1:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/05/12(火) 23:35:12.329 :MK2KjXEt0.net
─1週間前、ファミレス─
大友「はぁ…荻野くん転校したのホントにショック…」
友達A「あんたまだ言ってんの?」
友達B「いい加減忘れなって」
大友「だってさ~…今でも好きなんだもん…」
友達A「早く次探しなよ。そっちの学校に良い人居ないの?」
大友「全然。…ああもう!どれもこれもあのクソ石上のせいよ!」
友達B「怖いよね、ストーカー」
友達A「暴れて彼氏殴るとか最低だよね。それで何とかなると思ってたのかな?」
大友「知らないよ…でもホント無理」
友達B「そりゃそうだよね…でさ、実際何されたの?石上に」
大友「え?」
友達B「だってストーカーなんでしょ?付け回されるとか私物盗まれるとか、そういった事なかったの?」
大友「えーっと…特に身に覚えは…」
友達A「えっ?何もされてないの?」
友達B「それでいきなり彼氏殴りに行くって…逆に凄いよね」
大友「ちょっと、他人事だと思って」
友達A「でもそれ、本当にストーカーなの?」
大友「だって荻野くんがそう言ってたし…」
友達B「ストーカー要素ないじゃん」
大友「そんな事言われても…」
友達A「それと、私もあの騒動知ってから石上嫌ってたけどさ…体育祭の時にちょっと印象変わったかな」
友達B「確かに、思ってたのと全然違ったよ。ただの暗くてキモい奴だと思ってけど、応援団の時とか生徒会の人達と居る時の感じとか、凄く真面目そうだったし」
友達A「あー、石上って結構上級生に可愛がられてるよね。この前も四宮先輩に図書室で勉強教えてもらってたって聞いたし、体育祭の時も白銀会長と凄く仲良さそうだったし」
大友「…なんかムカつく。あんな事したくせに。上手く取り入ったんじゃないの?」
友達B「そりゃ無理でしょ。だってあの完璧な二人だよ?」
大友「あの、って言われても私が知るわけないよ。高等部入れなかったんだし」
友達A「まあ、あの二人に取り入れるんだったら逆に方法教えて欲しいよねー」
友達B「ねー」
大友「もー!ふざけないでよ!」
─1週間前、ファミレス─
大友「はぁ…荻野くん転校したのホントにショック…」
友達A「あんたまだ言ってんの?」
友達B「いい加減忘れなって」
大友「だってさ~…今でも好きなんだもん…」
友達A「早く次探しなよ。そっちの学校に良い人居ないの?」
大友「全然。…ああもう!どれもこれもあのクソ石上のせいよ!」
友達B「怖いよね、ストーカー」
友達A「暴れて彼氏殴るとか最低だよね。それで何とかなると思ってたのかな?」
大友「知らないよ…でもホント無理」
友達B「そりゃそうだよね…でさ、実際何されたの?石上に」
大友「え?」
友達B「だってストーカーなんでしょ?付け回されるとか私物盗まれるとか、そういった事なかったの?」
大友「えーっと…特に身に覚えは…」
友達A「えっ?何もされてないの?」
友達B「それでいきなり彼氏殴りに行くって…逆に凄いよね」
大友「ちょっと、他人事だと思って」
友達A「でもそれ、本当にストーカーなの?」
大友「だって荻野くんがそう言ってたし…」
友達B「ストーカー要素ないじゃん」
大友「そんな事言われても…」
友達A「それと、私もあの騒動知ってから石上嫌ってたけどさ…体育祭の時にちょっと印象変わったかな」
友達B「確かに、思ってたのと全然違ったよ。ただの暗くてキモい奴だと思ってけど、応援団の時とか生徒会の人達と居る時の感じとか、凄く真面目そうだったし」
友達A「あー、石上って結構上級生に可愛がられてるよね。この前も四宮先輩に図書室で勉強教えてもらってたって聞いたし、体育祭の時も白銀会長と凄く仲良さそうだったし」
大友「…なんかムカつく。あんな事したくせに。上手く取り入ったんじゃないの?」
友達B「そりゃ無理でしょ。だってあの完璧な二人だよ?」
大友「あの、って言われても私が知るわけないよ。高等部入れなかったんだし」
友達A「まあ、あの二人に取り入れるんだったら逆に方法教えて欲しいよねー」
友達B「ねー」
大友「もー!ふざけないでよ!」
2:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/05/12(火) 23:35:46.615 :MK2KjXEt0.net
友達A「でもさ、真面目な話。私からしたら荻野くんの方がちょっと信用できなくなってきたんだけど」
大友「はぁ?」
友達A「だってさ、ストーカー被害に遭った彼女と数日で別れる?いくらなんでも薄情すぎるでしょ」
大友「それは…」
友達B「わかる。面倒臭そうな感じで逃げた風だよねそれって」
大友「あのさ、二人は誰の味方なの?」
友達A「私は京子の味方だけど、荻野くんの味方ではないよ」
友達B「私も」
大友「なにそれ…」
友達B「もうさ、いっそ聞いてみたら?石上に」
大友「はぁ!?」
友達A「私もそれがいいと思う。なんで石上があんな事したのか気になるし。それに、京子もいい加減ケリつけた方がいいよ?そんなんじゃいつまでも彼氏できないし」
大友「余計なお世話だよそれ!?」
友達B「そうと決まれば、どっかで石上呼んでくる?来週の土日のどっちかでいいでしょ」
友達A「いいんじゃない?」
大友「ちょっと!」
友達A「はいもう決定。京子も覚悟決めなって」
大友「なんでこうなるのよ…」
友達A「でもさ、真面目な話。私からしたら荻野くんの方がちょっと信用できなくなってきたんだけど」
