外国に行くのは危険や。まったくお勧めできへん。
うちらはアニメやから行くけど、これを読んでる人達は未成年だけで外国に行こうと
思わんといてな」
穂乃果「希ちゃん、誰に向かって言ってるの?」
穂乃果「……めんどくさいことになってる」
希 「実際、未成年だけで外国に行くのは危険や。まったくお勧めできへん。
うちらはアニメやから行くけど、これを読んでる人達は未成年だけで外国に行こうと
思わんといてな」
穂乃果「希ちゃん、誰に向かって言ってるの?」
9: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:11:24.43 :uu3idbaKO
―――――――――――――――――――――――――――――――-
結局、各自親の許可を得ることができた。しかし…
凛 「希ちゃ~ん! 凛、パスポート持ってなかったにゃ~!」泣
希 「焦らんでええ、今から申請しよ」
凛 「どうすればいいの?」
希 「写真とか戸籍謄本とかの必要書類を揃えて、各都道府県の窓口に申請すればええ。
必要書類や申請場所はググればわかるで。だいたい申請から1週間で取得できるんや」
凛 「わかったにゃー!」
―――――――――――――――――――――――――――――――-
結局、各自親の許可を得ることができた。しかし…
凛 「希ちゃ~ん! 凛、パスポート持ってなかったにゃ~!」泣
希 「焦らんでええ、今から申請しよ」
凛 「どうすればいいの?」
希 「写真とか戸籍謄本とかの必要書類を揃えて、各都道府県の窓口に申請すればええ。
必要書類や申請場所はググればわかるで。だいたい申請から1週間で取得できるんや」
凛 「わかったにゃー!」
10: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:12:08.21 :uu3idbaKO
希 「パスポートの有効期限は最大10年と長いから、
急な仕事や旅行で海外に行く可能性の有る人は持ってた方がええな。
申請しても出発までにパスポートを取得できなかったら出国できへんから」
穂乃果「10年かー、じゃあ新婚旅行でもこのパスポート使うかもしれないね」
凛 「し、新婚旅行~?!/// 凛はそんなのまだまだ先だよー…」
絵里 「わからないわよー、この中で一番結婚早いの凛かもしれないし」
ことり「わかるー」
花陽 「凛ちゃんは可愛いから」
凛 「も~!///」
みんな アハハハハ
希 「パスポートの有効期限は最大10年と長いから、
急な仕事や旅行で海外に行く可能性の有る人は持ってた方がええな。
申請しても出発までにパスポートを取得できなかったら出国できへんから」
穂乃果「10年かー、じゃあ新婚旅行でもこのパスポート使うかもしれないね」
凛 「し、新婚旅行~?!/// 凛はそんなのまだまだ先だよー…」
絵里 「わからないわよー、この中で一番結婚早いの凛かもしれないし」
ことり「わかるー」
花陽 「凛ちゃんは可愛いから」
凛 「も~!///」
みんな アハハハハ
11: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:12:48.79 :uu3idbaKO
希 「急いで確認せなあかんかったのは以上や。
今日は卒業式からの急展開やったから、これくらいにして帰ろか」
海未 「他にも準備はたくさん有るのですか?」
希 「そうや。続きはまた明日集まって話そ」
みんな「はーい」
希 「急いで確認せなあかんかったのは以上や。
今日は卒業式からの急展開やったから、これくらいにして帰ろか」
海未 「他にも準備はたくさん有るのですか?」
希 「そうや。続きはまた明日集まって話そ」
みんな「はーい」
12: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:13:34.06 :uu3idbaKO
帰り道
2年生
穂乃果「なんか大変なことになっちゃったね」
海未 「外国でライブなんて不安です…」
ことり「でもきっと楽しいよ!」
海未 「ことりは大胆なところがありますよね。でも外国は犯罪も多いんですよ…」
帰り道
2年生
穂乃果「なんか大変なことになっちゃったね」
海未 「外国でライブなんて不安です…」
ことり「でもきっと楽しいよ!」
海未 「ことりは大胆なところがありますよね。でも外国は犯罪も多いんですよ…」
13: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:14:08.32 :uu3idbaKO
穂乃果「希ちゃんや絵里ちゃん達がいれば大丈夫だよ!」
海未 「そうですが… 穂乃果が迷子になったりしないか心配です…」
穂乃果「そんなー、私だってもう高校生だよ。大丈夫だよ!」
海未 「だったらいいのですが…」
ことり「もうμ’sはおしまいって思ってたのに、絵里ちゃん、希ちゃん、にこちゃんと
もう少し一緒にいられるなんて。μ’sの卒業旅行みたいだよね」
穂乃果「うん!」
穂乃果「希ちゃんや絵里ちゃん達がいれば大丈夫だよ!」
海未 「そうですが… 穂乃果が迷子になったりしないか心配です…」
穂乃果「そんなー、私だってもう高校生だよ。大丈夫だよ!」
海未 「だったらいいのですが…」
ことり「もうμ’sはおしまいって思ってたのに、絵里ちゃん、希ちゃん、にこちゃんと
もう少し一緒にいられるなんて。μ’sの卒業旅行みたいだよね」
穂乃果「うん!」
14: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:14:42.82 :uu3idbaKO
海未 「でも私たちはライブしに行くのですよ? 遊びに行くわけではありません」
穂乃果「そうだったね。私達のライブがラブライブのドーム大会実現に影響するんだよね」
海未 「そういえば、ことり、ライブの衣装は有るのですか?」
ことり「突貫で作るよ❤」
海未 「こう言う時アニメは都合が良いですね」
みんな アハハハハ
海未 「でも私たちはライブしに行くのですよ? 遊びに行くわけではありません」
穂乃果「そうだったね。私達のライブがラブライブのドーム大会実現に影響するんだよね」
海未 「そういえば、ことり、ライブの衣装は有るのですか?」
ことり「突貫で作るよ❤」
海未 「こう言う時アニメは都合が良いですね」
みんな アハハハハ
15: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:15:20.32 :uu3idbaKO
―――――――――――――――――――――――
次の日
音ノ木坂学院
アイドル研究部 部室
希 「みんな集まったようやな」
海未 「次は何をすればいいのですか?」
希 「日程の確認、そして航空券とホテルの手配や。
普通やったら旅行会社のツアーに申し込むか、個人で予約するんやけど、
うちらの場合は向こうからのオファーやからちょっと特殊なケースやな。
オファーの手紙によると、3泊4日の日程で、3日目にライブをするみたいや。
航空券とホテルは向こうで手配してくれるらしい」
―――――――――――――――――――――――
次の日
音ノ木坂学院
アイドル研究部 部室
希 「みんな集まったようやな」
海未 「次は何をすればいいのですか?」
希 「日程の確認、そして航空券とホテルの手配や。
普通やったら旅行会社のツアーに申し込むか、個人で予約するんやけど、
うちらの場合は向こうからのオファーやからちょっと特殊なケースやな。
オファーの手紙によると、3泊4日の日程で、3日目にライブをするみたいや。
航空券とホテルは向こうで手配してくれるらしい」
16: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:16:10.16 :uu3idbaKO
にこ 「じゃあ全部任せていればいいの?」
希 「いや、先方と連絡を取り合った方がええな。
飛行機やホテルの手配ミスってのは結構有るんや。
特にeチケット控えやバウチャーは自分で確認した方がええ」
花陽 「なんですか、それ?」
希 「eチケットは航空券の予約票で、バウチャーはホテルの予約票や。
特に航空券はパスポートのローマ字の名前と航空券の名前が一字でも違ったら
乗せてくれへんのや」
海未 「そんなに厳しいのですね…」
にこ 「じゃあ全部任せていればいいの?」
希 「いや、先方と連絡を取り合った方がええな。
飛行機やホテルの手配ミスってのは結構有るんや。
特にeチケット控えやバウチャーは自分で確認した方がええ」
花陽 「なんですか、それ?」
希 「eチケットは航空券の予約票で、バウチャーはホテルの予約票や。
特に航空券はパスポートのローマ字の名前と航空券の名前が一字でも違ったら
乗せてくれへんのや」
海未 「そんなに厳しいのですね…」
17: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:16:51.53 :uu3idbaKO
希 「先方に連絡するから、みんなのパスポートのローマ字の名前を教えてや」
穂乃果「えーっと、穂乃果はHonoka Kousaka…」
希 「ちょっと待って、高坂はKosakaやない?」
穂乃果「あー、本当だ! 間違えるところだった…」
海未 「しっかりしてください、穂乃果」
希 「そういうところでよく間違えるんや。
パスポートのローマ字はヘボン式が基本になってるから気をつけてな。
うちの場合はNozomi Tojoになるんや」
希 「先方に連絡するから、みんなのパスポートのローマ字の名前を教えてや」
穂乃果「えーっと、穂乃果はHonoka Kousaka…」
希 「ちょっと待って、高坂はKosakaやない?」
穂乃果「あー、本当だ! 間違えるところだった…」
海未 「しっかりしてください、穂乃果」
希 「そういうところでよく間違えるんや。
パスポートのローマ字はヘボン式が基本になってるから気をつけてな。
うちの場合はNozomi Tojoになるんや」
18: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:17:27.93 :uu3idbaKO
絵里 「私はEli Ayaseね。Eriじゃないわよ」
にこ 「にこにーはー、Nico Yazawa。Nikoじゃないからね」
凛 「凛は、Rin Hoshizora で申請したにゃ。出発までには間に合うって」
希 「LとR、CとKも間違えやすいポイントやな。
じゃあみんなの名前を先方に連絡しておくね。
これでパスポートの名前で航空券とホテルが予約されるはずや」
絵里 「私はEli Ayaseね。Eriじゃないわよ」
にこ 「にこにーはー、Nico Yazawa。Nikoじゃないからね」
凛 「凛は、Rin Hoshizora で申請したにゃ。出発までには間に合うって」
希 「LとR、CとKも間違えやすいポイントやな。
じゃあみんなの名前を先方に連絡しておくね。
これでパスポートの名前で航空券とホテルが予約されるはずや」
19: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:18:03.54 :uu3idbaKO
絵里 「そういえば、アメリカだからビザはいらないわよね?」
穂乃果「ピザ?」
絵里 「ビザよ。その国に入る為の申請書類の一つよ」
花陽 「パスポートだけじゃ入れないの?」
絵里 「本来はパスポートだけではダメで、受け入れる側の国の審査も要るの。
それがビザ、査証とも言うわ。
例えば日本人がロシアに入るにはビザが要るけど、アメリカに入るには不要なの」
絵里 「そういえば、アメリカだからビザはいらないわよね?」
穂乃果「ピザ?」
絵里 「ビザよ。その国に入る為の申請書類の一つよ」
花陽 「パスポートだけじゃ入れないの?」
絵里 「本来はパスポートだけではダメで、受け入れる側の国の審査も要るの。
それがビザ、査証とも言うわ。
例えば日本人がロシアに入るにはビザが要るけど、アメリカに入るには不要なの」
20: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:18:44.93 :uu3idbaKO
穂乃果「国によって違うの?」
希 「そうや。えりちが言ったように、本来ビザは入国に必要なんやけど、日本とその国の
関係で特別に免除されてる国が有るんや。日本のパスポートは世界約190 の国と地域で
ビザ免除あるいは簡略化されていて、世界的に見ても強力なパスポートなんや」
凛 「すごいにゃ~」
希 「今まで日本人が外国からの信用を積み重ねてきたおかげや。
その信用を裏切らないように、みんなも外国ではお行儀良くせなあかんで」
みんな「はーい」
穂乃果「国によって違うの?」
希 「そうや。えりちが言ったように、本来ビザは入国に必要なんやけど、日本とその国の
関係で特別に免除されてる国が有るんや。日本のパスポートは世界約190 の国と地域で
ビザ免除あるいは簡略化されていて、世界的に見ても強力なパスポートなんや」
凛 「すごいにゃ~」
希 「今まで日本人が外国からの信用を積み重ねてきたおかげや。
その信用を裏切らないように、みんなも外国ではお行儀良くせなあかんで」
みんな「はーい」
21: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:20:04.48 :uu3idbaKO
真姫 「アメリカはビザ免除だけど、ESTAは要るわよね」マキマキ
穂乃果「えすた? 穂乃果もうついていけないよ…」
花陽 「わ、わたしもです…」
希 「旅行会社のパックツアーだったらそう言うことも旅行会社が教えてくれるから
心配しなくてええで。うちらのケースは半分個人旅行みたいなものやから自分達で
手配しなきゃいけないけど。
ESTAはアメリカ独自の制度で、ビザ免除者が入国前にネットで事前申請するんや」
真姫 「アメリカはビザ免除だけど、ESTAは要るわよね」マキマキ
穂乃果「えすた? 穂乃果もうついていけないよ…」
花陽 「わ、わたしもです…」
希 「旅行会社のパックツアーだったらそう言うことも旅行会社が教えてくれるから
心配しなくてええで。うちらのケースは半分個人旅行みたいなものやから自分達で
手配しなきゃいけないけど。
ESTAはアメリカ独自の制度で、ビザ免除者が入国前にネットで事前申請するんや」
22: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:23:26.77 :uu3idbaKO
海未 「ビザ免除なのに別に申請が必要なのですか?」
希 「そうや。うちらは相手の国にお邪魔させてもらう立場やから、
相手国の制度に従うしかない。
ESTAは米国国土安全保障省のホームページで申請できるからみんな申請しといてや。
クレジットカードでお金も払わなあかん」
絵里 「不当に手数料を取る非公式のサイトも有るから、
ちゃんと米国国土安全保障省の公式ホームページに行くのよ。
ちなみに.govドメインが政府公式サイトよ」
真姫 「最近はESTA承認が降りるのに時間がかかるようになったみたいだから、
出発の3日以上前には申請した方がいいわね」
海未 「ビザ免除なのに別に申請が必要なのですか?」
希 「そうや。うちらは相手の国にお邪魔させてもらう立場やから、
相手国の制度に従うしかない。
ESTAは米国国土安全保障省のホームページで申請できるからみんな申請しといてや。
クレジットカードでお金も払わなあかん」
絵里 「不当に手数料を取る非公式のサイトも有るから、
ちゃんと米国国土安全保障省の公式ホームページに行くのよ。
ちなみに.govドメインが政府公式サイトよ」
真姫 「最近はESTA承認が降りるのに時間がかかるようになったみたいだから、
出発の3日以上前には申請した方がいいわね」
23: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:24:03.26 :uu3idbaKO
真姫 「そうそう、みんな海外旅行保険に入るのも忘れないでね」マキマキ
にこ 「保険?何の?」
真姫 「海外で病気になったり怪我をしたりした時にお医者さんにかかるための保険よ。
保険に入っていないと高額の医療費を払うことになる可能性があるわ」
穂乃果「海外のお医者さんは高いの?」
希 「うーん、まず日本の医療保障制度から説明する必要が有りそうやな」
真姫 「そうそう、みんな海外旅行保険に入るのも忘れないでね」マキマキ
にこ 「保険?何の?」
真姫 「海外で病気になったり怪我をしたりした時にお医者さんにかかるための保険よ。
保険に入っていないと高額の医療費を払うことになる可能性があるわ」
穂乃果「海外のお医者さんは高いの?」
希 「うーん、まず日本の医療保障制度から説明する必要が有りそうやな」
24: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:24:47.75 :uu3idbaKO
真姫 「日本でも医療費は本来高いのよ。
それをみんなの親の健康保険等で医療費を払ってるから、自己負担額が安く感じてるの。
海外では日本の健康保険が適用されないから別に加入する必要が有るってわけ」
穂乃果「そうだったんだ」
希 「脅しやないけど、海外で大きな怪我や病気で動けなくなったら数百万円規模の
費用請求をされる可能性もあるからケチらず加入しておいた方がええんや」
花陽 「うぅ、怖い。どうやって入るんですか…?」
真姫 「これもネットで申し込みできるから各自申し込んでおいて」マキマキ
花陽 「ふむふむ」メモメモ
真姫 「日本でも医療費は本来高いのよ。
それをみんなの親の健康保険等で医療費を払ってるから、自己負担額が安く感じてるの。
海外では日本の健康保険が適用されないから別に加入する必要が有るってわけ」
穂乃果「そうだったんだ」
希 「脅しやないけど、海外で大きな怪我や病気で動けなくなったら数百万円規模の
費用請求をされる可能性もあるからケチらず加入しておいた方がええんや」
花陽 「うぅ、怖い。どうやって入るんですか…?」
真姫 「これもネットで申し込みできるから各自申し込んでおいて」マキマキ
花陽 「ふむふむ」メモメモ
25: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:25:49.53 :uu3idbaKO
希 「次は持ち物や。必要なものを書き出してきたで」ペラッ
・必需品
パスポート
パスポートコピー
お金(日本円、米ドル)
クレジットカード
スマホ
スマホ充電器
eチケットコピー
バウチャーコピー
ESTAコピー
海外保険証書
スーツケース
持ち歩くバッグ
服
化粧品等
雨具
ティッシュ
・有ったら良いもの
パスポート申請用写真2枚
モバイルバッテリー
水
マイレージカード
カメラ
カメラ充電器
予備SDカード
枕
薬
双眼鏡
希 「次は持ち物や。必要なものを書き出してきたで」ペラッ
・必需品
パスポート
パスポートコピー
お金(日本円、米ドル)
クレジットカード
スマホ
スマホ充電器
eチケットコピー
バウチャーコピー
ESTAコピー
海外保険証書
スーツケース
持ち歩くバッグ
服
化粧品等
雨具
ティッシュ
・有ったら良いもの
パスポート申請用写真2枚
モバイルバッテリー
水
マイレージカード
カメラ
カメラ充電器
予備SDカード
枕
薬
双眼鏡
26: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:26:36.26 :uu3idbaKO
凛 「たくさん有るにゃー」
希 「まず何はともあれパスポートや。
昨日も言ったけどこれが無いと国から出ることも入ることもできへん。
旅行中も常に携帯して無くさないように注意してや」
花陽 「こ、怖いです…」
希 「これも脅しやないけど、日本のパスポートは高く売れるから狙われやすいんや。
安易にポケットとかに入れとくとスラれることもあるから、腹巻き型ポシェットとかに
入れた方がええ」
絵里 「無くしたら現地の日本大使館、領事館等で再発行してもらわないと帰国できないの。
再申請用にパスポートのコピーと申請用写真も持って行った方がいいわね」
凛 「たくさん有るにゃー」
希 「まず何はともあれパスポートや。
昨日も言ったけどこれが無いと国から出ることも入ることもできへん。
旅行中も常に携帯して無くさないように注意してや」
花陽 「こ、怖いです…」
希 「これも脅しやないけど、日本のパスポートは高く売れるから狙われやすいんや。
安易にポケットとかに入れとくとスラれることもあるから、腹巻き型ポシェットとかに
入れた方がええ」
絵里 「無くしたら現地の日本大使館、領事館等で再発行してもらわないと帰国できないの。
再申請用にパスポートのコピーと申請用写真も持って行った方がいいわね」
27: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:27:14.14 :uu3idbaKO
海未 「お金とありますが、米ドルはどこで両替すればいいのですか?」
希 「米ドルは成田空港で両替したらええ。通貨によっては成田で取り扱ってなかったり
現地の方がレートがいい場合もあるから、その場合は到着した空港で両替するんや」
にこ 「クレジットカードなんて持ってないわよ」
希 「海外のホテルではチェックイン時に預かり金代わりでクレジットカードの提示を
求められることも有るんや。他に、クレジットカードは現金を持ち歩かなくてええ
メリットも有る。
クレジットカードは持って行った方が良いと言うよりも、持ってない人だけで海外に
行くべきやないかもしれん。
今回のうちらはアニメやから未成年でカード持ってなくても行くけど」
海未 「お金とありますが、米ドルはどこで両替すればいいのですか?」
希 「米ドルは成田空港で両替したらええ。通貨によっては成田で取り扱ってなかったり
現地の方がレートがいい場合もあるから、その場合は到着した空港で両替するんや」
にこ 「クレジットカードなんて持ってないわよ」
希 「海外のホテルではチェックイン時に預かり金代わりでクレジットカードの提示を
求められることも有るんや。他に、クレジットカードは現金を持ち歩かなくてええ
メリットも有る。
クレジットカードは持って行った方が良いと言うよりも、持ってない人だけで海外に
行くべきやないかもしれん。
今回のうちらはアニメやから未成年でカード持ってなくても行くけど」
28: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:28:15.10 :uu3idbaKO
ことり「スマホは海外でも使えるから持って行った方が良いよね」
真姫 「緊急連絡用にも使うから必要よ。盗まれないように注意してね」
絵里 「海外では日本みたいにレストランとかで机の上にスマホを置いたらダメよ。
盗まれるから」
花陽 「日本のスマホ充電器は海外でも使えるのでしょうか…?」
希 「電気に関してはまず、コンセント形状と電圧がそれぞれの国で違うんや。
スマホやカメラの充電器は大抵100-240Vの入力に対応しているから、電圧に関しては
外国でも使えるものが多い。対応する電圧は充電器に書いてあるで。
ただコンセント形状が違うと刺せないから、コンセント形状を変換するアダプターを
持って行かなあかん」
にこ 「にこにーはー、女子だから電圧とかわからな~い❤」
希 「変換アダプターを使うと日本の電器製品をなんでも刺せてしまうけど、
電圧が合ってないと最悪火を吹いて壊れる事もあるから注意してや」
ことり「スマホは海外でも使えるから持って行った方が良いよね」
真姫 「緊急連絡用にも使うから必要よ。盗まれないように注意してね」
絵里 「海外では日本みたいにレストランとかで机の上にスマホを置いたらダメよ。
盗まれるから」
花陽 「日本のスマホ充電器は海外でも使えるのでしょうか…?」
希 「電気に関してはまず、コンセント形状と電圧がそれぞれの国で違うんや。
スマホやカメラの充電器は大抵100-240Vの入力に対応しているから、電圧に関しては
外国でも使えるものが多い。対応する電圧は充電器に書いてあるで。
ただコンセント形状が違うと刺せないから、コンセント形状を変換するアダプターを
持って行かなあかん」
にこ 「にこにーはー、女子だから電圧とかわからな~い❤」
希 「変換アダプターを使うと日本の電器製品をなんでも刺せてしまうけど、
電圧が合ってないと最悪火を吹いて壊れる事もあるから注意してや」
29: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:28:53.96 :uu3idbaKO
海未 「eチケットやバウチャーはスマホの中に入れられると思いますが、
紙のコピーも要るのですか?」
希 「海未ちゃんの言う通り、最近は便利になってスマホだけでなんでもできるように
なった。でもその反面、スマホが使えなくなった時の不便さも大きいんや。
旅行中はスマホのバッテリーが切れたり、故障したり盗まれたり、リスクは沢山有る。
だからバックアップとして大事な書類は紙でも持って行った方がええんや」
海未 「そうですね。備えあれば憂い無しです」
海未 「eチケットやバウチャーはスマホの中に入れられると思いますが、
紙のコピーも要るのですか?」
希 「海未ちゃんの言う通り、最近は便利になってスマホだけでなんでもできるように
なった。でもその反面、スマホが使えなくなった時の不便さも大きいんや。
旅行中はスマホのバッテリーが切れたり、故障したり盗まれたり、リスクは沢山有る。
だからバックアップとして大事な書類は紙でも持って行った方がええんや」
海未 「そうですね。備えあれば憂い無しです」
30: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:29:31.63 :uu3idbaKO
絵里 「服は現地の気候に合わせたものを持って行ってね。
今のニューヨークは東京とほぼ同じ気候だから今来てる服で良いけど、
場所と季節によっては全然違う気候になるから気をつけて」
希 「例えば、北半球と南半球は夏冬が逆転しとるから、
日本の冬はオーストラリアの夏なんや」
穂乃果「そうなの?! なんで?」
海未 「地球の自転軸が公転軸に対して傾いているからです。
学校で習ったでしょう、穂乃果」
穂乃果「あははは… 寝てたかも」
絵里 「そういうことを教科書だけでなく、身をもって体験して理解できるのも旅行の醍醐味よ」
海未 「百聞は一見に如かず、ですね」
絵里 「服は現地の気候に合わせたものを持って行ってね。
今のニューヨークは東京とほぼ同じ気候だから今来てる服で良いけど、
場所と季節によっては全然違う気候になるから気をつけて」
希 「例えば、北半球と南半球は夏冬が逆転しとるから、
日本の冬はオーストラリアの夏なんや」
穂乃果「そうなの?! なんで?」
海未 「地球の自転軸が公転軸に対して傾いているからです。
学校で習ったでしょう、穂乃果」
穂乃果「あははは… 寝てたかも」
絵里 「そういうことを教科書だけでなく、身をもって体験して理解できるのも旅行の醍醐味よ」
海未 「百聞は一見に如かず、ですね」
31: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:30:00.44 :uu3idbaKO
花陽 「あの、ティッシュというのはどれくらい持って行けば良いのでしょうか?」
希 「それなりにやな。外国のトイレは紙が無い場合が多いから出番は多いで」
花陽 「紙が無い! ダレカタスケテー…」
絵里 「トイレの中では誰も助けてくれないから準備が必要よ。
世界的に見れば公衆トイレにもほぼ紙が有る日本の方が異常なの」
花陽 「あの、ティッシュというのはどれくらい持って行けば良いのでしょうか?」
希 「それなりにやな。外国のトイレは紙が無い場合が多いから出番は多いで」
花陽 「紙が無い! ダレカタスケテー…」
絵里 「トイレの中では誰も助けてくれないから準備が必要よ。
世界的に見れば公衆トイレにもほぼ紙が有る日本の方が異常なの」
32: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:30:45.97 :uu3idbaKO
にこ 「水もわざわざ日本から持ってかなきゃいけないの? どこでも売ってるでしょ?」
希 「そうなんやけど、着いた日はドタバタして買う時間がなかったりするのと、
やっぱり水が違うと体調が変わる事もあるから、最初は日本の水も飲んで、
徐々に現地の水に慣らして行ったほうがええ人もいるんや」
海未 「あの、外国では炭酸入りの水も並んで売っていると聞いたことがあります。
買う時に炭酸入りの水と普通の水はどのように見分ければいいのでしょうか…?」
希 「海未ちゃんは炭酸苦手やったね。炭酸の有無はもちろんペットボトルに
書いてあるんやけど、慣れてないと判別は難しい。
そういう時は買う前にペットボトルを軽く潰してみるんや。炭酸入りやったら
ペットボトルが炭酸の圧力でパンパンになってて潰れないからわかる」
海未 「なるほど! 為になります…」
にこ 「水もわざわざ日本から持ってかなきゃいけないの? どこでも売ってるでしょ?」
希 「そうなんやけど、着いた日はドタバタして買う時間がなかったりするのと、
やっぱり水が違うと体調が変わる事もあるから、最初は日本の水も飲んで、
徐々に現地の水に慣らして行ったほうがええ人もいるんや」
海未 「あの、外国では炭酸入りの水も並んで売っていると聞いたことがあります。
買う時に炭酸入りの水と普通の水はどのように見分ければいいのでしょうか…?」
希 「海未ちゃんは炭酸苦手やったね。炭酸の有無はもちろんペットボトルに
書いてあるんやけど、慣れてないと判別は難しい。
そういう時は買う前にペットボトルを軽く潰してみるんや。炭酸入りやったら
ペットボトルが炭酸の圧力でパンパンになってて潰れないからわかる」
海未 「なるほど! 為になります…」
33: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:31:24.00 :uu3idbaKO
ことり「枕は持ってかなきゃね❤」
希 「飛行機の中で寝る為の小さい枕を持っていく人はいるけど、
ことりちゃんみたいに大きい枕を持ってく人は珍しいで」
ことり「えへ❤」
にこ 「双眼鏡って何の為に持っていくのよ、覗き?」
希 「旅行先で見るものって景色、建物、美術品、舞台が多いんやけど、
双眼鏡が有ればそれぞれの場面でより良く見えるからおもろいで。
倍率8倍くらいの双眼鏡なら、かさ張らないし」
ことり「枕は持ってかなきゃね❤」
希 「飛行機の中で寝る為の小さい枕を持っていく人はいるけど、
ことりちゃんみたいに大きい枕を持ってく人は珍しいで」
ことり「えへ❤」
にこ 「双眼鏡って何の為に持っていくのよ、覗き?」
希 「旅行先で見るものって景色、建物、美術品、舞台が多いんやけど、
双眼鏡が有ればそれぞれの場面でより良く見えるからおもろいで。
倍率8倍くらいの双眼鏡なら、かさ張らないし」
34: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:32:25.81 :uu3idbaKO
希 「持ち物はこんなもんや。
スーツケースに入れて持ってくんやけど、街歩き用のバッグも持ってきてや」
海未 「登山用のリュックサックでも良いですか?」
凛 「海未ちゃんまた山頂アタックするつもり~?」
希 「リュックサックはおすすめできへんな。
背中に背負うタイプだと開けられて中身を盗まれることがある。
だから肩からかけるタイプのバッグにして、バッグを自分の前に持つんや」
絵里 「鍵をしていても、バッグをナイフで切られることもあるわ」
海未 「わかりました。やっぱり物騒ですね…」
希 「持ち物はこんなもんや。
スーツケースに入れて持ってくんやけど、街歩き用のバッグも持ってきてや」
海未 「登山用のリュックサックでも良いですか?」
凛 「海未ちゃんまた山頂アタックするつもり~?」
希 「リュックサックはおすすめできへんな。
背中に背負うタイプだと開けられて中身を盗まれることがある。
だから肩からかけるタイプのバッグにして、バッグを自分の前に持つんや」
絵里 「鍵をしていても、バッグをナイフで切られることもあるわ」
海未 「わかりました。やっぱり物騒ですね…」
35: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:33:06.10 :uu3idbaKO
真姫 「出発当日のスケジュールはどうする?
