1:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 19:20:10.255 :klWp47tS0HLWN.net
ミーナ「期限は本日より2日間。強制ではないけど、せっかくの機会よ。できる限りキスをするようにね」
エイラ「ナッ、ナッ、なな、ナンダッテェェェェ!?」
芳佳「わぁ~。サーニャちゃんにキスできるんだぁ~」
ルッキーニ「ニシシー、いっぱいしよーっと!」
シャーリー「せっかくだし、アタシもチュッチュしまくるかなぁ」
エイラ「ア……? アアア……ア?」ガクガク
バルクホルン「まったく、浮かれおって。キスごときがなんだ」
エーリカ「そんなこと言っちゃってさ、ホントはしたいくせに」
バルクホルン「なっ、わ、私は別に……!」
エーリカ「じゃあしないでいいの?」
バルクホルン「ぐっ……! い、いや……まあ、せっかく許可が出たわけだからな……」
エーリカ「私はいーっぱい、させてもらお! トゥルーデの分も含めてね。えっへっへ~」
バルクホルン「なっ! ズルいぞハルトマン! 私の権利は私が行使する! 勝手は許さん!」
エイラ「ナンダコレ……ナンダコレ……」ワナワナ
ミーナ「期限は本日より2日間。強制ではないけど、せっかくの機会よ。できる限りキスをするようにね」
エイラ「ナッ、ナッ、なな、ナンダッテェェェェ!?」
芳佳「わぁ~。サーニャちゃんにキスできるんだぁ~」
ルッキーニ「ニシシー、いっぱいしよーっと!」
シャーリー「せっかくだし、アタシもチュッチュしまくるかなぁ」
エイラ「ア……? アアア……ア?」ガクガク
バルクホルン「まったく、浮かれおって。キスごときがなんだ」
エーリカ「そんなこと言っちゃってさ、ホントはしたいくせに」
バルクホルン「なっ、わ、私は別に……!」
エーリカ「じゃあしないでいいの?」
バルクホルン「ぐっ……! い、いや……まあ、せっかく許可が出たわけだからな……」
エーリカ「私はいーっぱい、させてもらお! トゥルーデの分も含めてね。えっへっへ~」
バルクホルン「なっ! ズルいぞハルトマン! 私の権利は私が行使する! 勝手は許さん!」
エイラ「ナンダコレ……ナンダコレ……」ワナワナ
2:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 19:21:00.149 :wZzZFPIK0HLWN.net
わっふるわっふる
6:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 19:24:10.020 :klWp47tS0HLWN.net
芳佳「ね、リーネちゃんもキスするでしょ?」
リーネ「う、うーん……でも、キスをするなら、私は芳佳ちゃんとが…………」
芳佳「え? なぁに?」
リーネ「っ!? う、ううん! なんでもないの!」
ペリーヌ「まあ……将来のため、今のうちに経験しておくのもよろしいのではなくて?」
芳佳「うんうん」
シャーリー「へー、珍しいなペリーヌ。『はしたない!』とか言うと思ったのに」
ペリーヌ「わたくしだって、誰彼かまわず口づけを交わすなど、はしたないことだと思いますわ」
ペリーヌ「ですが、これは本部の決定ですし。わたくしたちウィッチは日々の戦いに明け暮れ、色々と、その……」
ペリーヌ「年頃に経験しておくべきことを、疎かにしがちですから」
芳佳「サーニャちゃんでキスを覚えよう! ねっ! 静夏ちゃんも!」
静夏「わ、私もですか!?」
芳佳「うん。だって静夏ちゃんも501じゃない」
静夏「は、半人前の私には恐れ多いことです……!」
シャーリー「おいおい、固いこと言うなって」
エーリカ「もらえるものはもらっとこーよ。お得じゃん」
芳佳「ね、リーネちゃんもキスするでしょ?」
リーネ「う、うーん……でも、キスをするなら、私は芳佳ちゃんとが…………」
芳佳「え? なぁに?」
リーネ「っ!? う、ううん! なんでもないの!」
ペリーヌ「まあ……将来のため、今のうちに経験しておくのもよろしいのではなくて?」
芳佳「うんうん」
シャーリー「へー、珍しいなペリーヌ。『はしたない!』とか言うと思ったのに」
ペリーヌ「わたくしだって、誰彼かまわず口づけを交わすなど、はしたないことだと思いますわ」
ペリーヌ「ですが、これは本部の決定ですし。わたくしたちウィッチは日々の戦いに明け暮れ、色々と、その……」
ペリーヌ「年頃に経験しておくべきことを、疎かにしがちですから」
芳佳「サーニャちゃんでキスを覚えよう! ねっ! 静夏ちゃんも!」
静夏「わ、私もですか!?」
芳佳「うん。だって静夏ちゃんも501じゃない」
静夏「は、半人前の私には恐れ多いことです……!」
シャーリー「おいおい、固いこと言うなって」
エーリカ「もらえるものはもらっとこーよ。お得じゃん」
8:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 19:27:24.003 :klWp47tS0HLWN.net
エイラ「オマエラ待てえええええええええ!!!」ガタンッ
芳佳「わっ」
ルッキーニ「ビックリしたー!」
ペリーヌ「なんですの? いきなり大声を出して」
リーネ「ど、どうしたんですか……?」
エイラ「ドウもコウもあるかー! なんで勝手に話進めんダヨー! おかしいダロー!?」
バルクホルン「おかしい……?」
シャーリー「なにが?」
エイラ「オマエラ待てえええええええええ!!!」ガタンッ
芳佳「わっ」
ルッキーニ「ビックリしたー!」
ペリーヌ「なんですの? いきなり大声を出して」
リーネ「ど、どうしたんですか……?」
エイラ「ドウもコウもあるかー! なんで勝手に話進めんダヨー! おかしいダロー!?」
バルクホルン「おかしい……?」
シャーリー「なにが?」
9:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 19:31:11.670 :klWp47tS0HLWN.net
エイラ「な、なにがって……何もかもダ! みんながサーニャにキスするなんて、へ、変じゃないか!」
芳佳「でも許可が出てるし……」
シャーリー「本部がわざわざ許可を出したってことは、命令みたいなもんだろ」
エーリカ「そうそう。命令はちゃんと守らないと。軍人としての務めじゃん」
エイラ「だ、だからって、嫌がるサーニャにキスすんのかー!? そんなの許さないかんナー!」
エーリカ「えっ? サーニャ、嫌がってるの?」
シャーリー「エイラが言ってるだけだろ? それこそ、勝手に話を進めるなって」
ペリーヌ「当のサーニャさんはずっと黙っていますわね」
静夏「あ、あの、こういう問題は、本人の意思が最も重要かと思いますけど……」
エイラ「そうダそうダ! サーニャ! 黙ってないで言ってやれ!」
サーニャ「やぶさかではないわ」
エイラ「やぶさかじゃねえのかヨ!!!」
エイラ「な、なにがって……何もかもダ! みんながサーニャにキスするなんて、へ、変じゃないか!」
芳佳「でも許可が出てるし……」
シャーリー「本部がわざわざ許可を出したってことは、命令みたいなもんだろ」
エーリカ「そうそう。命令はちゃんと守らないと。軍人としての務めじゃん」
エイラ「だ、だからって、嫌がるサーニャにキスすんのかー!? そんなの許さないかんナー!」
エーリカ「えっ? サーニャ、嫌がってるの?」
シャーリー「エイラが言ってるだけだろ? それこそ、勝手に話を進めるなって」
ペリーヌ「当のサーニャさんはずっと黙っていますわね」
静夏「あ、あの、こういう問題は、本人の意思が最も重要かと思いますけど……」
エイラ「そうダそうダ! サーニャ! 黙ってないで言ってやれ!」
サーニャ「やぶさかではないわ」
エイラ「やぶさかじゃねえのかヨ!!!」
10:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 19:35:25.856 :klWp47tS0HLWN.net
ルッキーニ「やぶさかぁー? どゆこと?」
シャーリー「つまり、喜んでお受けいたします、ってことだな」
ルッキーニ「いやったー!」
エイラ「なんでダァ~!? サーニャァァァ~!!!」
ミーナ「本部はサーニャさんの薄くてほんのり桃色の唇がとても魅力的だと考えているようね」
ミーナ「部隊の士気向上にうってつけよ。サーニャさん、快く協力を受け入れてくれてどうもありがとう」
サーニャ「いえ……私で役に立てるなら」
エイラ「アワワワワワワワ……」ガクガクブルブル
リーネ「……え、エイラさん。大丈夫……?」
芳佳「わぁ、顔が真っ青」
エイラ「許されない……許されないダロ、こんなん……世の中狂ってる……まともなのは私だけか……」ブツブツ
エイラ「こ、こうなったら……サーニャを2日間部屋に閉じこめて……」ブツブツ
ペリーヌ「…………ハァ。ミーナ中佐、エイラさんがサーニャさんの拉致監禁を企ててますわ」
シャーリー「おっかねーなー。エイラ対策が必要なんじゃないか?」
エーリカ「サーにゃんはみんなのサーにゃんなんだから、独占はダメだからねっ」
ルッキーニ「やぶさかぁー? どゆこと?」
シャーリー「つまり、喜んでお受けいたします、ってことだな」
ルッキーニ「いやったー!」
エイラ「なんでダァ~!? サーニャァァァ~!!!」
ミーナ「本部はサーニャさんの薄くてほんのり桃色の唇がとても魅力的だと考えているようね」
ミーナ「部隊の士気向上にうってつけよ。サーニャさん、快く協力を受け入れてくれてどうもありがとう」
サーニャ「いえ……私で役に立てるなら」
エイラ「アワワワワワワワ……」ガクガクブルブル
リーネ「……え、エイラさん。大丈夫……?」
芳佳「わぁ、顔が真っ青」
エイラ「許されない……許されないダロ、こんなん……世の中狂ってる……まともなのは私だけか……」ブツブツ
エイラ「こ、こうなったら……サーニャを2日間部屋に閉じこめて……」ブツブツ
ペリーヌ「…………ハァ。ミーナ中佐、エイラさんがサーニャさんの拉致監禁を企ててますわ」
シャーリー「おっかねーなー。エイラ対策が必要なんじゃないか?」
エーリカ「サーにゃんはみんなのサーにゃんなんだから、独占はダメだからねっ」
12:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 19:39:33.450 :klWp47tS0HLWN.net
バルクホルン「ミーナ。サーニャにキスをする権利は皆に与えられているが、無条件なのか?」
ミーナ「どういうこと?」
バルクホルン「例えば、2日間ずっとサーニャにしがみついて唇を離さない……というのは認められるのか?」
エーリカ「えぇ!? トゥルーデ、そんなことするつもりなのぉ!?」
