お嬢様「わたくしのお尻を拭けるんですわよ？
泣いて喜ぶべきでは？」

執事「きっと男の野郎は照れているのでございます、お嬢様」

お嬢様「アーなるほど！　合点がいきましたわ！」

男「うるせぇ、そんなわけあるか！」

お嬢様「照れなくたっていいのですわ。ほら、わたくしのロイヤル穴を拭きなさい」ﾌﾘﾌﾘ

男「……一応女の子なんだからケツふりふりすんな。たくっ」

ｺﾞｼｺﾞｼ　

お嬢様「あうっ！　ちょっとお待ちになって。
雑巾で拭いてますの！？」

男「あぁ」

お嬢様「野郎……！　わたくしのガラス細工のように繊細なケツになんてことを！」

執事「許せませんね、お嬢様」

お嬢様「えぇ、セバスチャン！」

お嬢様「わたくしのケツは尻セレブで拭きなさい！」

男「あん？　なんだって？」

お嬢様「尻セレブ！　お嬢様御用達のケツ拭きペーパーですわ！」

男「んなもんねぇよ！！」

お嬢様「な、なんと！！」

執事「貧乏人だとは思ってたが、尻セレブさえ持ってないとは！！」

お嬢様「尻セレブがないなら何でケツを拭いてますの！？　まさか、素手！？」

男「エリエールだよ馬鹿野郎ッ！」

お嬢様「エリエールとはなんですの？」

執事「確か、庶民用のペーパーです。国内シェア15%を誇る貧民の味方です」

お嬢様「へー、そんなのあるんですのね」

男「なんかムカつくなお前ら」

お嬢様「それはそれとして、男。貴方が雑巾で乱暴にっ……！
わたくしのケツを乱暴に扱ったから……っ！」

執事「許されざる暴挙です」

お嬢様「わたくしの……っ！　わたくしのケツが、第二波を……！
セカンドインパクトを放とうとしていますわ！！」

男「はぁ！？　お、おい待て待て！　トイレでやれって！！」

お嬢様「パターン、茶色！！　糞ですわ！！」ｾﾚﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾘﾌﾞﾘ！！