私はパパに空港まで送ってもらうけど」マキマキ
希 「じゃあ成田空港集合にしよか。
出発時間が16:40やから、2時間前の14:40集合で」
穂乃果「そんなに早く行かなきゃいけないの?」
希 「空港に着いてからやることがたくさん有るから、
航空券記載の出発時間の2時間前に着いてる必要があるんや」
真姫 「出発当日のスケジュールはどうする?
私はパパに空港まで送ってもらうけど」マキマキ
希 「じゃあ成田空港集合にしよか。
出発時間が16:40やから、2時間前の14:40集合で」
穂乃果「そんなに早く行かなきゃいけないの?」
希 「空港に着いてからやることがたくさん有るから、
航空券記載の出発時間の2時間前に着いてる必要があるんや」
36: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:33:39.10 :uu3idbaKO
真姫 「集合場所はどこにする?」
希 「航空会社がラブ日本航空やから、第1ターミナル南ウイングやな。
第1ターミナル4階南ウイングのミーティングポイントにしよか」
真姫 「わかったわ」
穂乃果「?? 複雑すぎるよー」
希 「成田空港は第1、第2、第3ターミナルまで有って、
航空会社によってターミナルが異なるんや。事前に調べて行かないとたどり着けないで」
真姫 「集合場所はどこにする?」
希 「航空会社がラブ日本航空やから、第1ターミナル南ウイングやな。
第1ターミナル4階南ウイングのミーティングポイントにしよか」
真姫 「わかったわ」
穂乃果「?? 複雑すぎるよー」
希 「成田空港は第1、第2、第3ターミナルまで有って、
航空会社によってターミナルが異なるんや。事前に調べて行かないとたどり着けないで」
37: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:34:21.19 :uu3idbaKO
希 「準備は大体こんな感じやけど、あとは外務省ホームページの安全情報を
各自見ておいてな。犯罪事例や感染症情報が載ってるで」
絵里 「ニューヨークは現在危険レベル1未満だけど、
それでも犯罪発生率は日本に比べて格段に高いわ」
海未 「やっぱり物騒です…」
希 「まず、危ない場所に近づかないのと、スリ、置き引きに注意するのはどの国でも共通や」
希 「準備は大体こんな感じやけど、あとは外務省ホームページの安全情報を
各自見ておいてな。犯罪事例や感染症情報が載ってるで」
絵里 「ニューヨークは現在危険レベル1未満だけど、
それでも犯罪発生率は日本に比べて格段に高いわ」
海未 「やっぱり物騒です…」
希 「まず、危ない場所に近づかないのと、スリ、置き引きに注意するのはどの国でも共通や」
38: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:34:49.56 :uu3idbaKO
真姫 「無許可営業タクシーの被害もあるから、正規のタクシーを使わなきゃだめよ」
絵里 「親切そうに話しかけられるのも危ないわね。
基本的に、向こうから話しかけてくる人には警戒したほうがいいわ」
凛 「怖くなってきたにゃ~…」
希 「日本にいてもリスクはあるけど、やっぱり外国の方がリスクが高いことがある。
犯罪状況、政治状況、自然災害、感染症… 自分で調べて自分で判断するのが大事や」
真姫 「無許可営業タクシーの被害もあるから、正規のタクシーを使わなきゃだめよ」
絵里 「親切そうに話しかけられるのも危ないわね。
基本的に、向こうから話しかけてくる人には警戒したほうがいいわ」
凛 「怖くなってきたにゃ~…」
希 「日本にいてもリスクはあるけど、やっぱり外国の方がリスクが高いことがある。
犯罪状況、政治状況、自然災害、感染症… 自分で調べて自分で判断するのが大事や」
39: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:35:22.21 :uu3idbaKO
穂乃果「やること多すぎてもうダメ…」プシュー
ことり「穂乃果ちゃん! しっかりして!」
希 「旅行は準備が大事なんや。
今までのところをまとめるとこんなもんやな。
・航空券手配、確認
・宿泊先手配、確認
・ビザ、その他入国手続きの確認
・海外保険の加入
・持ち物確認
・当日スケジュール確認
・現地安全情報確認
後でやることまとめてメールしとくから準備進めといてな」
みんな「はーい」
穂乃果「やること多すぎてもうダメ…」プシュー
ことり「穂乃果ちゃん! しっかりして!」
希 「旅行は準備が大事なんや。
今までのところをまとめるとこんなもんやな。
・航空券手配、確認
・宿泊先手配、確認
・ビザ、その他入国手続きの確認
・海外保険の加入
・持ち物確認
・当日スケジュール確認
・現地安全情報確認
後でやることまとめてメールしとくから準備進めといてな」
みんな「はーい」
40: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:36:07.64 :uu3idbaKO
――――――――――――――――――――――――――
出発当日
成田国際空港
雪穂と亜里沙も見送りに来ていた。
亜里沙「はい、これ、お守り!」
雪穂 「みなさんの分もありますよ」
絵里 「ありがとう。ところで穂乃果は?」
花陽 「穂乃果ちゃんがいないよ?」
絵里 「まさか…」
海未 「いえ、もう到着していると…」
――――――――――――――――――――――――――
出発当日
成田国際空港
雪穂と亜里沙も見送りに来ていた。
亜里沙「はい、これ、お守り!」
雪穂 「みなさんの分もありますよ」
絵里 「ありがとう。ところで穂乃果は?」
花陽 「穂乃果ちゃんがいないよ?」
絵里 「まさか…」
海未 「いえ、もう到着していると…」
41: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:36:48.80 :uu3idbaKO
みんなが展望デッキに行くと、穂乃果は飛行機を見ていた。
絵里 「穂乃果!」
穂乃果「私たち、行くんだね。あの空へ!
見たことのない世界へ!」
海未 「なにかっこつけているのですか、穂乃果」
穂乃果「へへ、なんとなく」
みんなが展望デッキに行くと、穂乃果は飛行機を見ていた。
絵里 「穂乃果!」
穂乃果「私たち、行くんだね。あの空へ!
見たことのない世界へ!」
海未 「なにかっこつけているのですか、穂乃果」
穂乃果「へへ、なんとなく」
42: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:37:25.96 :uu3idbaKO
希 「ほな、まずはチェックインに行こか」
ラブ日本航空チェックインカウンターに向かう。
希 「このカウンターでeチケットコピーとパスポートを渡して、荷物を預けるんや」
絵里 「機内には水や液体類、刃物、スプレー缶等は持ち込めないから、
スーツケースに入れておいてね」
希 「逆にお金、クレジットカード等の貴重品やモバイルバッテリーは手荷物に入れてや」
穂乃果「お金も入れちゃだめなの?」
希 「ダメや。不思議なことに盗られることがあるんや」
穂乃果「へー」
希 「ほな、まずはチェックインに行こか」
ラブ日本航空チェックインカウンターに向かう。
希 「このカウンターでeチケットコピーとパスポートを渡して、荷物を預けるんや」
絵里 「機内には水や液体類、刃物、スプレー缶等は持ち込めないから、
スーツケースに入れておいてね」
希 「逆にお金、クレジットカード等の貴重品やモバイルバッテリーは手荷物に入れてや」
穂乃果「お金も入れちゃだめなの?」
希 「ダメや。不思議なことに盗られることがあるんや」
穂乃果「へー」
43: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:37:53.69 :uu3idbaKO
海未 「十徳ナイフもダメですか?」
希 「ダメや。スーツケースに入れてや」
海未 「残念です…」
ことり「海未ちゃん、なんで十徳ナイフなんて持ってきたの?」
海未 「登山することになるかもしれないじゃないですか。備えあれば憂い無しです」
ことり「ははは…」
海未 「十徳ナイフもダメですか?」
希 「ダメや。スーツケースに入れてや」
海未 「残念です…」
ことり「海未ちゃん、なんで十徳ナイフなんて持ってきたの?」
海未 「登山することになるかもしれないじゃないですか。備えあれば憂い無しです」
ことり「ははは…」
44: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:38:33.96 :uu3idbaKO
希 「あ、あそこのカウンターが空いたで、花陽ちゃんどうぞ」
花陽 「は、はい」ガラガラ
スタッフ「こんにちわ。パスポートをお願いします」
花陽 「こ、こんにちは…」スッ
スタッフ「小泉花陽様、ニューヨークまでのご搭乗ですね?」
花陽 「は、はい」
スタッフ「お乗り継ぎはございませんか?」
花陽 「の、乗り継ぎ?! あの、その…」
希 「乗り継ぎはありません。ニューヨークが最終目的地です」
スタッフ「かしこまりました。ではお荷物はニューヨークまでお預かりします」
希 「あ、あそこのカウンターが空いたで、花陽ちゃんどうぞ」
花陽 「は、はい」ガラガラ
スタッフ「こんにちわ。パスポートをお願いします」
花陽 「こ、こんにちは…」スッ
スタッフ「小泉花陽様、ニューヨークまでのご搭乗ですね?」
花陽 「は、はい」
スタッフ「お乗り継ぎはございませんか?」
花陽 「の、乗り継ぎ?! あの、その…」
希 「乗り継ぎはありません。ニューヨークが最終目的地です」
スタッフ「かしこまりました。ではお荷物はニューヨークまでお預かりします」
45: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:39:13.08 :uu3idbaKO
花陽 「ありがとう希ちゃん」
希 「飛行機を乗り継ぎする場合は最終目的地まで荷物を預かってくれるから聞かれたんや。
うちらは今回乗り継ぎ無しの直行便や。
ほな、預けるスーツケースをそこのコンベアに乗せるで、せーの!」
ドスン
希 「やけに重ない? あっ、あかん」
スタッフ「小泉様、お預かりのお荷物が23kgを超えております。
超過手荷物料金がかかりますがいかがいたしましょうか…?」
花陽 「エエッ?!」
花陽 「ありがとう希ちゃん」
希 「飛行機を乗り継ぎする場合は最終目的地まで荷物を預かってくれるから聞かれたんや。
うちらは今回乗り継ぎ無しの直行便や。
ほな、預けるスーツケースをそこのコンベアに乗せるで、せーの!」
ドスン
希 「やけに重ない? あっ、あかん」
スタッフ「小泉様、お預かりのお荷物が23kgを超えております。
超過手荷物料金がかかりますがいかがいたしましょうか…?」
花陽 「エエッ?!」
46: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:39:48.07 :uu3idbaKO
希 「言い忘れてたけど、大体エコノミーで預けられる荷物の重さは23kgまでと
決まっていて、超えると超過料金がかかるんや。
花陽ちゃん、ちょっとスーツケース開けて荷物移そか?」
花陽 「は、はい」
花陽のスーツケースを開ける。
希 「なんやこれ? ご飯パックが沢山入ってるやん!」
花陽 「お米を食べたくなった時の為に持ってきました…」
希 「こんなん重くて当然や。うちの荷物は余裕が有るからいくつか預かるで」
花陽 「すみません…」
花陽のスーツケースからご飯パックをいくつか希のスーツケースに移した。
希 「言い忘れてたけど、大体エコノミーで預けられる荷物の重さは23kgまでと
決まっていて、超えると超過料金がかかるんや。
花陽ちゃん、ちょっとスーツケース開けて荷物移そか?」
花陽 「は、はい」
花陽のスーツケースを開ける。
希 「なんやこれ? ご飯パックが沢山入ってるやん!」
花陽 「お米を食べたくなった時の為に持ってきました…」
希 「こんなん重くて当然や。うちの荷物は余裕が有るからいくつか預かるで」
花陽 「すみません…」
花陽のスーツケースからご飯パックをいくつか希のスーツケースに移した。
47: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:40:37.91 :uu3idbaKO
スタッフ「22kgになりました。ではお荷物をお預かり致します。
ご搭乗の便はLL10便。出発時刻は16:40。L1搭乗ゲートからのご搭乗となります。
搭乗開始時刻は16:10を予定しております。ではお気をつけて行ってらっしゃいませ」
花陽 「あ、ありがとうございます」
凛 「かよちん遅いにゃー」
花陽 「ごめん。荷物が重くて…」
スタッフ「22kgになりました。ではお荷物をお預かり致します。
ご搭乗の便はLL10便。出発時刻は16:40。L1搭乗ゲートからのご搭乗となります。
搭乗開始時刻は16:10を予定しております。ではお気をつけて行ってらっしゃいませ」
花陽 「あ、ありがとうございます」
凛 「かよちん遅いにゃー」
花陽 「ごめん。荷物が重くて…」
48: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:41:06.77 :uu3idbaKO
凛 「あれ? まきちゃんが違うカウンターに行ってるにゃー?」
希 「真姫ちゃんはマイレージのステイタスが高いから優先カウンターを使ってるんやな」
凛 「まいれーじ?」
希 「航空会社のポイントカードみたいなもんや。たくさん利用すればマイルというポイントが
溜まっていろいろな特典を受けることができる」
凛 「へー、かっこいいにゃー」
希 「日本ーアメリカ間を往復するだけで結構マイルが貯まるから、
マイレージカードを作ってもよかったかもしれんね」
凛 「あれ? まきちゃんが違うカウンターに行ってるにゃー?」
希 「真姫ちゃんはマイレージのステイタスが高いから優先カウンターを使ってるんやな」
凛 「まいれーじ?」
希 「航空会社のポイントカードみたいなもんや。たくさん利用すればマイルというポイントが
溜まっていろいろな特典を受けることができる」
凛 「へー、かっこいいにゃー」
希 「日本ーアメリカ間を往復するだけで結構マイルが貯まるから、
マイレージカードを作ってもよかったかもしれんね」
49: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:41:39.93 :uu3idbaKO
希 「みんな荷物預けられたかな? ほな次は両替にいこか。
銀行はこのフロアにたくさん有るで」
ことり「いくら両替すればいいのかなあ?」
希 「それは人それぞれや。米ドルなら余ったら帰りに日本円に両替することもできるけど、
レートは下がるからちょっと余るくらいでいいんちゃう?
米ドルならばこの先使う機会はいくらでも有るから持っててもええし」
絵里 「もし買い物しすぎて足りなくなっても、ホテルでも両替できるから心配しなくていいわ」
希 「みんな荷物預けられたかな? ほな次は両替にいこか。
銀行はこのフロアにたくさん有るで」
ことり「いくら両替すればいいのかなあ?」
希 「それは人それぞれや。米ドルなら余ったら帰りに日本円に両替することもできるけど、
レートは下がるからちょっと余るくらいでいいんちゃう?
米ドルならばこの先使う機会はいくらでも有るから持っててもええし」
絵里 「もし買い物しすぎて足りなくなっても、ホテルでも両替できるから心配しなくていいわ」
50: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:42:15.16 :uu3idbaKO
銀行員「いらっしゃいませ。通貨は何をご希望ですか?」
海未 「え、えーと、米ドルで」
銀行員「かしこまりました。それではこの用紙にご記入ください」
海未 「米ドル、20000円分と、搭乗便? ええとLL10便でしたね」
銀行員「細かいお札を多めになさいますか?」
海未 「え? お、お願いします…」
希 「100ドル札とかの高額紙幣はお店によっては受け付けてもらえないこともあるから、
できるだけ細かい方がええな」
銀行員「いらっしゃいませ。通貨は何をご希望ですか?」
海未 「え、えーと、米ドルで」
銀行員「かしこまりました。それではこの用紙にご記入ください」
海未 「米ドル、20000円分と、搭乗便? ええとLL10便でしたね」
銀行員「細かいお札を多めになさいますか?」
海未 「え? お、お願いします…」
希 「100ドル札とかの高額紙幣はお店によっては受け付けてもらえないこともあるから、
できるだけ細かい方がええな」
51: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:42:43.97 :uu3idbaKO
希 「これで準備は完了や。出国審査場に向かうで」
絵里 「見送りの人はここまでね。亜里沙、雪穂ちゃんありがとう」
亜里沙「お姉ちゃん気をつけてー」
雪穂 「お姉ちゃんお土産忘れないでよー」
穂乃果「わかってるって」
希 「これで準備は完了や。出国審査場に向かうで」
絵里 「見送りの人はここまでね。亜里沙、雪穂ちゃんありがとう」
亜里沙「お姉ちゃん気をつけてー」
雪穂 「お姉ちゃんお土産忘れないでよー」
穂乃果「わかってるって」
52: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:43:22.64 :uu3idbaKO
係員 「チケットとパスポート拝見しまーす」
真姫 「はい」
希 「まずは手荷物検査や。金属探知機を通るから時計、財布、スマホ、アクセサリは
バッグに入れてポケットは空に。 そしてバッグと上着をトレーに入れてや。
パスポートとチケットは自分で持ってて」
海未 「靴は脱がなくていいのですか?」
希 「靴は場所によるんや。
前の人を見て靴を脱がされてたら自分も靴脱いでトレーに入れればええ」
係員 「チケットとパスポート拝見しまーす」
真姫 「はい」
希 「まずは手荷物検査や。金属探知機を通るから時計、財布、スマホ、アクセサリは
バッグに入れてポケットは空に。 そしてバッグと上着をトレーに入れてや。
パスポートとチケットは自分で持ってて」
海未 「靴は脱がなくていいのですか?」
希 「靴は場所によるんや。
前の人を見て靴を脱がされてたら自分も靴脱いでトレーに入れればええ」
53: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:45:01.55 :uu3idbaKO
穂乃果「トレーを流したらこのゲートをくぐればいいんだよね」
ピー
穂乃果「あっ、鳴った!」
希 「落ち着いて穂乃果ちゃん。係員の指示に従うんや」
係員 「こちらにどうぞ」
ハンディタイプの金属探知機で体を調べられる穂乃果。
穂乃果「うう、緊張するよう」
ピー
希 「ベルトのバックルが引っかかったみたいやな」
係員 「はい。いいですよ」
穂乃果「ほっ」
穂乃果「トレーを流したらこのゲートをくぐればいいんだよね」
ピー
穂乃果「あっ、鳴った!」
希 「落ち着いて穂乃果ちゃん。係員の指示に従うんや」
係員 「こちらにどうぞ」
ハンディタイプの金属探知機で体を調べられる穂乃果。
穂乃果「うう、緊張するよう」
ピー
希 「ベルトのバックルが引っかかったみたいやな」
係員 「はい。いいですよ」
穂乃果「ほっ」
54: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:45:27.15 :uu3idbaKO
絵里 「みんな無事に通れた? ここで荷物を忘れる人が多いから気をつけてね」
ことり「あ、枕を忘れるところだった」
穂乃果「危なかったね」
絵里 「みんな無事に通れた? ここで荷物を忘れる人が多いから気をつけてね」
ことり「あ、枕を忘れるところだった」
穂乃果「危なかったね」
55: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:46:07.80 :uu3idbaKO
希 「次は出国審査や。係員のいるブースの前に並んでや」
係員 「こんにちわー、パスポートと搭乗券をお願いします」
にこ 「こんにちわー」すっ
係員 「サングラスとマスクをはずしてください」
にこ 「あ、はい」
スタンプガチャ
係員 「いってらっしゃい」
希 「パスポートの写真と見比べるから、マスクやサングラスは外すように言われるんや」
にこ 「そうだったのね…
大銀河宇宙No.1アイドルにこにーの正体に気づかれちゃったかと思ったわ~」
希 「次は出国審査や。係員のいるブースの前に並んでや」
係員 「こんにちわー、パスポートと搭乗券をお願いします」
にこ 「こんにちわー」すっ
係員 「サングラスとマスクをはずしてください」
にこ 「あ、はい」
スタンプガチャ
係員 「いってらっしゃい」
希 「パスポートの写真と見比べるから、マスクやサングラスは外すように言われるんや」
にこ 「そうだったのね…
大銀河宇宙No.1アイドルにこにーの正体に気づかれちゃったかと思ったわ~」
56: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:46:43.90 :uu3idbaKO
凛 「そういえばにこちゃん、今日はずっとサングラスとマスクしてるにゃ」
にこ 「当然よ! ハワイに行く芸能人がよく空港で見つかるでしょ?」
真姫 「私たちがそんな有名なわけないでしょ」マキマキ
希 「空港や飛行機の中で風邪をうつされることもあるから、
この季節やったらマスクした方がええかもしれんね」
凛 「そういえばにこちゃん、今日はずっとサングラスとマスクしてるにゃ」
にこ 「当然よ! ハワイに行く芸能人がよく空港で見つかるでしょ?」
真姫 「私たちがそんな有名なわけないでしょ」マキマキ
希 「空港や飛行機の中で風邪をうつされることもあるから、
この季節やったらマスクした方がええかもしれんね」
57: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:47:21.82 :uu3idbaKO
絵里 「海未、時間かかってたみたいだけど何かあった?」
海未 「パスポートのカバーは外してお渡ししなければいけなかったのですね。
知らなかったので慌てて外しました」
絵里 「パスポートは大事なものだからカバーを付けたくなる気持ちはわかるけど、
入出国の係員に渡す時はカバーを外さなくてはいけないわ」
絵里 「海未、時間かかってたみたいだけど何かあった?」
海未 「パスポートのカバーは外してお渡ししなければいけなかったのですね。
知らなかったので慌てて外しました」
絵里 「パスポートは大事なものだからカバーを付けたくなる気持ちはわかるけど、
入出国の係員に渡す時はカバーを外さなくてはいけないわ」
58: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:48:23.96 :uu3idbaKO
穂乃果「うわー! ブランドのお店がたくさんあるよ! 見に行こうよう」
希 「ちょっと待った。その前に出発ゲートの確認や。
そこのディスプレイに各便の出発時刻、ゲート、状況が表示されるから確認してや」
ことり「時間とゲートは航空券に書いてあったけど、また確認する必要あるの?」
希 「有るんや。ゲートや時間は急に変更になる場合があるからマメに確認した方がええ」
絵里 「変更がある場合はアナウンスも流れるけど、外国の空港だったら現地語と英語の
アナウンスしか流れないから、ディスプレイを確認した方がいいわね。
このディスプレイはフライト情報ディスプレイと言って、空港のあちこちに有るわ」
穂乃果「大きいテレビみたいだね」
穂乃果「うわー! ブランドのお店がたくさんあるよ! 見に行こうよう」
希 「ちょっと待った。その前に出発ゲートの確認や。
そこのディスプレイに各便の出発時刻、ゲート、状況が表示されるから確認してや」
ことり「時間とゲートは航空券に書いてあったけど、また確認する必要あるの?」
希 「有るんや。ゲートや時間は急に変更になる場合があるからマメに確認した方がええ」
絵里 「変更がある場合はアナウンスも流れるけど、外国の空港だったら現地語と英語の
アナウンスしか流れないから、ディスプレイを確認した方がいいわね。
このディスプレイはフライト情報ディスプレイと言って、空港のあちこちに有るわ」
穂乃果「大きいテレビみたいだね」
59: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:49:06.77 :uu3idbaKO
ことり「ええと、LL10便、L1ゲート、搭乗開始予定時刻16:10と。今の所変更無いみたい」
希 「じゃあ今から自由時間や。16:10までにL1ゲートに来てや」
穂乃果「出発は16:40なんでしょ、早すぎない? もっとお店見たいよう」
希 「出発時刻というのは飛行機が駐機場から動き出す時間なんや。
でも電車と違って扉を閉めてから準備に時間がかかるから、
出発時刻の5-15分前には扉を閉めてしまうんや。
だから出発時刻の30分前である搭乗開始時刻にはゲートの前にいた方がええんや。
扉が閉まった後にゲートに来ても基本乗せてもらえへん」
ことり「ええと、LL10便、L1ゲート、搭乗開始予定時刻16:10と。今の所変更無いみたい」
希 「じゃあ今から自由時間や。16:10までにL1ゲートに来てや」
穂乃果「出発は16:40なんでしょ、早すぎない? もっとお店見たいよう」
希 「出発時刻というのは飛行機が駐機場から動き出す時間なんや。
でも電車と違って扉を閉めてから準備に時間がかかるから、
出発時刻の5-15分前には扉を閉めてしまうんや。
だから出発時刻の30分前である搭乗開始時刻にはゲートの前にいた方がええんや。
扉が閉まった後にゲートに来ても基本乗せてもらえへん」
60: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:49:43.55 :uu3idbaKO
ピロロロロロン
アナウンス「ラブ日本航空LL08便をご利用のキラ様。間も無く搭乗締め切りとなります。
搭乗ゲートL3へお急ぎください」
海未 「なんですか? 今のアナウンスは?」
絵里 「搭乗時間になってもゲートに現れない場合はこうやって呼び出されることもあるの」
花陽 「飛行機に乗り損ねたらどうなるんですか…?」
絵里 「置いていかれるわ。基本は別の便の航空券を買って乗るしか無いわね」
穂乃果「うぅ… 16:10までにゲートに行きます」
ピロロロロロン
アナウンス「ラブ日本航空LL08便をご利用のキラ様。間も無く搭乗締め切りとなります。
搭乗ゲートL3へお急ぎください」
海未 「なんですか? 今のアナウンスは?」
絵里 「搭乗時間になってもゲートに現れない場合はこうやって呼び出されることもあるの」
花陽 「飛行機に乗り損ねたらどうなるんですか…?」
絵里 「置いていかれるわ。基本は別の便の航空券を買って乗るしか無いわね」
穂乃果「うぅ… 16:10までにゲートに行きます」
61: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:50:45.37 :uu3idbaKO
希 「空港は広くてゲートに行くまで時間がかかる場合が有るから、
地図で場所を確認しといてや」
穂乃果「L1ゲートは一番遠い場所にある…
海未ちゃん、ことりちゃん、早くお店を見に行こう!」
海未 「走ると人にぶつかりますよ、穂乃果」
ことり「穂乃果ちゃん待って~」
希 「空港は広くてゲートに行くまで時間がかかる場合が有るから、
地図で場所を確認しといてや」
穂乃果「L1ゲートは一番遠い場所にある…
海未ちゃん、ことりちゃん、早くお店を見に行こう!」
海未 「走ると人にぶつかりますよ、穂乃果」
ことり「穂乃果ちゃん待って~」
62: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:51:18.10 :uu3idbaKO
凛 「かよちん、あそこにラーメン屋さんが有るよ! 食べていくにゃー」
花陽 「凛ちゃん、あっちのお寿司屋さんも気になるよ」
真姫 「出発前に日本食を食べたい気持ちはわかるけど、離陸後1時間くらいで機内食が
出てくるわよ」
花陽 「うう、どちらか一つに絞れない… 両方食べよう!」
凛 「まきちゃんも一緒に行くにゃー!」
真姫 「ゔぇえ! なんでそうなるのよ~!」
凛 「かよちん、あそこにラーメン屋さんが有るよ! 食べていくにゃー」
花陽 「凛ちゃん、あっちのお寿司屋さんも気になるよ」
真姫 「出発前に日本食を食べたい気持ちはわかるけど、離陸後1時間くらいで機内食が
出てくるわよ」
花陽 「うう、どちらか一つに絞れない… 両方食べよう!」
凛 「まきちゃんも一緒に行くにゃー!」
真姫 「ゔぇえ! なんでそうなるのよ~!」
63: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:51:44.77 :uu3idbaKO
にこ 「みんなお子様ねー」
希 「うちらはラウンジでゆっくりしよか」
にこ 「ら、らうんじ…?」
絵里 「マイレージ会員とか、限られた人だけが休憩できるスペースがあるのよ。
にこは私のマイレージカードで同行者として入れるわ」
にこ 「そ、そう」
にこ 「みんなお子様ねー」
希 「うちらはラウンジでゆっくりしよか」
にこ 「ら、らうんじ…?」
絵里 「マイレージ会員とか、限られた人だけが休憩できるスペースがあるのよ。
にこは私のマイレージカードで同行者として入れるわ」
にこ 「そ、そう」
64: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:52:55.99 :uu3idbaKO
―――――――――――――――――――――――――-
16:10頃
L1搭乗ゲート
穂乃果「おまたせー」
希 「ちゃんと時間通りに来たね。
そろそろ搭乗が始まるから、みんなトイレに行っておいてね」
海未 「あら? お水を買ったのですか、希?