シャーリー「うっわ、そりゃさすがに引くだろ……」
ルッキーニ「ウジュゥ、こわいよぉ、シャーリー」
バルクホルン「た、『例えば』だっ! あくまで、ものの例えでだなぁ……!」
ミーナ「もちろん、ある程度のルールは設けるわ」
エーリカ「なーんだ、好き放題やっていいわけじゃないんだ」
リーネ「どんなルールがあるんですか?」
ミーナ「今から説明します。まずひとつめ。キスは必ず第三者立ち合いのもとで行うこと。ふたりきりは許しません」
シャーリー「なるほどねー。バルクホルンみたいなヤツが悪さしないためにも必要だな」
バルクホルン「おい……!」
バルクホルン「ミーナ。サーニャにキスをする権利は皆に与えられているが、無条件なのか?」
ミーナ「どういうこと?」
バルクホルン「例えば、2日間ずっとサーニャにしがみついて唇を離さない……というのは認められるのか?」
エーリカ「えぇ!? トゥルーデ、そんなことするつもりなのぉ!?」
シャーリー「うっわ、そりゃさすがに引くだろ……」
ルッキーニ「ウジュゥ、こわいよぉ、シャーリー」
バルクホルン「た、『例えば』だっ! あくまで、ものの例えでだなぁ……!」
ミーナ「もちろん、ある程度のルールは設けるわ」
エーリカ「なーんだ、好き放題やっていいわけじゃないんだ」
リーネ「どんなルールがあるんですか?」
ミーナ「今から説明します。まずひとつめ。キスは必ず第三者立ち合いのもとで行うこと。ふたりきりは許しません」
シャーリー「なるほどねー。バルクホルンみたいなヤツが悪さしないためにも必要だな」
バルクホルン「おい……!」
15:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 19:43:34.156 :klWp47tS0HLWN.net
芳佳「誰かに見られてないとダメなんだ……。ちょっと恥ずかしいね」
リーネ「う、うん」
ミーナ「ふたつめ。キスは10秒未満」
エーリカ「あーあ。トゥルーデの計画も、これでおじゃんかぁ」
シャーリー「さすがだよ。ミーナ中佐は先回りして事前に決めておいたんだから」
バルクホルン「おまえらなぁ……!」
ミーナ「はいはい、静かに! みっつめ、キスとキスの間には1時間以上のインターバルを入れること」
ミーナ「誰かがサーニャさんにキスをしたら、次に他の誰かがキスするためには1時間以上待たなければダメよ」
バルクホルン「となると、2日間で回数がだいぶ限られてくるわけか……争奪戦になるな。どうやってキスをする順番を決める?」
シャーリー「早い者勝ちとか?」
エーリカ「暴力は無しだよねー?」
ミーナ「当然よ。力ずくの奪い合いはやめて」
エーリカ「あ~、よかったぁ」
シャーリー「サーニャに近づこうとしてぶん殴られる、なんてことにはならずにすむな」
バルクホルン「どうしてこっちを見る!?」
芳佳「誰かに見られてないとダメなんだ……。ちょっと恥ずかしいね」
リーネ「う、うん」
ミーナ「ふたつめ。キスは10秒未満」
エーリカ「あーあ。トゥルーデの計画も、これでおじゃんかぁ」
シャーリー「さすがだよ。ミーナ中佐は先回りして事前に決めておいたんだから」
バルクホルン「おまえらなぁ……!」
ミーナ「はいはい、静かに! みっつめ、キスとキスの間には1時間以上のインターバルを入れること」
ミーナ「誰かがサーニャさんにキスをしたら、次に他の誰かがキスするためには1時間以上待たなければダメよ」
バルクホルン「となると、2日間で回数がだいぶ限られてくるわけか……争奪戦になるな。どうやってキスをする順番を決める?」
シャーリー「早い者勝ちとか?」
エーリカ「暴力は無しだよねー?」
ミーナ「当然よ。力ずくの奪い合いはやめて」
エーリカ「あ~、よかったぁ」
シャーリー「サーニャに近づこうとしてぶん殴られる、なんてことにはならずにすむな」
バルクホルン「どうしてこっちを見る!?」
17:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 19:47:24.787 :klWp47tS0HLWN.net
リーネ「もしルールを破ったら、何かペナルティはあるんですか……?」
ミーナ「そんなことをする人はいないだろうけど……もしルールを破ったら、本国へ強制送還の後、軍法会議です」
シャーリー「おもっ」
エーリカ「作戦中の命令違反より厳しいんだ……」
ミーナ「ルールはまだあるわよ。よっつめ、各個人がサーニャさんにキスすることができる回数には上限があります」
芳佳「上限……?」
ミーナ「ええ。過去の実戦でシールドをはった回数分だけです。気を付けてね」
ペリーヌ「……? 妙な決まりですわね。どうしてそのようなルールが……?」
ペリーヌ「実戦でシールドをはった回数なんて、何十回とありますわ。わざわざそれを上限に設定する意味があるのかしら」
シャーリー「いや……これはあれだな。特定の人物に対するけん制だ」
ペリーヌ「けん制……? あっ」
リーネ「このルールって、もしかして……」チラッ
エイラ「……」
芳佳「え、エイラさん……」
エーリカ「あちゃ~」
リーネ「もしルールを破ったら、何かペナルティはあるんですか……?」
ミーナ「そんなことをする人はいないだろうけど……もしルールを破ったら、本国へ強制送還の後、軍法会議です」
シャーリー「おもっ」
エーリカ「作戦中の命令違反より厳しいんだ……」
ミーナ「ルールはまだあるわよ。よっつめ、各個人がサーニャさんにキスすることができる回数には上限があります」
芳佳「上限……?」
ミーナ「ええ。過去の実戦でシールドをはった回数分だけです。気を付けてね」
ペリーヌ「……? 妙な決まりですわね。どうしてそのようなルールが……?」
ペリーヌ「実戦でシールドをはった回数なんて、何十回とありますわ。わざわざそれを上限に設定する意味があるのかしら」
シャーリー「いや……これはあれだな。特定の人物に対するけん制だ」
ペリーヌ「けん制……? あっ」
リーネ「このルールって、もしかして……」チラッ
エイラ「……」
芳佳「え、エイラさん……」
エーリカ「あちゃ~」
21:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 19:51:27.818 :klWp47tS0HLWN.net
エイラ「……」
エイラ「…………」
エイラ「………………ハハ」
リーネ「ひっ」
エイラ「アハハハハハハハハハハハハ」
ペリーヌ「エイラさん……お気を確かに」
エイラ「ハハハハハハハハハハハハ! 私は実戦でシールドを使ったことが一度しかないんダ! ハハハ! 笑っちゃうナ!!!」
エイラ「一度ダ……た、たったの一度……一度しか……」
ペリーヌ「それでも1回はできるでしょう。そんなに気を落とす必要は――」
エイラ「――――レ」
ペリーヌ「え?」
エイラ「黙レ……! 黙レぇ!!!! この幸せモンがぁぁぁ!!!」
ガシィッ
ペリーヌ「きゃあっ」
エイラ「……」
エイラ「…………」
エイラ「………………ハハ」
リーネ「ひっ」
エイラ「アハハハハハハハハハハハハ」
ペリーヌ「エイラさん……お気を確かに」
エイラ「ハハハハハハハハハハハハ! 私は実戦でシールドを使ったことが一度しかないんダ! ハハハ! 笑っちゃうナ!!!」
エイラ「一度ダ……た、たったの一度……一度しか……」
ペリーヌ「それでも1回はできるでしょう。そんなに気を落とす必要は――」
エイラ「――――レ」
ペリーヌ「え?」
エイラ「黙レ……! 黙レぇ!!!! この幸せモンがぁぁぁ!!!」
ガシィッ
ペリーヌ「きゃあっ」
22:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 19:55:06.237 :klWp47tS0HLWN.net
芳佳「え、エイラさん!?」
バルクホルン「なっ、なにごとだ!?」
ルッキーニ「ケンカだ~!」
エイラ「オマエはその気になれば2回でも3回でもサーニャとキスできんダロ!? シールド使いまくりだもんナ!!!」
エイラ「ケド……ケド、私は1回だけなんダ! クソー! その唇が憎イ~……!!!」
ペリーヌ「ちょっと、やっ……! およしになって!!!」
エイラ「剥ぎ取ってやっかんナー……! そうすればサーニャの唇は安泰ダー!!! フヘ、フヘヘヘヘっ」
ペリーヌ「い、いやぁっ」
エイラ「クソ……クソ!!!」
ペリーヌ「やめて! 顔はやめて!」
芳佳「え、エイラさん!?」
バルクホルン「なっ、なにごとだ!?」
ルッキーニ「ケンカだ~!」
エイラ「オマエはその気になれば2回でも3回でもサーニャとキスできんダロ!? シールド使いまくりだもんナ!!!」
エイラ「ケド……ケド、私は1回だけなんダ! クソー! その唇が憎イ~……!!!」
ペリーヌ「ちょっと、やっ……! およしになって!!!」
エイラ「剥ぎ取ってやっかんナー……! そうすればサーニャの唇は安泰ダー!!! フヘ、フヘヘヘヘっ」
ペリーヌ「い、いやぁっ」
エイラ「クソ……クソ!!!」
ペリーヌ「やめて! 顔はやめて!」
24:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 19:59:10.551 :klWp47tS0HLWN.net
ミーナ「エ、エイラさん!?」
ルッキーニ「あわわわわわっ」
シャーリー「まずいぞ、錯乱してる! おとせ!」
エイラ「ひっぺがしてヤル~~~ッ」
ペリーヌ「んやぁ! 唇をもがれますわぁ! 助けてぇ~!!!」
芳佳「やめてください! エイラさん!」
エーリカ「ペリーヌの唇が物理的に奪われちゃうよぉ~!」
リーネ「エイラさん落ち着いて~!」
バルクホルン「無力化しろ! 頸だ! 頸を狙うんだ!」
ギャーギャー ワーワー
静夏「……す、すごい、これが501部隊、ストライクウィッチーズ……!」ガクガク
ミーナ「エ、エイラさん!?」
ルッキーニ「あわわわわわっ」
シャーリー「まずいぞ、錯乱してる! おとせ!」
エイラ「ひっぺがしてヤル~~~ッ」
ペリーヌ「んやぁ! 唇をもがれますわぁ! 助けてぇ~!!!」
芳佳「やめてください! エイラさん!」
エーリカ「ペリーヌの唇が物理的に奪われちゃうよぉ~!」
リーネ「エイラさん落ち着いて~!」
バルクホルン「無力化しろ! 頸だ! 頸を狙うんだ!」
ギャーギャー ワーワー
静夏「……す、すごい、これが501部隊、ストライクウィッチーズ……!」ガクガク
26:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 20:04:07.096 :klWp47tS0HLWN.net
―――
ミーナ「はぁ……まさかこんな騒動になるなんて……」
