ほむら「さて、始めましょうかここにはあなたと私以外誰もいないわ」

ほむら「まずあなたの名前は？」

さやか「美樹さやか……」(く、口が勝手に？！)

ほむら「よく出来ました、あなたは何？人間じゃあないわよね？」

さやか「魔法少女……」(なによぉぉこれぇ！こいつなにしてんのよ！)

ほむら「そう、魔法少女。魔法少女はソウルジェムがないと死ぬ。当然よね？」

ほむら「じゃあもしあなたは自分が犬なら尻尾が生えているのは当然よね？」

さやか「しっぽ……しっぽ……」

ほむら「あなたは犬よ、私の可愛いペットの犬のさやか」

ほむら「ほら、スカートからふさふさの尻尾が生えてきたわね、ふりふりしてかわいいわね、ほらおすわり」

さやか「はい」(ちょぉぉ何してんのさ私ぃぃ)

ほむら(なんか流れに身を任せて適当にやってみたけど上手くいく物ね)

ほむら(うーん尻尾だけで犬って言うのは厳しいわね、耳も生やしましょう)

さやか「くぅーーん……」

ほむら「甘えちゃって……ほらお耳をなでてあげるわ……」

さやか「わんっ」(わん？！わんって言ったよ私？！つか耳としっぽなにこれ！！)

ほむら「さて、ここにフリスビーがあるわ、あなたが犬ならやることはわかるわね？」

ほむら「取ってきてわたしに持ってくるのよ？いいわね？」

ほむら「ほら行きなさい！」シュッ

さやか「わふぅぅ」(わたしの身体ぁぁぁ……)


ほむら「……」

ほむら「面白かったわ……なかなかの逸材ねさやか犬」

ほむら「今頃さやか犬はフリスビーを追っかけて犬耳しっぽ状態で街を走り回っているでしょう……」

ほむら「さて学校に行ってさっそくまどかを同じ風にして存分にもふもふするわ」

ほむら「邪魔なようだったら女子生徒全員動物にしたら男子も喜ぶでしょう」

ほむら「ふふふ……」

ほむら「おはよう」

生徒「お、おはよう……」

ほむら「……」


男子生徒「きいたか？美樹が犬のコスプレしてフリスビー追っかけてたらしいぜ」

男子生徒「とうとうそこまでこじらせたか……これは上条のせいだな」

男子生徒「美樹も充分可愛いだろ俺責任持って飼うわ」


ほむら(早速噂になってるのね……フリスビー持って帰ってきたら飼い主がいなくなった犬はどうなるか見物だわ)

まどか「あ、暁美さん……？？」

ほむら「？なにかしら、鹿目さん」

まどか「そ、そこ私の席なんですけど……」

ほむら「あら間違えたわごめんなさい」

まどか「大丈夫です……」

スっ
ほむら「あなたの飼い主は私」ボソッ

まどか「えっ？」ｷｰｰｰﾝ……

まどか「わんわんっぺろぺろ……」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝｯ

ほむら「まどか……まどかのもふもふな毛皮可愛いわよ……」

まどか「くぅぅん♥」

ほむら「お腹を見せちゃって……尻尾も嬉しそうね……」

まどか「わぅん」

ほむら「一生一緒にいてあげるわ…まどか……」


ｷｰｰｰﾝ

まどか「はっ……」

女子生徒「だ、大丈夫？舌だらしなくだして犬みたいに……」

まどか「だ、大丈夫……うん……」

まどか(この記憶……犬？私が……？)

ほむら(これでまどかに偽りの犬の記憶を吹き込んだわ)

ほむら(あとは自分から犬になっていくわ……)

ほむら(さやかの時は強引にやったけど、まどかはまどかの意思で犬になるの……)

ほむら(ふふふ……)

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

先生「美樹さぁぁぁんまちなさーーい！」

さやか「わううん！わんわん！」(とまれぇぇとまれぇ！)


男子生徒「さやか犬だ！拝め！」

男子生徒「さすがの俺でも精通するわ」

男子生徒「水玉パンツありがとうございます！ありがとうございます！！」

さやか「くぅぅん……」(何してんのさ男子共？！)

杏子「さ、さやか……」(持ち帰りたい)


ほむら(いい感じに混沌としてきたわね)

SS描きながら勃起してきた抜いてくる

まどか「ねぇ……;」

女子生徒「わふ？」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝｯ

まどか「っっ？！」

女子生徒「わんわん！」

男子生徒「うわぁぁ女子に尻尾と耳が！！」

男子生徒「犬になってるぅぅ！！」

男子生徒「僕持って帰る！犬耳女子最高！」


ほむら(まどか以外の女子はさやか犬を見たら犬化するようにしたらもうそれはそれはカオスね)

ほむら「鹿目さん、こっちよここは危険」

まどか「う、うん！」


「もふもふ天国だァァァァ！！」

「お母さん僕を産んでくれてありがとう！」

「くどわふぅぅぅぅ！！！」


ほむら(男子生徒の評判良すぎて笑いが堪えるの必死なんだけど)

まどか「ど、どうしたのかな……いきなりみんな犬みたいに……」

ほむら「ウイルスよ」

まどか「ウイルス？！」

ほむら「女子のみに感染するわんわんウイルスよ、感染したら犬みたいになって最後は自我を失って本物の犬と化すわ」

まどか「じゃあ、クラスのみんなは……」

ほむら「あと1時間もしたら毛が生えてきてマズルも伸び始めるんじゃないかしら」

まどか「そ、そんな…」

ほむら「あれは空気感染するわ、私達ももしかしたら……」

まどか「やだよぉ犬なんて！」

ほむら(恐怖心受け付けすぎたわ)

ふぅ……