それは機内に持ち込めるのでしょうか?」
希 「検査場を抜けた後の売店や自販機で買ったお水は機内に持ち込めるんや。
機内でも飲み物はたくさんもらえるけど、手元にも有った方が楽やから
いつも買ってるんや」
真姫 「飛行機の中って乾燥するのよね。最近の機材は改善してるけど」
にこ 「アイドルに乾燥は厳禁よ」
―――――――――――――――――――――――――-
16:10頃
L1搭乗ゲート
穂乃果「おまたせー」
希 「ちゃんと時間通りに来たね。
そろそろ搭乗が始まるから、みんなトイレに行っておいてね」
海未 「あら? お水を買ったのですか、希?
それは機内に持ち込めるのでしょうか?」
希 「検査場を抜けた後の売店や自販機で買ったお水は機内に持ち込めるんや。
機内でも飲み物はたくさんもらえるけど、手元にも有った方が楽やから
いつも買ってるんや」
真姫 「飛行機の中って乾燥するのよね。最近の機材は改善してるけど」
にこ 「アイドルに乾燥は厳禁よ」
65: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:53:33.38 :uu3idbaKO
ピロロロロロン
アナウンス「ラブ日本航空16時40分発 LL10便 ニューヨーク行きは只今より
機内へのご案内を開始します。L1ゲートよりご搭乗ください…」
花陽 「搭乗が始まります…」
希 「焦らなくてええで、最初は優先搭乗やから。
みんなチケットとパスポートを手元に用意しといてや」
凛 「またパスポート見せるの?」
希 「今はセキュリティが厳しいんや」
ピロロロロロン
アナウンス「ラブ日本航空16時40分発 LL10便 ニューヨーク行きは只今より
機内へのご案内を開始します。L1ゲートよりご搭乗ください…」
花陽 「搭乗が始まります…」
希 「焦らなくてええで、最初は優先搭乗やから。
みんなチケットとパスポートを手元に用意しといてや」
凛 「またパスポート見せるの?」
希 「今はセキュリティが厳しいんや」
66: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:54:00.90 :uu3idbaKO
スタッフ「パスポートとチケットを拝見します」
穂乃果「はい」
スタッフ「はい、行ってらっしゃいませ」
半券を受け取り、ボーディングブリッジを進んでいく。
穂乃果「いよいよだねえ、海未ちゃん」
海未 「そうですね、日本ともしばしのお別れです…」
スタッフ「パスポートとチケットを拝見します」
穂乃果「はい」
スタッフ「はい、行ってらっしゃいませ」
半券を受け取り、ボーディングブリッジを進んでいく。
穂乃果「いよいよだねえ、海未ちゃん」
海未 「そうですね、日本ともしばしのお別れです…」
67: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:54:36.99 :uu3idbaKO
CA 「ご搭乗ありがとうございます、チケットを拝見します」
穂乃果「こ、こんにちは! えーと、はい」
CA 「お座席はA40ですね。手前の通路をお進みください」
穂乃果「はい!」
穂乃果「スッチーだよ、海未ちゃん! すごいね!」
海未 「今はキャビンアテンダントと言うのですよ、穂乃果」
CA 「ご搭乗ありがとうございます、チケットを拝見します」
穂乃果「こ、こんにちは! えーと、はい」
CA 「お座席はA40ですね。手前の通路をお進みください」
穂乃果「はい!」
穂乃果「スッチーだよ、海未ちゃん! すごいね!」
海未 「今はキャビンアテンダントと言うのですよ、穂乃果」
68: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:55:28.75 :uu3idbaKO
凛 「あれー? 前の方の席はなんか広いにゃー」
真姫 「そこはビジネスクラスよ。私たちはエコノミーだからもっと後ろ」
穂乃果「穂乃果そっちの席がいいなー」
希 「お金を2倍払えば座れるで」
穂乃果「ええっ! そんなに高いの?! エコノミーでいいです…」
希 「ビジネスクラスは食事からサービスから全てが高級なんや。
真姫ちゃんはいつもはビジネスなんやろ?」
にこ 「自慢?!」
真姫 「何も言ってないでしょ!」
凛 「あれー? 前の方の席はなんか広いにゃー」
真姫 「そこはビジネスクラスよ。私たちはエコノミーだからもっと後ろ」
穂乃果「穂乃果そっちの席がいいなー」
希 「お金を2倍払えば座れるで」
穂乃果「ええっ! そんなに高いの?! エコノミーでいいです…」
希 「ビジネスクラスは食事からサービスから全てが高級なんや。
真姫ちゃんはいつもはビジネスなんやろ?」
にこ 「自慢?!」
真姫 「何も言ってないでしょ!」
69: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:56:08.35 :uu3idbaKO
穂乃果「A40は… あ、ここだ」
ことり「みんな近くだね」
絵里 「使わない荷物は上の棚に入れて、使う荷物は前の座席の下に入れるのよ」
花陽 「あ、あれ? 上の棚がいっぱいで入らないです…」
希 「そう言う時は近くの席の棚にお邪魔するんや」
凛 「席に枕とヘッドホンが置いてあるにゃー」
ことり「私は自分の枕を持ってきたから、この枕は上の棚に入れておくね」
穂乃果「A40は… あ、ここだ」
ことり「みんな近くだね」
絵里 「使わない荷物は上の棚に入れて、使う荷物は前の座席の下に入れるのよ」
花陽 「あ、あれ? 上の棚がいっぱいで入らないです…」
希 「そう言う時は近くの席の棚にお邪魔するんや」
凛 「席に枕とヘッドホンが置いてあるにゃー」
ことり「私は自分の枕を持ってきたから、この枕は上の棚に入れておくね」
70: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:56:54.22 :uu3idbaKO
穂乃果「すごい! 自分用のテレビがついてるよ!」
希 「そのテレビとヘッドホンを使って映画を見たり、音楽を聴いたりできるんや。
みんな座ったらシートベルトしてや」
海未 「新しい映画もありますね」
穂乃果「どれ見ようかなー。
あれ? なんかビデオが始まったよ?」
希 「安全ビデオや。緊急時の対応を教えてくれるから、
見たことなかったら一度は見ておいてや」
海未 「救命胴衣は座席の下、気圧が下がると自動的にマスクが出る…」ブツブツ
穂乃果「もー、海未ちゃんは心配性だなあー」
海未 「当然です!」
希 「ビデオで説明されとるけど、ドアが閉まってから着陸までの間はスマホやPC等の
通信用電波の出る電子機器は、電波を発しない機内モードにする必要が有るで」
穂乃果「だから機内モードっていうんだね」
穂乃果「すごい! 自分用のテレビがついてるよ!」
希 「そのテレビとヘッドホンを使って映画を見たり、音楽を聴いたりできるんや。
みんな座ったらシートベルトしてや」
海未 「新しい映画もありますね」
穂乃果「どれ見ようかなー。
あれ? なんかビデオが始まったよ?」
希 「安全ビデオや。緊急時の対応を教えてくれるから、
見たことなかったら一度は見ておいてや」
海未 「救命胴衣は座席の下、気圧が下がると自動的にマスクが出る…」ブツブツ
穂乃果「もー、海未ちゃんは心配性だなあー」
海未 「当然です!」
希 「ビデオで説明されとるけど、ドアが閉まってから着陸までの間はスマホやPC等の
通信用電波の出る電子機器は、電波を発しない機内モードにする必要が有るで」
穂乃果「だから機内モードっていうんだね」
71: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:57:47.47 :uu3idbaKO
ウイイイイイイイイン
花陽 「う、動き始めました!」
真姫 「この飛行機が動き出した時間が出発時刻なの。
駐機場から滑走路まで行くから、まだ離陸しないわよ」
凛 「今から何時間飛行機に乗るにゃ?」
絵里 「行きは大体13時間ね」
にこ 「行き? 帰りは違うの?」
絵里 「帰りは大体14時間よ。
偏西風という風が吹いてるから東に向かう時の方が早く着くの」かしこい
ウイイイイイイイイン
花陽 「う、動き始めました!」
真姫 「この飛行機が動き出した時間が出発時刻なの。
駐機場から滑走路まで行くから、まだ離陸しないわよ」
凛 「今から何時間飛行機に乗るにゃ?」
絵里 「行きは大体13時間ね」
にこ 「行き? 帰りは違うの?」
絵里 「帰りは大体14時間よ。
偏西風という風が吹いてるから東に向かう時の方が早く着くの」かしこい
72: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:58:58.60 :uu3idbaKO
穂乃果「13時間も有ったら映画が沢山観られるね!」
希 「甘いで。飛行機の中でしっかり寝ておかないと着いてからキツイで」
穂乃果「どうしてー?」
希 「時差ボケになるんや。
今大体17:00やろ? 今から13時間飛行機に乗ってニューヨークに着いたら
日本時間で朝の5:00や。でも時差が13時間有るからニューヨークでは
まだ前の日の15:00。体は眠いのにもう1日過ごす感じになるんや」
穂乃果「なるほど…」
ことり「でも穂乃果ちゃんは映画観るとすぐ寝ちゃうよね」
穂乃果「13時間も有ったら映画が沢山観られるね!」
希 「甘いで。飛行機の中でしっかり寝ておかないと着いてからキツイで」
穂乃果「どうしてー?」
希 「時差ボケになるんや。
今大体17:00やろ? 今から13時間飛行機に乗ってニューヨークに着いたら
日本時間で朝の5:00や。でも時差が13時間有るからニューヨークでは
まだ前の日の15:00。体は眠いのにもう1日過ごす感じになるんや」
穂乃果「なるほど…」
ことり「でも穂乃果ちゃんは映画観るとすぐ寝ちゃうよね」
73: ◆rydVFq.TKw:2019/11/21(木) 23:59:26.86 :uu3idbaKO
ゴーーーーー!
花陽 「な、何やらエンジン音が大きくなりました…」
真姫 「離陸よ」
海未 「だ、大丈夫でしょうか…?」
凛 「テンション上がるにゃー!」
ことり「♪Dan-dan スースーム Dan-dan ハージケルー」
ゴーーーーー……!
ゴーーーーー!
花陽 「な、何やらエンジン音が大きくなりました…」
真姫 「離陸よ」
海未 「だ、大丈夫でしょうか…?」
凛 「テンション上がるにゃー!」
ことり「♪Dan-dan スースーム Dan-dan ハージケルー」
ゴーーーーー……!
74: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:00:13.38 :tVsc5sK7O
――――――――――――――――――――――――――
ポーン
シートベルト着用サインが消えた
希 「無事離陸できたみたいや。
安定したら飲み物のサービスが始まるで。
最初はスナックと冷たいジュース、お茶、牛乳、お酒等や」
穂乃果「お酒ももらえるの?」
海未 「何言ってるのですか! 穂乃果!
私たちは未成年なのですよ!」
穂乃果「わかってるよう、海未ちゃん。でも一応聞いておこうと思って…」
――――――――――――――――――――――――――
ポーン
シートベルト着用サインが消えた
希 「無事離陸できたみたいや。
安定したら飲み物のサービスが始まるで。
最初はスナックと冷たいジュース、お茶、牛乳、お酒等や」
穂乃果「お酒ももらえるの?」
海未 「何言ってるのですか! 穂乃果!
私たちは未成年なのですよ!」
穂乃果「わかってるよう、海未ちゃん。でも一応聞いておこうと思って…」
75: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:00:41.33 :tVsc5sK7O
希 「成人なら缶ビールやワイン、ウイスキー等がもらえるで。
お酒好きな人は沢山飲んでしまう場合があるけど、機内ではあまり飲まない方がええな。
機内では気圧が低くて普通の環境じゃないのと、エコノミークラスで座りっぱなしだと
体にも良くない。そんな状態で飲酒すると体に異常をきたしやすいんや」
海未 「まるで飲んだことあるような言い方ですね、希」
希 「ふふ」
希 「成人なら缶ビールやワイン、ウイスキー等がもらえるで。
お酒好きな人は沢山飲んでしまう場合があるけど、機内ではあまり飲まない方がええな。
機内では気圧が低くて普通の環境じゃないのと、エコノミークラスで座りっぱなしだと
体にも良くない。そんな状態で飲酒すると体に異常をきたしやすいんや」
海未 「まるで飲んだことあるような言い方ですね、希」
希 「ふふ」
76: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:01:19.84 :tVsc5sK7O
CA 「お飲み物はいかがいたしましょうか?」
真姫 「トマトジュースください」
CA 「はいどうぞ」
真姫 「ありがとうございます」
CA 「お飲み物はいかがいたしましょうか?」
真姫 「トマトジュースください」
CA 「はいどうぞ」
真姫 「ありがとうございます」
77: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:01:58.09 :tVsc5sK7O
外人CA「Something to drink?」
凛 「あわわわわ、外人さんにゃ~! どうしよう…」
絵里 「落ち着いて。飲み物を聞かれているわ」
凛 「え、えーと、オレンジジュース プリーズ…」
外人CA「Here you are」
凛 「さ、サンキュー!」
外人CA「Enjoy」
凛 「通じたにゃー!」
花陽 「よかったね、凛ちゃん」
外人CA「Something to drink?」
凛 「あわわわわ、外人さんにゃ~! どうしよう…」
絵里 「落ち着いて。飲み物を聞かれているわ」
凛 「え、えーと、オレンジジュース プリーズ…」
外人CA「Here you are」
凛 「さ、サンキュー!」
外人CA「Enjoy」
凛 「通じたにゃー!」
花陽 「よかったね、凛ちゃん」
78: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:02:46.41 :tVsc5sK7O
希 「飲み物のサービスが終わったら次は最初の機内食や。
大抵2種類から選べるで」
海未 「メニューは有るのでしょうか?」
希 「座席の前のポケットに入ってる場合があるけど、無い場合もある」
海未 「あ、有りました。カツカレーと、サフランライスのチキンから選べるようです」
花陽 「ここは白米の有るカツカレーにします」
真姫 「まだ食べるの?! 私はもうお腹いっぱいよ…」
希 「飲み物のサービスが終わったら次は最初の機内食や。
大抵2種類から選べるで」
海未 「メニューは有るのでしょうか?」
希 「座席の前のポケットに入ってる場合があるけど、無い場合もある」
海未 「あ、有りました。カツカレーと、サフランライスのチキンから選べるようです」
花陽 「ここは白米の有るカツカレーにします」
真姫 「まだ食べるの?! 私はもうお腹いっぱいよ…」
79: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:03:24.33 :tVsc5sK7O
CA 「和食と洋食がございますが?」
花陽 「え? あ、和食でお願いします」
CA 「はい、どうぞ」
花陽 「ありがとうございます」
花陽 「カツカレーって聞かれないんだね」
希 「聞き方は色々だから、とっさにどれのことかわからなくなることがあるんや。
今日の場合やったらポークかチキンか、って聞かれる場合もあるし、
今みたいに和食か洋食かって聞かれることもある」
凛 「むずかしいにゃ」
花陽 「美味しいです」モグモグ
CA 「和食と洋食がございますが?」
花陽 「え? あ、和食でお願いします」
CA 「はい、どうぞ」
花陽 「ありがとうございます」
花陽 「カツカレーって聞かれないんだね」
希 「聞き方は色々だから、とっさにどれのことかわからなくなることがあるんや。
今日の場合やったらポークかチキンか、って聞かれる場合もあるし、
今みたいに和食か洋食かって聞かれることもある」
凛 「むずかしいにゃ」
花陽 「美味しいです」モグモグ
80: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:03:54.83 :tVsc5sK7O
希 「次は食事中に暖かい飲み物のサービスが来るで。
お茶とコーヒーとスープが選べるんや」
外人CA「 Tea? Coffee?」
穂乃果「えっと、てぃー ぷりーず」
外人CA「Black tea? Green tea?」
穂乃果「へ?」
希 「次は食事中に暖かい飲み物のサービスが来るで。
お茶とコーヒーとスープが選べるんや」
外人CA「 Tea? Coffee?」
穂乃果「えっと、てぃー ぷりーず」
外人CA「Black tea? Green tea?」
穂乃果「へ?」
81: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:04:30.05 :tVsc5sK7O
絵里 「紅茶か日本茶かって聞いてるわ。紅茶はブラックティーで、日本茶がグリーンティーよ」
穂乃果「そっか、 グリーン ティー プリーズ」
外人CA「Here」
穂乃果「さんきゅー」
穂乃果「紅茶と緑茶かー。 簡単な単語でもわからないものだね」
絵里 「学校で習う単語はごくごく一部だから、実際に会話するにはもっと勉強が必要ね」
絵里 「紅茶か日本茶かって聞いてるわ。紅茶はブラックティーで、日本茶がグリーンティーよ」
穂乃果「そっか、 グリーン ティー プリーズ」
外人CA「Here」
穂乃果「さんきゅー」
穂乃果「紅茶と緑茶かー。 簡単な単語でもわからないものだね」
絵里 「学校で習う単語はごくごく一部だから、実際に会話するにはもっと勉強が必要ね」
82: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:04:59.57 :tVsc5sK7O
にこ 「ちょっとお手洗いに行きたいんだけど…」
希 「我慢できるならちょっと待った方がええな。
今はサービス中でカートが通路に有るから通れないし、サービスの邪魔になる。
もう少ししたら食器を下げてくれるから、そのタイミングで行くのがええ」
にこ 「わかったわ」
にこ 「ちょっとお手洗いに行きたいんだけど…」
希 「我慢できるならちょっと待った方がええな。
今はサービス中でカートが通路に有るから通れないし、サービスの邪魔になる。
もう少ししたら食器を下げてくれるから、そのタイミングで行くのがええ」
にこ 「わかったわ」
83: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:05:44.41 :tVsc5sK7O
―――――――――――――――――――――――――――-
食事が終わり、CAが食器を下げてくれた。
穂乃果「ふー、お腹いっぱいだよ」
凛 「さすがに凛も…」
真姫 「無理して食べなくていいのに」
希 「ここでひとまず機内食のサービスは終了や。
ここからはCAさんがたまに水やジュースを持ってきてくれる。
自分でギャレーに行ってももらえるで」
凛 「ぎゃれー?」
絵里 「CAの居る台所みたいなところよ。言えばカップラーメンもくれる便もあるわ」
凛 「ラーメン!?」
真姫 「今食べ終わったばかりでしょ…」
―――――――――――――――――――――――――――-
食事が終わり、CAが食器を下げてくれた。
穂乃果「ふー、お腹いっぱいだよ」
凛 「さすがに凛も…」
真姫 「無理して食べなくていいのに」
希 「ここでひとまず機内食のサービスは終了や。
ここからはCAさんがたまに水やジュースを持ってきてくれる。
自分でギャレーに行ってももらえるで」
凛 「ぎゃれー?」
絵里 「CAの居る台所みたいなところよ。言えばカップラーメンもくれる便もあるわ」
凛 「ラーメン!?」
真姫 「今食べ終わったばかりでしょ…」
84: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:06:25.15 :tVsc5sK7O
にこ 「じゃあちょっとお手洗いに… ってすごく混んでるじゃ無い!」
希 「みんなこの時間に行くからね。お行儀良く並んでや」
CA 「入国書類をお配りしております」
希 「ありがとうございます。9枚ください」
海未 「なんですか、それは?」
希 「アメリカに入国する時に提出する税関申告書や。
自分の情報と持ち込む荷物に関する質問を聞かれとる。
1人一枚づつ書いてや」
にこ 「じゃあちょっとお手洗いに… ってすごく混んでるじゃ無い!」
希 「みんなこの時間に行くからね。お行儀良く並んでや」
CA 「入国書類をお配りしております」
希 「ありがとうございます。9枚ください」
海未 「なんですか、それは?」
希 「アメリカに入国する時に提出する税関申告書や。
自分の情報と持ち込む荷物に関する質問を聞かれとる。
1人一枚づつ書いてや」
85: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:07:01.94 :tVsc5sK7O
凛 「日本語で書いてあって助かるにゃ。
えーと、ホテル名はと… バウチャーに書いてあったにゃ」
花陽 「ああっ!
“私(私たち)は以下のものを持ち込んでいる
(a)果物、野菜、植物、種、食品…”
希ちゃん、お米パックを持ってきたら”はい”でしょうか?」
希 「はい、やな」
花陽 「没収されないでしょうか…?」
希 「加工したお米は大丈夫や。
その一方でお肉関係は厳しいで」
凛 「日本語で書いてあって助かるにゃ。
えーと、ホテル名はと… バウチャーに書いてあったにゃ」
花陽 「ああっ!
“私(私たち)は以下のものを持ち込んでいる
(a)果物、野菜、植物、種、食品…”
希ちゃん、お米パックを持ってきたら”はい”でしょうか?」
希 「はい、やな」
花陽 「没収されないでしょうか…?」
希 「加工したお米は大丈夫や。
その一方でお肉関係は厳しいで」
86: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:07:33.31 :tVsc5sK7O
穂乃果「あ、電気が消えたよ」
絵里 「ひっ!」
絵里が希に抱きついた。
希 「痛っ、えりち痛いで」
絵里 「ああ! 離さないで離さないでお願い!」
穂乃果「絵里ちゃんは暗いの苦手だったね」
希 「これからお休みタイムや。朝までずっと暗いで」
絵里 「読書灯つけて!」
希 「はいはい」ピッ
絵里 「ふう…」
穂乃果「あ、電気が消えたよ」
絵里 「ひっ!」
絵里が希に抱きついた。
希 「痛っ、えりち痛いで」
絵里 「ああ! 離さないで離さないでお願い!」
穂乃果「絵里ちゃんは暗いの苦手だったね」
希 「これからお休みタイムや。朝までずっと暗いで」
絵里 「読書灯つけて!」
希 「はいはい」ピッ
絵里 「ふう…」
87: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:08:09.40 :tVsc5sK7O
希 「読書灯を点けるのはええけど、周りには寝たい人もおるから気配りも必要や」
ことり「座席を後ろに倒して寝てもいいの?」
希 「ええけど倒しすぎないようにね。これも気配りや」
真姫 (やっぱりエコノミーの席って狭いわね…)
希 「読書灯を点けるのはええけど、周りには寝たい人もおるから気配りも必要や」
ことり「座席を後ろに倒して寝てもいいの?」
希 「ええけど倒しすぎないようにね。これも気配りや」
真姫 (やっぱりエコノミーの席って狭いわね…)
88: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:08:51.23 :tVsc5sK7O
凛 「なんだかちょっと寒く無いかにゃ?」
真姫 「機材や路線によるけど、飛行機の中は結構寒い時があるのよ」
花陽 「寒いのにTシャツ短パンの外人さんもいます…」
真姫 「寒さに強い外人さんっているのよ。気にしない方がいいわ。
CAにBlanket pleaseって言えば毛布を貸してくれるわよ」
凛 「ぶ、ブランケット プリーズ!」
外人CA「Here」
凛 「サンキュー! あったかいにゃ~」
凛 「なんだかちょっと寒く無いかにゃ?」
真姫 「機材や路線によるけど、飛行機の中は結構寒い時があるのよ」
花陽 「寒いのにTシャツ短パンの外人さんもいます…」
真姫 「寒さに強い外人さんっているのよ。気にしない方がいいわ。
CAにBlanket pleaseって言えば毛布を貸してくれるわよ」
凛 「ぶ、ブランケット プリーズ!」
外人CA「Here」
凛 「サンキュー! あったかいにゃ~」
89: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:09:23.68 :tVsc5sK7O
―――――――――――――――――――――
各自、思い思いの時間を過ごす。
ことりは恋愛映画を観ていた。
ことり「ううっ、かわいそう。 ああっ!」うるうる
穂乃果「ZZZ…」
その時、機体が大きく揺れ始めた。
ことり「あれ?」
穂乃果「地震?!」がばっ
―――――――――――――――――――――
各自、思い思いの時間を過ごす。
ことりは恋愛映画を観ていた。
ことり「ううっ、かわいそう。 ああっ!」うるうる
穂乃果「ZZZ…」
その時、機体が大きく揺れ始めた。
ことり「あれ?」
穂乃果「地震?!」がばっ
90: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:10:04.92 :tVsc5sK7O
ポーン
アナウンス「当機は只今気流の悪いところを通過中です。
お席にお戻りになりシートベルトをお締めください」
ガタガタガタガタガタ!
凛 「おちるにゃー!」
花陽 「ダレカタスケテー!」
海未 「ZZZ…」
にこ 「ふ、ふんっ! これくらいの揺れでビビってんじゃないわよ!」ガクガクブルブル
希 「大丈夫や。乱気流に巻き込まれただけ、これくらいの揺れはよくある」
ポーン
アナウンス「当機は只今気流の悪いところを通過中です。
お席にお戻りになりシートベルトをお締めください」
ガタガタガタガタガタ!
凛 「おちるにゃー!」
花陽 「ダレカタスケテー!」
海未 「ZZZ…」
にこ 「ふ、ふんっ! これくらいの揺れでビビってんじゃないわよ!」ガクガクブルブル
希 「大丈夫や。乱気流に巻き込まれただけ、これくらいの揺れはよくある」
91: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:10:56.92 :tVsc5sK7O
花陽 「収まってきました…」
凛 「助かったにゃ~」
穂乃果「目が覚めちゃった。 あとどれくらいで到着かなあ?」
希 「ディスプレイで飛行ルートが確認できるで」
穂乃果「あっ本当だ! すごい! …まだ半分くらいだね」
希 「全部で13時間やからね」
ことり「帰りはもっと長いんだよね」
花陽 「収まってきました…」
凛 「助かったにゃ~」
穂乃果「目が覚めちゃった。 あとどれくらいで到着かなあ?」
希 「ディスプレイで飛行ルートが確認できるで」
穂乃果「あっ本当だ! すごい! …まだ半分くらいだね」
希 「全部で13時間やからね」
ことり「帰りはもっと長いんだよね」
92: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:11:24.01 :tVsc5sK7O
穂乃果「うう~、疲れるよう」
希 「寝てしまえば早いで。 海未ちゃんを見てみ、しっかり寝てる」
海未 「ZZZ…」
穂乃果「海未ちゃんは一度寝ると起きないから」
海未 「ZZZ…」
穂乃果「うう~、疲れるよう」
希 「寝てしまえば早いで。 海未ちゃんを見てみ、しっかり寝てる」
海未 「ZZZ…」
穂乃果「海未ちゃんは一度寝ると起きないから」
海未 「ZZZ…」
93: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:12:00.16 :tVsc5sK7O
――――――――――――――――――――――――――
そして…
穂乃果「ん… 電気がついた。 朝かな?」
窓を開ける。
穂乃果「うわ、眩しい」
希 「到着2時間前や。そろそろ機内食が出るで」
穂乃果「よく寝たけど体が痛いよう」
希 「エコノミーやからね。 トイレ行くついでに屈伸するとええで。
食事の後はもう着陸やから、今がチャンスや」
――――――――――――――――――――――――――
そして…
穂乃果「ん… 電気がついた。 朝かな?」
窓を開ける。
穂乃果「うわ、眩しい」
希 「到着2時間前や。そろそろ機内食が出るで」
穂乃果「よく寝たけど体が痛いよう」
希 「エコノミーやからね。 トイレ行くついでに屈伸するとええで。
食事の後はもう着陸やから、今がチャンスや」
94: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:12:32.54 :tVsc5sK7O
花陽 「朝ごはんは何でしょうか?」
絵里 「えーと、ご飯とパンケーキが選べ…」
花陽 「ご飯にします」
ことり「穂乃果ちゃん! 窓の外に陸地が見えるよ」
穂乃果「ほんとだ!」
希 「そこはもうアメリカやで」
穂乃果「うわあ~」
ことり「雲の下に家が小さく見えるよ!」
花陽 「朝ごはんは何でしょうか?」
絵里 「えーと、ご飯とパンケーキが選べ…」
花陽 「ご飯にします」
ことり「穂乃果ちゃん! 窓の外に陸地が見えるよ」
穂乃果「ほんとだ!」
希 「そこはもうアメリカやで」
穂乃果「うわあ~」
ことり「雲の下に家が小さく見えるよ!」
95: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:13:07.53 :tVsc5sK7O
CA 「お食事をお持ちしました」
花陽 「和食でお願いします!」
CA 「すみません、和食は切らしております」
花陽 「エエッ!!」
希 「そういう時もあるで。
みんな、食事の時は座席のリクライニングを元に戻してや。
前の人が倒してると恐ろしく食べにくいんや」
穂乃果「うん。わかった」クイッ
凛 「食べてばっかりにゃ」モグモグ
CA 「お食事をお持ちしました」
花陽 「和食でお願いします!」
CA 「すみません、和食は切らしております」
花陽 「エエッ!!」
希 「そういう時もあるで。
みんな、食事の時は座席のリクライニングを元に戻してや。
前の人が倒してると恐ろしく食べにくいんや」
穂乃果「うん。わかった」クイッ
凛 「食べてばっかりにゃ」モグモグ
96: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:13:38.25 :tVsc5sK7O
―――――――――――――――――――――――――-
食事が終わり食器が下げられると…
ポーン
アナウンス「当機は間も無く着陸態勢に入ります。
お席にお戻りになり、シートベルトをお締めください」
凛 「いよいよだにゃ~」
花陽 「なんだか体が浮く感じがします…」
真姫 「今高度を下げてるからよ」
ことり「地面が近づいてくるよ」
―――――――――――――――――――――――――-
食事が終わり食器が下げられると…
ポーン
アナウンス「当機は間も無く着陸態勢に入ります。
お席にお戻りになり、シートベルトをお締めください」
凛 「いよいよだにゃ~」
花陽 「なんだか体が浮く感じがします…」
真姫 「今高度を下げてるからよ」
ことり「地面が近づいてくるよ」
97: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:14:09.12 :tVsc5sK7O
ドスン!