エイラ「クソッ……クソッ……サーニャにキスしようとする唇なんてミンナ剥がれちまえ……」
ペリーヌ「うぅ、寿命が縮まりましたわ……」
リーネ「大丈夫? ペリーヌさん」
ペリーヌ「大丈夫じゃありませんわ……もう……」
ミーナ「ええと……それで、誰からキスをするのか、決まったのかしら?」
芳佳「ミーナ中佐がエイラさんを説教してる間に、バルクホルンさんに決まりましたよ」
―――
ミーナ「はぁ……まさかこんな騒動になるなんて……」
エイラ「クソッ……クソッ……サーニャにキスしようとする唇なんてミンナ剥がれちまえ……」
ペリーヌ「うぅ、寿命が縮まりましたわ……」
リーネ「大丈夫? ペリーヌさん」
ペリーヌ「大丈夫じゃありませんわ……もう……」
ミーナ「ええと……それで、誰からキスをするのか、決まったのかしら?」
芳佳「ミーナ中佐がエイラさんを説教してる間に、バルクホルンさんに決まりましたよ」
29:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 20:08:17.464 :klWp47tS0HLWN.net
バルクホルン「そ、それではいくぞ、サーニャ」
サーニャ「は、はい……」
シャーリー「いよぉっ、ピーピー!」
ルッキーニ「やれやれぇ!」
エーリカ「あーあー、けっきょく階級順かぁ~。いいなぁー。私も小佐になりたかったよ。今だけでもさー」
芳佳「ど、ドキドキするね!」
リーネ「う、うん……!」
バルクホルン「ハァ……ハァ……」
サーニャ「……」ゴクリ
ペリーヌ「や、やはり、こういうものは見世物にするべきでは……」
シャーリー「どうせ第三者が見てなきゃいけないルールなんだ。だったら全員が全員、みんなの前でやれば公平ってなもんだろ」
ペリーヌ「ですけど……わたくし、なんだか恥ずかしくなってきましたわ」
静夏「わ、私もです……」
バルクホルン「そ、それではいくぞ、サーニャ」
サーニャ「は、はい……」
シャーリー「いよぉっ、ピーピー!」
ルッキーニ「やれやれぇ!」
エーリカ「あーあー、けっきょく階級順かぁ~。いいなぁー。私も小佐になりたかったよ。今だけでもさー」
芳佳「ど、ドキドキするね!」
リーネ「う、うん……!」
バルクホルン「ハァ……ハァ……」
サーニャ「……」ゴクリ
ペリーヌ「や、やはり、こういうものは見世物にするべきでは……」
シャーリー「どうせ第三者が見てなきゃいけないルールなんだ。だったら全員が全員、みんなの前でやれば公平ってなもんだろ」
ペリーヌ「ですけど……わたくし、なんだか恥ずかしくなってきましたわ」
静夏「わ、私もです……」
30:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 20:12:17.295 :klWp47tS0HLWN.net
シャーリー「共感性羞恥心ってやつだな。まあ、今一番恥ずかしいのはアイツだけど」
シャーリー「ほら、どうしたどうした! バルクホルン! 怖じ気づいたのか?」
バルクホルン「なっ、そんわけあるか! カールスラント軍人たるもの、いついかなる状況でも、冷静沈着にだな……」
エーリカ「ならとっととキスしちゃいなよー。もったいぶっちゃってさー」
バルクホルン「ぐっ……わ、わかっている。い、いくぞォ! キ、キスするからなァ! サーニャぁ!」
サーニャ「いつでもどうぞ」
バルクホルン「よ、よし……ならば…………………せいっ」
チュッ
サーニャ「んっ」
芳佳「わぁ~っ」
シャーリー「よっ!」
ルッキーニ「いったァァァ~!」
シャーリー「共感性羞恥心ってやつだな。まあ、今一番恥ずかしいのはアイツだけど」
シャーリー「ほら、どうしたどうした! バルクホルン! 怖じ気づいたのか?」
バルクホルン「なっ、そんわけあるか! カールスラント軍人たるもの、いついかなる状況でも、冷静沈着にだな……」
エーリカ「ならとっととキスしちゃいなよー。もったいぶっちゃってさー」
バルクホルン「ぐっ……わ、わかっている。い、いくぞォ! キ、キスするからなァ! サーニャぁ!」
サーニャ「いつでもどうぞ」
バルクホルン「よ、よし……ならば…………………せいっ」
チュッ
サーニャ「んっ」
芳佳「わぁ~っ」
シャーリー「よっ!」
ルッキーニ「いったァァァ~!」
32:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 20:16:38.857 :klWp47tS0HLWN.net
バルクホルン「……ン、ふっ」
サーニャ「……」
リーネ「なっ、長くないですか……?」
エーリカ「10秒たった! 10秒たった! おしまいおしまい~!」
バルクホルン「ぷはっ……」
サーニャ「ふぅ……」
バルクホルン「あ……はは……いやぁ」
サーニャ「……ふふ」
バルクホルン「その、だな……ええ……と……や、やわらかかったなっ」
サーニャ「私もです」
バルクホルン「そ、そうか……たはぁ///」
サーニャ「うふふ」
バルクホルン「は、ははは……」
シャーリー「いや、何を見せられてるんだよ、あたしらは」
バルクホルン「う、うるさいっ!」
バルクホルン「……ン、ふっ」
サーニャ「……」
リーネ「なっ、長くないですか……?」
エーリカ「10秒たった! 10秒たった! おしまいおしまい~!」
バルクホルン「ぷはっ……」
サーニャ「ふぅ……」
バルクホルン「あ……はは……いやぁ」
サーニャ「……ふふ」
バルクホルン「その、だな……ええ……と……や、やわらかかったなっ」
サーニャ「私もです」
バルクホルン「そ、そうか……たはぁ///」
サーニャ「うふふ」
バルクホルン「は、ははは……」
シャーリー「いや、何を見せられてるんだよ、あたしらは」
バルクホルン「う、うるさいっ!」
33:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 20:17:28.739 :OOGjopcLrHLWN.net
なんだこれw
34:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 20:20:23.630 :klWp47tS0HLWN.net
エーリカ「はい! 次! 次は私~! お待たせサーニャ~!」
ミーナ「ダメよ。言ったでしょう、1時間あけてからじゃないと」
エーリカ「ぶ~! ヤダヤダ! トゥルーデばっかりズルいズルい!」
シャーリー「待て待て、階級順でいくなら次はあたしだろ?」
エーリカ「やだい!」
バルクホルン「駄々をこねるな、ハルトマン。まったく、いつまでたっても子供だな」
エーリカ「なんだよその余裕~! トゥルーデのくせに~! 宮藤だけじゃなくサーニャでも興奮し始めたってクリスにいいつけちゃお!」
バルクホルン「なっ、そ、それはやめてくれ!!!」
ルッキーニ「んー? あれ? そいえば、エイラはー? もっと騒ぐかと思ってたのに」
芳佳「言われてみれば……さっきからずっと、エイラさん静かだね」
リーネ「そうだね。ミーナ中佐に怒られて、後ろの方で正座しながら見てたはずだけど……」チラッ
エイラ「」
ルッキーニ「んにゃあああああ!!! エイラが死んでりゅ!!!」
エーリカ「はい! 次! 次は私~! お待たせサーニャ~!」
ミーナ「ダメよ。言ったでしょう、1時間あけてからじゃないと」
エーリカ「ぶ~! ヤダヤダ! トゥルーデばっかりズルいズルい!」
シャーリー「待て待て、階級順でいくなら次はあたしだろ?」
エーリカ「やだい!」
バルクホルン「駄々をこねるな、ハルトマン。まったく、いつまでたっても子供だな」
エーリカ「なんだよその余裕~! トゥルーデのくせに~! 宮藤だけじゃなくサーニャでも興奮し始めたってクリスにいいつけちゃお!」
バルクホルン「なっ、そ、それはやめてくれ!!!」
ルッキーニ「んー? あれ? そいえば、エイラはー? もっと騒ぐかと思ってたのに」
芳佳「言われてみれば……さっきからずっと、エイラさん静かだね」
リーネ「そうだね。ミーナ中佐に怒られて、後ろの方で正座しながら見てたはずだけど……」チラッ
エイラ「」
ルッキーニ「んにゃあああああ!!! エイラが死んでりゅ!!!」
36:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 20:24:33.533 :klWp47tS0HLWN.net
ミーナ「エイラさん!?」
エイラ「」
シャーリー「なんか色々吐いてるぞ!?」
エーリカ「わー! ショックすぎたんだよ!」
バルクホルン「私のキスシーンを見てゲロ吐いて死ぬのはやめろ!!!」
ペリーヌ「み、宮藤さん! 治癒魔法を!」
芳佳「は、はいっ」
ギャーギャー ワーワー
静夏「ひえぇ……」
ミーナ「エイラさん!?」
エイラ「」
シャーリー「なんか色々吐いてるぞ!?」
エーリカ「わー! ショックすぎたんだよ!」
バルクホルン「私のキスシーンを見てゲロ吐いて死ぬのはやめろ!!!」
ペリーヌ「み、宮藤さん! 治癒魔法を!」
芳佳「は、はいっ」
ギャーギャー ワーワー
静夏「ひえぇ……」
37:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 20:28:47.141 :klWp47tS0HLWN.net
―――
エイラ「……ハッ」ガバッ
エイラ「こ、ここは……?」
バルクホルン「隔離部屋だ。やれやれ、やっと目を覚ましたか……」
エイラ「か、隔離部屋? ど、どうしてこんなところに……」
バルクホルン「覚えてないのか?」
エイラ「ン~、思い出せネー……。ミーナ中佐からみんなに報告があるって言われて集まったところまでは覚えてるのに……」
バルクホルン「記憶を失くすとは……どれほどショックだったんだ」
エイラ「お、教えてくれ大尉! いったい何があったんダ!?」
バルクホルン「大尉ではない。小佐だ」
エイラ「しょ、小佐」
バルクホルン「まったく……昨日、サーニャとのキスが許可されただろう。それで私がサーニャとキスをしたら、お前がゲロ吐いて――」
エイラ「うぎゃああああああああああ」ドッタンバッタン
バルクホルン「お、おい!エイラ!」
エイラ「お、おも、思い出しタ……ウゲエ……オエェェェェ」ピシャシャシャ
バルクホルン「だ、大丈夫か!?」
―――
エイラ「……ハッ」ガバッ
エイラ「こ、ここは……?」
バルクホルン「隔離部屋だ。やれやれ、やっと目を覚ましたか……」
エイラ「か、隔離部屋? ど、どうしてこんなところに……」
バルクホルン「覚えてないのか?」
エイラ「ン~、思い出せネー……。ミーナ中佐からみんなに報告があるって言われて集まったところまでは覚えてるのに……」
バルクホルン「記憶を失くすとは……どれほどショックだったんだ」
