1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2020/07/12(日) 11:36:48.16 :Rvfr5T4P0
――杜野凛世さんはどんな生徒ですか?
担任「そうですね。大人しい子ですがクラスではお友達の多い方だ思います」
担任「少女漫画が好きなようで休み時間によく盛り上がっているみたいですね。私もいくつかおすすめされました」
担任「ただ最近は休みがちで…人気があるということなんでしょうが、学校には来て欲しいですね。みんな寂しがってますし、何よりまだ高校生ですから」
――ありがとうございました。
担任「いえいえ。私がお願いするのも変ですが、杜野さんのことをよろしくお願いいたしますね」
――杜野凛世さんはどんな生徒ですか?
担任「そうですね。大人しい子ですがクラスではお友達の多い方だ思います」
担任「少女漫画が好きなようで休み時間によく盛り上がっているみたいですね。私もいくつかおすすめされました」
担任「ただ最近は休みがちで…人気があるということなんでしょうが、学校には来て欲しいですね。みんな寂しがってますし、何よりまだ高校生ですから」
――ありがとうございました。
担任「いえいえ。私がお願いするのも変ですが、杜野さんのことをよろしくお願いいたしますね」
2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2020/07/12(日) 11:50:27.21 :Rvfr5T4P0
女子A「どんな…あ、すっごいお茶目なんですよ!意外でしょ?」
女子A「めっちゃノリよくてー。私とかが遊びに誘っても結構来てくれるんですよね」
女子「凛世ちゃんテレビとかでもはっちゃけてる時あるんですけどA、あれキャラとかじゃなくて素ですよ」
女子A「あのギャップすごいいいですよねー」
女子A「どんな…あ、すっごいお茶目なんですよ!意外でしょ?」
女子A「めっちゃノリよくてー。私とかが遊びに誘っても結構来てくれるんですよね」
女子「凛世ちゃんテレビとかでもはっちゃけてる時あるんですけどA、あれキャラとかじゃなくて素ですよ」
女子A「あのギャップすごいいいですよねー」
3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2020/07/12(日) 12:01:59.50 :Rvfr5T4P0
女子B「杜野さんですか?なんか言い方悪いかもだけどマスコットみたいな感じだよね」
女子C「あー分かる。ちっちゃくて細くてこう、大和撫子!みたいな。現実離れ?的なのしてるよね」
――浮世離れ?
女子C「あ、それですそれ」
女子B「昼休みとかお菓子貢いでる子結構いるもんね。というか私貢いでる」
女子C「アイドルっていうか神様だよねあれもう。確かにご利益ありそう」
女子B「なんか杜野さんがお菓子食べてるの見るだけで幸せになれる」
女子C「食べ方かわいーもんね」
女子B「杜野さんですか?なんか言い方悪いかもだけどマスコットみたいな感じだよね」
女子C「あー分かる。ちっちゃくて細くてこう、大和撫子!みたいな。現実離れ?的なのしてるよね」
――浮世離れ?
女子C「あ、それですそれ」
女子B「昼休みとかお菓子貢いでる子結構いるもんね。というか私貢いでる」
女子C「アイドルっていうか神様だよねあれもう。確かにご利益ありそう」
女子B「なんか杜野さんがお菓子食べてるの見るだけで幸せになれる」
女子C「食べ方かわいーもんね」
4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2020/07/12(日) 12:13:47.75 :Rvfr5T4P0
女子D「はいはい!私杜野ちゃんのエピソードあります!」
女子D「二学期の体育ダンスだったんですけど、あ、うち選択式で。それで杜野ちゃんも一緒で」
女子D「一人一人創作ダンスするって課題があったんですよ。オリジナリティ重視の。でダンス部の子とかすごくて、私やったことなかったからあーダンスってこういうのなんだすごいなーって」
女子D「それで杜野ちゃんの番で、もうアイドルやってたしテレビとか出てるの見てたから杜野ちゃんもすごいんだろうなーって見てたら」
女子D「杜野ちゃん、自分で扇持ってきて、それ持って踊ったんですよね。ダンスはダンスでも舞踊っていうか、それがすごく綺麗で」
女子D「体育館だったんですけど、もうなんか桜の花びらの幻覚とか見えちゃったくらいで!しかも私だけじゃなくて何人かそういう人いて」
女子D「あ、だからアイドルのダンスも可愛くて好きなんですけど、そういうのも見てみたいんですよー」
――前向きに検討させていただきます。
女子D「え、マジ!?っしゃあ!」
女子D「はいはい!私杜野ちゃんのエピソードあります!」
女子D「二学期の体育ダンスだったんですけど、あ、うち選択式で。それで杜野ちゃんも一緒で」
女子D「一人一人創作ダンスするって課題があったんですよ。オリジナリティ重視の。でダンス部の子とかすごくて、私やったことなかったからあーダンスってこういうのなんだすごいなーって」
女子D「それで杜野ちゃんの番で、もうアイドルやってたしテレビとか出てるの見てたから杜野ちゃんもすごいんだろうなーって見てたら」
女子D「杜野ちゃん、自分で扇持ってきて、それ持って踊ったんですよね。ダンスはダンスでも舞踊っていうか、それがすごく綺麗で」
女子D「体育館だったんですけど、もうなんか桜の花びらの幻覚とか見えちゃったくらいで!しかも私だけじゃなくて何人かそういう人いて」