希 「無事着陸したで」
凛 「やったにゃー!」
穂乃果「愛してるバンザーイ!」
海未 「むにゃ… 着いたのですか?」
ことり「海未ちゃん、良いタイミングで起きるね」
ドスン!
希 「無事着陸したで」
凛 「やったにゃー!」
穂乃果「愛してるバンザーイ!」
海未 「むにゃ… 着いたのですか?」
ことり「海未ちゃん、良いタイミングで起きるね」
98: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:14:44.89 :tVsc5sK7O
凛 「早く降りたいにゃ~」ワクワク
真姫 「ここから駐機場に行くまでまだ時間がかかるわ。
シートベルトしたまま座ってて」
希 「今のうちに荷物を整理した方がええ。
忘れ物しないように、座席の前のポケットは確認してや」
穂乃果「あ、危ない。スマホをポケットに入れてたよ」
凛 「早く降りたいにゃ~」ワクワク
真姫 「ここから駐機場に行くまでまだ時間がかかるわ。
シートベルトしたまま座ってて」
希 「今のうちに荷物を整理した方がええ。
忘れ物しないように、座席の前のポケットは確認してや」
穂乃果「あ、危ない。スマホをポケットに入れてたよ」
99: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:15:23.76 :tVsc5sK7O
―――――――――――――――――――――――――――-
花陽 「あ、飛行機が止まりました」
ポーン
希 「シートベルト着用サインが消えたから立ち上がってええで」
凛 「他のお客さんもみんな立ち上がったにゃ」
絵里 「今のうちに上の棚の荷物をおろすわね、これはにこの荷物かしら?」
にこ 「ありがとう」
希 「長い飛行時間の間に上の棚に荷物を入れていること自体忘れてしまうことがあるから、
荷物が有っても無くても上の棚を確認する癖をつけた方がええな」
―――――――――――――――――――――――――――-
花陽 「あ、飛行機が止まりました」
ポーン
希 「シートベルト着用サインが消えたから立ち上がってええで」
凛 「他のお客さんもみんな立ち上がったにゃ」
絵里 「今のうちに上の棚の荷物をおろすわね、これはにこの荷物かしら?」
にこ 「ありがとう」
希 「長い飛行時間の間に上の棚に荷物を入れていること自体忘れてしまうことがあるから、
荷物が有っても無くても上の棚を確認する癖をつけた方がええな」
100: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:16:29.84 :tVsc5sK7O
穂乃果「なかなか進まないね」
希 「ボーディングブリッジを飛行機に接続して扉を開けて、
ファーストクラス、ビジネスクラスの乗客を先におろすから結構時間がかかるんや。
今のうちに荷物の最終確認してや。パスポートとスマホとお財布はあるかな?」
凛 「椅子の上にお財布が落ちてたにゃ! 危なかったにゃ~」
にこ 「進み始めたみたいよ」
外人CA「Thank you」
凛 「サンキューにゃー!」
絵里 「凛はすっかり英語が得意になったみたいね」
凛 「えへへ、通じると面白いにゃー!」
穂乃果「なかなか進まないね」
希 「ボーディングブリッジを飛行機に接続して扉を開けて、
ファーストクラス、ビジネスクラスの乗客を先におろすから結構時間がかかるんや。
今のうちに荷物の最終確認してや。パスポートとスマホとお財布はあるかな?」
凛 「椅子の上にお財布が落ちてたにゃ! 危なかったにゃ~」
にこ 「進み始めたみたいよ」
外人CA「Thank you」
凛 「サンキューにゃー!」
絵里 「凛はすっかり英語が得意になったみたいね」
凛 「えへへ、通じると面白いにゃー!」
101: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:17:02.87 :tVsc5sK7O
ボーディングブリッジを抜けて空港の通路に出たμ's。
穂乃果「うわぁー、広いねー」
凛 「どっち行ったら良いかわからないにゃー」
希 「とりあえず他の乗客に付いて行って、
ARRIVALとかIMMIGRATIONとかBAGGAGEの看板に沿って歩くんや」
穂乃果「なにそれ?」
絵里 「ARRIVALは到着口、IMMIGRATIONは入国審査、BAGGAGEは手荷物受取所よ。
だいたいこれらはセットになってるから、その方向に向かって歩くの」
ボーディングブリッジを抜けて空港の通路に出たμ's。
穂乃果「うわぁー、広いねー」
凛 「どっち行ったら良いかわからないにゃー」
希 「とりあえず他の乗客に付いて行って、
ARRIVALとかIMMIGRATIONとかBAGGAGEの看板に沿って歩くんや」
穂乃果「なにそれ?」
絵里 「ARRIVALは到着口、IMMIGRATIONは入国審査、BAGGAGEは手荷物受取所よ。
だいたいこれらはセットになってるから、その方向に向かって歩くの」
102: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:17:35.13 :tVsc5sK7O
花陽 「あれ? 違う方向に向かってる人たちがいますよ?」
真姫 「あの人達は乗り継ぎするのよ。TRANSFERの方向に向かってるわ」
希 「成田空港でも聞かれたけど、複数の飛行機を乗り継いで最終目的地を
目指すこともできるんや」
花陽 「なるほど」
花陽 「あれ? 違う方向に向かってる人たちがいますよ?」
真姫 「あの人達は乗り継ぎするのよ。TRANSFERの方向に向かってるわ」
希 「成田空港でも聞かれたけど、複数の飛行機を乗り継いで最終目的地を
目指すこともできるんや」
花陽 「なるほど」
103: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:18:38.13 :tVsc5sK7O
希 「入国審査場に着いたで」
ことり「すごく混んでるね」
希 「審査官のいるブースの前で大人しく並んで待つしか無い」
穂乃果「ねえ、あっちの列がすいてるよ?」
絵里 「あっちはアメリカ国籍を持っている人専用の窓口だから基本的に私たちは行けないの。
ブースの上にResidents(アメリカ国籍)って書いてあるでしょ?
私達は外国人だからForeign/Non Residents(外国籍)の窓口に行くのよ」
穂乃果「ちぇっ」
希 「自国民を優先するのは世界中どこでも当然や。
まあ自国民が少ない時は外国人も受け付けてくれること有るけどね」
希 「入国審査場に着いたで」
ことり「すごく混んでるね」
希 「審査官のいるブースの前で大人しく並んで待つしか無い」
穂乃果「ねえ、あっちの列がすいてるよ?」
絵里 「あっちはアメリカ国籍を持っている人専用の窓口だから基本的に私たちは行けないの。
ブースの上にResidents(アメリカ国籍)って書いてあるでしょ?
私達は外国人だからForeign/Non Residents(外国籍)の窓口に行くのよ」
穂乃果「ちぇっ」
希 「自国民を優先するのは世界中どこでも当然や。
まあ自国民が少ない時は外国人も受け付けてくれること有るけどね」
104: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:19:19.00 :tVsc5sK7O
花陽 「そろそろ順番です」
希 「まずはパスポートと税関申告書類を出してな。
それから指紋と写真を取られて、いくつか質問されるんや」
花陽 「緊張します…」
凛 「凛が一緒について行ってあげるにゃー」
希 「凛ちゃん待って。入国審査は家族以外は1人で受けなあかんのや。
その線の手前で待っててや」
凛 「えー、 かよちん、頑張って!」
花陽 「そろそろ順番です」
希 「まずはパスポートと税関申告書類を出してな。
それから指紋と写真を取られて、いくつか質問されるんや」
花陽 「緊張します…」
凛 「凛が一緒について行ってあげるにゃー」
希 「凛ちゃん待って。入国審査は家族以外は1人で受けなあかんのや。
その線の手前で待っててや」
凛 「えー、 かよちん、頑張って!」
105: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:20:04.87 :tVsc5sK7O
審査官「Next! Passport!」
(次、パスポート!)
花陽 「は、はろー」スッ
審査官「Press four fingers on your right hand, please」
(右手の指4本を押し付けてください)
花陽 「えーと、フォーフィンガーズ ライトハンド…
右手の4本の指を機械に置いて…」
審査官「Thumb」
(親指も)
花陽 「次は親指」
審査官「Next! Passport!」
(次、パスポート!)
花陽 「は、はろー」スッ
審査官「Press four fingers on your right hand, please」
(右手の指4本を押し付けてください)
花陽 「えーと、フォーフィンガーズ ライトハンド…
右手の4本の指を機械に置いて…」
審査官「Thumb」
(親指も)
花陽 「次は親指」
106: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:20:39.87 :tVsc5sK7O
審査官「Left hand please」
(左手も)
花陽 「レフトハンド、左手も同様に…」
審査官「Look at the camera, please」
(カメラを見てください)
花陽 「カメラ、写真を撮られます…」
審査官「How long are you staying?」
(何日の滞在予定ですか?)
花陽 「ハウロング… 長さ。 フォーデイズ」
審査官「Left hand please」
(左手も)
花陽 「レフトハンド、左手も同様に…」
審査官「Look at the camera, please」
(カメラを見てください)
花陽 「カメラ、写真を撮られます…」
審査官「How long are you staying?」
(何日の滞在予定ですか?)
花陽 「ハウロング… 長さ。 フォーデイズ」
107: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:21:31.94 :tVsc5sK7O
審査官「What’s your purpose of your visit?」
(訪問の目的は何ですか?)
花陽 「パーパス、目的ですね。 えと、サイトシーイング」
審査官「Do you have anything to declare?」
(申告する物を持っていますか?)
花陽 「きました、デクレア、申告です。
I have packed rice, because I love rice very much!」
審査官「Easy , enjoy」 スタンプガチャン
(まあ落ち着いて、楽しんでね)
花陽 「さ、サンキュー!」
審査官「What’s your purpose of your visit?」
(訪問の目的は何ですか?)
花陽 「パーパス、目的ですね。 えと、サイトシーイング」
審査官「Do you have anything to declare?」
(申告する物を持っていますか?)
花陽 「きました、デクレア、申告です。
I have packed rice, because I love rice very much!」
審査官「Easy , enjoy」 スタンプガチャン
(まあ落ち着いて、楽しんでね)
花陽 「さ、サンキュー!」
108: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:22:21.07 :tVsc5sK7O
花陽 「なんとか入国できました…」
絵里 「ハラショーよ、花陽」
花陽 「希ちゃんの特訓のおかげです」
希 「みんな無事入国できたかな?」
海未 「にこが捕まっているようです…」
花陽 「なんとか入国できました…」
絵里 「ハラショーよ、花陽」
花陽 「希ちゃんの特訓のおかげです」
希 「みんな無事入国できたかな?」
海未 「にこが捕まっているようです…」
109: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:22:58.07 :tVsc5sK7O
審査官「Where are your parents, kid?」
(ご両親はどこだい?お嬢ちゃん)
にこ 「I have come here without parents! Because I am an adult!」
(親と一緒じゃ無いわよ!私は成人してるんだから!)
審査官「Stop kidding around」
(からかっちゃいけないよ)
にこ 「I am not kidding! See my passport, please?」
(冗談じゃないわよ!私のパスポート見なさいよ!)
審査官「HAHAHA, Oh… Are you serious?」
(ハハハ、オゥ… マジか)
にこ 「You see!」
(ほらね!)
審査官「Look at the camera, please」
(カメラをみてください)
にこ 「にこっ!」
審査官「Where are your parents, kid?」
(ご両親はどこだい?お嬢ちゃん)
にこ 「I have come here without parents! Because I am an adult!」
(親と一緒じゃ無いわよ!私は成人してるんだから!)
審査官「Stop kidding around」
(からかっちゃいけないよ)
にこ 「I am not kidding! See my passport, please?」
(冗談じゃないわよ!私のパスポート見なさいよ!)
審査官「HAHAHA, Oh… Are you serious?」
(ハハハ、オゥ… マジか)
にこ 「You see!」
(ほらね!)
審査官「Look at the camera, please」
(カメラをみてください)
にこ 「にこっ!」
110: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:23:34.79 :tVsc5sK7O
にこ 「まったく、冗談じゃないわよ」
凛 「にこちゃん、英語話せてすごいにゃ~」
にこ 「当然でしょ、これからのアイドルは英語くらいできないと生き残れないのよ!」
真姫 「子供に間違われてたケドね」
希 「アメリカのほとんどの州の法律では18歳から成人だから私たち三年生は大人なんやけど
アジア人は若く見えるのに加えてにこっちは小さいから、こっちの人から見れば
子供にしか見えないんよ」
にこ 「ふんっ!」
にこ 「まったく、冗談じゃないわよ」
凛 「にこちゃん、英語話せてすごいにゃ~」
にこ 「当然でしょ、これからのアイドルは英語くらいできないと生き残れないのよ!」
真姫 「子供に間違われてたケドね」
希 「アメリカのほとんどの州の法律では18歳から成人だから私たち三年生は大人なんやけど
アジア人は若く見えるのに加えてにこっちは小さいから、こっちの人から見れば
子供にしか見えないんよ」
にこ 「ふんっ!」
111: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:24:33.21 :tVsc5sK7O
希 「みんな揃ったみたいやね。次は荷物受け取りや」
ことり「ターンテーブルがたくさん有るよ」
絵里 「どの便の荷物が出てくるか、ディスプレイに表示されるわ。
私たちの飛行機はLL10便だから、2番のターンテーブルね」
真姫 「あ、私の荷物」ヒョイッ
穂乃果「穂乃果の荷物まだかなあ
希 「みんな揃ったみたいやね。次は荷物受け取りや」
ことり「ターンテーブルがたくさん有るよ」
絵里 「どの便の荷物が出てくるか、ディスプレイに表示されるわ。
私たちの飛行機はLL10便だから、2番のターンテーブルね」
真姫 「あ、私の荷物」ヒョイッ
穂乃果「穂乃果の荷物まだかなあ
112: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:25:08.07 :tVsc5sK7O
……
穂乃果「…穂乃果の荷物なかなか出てこないよ」
海未 「穂乃果だけで無く、真姫以外のみんなの荷物が出てきません」
希 「真姫ちゃんはマイレージ会員のステイタスが高いから手荷物も優先的に出てくるんや」
凛 「まきちゃんずるーい」
真姫 「べ、別に良いでしょ!」
絵里 「お得意様を優先するのは資本主義経済では当然よ」
にこ 「ふん!」
……
穂乃果「…穂乃果の荷物なかなか出てこないよ」
海未 「穂乃果だけで無く、真姫以外のみんなの荷物が出てきません」
希 「真姫ちゃんはマイレージ会員のステイタスが高いから手荷物も優先的に出てくるんや」
凛 「まきちゃんずるーい」
真姫 「べ、別に良いでしょ!」
絵里 「お得意様を優先するのは資本主義経済では当然よ」
にこ 「ふん!」
113: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:25:54.85 :tVsc5sK7O
希 「みんな今のうちに腕時計の時差を修正しといてな」
ことり「あ、スマホの時間は自動的に変わってたよ」
希 「今の大抵のスマホは現地の電話会社と自動的につながって時差調整されるように
なってるんや。腕時計もGPSで自動的に調整されるものもあるけど、大抵は自分で
調整せなあかん。時間を間違えると色々トラブルになるから忘れずに調整してや」
希 「みんな今のうちに腕時計の時差を修正しといてな」
ことり「あ、スマホの時間は自動的に変わってたよ」
希 「今の大抵のスマホは現地の電話会社と自動的につながって時差調整されるように
なってるんや。腕時計もGPSで自動的に調整されるものもあるけど、大抵は自分で
調整せなあかん。時間を間違えると色々トラブルになるから忘れずに調整してや」
114: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:26:27.43 :tVsc5sK7O
花陽 「あ、荷物が出てきました。 ヨイショっと」ドスン
穂乃果「穂乃果のも出てきたー!」
希 「みんな、他の人の荷物と間違えないように確認してや。
似たようなスーツケースが多いから」
ことり「私のスーツケースには目印のシールが貼ってあるんだ」
海未 「私はネームタグをつけました」
絵里 「壊れてないかも確認してね。壊れていたら航空会社のカウンターに申請に行くから」
凛 「大丈夫だったにゃー!」
花陽 「あ、荷物が出てきました。 ヨイショっと」ドスン
穂乃果「穂乃果のも出てきたー!」
希 「みんな、他の人の荷物と間違えないように確認してや。
似たようなスーツケースが多いから」
ことり「私のスーツケースには目印のシールが貼ってあるんだ」
海未 「私はネームタグをつけました」
絵里 「壊れてないかも確認してね。壊れていたら航空会社のカウンターに申請に行くから」
凛 「大丈夫だったにゃー!」
115: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:27:06.09 :tVsc5sK7O
海未 「みんな揃ったようです」
穂乃果「早く行こうよー!」
希 「待った。そこのドアを出ると空港の一般スペースや。
スリ、置き引き、白タク、その他話しかけてくる人に注意してや」
みんな「はーい」
絵里 「外に出たら正規のタクシー乗り場でタクシーに乗ってホテルまで行くわ。
行き先はホテルのバウチャーのコピーを運転手さんに見せてね」
希 「口頭で言っても発音が違えば間違えられるし、
似たような名前のホテルがたくさん有るから住所の書いてあるバウチャーを
見せるのが確実や。ほな、行こか!」
海未 「みんな揃ったようです」
穂乃果「早く行こうよー!」
希 「待った。そこのドアを出ると空港の一般スペースや。
スリ、置き引き、白タク、その他話しかけてくる人に注意してや」
みんな「はーい」
絵里 「外に出たら正規のタクシー乗り場でタクシーに乗ってホテルまで行くわ。
行き先はホテルのバウチャーのコピーを運転手さんに見せてね」
希 「口頭で言っても発音が違えば間違えられるし、
似たような名前のホテルがたくさん有るから住所の書いてあるバウチャーを
見せるのが確実や。ほな、行こか!」
116: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:27:42.33 :tVsc5sK7O
手荷物受取所を出て、タクシー乗り場へ向かう。
凛 「うわぁ~、外人さんばっかりにゃ~」
真姫 「当たり前でしょ」
穂乃果「みんな大きいね! 穂乃果がすごく痩せて見えるよ」
海未 「うう、用心しなければ」キョロキョロ
あやしい外人「コニチワ、タクシー?」
海未 「け、結構です!」
絵里 「上出来よ、海未。日本語でも拒絶は伝わるからはっきり言った方がいいわ」
手荷物受取所を出て、タクシー乗り場へ向かう。
凛 「うわぁ~、外人さんばっかりにゃ~」
真姫 「当たり前でしょ」
穂乃果「みんな大きいね! 穂乃果がすごく痩せて見えるよ」
海未 「うう、用心しなければ」キョロキョロ
あやしい外人「コニチワ、タクシー?」
海未 「け、結構です!」
絵里 「上出来よ、海未。日本語でも拒絶は伝わるからはっきり言った方がいいわ」
117: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:28:13.67 :tVsc5sK7O
穂乃果「ううっ、太陽が眩しい…」
ことり「体は真夜中だからね」
凛 「黄色いタクシーがたくさん並んでるにゃー! テンション上がるにゃー!」
絵里 「正規のタクシー乗り場はここね。並びましょう」
穂乃果「ううっ、太陽が眩しい…」
ことり「体は真夜中だからね」
凛 「黄色いタクシーがたくさん並んでるにゃー! テンション上がるにゃー!」
絵里 「正規のタクシー乗り場はここね。並びましょう」
118: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:28:40.47 :tVsc5sK7O
希 「3人づつ乗ればちょうど良さそうやね。
まずはうちと真姫ちゃんとにこっちで乗ろか」
真姫 「Hello. We have three suitcases. Could you put them in the trunk ? 」
(スーツケース3つ有るのでトランクに入れてもらえますか?)
運転手「OK」
希 「Could you go to the hotel in this voucher?」
(このバウチャーのホテルに行ってください)
運転手「Sure」
希 「3人づつ乗ればちょうど良さそうやね。
まずはうちと真姫ちゃんとにこっちで乗ろか」
真姫 「Hello. We have three suitcases. Could you put them in the trunk ? 」
(スーツケース3つ有るのでトランクに入れてもらえますか?)
運転手「OK」
希 「Could you go to the hotel in this voucher?」
(このバウチャーのホテルに行ってください)
運転手「Sure」
119: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:29:09.45 :tVsc5sK7O
乗り場案内人「Next person, please」
(次の方、どうぞ)
穂乃果「あ、はい。 いえ~す」
花陽 「あわわわわ…」
絵里 「あ! ちょっと花陽! カバン!」
海未 「絵里! だ、大丈夫なのですか?」
絵里 「平気よ。そのバウチャーを運転手さんに渡して」
海未 「しかし…」
ことり「海未ちゃん、次の人待ってるから」
凛 「乗るにゃー!」
海未 「ちょっと!」
乗り場案内人「Next person, please」
(次の方、どうぞ)
穂乃果「あ、はい。 いえ~す」
花陽 「あわわわわ…」
絵里 「あ! ちょっと花陽! カバン!」
海未 「絵里! だ、大丈夫なのですか?」
絵里 「平気よ。そのバウチャーを運転手さんに渡して」
海未 「しかし…」
ことり「海未ちゃん、次の人待ってるから」
凛 「乗るにゃー!」
海未 「ちょっと!」
120: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:29:44.54 :tVsc5sK7O
ことりんうみのタクシー
海未 「本当に大丈夫なのですか?
変なところに連れて行かれたりしませんよね…」
ことり「正規のタクシーなら心配無いって、希ちゃんと絵里ちゃんも言ってたし」
海未 「でも! 言葉が通じないんですよ!」
ことりんうみのタクシー
海未 「本当に大丈夫なのですか?
変なところに連れて行かれたりしませんよね…」
ことり「正規のタクシーなら心配無いって、希ちゃんと絵里ちゃんも言ってたし」
海未 「でも! 言葉が通じないんですよ!」
121: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:30:12.45 :tVsc5sK7O
えりほのぱなのタクシー
花陽 「すごい、たくさんのビル!」
穂乃果「ほんとだ!」
絵里 「あの橋、本で見たことある!」かしこい
穂乃果「へぇー、こんな街が世界にもあるんだね、すごいね!
あ、みてみて! おっきいトラック!」
みんな「うわー」
えりほのぱなのタクシー
花陽 「すごい、たくさんのビル!」
穂乃果「ほんとだ!」
絵里 「あの橋、本で見たことある!」かしこい
穂乃果「へぇー、こんな街が世界にもあるんだね、すごいね!
あ、みてみて! おっきいトラック!」
みんな「うわー」
122: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:30:52.28 :tVsc5sK7O
――――――――――――――――――――――――――――-
運転手「Here」
花陽 「ホテルに着いたみたいです…」
穂乃果「$52って書いてあるよ」
絵里 「じゃあチップも入れてキリよく$60渡しましょう。
Please keep the change」
(おつりは取っておいてください)
運転手「Thank you」
――――――――――――――――――――――――――――-
運転手「Here」
花陽 「ホテルに着いたみたいです…」
穂乃果「$52って書いてあるよ」
絵里 「じゃあチップも入れてキリよく$60渡しましょう。
Please keep the change」
(おつりは取っておいてください)
運転手「Thank you」
123: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:31:19.89 :tVsc5sK7O
穂乃果「チップっていうのに馴染みがないよね。
その場で計算できないよ…」
花陽 「複雑です…」
絵里 「アメリカでのタクシーのチップの相場は15~20%と本で見たことあるわ」かしこい
穂乃果「絵里ちゃん、本たくさん読んでるね」
絵里 「でも、違う情報も有るから本当のところは住んでみないとよくわからないわね」
穂乃果「チップっていうのに馴染みがないよね。
その場で計算できないよ…」
花陽 「複雑です…」
絵里 「アメリカでのタクシーのチップの相場は15~20%と本で見たことあるわ」かしこい
穂乃果「絵里ちゃん、本たくさん読んでるね」
絵里 「でも、違う情報も有るから本当のところは住んでみないとよくわからないわね」
124: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:31:49.15 :tVsc5sK7O
穂乃果「大きなホテルー!」
穂乃果「大きなロビー!」
穂乃果「おおっ ゴージャス!」
希 「えりちたちが来た」
真姫 「これで海未たちがくれば全員ね」
穂乃果「大きなホテルー!」
穂乃果「大きなロビー!」
穂乃果「おおっ ゴージャス!」
希 「えりちたちが来た」
真姫 「これで海未たちがくれば全員ね」
125: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:32:40.16 :tVsc5sK7O
海未 「無事にホテルに着きましたね」
ことり「バウチャーを見せたおかげだね」
凛 「あれがなかったら違うところに連れて行かれていたかもしれないにゃ~」
みんな「まさかー」アハハハハ
希 「みんな着いたみたいやな。ほなチェックインしよか。
みんなパスポート貸してくれる?」
海未 「パスポートの提示が必要なのですか?」
希 「このホテルはちゃんとしてそうだから要求されると思う」
海未 「無事にホテルに着きましたね」
ことり「バウチャーを見せたおかげだね」
凛 「あれがなかったら違うところに連れて行かれていたかもしれないにゃ~」
みんな「まさかー」アハハハハ
希 「みんな着いたみたいやな。ほなチェックインしよか。
みんなパスポート貸してくれる?」
海未 「パスポートの提示が必要なのですか?」
希 「このホテルはちゃんとしてそうだから要求されると思う」
126: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:33:34.55 :tVsc5sK7O
希 「Hello, check in please. Here is the hotel voucher. We are nine」
(こんにちわ、チェックインお願いします。これがバウチャーです。9名です)
フロント「Good afternoon ma’am, just a moment please」
(こんにちわ。少々お待ちください)
フロント「Yes, we have your reservation. May I see your passports?」
(ご予約を確認できました。パスポートを拝見できますか?)
希 「Yes」スッ
フロント「Thank you. Just a moment please」
(ありがとうございます。少々お待ちください)
希 「Hello, check in please. Here is the hotel voucher. We are nine」
(こんにちわ、チェックインお願いします。これがバウチャーです。9名です)
フロント「Good afternoon ma’am, just a moment please」
(こんにちわ。少々お待ちください)
フロント「Yes, we have your reservation. May I see your passports?」
(ご予約を確認できました。パスポートを拝見できますか?)
希 「Yes」スッ
フロント「Thank you. Just a moment please」
(ありがとうございます。少々お待ちください)
127: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:34:05.05 :tVsc5sK7O
フロント「These are your passports and room keys」
(パスポートとルームキーです)
希 「Thank you. When will the break fast start?」
(ありがとう。朝食は何時からですか?)
フロント「 From 7:00. At the restaurant on this floor」
(7時から、この階に有るレストランです)
希 「Thank you」
(ありがとう)
フロント「These are your passports and room keys」
(パスポートとルームキーです)
希 「Thank you. When will the break fast start?」
(ありがとう。朝食は何時からですか?)