エイラ「お、教えてくれ大尉! いったい何があったんダ!?」
バルクホルン「大尉ではない。小佐だ」
エイラ「しょ、小佐」
バルクホルン「まったく……昨日、サーニャとのキスが許可されただろう。それで私がサーニャとキスをしたら、お前がゲロ吐いて――」
エイラ「うぎゃああああああああああ」ドッタンバッタン
バルクホルン「お、おい!エイラ!」
エイラ「お、おも、思い出しタ……ウゲエ……オエェェェェ」ピシャシャシャ
バルクホルン「だ、大丈夫か!?」
40:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 20:32:35.328 :klWp47tS0HLWN.net
エイラ「クルナっ!!!」
バルクホルン「っ!?」
エイラ「近寄らないでくれ……い、今の私は……少しでも気を抜くと、アンタを殺してしまいそうナンダ……!」
バルクホルン「え、エイラ……」
エイラ「……」
バルクホルン「……」
エイラ「どうだった……」
バルクホルン「え? な、なにが……?」
エイラ「小佐はサーニャと……き、きき、き、キスしたダロ……どうだったんだよ……」
バルクホルン「ど、どうと言われてもな……その、まあなんだ、非常に、やわらかかった、な。ふっ」
エイラ「……!!!」
バルクホルン「サーニャの華奢な身体を、こう、抱き寄せてだな。そっと触れると、細くて……」
バルクホルン「今にも壊れてしまいそうなところがまた……こう言ってはなんだが、エッチ、だったな」
エイラ「……!!!!!!」
エイラ「クルナっ!!!」
バルクホルン「っ!?」
エイラ「近寄らないでくれ……い、今の私は……少しでも気を抜くと、アンタを殺してしまいそうナンダ……!」
バルクホルン「え、エイラ……」
エイラ「……」
バルクホルン「……」
エイラ「どうだった……」
バルクホルン「え? な、なにが……?」
エイラ「小佐はサーニャと……き、きき、き、キスしたダロ……どうだったんだよ……」
バルクホルン「ど、どうと言われてもな……その、まあなんだ、非常に、やわらかかった、な。ふっ」
エイラ「……!!!」
バルクホルン「サーニャの華奢な身体を、こう、抱き寄せてだな。そっと触れると、細くて……」
バルクホルン「今にも壊れてしまいそうなところがまた……こう言ってはなんだが、エッチ、だったな」
エイラ「……!!!!!!」
42:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 20:37:10.389 :klWp47tS0HLWN.net
バルクホルン「サーニャは少し肉付きが悪いが、唇はぷっくりしていて、私の唇と重なると、かすかに震えるんだ。それがまた――」
エイラ「キエエエエエエエエエエエ!!!!!!」
バルクホルン「おわっ!?」
エイラ「サーニャ クチビル マモル ウバッタモノ テキ オマエ テキ」
バルクホルン「お、落ちつけ、エイラ!」
エイラ「マッサツ! マッサツ!」
ドッタン バッタン
ミーナ「何事!? エイラさんが目を覚ましたの!?」
バルクホルン「来るなミーナ! ユーティライネン中尉は今、正気じゃないぞ!」
ミーナ「ハァ……この様子だと、しばらくは隔離部屋に閉じ込めておくしかないわね……」
エイラ「ハカイ! ハカイ!」
ガンガン ドンドン
バルクホルン「サーニャは少し肉付きが悪いが、唇はぷっくりしていて、私の唇と重なると、かすかに震えるんだ。それがまた――」
エイラ「キエエエエエエエエエエエ!!!!!!」
バルクホルン「おわっ!?」
エイラ「サーニャ クチビル マモル ウバッタモノ テキ オマエ テキ」
バルクホルン「お、落ちつけ、エイラ!」
エイラ「マッサツ! マッサツ!」
ドッタン バッタン
ミーナ「何事!? エイラさんが目を覚ましたの!?」
バルクホルン「来るなミーナ! ユーティライネン中尉は今、正気じゃないぞ!」
ミーナ「ハァ……この様子だと、しばらくは隔離部屋に閉じ込めておくしかないわね……」
エイラ「ハカイ! ハカイ!」
ガンガン ドンドン
43:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 20:42:21.236 :klWp47tS0HLWN.net
静夏「んっ……んぐっ」
サーニャ「……ンッ」
芳佳「ほほぉ……」
リーネ「わわ……///」
シャーリー「新人のくせになかなか情熱的なキスすんなぁ~。押せ押せじゃん」
エーリカ「あんなに押しつけちゃって! いいないいなー、私ももっかいしたい!」
ペリーヌ「全員が1回ずつキスをしてからですわ」
エーリカ「ぶ~」
静夏「ぷはっ! し、失礼しました! 勝手が分からず、ひ、独り善がりでしたでしょうか……?」
サーニャ「ううん。とても良かった……積極的なのは好きだから」
静夏「そ、そうでしたか……光栄ですっ」
シャーリー「えーっと、あと残ってるのは誰だ?」
静夏「んっ……んぐっ」
サーニャ「……ンッ」
芳佳「ほほぉ……」
リーネ「わわ……///」
シャーリー「新人のくせになかなか情熱的なキスすんなぁ~。押せ押せじゃん」
エーリカ「あんなに押しつけちゃって! いいないいなー、私ももっかいしたい!」
ペリーヌ「全員が1回ずつキスをしてからですわ」
エーリカ「ぶ~」
静夏「ぷはっ! し、失礼しました! 勝手が分からず、ひ、独り善がりでしたでしょうか……?」
サーニャ「ううん。とても良かった……積極的なのは好きだから」
静夏「そ、そうでしたか……光栄ですっ」
シャーリー「えーっと、あと残ってるのは誰だ?」
44:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 20:46:05.120 :klWp47tS0HLWN.net
芳佳「ごめんね、静夏ちゃん。私のほうが階級下なのに、先にキスさせてもらって」
静夏「いえっ、私はこの501部隊では新参ですので。それに、その……」
静夏「結果として、宮藤さんを含む各国のエースの方々と間接キッスをさせていただきましたから!」
静夏「これはもう、スゴく凄いことです!」
芳佳「そ、そう」
ペリーヌ「……あとキスをしていないのは、エイラさんですわ」
シャーリー「エイラか……どうすっかなぁ」
バルクホルン「エイラはパスだ」
芳佳「あっ、バルクホルンさん」
エーリカ「エイラ、大丈夫なの?」
バルクホルン「いや、錯乱状態にある。私たち他の隊員がサーニャとキスしている現実に耐えられんらしい」
芳佳「ごめんね、静夏ちゃん。私のほうが階級下なのに、先にキスさせてもらって」
静夏「いえっ、私はこの501部隊では新参ですので。それに、その……」
静夏「結果として、宮藤さんを含む各国のエースの方々と間接キッスをさせていただきましたから!」
静夏「これはもう、スゴく凄いことです!」
芳佳「そ、そう」
ペリーヌ「……あとキスをしていないのは、エイラさんですわ」
シャーリー「エイラか……どうすっかなぁ」
バルクホルン「エイラはパスだ」
芳佳「あっ、バルクホルンさん」
エーリカ「エイラ、大丈夫なの?」
バルクホルン「いや、錯乱状態にある。私たち他の隊員がサーニャとキスしている現実に耐えられんらしい」
45:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 20:50:55.532 :klWp47tS0HLWN.net
バルクホルン「今も大暴れするエイラを、どうにか絞めおとしてきたところだ」
バルクホルン「泣いたり吐いたりで大騒ぎだったぞ……。サーニャが自分の全てだと言わんばかりだった」
リーネ「そんな……」
シャーリー「そっか……なんだかエイラが可哀想になってきたよ……」
エーリカ「うん……エイラ、サーにゃんのことが大好きだもんね……そりゃ辛いか、他の誰かがキスしまくるなんて」
シーン
バルクホルン「で、一巡したのか?」
シャーリー「ああ。エイラがパスなら、これから二巡めだ」
リーネ「えっ」
エーリカ「はいはいはーい! じゃあ次は私からがいいー!」
バルクホルン「待て待て、ここはもっと公平にだな」
リーネ「あ、あの、まだ続けるんですか?」
バルクホルン「ん?」
バルクホルン「今も大暴れするエイラを、どうにか絞めおとしてきたところだ」
バルクホルン「泣いたり吐いたりで大騒ぎだったぞ……。サーニャが自分の全てだと言わんばかりだった」
リーネ「そんな……」
シャーリー「そっか……なんだかエイラが可哀想になってきたよ……」
エーリカ「うん……エイラ、サーにゃんのことが大好きだもんね……そりゃ辛いか、他の誰かがキスしまくるなんて」
シーン
バルクホルン「で、一巡したのか?」
シャーリー「ああ。エイラがパスなら、これから二巡めだ」
リーネ「えっ」
エーリカ「はいはいはーい! じゃあ次は私からがいいー!」
バルクホルン「待て待て、ここはもっと公平にだな」
リーネ「あ、あの、まだ続けるんですか?」
バルクホルン「ん?」
46:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 20:55:18.138 :klWp47tS0HLWN.net
シャーリー「続けるんですかって、そりゃそうだろ」
リーネ「で、でも、エイラさんが苦しんでるのに……」
バルクホルン「それとこれとは話が別だ。この貴重な機会を逃す手は無いぞ」
ルッキーニ「あたしも、もっかいサーニャとチュウしたーい」
リーネ「ルッキーニちゃんまで……!」
ペリーヌ「あの方を気にかけることなんてありませんわ。エイラさんにもキスをする権利はあったのですから」
リーネ「ペリーヌさん……」
ペリーヌ「エイラさんは独占欲と嫉妬心に目を眩ませ、こうしてキスをする権利をふいにしようとしている。自業自得でしょう?」
シャーリー「ペリーヌの言う通り!」
ルッキーニ「そーだそーだ!」
バルクホルン「エイラが抜けた分、余裕が生まれたな。大切に使おう」
エーリカ「じゃあその分、私にちょーだい! 貰うよ! 決まり!」
バルクホルン「なっ、コラァ! 勝手に決めるなぁ!」
ギャーギャー ワーワー
サーニャ「エイラ……」
ペリーヌ「……」
シャーリー「続けるんですかって、そりゃそうだろ」
リーネ「で、でも、エイラさんが苦しんでるのに……」
バルクホルン「それとこれとは話が別だ。この貴重な機会を逃す手は無いぞ」
ルッキーニ「あたしも、もっかいサーニャとチュウしたーい」
リーネ「ルッキーニちゃんまで……!」
ペリーヌ「あの方を気にかけることなんてありませんわ。エイラさんにもキスをする権利はあったのですから」
リーネ「ペリーヌさん……」
ペリーヌ「エイラさんは独占欲と嫉妬心に目を眩ませ、こうしてキスをする権利をふいにしようとしている。自業自得でしょう?」
