幼馴染「殺して楽にしてあげるから待ってて！」

発熱俺「！？！？」ﾋﾞｸｩｯ

幼馴染「やだな～冗談だよっ！病原菌を殺すってことだから。ほら、はやくこの薬飲んで！」

発熱俺「びっくりしたぁ。疲れてんだから変な冗談はよしてくれよ…まあ看病はちゃんとしてくれるみたいだしいいけど…」ｺﾞｸｯ

幼馴染「飲んだね？その薬が実は>>13だとも知らずに」ﾆﾀﾘ

発熱俺「！？　そう言われれば急に身体が熱く…幼馴染ぃ！」

幼馴染「ケケケケケ！」ﾆﾔﾆﾔ

幼馴染「致死量を遥かに超える猛毒だとも知らずに！ケケケ！」

発熱俺「そう言われれば急に身体が熱く…な、何考えてんだよ幼馴染ぃ！俺が死んじゃってもいいのかよ！？」

幼馴染「そういうと思ってここに解毒剤用意しておいたよ」

発熱俺「はやくくれ！！！」

幼馴染「>>20！」

発熱俺「！！？？！」

幼馴染「嘘です！」

発熱俺「なんだ嘘か…」ﾎｯ

発熱俺「ってそれは飲んだのが毒だって方？それとも解毒剤用意したって方…？」

幼馴染「>>26！」ﾃﾍｯ

発熱俺「マジか…」

幼馴染「なにもかも全部！」ﾃﾍｯ

発熱俺「ええ…どういう意味？」

幼馴染「だからぁ…毒飲ませたなんて嘘だし、当然解毒剤なんて用意してない！」

幼馴染「そもそも俺くんにわざわざ看病しにきてくれる幼馴染なんているわけないじゃん！全部熱で浮かれた頭が生み出した俺くんの幻想だったってことだよ！」

発熱俺「な、何言ってんだよ幼馴染…そんなことあるわけ…」

幼馴染「」ｽｩｩ…

発熱俺「……」

発熱俺「……」

発熱俺「な～んて、うそうそ！いくら熱があるからって存在しない幼馴染の幻覚まで見るなんてあるわけないじゃん！ほら、お粥でも作ってあげるから病人ははよ寝てなさいって！」

発熱俺「も、もぉ～。熱で疲れてんだからびっくりさせんなって言ったろ～！」

発熱俺「えへへ…俺くんからかうの楽しいからつい、ね？」ﾍﾟﾛｯ

発熱俺「ﾍﾟﾛｯじゃねえよ！まったく、幼馴染ってば本当に仕方のないやつだな！ははは！」

発熱俺「あはははは♡」

「ははははははは！♡」

「うるせえ！今何時だと思ってんだ！静かにしてろ！！」ﾄﾞﾝｯ

発熱俺「っ…」ﾋﾞｸｩｯ

発熱俺「……お粥食べたらシコってもう寝よ…」

おしまい♡