フロント「 From 7:00. At the restaurant on this floor」
(7時から、この階に有るレストランです)
希 「Thank you」
(ありがとう)
128: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:34:49.43 :tVsc5sK7O
希 「チェックインできたで」
絵里 「ありがとう、希」
凛 「希ちゃん頼もしいにゃ~」
希 「えーと、うちと真姫ちゃんが同室。
花陽ちゃんと凛ちゃん、海未ちゃんとことりちゃんが同室。
そしてえりちとにこっちと穂乃果ちゃんが同室や」
凛 「かよちんと一緒! テンション上がるにゃ~!」
海未 「このカードが鍵なのですか?」
真姫 「そうよ。まずそれで部屋の鍵を開けて、
部屋に入ったら入り口の近くにカードを刺すところが有って、
刺すと電気が通るようになってるわ」
希 「まず各自部屋に荷物を置いて、少し休んでから集まろか。
えりち達の部屋が広くて良さそうや」
みんな「はーい」
希 「チェックインできたで」
絵里 「ありがとう、希」
凛 「希ちゃん頼もしいにゃ~」
希 「えーと、うちと真姫ちゃんが同室。
花陽ちゃんと凛ちゃん、海未ちゃんとことりちゃんが同室。
そしてえりちとにこっちと穂乃果ちゃんが同室や」
凛 「かよちんと一緒! テンション上がるにゃ~!」
海未 「このカードが鍵なのですか?」
真姫 「そうよ。まずそれで部屋の鍵を開けて、
部屋に入ったら入り口の近くにカードを刺すところが有って、
刺すと電気が通るようになってるわ」
希 「まず各自部屋に荷物を置いて、少し休んでから集まろか。
えりち達の部屋が広くて良さそうや」
みんな「はーい」
129: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:35:29.39 :tVsc5sK7O
絵里 「そこのエレベータで上に行けそうね」
ウイーン
花陽 「私たちは5階なので先に降ります」
絵里 「じゃあ後で私たちの部屋に来てね」
凛 「はーい」
花陽 「部屋が沢山有って迷うね。私たちの部屋はと…有った!」
凛 「カードを刺して、抜く。開いたにゃ!」
ガチャ
凛 「左側にカードを刺すところが有ったにゃ」スッ
花陽 「電気がついたよ」
絵里 「そこのエレベータで上に行けそうね」
ウイーン
花陽 「私たちは5階なので先に降ります」
絵里 「じゃあ後で私たちの部屋に来てね」
凛 「はーい」
花陽 「部屋が沢山有って迷うね。私たちの部屋はと…有った!」
凛 「カードを刺して、抜く。開いたにゃ!」
ガチャ
凛 「左側にカードを刺すところが有ったにゃ」スッ
花陽 「電気がついたよ」
130: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:35:58.65 :tVsc5sK7O
凛 「うわぁ~、広い部屋にゃ~」
花陽 「ベッドも大きいよ」
凛 「あー! 洗面所とお手洗いとシャワーが同じ部屋にあるよー?!」
花陽 「ほんとだ、外国っぽいね」
凛 「凛たち、本当に外国に来ちゃったね」
花陽 「うん。なんだか実感するね」
凛 「うわぁ~、広い部屋にゃ~」
花陽 「ベッドも大きいよ」
凛 「あー! 洗面所とお手洗いとシャワーが同じ部屋にあるよー?!」
花陽 「ほんとだ、外国っぽいね」
凛 「凛たち、本当に外国に来ちゃったね」
花陽 「うん。なんだか実感するね」
131: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:36:31.66 :tVsc5sK7O
ほのえりにこの部屋
にこ 「ちょっと! 何でこの部屋ベッドが一つしかないのよ!」
穂乃果「しかもなんかやたらハートがあるし…」
絵里 「ハネムーン仕様ね」
にこ 「私たち女子同士でしかも3人なのよ!? なんでハネムーンになるのよ!」
穂乃果「私に言われても…」
絵里 「まあ、ハネムーンの下見だと思えばいいんじゃない?」
穂乃果「絵里ちゃんはもうハネムーン行く予定があるの?」
絵里 「べ、別に無いけど///」
ほのえりにこの部屋
にこ 「ちょっと! 何でこの部屋ベッドが一つしかないのよ!」
穂乃果「しかもなんかやたらハートがあるし…」
絵里 「ハネムーン仕様ね」
にこ 「私たち女子同士でしかも3人なのよ!? なんでハネムーンになるのよ!」
穂乃果「私に言われても…」
絵里 「まあ、ハネムーンの下見だと思えばいいんじゃない?」
穂乃果「絵里ちゃんはもうハネムーン行く予定があるの?」
絵里 「べ、別に無いけど///」
132: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:37:03.49 :tVsc5sK7O
コンコン
絵里 「はーい」
希 「来たで。部屋の様子はどう?」
にこ 「ベッドが一つしかない」
真姫 「まあ、にこちゃんが小さいから3人でも寝られるんじゃない?」マキマキ
にこ 「ぬあんですって!」
希 「じゃあにこっち、うちと部屋変わる?」
にこ 「え、そしたら真姫と… べ、別にこのままでいいわよ///」
コンコン
絵里 「はーい」
希 「来たで。部屋の様子はどう?」
にこ 「ベッドが一つしかない」
真姫 「まあ、にこちゃんが小さいから3人でも寝られるんじゃない?」マキマキ
にこ 「ぬあんですって!」
希 「じゃあにこっち、うちと部屋変わる?」
にこ 「え、そしたら真姫と… べ、別にこのままでいいわよ///」
133: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:37:29.01 :tVsc5sK7O
コンコン
穂乃果「はーい」
海未 「お邪魔します」
凛 「こっちの部屋の方が広いにゃ~」
花陽 「大きいベッドです」
ことり「ハートがいっぱい」
コンコン
穂乃果「はーい」
海未 「お邪魔します」
凛 「こっちの部屋の方が広いにゃ~」
花陽 「大きいベッドです」
ことり「ハートがいっぱい」
134: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:38:05.13 :tVsc5sK7O
希 「これでみんな揃ったかな? これからの予定を確認するで。
今大体17:00だけど日本時間では朝の6:00。移動の疲れも有って眠いはずや。
これから軽く夕食食べに行って今日は早く寝よ」
凛 「凛は元気にゃー!」
絵里 「凛はよく寝てたものね。
でもガクッと疲れが出るはずだから無理したらだめよ」
希 「そして明日は遅めに8:00くらいに朝食にしよか。
レストランは1階らしいからロビー集合で」
みんな「はーい」
希 「これでみんな揃ったかな? これからの予定を確認するで。
今大体17:00だけど日本時間では朝の6:00。移動の疲れも有って眠いはずや。
これから軽く夕食食べに行って今日は早く寝よ」
凛 「凛は元気にゃー!」
絵里 「凛はよく寝てたものね。
でもガクッと疲れが出るはずだから無理したらだめよ」
希 「そして明日は遅めに8:00くらいに朝食にしよか。
レストランは1階らしいからロビー集合で」
みんな「はーい」
135: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:38:45.61 :tVsc5sK7O
希 「次はホテルの注意事項や。
まず、部屋はオートロックになってるから、出るときには必ず鍵を持って出てや」
凛 「あれ? かよちん、鍵持ってきたかにゃ?」
花陽 「持ってきたよ、凛ちゃん」
凛 「さすがにゃー」
希 「次はホテルの注意事項や。
まず、部屋はオートロックになってるから、出るときには必ず鍵を持って出てや」
凛 「あれ? かよちん、鍵持ってきたかにゃ?」
花陽 「持ってきたよ、凛ちゃん」
凛 「さすがにゃー」
136: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:39:20.74 :tVsc5sK7O
真姫 「部屋を出るときはスーツケースに鍵をかけて、貴重品はセーフティボックスに入れるのよ」
穂乃果「セーフティボックス?」
絵里 「そこのクローゼットの中に有る金庫よ。暗証番号を自分で決めて鍵をかけられるの」
希 「外出中に部屋の清掃が入るからね。もちろん清掃係の人は信用できるけれども、
盗られる状況を作らないことも外国では大事なんや」
真姫 「部屋を出るときはスーツケースに鍵をかけて、貴重品はセーフティボックスに入れるのよ」
穂乃果「セーフティボックス?」
絵里 「そこのクローゼットの中に有る金庫よ。暗証番号を自分で決めて鍵をかけられるの」
希 「外出中に部屋の清掃が入るからね。もちろん清掃係の人は信用できるけれども、
盗られる状況を作らないことも外国では大事なんや」
137: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:39:55.27 :tVsc5sK7O
海未 「清掃といえば、枕銭は置いた方がいいのですか?」
希 「これは意見の分かれるところや。不要という意見も有る。
うちは連泊する時は置くようにしてるで、ツインなら1日2ドルくらいや」
海未 「今回は連泊しますから置くようにします」
絵里 「連泊といえば、使用したタオル類をタオルかけにかけておいたら清掃の時に
交換してもらえないからね。交換してもらいたい時はタオルをバスタブの中に入れるの」
ことり「そうなんだ」
海未 「清掃といえば、枕銭は置いた方がいいのですか?」
希 「これは意見の分かれるところや。不要という意見も有る。
うちは連泊する時は置くようにしてるで、ツインなら1日2ドルくらいや」
海未 「今回は連泊しますから置くようにします」
絵里 「連泊といえば、使用したタオル類をタオルかけにかけておいたら清掃の時に
交換してもらえないからね。交換してもらいたい時はタオルをバスタブの中に入れるの」
ことり「そうなんだ」
138: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:40:34.00 :tVsc5sK7O
穂乃果「希ちゃん、洗面所に置いてあるペットボトルの水は飲んでいいの?」
希 「ええで、無料や。ComplimentaryとかFreeとか書いてあったら確実や。
でも同じ水でも冷蔵庫やミニバーに置いてある水は有料の場合が多いから気をつけてや」
にこ 「ミニバーって何?」
真姫 「部屋の中でお菓子やジュースが置いてある場所よ。
それを飲んだり食べたりしたらチェックアウト時に精算するの」
穂乃果「希ちゃん、洗面所に置いてあるペットボトルの水は飲んでいいの?」
希 「ええで、無料や。ComplimentaryとかFreeとか書いてあったら確実や。
でも同じ水でも冷蔵庫やミニバーに置いてある水は有料の場合が多いから気をつけてや」
にこ 「ミニバーって何?」
真姫 「部屋の中でお菓子やジュースが置いてある場所よ。
それを飲んだり食べたりしたらチェックアウト時に精算するの」
139: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:41:07.60 :tVsc5sK7O
希 「言い忘れてたけど水道水は飲んだらあかんで。
飲んでお腹壊したらライブどころやあらへん。
日本みたいに水道水を飲めるのは世界的にごくわずかな国だけなんや」
花陽 「歯磨きやうがいは大丈夫でしょうか…」
希 「ここやったら大丈夫や。
でも歯磨きもペットボトルの水を使わなあかん場所も有るで」
凛 「怖いにゃ…」
希 「言い忘れてたけど水道水は飲んだらあかんで。
飲んでお腹壊したらライブどころやあらへん。
日本みたいに水道水を飲めるのは世界的にごくわずかな国だけなんや」
花陽 「歯磨きやうがいは大丈夫でしょうか…」
希 「ここやったら大丈夫や。
でも歯磨きもペットボトルの水を使わなあかん場所も有るで」
凛 「怖いにゃ…」
140: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:41:56.34 :tVsc5sK7O
にこ 「Wifiは使えるの?」
真姫 「外国のホテルだと大体使えるわよ。
このホテルはロビーでは無料で、部屋のWifiは有料みたいね。
パスワードはカードキーホルダーに書いてあったわよ」マキマキ
にこ 「わかった」
希 「あとは避難経路やな。ドアの裏側にフロアの地図が貼ってあって緊急時の避難経路が
わかるんや。火事なんかの時に逃げなあかんから、一度確認しておいてや」
みんな「はーい」
希 「まずはこんなところやな。ご飯食べに行こか」
にこ 「Wifiは使えるの?」
真姫 「外国のホテルだと大体使えるわよ。
このホテルはロビーでは無料で、部屋のWifiは有料みたいね。
パスワードはカードキーホルダーに書いてあったわよ」マキマキ
にこ 「わかった」
希 「あとは避難経路やな。ドアの裏側にフロアの地図が貼ってあって緊急時の避難経路が
わかるんや。火事なんかの時に逃げなあかんから、一度確認しておいてや」
みんな「はーい」
希 「まずはこんなところやな。ご飯食べに行こか」
141: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:42:41.52 :tVsc5sK7O
――――――――――――――――――――――――――-
μ'sはホテルの近くのレストランに入った。
希 「Hello」
(こんばんわ)
受付 「Good evening. How many?」
(こんばんは、何名様ですか?)
希 「A group of nine. Do you have a table for nine?」
(9人です。9人がけのテーブルありますか?)
受付 「Let me see, Yes , come this way」
(ええと、ございました。こちらへどうぞ)
海未 「9人がけのテーブルなんてよく空いてましたね」
希 「普通は空いてないから、大人数なら予約した方がええな」
――――――――――――――――――――――――――-
μ'sはホテルの近くのレストランに入った。
希 「Hello」
(こんばんわ)
受付 「Good evening. How many?」
(こんばんは、何名様ですか?)
希 「A group of nine. Do you have a table for nine?」
(9人です。9人がけのテーブルありますか?)
受付 「Let me see, Yes , come this way」
(ええと、ございました。こちらへどうぞ)
海未 「9人がけのテーブルなんてよく空いてましたね」
希 「普通は空いてないから、大人数なら予約した方がええな」
142: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:43:28.70 :tVsc5sK7O
凛 「メニューが英語にゃ…」
にこ 「当たりまえでしょ」
絵里 「まあ読める単語から連想するのも面白いわよ」
ウエイトレス「Hi. Are you ready to order?」
(ご注文はお決まりですか?)
ことり「I would like a whole cheese cake」
(チーズケーキ一つください)
絵里 「ことり、それだと丸々一つ来ちゃうけど大丈夫?」
ことり「んふ❤」
凛 「メニューが英語にゃ…」
にこ 「当たりまえでしょ」
絵里 「まあ読める単語から連想するのも面白いわよ」
ウエイトレス「Hi. Are you ready to order?」
(ご注文はお決まりですか?)
ことり「I would like a whole cheese cake」
(チーズケーキ一つください)
絵里 「ことり、それだと丸々一つ来ちゃうけど大丈夫?」
ことり「んふ❤」
143: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:43:57.01 :tVsc5sK7O
各自注文を終える。
穂乃果「私、あのエンピツみたいなビル登りたーい!」
海未 「ここに何しに来たと思ってるんですか?」
穂乃果「何だっけ?」
海未 「ライブです!」
穂乃果「わかってるよ~」
各自注文を終える。
穂乃果「私、あのエンピツみたいなビル登りたーい!」
海未 「ここに何しに来たと思ってるんですか?」
穂乃果「何だっけ?」
海未 「ライブです!」
穂乃果「わかってるよ~」
144: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:44:26.89 :tVsc5sK7O
海未 「大切なライブがあるのです! 観光などしている暇はありません!
幸い、ホテルのジムにはスタジオも併設されているようです。
そこで練習しましょう。外には出ずに!」
凛 「ええっ!」
希 「わざわざ来たのに?」
穂乃果「大丈夫大丈夫~、街の人みんな優しそうだったよ」
絵里 「確かに、ラブライブ優勝者としてもこのライブ中継は疎かに出来ないわ」
海未 「その通りです」
海未 「大切なライブがあるのです! 観光などしている暇はありません!
幸い、ホテルのジムにはスタジオも併設されているようです。
そこで練習しましょう。外には出ずに!」
凛 「ええっ!」
希 「わざわざ来たのに?」
穂乃果「大丈夫大丈夫~、街の人みんな優しそうだったよ」
絵里 「確かに、ラブライブ優勝者としてもこのライブ中継は疎かに出来ないわ」
海未 「その通りです」
145: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:44:54.10 :tVsc5sK7O
絵里 「でも、歌う場所と内容に関しては私たちからも希望を出してくれと言われてるわ。
この街のどこで歌えばμ’sらしく見えるか、街を回って考えてみる必要が有ると思うの」
海未 「え、いやそれは…」
穂乃果「そうだよそうだよー」
絵里 「だから朝は早起きしてちゃんと練習。
その後歌いたい場所を探しに出かけるというのはどう?」
ことり「それ、いいと思う!」
海未 「ことり!」
絵里 「でも、歌う場所と内容に関しては私たちからも希望を出してくれと言われてるわ。
この街のどこで歌えばμ’sらしく見えるか、街を回って考えてみる必要が有ると思うの」
海未 「え、いやそれは…」
穂乃果「そうだよそうだよー」
絵里 「だから朝は早起きしてちゃんと練習。
その後歌いたい場所を探しに出かけるというのはどう?」
ことり「それ、いいと思う!」
海未 「ことり!」
146: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:45:20.22 :tVsc5sK7O
にこ 「賛成の人ー」
穂乃果「はいはーい!」
海未以外全員が手を上げる。
海未 「ああっ、あ…」
希 「決まりやね」
穂乃果「よーし! そうと決まればご飯にしよう!」
絵里 「ええ!」
にこ 「賛成の人ー」
穂乃果「はいはーい!」
海未以外全員が手を上げる。
海未 「ああっ、あ…」
希 「決まりやね」
穂乃果「よーし! そうと決まればご飯にしよう!」
絵里 「ええ!」
147: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:45:51.32 :tVsc5sK7O
ウエイトレスがチーズケーキを持ってきた。
ウエイトレス「Here it is」
みんな「ええっ?!」
穂乃果「何これ?!」
にこ 「でかっ!」
ことり「チーズケーキだよ!
こっちに来たら食べるって楽しみにしてたんだー」
海未 「これが夕食なのですか?」
希 「さすが自由の国やね」
真姫 「それ、関係ある?」
ウエイトレスがチーズケーキを持ってきた。
ウエイトレス「Here it is」
みんな「ええっ?!」
穂乃果「何これ?!」
にこ 「でかっ!」
ことり「チーズケーキだよ!
こっちに来たら食べるって楽しみにしてたんだー」
海未 「これが夕食なのですか?」
希 「さすが自由の国やね」
真姫 「それ、関係ある?」
148: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:46:23.92 :tVsc5sK7O
――――――――――――――――――――――-
穂乃果「ふー、ごちそうさまー」
海未 「ことりは結局チーズケーキ全部食べてしまいましたね」
ことり「おいしかったよ❤」
凛 「量が多かったにゃー」
花陽 「こっちの人たちはみんな体大きいもんね」
――――――――――――――――――――――-
穂乃果「ふー、ごちそうさまー」
海未 「ことりは結局チーズケーキ全部食べてしまいましたね」
ことり「おいしかったよ❤」
凛 「量が多かったにゃー」
花陽 「こっちの人たちはみんな体大きいもんね」
149: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:47:20.20 :tVsc5sK7O
ウエイトレス「How is everything?」
(いかがでしょうか?)
凛 「ひえっ! あのその…」
希 「It was great. Thank you. Check please」
(素晴らしいです。お会計お願いします)
ウエイトレス「I will bring right away」
(すぐお持ちします)
ウエイトレス「How is everything?」
(いかがでしょうか?)
凛 「ひえっ! あのその…」
希 「It was great. Thank you. Check please」
(素晴らしいです。お会計お願いします)
ウエイトレス「I will bring right away」
(すぐお持ちします)
150: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:47:53.32 :tVsc5sK7O
凛 「いきなり話しかけられて驚いたにゃ」
花陽 「早く出て行って欲しいということでしょうか…?」
希 「ちゃうで、アメリカのレストランやと担当のウエイター、ウエイトレスが食事中に
様子を伺いに来ることが多いんや。いきなりで焦るけど、Good とか言えばええで」
真姫 「アメリカだとお客さん毎に担当が決まっていて、注文から会計まで同じ人が
担当するわ。逆に言えば、私たちはその担当以外の人に話しかけない方がいいの」
花陽 「へー、日本と違うんだね」
凛 「いきなり話しかけられて驚いたにゃ」
花陽 「早く出て行って欲しいということでしょうか…?」
希 「ちゃうで、アメリカのレストランやと担当のウエイター、ウエイトレスが食事中に
様子を伺いに来ることが多いんや。いきなりで焦るけど、Good とか言えばええで」
真姫 「アメリカだとお客さん毎に担当が決まっていて、注文から会計まで同じ人が
担当するわ。逆に言えば、私たちはその担当以外の人に話しかけない方がいいの」
花陽 「へー、日本と違うんだね」
151: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:48:28.69 :tVsc5sK7O
ウエイトレス「Here it is」
希 「Thank you. 伝票が来たで」
ことり「レストランでもチップを払うんだよね?」
希 「そうなんやけど、この伝票にGratuity Includedって書いてあるから、
今回はチップ込みの金額やな」
ことり「そんなパターンも有るんだ」
ウエイトレス「Here it is」
希 「Thank you. 伝票が来たで」
ことり「レストランでもチップを払うんだよね?」
希 「そうなんやけど、この伝票にGratuity Includedって書いてあるから、
今回はチップ込みの金額やな」
ことり「そんなパターンも有るんだ」
152: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:49:01.09 :tVsc5sK7O
真姫 「Gratuity, Tip, Service charge, チップもいろんな言い方が有るから注意してね」
海未 「学校ではあまり習わない単語ですが、お金に関わるので重要ですね」
希 「お金を伝票ホルダーに挟んでと、じゃあ出よか」
穂乃果「サンキュー」
ウエイトレス「Have a great evening」
(おやすみなさい)
真姫 「Gratuity, Tip, Service charge, チップもいろんな言い方が有るから注意してね」
海未 「学校ではあまり習わない単語ですが、お金に関わるので重要ですね」
希 「お金を伝票ホルダーに挟んでと、じゃあ出よか」
穂乃果「サンキュー」
ウエイトレス「Have a great evening」
(おやすみなさい)
153: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:49:36.88 :tVsc5sK7O
――――――――――――――――――――――――――――――――-
ホテルに戻ってくる。
希 「ほな今日はもう部屋に帰って寝よか。明日は8:00ロビー集合やからね。
あ、モーニングコールは7:00で頼んでおいたから」
海未 「モーニングコールって、電話がかかってくるのですか?」
希 「そうや」
――――――――――――――――――――――――――――――――-
ホテルに戻ってくる。
希 「ほな今日はもう部屋に帰って寝よか。明日は8:00ロビー集合やからね。
あ、モーニングコールは7:00で頼んでおいたから」
海未 「モーニングコールって、電話がかかってくるのですか?」
希 「そうや」
154: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:50:02.83 :tVsc5sK7O
凛 「英語?...だよね」
希 「もちろん。This is wake up call. とか言われるで。
人がかけてきたらサンキューとか言って切ればええ。
自動音声の場合もあるから、その時は黙って切ってもええ」
凛 「キンチョーするにゃ…」
絵里 「あと、スマホは毎日充電してね」
穂乃果「はーい」
みんな「おやすみー」
凛 「英語?...だよね」
希 「もちろん。This is wake up call. とか言われるで。
人がかけてきたらサンキューとか言って切ればええ。
自動音声の場合もあるから、その時は黙って切ってもええ」
凛 「キンチョーするにゃ…」
絵里 「あと、スマホは毎日充電してね」
穂乃果「はーい」
みんな「おやすみー」
155: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:50:36.70 :tVsc5sK7O
――――――――――――――――――――――――――――
りんぱなの部屋
凛 「ふー、今日は疲れたね、かよちん」
花陽 「うん。凛ちゃん、先にシャワー使っていいよ」
凛 「ありがと、かよちん」
――――――――――――――――――――――――――――
りんぱなの部屋
凛 「ふー、今日は疲れたね、かよちん」
花陽 「うん。凛ちゃん、先にシャワー使っていいよ」
凛 「ありがと、かよちん」
156: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:51:18.90 :tVsc5sK7O
バスルーム
凛 「♪はーろー星をかぞーえってー、
シャワーはこれをひねればいいのかにゃ?」キュ
バシャーーー!
凛 「にゃーーー!!」
花陽 「凛ちゃん、どうしたの?!」ガチャ
凛 「いきなり冷たいシャワーが出てきたにゃー!」
花陽 「固定されたシャワーヘッドが上に有ったんだね」
バスルーム
凛 「♪はーろー星をかぞーえってー、
シャワーはこれをひねればいいのかにゃ?」キュ
バシャーーー!
凛 「にゃーーー!!」
花陽 「凛ちゃん、どうしたの?!」ガチャ
凛 「いきなり冷たいシャワーが出てきたにゃー!」
花陽 「固定されたシャワーヘッドが上に有ったんだね」
157: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:51:47.08 :tVsc5sK7O
凛 「冷たかったにゃー、これは罠にゃー!」
花陽 「うふふ、凛ちゃん濡れた猫みたいだよ」
凛 「もー、かよちんにも冷たい水をかけるにゃー!」バシャー
花陽 「きゃっ、凛ちゃんったら~」キャッキャウフフ
凛 「冷たかったにゃー、これは罠にゃー!」
花陽 「うふふ、凛ちゃん濡れた猫みたいだよ」
凛 「もー、かよちんにも冷たい水をかけるにゃー!」バシャー
花陽 「きゃっ、凛ちゃんったら~」キャッキャウフフ
158: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:52:20.31 :tVsc5sK7O
―――――――――――――――――――――――――――――
シャワーを浴びたりんぱなはベッドに座って窓の外の夜景を見ていた。
りんぱな「うわぁー」
花陽 「綺麗だね」
凛 「うん…」
花陽 「どうしたの?」
凛 「なんか、全然知らない場所にいるって、不思議な気持ちだなーって」
―――――――――――――――――――――――――――――
シャワーを浴びたりんぱなはベッドに座って窓の外の夜景を見ていた。
りんぱな「うわぁー」
花陽 「綺麗だね」
凛 「うん…」
花陽 「どうしたの?」
凛 「なんか、全然知らない場所にいるって、不思議な気持ちだなーって」
159: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:52:50.42 :tVsc5sK7O
花陽 「遠くに来ちゃったね…」
凛 「かよちん、寂しいの?」
花陽 「うん、ちょっぴり…」
凛が頭を花陽にくっつける
花陽 「あったかい…」
凛 「えへへっ…」
花陽 「遠くに来ちゃったね…」
凛 「かよちん、寂しいの?」
花陽 「うん、ちょっぴり…」
凛が頭を花陽にくっつける
花陽 「あったかい…」
凛 「えへへっ…」
160: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:53:17.06 :tVsc5sK7O
ことうみの部屋
ことうみはババ抜きをしていた。
海未 「もう一度です!」
ことり「えー! 海未ちゃんは眠くないの?」
海未 「飛行機の中でぐっすり寝たので大丈夫です。
それに今日本ではお昼ですから目が冴えてます」
ことり「ホノカチャァーン!」
ことうみの部屋
ことうみはババ抜きをしていた。
海未 「もう一度です!」
ことり「えー! 海未ちゃんは眠くないの?」
海未 「飛行機の中でぐっすり寝たので大丈夫です。
それに今日本ではお昼ですから目が冴えてます」
ことり「ホノカチャァーン!」
161: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:53:46.68 :tVsc5sK7O
――――――――――――――――――――――-
朝 7:00
ことうみの部屋
海未 「ZZZ…」
ことり「ZZZ…」
電話 プルルルルルル!
海未 「はっ! 何事ですか?!」
電話 プルルルルルル!
海未 「あわわわわわ! 電話が鳴っています!」
――――――――――――――――――――――-
朝 7:00
ことうみの部屋
海未 「ZZZ…」
ことり「ZZZ…」
電話 プルルルルルル!
海未 「はっ! 何事ですか?!」
電話 プルルルルルル!
海未 「あわわわわわ! 電話が鳴っています!」
162: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:54:17.16 :tVsc5sK7O
海未 「は、はい、園田でございます!」ガチャ
自動音声「Good morning. This is wake up call. Good morning. This is wake up call …」
海未 「は、はい! お電話ありがとうございます!」
ことり「うぅん… ンミチャーどうしたの?」むにゃむにゃ
海未 「こ、ことり! 電話が! グッドモーニングとおっしゃっています!」
ことり「それ、モーニングコールだよう」
海未 「そ、そうでしたか! で、では失礼します、ごきげんよう!」ガチャ
海未 「は、はい、園田でございます!」ガチャ
自動音声「Good morning. This is wake up call. Good morning. This is wake up call …」
海未 「は、はい! お電話ありがとうございます!」
ことり「うぅん… ンミチャーどうしたの?」むにゃむにゃ
海未 「こ、ことり! 電話が! グッドモーニングとおっしゃっています!」
ことり「それ、モーニングコールだよう」
海未 「そ、そうでしたか! で、では失礼します、ごきげんよう!」ガチャ
163: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:54:46.70 :tVsc5sK7O
ことり「ふわぁ~、まだ眠いよう。昨日遅くまでババ抜きしたから…」
海未 「今夜もやりますよ、次こそは!」
ことり「え~」
海未 「え~、ではありません! 何をしに来たと思っているのですか!」
ことり「ライブしに来たはずだよぅ~」
海未 「はっ」
ことり「まさか忘れてたの?」
ことり「ふわぁ~、まだ眠いよう。昨日遅くまでババ抜きしたから…」
海未 「今夜もやりますよ、次こそは!」
ことり「え~」
海未 「え~、ではありません! 何をしに来たと思っているのですか!」
ことり「ライブしに来たはずだよぅ~」
海未 「はっ」
ことり「まさか忘れてたの?」
164: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:55:18.40 :tVsc5sK7O
――――――――――――――――――――――-
8:00前
ホテルのロビー
にこ 「あ、来た。遅いわよ」
花陽 「す、すみません」
凛 「お待たせにゃー」
希 「みんな揃ったね。ほな朝食に行こか」
――――――――――――――――――――――-
8:00前
ホテルのロビー
にこ 「あ、来た。遅いわよ」
花陽 「す、すみません」
凛 「お待たせにゃー」
希 「みんな揃ったね。ほな朝食に行こか」
165: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:55:48.80 :tVsc5sK7O
ホテルのレストランに移動する。
受付 「Good morning. Can I have your room number?」
(おはようございます。ルームナンバーを教えてください)
希 「Here, My room number is 0609」
(これです。私のルームナンバーは0609です)
受付 「Thank you. Please have a seat wherever you like.」
(ありがとうございます。お好きなお席へおかけください)
希 「Thank you.