大友「はぁ?」
友達A「だってさ、ストーカー被害に遭った彼女と数日で別れる?いくらなんでも薄情すぎるでしょ」
大友「それは…」
友達B「わかる。面倒臭そうな感じで逃げた風だよねそれって」
大友「あのさ、二人は誰の味方なの?」
友達A「私は京子の味方だけど、荻野くんの味方ではないよ」
友達B「私も」
大友「なにそれ…」
友達B「もうさ、いっそ聞いてみたら?石上に」
大友「はぁ!?」
友達A「私もそれがいいと思う。なんで石上があんな事したのか気になるし。それに、京子もいい加減ケリつけた方がいいよ?そんなんじゃいつまでも彼氏できないし」
大友「余計なお世話だよそれ!?」
友達B「そうと決まれば、どっかで石上呼んでくる?来週の土日のどっちかでいいでしょ」
友達A「いいんじゃない?」
大友「ちょっと!」
友達A「はいもう決定。京子も覚悟決めなって」
大友「なんでこうなるのよ…」
3:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/05/12(火) 23:36:32.776 :MK2KjXEt0.net
─当日─
石上「(どうしてこうなった)」
大友「…………」ギロッ
友達A「………」ジー
友達B「………」ジー
石上「(何だこれ?わざわざ呼び出してまで恨み事言われるのかよ)」
石上「…帰っていいか?」
大友「なんでよ!」
友達A「今来たばっかでしょ」
石上「はぁ…で、何の用だよ?恨み事言うために呼び出されたわけ?」
大友「アンタねぇ…!」
友達B「落ち着きなって。今回石上を呼んだのは、もういっそ話してもらおうかなって」
石上「は?何を」
友達A「実際、あんた何であんな事したの?」
石上「………(いきなり碌に話した事もない奴に呼び出されて、しかも何で大友が居るのかと思えば…そういう事か)」
大友「早く言いなさいよ」
石上「はぁ…何かと思えば、そんなのお前らだって知ってるだろ?俺が荻野にムカついて殴っただけだよ」
─当日─
石上「(どうしてこうなった)」
大友「…………」ギロッ
友達A「………」ジー
友達B「………」ジー
石上「(何だこれ?わざわざ呼び出してまで恨み事言われるのかよ)」
石上「…帰っていいか?」
大友「なんでよ!」
友達A「今来たばっかでしょ」
石上「はぁ…で、何の用だよ?恨み事言うために呼び出されたわけ?」
大友「アンタねぇ…!」
友達B「落ち着きなって。今回石上を呼んだのは、もういっそ話してもらおうかなって」
石上「は?何を」
友達A「実際、あんた何であんな事したの?」
石上「………(いきなり碌に話した事もない奴に呼び出されて、しかも何で大友が居るのかと思えば…そういう事か)」
大友「早く言いなさいよ」
石上「はぁ…何かと思えば、そんなのお前らだって知ってるだろ?俺が荻野にムカついて殴っただけだよ」
4:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/05/12(火) 23:37:21.889 :MK2KjXEt0.net
友達A「誤魔化さないでくれる?」
石上「誤魔化すもなにも、事実だっての。それだけなら、もういいか?俺も帰ってやりたい事(ゲーム)があるし」ガタッ
友達B「ちょっと待ってよ。荻野くんのどこにムカついたのさ」
石上「………」
石上『こいつは誰かが殴らなきゃ駄目なんだ!!親も教師もやらないから僕がやる羽目になったんだろ!!』
石上「……あいつは、誰かが殴らなきゃ駄目だった。それを俺がやる羽目になっただけの話だ」
大友「はぁ?なにそれ意味わかんないんだけど!」
石上「意味もなにも、それだけの話だよ。…それじゃ、俺は帰るから」
友達A「…どういう事?」
友達B「さぁ…?」
大友「…待ちなさいよ」
石上「なんだよ?まだ何かあるのか?」
大友「そういえば私、まだあんたに謝ってもらってないんだけど。あんな事しといて…!」
石上「(そういえばそうだったっけ。あの日から僕は引き込もってて、再会したのは体育祭の日だし………そうだな、ここはちゃんと謝るべき…)」
友達A「誤魔化さないでくれる?」
石上「誤魔化すもなにも、事実だっての。それだけなら、もういいか?俺も帰ってやりたい事(ゲーム)があるし」ガタッ
友達B「ちょっと待ってよ。荻野くんのどこにムカついたのさ」
石上「………」
石上『こいつは誰かが殴らなきゃ駄目なんだ!!親も教師もやらないから僕がやる羽目になったんだろ!!』
石上「……あいつは、誰かが殴らなきゃ駄目だった。それを俺がやる羽目になっただけの話だ」
大友「はぁ?なにそれ意味わかんないんだけど!」
石上「意味もなにも、それだけの話だよ。…それじゃ、俺は帰るから」
友達A「…どういう事?」
友達B「さぁ…?」
大友「…待ちなさいよ」
石上「なんだよ?まだ何かあるのか?」
大友「そういえば私、まだあんたに謝ってもらってないんだけど。あんな事しといて…!」
石上「(そういえばそうだったっけ。あの日から僕は引き込もってて、再会したのは体育祭の日だし………そうだな、ここはちゃんと謝るべき…)」
5:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/05/12(火) 23:37:47.535 :MK2KjXEt0.net
白銀『頑張ったな、石上』
白銀『お前の書くべき反省文はこうだろう!』
白銀『お前はおかしくなんてない』
白銀『頑張ったな、石上』
白銀『お前の書くべき反省文はこうだろう!』
白銀『お前はおかしくなんてない』
6:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/05/12(火) 23:38:08.491 :MK2KjXEt0.net
石上「………」
大友「早く謝りなさいよ!あんたのせいで…」
石上「うるせぇばーか」
大友「なっ…」
石上「じゃあな」スタスタスタ…
コレアノセキノブンデ
アリガトウゴザイマシター
石上「………」
大友「早く謝りなさいよ!あんたのせいで…」
石上「うるせぇばーか」
大友「なっ…」
石上「じゃあな」スタスタスタ…
コレアノセキノブンデ
アリガトウゴザイマシター
7:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/05/12(火) 23:38:47.210 :MK2KjXEt0.net
大友「何あれ?信じらんない!あいつまた馬鹿って言ってきたし!」
友達A「さりげなく私らの分も払ってったね。イケメンムーブ?」
友達B「全然似合わないよね」
大友「ちょっと!?あいつあんな事言ってきたんだけど!他になんか思わないわけ!?」
友達A「別に?」
友達B「だって、ねぇ?」
大友「な、なによ…」
友達A「あれ絶対、本当の事隠してる感じだったよね」
友達B「うん」
大友「え…?」
大友「何あれ?信じらんない!あいつまた馬鹿って言ってきたし!」
友達A「さりげなく私らの分も払ってったね。イケメンムーブ?」
友達B「全然似合わないよね」
大友「ちょっと!?あいつあんな事言ってきたんだけど!他になんか思わないわけ!?」
友達A「別に?」
友達B「だって、ねぇ?」
大友「な、なによ…」
友達A「あれ絶対、本当の事隠してる感じだったよね」
友達B「うん」
大友「え…?」
9:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/05/12(火) 23:39:29.153 :MK2KjXEt0.net
友達B「でもどうする?絶対言うつもりないでしょあれ」
友達A「頑固すぎ。何隠してるか知らないけどさ」
友達B「でも嘘下手くそだよねー」ケラケラ
友達A「不器用すぎるでしょあいつ」ケラケラ
大友「二人だけでわかったような感じ出さないでくれる?」
友達B「むしろ、京子はなんでわかんないのさ」
友達A「あんなに分かりやすいのに」
大友「分かりやすいって何が?」
友達A「だってさ、停学にまでなったのに、あそこまで堂々とされたら、ね?」
友達B「普通なら、自分が悪いんだったら面倒臭いしさっさと謝って終わりだよね」
友達A「つまり、絶対に謝りたくない何かがあるってことでしょ?」
大友「???」
友達B「…京子、そりゃ高等部落ちるわけだ」
友達A「国語の成績酷かったしね」
大友「えぇ!?」ガーン
友達B「でもどうする?絶対言うつもりないでしょあれ」
友達A「頑固すぎ。何隠してるか知らないけどさ」
友達B「でも嘘下手くそだよねー」ケラケラ
友達A「不器用すぎるでしょあいつ」ケラケラ
大友「二人だけでわかったような感じ出さないでくれる?」
友達B「むしろ、京子はなんでわかんないのさ」
友達A「あんなに分かりやすいのに」
大友「分かりやすいって何が?」
友達A「だってさ、停学にまでなったのに、あそこまで堂々とされたら、ね?」
友達B「普通なら、自分が悪いんだったら面倒臭いしさっさと謝って終わりだよね」
友達A「つまり、絶対に謝りたくない何かがあるってことでしょ?」
大友「???」
友達B「…京子、そりゃ高等部落ちるわけだ」
友達A「国語の成績酷かったしね」
大友「えぇ!?」ガーン
10:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/05/12(火) 23:40:18.771 :MK2KjXEt0.net
─翌日、生徒会室前─
友達A「石上からは聞けそうにない。それなら」コソコソ
友達B「生徒会の人なら何か知ってそうだし、そっちだよね」コソコソ
友達A「実は前から、生徒会の人達ってどんな事してるのか気になってたんだよねー」コソコソ
友達B「完全に楽しんでるよね?私もだけど」コソコソ
─観察1日目─
石上「藤原先輩、僕前も言いませんでしたっけ?デバッグプレイは必須ですよ?」
藤原「ハイ」
石上「まずゲームは楽しくやるものですから、心を削りにくるのはやめましょう」
藤原「ハイ」
石上「次に、イベントマスの配置場所が少しおかしいです。前のもそうでしたが、この場所にこのイベントがくるのは違和感あります。突っ込み処満載です」
藤原「チッ…ハイ」
石上「…今舌打ちしませんでした?」
藤原「シテマセン」
石上「そうですか。あとこれも───」
友達A「い、石上が藤原先輩に説教してる…!?」
友達B「正論でタコ殴りに…!?」
観察結果
石上は正論で殴るDV男
─翌日、生徒会室前─
友達A「石上からは聞けそうにない。それなら」コソコソ
友達B「生徒会の人なら何か知ってそうだし、そっちだよね」コソコソ
友達A「実は前から、生徒会の人達ってどんな事してるのか気になってたんだよねー」コソコソ
友達B「完全に楽しんでるよね?私もだけど」コソコソ
─観察1日目─
石上「藤原先輩、僕前も言いませんでしたっけ?デバッグプレイは必須ですよ?」
藤原「ハイ」
石上「まずゲームは楽しくやるものですから、心を削りにくるのはやめましょう」
藤原「ハイ」
石上「次に、イベントマスの配置場所が少しおかしいです。前のもそうでしたが、この場所にこのイベントがくるのは違和感あります。突っ込み処満載です」