男「ああ！！　お前俺に何の恨みがあるんだよ！！」

お嬢様「男の野郎、なんか怒りだしてわたくし達を追い出しましたわ」

執事「度し難いですね、お嬢様」

お嬢様「えぇ。わたくしみたいに可愛くて素敵なレデーが遊びにきてあげたのに、なんですのあの態度」

アパートの大家「あッッ！　お嬢様！」

お嬢様「ごきげんよう」

執事「これはこれは、大家さん」

アパートの大家「また下水道管が詰まったんだよ！！
お前の仕業だろ！！」　

お嬢様「わたくしはただウンウンをしただけですわ」

執事「そうだぞ。お嬢様のプリンセスウンウンに耐えられない、このアパートの水道管に問題があるのだ」　

アパートの大家「ぐぅ……！」

お嬢様「家賃なら二倍でも三倍でも払いますから、許してくださいな」

執事「なんならこの伊東ライフ先生の同人誌もやる。
だからお嬢様を許して差し上げろ」

アパートの大家「ふん！　今日という今日は絶対許さんッ！」

お嬢様「ヤバイですわよ……ヤバイですわよ……！」

執事「お嬢様、こんなボロアパートこちらから出ていけばよいのでは？」

お嬢様「わたくしは男の隣の部屋に住みたいですの！！
お隣さんがいいんですのー！」ﾋﾞｯﾀﾝﾋﾞｯﾀﾝ！

アパートの大家「ふん、そんな一本釣りされたカツオみたいな動きしてもダメだ！」

お嬢様「男の部屋でウンウンを漏らすのは、すでにわたくしの人生の一部ですわ！！」

アパートの大家「お前ッ！　床が腐るだろ！！」

執事「だから、金ならいくらでも払うと言ってるだろう？」

アパートの大家「えぇい、金の問題ではない！！」

お嬢様「ぐぅ……！」

ｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙ……！

お嬢様「あうっ！　わたくし、急にお腹が……！」

執事「きっとストレスのせいだ！　貴様のせいだぞ！　大家さん！」

アパートの大家「なんだと！！　えぇい、分かった！　今日のところはもういい。
お布団であったかくして寝ろ！！」

お嬢様「行きましたわね」

執事「まったく、頑固なジジイでございますね」

お嬢様「しかし、このままではわたくしはこのボロアパートから追い出されてしまいますわ」

執事「糞男様にイタズラするだけなら、それもよいのでは？
近くに豪邸を建てて、そこからあの部屋に漏らしに行きましょう」

お嬢様「そ、それは……」

お嬢様「いや、ですわ……」

執事「何故ですか？　豪邸を自慢しつつ脱糞してやればさぞや糞男様は悔しがり、よりイタズラの効果も上がるかと」

お嬢様「だ、だってわたくし、男のお隣さんがいいんですもの」///

執事「？」

お嬢様「……男の隣が、いいんですの」ｷｬｯ

男「ハァー、あのどっかの金持ちらしい子……いつもいつも、なんで俺の部屋に漏らしに来るんだろ……」

男「別に嫌われるようなことしてねぇんだけどな」

ｺﾝｺﾝｺﾝ！　ｶﾞﾁｬ……！

お嬢様「男！」

男「ゲェッ！　お嬢様！！」

お嬢様「カレー作りすぎちゃった、ですわ！
ということで、お裾分けにきましたわよ〜！」

男「なに！　カレーだと！」

お嬢様「はい」ﾆｺｯ

男「絶対なんか入れてるだろ！」

お嬢様「失礼な！！」

お嬢様「なぜ、わたくしの善意を信じませんの？」

男「いっつもいっつもウンウンを漏らされてるこっちの身にもなってみろ！　まずイタズラを疑うわ！！」

お嬢様「ぐっ……！　だ、だって……イタズラって名目がなければ……あ、あなたのところに行けないもの」ﾎﾞｿｯ