みんな、ルームナンバーを受付の人に伝えてや。
部屋番号の書いてあるカードキーホルダーを見せるだけでもええで」
ことり「ええと、My room number is 0912」
ホテルのレストランに移動する。
受付 「Good morning. Can I have your room number?」
(おはようございます。ルームナンバーを教えてください)
希 「Here, My room number is 0609」
(これです。私のルームナンバーは0609です)
受付 「Thank you. Please have a seat wherever you like.」
(ありがとうございます。お好きなお席へおかけください)
希 「Thank you.
みんな、ルームナンバーを受付の人に伝えてや。
部屋番号の書いてあるカードキーホルダーを見せるだけでもええで」
ことり「ええと、My room number is 0912」
166: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:56:21.90 :tVsc5sK7O
レストランに入る。
穂乃果「うわぁー、すごい! バイキングだよ!」
凛 「良い匂い! テンション上がるにゃー!」
真姫 「外国ではバイキングと言わずにBuffet(ビュッフェ)と言うのよ」マキマキ
レストランに入る。
穂乃果「うわぁー、すごい! バイキングだよ!」
凛 「良い匂い! テンション上がるにゃー!」
真姫 「外国ではバイキングと言わずにBuffet(ビュッフェ)と言うのよ」マキマキ
167: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:57:06.16 :tVsc5sK7O
希 「このテーブルなら9人座れるからここにしよ」
穂乃果「バッグをおいて、と」
絵里 「穂乃果、ちょっと待って。 バッグは手放さないで」
穂乃果「え? でも何か置かないと席取られちゃうよ」
絵里 「日本みたいにバッグやスマホで席取りすると盗まれる危険が有るわ」
海未 「ホテルの中のレストランでもですか?」
希 「そうや。ホテルの中といえども不特定多数の人が出入りするから油断禁物や。
席取りは机の上のナプキンを椅子の上に置くんや。それで座っているというサインになる」
穂乃果「なるほど」ヒラッ
希 「このテーブルなら9人座れるからここにしよ」
穂乃果「バッグをおいて、と」
絵里 「穂乃果、ちょっと待って。 バッグは手放さないで」
穂乃果「え? でも何か置かないと席取られちゃうよ」
絵里 「日本みたいにバッグやスマホで席取りすると盗まれる危険が有るわ」
海未 「ホテルの中のレストランでもですか?」
希 「そうや。ホテルの中といえども不特定多数の人が出入りするから油断禁物や。
席取りは机の上のナプキンを椅子の上に置くんや。それで座っているというサインになる」
穂乃果「なるほど」ヒラッ
168: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:57:43.00 :tVsc5sK7O
凛 「早くお料理を取りに行くにゃー!」
真姫 「大体ホテルの朝食メニューは決まっていて、サラダ、パン、卵、シリアル、ベーコン、
ポテト、ヨーグルトなんかが基本で、それに加えて場所によっては肉、魚、フルーツ、
ケーキが有るわ。ここは結構豪華ね」マキマキ
ことり「ジュースや牛乳も有るみたい!」
希 「食べ放題飲み放題だから取り過ぎてしまいがちになるけど、これから練習と観光に
行くんやから食べ過ぎない方がええ。それに旅行中はもっと美味しいものもたくさん
食べられるから、一箇所で詰め込むのは得策やないで」
凛 「早くお料理を取りに行くにゃー!」
真姫 「大体ホテルの朝食メニューは決まっていて、サラダ、パン、卵、シリアル、ベーコン、
ポテト、ヨーグルトなんかが基本で、それに加えて場所によっては肉、魚、フルーツ、
ケーキが有るわ。ここは結構豪華ね」マキマキ
ことり「ジュースや牛乳も有るみたい!」
希 「食べ放題飲み放題だから取り過ぎてしまいがちになるけど、これから練習と観光に
行くんやから食べ過ぎない方がええ。それに旅行中はもっと美味しいものもたくさん
食べられるから、一箇所で詰め込むのは得策やないで」
169: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:58:33.40 :tVsc5sK7O
凛 「まきちゃん、あそこでコックさんがオムレツ作ってるにゃー。おいしそうだにゃー」
真姫 「あれは自分で注文しに行くのよ。見てなさい。
Good morning. One omelet, please」
(おはようございます。オムレツ一つください。)
コック「Good morning lady. Topping?」
(おはようございます。トッピングはどうしますか?)
真姫 「All and much tomato, please」
(全部の具と、トマトたくさん)
コック「Here」
(どうぞ)
真姫 「Thank you」
凛 「まきちゃん、あそこでコックさんがオムレツ作ってるにゃー。おいしそうだにゃー」
真姫 「あれは自分で注文しに行くのよ。見てなさい。
Good morning. One omelet, please」
(おはようございます。オムレツ一つください。)
コック「Good morning lady. Topping?」
(おはようございます。トッピングはどうしますか?)
真姫 「All and much tomato, please」
(全部の具と、トマトたくさん)
コック「Here」
(どうぞ)
真姫 「Thank you」
170: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:59:22.72 :tVsc5sK7O
凛 「トマトいっぱいにゃ~」
真姫 「オムレツを頼むと大抵、具を聞かれるわ。 All, pleaseとか言えば良いわよ」
穂乃果「よーし、いただきまーす!」
にこ 「ちょっと穂乃果、料理取りすぎじゃない? また太るわよ」
凛 「トマトいっぱいにゃ~」
真姫 「オムレツを頼むと大抵、具を聞かれるわ。 All, pleaseとか言えば良いわよ」
穂乃果「よーし、いただきまーす!」
にこ 「ちょっと穂乃果、料理取りすぎじゃない? また太るわよ」
171: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 00:59:52.66 :tVsc5sK7O
ウエイター「Tea? Coffee?」
にこ 「あ、Coffee, please」
ウエイター「Milk?」
にこ 「No, thank you」
ことり「にこちゃんブラックなの? おとなー」
にこ 「当然よ!」(苦い…)
絵里 「ここみたいにコーヒーを給仕してくれる場所も有るし、
コーヒーマシーンでセルフサービスのところもあるわ」
ウエイター「Tea? Coffee?」
にこ 「あ、Coffee, please」
ウエイター「Milk?」
にこ 「No, thank you」
ことり「にこちゃんブラックなの? おとなー」
にこ 「当然よ!」(苦い…)
絵里 「ここみたいにコーヒーを給仕してくれる場所も有るし、
コーヒーマシーンでセルフサービスのところもあるわ」
172: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:01:03.27 :tVsc5sK7O
穂乃果「あ、ことりちゃんの持ってきたケーキ美味しそう! 私も取りに行こっと」
希 「おかわりや追加で取りに行く時は新しいお皿を使った方がええな。
古いお皿は机に置いとくと下げてくれるで。
その時にフォークとナイフはお皿から避けておかないと一緒に持ってかれることもあるけどね」
穂乃果「わかった!」タタッ
海未 「走ったら危ないですよ、穂乃果」
穂乃果「あ、ことりちゃんの持ってきたケーキ美味しそう! 私も取りに行こっと」
希 「おかわりや追加で取りに行く時は新しいお皿を使った方がええな。
古いお皿は机に置いとくと下げてくれるで。
その時にフォークとナイフはお皿から避けておかないと一緒に持ってかれることもあるけどね」
穂乃果「わかった!」タタッ
海未 「走ったら危ないですよ、穂乃果」
173: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:01:42.37 :tVsc5sK7O
ウエイター「Finished?」
(お済みですか?)
花陽 「え、あ、ノー!」
ウエイター「OK」
花陽 「まだ食べてるのに、いきなりびっくりしました」
希 「ウエイターは料理の進み具合を見てああ言う風に聞いて来て、お皿を下げてくれるんや。
まだ食べてたらNoでええ。
花陽ちゃんはナイフとフォークを揃えて置いてたから食べ終わったと思われたんよ」
花陽 「え? ナイフとフォークの置き方にそんな意味があるんですか?」
希 「お皿の上にナイフとフォークを揃えて置いたら食べ終わったサインで、
ハの字に置いたら食事中のサインや。
国別で細かい違いはあるけど、大体そんな感じや」
花陽 「へぇー」
ウエイター「Finished?」
(お済みですか?)
花陽 「え、あ、ノー!」
ウエイター「OK」
花陽 「まだ食べてるのに、いきなりびっくりしました」
希 「ウエイターは料理の進み具合を見てああ言う風に聞いて来て、お皿を下げてくれるんや。
まだ食べてたらNoでええ。
花陽ちゃんはナイフとフォークを揃えて置いてたから食べ終わったと思われたんよ」
花陽 「え? ナイフとフォークの置き方にそんな意味があるんですか?」
希 「お皿の上にナイフとフォークを揃えて置いたら食べ終わったサインで、
ハの字に置いたら食事中のサインや。
国別で細かい違いはあるけど、大体そんな感じや」
花陽 「へぇー」
174: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:02:27.20 :tVsc5sK7O
海未 「まわりにいろんな国の方がいらっしゃいますね。外国に来たと言う実感が湧いてきます」
希 「他の国から観光客として来てる人たちもいるみたいやね。
賑やかなグループ、静かなグループ、結構国民性が出てるやろ?」
穂乃果「ふー、お腹いっぱい」
希 「みんな食べ終わったかな?
じゃあ部屋に戻って準備してから練習いこか」
穂乃果「しまった、この後練習だった」
海未 「みんなに言われていたじゃないですか、穂乃果」
希 「ふふ、帰る時はナプキンを机の上に置いてや」
穂乃果「ナプキン一つでもいろんな意味があるんだね」
花陽 「ごちそうさまでした」
海未 「まわりにいろんな国の方がいらっしゃいますね。外国に来たと言う実感が湧いてきます」
希 「他の国から観光客として来てる人たちもいるみたいやね。
賑やかなグループ、静かなグループ、結構国民性が出てるやろ?」
穂乃果「ふー、お腹いっぱい」
希 「みんな食べ終わったかな?
じゃあ部屋に戻って準備してから練習いこか」
穂乃果「しまった、この後練習だった」
海未 「みんなに言われていたじゃないですか、穂乃果」
希 「ふふ、帰る時はナプキンを机の上に置いてや」
穂乃果「ナプキン一つでもいろんな意味があるんだね」
花陽 「ごちそうさまでした」
175: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:02:56.16 :tVsc5sK7O
―――――――――――――――――――――――――――――――-
練習着に着替え、ホテルの近くの公園に来たμ’s
花陽 「朝も気持ちいいねー」
凛 「テンション上がるにゃー!」
絵里 「さあ、ランニングに行きましょ!」
ことり「大都会の真ん中にこーんなに大きな公園が有るなんて、すてきー」
真姫 「もう、いつまで話してるの?」
―――――――――――――――――――――――――――――――-
練習着に着替え、ホテルの近くの公園に来たμ’s
花陽 「朝も気持ちいいねー」
凛 「テンション上がるにゃー!」
絵里 「さあ、ランニングに行きましょ!」
ことり「大都会の真ん中にこーんなに大きな公園が有るなんて、すてきー」
真姫 「もう、いつまで話してるの?」
176: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:03:23.78 :tVsc5sK7O
海未 「……」キョロキョロ
物陰に隠れてあたりをうかがう海未
ことり「海未ちゃーん、大丈夫だよー」
海未 「信じても、よいのですね…」
凛 「出発にゃー! にゃにゃにゃんにゃー!」
希 「凛ちゃんは元気やね」
海未 「……」キョロキョロ
物陰に隠れてあたりをうかがう海未
ことり「海未ちゃーん、大丈夫だよー」
海未 「信じても、よいのですね…」
凛 「出発にゃー! にゃにゃにゃんにゃー!」
希 「凛ちゃんは元気やね」
177: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:03:49.64 :tVsc5sK7O
――――――――――――――――――――――-
公園をランニングし、凛が公園の中の屋外ステージの前で止まる。
凛 「ふうっ、あー見て! こんなところにステージが!」
絵里 「本当、コンサートとか開いたりするのかしら?」
希 「ちょっと登ってみる?」
――――――――――――――――――――――-
公園をランニングし、凛が公園の中の屋外ステージの前で止まる。
凛 「ふうっ、あー見て! こんなところにステージが!」
絵里 「本当、コンサートとか開いたりするのかしら?」
希 「ちょっと登ってみる?」
178: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:04:19.13 :tVsc5sK7O
穂乃果「あー、疲れたー」
ことり「気持ちいい」
絵里 「ライブはここを舞台にするのも悪く無いかもねー、なんか落ち着くし」
希 「落ち着くのはみんなと一緒だからやない?」
絵里 「そうかも」
真姫 「ねえ、ちょっとだけ踊ってみない?」
花陽 「凛ちゃん、いい?」
凛 「リードは任せるにゃー!」
穂乃果「あー、疲れたー」
ことり「気持ちいい」
絵里 「ライブはここを舞台にするのも悪く無いかもねー、なんか落ち着くし」
希 「落ち着くのはみんなと一緒だからやない?」
絵里 「そうかも」
真姫 「ねえ、ちょっとだけ踊ってみない?」
花陽 「凛ちゃん、いい?」
凛 「リードは任せるにゃー!」
179: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:04:52.87 :tVsc5sK7O
そこに外国人女性3人組が声をかけて来た
女性①「Hello」
にこりんぱな「ひっ!」
女性①「Are you girls Japanese?」
(あなた達日本人?)
穂乃果「い、いえーす、We are Japanese student…」
そこに外国人女性3人組が声をかけて来た
女性①「Hello」
にこりんぱな「ひっ!」
女性①「Are you girls Japanese?」
(あなた達日本人?)
穂乃果「い、いえーす、We are Japanese student…」
180: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:05:28.01 :tVsc5sK7O
女性②「You are here for some performance?」
(何かパフォーマンスしに来たの?)
海未 「な、なんと言っているのですか?」
穂乃果「どうやら怒っては無いみたい」
海未 「それは私でもわかります」
希 「Yeah, we are school idols! We are called μ’s!」
(私たちスクールアイドルなの! μ’sっていうの!)
女性②「You are here for some performance?」
(何かパフォーマンスしに来たの?)
海未 「な、なんと言っているのですか?」
穂乃果「どうやら怒っては無いみたい」
海未 「それは私でもわかります」
希 「Yeah, we are school idols! We are called μ’s!」
(私たちスクールアイドルなの! μ’sっていうの!)
181: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:06:06.27 :tVsc5sK7O
女性①「School idols? Well, Japan seems cool」
(スクールアイドル? 日本ってクールね)
女性②「We wanna go there too」
(私たちも行ってみたいわ)
女性①「Well, I hope you have fun time around here. Enjoy your stay!」
(じゃあね、いろんなところで楽しめるといいわね、旅行を楽しんで)
女性③「Bye!」
(さよなら)
希 「See you」
(またね)
女性①「School idols? Well, Japan seems cool」
(スクールアイドル? 日本ってクールね)
女性②「We wanna go there too」
(私たちも行ってみたいわ)
女性①「Well, I hope you have fun time around here. Enjoy your stay!」
(じゃあね、いろんなところで楽しめるといいわね、旅行を楽しんで)
女性③「Bye!」
(さよなら)
希 「See you」
(またね)
182: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:06:47.00 :tVsc5sK7O
希 「せっかく来たんだから、いろんな所を見て、だって」
絵里 「だって」
ことり「希ちゃんすごーい!」
凛 「さすが南極に行くだけのこと有るにゃ」
希 「うふふっ、海外も悪く無いでしょ?」
絵里 「もちろん、注意も必要だけどね」
海未 「そうかもしれませんね」
穂乃果「よーし! じゃあ練習をしっかりやってからこの街を見に行こう!」
希 「せっかく来たんだから、いろんな所を見て、だって」
絵里 「だって」
ことり「希ちゃんすごーい!」
凛 「さすが南極に行くだけのこと有るにゃ」
希 「うふふっ、海外も悪く無いでしょ?」
絵里 「もちろん、注意も必要だけどね」
海未 「そうかもしれませんね」
穂乃果「よーし! じゃあ練習をしっかりやってからこの街を見に行こう!」
183: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:07:43.12 :tVsc5sK7O
――――――――――――――――――――――――――――――――――-
練習後、μ'sはニューヨークの街に繰り出した。
自由の女神、市街地、ロックフェラーセンターの展望台”トップ・オブ・ザ・ロック”…
観光を満喫し、星を数えた後にレストランに入ったμ’sだったが…
花陽 「うううっ…」
穂乃果「花陽ちゃんが泣いてる」
真姫 「どうしたのよ」
花陽 「ううっ…」
凛 「にこちゃん! かよちんに何かした?」
にこ 「知らないわよ!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――-
練習後、μ'sはニューヨークの街に繰り出した。
自由の女神、市街地、ロックフェラーセンターの展望台”トップ・オブ・ザ・ロック”…
観光を満喫し、星を数えた後にレストランに入ったμ’sだったが…
花陽 「うううっ…」
穂乃果「花陽ちゃんが泣いてる」
真姫 「どうしたのよ」
花陽 「ううっ…」
凛 「にこちゃん! かよちんに何かした?」
にこ 「知らないわよ!」
184: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:08:10.13 :tVsc5sK7O
花陽 「うううっ…」
希 「どうしたの? 気分悪いの?」
絵里 「ホームシック?」
花陽 「ううっ…くまいが…」
穂乃果「くまい?」
花陽 「白米が食べたいんですっ!」
絵里 「白米?」
花陽 「うううっ…」
希 「どうしたの? 気分悪いの?」
絵里 「ホームシック?」
花陽 「ううっ…くまいが…」
穂乃果「くまい?」
花陽 「白米が食べたいんですっ!」
絵里 「白米?」
185: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:08:42.84 :tVsc5sK7O
花陽 「そう!こっちに来てからというもの、朝も昼も夜もパン、パン、パン、パン、パン!
白米が全然無いの!」
海未 「でも昨日の付け合わせでライスが」
花陽 「白米は付け合わせじゃなくて主食! パサパサなサフランライスとは似て非なるもの!」
海未 「うっ」
花陽 「白米が有ってご飯が始まるのです❤」
ことり「はは…」
花陽 「そう!こっちに来てからというもの、朝も昼も夜もパン、パン、パン、パン、パン!
白米が全然無いの!」
海未 「でも昨日の付け合わせでライスが」
花陽 「白米は付け合わせじゃなくて主食! パサパサなサフランライスとは似て非なるもの!」
海未 「うっ」
花陽 「白米が有ってご飯が始まるのです❤」
ことり「はは…」
186: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:09:23.49 :tVsc5sK7O
花陽 「ううっ、あったかいお茶碗で真っ白なご飯を食べたい…
はむっ、あ、このパン美味しい」もぐもぐ
穂乃果「すごい白米へのこだわり…」
絵里 「と、言ってもねー」
希 「花陽ちゃんはちょっと極端やけど、日本人なら1週間も外国に居ったらご飯を
食べたくなるで。パックツアーだと大体後半で日本料理か中華料理を入れてくるんや。
真姫ちゃん、このあたりでどこかいいところ知らない?」
真姫 「まー、知らなくは無いけど…」
花陽 「ううっ、あったかいお茶碗で真っ白なご飯を食べたい…
はむっ、あ、このパン美味しい」もぐもぐ
穂乃果「すごい白米へのこだわり…」
絵里 「と、言ってもねー」
希 「花陽ちゃんはちょっと極端やけど、日本人なら1週間も外国に居ったらご飯を
食べたくなるで。パックツアーだと大体後半で日本料理か中華料理を入れてくるんや。
真姫ちゃん、このあたりでどこかいいところ知らない?」
真姫 「まー、知らなくは無いけど…」
187: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:09:52.97 :tVsc5sK7O
――――――――――――――――――――――――――――――――――
食事の後、花陽の為に日本料理屋”GOHAN-YA”にはしごした。
穂乃果「この街にもこんなお店が有るんだねー」
真姫 「世界の中心だからね、大抵のものは揃っているわ」
花陽 「あー、美味しかったー! やっぱり白米は最高です❤」
凛 「良かったね、かよちん」
ことり「んふ」
――――――――――――――――――――――――――――――――――
食事の後、花陽の為に日本料理屋”GOHAN-YA”にはしごした。
穂乃果「この街にもこんなお店が有るんだねー」
真姫 「世界の中心だからね、大抵のものは揃っているわ」
花陽 「あー、美味しかったー! やっぱり白米は最高です❤」
凛 「良かったね、かよちん」
ことり「んふ」
188: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:10:22.48 :tVsc5sK7O
絵里 「さあ、遅くなる前に帰りましょう」
穂乃果「うん!」
穂乃果「なんかこうしてると学校帰りみたいだねー」
花陽 「えへ」
真姫 「そうね、不思議な感じ」
絵里 「みんなとこうしていられるのも、もうわずかなはずなのに、
この街は不思議とそれを忘れさせてくれる」
絵里 「さあ、遅くなる前に帰りましょう」
穂乃果「うん!」
穂乃果「なんかこうしてると学校帰りみたいだねー」
花陽 「えへ」
真姫 「そうね、不思議な感じ」
絵里 「みんなとこうしていられるのも、もうわずかなはずなのに、
この街は不思議とそれを忘れさせてくれる」
189: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:10:51.24 :tVsc5sK7O
地下鉄に乗るために改札を通るμ'sたち。
穂乃果「あれ?あれ?」
穂乃果がカードを入れても改札が開かなかった。
穂乃果「お金足りないのかな?」
他のμ’sメンバーは穂乃果に気付かずに先に行ってしまった。
穂乃果「あー! ちょっとー!」
地下鉄に乗るために改札を通るμ'sたち。
穂乃果「あれ?あれ?」
穂乃果がカードを入れても改札が開かなかった。
穂乃果「お金足りないのかな?」
他のμ’sメンバーは穂乃果に気付かずに先に行ってしまった。
穂乃果「あー! ちょっとー!」
190: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:11:32.35 :tVsc5sK7O
急いでカードにチャージして改札を通り電車に駆け込む穂乃果。
しかし、他のμ'sメンバーとは別の電車に乗ってしまった。
穂乃果「ふぅ、間に合った。あれ? みんなが居ない…?」
海未 「大変です! 穂乃果が隣の電車に乗って行きました!」
希 「あかん、すぐ電話や。
……でない。スマホのバッテリーが切れてるかもしれん」
ことり「どうするの?!」
急いでカードにチャージして改札を通り電車に駆け込む穂乃果。
しかし、他のμ'sメンバーとは別の電車に乗ってしまった。
穂乃果「ふぅ、間に合った。あれ? みんなが居ない…?」
海未 「大変です! 穂乃果が隣の電車に乗って行きました!」
希 「あかん、すぐ電話や。
……でない。スマホのバッテリーが切れてるかもしれん」
ことり「どうするの?!」
191: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:12:03.48 :tVsc5sK7O
希 「落ち着くんや。
真姫ちゃん、あの電車がどこに行ったかわかる?」
真姫 「多分、この電車と違う路線だと思うわ」
海未 「違う路線とはどういうことですか!」
真姫 「東京で例えれば、上野駅で銀座線と日比谷線を乗り間違えた感じよ」
にこ 「全然違う所に行っちゃうじゃない!」
希 「探しに行っても会える可能性は低いな…」
希 「落ち着くんや。
真姫ちゃん、あの電車がどこに行ったかわかる?」
真姫 「多分、この電車と違う路線だと思うわ」
海未 「違う路線とはどういうことですか!」
真姫 「東京で例えれば、上野駅で銀座線と日比谷線を乗り間違えた感じよ」
にこ 「全然違う所に行っちゃうじゃない!」
希 「探しに行っても会える可能性は低いな…」
192: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:12:36.46 :tVsc5sK7O
海未 「私が探しに行きます!」
希 「もう夜やし、1人で行動するのは危険や」
海未 「でも! 穂乃果も1人なんですよ!」
みんな「……」
希 「そうやな… じゃあ海未ちゃんと真姫ちゃんとうちで探しに行こか」
絵里 「穂乃果が駅やホテルの名前を覚えていて自力で帰ってくる可能性も有るから、
最寄り駅でにことことりと私が待っていて、凛と花陽はホテルで待つことにしましょう」
みんな「うん」
海未 「私が探しに行きます!」
希 「もう夜やし、1人で行動するのは危険や」
海未 「でも! 穂乃果も1人なんですよ!」
みんな「……」
希 「そうやな… じゃあ海未ちゃんと真姫ちゃんとうちで探しに行こか」
絵里 「穂乃果が駅やホテルの名前を覚えていて自力で帰ってくる可能性も有るから、
最寄り駅でにことことりと私が待っていて、凛と花陽はホテルで待つことにしましょう」
みんな「うん」
193: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:13:06.09 :tVsc5sK7O
――――――――――――――――――――――――――――――――-
のぞうみまきが探しに行ったが、結局穂乃果は見つからず、
みんな一旦ホテルに戻ることにした。
ホテルの前
海未 「穂乃果… どこに行ってしまったのですか…?」
希 「もう遅くなって来たし、事故や事件の可能性も考えて
警察に連絡せなあかんかもしれん…」
絵里 「そうね…」
海未 「そんな! 物騒なこと言わないでください!」
ことり「ホノカチャァン…」
――――――――――――――――――――――――――――――――-
のぞうみまきが探しに行ったが、結局穂乃果は見つからず、
みんな一旦ホテルに戻ることにした。
ホテルの前
海未 「穂乃果… どこに行ってしまったのですか…?」
希 「もう遅くなって来たし、事故や事件の可能性も考えて
警察に連絡せなあかんかもしれん…」
絵里 「そうね…」
海未 「そんな! 物騒なこと言わないでください!」
ことり「ホノカチャァン…」
194: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:13:34.34 :tVsc5sK7O
その時、道の向こうから穂乃果が歩いて来た。
海未 「穂乃果!」
穂乃果「みんなー!」タタッ
海未 「何やっていたんですか!!」
穂乃果「!」
みんな「……」
その時、道の向こうから穂乃果が歩いて来た。
海未 「穂乃果!」
穂乃果「みんなー!」タタッ
海未 「何やっていたんですか!!」
穂乃果「!」
みんな「……」
195: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:14:01.57 :tVsc5sK7O
海未 「…どれだけ探したと思っているのですか! ううっ…」
穂乃果に抱きつく海未
穂乃果「…ごめん」
海未 「良かった…」
穂乃果「あ、そうだ! 実はここまでね、あれ?
途中で会った人にここまで連れて来てもらったんだけど…」
みんな「?」
凛 「誰もいなかったにゃ?」
穂乃果「そんな?!」
海未 「…どれだけ探したと思っているのですか! ううっ…」
穂乃果に抱きつく海未
穂乃果「…ごめん」
海未 「良かった…」
穂乃果「あ、そうだ! 実はここまでね、あれ?
