恒子「王者白糸台からは宮永照の後継者との呼び声が高い、大星(おおぼし)淡の入場です！」

健夜「ちょ、恒子ちゃん！大星(おおほし)だよ。間違えないように注意されてたでしょ。次の選手も気をつけてよ。間違えやすいから。」

恒子「失礼しました。そして１０年前と同じ準決勝進出、突破なるか！高鴨(たかがも)穏乃！」

健夜「なんで間違えるの？高鴨(たかかも)だよ！」

恒子「あっ、そっちかー。一か八かだったんだけど。」

健夜「もう！」

恒子「安定した獲得得点を誇る清水谷(しみずだに)竜華。」

健夜「なんでだよ！清水谷(しみずたに)だよ！ここまで全員間違えてるじゃん。」

恒子「えっ？だってすこやん注意しなかったじゃん。」

健夜「ここですこやんはやめてよ！てかまさか清水谷(しみずたに)さんまで間違えるとは思わなかったよ！」

恒子「最後は白水哩とのダブルエース、鶴田(つるだ)姫子。」

健夜「わざとだろ！鶴田(つるだ)ってなんだよ？鶴田(つるだ)って！いい加減にしろ！」

恒子「いやーさすがに鶴田(つるだ)はないと思ったけど1人だけ間違えないのは不公平じゃん？」

健夜「そんな優しさはいらないよ！結果的に被害者を増やしただけだよ！」

健夜「てか今まで間違えやすい選手沢山いたのになんで最後の最後にだけやらかすの？」

恒子「確かにね。安河内さんなんて初見だとわからないよね。なんでも鑑定団見てたから良かったよ。」

健夜「安河内さんは普通に大丈夫でしょ！ちなみに私は中島さんが好きだよ。」

恒子「あと花田(はなだ)さんね。花田(はなだ)さんが花田(はなだ)さんだから大将戦の選手も間違えちゃったのかな？まあヤクルトファンだから花田(はなだ)さんは間違えないんだけどね。」

健夜「選手のせいにしないでよ。花田さんは煌(きらめ)の読み方に間違うよ！いい名前だけど。それにヤクルトの下りはなに？」

恒子「あとの選手は簡単なのにねー。」

健夜「ええ？鷺森さんとか渋谷さんは名前難しいし、亦野(またの)さんや白水(しろうず)さんは名字の読み方迷うでしょ。一瞬だけど。」

恒子「そうかなー？」

健夜「そうだよ！」

恒子「でもすこやんの名前も間違えやすいよね。」

健夜「まあ否定はしないけど…すこやんはもうやめないのね。」

恒子「まあアラフォーなのに彼氏いたことないから健夜なのは間違いないんだけどさ。」

健夜「アラサーだよ！てか高校生の大会で下ネタやめてよね！」

恒子「大将戦決着！一位通過はダークホース阿知賀女子！」

健夜「いつのまにかおわっちゃったよ！いい加減にしろ！」

煌「すばらしくない…」

仁美「なんもかも政治が悪い…」

哩「鶴田(つるだ)…」ﾌﾟﾌﾟｸｸｸ


美子「姫子が帰ってくる前には普通にしとくんよ…」

終わりです。祝連載再開、阿知賀編再開ということで。