藤原「チッ…ハイ」
石上「…今舌打ちしませんでした?」
藤原「シテマセン」
石上「そうですか。あとこれも───」
友達A「い、石上が藤原先輩に説教してる…!?」
友達B「正論でタコ殴りに…!?」
観察結果
石上は正論で殴るDV男
11:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/05/12(火) 23:41:38.119 :MK2KjXEt0.net
─観察2日目─
白銀「今年の各部の予算も例年通り、この位か?」
石上「そうですね…野球部の予算ですが、この位にしましょう」
白銀「ふむ、その心は?」
石上「この前の伊井野の演説で坊主頭の奴らに彼女ができたみたいなんで。1人あたり8万は減額しましょう」
白銀「また私怨じゃねーか!しかも前より減額の値増えてるし!」
石上「そりゃあ私怨ですよ?でも僕はそれが悪ではないと確信しました」
白銀「悪だから!結構な悪だから!お前の確信方法ぜってー間違ってるから!」
伊井野「ちょっと石上、あんたそんなふざけた理由で会計するのやめなさいよ」
白銀「いいぞ伊井野、もっと言ってやれ。それで、伊井野が見てる方はどうだ?」
伊井野「そうですね…この茶道部ですが不純異性交遊者が多くて風紀が乱れているので1人あたり10万減額しましょう。罰金です」
白銀「お前のそれも石上と変わんねーから!お前も私怨じゃねーか!!」
伊井野「わ、私のは風紀の乱れを正すためのものです!石上と一緒にしないで下さい!」
白銀「本当か?お前は本当にその正しさの中に私怨が無いと言い切れるのか!?」
友達A「石上って生徒会の中だとあんな感じなんだ…」
友達B「ついでに伊井野さんも…」
観察結果
石上は生徒会だとキャラが全然違う
石上と伊井野はわりと似ている
─観察2日目─
白銀「今年の各部の予算も例年通り、この位か?」
石上「そうですね…野球部の予算ですが、この位にしましょう」
白銀「ふむ、その心は?」
石上「この前の伊井野の演説で坊主頭の奴らに彼女ができたみたいなんで。1人あたり8万は減額しましょう」
白銀「また私怨じゃねーか!しかも前より減額の値増えてるし!」
石上「そりゃあ私怨ですよ?でも僕はそれが悪ではないと確信しました」
白銀「悪だから!結構な悪だから!お前の確信方法ぜってー間違ってるから!」
伊井野「ちょっと石上、あんたそんなふざけた理由で会計するのやめなさいよ」
白銀「いいぞ伊井野、もっと言ってやれ。それで、伊井野が見てる方はどうだ?」
伊井野「そうですね…この茶道部ですが不純異性交遊者が多くて風紀が乱れているので1人あたり10万減額しましょう。罰金です」
白銀「お前のそれも石上と変わんねーから!お前も私怨じゃねーか!!」
伊井野「わ、私のは風紀の乱れを正すためのものです!石上と一緒にしないで下さい!」
白銀「本当か?お前は本当にその正しさの中に私怨が無いと言い切れるのか!?」
友達A「石上って生徒会の中だとあんな感じなんだ…」
友達B「ついでに伊井野さんも…」
観察結果
石上は生徒会だとキャラが全然違う
石上と伊井野はわりと似ている
12:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/05/12(火) 23:42:38.798 :MK2KjXEt0.net
─観察3日目─
石上「そういえば、来年の新入生の中に白銀先輩の妹さんが居るんですよね」
白銀「ああ。成績は悪くないし、おそらくそのまま高等部に上がれるだろう」
石上「白銀先輩の妹さんなら、今後の生徒会も安泰ですね。僕は次居るかどうか分からないですが」
白銀「俺としては、もし妹が生徒会に入るようなら、できれば石上にサポートをお願いしたいのだがな」
石上「まだ先の話ですし、何とも言えないですね…でも、出来るだけ力になれるように頑張ります」
白銀「頼んだぞ、石上」
藤原「私の妹の萌葉も来年入学ですし、萌葉も生徒会に入ると思うのでその時はよろしくお願いしますね!石上くん!」
石上「藤原先輩の妹さんって、どんな感じなんですか?」
白銀「そうだな…何というか…」
四宮「藤原さんにそっくりですね」
石上「成る程…」
三人「「「……………………………………。」」」
石上「白銀先輩、さっきのサポートの件なんですが」
白銀「すまん石上、慎重に考えてくれ」
四宮「そうですね。それで倒れてしまっては元も子もないですからね」
三人「「「はははははは」」」
藤原「こらこらー目を潰しますよー」
伊井野「わ、私は一応藤原先輩を尊敬してますから!」
藤原「一応?」
友達A「会長の妹さん気になる」
友達B「藤原先輩の扱いがひどい」
観察結果
藤原先輩は完全ないじられ役
─観察3日目─
石上「そういえば、来年の新入生の中に白銀先輩の妹さんが居るんですよね」
白銀「ああ。成績は悪くないし、おそらくそのまま高等部に上がれるだろう」
石上「白銀先輩の妹さんなら、今後の生徒会も安泰ですね。僕は次居るかどうか分からないですが」
白銀「俺としては、もし妹が生徒会に入るようなら、できれば石上にサポートをお願いしたいのだがな」
石上「まだ先の話ですし、何とも言えないですね…でも、出来るだけ力になれるように頑張ります」
白銀「頼んだぞ、石上」
藤原「私の妹の萌葉も来年入学ですし、萌葉も生徒会に入ると思うのでその時はよろしくお願いしますね!石上くん!」
石上「藤原先輩の妹さんって、どんな感じなんですか?」
白銀「そうだな…何というか…」