シャーリー「ペリーヌの言う通り!」
ルッキーニ「そーだそーだ!」
バルクホルン「エイラが抜けた分、余裕が生まれたな。大切に使おう」
エーリカ「じゃあその分、私にちょーだい! 貰うよ! 決まり!」
バルクホルン「なっ、コラァ! 勝手に決めるなぁ!」
ギャーギャー ワーワー
サーニャ「エイラ……」
ペリーヌ「……」
48:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 21:00:40.948 :klWp47tS0HLWN.net
ミーナ「すごい騒ぎね」
芳佳「あっ、ミーナ中佐」
リーネ「エイラさんの様子はどうですか?」
ミーナ「白目を剥いて唸りながらぐっすり眠っているわ」
静夏「そ、それはぐっすりと言えるのでしょうか……」
ミーナ「これから本部へ出向いて報告をしなければならないのだけど……困ったわね」
ミーナ「みんな、キスの順番決めに躍起になっていて、なんだか頼みづらいわ」
芳佳「あっ、何かお手伝いすることがあるんですか?」
リーネ「私たちで良ければ」
静夏「わ、私も! お供します!」
ミーナ「あら、あなたたちはサーニャさんの唇の奪い合いに参加しなくていいの?」
芳佳「サーニャちゃんとのキスは捨てがたいけど……やっぱり、私はおっぱいの方が……えへへ」
静夏「み、宮藤さん……」
リーネ「もう、芳佳ちゃんったら、ふふ」
ミーナ「それならお願いしようかしら。エイラさんの隔離部屋の監視を頼みたいの」
ミーナ「すごい騒ぎね」
芳佳「あっ、ミーナ中佐」
リーネ「エイラさんの様子はどうですか?」
ミーナ「白目を剥いて唸りながらぐっすり眠っているわ」
静夏「そ、それはぐっすりと言えるのでしょうか……」
ミーナ「これから本部へ出向いて報告をしなければならないのだけど……困ったわね」
ミーナ「みんな、キスの順番決めに躍起になっていて、なんだか頼みづらいわ」
芳佳「あっ、何かお手伝いすることがあるんですか?」
リーネ「私たちで良ければ」
静夏「わ、私も! お供します!」
ミーナ「あら、あなたたちはサーニャさんの唇の奪い合いに参加しなくていいの?」
芳佳「サーニャちゃんとのキスは捨てがたいけど……やっぱり、私はおっぱいの方が……えへへ」
静夏「み、宮藤さん……」
リーネ「もう、芳佳ちゃんったら、ふふ」
ミーナ「それならお願いしようかしら。エイラさんの隔離部屋の監視を頼みたいの」
49:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 21:05:18.556 :klWp47tS0HLWN.net
エイラ「うぅぅ……悪夢ダァ……Zzz」
ミーナ「今は眠っているけど、目を覚ましてまた暴れだしたらとても危険です」
リーネ「く、鎖で縛りつけられてる……」
芳佳「まるで猛獣扱いだね……」
ミーナ「エイラさんが暴れないように、しばらく見張っていてちょうだい」
静夏「了解しました!」
ミーナ「一応、鉄パイプを渡しておきます」
芳佳「て、鉄パイプ?」
ミーナ「暴れそうだったらすぐに知らせること。手に終えない状況で応戦の必要がある場合は仕方ないわ……」
ミーナ「この鉄パイプで、頑張って眠らせて」
リーネ「ね、眠らせてって……」
ミーナ「腕力に自信がなくても、これがあれば殴るなり突くなり、方法はあるはずよ」
芳佳「えーっ」
エイラ「うぅぅ……悪夢ダァ……Zzz」
ミーナ「今は眠っているけど、目を覚ましてまた暴れだしたらとても危険です」
リーネ「く、鎖で縛りつけられてる……」
芳佳「まるで猛獣扱いだね……」
ミーナ「エイラさんが暴れないように、しばらく見張っていてちょうだい」
静夏「了解しました!」
ミーナ「一応、鉄パイプを渡しておきます」
芳佳「て、鉄パイプ?」
ミーナ「暴れそうだったらすぐに知らせること。手に終えない状況で応戦の必要がある場合は仕方ないわ……」
ミーナ「この鉄パイプで、頑張って眠らせて」
リーネ「ね、眠らせてって……」
ミーナ「腕力に自信がなくても、これがあれば殴るなり突くなり、方法はあるはずよ」
芳佳「えーっ」
50:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 21:11:03.568 :klWp47tS0HLWN.net
ミーナ「錯乱したエイラさんはとにかく危険なの。バルクホルン小佐でも手こずるほどよ。さあ、鉄パイプを受け取って」
芳佳「……」
リーネ「……」
芳佳「し、静夏ちゃん」
静夏「はい?」
芳佳「静夏ちゃんが持っててよ」
静夏「えっ、ええええええっ!?」
ミーナ「はい、服部さん」
静夏「そ、そんな……!」
リーネ「頑張って……!」
静夏「うぅ……わ、わかりました。いざとなったら、私が中尉を……その、とにかく、はい!」
ミーナ「お願いね」
ミーナ「錯乱したエイラさんはとにかく危険なの。バルクホルン小佐でも手こずるほどよ。さあ、鉄パイプを受け取って」
芳佳「……」
リーネ「……」
芳佳「し、静夏ちゃん」
静夏「はい?」
芳佳「静夏ちゃんが持っててよ」
静夏「えっ、ええええええっ!?」
ミーナ「はい、服部さん」
静夏「そ、そんな……!」
リーネ「頑張って……!」
静夏「うぅ……わ、わかりました。いざとなったら、私が中尉を……その、とにかく、はい!」
ミーナ「お願いね」
51:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 21:14:12.217 :klWp47tS0HLWN.net
エイラ「Zzz……サーニャ……ダメだ……うう……」
リーネ「よく眠ってるみたい」
芳佳「しばらくは安心だね。……静夏ちゃん、大丈夫?」
静夏「は、はい! 問題ありません!」
芳佳「すごい汗だよ? 立ってないで座ったら?」
静夏「いえっ、いざというときのために、警戒するに越したことはないので! おふたりは休んでいてください」
芳佳「そっか。……今頃、サーニャちゃんへのキスの2周目が始まってるのかな」
リーネ「うーん、かなり揉めてたみたいだから……きっとまだ言い合いをしてるんじゃないかな」
芳佳「あはは、そうかも。あれ、そういえばペリーヌさんは?」
リーネ「サーニャちゃんのことが気になってるみたいだったけど……」
芳佳「へぇ」
エイラ「Zzz……サーニャ……ダメだ……うう……」
リーネ「よく眠ってるみたい」
芳佳「しばらくは安心だね。……静夏ちゃん、大丈夫?」
静夏「は、はい! 問題ありません!」
芳佳「すごい汗だよ? 立ってないで座ったら?」
静夏「いえっ、いざというときのために、警戒するに越したことはないので! おふたりは休んでいてください」
芳佳「そっか。……今頃、サーニャちゃんへのキスの2周目が始まってるのかな」
リーネ「うーん、かなり揉めてたみたいだから……きっとまだ言い合いをしてるんじゃないかな」
芳佳「あはは、そうかも。あれ、そういえばペリーヌさんは?」
リーネ「サーニャちゃんのことが気になってるみたいだったけど……」
芳佳「へぇ」
52:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 21:18:11.317 :klWp47tS0HLWN.net
バルクホルン「固く握った拳で互いの頬を叩き合い、長く立っていたほうが勝ち。という決め方はどうだろう」
エーリカ「それ殴り合いじゃん!」
シャーリー「自分の得意分野に持ち込もうって魂胆が見え透いてんだよなー。もっと公平にさ、胸のデカさで決めよう」
エーリカ「それも公平じゃないじゃん!」
ギャーギャー ワーワー
サーニャ「……」
ペリーヌ「どうしたんですの? 浮かない顔をして」
サーニャ「……ペリーヌさん」
ペリーヌ「本当は隊のみんなにキスをされるのが嫌なのではなくて? でしたらミーナ中佐に――」
サーニャ「ううん。別に嫌じゃないです」
ペリーヌ「あら、そう」
サーニャ「……」
ペリーヌ「ということは、その沈んだ顔の原因はエイラさん……でしょう?」
サーニャ「……うん」
バルクホルン「固く握った拳で互いの頬を叩き合い、長く立っていたほうが勝ち。という決め方はどうだろう」
エーリカ「それ殴り合いじゃん!」
シャーリー「自分の得意分野に持ち込もうって魂胆が見え透いてんだよなー。もっと公平にさ、胸のデカさで決めよう」
エーリカ「それも公平じゃないじゃん!」
ギャーギャー ワーワー
サーニャ「……」
ペリーヌ「どうしたんですの? 浮かない顔をして」
サーニャ「……ペリーヌさん」
ペリーヌ「本当は隊のみんなにキスをされるのが嫌なのではなくて? でしたらミーナ中佐に――」
サーニャ「ううん。別に嫌じゃないです」
ペリーヌ「あら、そう」
サーニャ「……」
ペリーヌ「ということは、その沈んだ顔の原因はエイラさん……でしょう?」
サーニャ「……うん」
53:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 21:22:44.747 :klWp47tS0HLWN.net
「「「じゃーんけーんぽん」」」
ルッキーニ「うじゅゃあ! 負けた~」
シャーリー「っかぁー! ついてねー!」
バルクホルン「くっ……運は私を見離したか……!」
エーリカ「ぃやったー! 勝ったー! ほーら、やっぱ私じゃん!」
バルクホルン「……そうと決まればとっとと済ませろ。後がつかえているんだからな」
エーリカ「はいはい。サーにゃーん!」
サーニャ「――あっ」
ペリーヌ「呼ばれてますわよ」
サーニャ「うん」
「「「じゃーんけーんぽん」」」
ルッキーニ「うじゅゃあ! 負けた~」
シャーリー「っかぁー! ついてねー!」
バルクホルン「くっ……運は私を見離したか……!」
エーリカ「ぃやったー! 勝ったー! ほーら、やっぱ私じゃん!」
バルクホルン「……そうと決まればとっとと済ませろ。後がつかえているんだからな」
エーリカ「はいはい。サーにゃーん!」
サーニャ「――あっ」
ペリーヌ「呼ばれてますわよ」
サーニャ「うん」
54:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 21:27:52.516 :klWp47tS0HLWN.net
エーリカ「早速なんだけど、ひとつお願いがあってさー」
サーニャ「?」
エーリカ「えっとね。唇をくっつけるだけじゃなくて、舌を入れてもいっかなー? なんて」
サーニャ「え……」
バルクホルン「なぁ!? は、は、ハルトマン! 貴様ぁ!」
シャーリー「そりゃ反則だろ! 暗黙の了解でディープは避けてきたのに!」
エーリカ「うっさいうっさい! 外野は黙ってて! ね? ねー、サーニャ。ダメかな」
サーニャ「え、えっと……」