男「あんだって？」

お嬢様「なんでもありませんわ！」ﾌﾟｲｯ

男「……」

お嬢様「……」ｼｮﾎﾞﾝ

男「ハァー、上がれよ。お嬢様」

お嬢様「っ！」ﾊﾟｱｯ

男「ただし、ウンウンはするなよ？」

お嬢様「分かりましたわ！！」ﾐﾁﾐﾁﾎﾞﾄﾝｯ

男「テメェ！！」

お嬢様「ご、ごめんなさいですわ！　つい、力んでしまいましたわ！」

お嬢様「嬉ションならぬ、嬉ウンですわ！！」

男「たくっ、なんの恨みがあるんだよ」

お嬢様「恨みなんてありませんわ。わたくしは、ただ……あなたに会いにきたかっただけですの」

男「……ハァ、やれやれだぜ」

男「別にウンウンでイタズラする照れ隠しなんかしなくたって、会いに来りゃいいだろ」

お嬢様「！」

男「漏らさなければ、その……歓迎するよ」

お嬢様「男ぉ……！」

ｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙ！

お嬢様「ハッ！　嬉しさのあまり、お腹が魔法陣グルグルしてきましたわ！！」

男「魔法陣は余計だろ！？」

お嬢様「パターン茶色！　糞ですわ！」

男「クソ……！」

お嬢様「えぇ、クソですわ！」

男「クソッタレ……！」

お嬢様「あ、大便に乗じて小便も出そうですわ」

男「なんだって！？」

お嬢様「これが本当の便乗ですわ！」

男「黙りねィ！！」

お嬢様「そ、そろそろ我慢の限界ですわ……！」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙｼﾞｮﾜ

男「ま、待て待て待て！」

お嬢様「男はどちらがお好みですの……？」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙｼﾞｮﾜ

男「どっちもお断りだ！！　だが、強いて言うなら、せめて被害が少ない方を漏らしてくれ！
小を捨てて大を取るぜ！」

お嬢様「小を捨てて大をとる」ﾐﾁﾐﾁﾎﾞﾄﾝｯ！

男「テメェ！！」

執事「いやぁー！　お嬢様の作るカレーは絶品でございます。
旨味が五臓六腑に染み渡ります！」

お嬢様「ありがとうセバスチャン。男、ほら、貴方も召し上がりなさい」

男「……」　

執事「お嬢様のカレーだぞ。心して食いねィ！！」

お嬢様「まだおかわりはあるのですわ」

男「テレビでも観るか……」ﾎﾟﾁｯ　

テレビ《大変です！　鹿児島に超大型のトルネードが発生しました！》

男「な……！」

お嬢様「トルネード？」

執事「異常気象でございますね」

美少女です。
今まで一番上手く描けた

ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ！

男「そ、そういえば……なんか風が強くなってきたな」

テレビ《付近の住民に、避難勧告が出されています！》

男「お、おい……このトルネードの行き先……うちらのアパートじゃねぇか！！」

執事「なんだと！？」

お嬢様「ですわ！？」

ｶﾞﾁｬ……！

アパートの大家「おい、三馬鹿！」

男「大家さん！」

アパートの大家「すぐここを出ろ……ニュースはもう観たろ」

男「あ、あぁ」

執事「このアパートでは、全壊確定だろうな」

アパートの大家「……避難所に早く行け」

お嬢様「……大家さんは？」

アパートの大家「……俺はあとから行く」

男「早くした方がいいですよ」

執事「さもなきゃトルネードでバラバラになってしまうのだ」

アパートの大家「分かってるさ」

アパートの大家「お別れ、か」