四宮「藤原さんにそっくりですね」
石上「成る程…」
三人「「「……………………………………。」」」
石上「白銀先輩、さっきのサポートの件なんですが」
白銀「すまん石上、慎重に考えてくれ」
四宮「そうですね。それで倒れてしまっては元も子もないですからね」
三人「「「はははははは」」」
藤原「こらこらー目を潰しますよー」
伊井野「わ、私は一応藤原先輩を尊敬してますから!」
藤原「一応?」
友達A「会長の妹さん気になる」
友達B「藤原先輩の扱いがひどい」
観察結果
藤原先輩は完全ないじられ役
13:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/05/12(火) 23:43:33 :MK2KjXEt0.net
─観察4日目─
友達A「もう4日目になるけど、それらしい事全然分かんないね」コソコソ
友達B「直接会長や四宮先輩に聞くしかないんじゃない?」コソコソ
友達A「そんなの教えてくれるわけないよ」コソコソ
友達B「でもいつまでもここで立ち聞きしてたって…」コソコソ
友達A「待って!中で何か…」コソコソ
─観察4日目─
友達A「もう4日目になるけど、それらしい事全然分かんないね」コソコソ
友達B「直接会長や四宮先輩に聞くしかないんじゃない?」コソコソ
友達A「そんなの教えてくれるわけないよ」コソコソ
友達B「でもいつまでもここで立ち聞きしてたって…」コソコソ
友達A「待って!中で何か…」コソコソ
14:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/05/12(火) 23:44:36 :MK2KjXEt0.net
────────────────
白銀「実際のところ、どうするんだ?石上」
石上「どう、と言われても…」
白銀「俺達は石上より先に卒業してしまう。そうなった時に、あの事件の真相を知る奴が居なくなってしまうことになる」
石上「…別に、僕は気にしませんよ。わかってもらいたい人がわかってくれたら、僕はそれでいいんです。例え、その人達が遠く離れてしまっても」
白銀「そういうわけにもいかん。俺の『右腕』であるお前が、そんな事で潰れてしまうのを黙って見過ごせるわけがないだろう」
藤原「そうですよ石上くん!その為に『これ』をここに置きっぱなしにしてるんですからね!」
石上「うわっ!なんて所に置いてるんですか!?正気ですか!?もうシュレッダーにかけましょうよこれ!」
藤原「ダメですー!!これは絶対ここに置いとくんですー!!」
石上「そんな所に置いといたら誰かに見られちゃうじゃないですか!というかこれ、前の選挙の片付けの時からここに置きっぱなしでしょ!白銀先輩がまた会長をやってくれたから良かったけど、もし別の人が会長になってたらどうするつもりだったんですか!?」
藤原「私はぜーったい諦めませんよ!だって石上くん悪くないじゃないですか!」
石上「いや、殴った時点で悪いでしょうよ」
四宮「まぁ、やり方は殴ってしまった以上石上くんにも非はありまし、全体的にスマートではありませんが…相手『だけ』転校した結果を見れば、どちらが悪いかあは明白でしょう?」
石上「…あの、四宮先輩?まさか、荻野の転校って…」
四宮「…さぁ?どうしてですかね」ニコリ
石上「(やっぱりこの人こわい!!!)」
白銀「とにかく、荻野コウが転校した事で、もう『大友京子が被害に遭う』事はないんだ。それならば、今からでも信用できると思える相手にくらいなら話して───」
ガチャッ…
友達A「それ…どういう事ですか?」
友達B「京子が被害に遭うって…?」
────────────────
白銀「実際のところ、どうするんだ?石上」
石上「どう、と言われても…」
白銀「俺達は石上より先に卒業してしまう。そうなった時に、あの事件の真相を知る奴が居なくなってしまうことになる」
石上「…別に、僕は気にしませんよ。わかってもらいたい人がわかってくれたら、僕はそれでいいんです。例え、その人達が遠く離れてしまっても」
白銀「そういうわけにもいかん。俺の『右腕』であるお前が、そんな事で潰れてしまうのを黙って見過ごせるわけがないだろう」
藤原「そうですよ石上くん!その為に『これ』をここに置きっぱなしにしてるんですからね!」
石上「うわっ!なんて所に置いてるんですか!?正気ですか!?もうシュレッダーにかけましょうよこれ!」
藤原「ダメですー!!これは絶対ここに置いとくんですー!!」
石上「そんな所に置いといたら誰かに見られちゃうじゃないですか!というかこれ、前の選挙の片付けの時からここに置きっぱなしでしょ!白銀先輩がまた会長をやってくれたから良かったけど、もし別の人が会長になってたらどうするつもりだったんですか!?」
藤原「私はぜーったい諦めませんよ!だって石上くん悪くないじゃないですか!」
石上「いや、殴った時点で悪いでしょうよ」
四宮「まぁ、やり方は殴ってしまった以上石上くんにも非はありまし、全体的にスマートではありませんが…相手『だけ』転校した結果を見れば、どちらが悪いかあは明白でしょう?」
石上「…あの、四宮先輩?まさか、荻野の転校って…」
四宮「…さぁ?どうしてですかね」ニコリ
石上「(やっぱりこの人こわい!!!)」
白銀「とにかく、荻野コウが転校した事で、もう『大友京子が被害に遭う』事はないんだ。それならば、今からでも信用できると思える相手にくらいなら話して───」
ガチャッ…
友達A「それ…どういう事ですか?」
友達B「京子が被害に遭うって…?」
15:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/05/12(火) 23:45:45.050 :MK2KjXEt0.net
白銀「っ…!(しまった!聞かれてたのか!)」
石上「何でここに………」
藤原「あの、これは…その…えっと…」アタフタ
四宮「…盗み聴きとは、感心しませんね」
友達A「すみません。でも、どうしても気になってしまって…」
友達B「それより、京子が被害に遭うってどういう事なんですか!石上、あんた何を知ってるのよ!?」
石上「よりにもよってこいつらに聞かれるとは…」
四宮「石上くん、彼女達はいったい…」
石上「大友の連れです。この前、こいつらに呼ばれて事件について聞かれたんですよ」
白銀「それは…(厄介だな)」
石上「はぁ…この話は、お前達には関係ない事だ」
友達A「誤魔化さないでよ!」
石上「言ってどうするんだ?仮に本当の事を言ったところで、クソみたいな内容だぞ?誰も得しないんだよ」
友達B「でも…!」
四宮「…何故、今更知りたがるのですか?これまでのように、石上くんが悪いと思っていればいいじゃないですか」
藤原「かぐやさん!?それは流石に…」
四宮「石上くんの件を除けば、大友さんは秀知院学園では楽しくしてこられたのでしょう?それなら、わざわざ面白くもない話を聞く必要もないでしょう?」
友達A「…駄目なんです。それじゃあ」
四宮「何故?」
友達A「京子は、甘えてるんですよ。あの頃に」
白銀「甘えてる…?」
友達A「はい。私達は京子とは昔から仲が良いので頻繁に逢うんですが…」
友達B「京子はいつも『秀知院に居た頃は楽しかった』とか、『石上のせいで』とか、過去の話しかしないんです」
白銀「成る程…ずっと、引き摺っているわけだ」
友達A「京子にはいい加減、前を向いて欲しいんです」
友達B「気持ちはわかるけど、どうにもならない事をいつまでも気にしててもしょうがないじゃないですか」
白銀「っ…!(しまった!聞かれてたのか!)」
石上「何でここに………」
藤原「あの、これは…その…えっと…」アタフタ
四宮「…盗み聴きとは、感心しませんね」
友達A「すみません。でも、どうしても気になってしまって…」
友達B「それより、京子が被害に遭うってどういう事なんですか!石上、あんた何を知ってるのよ!?」
石上「よりにもよってこいつらに聞かれるとは…」
四宮「石上くん、彼女達はいったい…」
石上「大友の連れです。この前、こいつらに呼ばれて事件について聞かれたんですよ」
白銀「それは…(厄介だな)」
石上「はぁ…この話は、お前達には関係ない事だ」
友達A「誤魔化さないでよ!」
石上「言ってどうするんだ?仮に本当の事を言ったところで、クソみたいな内容だぞ?誰も得しないんだよ」
友達B「でも…!」
四宮「…何故、今更知りたがるのですか?これまでのように、石上くんが悪いと思っていればいいじゃないですか」
藤原「かぐやさん!?それは流石に…」
四宮「石上くんの件を除けば、大友さんは秀知院学園では楽しくしてこられたのでしょう?それなら、わざわざ面白くもない話を聞く必要もないでしょう?」
友達A「…駄目なんです。それじゃあ」
四宮「何故?」
友達A「京子は、甘えてるんですよ。あの頃に」
白銀「甘えてる…?」
友達A「はい。私達は京子とは昔から仲が良いので頻繁に逢うんですが…」
友達B「京子はいつも『秀知院に居た頃は楽しかった』とか、『石上のせいで』とか、過去の話しかしないんです」
白銀「成る程…ずっと、引き摺っているわけだ」
友達A「京子にはいい加減、前を向いて欲しいんです」
友達B「気持ちはわかるけど、どうにもならない事をいつまでも気にしててもしょうがないじゃないですか」
17:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/05/12(火) 23:47:03 :MK2KjXEt0.net
石上「(…あの大友が。誰にでも優しかった大友が、前を向けてない?それを変えてしまったのは…)」
四宮「私には理解できませんね」
石上「!」
四宮「甘えている?前を向いていない?それは単に彼女が怠慢なだけでは?」
友達A「それは……」
四宮「それどころか、その原因を荻野コウや石上くんに押し付けているようでは…甘えに甘えを重ねているとしか思えませんね」
石上「四宮先輩、それ以上は…!」
石上「(…あの大友が。誰にでも優しかった大友が、前を向けてない?それを変えてしまったのは…)」
四宮「私には理解できませんね」
石上「!」
四宮「甘えている?前を向いていない?それは単に彼女が怠慢なだけでは?」
友達A「それは……」
四宮「それどころか、その原因を荻野コウや石上くんに押し付けているようでは…甘えに甘えを重ねているとしか思えませんね」
石上「四宮先輩、それ以上は…!」
18:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/05/12(火) 23:47:31 :MK2KjXEt0.net
四宮「………まあ、それを差し引いても、石上くんの詰めが甘かった部分はあるのは否めませんね」
友達A「へ…?」
友達B「あの…?」
四宮「と、いうわけで石上くん」ガシッ
四宮「当事者として綺麗に『後始末』をしてくれる事を…『期待』していますよ?」ニコリ
石上「え…」
白銀「そうだな、石上」ガシッ
白銀「『お前はおかしくなんてない』」
石上「っ!」
白銀「だから胸を張って教えてやればいい。それにな、石上?