途中で会った人にここまで連れて来てもらったんだけど…」
みんな「?」
凛 「誰もいなかったにゃ?」
穂乃果「そんな?!」
196: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:14:51.00 :tVsc5sK7O
絵里 「まあいいわ、早く部屋に戻って明日に備えましょ」
希 「穂乃果ちゃん、気付かずに置いていってごめんね」
穂乃果「ううん。
穂乃果こそ、希ちゃんに言われてたのにスマホの電池切らせちゃってごめんなさい。
ホテルの名前も覚えてなかったし…」
希 「でも無事で良かった」
絵里 「まあいいわ、早く部屋に戻って明日に備えましょ」
希 「穂乃果ちゃん、気付かずに置いていってごめんね」
穂乃果「ううん。
穂乃果こそ、希ちゃんに言われてたのにスマホの電池切らせちゃってごめんなさい。
ホテルの名前も覚えてなかったし…」
希 「でも無事で良かった」
197: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:15:27.47 :tVsc5sK7O
穂乃果「みんなもごめん、私、リーダーなのに、みんなに心配かけちゃった…」
真姫 「もういいわよ」
絵里 「その代わり、明日はあなたが引っ張って最高のパフォーマンスにしてね」
穂乃果「絵里ちゃん…」
希 「私たちの最後のステージなんだから」
にこ 「ちょっとでも手抜いたら承知しないわよ」
穂乃果「うん!」
穂乃果「みんなもごめん、私、リーダーなのに、みんなに心配かけちゃった…」
真姫 「もういいわよ」
絵里 「その代わり、明日はあなたが引っ張って最高のパフォーマンスにしてね」
穂乃果「絵里ちゃん…」
希 「私たちの最後のステージなんだから」
にこ 「ちょっとでも手抜いたら承知しないわよ」
穂乃果「うん!」
198: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:16:11.09 :tVsc5sK7O
―――――――――――――――――――――――――――――――――――-
次の日、μ’sはタイムズスクエアでAngelic Angelのライブを成功させた。
そしてその日の夕食
穂乃果「いやー、今日のライブは大成功だったね!」
絵里 「タイムズスクエアを会場に選んで良かったわね」
真姫 「世界の交差点と呼ばれる場所でライブなんてなかなかできないわよ」
にこ 「ふん! 全米No.1観光地だかしらないけど、にこにーにとっては物足りないわ!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――-
次の日、μ’sはタイムズスクエアでAngelic Angelのライブを成功させた。
そしてその日の夕食
穂乃果「いやー、今日のライブは大成功だったね!」
絵里 「タイムズスクエアを会場に選んで良かったわね」
真姫 「世界の交差点と呼ばれる場所でライブなんてなかなかできないわよ」
にこ 「ふん! 全米No.1観光地だかしらないけど、にこにーにとっては物足りないわ!」
199: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:16:39.25 :tVsc5sK7O
ことり「衣装も喜んでもらえたみたい!」
海未 「狙い通り、和風なのがウケたみたいですね」
穂乃果「海未ちゃんのポンデリングは和風だったの?」
花陽 「緊張しました…」
凛 「みんなかっこよかったにゃー!」
希 「そうやね、わざわざ遠くまで来た甲斐が有ったね」
ことり「衣装も喜んでもらえたみたい!」
海未 「狙い通り、和風なのがウケたみたいですね」
穂乃果「海未ちゃんのポンデリングは和風だったの?」
花陽 「緊張しました…」
凛 「みんなかっこよかったにゃー!」
希 「そうやね、わざわざ遠くまで来た甲斐が有ったね」
200: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:17:13.81 :tVsc5sK7O
絵里 「明日はもう帰国ね」
穂乃果「なんか寂しくなっちゃうね」
みんな「……」
にこ 「ちょっと、なに湿っぽくなってんのよ。
ライブの打ち上げなのよ、パーっと行きなさい」
穂乃果「そうだね! 今日の晩御飯は何?」
希 「今日はコース料理や」
花陽 「なんだか堅苦しそうです…」
希 「ここはカジュアルなお店だからそんなにかしこまる必要は無いで。
ちゃんとした所やったらドレスコードって言って服装から気をつけなあかんけど」
絵里 「明日はもう帰国ね」
穂乃果「なんか寂しくなっちゃうね」
みんな「……」
にこ 「ちょっと、なに湿っぽくなってんのよ。
ライブの打ち上げなのよ、パーっと行きなさい」
穂乃果「そうだね! 今日の晩御飯は何?」
希 「今日はコース料理や」
花陽 「なんだか堅苦しそうです…」
希 「ここはカジュアルなお店だからそんなにかしこまる必要は無いで。
ちゃんとした所やったらドレスコードって言って服装から気をつけなあかんけど」
201: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:17:45.83 :tVsc5sK7O
ことり「あ、前菜のサラダが来たよ」
凛 「おいしそー! あれ?
ナイフとフォークがたくさん有ってどれ使ったらいいかわからないにゃ」
真姫 「左右の外側から使っていけばいいのよ。
あ、トマトおいしい」モグモグ
ことり「あ、前菜のサラダが来たよ」
凛 「おいしそー! あれ?
ナイフとフォークがたくさん有ってどれ使ったらいいかわからないにゃ」
真姫 「左右の外側から使っていけばいいのよ。
あ、トマトおいしい」モグモグ
202: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:18:19.78 :tVsc5sK7O
海未 「明日のスケジュールはどうなっていますか?」
希 「明日は午前10:45分出発のフライトやから、空港には2時間前の8:45には
着いてなあかん」
海未 「来た時はタクシーで1時間くらい掛かりましたから、7:45くらいにホテルを出れば
いいでしょうか?」
真姫 「甘いわよ。その時間帯は渋滞になるからもっと時間を見ておいた方がいいわ」
希 「その通りや。曜日や時間帯で交通機関の所要時間が変わるから、
ホテルの人とか、現地の人に確認した方がええんや。
余裕見て6:45出発くらいにしとこか」
海未 「明日のスケジュールはどうなっていますか?」
希 「明日は午前10:45分出発のフライトやから、空港には2時間前の8:45には
着いてなあかん」
海未 「来た時はタクシーで1時間くらい掛かりましたから、7:45くらいにホテルを出れば
いいでしょうか?」
真姫 「甘いわよ。その時間帯は渋滞になるからもっと時間を見ておいた方がいいわ」
希 「その通りや。曜日や時間帯で交通機関の所要時間が変わるから、
ホテルの人とか、現地の人に確認した方がええんや。
余裕見て6:45出発くらいにしとこか」
203: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:18:48.82 :tVsc5sK7O
ウエイトレス「Finished?」
凛 「Yes!」
凛 「あー、ナイフとフォーク持ってかれちゃったにゃ」
真姫 「次使う時は新しいのを使えば良いのよ。その為にたくさん置いて有るんだから」
ウエイトレス「Finished?」
凛 「Yes!」
凛 「あー、ナイフとフォーク持ってかれちゃったにゃ」
真姫 「次使う時は新しいのを使えば良いのよ。その為にたくさん置いて有るんだから」
204: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:19:19.86 :tVsc5sK7O
絵里 「次はスープね」
凛 「にゃにゃ! スプーンも二つ有るにゃ…」
絵里 「スープは右の大きい方を使うのよ。上の小さい方はデザート用ね」
穂乃果「スープって音をたてちゃいけないんだよね、緊張するよう…」
絵里 「次はスープね」
凛 「にゃにゃ! スプーンも二つ有るにゃ…」
絵里 「スープは右の大きい方を使うのよ。上の小さい方はデザート用ね」
穂乃果「スープって音をたてちゃいけないんだよね、緊張するよう…」
205: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:19:50.82 :tVsc5sK7O
希 「明日はチェックアウトで帰国やから、忘れ物しないように気を付けてね。
一番大事なのはパスポート、あとは財布、スマホ、充電器等」
真姫 「クローゼットやセーフティボックスの中も確認しなくちゃダメよ」
海未 「気を付けてくださいね、穂乃果」
穂乃果「もー、言われなくても大丈夫だよう」
希 「明日はチェックアウトで帰国やから、忘れ物しないように気を付けてね。
一番大事なのはパスポート、あとは財布、スマホ、充電器等」
真姫 「クローゼットやセーフティボックスの中も確認しなくちゃダメよ」
海未 「気を付けてくださいね、穂乃果」
穂乃果「もー、言われなくても大丈夫だよう」
206: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:20:22.70 :tVsc5sK7O
花陽 「メインのお肉が来ました。 これは白米が欲しいところ…」
凛 「明日には食べられるよ、かよちん」
花陽 「帰ったらおにぎりとお寿司とカレーと…」
凛 「凛はラーメン!」
真姫 「カツサンド…」ボソっ
希 「うちは焼肉食べたいなあ。
海外に出るとやっぱり日本の食べ物が恋しくなるもんや」
海未 「日本人ですね」
花陽 「メインのお肉が来ました。 これは白米が欲しいところ…」
凛 「明日には食べられるよ、かよちん」
花陽 「帰ったらおにぎりとお寿司とカレーと…」
凛 「凛はラーメン!」
真姫 「カツサンド…」ボソっ
希 「うちは焼肉食べたいなあ。
海外に出るとやっぱり日本の食べ物が恋しくなるもんや」
海未 「日本人ですね」
207: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:20:58.94 :tVsc5sK7O
穂乃果「お父さんお母さん、雪穂、みんな何してるかなあ…
あ! お土産買うの忘れてた!」
希 「明日の空港がラストチャンスやで」
穂乃果「うーん、何買おうかなあ」
希 「一応言っておくけど、肉類の日本への持ち込みは禁止されてるから気を付けてや。
ビーフジャーキーもダメや」
穂乃果「え? そうなの? 厳しい…」
海未 「私はもうお土産は購入しました。
家族、親族、ご近所… あ、弓道部にも持っていかなければ…」
希 「お土産買いすぎてスーツケースが23kg以上になる人たまにおるから気を付けてや。
来た時と同じく、貴重品類やモバイルバッテリーはスーツケースに入れない。
一方で化粧品含む液体類は手荷物にしないようにして、今夜中に整理しといてな」
穂乃果「お父さんお母さん、雪穂、みんな何してるかなあ…
あ! お土産買うの忘れてた!」
希 「明日の空港がラストチャンスやで」
穂乃果「うーん、何買おうかなあ」
希 「一応言っておくけど、肉類の日本への持ち込みは禁止されてるから気を付けてや。
ビーフジャーキーもダメや」
穂乃果「え? そうなの? 厳しい…」
海未 「私はもうお土産は購入しました。
家族、親族、ご近所… あ、弓道部にも持っていかなければ…」
希 「お土産買いすぎてスーツケースが23kg以上になる人たまにおるから気を付けてや。
来た時と同じく、貴重品類やモバイルバッテリーはスーツケースに入れない。
一方で化粧品含む液体類は手荷物にしないようにして、今夜中に整理しといてな」
208: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:21:36.68 :tVsc5sK7O
ウエイトレス「Finished?」
にこ 「Yes」
穂乃果「お腹いっぱいだよー」
にこ 「穂乃果、ちょっと太ったんじゃない?」
ことり「こっちの食事は多いから…」
穂乃果「よし! 帰ったらダイエットだ!」
凛 「聞き飽きたにゃ」
真姫 「この後デザートが来るわよ」
穂乃果「えっ! 食べる!」
海未 「これは帰国したらまたギリギリまで絞るプランですね…」
ウエイトレス「Finished?」
にこ 「Yes」
穂乃果「お腹いっぱいだよー」
にこ 「穂乃果、ちょっと太ったんじゃない?」
ことり「こっちの食事は多いから…」
穂乃果「よし! 帰ったらダイエットだ!」
凛 「聞き飽きたにゃ」
真姫 「この後デザートが来るわよ」
穂乃果「えっ! 食べる!」
海未 「これは帰国したらまたギリギリまで絞るプランですね…」
209: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:22:05.27 :tVsc5sK7O
――――――――――――――――――――――――
希 「みんな食べ終わったかな?
明日は早いからそろそろ行こか」
みんな「ごちそうさまでした!」
各自部屋に戻り荷造りして寝た。
――――――――――――――――――――――――
希 「みんな食べ終わったかな?
明日は早いからそろそろ行こか」
みんな「ごちそうさまでした!」
各自部屋に戻り荷造りして寝た。
210: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:22:33.39 :tVsc5sK7O
――――――――――――――――――――――――
そして次の日の朝6:30頃
ホテルのロビー
穂乃果「みんなおはよー」
希 「あ、穂乃果ちゃんたちが来た、おはよう。
フロントでチェックアウトしてくれる?」
穂乃果「えっ、朝から緊張するなあ~」
絵里 「カードキーを渡すだけで簡単よ、一緒に行きましょ」
――――――――――――――――――――――――
そして次の日の朝6:30頃
ホテルのロビー
穂乃果「みんなおはよー」
希 「あ、穂乃果ちゃんたちが来た、おはよう。
フロントでチェックアウトしてくれる?」
穂乃果「えっ、朝から緊張するなあ~」
絵里 「カードキーを渡すだけで簡単よ、一緒に行きましょ」
211: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:23:08.68 :tVsc5sK7O
フロント「Good morning」
穂乃果「Good morning. あー、Check out, please」
フロント「Did you use the minibar?」
(ミニバーを使用されましたか?)
穂乃果「え? みにば?」
絵里 「ミニバーを使ったか?って聞かれているわ。
No. We didn’t use the minibar」
(いいえ、ミニバーは使用していません)
フロント「OK. Thank you」
絵里 「Thank you」
フロント「Good morning」
穂乃果「Good morning. あー、Check out, please」
フロント「Did you use the minibar?」
(ミニバーを使用されましたか?)
穂乃果「え? みにば?」
絵里 「ミニバーを使ったか?って聞かれているわ。
No. We didn’t use the minibar」
(いいえ、ミニバーは使用していません)
フロント「OK. Thank you」
絵里 「Thank you」
212: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:23:35.15 :tVsc5sK7O
穂乃果「ありがとう、絵里ちゃん」
絵里 「ミニバーを使ったか?はよく聞かれるわね。
ホテルの人が部屋に確認しに行くところも有るわ」
穂乃果「ミニバーってあのジュースやお菓子が置いてあった場所だよね。
なんか高そうで手が出せなかったよ」
穂乃果「ありがとう、絵里ちゃん」
絵里 「ミニバーを使ったか?はよく聞かれるわね。
ホテルの人が部屋に確認しに行くところも有るわ」
穂乃果「ミニバーってあのジュースやお菓子が置いてあった場所だよね。
なんか高そうで手が出せなかったよ」
213: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:24:03.75 :tVsc5sK7O
希 「みんなチェックアウトしたね。それじゃ出発しよか。
タクシーは頼んであるで」
ドアマン「Good morning」
希 「Good morning.
Thank you. This is for you」
ドアマン「Thank you」
希 「みんなチェックアウトしたね。それじゃ出発しよか。
タクシーは頼んであるで」
ドアマン「Good morning」
希 「Good morning.
Thank you. This is for you」
ドアマン「Thank you」
214: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:24:32.09 :tVsc5sK7O
海未 「またチップを渡しましたね」
希 「ホテルのドアマンにタクシーを呼んでもらった時は払うもんなんや。
タクシー1台で1-2ドルくらいやろか」
海未 「日本には無い慣習なのでなかなか慣れませんね」
希 「郷に入りては郷に従えやな。異文化を感じるのも旅行の醍醐味や」
海未 「またチップを渡しましたね」
希 「ホテルのドアマンにタクシーを呼んでもらった時は払うもんなんや。
タクシー1台で1-2ドルくらいやろか」
海未 「日本には無い慣習なのでなかなか慣れませんね」
希 「郷に入りては郷に従えやな。異文化を感じるのも旅行の醍醐味や」
215: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:25:01.51 :tVsc5sK7O
真姫 「行き先はJFK空港の第7ターミナルでよかったわよね?」
希 「そうや。間違えないように運転手さんに伝えてや」
穂乃果「第7ターミナル… 成田空港よりもターミナルが多いんだね」
真姫 「世界的に見れば成田は大きく無いわね。羽田の方が大きいくらいよ」
穂乃果「そうなんだー、事前に調べて行かないと迷うね」
真姫 「行き先はJFK空港の第7ターミナルでよかったわよね?」
希 「そうや。間違えないように運転手さんに伝えてや」
穂乃果「第7ターミナル… 成田空港よりもターミナルが多いんだね」
真姫 「世界的に見れば成田は大きく無いわね。羽田の方が大きいくらいよ」
穂乃果「そうなんだー、事前に調べて行かないと迷うね」
216: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:25:28.87 :tVsc5sK7O
―――――――――――――――――――――――――――――――――-
タクシーで空港に移動した
穂乃果「来た時の場所に戻ってきたね」
海未 「着いたのはたった3日前のことですが、なんだか昔のことのように感じられます」
ことり「海未ちゃんも慣れて来たんじゃない?」
海未 「そうかもしれません。着いた時は周りを警戒してばかりでしたから」
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タクシーで空港に移動した
穂乃果「来た時の場所に戻ってきたね」
海未 「着いたのはたった3日前のことですが、なんだか昔のことのように感じられます」
ことり「海未ちゃんも慣れて来たんじゃない?」
海未 「そうかもしれません。着いた時は周りを警戒してばかりでしたから」
217: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:26:08.88 :tVsc5sK7O
空港建物に入る
希 「今回は自動チェックイン機でチェックインするで」
海未 「カウンターではできないのですか?」
希 「海外だとチェックインしてから手荷物預けカウンターに行かされる場合があるんや。
空港によっては荷物預けさえも自動化を始めているところも有る」
海未 「そうなんですか、どんどん自動化されているのですね」
希 「飛行機に乗る人はどんどん増えてるから効率化を進めないと捌き切れないんやろね。
よし、各自やってみて。画面はタッチパネルになってるで」
空港建物に入る
希 「今回は自動チェックイン機でチェックインするで」
海未 「カウンターではできないのですか?」
希 「海外だとチェックインしてから手荷物預けカウンターに行かされる場合があるんや。
空港によっては荷物預けさえも自動化を始めているところも有る」
海未 「そうなんですか、どんどん自動化されているのですね」
希 「飛行機に乗る人はどんどん増えてるから効率化を進めないと捌き切れないんやろね。
よし、各自やってみて。画面はタッチパネルになってるで」
218: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:26:35.01 :tVsc5sK7O
凛 「えーと、あー、また英語にゃ… あたりまえだけど」
希 「日本語設定にできるはずや画面をよく見てみ。
Englishとか、何か言語選択っぽいボタンが有るはずや」
凛 「これかにゃ?」
希 「それやな。Japaneseとか日本語とか有るはずやからそれを選択してや」
凛 「えーと、あー、また英語にゃ… あたりまえだけど」
希 「日本語設定にできるはずや画面をよく見てみ。
Englishとか、何か言語選択っぽいボタンが有るはずや」
凛 「これかにゃ?」
希 「それやな。Japaneseとか日本語とか有るはずやからそれを選択してや」
219: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:27:05.89 :tVsc5sK7O
穂乃果「希ちゃーん、本人確認方法が何かたくさん有ってわからないようー」
希 「eチケットとか、予約番号とか、アプリの画面とか、
いろんな方法で本人確認できるんや。うちらはパスポートで本人確認するのがええな。
パスポートのボタンをタッチして、パスポートを読み込ませてや」
穂乃果「うん! …あれ? 読み込まないよ」
海未 「表裏逆にしてみたらどうですか、穂乃果」
穂乃果「あ、うまくいった!」
希 「機械によっていろんな読み取り方式があるから、焦らず説明を見たり、
いろいろやってみればええ」
穂乃果「希ちゃーん、本人確認方法が何かたくさん有ってわからないようー」
希 「eチケットとか、予約番号とか、アプリの画面とか、
いろんな方法で本人確認できるんや。うちらはパスポートで本人確認するのがええな。
パスポートのボタンをタッチして、パスポートを読み込ませてや」
穂乃果「うん! …あれ? 読み込まないよ」
海未 「表裏逆にしてみたらどうですか、穂乃果」
穂乃果「あ、うまくいった!」
希 「機械によっていろんな読み取り方式があるから、焦らず説明を見たり、
いろいろやってみればええ」
220: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:27:38.52 :tVsc5sK7O
穂乃果「座席の選択して、荷物の個数を入力してと、
あ、航空券と長細いのが出て来たよ」
希 「その長細いのは荷物用のタグシールや。
スーツケースの取っ手のところに通して、シールで輪っかにするんや」
穂乃果「ことりちゃんの髪型みたいな感じだね、できたっ!」
希 「みんなもできたかな?」
みんな「はーい」
希 「ほな、荷物を預けに行こか」
穂乃果「座席の選択して、荷物の個数を入力してと、
あ、航空券と長細いのが出て来たよ」
希 「その長細いのは荷物用のタグシールや。
スーツケースの取っ手のところに通して、シールで輪っかにするんや」
穂乃果「ことりちゃんの髪型みたいな感じだね、できたっ!」
希 「みんなもできたかな?」
みんな「はーい」
希 「ほな、荷物を預けに行こか」
221: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:28:15.51 :tVsc5sK7O
――――――――――――――――――――――――――
手荷物受託カウンターに並ぶ
希 「カウンターの人に航空券を渡して、荷物は横のコンベアに乗せてや。
聞かれるとしたら最終目的地や」
ことり「Hello」ニコッ
係員 「Hello, Boarding pass, please」
(こんにちは。搭乗券を拝見します)
ことり「ボーディングパスは搭乗券だ、はい」スッ
係員 「Thank you. Is Tokyo your final destination?」
(ありがとうございます。最終目的地は東京ですね?)
ことり「Yes」
係員 「Here is your boring pass. Thank you」
ことり「Thank you」
――――――――――――――――――――――――――
手荷物受託カウンターに並ぶ
希 「カウンターの人に航空券を渡して、荷物は横のコンベアに乗せてや。
聞かれるとしたら最終目的地や」
ことり「Hello」ニコッ
係員 「Hello, Boarding pass, please」
(こんにちは。搭乗券を拝見します)
ことり「ボーディングパスは搭乗券だ、はい」スッ
係員 「Thank you. Is Tokyo your final destination?」
(ありがとうございます。最終目的地は東京ですね?)
ことり「Yes」
係員 「Here is your boring pass. Thank you」
ことり「Thank you」
222: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:28:53.03 :tVsc5sK7O
ことり「おまたせー」
希 「ちゃんと搭乗券の裏に手荷物タグの半券を付けてくれてるね。
それで荷物を受け取る場所を確認できるのと、荷物がなくなった時の問い合わせにも
使うから、荷物を受け取って空港を出る迄保管しといてや」
ことり「うん!」
ことり「おまたせー」
希 「ちゃんと搭乗券の裏に手荷物タグの半券を付けてくれてるね。
それで荷物を受け取る場所を確認できるのと、荷物がなくなった時の問い合わせにも
使うから、荷物を受け取って空港を出る迄保管しといてや」
ことり「うん!」
223: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:29:21.76 :tVsc5sK7O
絵里 「それじゃあ手荷物検査場に行きましょ」
凛 「あれー? あそこの棚の中に手裏剣があるにゃー!」
真姫 「あれは機内持ち込み制限品の例ね」
海未 「手裏剣を持ち込む人がいるのですか?」
真姫 「外人はニンジャが好きだから、お土産で買ってそのまま持ってきてしまう人が
いるのよ。 海未も弓矢を持ってきたら没収されるわよ」
海未 「そんな、さすがにこんなところまで持ってきません」
絵里 「それじゃあ手荷物検査場に行きましょ」
凛 「あれー? あそこの棚の中に手裏剣があるにゃー!」
真姫 「あれは機内持ち込み制限品の例ね」
海未 「手裏剣を持ち込む人がいるのですか?」
真姫 「外人はニンジャが好きだから、お土産で買ってそのまま持ってきてしまう人が
いるのよ。 海未も弓矢を持ってきたら没収されるわよ」
海未 「そんな、さすがにこんなところまで持ってきません」
224: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:29:49.26 :tVsc5sK7O
トレーにバッグ、上着を入れる。
凛 「2回目だから楽勝にゃー」
係員 「Hey. Take off your shoes, please」
(靴も脱いでください)
凛 「え? 靴?脱ぐの?」
絵里 「ここでは脱ぐみたい。靴専用のトレイが有ったからこれに入れて」
凛 「わかったにゃ」
トレーにバッグ、上着を入れる。
凛 「2回目だから楽勝にゃー」
係員 「Hey. Take off your shoes, please」
(靴も脱いでください)
凛 「え? 靴?脱ぐの?」
絵里 「ここでは脱ぐみたい。靴専用のトレイが有ったからこれに入れて」
凛 「わかったにゃ」
225: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:30:31.40 :tVsc5sK7O
金属探知機を通る
希 「みんな忘れ物無い? くどいようだけどここで忘れ物する人多いからね」
凛 「靴履いてるから待ってー」
希 「ゆっくりでええよ」
金属探知機を通る
希 「みんな忘れ物無い? くどいようだけどここで忘れ物する人多いからね」
凛 「靴履いてるから待ってー」
希 「ゆっくりでええよ」
226: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:31:01.37 :tVsc5sK7O
花陽 「次は出国審査ですね… また緊張します」
審査官「Next!」
花陽 「は、はろー」パスポート差し出す
審査官「Hello」スタンプガチャ、ポイッ
花陽 「もう終わり?!」
真姫 「出国審査は簡単なのよ。出て行く人に興味ナイってかんじ?」マキマキ
花陽 「次は出国審査ですね… また緊張します」
審査官「Next!」
花陽 「は、はろー」パスポート差し出す
審査官「Hello」スタンプガチャ、ポイッ
花陽 「もう終わり?!」
真姫 「出国審査は簡単なのよ。出て行く人に興味ナイってかんじ?」マキマキ
227: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:31:36.17 :tVsc5sK7O
穂乃果「うわぁー、また面白そうなお店がたくさん有るよ!」
海未 「その前にゲートの確認でしたね。あら? 搭乗券にゲートが記載されていませんよ。
ミスでしょうか?」
希 「記載されていない時はまだ決まってないんや。
一応フライト情報ディスプレイを見てみよか」
ことり「ええとLL09便は、あ、ディスプレイにもゲートが書いてないよ!」
希 「やっぱりまだ決まってないみたいやね。
これから自由時間だけど、各自こまめにディスプレイを確認して出発時刻の30分前、
10:15にはそのゲートに集合してや」
穂乃果「うわぁー、また面白そうなお店がたくさん有るよ!」
海未 「その前にゲートの確認でしたね。あら? 搭乗券にゲートが記載されていませんよ。
ミスでしょうか?」
希 「記載されていない時はまだ決まってないんや。
一応フライト情報ディスプレイを見てみよか」
ことり「ええとLL09便は、あ、ディスプレイにもゲートが書いてないよ!」
希 「やっぱりまだ決まってないみたいやね。
これから自由時間だけど、各自こまめにディスプレイを確認して出発時刻の30分前、
10:15にはそのゲートに集合してや」
228: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:32:06.05 :tVsc5sK7O
花陽 「置いて行かれたらどうしよう、不安です…」
穂乃果「大丈夫だよ花陽ちゃん! Printempsで一緒にお店見に行こうよ!」
ことり「うん! さっき可愛い小物のお店見つけたんだー」
花陽 「エエッ?! Printempsでですか?!」(不安なメンツです…)
穂乃果「行っくよ~!」グイグイ
花陽 「あわわわわ、ダレカタスケテー!」
花陽 「置いて行かれたらどうしよう、不安です…」
穂乃果「大丈夫だよ花陽ちゃん! Printempsで一緒にお店見に行こうよ!」
ことり「うん! さっき可愛い小物のお店見つけたんだー」
花陽 「エエッ?! Printempsでですか?!」(不安なメンツです…)
穂乃果「行っくよ~!」グイグイ
花陽 「あわわわわ、ダレカタスケテー!」
229: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:32:32.17 :tVsc5sK7O
希 「lily whiteはどうする?」
海未 「お土産を見たいです」
凛 「凛もー!」
希 「ほなお土産やさんを見に行こか」
希 「lily whiteはどうする?」
海未 「お土産を見たいです」
凛 「凛もー!」
希 「ほなお土産やさんを見に行こか」
230: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:32:58.75 :tVsc5sK7O
真姫 「BiBiはラウンジで待ちましょ」
絵里 「ええ」
にこ 「モデル系おしゃれユニットっぽくなって来たじゃない」
真姫 「BiBiはラウンジで待ちましょ」
絵里 「ええ」
にこ 「モデル系おしゃれユニットっぽくなって来たじゃない」
231: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:33:24.22 :tVsc5sK7O
土産物屋
凛 「うわぁ~、スーパーみたいでいろんなものが有るにゃ~」
海未 「どのお土産を買っていくか迷います」
希 「バラマキ用やったらチョコレートとかが定番やな」
凛 「このチョコ美味しそうにゃ~、にゃにゃ?! すごく高いにゃ…」
希 「ブランドのチョコとかは結構いい値段するから値段はよく見た方がええで」
土産物屋
凛 「うわぁ~、スーパーみたいでいろんなものが有るにゃ~」
海未 「どのお土産を買っていくか迷います」
希 「バラマキ用やったらチョコレートとかが定番やな」
凛 「このチョコ美味しそうにゃ~、にゃにゃ?! すごく高いにゃ…」
希 「ブランドのチョコとかは結構いい値段するから値段はよく見た方がええで」
232: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:33:53.06 :tVsc5sK7O
海未 「今大体20ドル残ってますから、ここで使い切るのが得策ですよね?」
希 「そうやな。
クレジットカードを持っていたら現金で足りない分をカードで払うこともできるんや。
最近では余ったお金を電子マネーに変えるサービスも有るみたい。
まあ、米ドルは今後も使う機会が有るから持っててもええで」
海未 「いろんな方法が有るのですね。それではこれを買ってきます」
海未 「今大体20ドル残ってますから、ここで使い切るのが得策ですよね?」
希 「そうやな。
クレジットカードを持っていたら現金で足りない分をカードで払うこともできるんや。
最近では余ったお金を電子マネーに変えるサービスも有るみたい。
まあ、米ドルは今後も使う機会が有るから持っててもええで」
海未 「いろんな方法が有るのですね。それではこれを買ってきます」
233: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:34:24.61 :tVsc5sK7O
海未 「は、はろー」
レジ係「Hi, Boarding pass, Please」
(こんにちは。搭乗券を見せてください)
海未 「え、ボーディングパス、搭乗券ですか? ちょっと待ってください」アセアセ
海未 「あ、ありました、はい」スッ
レジ係「Thank you. 9 dollars」ピッ
海未 「はい」スッ
レジ係「Thank you」ジャラジャラ
海未 「搭乗券をしまっていたのですぐに出せませんでした」
希 「免税店では搭乗券の提示を求められることもあるんや」
海未 「は、はろー」
レジ係「Hi, Boarding pass, Please」
(こんにちは。搭乗券を見せてください)
海未 「え、ボーディングパス、搭乗券ですか? ちょっと待ってください」アセアセ
海未 「あ、ありました、はい」スッ
レジ係「Thank you. 9 dollars」ピッ
海未 「はい」スッ
レジ係「Thank you」ジャラジャラ
海未 「搭乗券をしまっていたのですぐに出せませんでした」
希 「免税店では搭乗券の提示を求められることもあるんや」
234: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:34:56.72 :tVsc5sK7O
凛 「おまたせー! 凛はTシャツ買ってきたよ!」
海未 「…その柄のTシャツを着るのですか? 凛」
希 「変なものまで買ってしまうのも旅行の醍醐味やな。
まだ時間あるからうちらもラウンジに行こか」
海未 「はい」
凛 「テンション上がるにゃー!」
凛 「おまたせー! 凛はTシャツ買ってきたよ!」
海未 「…その柄のTシャツを着るのですか? 凛」
希 「変なものまで買ってしまうのも旅行の醍醐味やな。
まだ時間あるからうちらもラウンジに行こか」
海未 「はい」
凛 「テンション上がるにゃー!」
235: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:35:33.49 :tVsc5sK7O
小物屋
ことり「このポーチかわいい~」
穂乃果「こっちもかわいいよ、ことりちゃん!」
花陽 「あ、あのそろそろフライト情報を確認しに行きませんか…?」
アナウンス「Attention passengers on Love Japan Airline flight LL09 to Tokyo.