　
お嬢様「大家さん」

アパートの大家「な、なんだ、お嬢様。まだいたのか」

お嬢様「……」

――アパートの大家『えぇい、金の問題ではない！！』

お嬢様「……このアパート、貴方にとってもしかして大切なモノなのかしら」

アパートの大家「……ふん」

アパートの大家「死んだ女房の忘れ形見さ」

お嬢様「まあ」

アパートの大家「なんてことのない、よくある話だ。
子宝に恵まれなかった俺達夫婦は、まるで子供のようにここを大切にしてきたが……」

アパートの大家「ハハ、いかんな。感傷的になってしまった」

お嬢様「ここでアパートと心中するつもりかと思ってびびりましたわ」

アパートの大家「んなわけにはいかないだろ……」

お嬢様「……大家さん」

アパートの大家「どうした？　お嬢様。
早くお前も避難を……」

お嬢様「――わたくしが、このアパートを守りますわ！！」

アパートの大家「な、なー！　何言ってやがる！」

お嬢様「わたくし、本気ですわ！」

アパートの大家「大量のウンウンを撒き散らすことしか出来ないお前が、どうやってだ！」

お嬢様「そ、それは……」

アパートの大家「バカな事を言うな！　お前らは俺のアパートの住人なんだ！
お前らの安全に配慮する責任が俺にはある！」

アパートの大家「俺も準備を済ませたら避難する。
……気持ちだけで十分だよ。ありがとうな、お嬢様」ｽﾀｽﾀ……

お嬢様「……わたくし、諦めませんわよ！」

ｺﾞｫｫｵｵｵｵ！！

お嬢様「ムムッ！　目視できる距離まで……！」

お嬢様「で、でもなんて巨大なトルネードですの！
アレを止めるなんて……！」

お嬢様「確かに、わたくしはウンウンしか能のないお嬢様ですわ！
けど、けど……！」

お嬢様「大家さんの宝物、わたくしの部屋……そして、わたくしがいつも漏らす男の部屋もある！」

お嬢様「トルネードなんかに壊させやしないのですわ！」

ｻﾞｯ……！

？？「やれやれだぜ、まったくとんだお嬢様だよ」

？？「お嬢様、我々も一緒ですよ」

お嬢様「その声は！？」

男「――よう。気になるから戻ってみたら、大変なことしようとしてるみたいだな」

執事「――水臭いですよ、お嬢様。このセバスチャンもお手伝いします」

お嬢様「ふ、二人共ォ……！」

ｺﾞｫｫｵｵｵｵ！！

お嬢様「しかし、どうやってあんな巨大なトルネードを……」

執事「ふむ……」

男「俺達に使える手札は……クソ、そんなものあるわけ……」

お嬢様「クソ……ハッ、クソですわ！」

男「おいおい、こんな時に催したのか？」

お嬢様「いいえ、糞ですわよ。わたくしはウンウンだけは自信がある」

お嬢様「わたくしのウンウン技でトルネードを止める！！」

男「で、でもウンウンでどうやって！」

お嬢様「わたくしのウンウン技は以下の通りですわ！
こちらのフリップをご覧遊ばせ」

コロコロウンウン　消費UP　5
玉状の硬いウンウンを後方に放ちますわ。

ウンウンガトリング　消費UP　5
コロコロウンウンを高速発射ですわ。

ウンウン砲　消費UP　10
大量のウンウンを飛ばしますわ。

カチカチウンウン　消費UP　15
ウンウンを凝縮し、ダイヤモンドより硬いウンウンを精製しますわよ。

ウンウンベール　消費UP　20
ウンウンをとぐろ状に放出し続け、自分を覆いますわ。

ウンチッチソード　消費UP　5
カチカチウンウンの応用技ですわ。直腸の精妙なコントロールで、剣状のウンウンを精製しますわ。
切れ味抜群。追加効果で切った相手を破傷風に出来ますわよ。