どうやらお前も、『根性見せる時』が来たみたいだぞ?」ニッ
石上「…………はぁ。そうですね」
石上「先輩方にここまで期待されたからには…『絶対に応えて』みせますよ」
四宮「………まあ、それを差し引いても、石上くんの詰めが甘かった部分はあるのは否めませんね」
友達A「へ…?」
友達B「あの…?」
四宮「と、いうわけで石上くん」ガシッ
四宮「当事者として綺麗に『後始末』をしてくれる事を…『期待』していますよ?」ニコリ
石上「え…」
白銀「そうだな、石上」ガシッ
白銀「『お前はおかしくなんてない』」
石上「っ!」
白銀「だから胸を張って教えてやればいい。それにな、石上?
どうやらお前も、『根性見せる時』が来たみたいだぞ?」ニッ
石上「…………はぁ。そうですね」
石上「先輩方にここまで期待されたからには…『絶対に応えて』みせますよ」
19:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/05/12(火) 23:49:04 :MK2KjXEt0.net
─土曜日─
大友「………嘘よ、こんなの…」
石上「悪いけど、それが事実だよ」
大友「だって荻野くんはそんな事一度も…」
石上「…あいつは、嘘をつく事に慣れた男だったよ。一目見て、わかった」
大友「でもこんなのって…あんまりだよ…!」
友達A「…私も、それを見た時は目を疑ったよ。もし、こんな事になってたら、京子が…っ!」
友達B「…石上には申し訳ないけど、あれでよかったのかもしれない」
大友「…ねぇ、どうして?どうして石上はここまでしてくれたの?
だってっ…わだじっ…あんなひどいごどっ…!!」グスッ
石上「…別に、大友の事が好きだったとか、そういうのじゃない。それに、考えなかったわけでもない。
…あぁ、何度も思ったさ。大友の事なんか知ったことか。告発文を書いて荻野共々滅茶苦茶にしてやる、って」
石上「(でも、書けなかった。だって、僕は…)」
石上「…それでも、あんな事があっても。俺は、『誰にでも明るく、真っ直ぐな笑顔の同級生』の幸せを…願ってたんだよ」
大友「ウッ…グスッ…石上、ぐん…ごべんな…ざい…」
友達A「私達も…ずっと石上の事を…」
友達B「本当に…ごめんなさい…」
石上「…やめろよ。そういうのが嫌だから、ずっと黙ってたのに…」ガタッ
大友「ヒッグ…石上ぐん…」
石上「…いつの間にか、昔の呼び方に戻ってるな。
大友、俺が言えた事じゃないかもしれないけど…過去の男なんて忘れて、前を向いて欲しい。それが、俺の願いだ」
大友「うん…グスッ…石上くん」
石上「うん?」
大友「ありがとう…っ!」ニコッ
石上「っ!」
石上「………あぁ。じゃあな」フッ
─土曜日─
大友「………嘘よ、こんなの…」
石上「悪いけど、それが事実だよ」
大友「だって荻野くんはそんな事一度も…」
石上「…あいつは、嘘をつく事に慣れた男だったよ。一目見て、わかった」
大友「でもこんなのって…あんまりだよ…!」
友達A「…私も、それを見た時は目を疑ったよ。もし、こんな事になってたら、京子が…っ!」
友達B「…石上には申し訳ないけど、あれでよかったのかもしれない」
大友「…ねぇ、どうして?どうして石上はここまでしてくれたの?