The flight has been delayed due to bad weather」
(ラブ日本航空LL09便東京行きにご搭乗のお客様にお知らせいたします。
当便は悪天候の為、出発が遅れております)
花陽 「あれ? 今私たちの便のことを言ってませんでしたか?」
穂乃果「え? 気づかなかったよ」
ことり「ディスプレイを見に行こう」
小物屋
ことり「このポーチかわいい~」
穂乃果「こっちもかわいいよ、ことりちゃん!」
花陽 「あ、あのそろそろフライト情報を確認しに行きませんか…?」
アナウンス「Attention passengers on Love Japan Airline flight LL09 to Tokyo.
The flight has been delayed due to bad weather」
(ラブ日本航空LL09便東京行きにご搭乗のお客様にお知らせいたします。
当便は悪天候の為、出発が遅れております)
花陽 「あれ? 今私たちの便のことを言ってませんでしたか?」
穂乃果「え? 気づかなかったよ」
ことり「ディスプレイを見に行こう」
236: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:36:03.53 :tVsc5sK7O
ことり「あ! LL09便がDelayになってる」
穂乃果「でぃれい?」
花陽 「遅れるって意味です。 何時まで遅れるのでしょうか?」
ことり「そこまで書いてないみたい」
穂乃果「どうすればいいの?!」
花陽 「帰れなかったらどうしよう…」
ことり「希ちゃんや絵里ちゃん達に会えればいいんだけど…」
穂乃果「とりあえずゲートは5番に決まったみたいだから、
乗り遅れないようにゲートで張り込もう」
ことはな「うん…」
ことり「あ! LL09便がDelayになってる」
穂乃果「でぃれい?」
花陽 「遅れるって意味です。 何時まで遅れるのでしょうか?」
ことり「そこまで書いてないみたい」
穂乃果「どうすればいいの?!」
花陽 「帰れなかったらどうしよう…」
ことり「希ちゃんや絵里ちゃん達に会えればいいんだけど…」
穂乃果「とりあえずゲートは5番に決まったみたいだから、
乗り遅れないようにゲートで張り込もう」
ことはな「うん…」
237: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:36:35.86 :tVsc5sK7O
10:15分ごろ
ゲート5
花陽 「当初の搭乗開始時刻になりましたが、搭乗開始する気配がありません…」
ことり「BiBiとリリホワも来ないし、他のお客さんも少ない…」
穂乃果「うぅ…不安だよう」
アナウンス「Attention passengers on Love Japan Airline flight LL09 to Tokyo.
The boarding gate has been changed.
The flight will be leaving from Gate 12」
(ラブ日本航空LL09便東京行きにご搭乗のお客様にお知らせいたします。
搭乗ゲートが変更になりました。ゲート12から出発の予定です)
10:15分ごろ
ゲート5
花陽 「当初の搭乗開始時刻になりましたが、搭乗開始する気配がありません…」
ことり「BiBiとリリホワも来ないし、他のお客さんも少ない…」
穂乃果「うぅ…不安だよう」
アナウンス「Attention passengers on Love Japan Airline flight LL09 to Tokyo.
The boarding gate has been changed.
The flight will be leaving from Gate 12」
(ラブ日本航空LL09便東京行きにご搭乗のお客様にお知らせいたします。
搭乗ゲートが変更になりました。ゲート12から出発の予定です)
238: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:37:10.43 :tVsc5sK7O
花陽 「なんだかまた私たちの便のことを言っているような…?」
穂乃果「ディスプレイを見に行こう…」
ことり「あー! ゲートが変わってるみたい、LL09便はゲート12番だって!」
花陽 「エエッ! みんなもう乗ってたりして?!」
穂乃果「ゲート12に急ごう!」
花陽 「なんだかまた私たちの便のことを言っているような…?」
穂乃果「ディスプレイを見に行こう…」
ことり「あー! ゲートが変わってるみたい、LL09便はゲート12番だって!」
花陽 「エエッ! みんなもう乗ってたりして?!」
穂乃果「ゲート12に急ごう!」
239: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:37:47.32 :tVsc5sK7O
ダダダダダダダッ
穂乃果「はあ、はあ、みんなここにもいないよう」
ことり「まだ搭乗開始していなくてお客さんは多いから、ここで待っていればいいのかも」
花陽 「ううっ、無事帰れるのでしょうか…?」
ダダダダダダダッ
穂乃果「はあ、はあ、みんなここにもいないよう」
ことり「まだ搭乗開始していなくてお客さんは多いから、ここで待っていればいいのかも」
花陽 「ううっ、無事帰れるのでしょうか…?」
240: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:38:28.32 :tVsc5sK7O
さらに30分後(10:45)
花陽 「あ、LL09便の出発時刻が11:45と表示されました!」
穂乃果「最初の予定から1時間遅れってことかな? 不安だけど待つしか無い…」
花陽 「孤独です...」
ことり「ホノカチャァン…」
さらに30分後(10:45)
花陽 「あ、LL09便の出発時刻が11:45と表示されました!」
穂乃果「最初の予定から1時間遅れってことかな? 不安だけど待つしか無い…」
花陽 「孤独です...」
ことり「ホノカチャァン…」
241: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:39:24.65 :tVsc5sK7O
さらに30分後(11:15)
BiBiとリリホワがゲート12にやってきた
穂乃果「あ! 絵里ちゃん!」
絵里 「穂乃果」
穂乃果「絵里ちゃ~ん! うわあああああ~ん!」ダダッ
絵里 「ちょっと穂乃果、どうしたの?」
穂乃果「怖かったよ~! 置いてかれるなんて絶対嫌だったんだよ~!」
さらに30分後(11:15)
BiBiとリリホワがゲート12にやってきた
穂乃果「あ! 絵里ちゃん!」
絵里 「穂乃果」
穂乃果「絵里ちゃ~ん! うわあああああ~ん!」ダダッ
絵里 「ちょっと穂乃果、どうしたの?」
穂乃果「怖かったよ~! 置いてかれるなんて絶対嫌だったんだよ~!」
242: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:39:51.80 :tVsc5sK7O
ことり「みんなも!」
花陽 「凛ちゃーん!」
凛 「? かよちん泣いてるの?」
穂乃果「出発時刻が遅れて、ゲートが変わって、不安だったんだよう~!」
希 「そうやったんか、慣れてないと不安になるよね。
でもちゃんと正しいゲートで待ってたのは偉いで」
ことり「みんなも!」
花陽 「凛ちゃーん!」
凛 「? かよちん泣いてるの?」
穂乃果「出発時刻が遅れて、ゲートが変わって、不安だったんだよう~!」
希 「そうやったんか、慣れてないと不安になるよね。
でもちゃんと正しいゲートで待ってたのは偉いで」
243: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:40:18.83 :tVsc5sK7O
ことり「みんなどこにいたの?」
海未 「私たちはラウンジにいました」
アナウンス「Love Japan Airline flight LL09 to Tokyo will begin boarding at gate 12」
(ラブ日本航空LL09便は12番ゲートより搭乗開始いたします)
希 「お、搭乗始まるで」
穂乃果「アメリカともこれでさよならだね」
海未 「なんだか名残惜しいです」
真姫 「また来ればいいじゃない」マキマキ
穂乃果「うん、そうだね!」
ことり「みんなどこにいたの?」
海未 「私たちはラウンジにいました」
アナウンス「Love Japan Airline flight LL09 to Tokyo will begin boarding at gate 12」
(ラブ日本航空LL09便は12番ゲートより搭乗開始いたします)
希 「お、搭乗始まるで」
穂乃果「アメリカともこれでさよならだね」
海未 「なんだか名残惜しいです」
真姫 「また来ればいいじゃない」マキマキ
穂乃果「うん、そうだね!」
244: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:40:48.21 :tVsc5sK7O
スタッフ「Hi. Boarding pass, Please」
花陽 「はい」スッ
スタッフ「Thank you」
花陽 「この階段を下りるのかな…あれ? 外に出ちゃった。 飛行機はどこ…?」
真姫 「今回はバスで飛行機まで行くみたいね」
花陽 「そんなパターンも有るの?」
スタッフ「Hi. Boarding pass, Please」
花陽 「はい」スッ
スタッフ「Thank you」
花陽 「この階段を下りるのかな…あれ? 外に出ちゃった。 飛行機はどこ…?」
真姫 「今回はバスで飛行機まで行くみたいね」
花陽 「そんなパターンも有るの?」
245: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:41:15.17 :tVsc5sK7O
真姫 「そうよ。その目の前のバスに乗って」
花陽 「うん、よいしょ」
プシュー バタン ブロロロロー
花陽 「ああっ! バスが出発しちゃったよ! まだ凛ちゃん達が乗ってないのに!」
真姫 「慌てないの。すぐ次のバスが来るわ」
花陽 「あ、そうなんだ。よかった」
真姫 「そうよ。その目の前のバスに乗って」
花陽 「うん、よいしょ」
プシュー バタン ブロロロロー
花陽 「ああっ! バスが出発しちゃったよ! まだ凛ちゃん達が乗ってないのに!」
真姫 「慌てないの。すぐ次のバスが来るわ」
花陽 「あ、そうなんだ。よかった」
246: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:41:48.96 :tVsc5sK7O
ブロロロロー
花陽 「飛行場って広いんだね。飛行機もたくさん有る」
真姫 「あたりまえでしょー。 あ、着いたみたいよ」
プシュー
花陽 「うわぁ、飛行機って近くで見ると大きいね。写真撮っとこ」パシャ
真姫 「これはボーイング777ね」
花陽 「真姫ちゃん、飛行機詳しいんだね」
真姫 「別に、何度も乗ってるから憶えたのよ。
ちなみにWonderful RushのPVに出てきたのはボーイング787ね」
花陽 「へぇー、わーんだふぉ~」
真姫 「ほら、前のタラップから搭乗するわよ。滑らないように気をつけて」
ブロロロロー
花陽 「飛行場って広いんだね。飛行機もたくさん有る」
真姫 「あたりまえでしょー。 あ、着いたみたいよ」
プシュー
花陽 「うわぁ、飛行機って近くで見ると大きいね。写真撮っとこ」パシャ
真姫 「これはボーイング777ね」
花陽 「真姫ちゃん、飛行機詳しいんだね」
真姫 「別に、何度も乗ってるから憶えたのよ。
ちなみにWonderful RushのPVに出てきたのはボーイング787ね」
花陽 「へぇー、わーんだふぉ~」
真姫 「ほら、前のタラップから搭乗するわよ。滑らないように気をつけて」
247: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:42:18.67 :tVsc5sK7O
――――――――――――――――――――――――――-
飛行機の中
花陽 「あ、凛ちゃん、こっちこっち」
凛 「にゃー! 2回目だから飛行機乗るのも慣れたにゃー」
花陽 「うん、そうだね」
外人CA「Japanese?」ピラッ
(日本人ですよね?)
凛 「? Thank you」
花陽 「なあに、その黄色い紙?」
凛 「日本語みたい。 携帯品・別送品申告書?」
――――――――――――――――――――――――――-
飛行機の中
花陽 「あ、凛ちゃん、こっちこっち」
凛 「にゃー! 2回目だから飛行機乗るのも慣れたにゃー」
花陽 「うん、そうだね」
外人CA「Japanese?」ピラッ
(日本人ですよね?)
凛 「? Thank you」
花陽 「なあに、その黄色い紙?」
凛 「日本語みたい。 携帯品・別送品申告書?」
248: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:42:48.44 :tVsc5sK7O
希 「それは日本に着いて税関を通る時に渡す紙や。
名前住所等の情報を記入して、はい・いいえの質問に答えてや」
花陽 「日本人なのに日本に入る為の書類が要るの?」
希 「そうや。 入国には書類はいらないんやけど、
日本人でも税関を通る為にこの書類は提出する必要が有るんや」
真姫 「家族だったら1枚でいいけど、私たち9人は個人だからそれぞれ書く必要が有るわ」
凛 「そうなんだ、忘れないうちに書いておくにゃ」
希 「それは日本に着いて税関を通る時に渡す紙や。
名前住所等の情報を記入して、はい・いいえの質問に答えてや」
花陽 「日本人なのに日本に入る為の書類が要るの?」
希 「そうや。 入国には書類はいらないんやけど、
日本人でも税関を通る為にこの書類は提出する必要が有るんや」
真姫 「家族だったら1枚でいいけど、私たち9人は個人だからそれぞれ書く必要が有るわ」
凛 「そうなんだ、忘れないうちに書いておくにゃ」
249: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:43:39.17 :tVsc5sK7O
アナウンス「Good morning, ladies and gentleman.
Welcome aboard Love Japan Airlines flight LL09 to Tokyo.
The captain in command of this flight is Taro Tanaka
and I’m your chief purser, Hanako Yamada.
We are now ready for departure…」
(皆様、今日もラブ日本航空LL09便東京行きをご利用くださいましてありがとうございます。
当機の機長は田中、私は客室を担当いたします山田でございます。
当機はまもなく出発いたします…)
絵里 「出発ね」
海未 「あ、あの、隣の席が空いているのですが、乗り遅れてしまったのでしょうか?」
絵里 「ラッキーね。扉が閉まった後に空いている席は空席なの。
離陸後は肘掛を上にあげて広く使っていいのよ」
海未 「そうだったのですか。足が伸ばせるので楽です」
アナウンス「Good morning, ladies and gentleman.
Welcome aboard Love Japan Airlines flight LL09 to Tokyo.
The captain in command of this flight is Taro Tanaka
and I’m your chief purser, Hanako Yamada.
We are now ready for departure…」
(皆様、今日もラブ日本航空LL09便東京行きをご利用くださいましてありがとうございます。
当機の機長は田中、私は客室を担当いたします山田でございます。
当機はまもなく出発いたします…)
絵里 「出発ね」
海未 「あ、あの、隣の席が空いているのですが、乗り遅れてしまったのでしょうか?」
絵里 「ラッキーね。扉が閉まった後に空いている席は空席なの。
離陸後は肘掛を上にあげて広く使っていいのよ」
海未 「そうだったのですか。足が伸ばせるので楽です」
250: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:44:09.45 :tVsc5sK7O
―――――――――――――――――――――――――――――――-
飛行機は離陸し、日本に向けて飛んで行く…そして
穂乃果「…ん」
穂乃果が目を覚まして窓の外を見る
穂乃果「うわぁー、きれーい!」
窓の外には雲海が広がっている
―――――――――――――――――――――――――――――――-
飛行機は離陸し、日本に向けて飛んで行く…そして
穂乃果「…ん」
穂乃果が目を覚まして窓の外を見る
穂乃果「うわぁー、きれーい!」
窓の外には雲海が広がっている
251: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:44:36.63 :tVsc5sK7O
ことり「…? 穂乃果ちゃん?」
穂乃果「見て!」
ことり「うわぁ! ずっと起きてたの?」
穂乃果「ううん、今起きたところ。 ねぇ、ことりちゃん」
ことり「ん?」
穂乃果「ライブ、楽しかったね!」
ことり「うん! みんなといっぱい思い出も残せた!」
ことほの「えへへっ」
ことり「またいつか行こうね」
穂乃果「うん! みんなでもう1回行こ! いつか…必ず!」
ことり「…? 穂乃果ちゃん?」
穂乃果「見て!」
ことり「うわぁ! ずっと起きてたの?」
穂乃果「ううん、今起きたところ。 ねぇ、ことりちゃん」
ことり「ん?」
穂乃果「ライブ、楽しかったね!」
ことり「うん! みんなといっぱい思い出も残せた!」
ことほの「えへへっ」
ことり「またいつか行こうね」
穂乃果「うん! みんなでもう1回行こ! いつか…必ず!」
252: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:45:02.53 :tVsc5sK7O
―――――――――――――――――――――――――――
ドスン!
飛行機が着陸した
穂乃果「日本に帰ってきたー!」
海未 「ふう、一安心です」
希 「みんなお疲れさん。行きと同じようにシートベルト着用サインが消えるまで座っててや」
―――――――――――――――――――――――――――
ドスン!
飛行機が着陸した
穂乃果「日本に帰ってきたー!」
海未 「ふう、一安心です」
希 「みんなお疲れさん。行きと同じようにシートベルト着用サインが消えるまで座っててや」
253: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:45:35.68 :tVsc5sK7O
ポーン
シートベルト着用サインが消え、乗客が一斉に立ち上がる
凛 「うう~、早く降りたいにゃー!」
海未 「ええと、荷物が無くても一応上の棚も確認するんでしたよね。 あら?これは…?
私が買ったお土産です! 存在を忘れていました…」
希 「な? 言った通りやろ? 飛行時間が長いからよく忘れるんや」
にこ 「進み出したみたいよ」
CA 「さようならー、いってらっしゃいませー」
にこ 「ありがとう」
ポーン
シートベルト着用サインが消え、乗客が一斉に立ち上がる
凛 「うう~、早く降りたいにゃー!」
海未 「ええと、荷物が無くても一応上の棚も確認するんでしたよね。 あら?これは…?
私が買ったお土産です! 存在を忘れていました…」
希 「な? 言った通りやろ? 飛行時間が長いからよく忘れるんや」
にこ 「進み出したみたいよ」
CA 「さようならー、いってらっしゃいませー」
にこ 「ありがとう」
254: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:46:09.53 :tVsc5sK7O
飛行機を降り、ボーディングブリッジを進んで行く
穂乃果「何か日本のにおいって感じがするね」
ことり「うん。日本にいるときは気づかなかったけど」
海未 「アメリカは結構香水の匂いがしてましたね」
凛 「到着って書いてある、あっちに行けばいいにゃー! 日本語だからわかるにゃ」
希 「正解や。他の人達について入国審査場に行くんや」
飛行機を降り、ボーディングブリッジを進んで行く
穂乃果「何か日本のにおいって感じがするね」
ことり「うん。日本にいるときは気づかなかったけど」
海未 「アメリカは結構香水の匂いがしてましたね」
凛 「到着って書いてある、あっちに行けばいいにゃー! 日本語だからわかるにゃ」
希 「正解や。他の人達について入国審査場に行くんや」
255: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:46:37.04 :tVsc5sK7O
穂乃果「あ! 動く歩道だ!」
凛 「乗っるにゃー!」
真姫 「もう、穂乃果と凛は元気ね」
絵里 「そうね」
穂乃果「あ! 動く歩道だ!」
凛 「乗っるにゃー!」
真姫 「もう、穂乃果と凛は元気ね」
絵里 「そうね」
256: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:47:05.64 :tVsc5sK7O
ことり「入国審査場に着いたよ」
海未 「日本でも日本人用と外国人用で分かれているのですね」
希 「そうや。窓口ではカバーを外したパスポートを出してや。
黄色い税関申告書類はまだ出さなくてええで」
海未 「そうなのですか」
ことり「入国審査場に着いたよ」
海未 「日本でも日本人用と外国人用で分かれているのですね」
希 「そうや。窓口ではカバーを外したパスポートを出してや。
黄色い税関申告書類はまだ出さなくてええで」
海未 「そうなのですか」
257: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:47:31.80 :tVsc5sK7O
審査官「こんにちはー、パスポート拝見しまーす」
海未 「はい」スッ
審査官「どうぞー」スタンプガチャ
海未 「ありがとうございます」
審査官「こんにちはー、パスポート拝見しまーす」
海未 「はい」スッ
審査官「どうぞー」スタンプガチャ
海未 「ありがとうございます」
258: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:47:57.26 :tVsc5sK7O
海未 「あっさり終わりました」
希 「日本人が日本に入国するのに何の問題も無いからね。
ほら、あそこの真姫ちゃん見てみ」
海未 「! 真姫が自動改札みたいな所を通っています!」
希 「あれは入国審査自動化ゲートや。
事前登録しておけばあのゲートでも出入国ができるで」
海未 「うーん、すごいです」
真姫 「? お待たせ」
海未 「あっさり終わりました」
希 「日本人が日本に入国するのに何の問題も無いからね。
ほら、あそこの真姫ちゃん見てみ」
海未 「! 真姫が自動改札みたいな所を通っています!」
希 「あれは入国審査自動化ゲートや。
事前登録しておけばあのゲートでも出入国ができるで」
海未 「うーん、すごいです」
真姫 「? お待たせ」
259: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:48:23.76 :tVsc5sK7O
絵里 「次は荷物受け取りね。LL09便は1番のターンテーブルみたい」
穂乃果「また荷物出てくるのに時間かかるんだよね?
ちょっとお手洗い行ってくるね…」
ことり「あ、私も~」
希 「待ってるから焦らんでええで」
真姫 「あ、私の荷物」ヒョイッ
凛 「真姫ちゃんの荷物はまた早いにゃー」
にこ 「ぐぬぬ」
絵里 「次は荷物受け取りね。LL09便は1番のターンテーブルみたい」
穂乃果「また荷物出てくるのに時間かかるんだよね?
ちょっとお手洗い行ってくるね…」
ことり「あ、私も~」
希 「待ってるから焦らんでええで」
真姫 「あ、私の荷物」ヒョイッ
凛 「真姫ちゃんの荷物はまた早いにゃー」
にこ 「ぐぬぬ」
260: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:48:57.72 :tVsc5sK7O
トイレから出てくる
穂乃果「ねえ、ことりちゃん、今まで気がつかなかったけど、
日本のトイレってすごくキレイだね」
ことり「わたしも思った! アメリカのトイレはあまり掃除されていないところもあって…」
穂乃果「日本はちゃんと掃除してくれる人がいてくれるんだね」
ことり「ありがたみがわかるね」
トイレから出てくる
穂乃果「ねえ、ことりちゃん、今まで気がつかなかったけど、
日本のトイレってすごくキレイだね」
ことり「わたしも思った! アメリカのトイレはあまり掃除されていないところもあって…」
穂乃果「日本はちゃんと掃除してくれる人がいてくれるんだね」
ことり「ありがたみがわかるね」
261: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:49:24.27 :tVsc5sK7O
穂乃果「お待たせー」
希 「穂乃果ちゃんとことりちゃんの荷物は降ろしておいたで。
壊れてないか確認してや」
穂乃果「うん、ありがとう」
ことり「大丈夫みたい」
穂乃果「お待たせー」
希 「穂乃果ちゃんとことりちゃんの荷物は降ろしておいたで。
壊れてないか確認してや」
穂乃果「うん、ありがとう」
ことり「大丈夫みたい」
262: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:49:54.52 :tVsc5sK7O
希 「ほな、最後は税関や。とは言ってもただカウンターの人にパスポートと
黄色い税関申告書類を渡すだけや」
係員 「おかえりなさーい」
真姫 「はい」スッ
係員 「アメリカからお帰りですか?」
真姫 「はい」
係員 「お一人ですか?」
真姫 「いいえ、と、友達と一緒です」
係員 「はい、ありがとうございます」
希 「ほな、最後は税関や。とは言ってもただカウンターの人にパスポートと
黄色い税関申告書類を渡すだけや」
係員 「おかえりなさーい」
真姫 「はい」スッ
係員 「アメリカからお帰りですか?」
真姫 「はい」
係員 「お一人ですか?」
真姫 「いいえ、と、友達と一緒です」
係員 「はい、ありがとうございます」
263: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:50:22.51 :tVsc5sK7O
真姫 「ふぅ」
凛 「まきちゃんまきちゃんまーきちゃん!」
真姫 「凛?! いきなりどうしたのよ!」
凛 「凛聞いたよ、今凛達のこと友達って言ったにゃ!」ニヤニヤ
真姫 「べ、別にいいでしょ、友達なんだから…///」
凛 「まきちゃんかわいいにゃ~」
真姫 「ふぅ」
凛 「まきちゃんまきちゃんまーきちゃん!」
真姫 「凛?! いきなりどうしたのよ!」
凛 「凛聞いたよ、今凛達のこと友達って言ったにゃ!」ニヤニヤ
真姫 「べ、別にいいでしょ、友達なんだから…///」
凛 「まきちゃんかわいいにゃ~」
264: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:51:08.63 :tVsc5sK7O
希 「さて、みんな税関を通ったかな?
そこの扉を通ればもう普通の空港のエリア、海外旅行はここまでや」
穂乃果「初めての海外旅行で不安だったけど、希ちゃん達のおかげで無事に帰ってこられたよ、
ありがとう!」
海未 「私も最初は不安ばかりでしたが、貴重な経験ができて成長した気がします」
ことり「私も! 世界にはいろんな人、いろんな文化が有ることを体験したよ!」
花陽 「私は海外に行くことで白米、もとい日本の良さを再確認できました」
希 「さて、みんな税関を通ったかな?
そこの扉を通ればもう普通の空港のエリア、海外旅行はここまでや」
穂乃果「初めての海外旅行で不安だったけど、希ちゃん達のおかげで無事に帰ってこられたよ、
ありがとう!」
海未 「私も最初は不安ばかりでしたが、貴重な経験ができて成長した気がします」
ことり「私も! 世界にはいろんな人、いろんな文化が有ることを体験したよ!」
花陽 「私は海外に行くことで白米、もとい日本の良さを再確認できました」
265: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:51:34.50 :tVsc5sK7O
凛 「凛はちょっと英語が好きになったにゃー!」
真姫 「まあ、みんなで行くのもたまには悪く無いわね」マキマキ
にこ 「自慢?! まあいいわ。
だってにこにーが世界デビューしたんですもの~!」
絵里 「卒業して終わったと思っていたけど、
またμ’sのみんなでハラショーな旅できて本当に楽しかったわ」
凛 「凛はちょっと英語が好きになったにゃー!」
真姫 「まあ、みんなで行くのもたまには悪く無いわね」マキマキ
にこ 「自慢?! まあいいわ。
だってにこにーが世界デビューしたんですもの~!」
絵里 「卒業して終わったと思っていたけど、
またμ’sのみんなでハラショーな旅できて本当に楽しかったわ」
266: ◆rydVFq.TKw:2019/11/22(金) 01:52:25.39 :tVsc5sK7O
希 「海外旅行はお金も時間も体力も使うけど、その分得られることも有る。
若い人達にはどんどん世界を経験してもらって、グローバルに活躍してほしいと願ってるで」
穂乃果「希ちゃん、誰に向かって言ってるの?」
希 「ふふ、ほな行こか」
完
希 「海外旅行はお金も時間も体力も使うけど、その分得られることも有る。
若い人達にはどんどん世界を経験してもらって、グローバルに活躍してほしいと願ってるで」
穂乃果「希ちゃん、誰に向かって言ってるの?」
希 「ふふ、ほな行こか」
完
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