小鞠「わ、私は気にしてないから…」

蛍「せんぱーふぁい…」

卓「・・・」

小鞠「・・・」

夏海「兄貴も姉ちゃんも失敗作なんかじゃねえっ！」

蛍「夏海センパイ・・・」

れんげ「で、でも、にぃにぃは喋れないし、こまちゃんはおっきくなれないのん・・・」

夏海「れんげ！てめぇ死んだゾ・・・？」

蛍「や、やめて下さい！相手は小学一年生ですよ！？」

れんげ「ひ、ひぇぇ・・・」

雪子『宮内さんとこは、かずちゃんは大学を出て先生様、ひかげちゃんは東京の高校に通っとるし、れんげちゃんは天才・・・』

夏海『・・・』

雪子『それに比べてうちの子たちは・・・。はぁ・・・』

夏海『・・・』ｷﾞﾁﾁ…

夏海「れんげ！お前の本当のなんて・・・」

小鞠「夏海！」

蛍「それ以上いけない」

夏海「チッ・・・」

れんげ「えっ・・・？どういう事なのん・・・」

夏海「れんげは宮内家の本当の子供じゃなくて、かず姉が誰とも知らぬ男に孕まされてできた子供なんだよっ！」

れんげ「そ、そんな・・・そんなの嘘なのん・・・」

小鞠「れんちょん・・・」

蛍「れんちゃん・・・」

卓「・・・」

駄菓子屋「れんげ・・・」

ひかげ「おチビ・・・」

一穂「ごめん、れんちょん・・・」

おしまい