バルクホルン「エッチが過ぎるぞ!!! カールスラント軍人としての誇りはないのか!!!」
サーニャ「ど、どうしよう……」
エーリカ「お願いお願い! おねがーい! 先っちょだけでいいから! ね? チロッと入れるだけ! ね、ね、ね~!」
サーニャ「……じゃ、じゃあ……先っちょだけ」
エーリカ「いいの!?」
サーニャ「……」コクッ
エーリカ「やったね!」グッ
エーリカ「早速なんだけど、ひとつお願いがあってさー」
サーニャ「?」
エーリカ「えっとね。唇をくっつけるだけじゃなくて、舌を入れてもいっかなー? なんて」
サーニャ「え……」
バルクホルン「なぁ!? は、は、ハルトマン! 貴様ぁ!」
シャーリー「そりゃ反則だろ! 暗黙の了解でディープは避けてきたのに!」
エーリカ「うっさいうっさい! 外野は黙ってて! ね? ねー、サーニャ。ダメかな」
サーニャ「え、えっと……」
バルクホルン「エッチが過ぎるぞ!!! カールスラント軍人としての誇りはないのか!!!」
サーニャ「ど、どうしよう……」
エーリカ「お願いお願い! おねがーい! 先っちょだけでいいから! ね? チロッと入れるだけ! ね、ね、ね~!」
サーニャ「……じゃ、じゃあ……先っちょだけ」
エーリカ「いいの!?」
サーニャ「……」コクッ
エーリカ「やったね!」グッ
57:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 21:30:29.421 :klWp47tS0HLWN.net
エイラ「……っ」ガタン
芳佳「!?」
リーネ「な、なに……?」
静夏「あっ……! 中尉が目を覚ましました!」
芳佳「えぇ! もう!?」
リーネ「ど、どうしよう……!」
エイラ「……ナニモノカガ サーニャノ クチニ シタヲ イレル ミライヲ サッチシタ」
芳佳「な、何か言ってる……!」
リーネ「あ、暴れ出したりしないかな……?」
静夏「危険です! おふたりは私の後ろに……!」
エイラ「……っ」ガタン
芳佳「!?」
リーネ「な、なに……?」
静夏「あっ……! 中尉が目を覚ましました!」
芳佳「えぇ! もう!?」
リーネ「ど、どうしよう……!」
エイラ「……ナニモノカガ サーニャノ クチニ シタヲ イレル ミライヲ サッチシタ」
芳佳「な、何か言ってる……!」
リーネ「あ、暴れ出したりしないかな……?」
静夏「危険です! おふたりは私の後ろに……!」
58:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 21:35:44.207 :klWp47tS0HLWN.net
エイラ「テキ ハイジョ スルンダナ」
ブチィ
リーネ「ひゃああ!」
芳佳「く、鎖が……!」
静夏「あ、あわわ……」ガクガク
エイラ「……」
芳佳「え、エイラさん! 落ち着いて!」
リーネ「部屋に戻ってください!」
エイラ「ソコヲ ドケ」
ギュムッ ギュムッ
リーネ「ひぃ! く、来る……!」
エイラ「テキ ハイジョ スルンダナ」
ブチィ
リーネ「ひゃああ!」
芳佳「く、鎖が……!」
静夏「あ、あわわ……」ガクガク
エイラ「……」
芳佳「え、エイラさん! 落ち着いて!」
リーネ「部屋に戻ってください!」
エイラ「ソコヲ ドケ」
ギュムッ ギュムッ
リーネ「ひぃ! く、来る……!」
60:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 21:40:04.325 :klWp47tS0HLWN.net
静夏「ち、ちゅ、中尉! お、お、おと、おとなしく、部屋に戻って……め、命令! 中佐からの命令です!」
エイラ「サーニャ マモル ジャマスル テキ」
芳佳「気が立ってる……! 静夏ちゃん! 鉄パイプをおろして! 刺激しちゃダメだ!」
静夏「で、でも……」
エイラ「サーニャ キス サセナイ イソグ」
ダッ
リーネ「あっ、逃げる!」
静夏「ま、待って」
ガッ
静夏「うぁっ、とっと……!」
ドテン
静夏「あうっ」
芳佳「あっ! 静夏ちゃん!」
リーネ「だ、大丈夫!?」
静夏「ち、ちゅ、中尉! お、お、おと、おとなしく、部屋に戻って……め、命令! 中佐からの命令です!」
エイラ「サーニャ マモル ジャマスル テキ」
芳佳「気が立ってる……! 静夏ちゃん! 鉄パイプをおろして! 刺激しちゃダメだ!」
静夏「で、でも……」
エイラ「サーニャ キス サセナイ イソグ」
ダッ
リーネ「あっ、逃げる!」
静夏「ま、待って」
ガッ
静夏「うぁっ、とっと……!」
ドテン
静夏「あうっ」
芳佳「あっ! 静夏ちゃん!」
リーネ「だ、大丈夫!?」
62:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 21:45:05.254 :klWp47tS0HLWN.net
静夏「うぅ……こんなときに、転んでしまった……」
カラン コロコロコロ
エイラ「……」チラッ
エイラ「ブキ モラウ」
ガシッ
ダッ
芳佳「鉄パイプが!」
リーネ「エイラさん待ってぇ!」
静夏「そ、そんな……! 武器まで奪われて……!」ガクッ
芳佳「顔をあげて、静夏ちゃん! 今はエイラさんを追おう!」
静夏「は、はい」
静夏「うぅ……こんなときに、転んでしまった……」
カラン コロコロコロ
エイラ「……」チラッ
エイラ「ブキ モラウ」
ガシッ
ダッ
芳佳「鉄パイプが!」
リーネ「エイラさん待ってぇ!」
静夏「そ、そんな……! 武器まで奪われて……!」ガクッ
芳佳「顔をあげて、静夏ちゃん! 今はエイラさんを追おう!」
静夏「は、はい」
64:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 21:50:07.580 :klWp47tS0HLWN.net
エーリカ「サーニャ……いくよ?」
サーニャ「……」コクリ
エーリカ「エへへへ、なんだか照れちゃうね」
バルクホルン「いいからとっととせんかぁ!」
エーリカ「急かさないでよ! もうっ」
サーニャ「……」
エーリカ「それじゃー、いただきま~す!」
バァン
ルッキーニ「うひゃあ! び、びっくりした!」
シャーリー「な、なんだ!?」
エイラ「……」
バルクホルン「え、エイラ……!? どうしてここに、隔離部屋にいたはずでは……!?」
エイラ「サーニャ ハッケン」
エーリカ「サーニャ……いくよ?」
サーニャ「……」コクリ
エーリカ「エへへへ、なんだか照れちゃうね」
バルクホルン「いいからとっととせんかぁ!」
エーリカ「急かさないでよ! もうっ」
サーニャ「……」
エーリカ「それじゃー、いただきま~す!」
バァン
ルッキーニ「うひゃあ! び、びっくりした!」
シャーリー「な、なんだ!?」
エイラ「……」
バルクホルン「え、エイラ……!? どうしてここに、隔離部屋にいたはずでは……!?」
エイラ「サーニャ ハッケン」
66:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 21:55:03.860 :klWp47tS0HLWN.net
エーリカ「えっ、なになに? どしたの? これからって時に」
サーニャ「エイラ……?」
エイラ「テキヲ ホソク」
エーリカ「へ?」
エイラ「……」スッ
エーリカ「鉄パイプ……?」
エイラ「……」グッ
エーリカ「なんで振りかざすの? え? え?」
シャーリー「ヤバイ……! 完全にキテるぞ……! 逃げろハルトマン!!!」
エイラ「ドリャアアアア!!!」
ブオンッ
エーリカ「うわぁ!!! ちょ、まっ、待って!!!」
エーリカ「えっ、なになに? どしたの? これからって時に」
サーニャ「エイラ……?」
エイラ「テキヲ ホソク」
エーリカ「へ?」
エイラ「……」スッ
エーリカ「鉄パイプ……?」
エイラ「……」グッ
エーリカ「なんで振りかざすの? え? え?」
シャーリー「ヤバイ……! 完全にキテるぞ……! 逃げろハルトマン!!!」
エイラ「ドリャアアアア!!!」
ブオンッ
エーリカ「うわぁ!!! ちょ、まっ、待って!!!」
68:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 21:59:29.103 :klWp47tS0HLWN.net
バルクホルン「ハルトマンを敵と認識しているのか!?」
シャーリー「舌なんて入れようとするから……!」
エイラ「ヌォリャアアアア!!!」
ブンブンッ
ルッキーニ「ヒィィ! こ、こわいぃ!」
シャーリー「ルッキーニ! 危ないから下がってろ!」
エーリカ「わあああああっ! た、助けてぇ~!!! 殺されちゃうよぉ!!!」
サーニャ「エイラ、やめてっ!」
ペリーヌ「完全に我を失ってますわね……!」
シャーリー「なんて気迫だ……! ネウロイ相手にだって、あそこまでの戦闘意欲と敵意は見せてないだろ……!」
バルクホルン「ハルトマンを敵と認識しているのか!?」
シャーリー「舌なんて入れようとするから……!」
エイラ「ヌォリャアアアア!!!」
ブンブンッ
ルッキーニ「ヒィィ! こ、こわいぃ!」
シャーリー「ルッキーニ! 危ないから下がってろ!」
エーリカ「わあああああっ! た、助けてぇ~!!! 殺されちゃうよぉ!!!」
サーニャ「エイラ、やめてっ!」
ペリーヌ「完全に我を失ってますわね……!」
シャーリー「なんて気迫だ……! ネウロイ相手にだって、あそこまでの戦闘意欲と敵意は見せてないだろ……!」
69:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 22:03:03.253 :klWp47tS0HLWN.net
バルクホルン「おいやめろ! 味方同士で争うな!」
エーリカ「助けてトゥルデ~!!!」
エイラ「ニガサナインダナ」
ガシッ
エーリカ「わぁ!!! つ、捕まったァ! もうダメだ~!」
バルクホルン「ハルトマン!!!」
エイラ「シタヲ ダセ ヒッコヌク」
エーリカ「ひょほぇええ、ふゃめぇふえぇえ!」
シャーリー「舌を引き抜く気だぞ!」
ルッキーニ「アワワワワワ」
バルクホルン「おいやめろ! 味方同士で争うな!」
エーリカ「助けてトゥルデ~!!!」
エイラ「ニガサナインダナ」
ガシッ
エーリカ「わぁ!!! つ、捕まったァ! もうダメだ~!」
バルクホルン「ハルトマン!!!」
エイラ「シタヲ ダセ ヒッコヌク」
エーリカ「ひょほぇええ、ふゃめぇふえぇえ!」
シャーリー「舌を引き抜く気だぞ!」
ルッキーニ「アワワワワワ」
71:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 22:07:02.329 :klWp47tS0HLWN.net
バルクホルン「ハルトマンから離れろ! このっ」
ググググググ