だってっ…わだじっ…あんなひどいごどっ…!!」グスッ
石上「…別に、大友の事が好きだったとか、そういうのじゃない。それに、考えなかったわけでもない。
…あぁ、何度も思ったさ。大友の事なんか知ったことか。告発文を書いて荻野共々滅茶苦茶にしてやる、って」
石上「(でも、書けなかった。だって、僕は…)」
石上「…それでも、あんな事があっても。俺は、『誰にでも明るく、真っ直ぐな笑顔の同級生』の幸せを…願ってたんだよ」
大友「ウッ…グスッ…石上、ぐん…ごべんな…ざい…」
友達A「私達も…ずっと石上の事を…」
友達B「本当に…ごめんなさい…」
石上「…やめろよ。そういうのが嫌だから、ずっと黙ってたのに…」ガタッ
大友「ヒッグ…石上ぐん…」
石上「…いつの間にか、昔の呼び方に戻ってるな。
大友、俺が言えた事じゃないかもしれないけど…過去の男なんて忘れて、前を向いて欲しい。それが、俺の願いだ」
大友「うん…グスッ…石上くん」
石上「うん?」
大友「ありがとう…っ!」ニコッ
石上「っ!」
石上「………あぁ。じゃあな」フッ
20:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/05/12(火) 23:49:54 :MK2KjXEt0.net
─────────────────
友達A「京子、これからはどうするの?」
大友「うーん…正直、あの話を聞いて怖くなったけど…私もそろそろ前を向くよ」
友達B「大丈夫?」
大友「大丈夫!だって…しっかりと背中を押して貰えたから!!」
本日の勝敗─
大友京子の勝利(新しい一歩を踏み出したため)
─────────────────
友達A「京子、これからはどうするの?」
大友「うーん…正直、あの話を聞いて怖くなったけど…私もそろそろ前を向くよ」
友達B「大丈夫?」
大友「大丈夫!だって…しっかりと背中を押して貰えたから!!」
本日の勝敗─
大友京子の勝利(新しい一歩を踏み出したため)
23:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/05/12(火) 23:51:20 :MK2KjXEt0.net
~後日談?~
『石上優は伝えたい』
─週明け─
白銀「石上、どうだった?」
石上「先輩方のおかげで、なんとかなりました。ありがとうございます」
四宮「私としてはまだ思う所がありますが…まあいいでしょう」
石上「手厳しいですね…四宮先輩は」
藤原「私も心配してたんですよー!石上くんが相手の子に治りにくい傷を付けないか心配で心配で…」
石上「藤原先輩みたいにノーガードの人なんて滅多に居ないんで大丈夫です」
伊井野「…?あの、何かあったんですか?」
白銀「ん!?いや…実は石上にプライベートな事で相談に乗っててな…」
伊井野「………(え?私聞いてない…仲間はずれ…)」
石上「…………そうか。そういえばあいつらに話しておいて、伊井野に話さないわけにはいかないよな…」
二年組『!!!』
石上「伊井野…少し、聞いて欲しいことがある」
伊井野「な、なに…?」
石上「なんてことはない、僕の『情けない話』だよ」
本日の勝敗─
石上優の勝利(わかってくれる人が増えたため)
余談
この後伊井野の暴走を止めるのに必死な石上であった…。
~後日談?~
『石上優は伝えたい』
─週明け─
白銀「石上、どうだった?」
石上「先輩方のおかげで、なんとかなりました。ありがとうございます」
四宮「私としてはまだ思う所がありますが…まあいいでしょう」
石上「手厳しいですね…四宮先輩は」
藤原「私も心配してたんですよー!石上くんが相手の子に治りにくい傷を付けないか心配で心配で…」
石上「藤原先輩みたいにノーガードの人なんて滅多に居ないんで大丈夫です」
伊井野「…?あの、何かあったんですか?」
白銀「ん!?いや…実は石上にプライベートな事で相談に乗っててな…」
伊井野「………(え?私聞いてない…仲間はずれ…)」
石上「…………そうか。そういえばあいつらに話しておいて、伊井野に話さないわけにはいかないよな…」
二年組『!!!』
石上「伊井野…少し、聞いて欲しいことがある」
伊井野「な、なに…?」
石上「なんてことはない、僕の『情けない話』だよ」
本日の勝敗─
石上優の勝利(わかってくれる人が増えたため)
余談
この後伊井野の暴走を止めるのに必死な石上であった…。
25:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/05/12(火) 23:52:00 :MK2KjXEt0.net
~後日談?~
─1年後、体育祭─
石上「またアンカーになるなんて…」
石上「(でも、今年こそは…絶対に勝ってやる)」
ザワザワザワ
エー?コトシモアンカーイシガミナノ?
ナンデアイツナンカニ…
デモアイツキョネンハヤカッタシナ-…
石上「………」
大友「石上くーん!!!」
石上「っ!?」バッ
大友「頭からこけたりしたら、許さないからねー!!」ニコッ
石上「(大友…)」フッ
石上「うるせぇばーか!!」ニッ
終わり
~後日談?~
─1年後、体育祭─
石上「またアンカーになるなんて…」
石上「(でも、今年こそは…絶対に勝ってやる)」
ザワザワザワ
エー?コトシモアンカーイシガミナノ?
ナンデアイツナンカニ…
デモアイツキョネンハヤカッタシナ-…
石上「………」
大友「石上くーん!!!」
石上「っ!?」バッ
大友「頭からこけたりしたら、許さないからねー!!」ニコッ
石上「(大友…)」フッ
石上「うるせぇばーか!!」ニッ
終わり
26:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/05/12(火) 23:55:02 :MK2KjXEt0.net
これで終わり
大友京子可愛いのにSSが全然無いのが残念だったから書いた
小野寺と大友とあと石上の過去編に関するSSもっと増えて欲しい
これで終わり
大友京子可愛いのにSSが全然無いのが残念だったから書いた
小野寺と大友とあと石上の過去編に関するSSもっと増えて欲しい
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