ウンウン爆弾　消費UP　80
ウンウンを濃縮し、外側をカチカチウンウンで覆うことにより、強力なボムを精製しますわ。

お嬢様「以上ですわ！！」

男「トルネードを止めるには……」

男「……っ！　出来る！　ウンウンボムだ！」

お嬢様「ウンウンボムでどうやって……？」

執事「お嬢様、トルネードとは寒暖差で起きるモノです。
つまり、トルネードの中心でウンウン爆弾が爆発すれば……！
そのウンウン熱エネルギーで……！」

お嬢様「トルネードが、止められる……！」

ｺﾞｫｵｵｵォォオオオオオオオオ！！

お嬢様「ウンウンボム……！」

ﾐﾁﾐﾁ！！　ｺﾞﾄﾝｯ！！

男「そ、その黒い塊が……？」

お嬢様「……ウンウンボム。一回こっきりの超大技。
硬質ウンウンの中身は、大量のウンウンが圧縮されてますの」

執事「衝撃や時間差で大量のウンウン熱エネルギーを放出するウンウン爆弾だ」

男「ハハハ……とんだお嬢様だぜ」

お嬢様「よーし、参りますわよ！！」

男「でも、いったいどうやって中に……？」

執事「う、うむ……」

お嬢様「……男、セバスチャン」

お嬢様「……いっつもいっつも、おバカな事ばかりして、ウンウンを漏らすわたくしに優しくしてくれて……ありがとありがとですわ！」

男「な！　何言ってやがる！！」

執事「お、お嬢様……まさか！」

男「認めねぇ！　認めねぇぞ！　お前ばかり危ない目に……」

お嬢様「……まりねィ」

男「っ！」

お嬢様「お黙りねィ！！」

男「お嬢、様……」

お嬢様「これしか方法は……ないのですわ！」

お嬢様「ウンウンベール！！」

ﾐﾁﾐﾁｸﾙﾙﾙﾙﾝｯ

男「お嬢様の周りを、太いウンウンが回りだした！」

執事「ウンウンベールだ！　ま、まさかお嬢様！」

お嬢様「このウンウンベールはすべての攻撃を防ぐ。
このまま、ウンウン爆弾を抱えて、トルネードの中心へ走りますわ！」ﾀﾀﾀｯ

男「死ぬ気かよ！　お嬢様！」

執事「お戻りください！　お嬢様！」

お嬢様「……死にませんわよ」

お嬢様「わたくしの目的地は……みんなの笑顔。そして、ハッピーエンドですもの！」

ﾀﾀﾀｯ――

ｺﾞｫｫｵｵｵｵ！！

お嬢様「……これで、チェックメイトですわよ」

お嬢様「ウンウン爆弾、起動ッッ！」

ｶｯ――ｾﾚﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭ！！！！！！ﾌﾞﾂﾁﾁﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾁﾁﾁﾁﾌﾞﾘﾘｲﾘﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞｩｩｩｩｯｯｯ！！！！！！！

ﾁｭﾄﾞｫｵｵｵｵｵﾝ！！

男「うわっ！！　衝撃波とニオイがきたッ！」ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞｯｼｬｰﾝ！

執事「救命阿ッ！」ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞｯｼｬｰﾝ！

男「う、うぅ……」

執事「お嬢様は……？」

男「あ、あんな爆発の中心にいたんだ。さすがに……」

ｶﾞﾗｯ……！

？？「勝手にころさないでくださいな」

男&執事「っ！」

？？「まだ、わたくしは漏らしたりませんもの」

お嬢様「――あなたの部屋に、まだまだウンウンをしたいですもの」ﾆｺｯ

男「は、はは……バカヤロッ！　お前この……！」

執事「お嬢様ァ！　生きてたんですね！」

お嬢様「ふふ、ウンウンベールは強力なのですわ。賭けでしたけど……もう、UPもゼロ」

お嬢様「少しのウンウン出ませんわ。こうなったら、ただのエレガントな淑女ですわね」

男「お前……お前なぁ」

お嬢様「お、男……？　そんなに心配してくれたんですの？
いっつも、わたくしは部屋にウンウン漏らしにくるのに」

男「死んだかと……死んだかと思ったんだぞ……！」ｸﾞｯ

お嬢様「男……」ﾌﾞﾙｼﾞｮﾜｧ……！

ざわ、ざわ……！

執事「ムムッ！　あ、辺りに人だかりが……！」

「おい、なんかトルネード消えてね！？」

「ス、スゲェ……けど、辺り一面……」

「クソまみれだな！」

テレビリポーター「はい、ただいま現場から中継しております！
トルネードが突如謎の茶色い爆発と共に消えたと思ったら、辺り一面にウンウンが残されていて……」

お嬢様「う、うぅ！」

執事「くっ！　人がたくさん集まって……さらにテレビまで！！」

「おい、あのクソまみれの金髪縦ロールヘアーの女の子……クソまみれだぞ！」

「しかも、ニオイの発生源のような……」

「ま、まさかあの女の子がこんな大量のウンウンを！？」

男「……」

――ﾌﾞﾘｯ！！

お嬢様「え……？」

男「……」ﾌﾞﾘﾌﾞﾘ！

お嬢様「お、おとこ……？」

男「いやぁー、集まった皆さんすみません……トルネードを直視した恐怖で……」

ﾌﾞﾘﾌﾞﾘ！　ﾐﾁﾐﾁﾎﾞﾄﾝｯ

男「――この通り、漏らしてしまいました」ﾆｺｯ

ざわざわざわざわざわざわ！！

「え、えぇ！？」

「こ、この量を……な、なんて奴だ！」

「このニオイ、当分町に残るぞ！」

男「ハハハ……ビックリウンチーというやつです。
迷惑かけてしまって、ごめんなさい」

お嬢様「男……」ｸﾞｽﾝ

執事「男……」

お嬢様「（あぁ、これだから、わたくしは……）」

お嬢様「（男のことが、世界中の大好きを集めても足りないくらい……大好きなんですの！）」

お嬢様「男……」

男「あん？　なんだよ。　いやぁ、それにしても悪いね……お嬢さん。
俺のせいでクソまみれになっちゃってよ」

お嬢様「わたくし、わたくし……」

お嬢様「あ、あなたのことが！！」

ｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙ！

お嬢様「はうあっ！　嬉しさのあまりお腹が魔法陣グルグルしてきましたわ！」

男「魔法陣は余計だろ！？」

お嬢様「パターン茶色！　糞ですわ！！」

男「ま、待ちねィ！　ここで漏らしたら、俺がお前を庇った意味……」

お嬢様「出ますわっ！　ウンウンぶっぱなしますわ！！」ｾﾚﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭﾘｭ！！！！！！ﾌﾞﾂﾁﾁﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾁﾁﾁﾁﾌﾞﾘﾘｲﾘﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞｩｩｩｩｯｯｯ！！！！！！！

男「少しのウンウンも出ないんじゃなかったのかよッ！」

ざわざわざわざわ！！

「な、なんだあのクソの量……」

「でも、アイツらがトルネードを消して町を救ったんじゃね？」

「きっとそうだ！」

＼ワァァァァアアア！！／

テレビリポーター「とんだクソアベックの誕生です！！
町はこの二人が催したことにより、救われた模様です！！
現場からは以上でした！！」

ﾌﾟｰﾝ……！

お嬢様「今はまだ足りないかもしれない……けど、いつか……貴方との思い出を束ねてブーケにして……」

お嬢様「最後の一輪、勇気の花を一輪足して……貴方に伝えたい想いがありますの！」

男「ハァー……急にポエム作ってどうした？　まったく、台詞まで臭くなったらオシマイだぞ……！
まぁ、これからもよろしくな、お嬢様」ﾆｺｯ

お嬢様「……えぇ、男！」ﾆｺｯ

＼ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ！！／

そして――

アパートの大家「おい、野菜もしっかり食え！」

お嬢様「わたくしはエレガントでセレブリティなお嬢様ですので、お肉を食べますわ！」

執事「お嬢様、そっちのお肉もう煮えてますよ」

男「ハハハ、祝勝会にすき焼きか」

アパートの大家「それにしても、まったくお前ら！！　無事だったら良かったものを！
危ないことを……」

男「大家さん……」

お嬢様「……えへへ、みんなの大切な場所で……わたくしの大切な漏らしスポット。
貴方の奥様の遺した想いもある。
……トルネードなんかに吹き飛ばされていいはずありませんもの」

アパートの大家「……お嬢様」

お嬢様「今日咲かせた、わたくしのクソ花火は……天国の奥様に」

お嬢様「花代わりといったらアレですが」ﾆｺｯ

アパートの大家「……ありがとうな。みんな」

お嬢様「えっへん！」

アパートの大家「だがッ！　ウンウンを漏らすのはダメだぞ！」

お嬢様「なんですって！？」ﾐﾁﾐﾁﾎﾞﾄﾝｯ！

アパートの大家「言ったそばからお前なッ！」

お嬢様「も一つおまけにッ！」ﾐﾁﾐﾁﾎﾞﾄﾝｯ！

アパートの大家「なんだお前！！　漏らすたびに、バツとしてアパート先の掃除をしてもらうぞ！」

お嬢様「そ、そんなぁ〜……ですわ」

男「ハハハ、自業自得だ」

執事「私も手伝ってあげますから」

お嬢様「トホホ……ウンウンを漏らすのはもうコリゴリですわ〜！！」

―FIN―

見てくれてありがとう！したらな！https://twitter.com/YUUKUN_damarine?s=09
(deleted an unsolicited ad)

お嬢様描けたの！

決め台詞お嬢様描いたなの