エイラ「ムリダナ」
シャーリー「バルクホルンの力でもびくともしないのか……!?」
バルクホルン「くっ、だ、ダメだ……! 私の魔法力でも歯が立たない……すまんハルトマン……! 舌は諦めてくれ……!」
エーリカ「ふゃあふあぁああああ!!!」
ペリーヌ「エイラさん!!! おやめなさい!!!」
バチバチッ
エイラ「―――ッ!」ビリビリ
バルクホルン「ハルトマンから離れろ! このっ」
ググググググ
エイラ「ムリダナ」
シャーリー「バルクホルンの力でもびくともしないのか……!?」
バルクホルン「くっ、だ、ダメだ……! 私の魔法力でも歯が立たない……すまんハルトマン……! 舌は諦めてくれ……!」
エーリカ「ふゃあふあぁああああ!!!」
ペリーヌ「エイラさん!!! おやめなさい!!!」
バチバチッ
エイラ「―――ッ!」ビリビリ
73:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 22:11:03.281 :klWp47tS0HLWN.net
シャーリー「ペリーヌ! いいぞ! 電撃が効いてる!」
エーリカ「ひゅえぇぇ……し、舌が……」
バルクホルン「しっかりしろハルトマン!」
エーリカ「トゥルーデ~……私の舌、ちゃんとあるかな……取れちゃってない……?」
バルクホルン「大丈夫だ。ちゃんとある。まったく、調子に乗るからこういうことになるんだ」
ハルトマン「だってぇ~」
シャーリー「ペリーヌ! いいぞ! 電撃が効いてる!」
エーリカ「ひゅえぇぇ……し、舌が……」
バルクホルン「しっかりしろハルトマン!」
エーリカ「トゥルーデ~……私の舌、ちゃんとあるかな……取れちゃってない……?」
バルクホルン「大丈夫だ。ちゃんとある。まったく、調子に乗るからこういうことになるんだ」
ハルトマン「だってぇ~」
74:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 22:15:04.289 :klWp47tS0HLWN.net
芳佳「エイラさん!」
シャーリー「宮藤っ。いったいどうなってんだよ。エイラは隔離部屋にいたんじゃないのか?」
リーネ「そ、それが……」
静夏「と、突然暴れだして……奮戦虚しく、取り逃がしましたっ。申し訳ありません!」
ペリーヌ「エイラさん、まったくあなたという人は……何をしてらっしゃいますの」
エイラ「ウグ、グググググ……サーニャ、サーニャの唇は……誰にも渡さないんダ……!」
エイラ「他の誰かが奪うなんて、ユルセナイ……許せないダロ……! チクショウ……!」
サーニャ「エイラ……!」
エイラ「ズルい……みんなズルい……なんでサーニャとキスすんだよ……サーニャも断ってくれよ……!」
エイラ「ヌアァァ、ヤメテクレぇぇぇぇ! みんなサーニャにキスすんナー!!!」
ブンブンッ
ペリーヌ「サーニャさんはご自身の意思でキスを受け入れているんですから、あなたが口出しすることではありませんでしょう」
エイラ「う、うるさいうるさい!」
芳佳「エイラさん!」
シャーリー「宮藤っ。いったいどうなってんだよ。エイラは隔離部屋にいたんじゃないのか?」
リーネ「そ、それが……」
静夏「と、突然暴れだして……奮戦虚しく、取り逃がしましたっ。申し訳ありません!」
ペリーヌ「エイラさん、まったくあなたという人は……何をしてらっしゃいますの」
エイラ「ウグ、グググググ……サーニャ、サーニャの唇は……誰にも渡さないんダ……!」
エイラ「他の誰かが奪うなんて、ユルセナイ……許せないダロ……! チクショウ……!」
サーニャ「エイラ……!」
エイラ「ズルい……みんなズルい……なんでサーニャとキスすんだよ……サーニャも断ってくれよ……!」
エイラ「ヌアァァ、ヤメテクレぇぇぇぇ! みんなサーニャにキスすんナー!!!」
ブンブンッ
ペリーヌ「サーニャさんはご自身の意思でキスを受け入れているんですから、あなたが口出しすることではありませんでしょう」
エイラ「う、うるさいうるさい!」
75:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 22:19:04.727 :klWp47tS0HLWN.net
ペリーヌ「昨日も言いましたけど、あなたにだってサーニャさんにキスをする権利はあるんですのよ?」
エイラ「た、たったの1回だけダ! でもオマエラは何回も……! 私のキスなんてすぐに上書きされるダロ!」
エイラ「サーニャがみんなからキスされまくんのに、私からは1回だけなんて、そんなんイヤだー! ズルい、ズルいだろ! クソー!」
エイラ「ここにいる全員の唇を剥いでやるんダ……! サーニャのためダ……!」
エイラ「サーニャの唇をこれ以上他の誰かに渡すぐらいなら、サーニャの唇だって――そうだ、サーニャの唇も剥いでやる……!」
サーニャ「え、エイラ……!」
エイラ「ふへ、フヘヘヘ……そうすれば、サーニャは私だけの……」
ペリーヌ「……!」
パチーンッ
エイラ「っ……」
ペリーヌ「目を覚ましなさい! 今のあなたは、サーニャさんのことなんて何一つ考えていない、最低ですわ!」
サーニャ「ぺ、ペリーヌさん……」
エイラ「く、クソ……ぶったな……ペリーヌのくせに……」
ペリーヌ「昨日も言いましたけど、あなたにだってサーニャさんにキスをする権利はあるんですのよ?」
エイラ「た、たったの1回だけダ! でもオマエラは何回も……! 私のキスなんてすぐに上書きされるダロ!」
エイラ「サーニャがみんなからキスされまくんのに、私からは1回だけなんて、そんなんイヤだー! ズルい、ズルいだろ! クソー!」
エイラ「ここにいる全員の唇を剥いでやるんダ……! サーニャのためダ……!」
エイラ「サーニャの唇をこれ以上他の誰かに渡すぐらいなら、サーニャの唇だって――そうだ、サーニャの唇も剥いでやる……!」
サーニャ「え、エイラ……!」
エイラ「ふへ、フヘヘヘ……そうすれば、サーニャは私だけの……」
ペリーヌ「……!」
パチーンッ
エイラ「っ……」
ペリーヌ「目を覚ましなさい! 今のあなたは、サーニャさんのことなんて何一つ考えていない、最低ですわ!」
サーニャ「ぺ、ペリーヌさん……」
エイラ「く、クソ……ぶったな……ペリーヌのくせに……」
77:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 22:24:13.076 :klWp47tS0HLWN.net
ペリーヌ「誰かに渡したくない、独占したいと喚いて周りに当たって、まるで子供ですわ」
ペリーヌ「サーニャさんの周囲を睨みつけてばかりで、あなたはサーニャさんのことを一切見ていませんわね」
エイラ「なっ、ナニヲ~!」
ペリーヌ「1回しかないと嘆く前に、その1回でサーニャさんを虜にしてみせようと考えられませんの?」
ペリーヌ「それができないあなたは、負け犬。臆病者ですわ」
エイラ「……ムググ……! でも、でも!」
ペリーヌ「実戦で一度もシールドをはってこなかったあなたが、サーニャさんのことを想って一歩前に進んだ証がその1回でしょう」
ペリーヌ「それを蔑ろにされて、サーニャさんがどんな気持ちになるか……きちんと考えてごらんなさい」
エイラ「……!」
サーニャ「ペリーヌさん、もういいの……」
ペリーヌ「いいえ、よくありません。サーニャさんが隊の皆からのキスを受け入れた本当の理由を教えてさしあげますわ」
エイラ「えっ……」
ペリーヌ「誰かに渡したくない、独占したいと喚いて周りに当たって、まるで子供ですわ」
ペリーヌ「サーニャさんの周囲を睨みつけてばかりで、あなたはサーニャさんのことを一切見ていませんわね」
エイラ「なっ、ナニヲ~!」
ペリーヌ「1回しかないと嘆く前に、その1回でサーニャさんを虜にしてみせようと考えられませんの?」
ペリーヌ「それができないあなたは、負け犬。臆病者ですわ」
エイラ「……ムググ……! でも、でも!」
ペリーヌ「実戦で一度もシールドをはってこなかったあなたが、サーニャさんのことを想って一歩前に進んだ証がその1回でしょう」
ペリーヌ「それを蔑ろにされて、サーニャさんがどんな気持ちになるか……きちんと考えてごらんなさい」
エイラ「……!」
サーニャ「ペリーヌさん、もういいの……」
ペリーヌ「いいえ、よくありません。サーニャさんが隊の皆からのキスを受け入れた本当の理由を教えてさしあげますわ」
エイラ「えっ……」
79:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 22:28:46.239 :klWp47tS0HLWN.net
―――
サーニャ「エイラは……とても私を大切にしてくれて……ううん、大切にしすぎるから」
サーニャ「まるで腫れ物に触るみたいに、恐る恐る私と向かい合うの」
ペリーヌ「まあ、見ていればわかりますわね。サーニャさんの前ではてんでダメダメですから」
サーニャ「フフ。……けど、けどね。本当は、私が壊れそうになるくらい、強く求めて欲しいと思う時があって……」
ペリーヌ「サーニャさん……」
サーニャ「こうして上からの命令でキスできる機会があれば、エイラも私に……してくれるんじゃないかって、思ったんだけど……」
サーニャ「……ダメだったみたい。エイラを困らせちゃった」
ペリーヌ「……」
サーニャ「少し、さみしいな」
―――
―――
サーニャ「エイラは……とても私を大切にしてくれて……ううん、大切にしすぎるから」
サーニャ「まるで腫れ物に触るみたいに、恐る恐る私と向かい合うの」
ペリーヌ「まあ、見ていればわかりますわね。サーニャさんの前ではてんでダメダメですから」
サーニャ「フフ。……けど、けどね。本当は、私が壊れそうになるくらい、強く求めて欲しいと思う時があって……」
ペリーヌ「サーニャさん……」
サーニャ「こうして上からの命令でキスできる機会があれば、エイラも私に……してくれるんじゃないかって、思ったんだけど……」
サーニャ「……ダメだったみたい。エイラを困らせちゃった」
ペリーヌ「……」
サーニャ「少し、さみしいな」
―――
80:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 22:32:17.011 :klWp47tS0HLWN.net
エイラ「さ、サーニャがそんなことを……?」
ペリーヌ「サーニャさんが本当に待っているのは、あなたです。あなただけなんでしてよ?」
ペリーヌ「エイラさん……サーニャさんにこんな思いをさせてもまだ、そうやってヘタレているつもり?」
ペリーヌ「そんなの……男らしくありませんわ!!!」
エイラ「ンヌ……!」
芳佳「え、エイラさんは男じゃないよ……」
リーネ「芳佳ちゃん、シッー!」
