三味線を埋め込まれたシャミ先「…………」ﾀﾗｰ

シャミ子「あ、あわわわわわ……」

小倉「完成！　あとはリモコンを取り付けて遊ぼっか」

リリス「今遊ぶって言った？」

小倉「ラボで研究した結果できたのがこれ！　依代操作リモコンー」ﾀﾀﾞｰ！

シャミ子「依代操作リモコン！？」

シャミ子「……桃のステッキで良いのでは？」

リリス「シャミ子！？」

小倉「あれは魔力が強力じゃないとダメだからー……これがあれば私たちみたいなパンピーでも好きなだけ弄くれるよぉ」

リリス（パンピー？）

小倉「そういうわけで早速曲を弾いてもらっちゃうねぇ」

ﾎﾟﾁｯ

リリス「な、なんか腕生えてきたんだけど」

リリス「しかも余の意志に反して動いてる！　怖っ！」ｼﾞｬｶｼﾞｬｶ

シャミ子「あわわわ、ご先祖！」

小倉「ハイ終了！」

シャミ子「お疲れ様でした……すごく上手でしたよ！」

リリス「うん、なんかありがとう。でも余は複雑な動きをさせられて腕がクタクタだぞ……」

小倉「じゃ、もう一曲」

リリス「余の話聞いてたァ！？」ｼﾞｬｶｼﾞｬｶｼﾞｬｶｼﾞｬｶｼﾞｬｶｼﾞｬｶｼﾞｬｶｼﾞｬｶ

シャミ子「ご先祖ォォォオオオ！」

1時間後
リリス「はぁ……はぁ……もう……勘弁……してくれ……」

シャミ子「小倉さん……もうこれ以上は……」

小倉「うん。そうだねぇ」

小倉「じゃ、元に戻そっか」

リリス「今日は散々な目に遭ったぞ……」

小倉「じゃあ明日は別の楽器を……」

リリス「いやもういいよ！」

頑張れご先祖！
いじられキャラから偉大なる悪役へとジョブチェンジするんだ！