女子D「あ、だからアイドルのダンスも可愛くて好きなんですけど、そういうのも見てみたいんですよー」
――前向きに検討させていただきます。
女子D「え、マジ!?っしゃあ!」
5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2020/07/12(日) 12:21:50.59 :Rvfr5T4P0
生徒E「文化祭でお化け屋敷やったんですけど、リハーサルで凛世がお化け役やった時クラス全員泣かされました」
生徒F「あれやばかったよね…凛世ちゃんマジで足音しないから…」
生徒G「後ろにふって出てきて『ふーっ』て。腰抜けました」
生徒E「めっちゃゾクゾクしましたねあれは」
生徒F「正直気持ち良かった」
生徒G「あれはお金取れるやつだった」
生徒E「あ、そんなわけで凛世はこんにゃく係になったんですよね。流石にアイドルにそんなことさせられないだろーって満場一致で」
生徒F「もしやってたら私通ってた」
生徒G「私も」
生徒E「私も」
生徒E「文化祭でお化け屋敷やったんですけど、リハーサルで凛世がお化け役やった時クラス全員泣かされました」
生徒F「あれやばかったよね…凛世ちゃんマジで足音しないから…」
生徒G「後ろにふって出てきて『ふーっ』て。腰抜けました」
生徒E「めっちゃゾクゾクしましたねあれは」
生徒F「正直気持ち良かった」
生徒G「あれはお金取れるやつだった」
生徒E「あ、そんなわけで凛世はこんにゃく係になったんですよね。流石にアイドルにそんなことさせられないだろーって満場一致で」
生徒F「もしやってたら私通ってた」
生徒G「私も」
生徒E「私も」
6:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2020/07/12(日) 12:31:19.35 :Rvfr5T4P0
生徒H「凛世ちゃんの出たドラマあったじゃないですか。ほら、あの人形の」
生徒H「あれ見たときね、演出神すぎて奥歯欠けました」
生徒H「写真あるけど見ます?」
生徒H「凛世ちゃんの出たドラマあったじゃないですか。ほら、あの人形の」
生徒H「あれ見たときね、演出神すぎて奥歯欠けました」
生徒H「写真あるけど見ます?」
7:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2020/07/12(日) 12:49:20.55 :Rvfr5T4P0
P「――以上が凛世の高校でのインタビュー映像だ」
凛世「…なっ…なっ…!?」
夏葉「あら、すごく可愛がられているのね!凛世」
果穂「凛世さん人気者です!!」
智代子「へえ~、凛世ちゃんお菓子もらえるんだ。羨ましいなぁ」
樹里「ふっ…くくっ…なぁプロデューサー、これどうやって撮ったんだ?」
P「ん?凛世が収録で休んでる時に取材させてもらってさ」
P「あ、ちゃんと生徒のプライバシーには配慮するから安心していいぞ!」
凛世「…凛世のプライバシーは…!?」
P「…あ、そうだ。これ次の特集番組で使うから、みんな受け答えを用意しておくようにな。もちろんある程度はアドリブで構わないからさ」
凛世「プロデューサー様…!?」
P「――以上が凛世の高校でのインタビュー映像だ」
凛世「…なっ…なっ…!?」
夏葉「あら、すごく可愛がられているのね!凛世」
果穂「凛世さん人気者です!!」
智代子「へえ~、凛世ちゃんお菓子もらえるんだ。羨ましいなぁ」
樹里「ふっ…くくっ…なぁプロデューサー、これどうやって撮ったんだ?」
P「ん?凛世が収録で休んでる時に取材させてもらってさ」
P「あ、ちゃんと生徒のプライバシーには配慮するから安心していいぞ!」
凛世「…凛世のプライバシーは…!?」
P「…あ、そうだ。これ次の特集番組で使うから、みんな受け答えを用意しておくようにな。もちろんある程度はアドリブで構わないからさ」
凛世「プロデューサー様…!?」
8:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2020/07/12(日) 13:28:29.59 :Rvfr5T4P0
翌日
凛世「…………」
「凛世ちゃんがこっち見てるね」
「多分睨んでるつもりじゃない?あれ」
「うちらなんかしたっけ?」
「あ!あれじゃない?前受けた校内インタビュー」
「あったねそんなの。あーじゃあ昨日バレたのかな」
「可愛いな?」
「さしずめおこ凛世」
「もしくはぷっく凛世…」
凛世「…みなさま…!!」
「わーごめん、ごめんって」
「え、あれ本当にテレビなんの?いつ?」
「あはは。激おこ凛世だー」
….
翌日
凛世「…………」
「凛世ちゃんがこっち見てるね」
「多分睨んでるつもりじゃない?あれ」
「うちらなんかしたっけ?」
「あ!あれじゃない?前受けた校内インタビュー」
「あったねそんなの。あーじゃあ昨日バレたのかな」
「可愛いな?」
「さしずめおこ凛世」
「もしくはぷっく凛世…」
凛世「…みなさま…!!」
「わーごめん、ごめんって」
「え、あれ本当にテレビなんの?いつ?」
「あはは。激おこ凛世だー」
….
9:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2020/07/12(日) 13:30:16.35 :Rvfr5T4P0
終わり
アイドルが現実にいたら?という強めの幻覚が好き
終わり
アイドルが現実にいたら?という強めの幻覚が好き
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