シャーリー「たしかに……エイラがサーニャを好きだってことはウチの常識だけど……」
バルクホルン「エイラが直接、サーニャに対し好意を伝えている場面というのは、覚えがないな」
エイラ「さ、サーニャがそんなことを……?」
ペリーヌ「サーニャさんが本当に待っているのは、あなたです。あなただけなんでしてよ?」
ペリーヌ「エイラさん……サーニャさんにこんな思いをさせてもまだ、そうやってヘタレているつもり?」
ペリーヌ「そんなの……男らしくありませんわ!!!」
エイラ「ンヌ……!」
芳佳「え、エイラさんは男じゃないよ……」
リーネ「芳佳ちゃん、シッー!」
シャーリー「たしかに……エイラがサーニャを好きだってことはウチの常識だけど……」
バルクホルン「エイラが直接、サーニャに対し好意を伝えている場面というのは、覚えがないな」
82:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 22:36:05.844 :klWp47tS0HLWN.net
サーニャ「エイラ」
エイラ「っ……!」
サーニャ「ごめんなさい。エイラが私のことを想ってくれているって、分かってるはずなのに……試すようなことをして」
エイラ「さ、サーニャ……!」
サーニャ「エイラのしたいようにして。……でも他のみんなに迷惑がかからないようにね」
サーニャ「私は……エイラが私にしてくれることなら、嫌だなんて思わないから」
エイラ「……!」
ペリーヌ「さあエイラさん。そんなものは捨てて」
エイラ「く、クソ……わ、私は……私は……」
カランカラン
コロコロコロ
静夏「て、鉄パイプ、確保しましたっ」
サーニャ「エイラ」
エイラ「っ……!」
サーニャ「ごめんなさい。エイラが私のことを想ってくれているって、分かってるはずなのに……試すようなことをして」
エイラ「さ、サーニャ……!」
サーニャ「エイラのしたいようにして。……でも他のみんなに迷惑がかからないようにね」
サーニャ「私は……エイラが私にしてくれることなら、嫌だなんて思わないから」
エイラ「……!」
ペリーヌ「さあエイラさん。そんなものは捨てて」
エイラ「く、クソ……わ、私は……私は……」
カランカラン
コロコロコロ
静夏「て、鉄パイプ、確保しましたっ」
83:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 22:40:07.507 :klWp47tS0HLWN.net
エイラ「サーニャがそんな風に思っていてくれたナンテ……ちっとも気付かなかった……ご、ごめんよ……サーニャ……」
エイラ「私は……サーニャの唇を他の誰かに奪われるのが怖くて……」
エイラ「でも、自分から奪いにいく度胸が無いんダ……かっこ悪いところを見せちゃったナ……」
サーニャ「ううん。私の方こそ、エイラがこんなに取り乱すと思わなくて……」
ペリーヌ「互いに謝罪したところで何も進みませんわ。……まだ、サーニャさんへのキスの許可は消えてませんわよ」
エイラ「……!」
ペリーヌ「あなたはサーニャさんに降りかかる火の粉を払おうと躍起でしたけど」
ペリーヌ「あなた自身が火となって燃えて、サーニャさんに思いを伝えるのも悪くありませんわね」
エイラ「ペリーヌ……! そ、ソウダナ……ヨシ」
ペリーヌ「まったく……世話が焼けますわ」
エイラ「さ、サーニャ!」
サーニャ「うん」
エイラ「わ、私は……私は……!」
サーニャ「……」
エイラ「私は、サーニャが欲しい!!!」
サーニャ「……!」
エイラ「サーニャがそんな風に思っていてくれたナンテ……ちっとも気付かなかった……ご、ごめんよ……サーニャ……」
エイラ「私は……サーニャの唇を他の誰かに奪われるのが怖くて……」
エイラ「でも、自分から奪いにいく度胸が無いんダ……かっこ悪いところを見せちゃったナ……」
サーニャ「ううん。私の方こそ、エイラがこんなに取り乱すと思わなくて……」
ペリーヌ「互いに謝罪したところで何も進みませんわ。……まだ、サーニャさんへのキスの許可は消えてませんわよ」
エイラ「……!」
ペリーヌ「あなたはサーニャさんに降りかかる火の粉を払おうと躍起でしたけど」
ペリーヌ「あなた自身が火となって燃えて、サーニャさんに思いを伝えるのも悪くありませんわね」
エイラ「ペリーヌ……! そ、ソウダナ……ヨシ」
ペリーヌ「まったく……世話が焼けますわ」
エイラ「さ、サーニャ!」
サーニャ「うん」
エイラ「わ、私は……私は……!」
サーニャ「……」
エイラ「私は、サーニャが欲しい!!!」
サーニャ「……!」
85:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 22:45:12.624 :klWp47tS0HLWN.net
エイラ「サーニャが欲しい! 欲しいンダ! 今すぐキスしたい!」
エイラ「許可なんて無くってもいい、とにかくサーニャと触れ合いたいンダ! 無茶苦茶にしたい!」
エイラ「好きだ!!! サーニャ!!! 大好きダァーーー!!!」
芳佳「エイラさん……!」
エーリカ「そりゃ好きでしょうよ」
シャーリー「ちゃんと言えたじゃねえか」
ペリーヌ「聞けて良かったですわ」
エイラ「ミンナ、どうもナ」
エイラ「私、サーニャのこと好きだわ」
サーニャ「エイラ!」
ガシッ
エイラ「サーニャァァァ!」
チュッ
エイラ「サーニャが欲しい! 欲しいンダ! 今すぐキスしたい!」
エイラ「許可なんて無くってもいい、とにかくサーニャと触れ合いたいンダ! 無茶苦茶にしたい!」
エイラ「好きだ!!! サーニャ!!! 大好きダァーーー!!!」
芳佳「エイラさん……!」
エーリカ「そりゃ好きでしょうよ」
シャーリー「ちゃんと言えたじゃねえか」
ペリーヌ「聞けて良かったですわ」
エイラ「ミンナ、どうもナ」
エイラ「私、サーニャのこと好きだわ」
サーニャ「エイラ!」
ガシッ
エイラ「サーニャァァァ!」
チュッ
86:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 22:46:46.260 :pvjRpkei0HLWN.net
唐突な15やめろよわらう
87:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 22:50:20.328 :klWp47tS0HLWN.net
芳佳「わぁ~! おめでとう!」
リーネ「おめでとう!」
ペリーヌ「おめでとうございます」
バルクホルン「その、なんだ……めでたいな」
エーリカ「おめでとー!」
シャーリー「おめでとさん!」
ルッキーニ「うじゅぁー! オメデトー!」
静夏「お、おめでとうございます!」
パチパチパチパチパチパチ
芳佳「わぁ~! おめでとう!」
リーネ「おめでとう!」
ペリーヌ「おめでとうございます」
バルクホルン「その、なんだ……めでたいな」
エーリカ「おめでとー!」
シャーリー「おめでとさん!」
ルッキーニ「うじゅぁー! オメデトー!」
静夏「お、おめでとうございます!」
パチパチパチパチパチパチ
89:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 22:55:27.704 :klWp47tS0HLWN.net
ミーナ「ふぅ……やっと報告が終わった……みんな大丈夫かしら。エイラさんの様子も確認しないと……」
ガチャ
エイラ「サーニャ好きだァァァァ!」
サーニャ「私も……!」
チュッチュ ベロベロ
「「「 おめでとう! 」」」
パチパチパチパチ
ミーナ「…………えっ」
ミーナ「ふぅ……やっと報告が終わった……みんな大丈夫かしら。エイラさんの様子も確認しないと……」
ガチャ
エイラ「サーニャ好きだァァァァ!」
サーニャ「私も……!」
チュッチュ ベロベロ
「「「 おめでとう! 」」」
パチパチパチパチ
ミーナ「…………えっ」
91:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 23:00:01.994 :klWp47tS0HLWN.net
エイラ「スァァァァァニュウワァァァァァァ」
ブチュウウウ
ミーナ「ちょ、ちょっとエイラさん! あなた、どうしてここに……? どうして隔離部屋にいないの!?」
エーリカ「エイラがサーにゃんを想う熱い気持ちは、誰にも隔離できなかった――そういうことだよね」
ミーナ「どういうこと……!?」
エイラ「ズアアアアアアニャア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」
ベロベロベロベロ ムチュウウウウ
ミーナ「なっ、長すぎです! ルール違反だわ! 10秒以内じゃないと……!」
シャーリー「よしてくださいよ、ミーナ隊長。2人の間には、時間制限なんてありはしないのだから――」
バルクホルン「愛は、永遠なんだ――どんな時もな」
ルッキーニ「深い」
ミーナ「どういうことなの!?」
静夏(凄いっ、ネウロイと一切関係ないところでこんなドラマが……! さすがは501部隊、ついていけるように頑張ろう……!)
end
エイラ「スァァァァァニュウワァァァァァァ」
ブチュウウウ
ミーナ「ちょ、ちょっとエイラさん! あなた、どうしてここに……? どうして隔離部屋にいないの!?」
エーリカ「エイラがサーにゃんを想う熱い気持ちは、誰にも隔離できなかった――そういうことだよね」
ミーナ「どういうこと……!?」
エイラ「ズアアアアアアニャア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」
ベロベロベロベロ ムチュウウウウ
ミーナ「なっ、長すぎです! ルール違反だわ! 10秒以内じゃないと……!」
シャーリー「よしてくださいよ、ミーナ隊長。2人の間には、時間制限なんてありはしないのだから――」
バルクホルン「愛は、永遠なんだ――どんな時もな」
ルッキーニ「深い」
ミーナ「どういうことなの!?」
静夏(凄いっ、ネウロイと一切関係ないところでこんなドラマが……! さすがは501部隊、ついていけるように頑張ろう……!)
end
92:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 23:02:41.165 :pvjRpkei0HLWN.net
おつよくやった
93:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/10/31(土) 23:10:19.377 :PK7NYcFZaHLWN.net
ありがとうストライクウヰッチーズ
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