センコー「良いから立てよ！」

僕「拒否する」

センコー「みんなすまんな。こいつが漫画出すまで授業せんから。」

僕「地方公務員法」

センコー「あ？」

僕「職務専念義務違反で教育委員会に通報するから」

センコー「は、は？お前が悪いんだろ？」

僕「僕は普通に授業受けてましたよ」

センコー「漫画読んでたの知ってんだよ！！」

僕「証拠ないんですよね」

センコー「だからボディチェックさせろよ」

僕「任意なら拒否します」

センコー「強制だよ。立て！！」

僕「国民の三代義務」

センコー「あぁ！？」

僕「教育を受けさせる義務って憲法で制定されている」

センコー「お前が風紀を乱してんだろ！」

僕「はやく授業しないと今すぐ教育委員会に連絡する」

センコー「あぁ！！！もういい！！廊下に立ってろ！」

僕「学校教育法」

センコー「何だよさっきから」

僕「体罰は禁止されている。それすら知らんのか」

センコー「ぐっ…これは教育だよ」

僕「授業中断から10分ですね」

センコー「だから？」

僕「」スマホ取り出す

…「もしもし？今職務専念義務違反の教師がいるので通報します」

センコー「待て！！」

僕「〇〇小学校の池田という教師です」

センコー「あぁ…アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

僕「なーんてね。僕が電話したのは教育委員会じゃないよ」

センコー「え？」

僕「裁判所だよ」

センコー「…終わった」

僕「何でこうなるまで謝れないかねぇ｣ﾆﾔﾆﾔ

センコー「…ころす」

僕「声が小さくて聞こえないよw」

センコー「殺してやるよ！！」

──────ﾄﾞｱ｢ｶﾞﾁｬ」

裁判長「裁判長だ。通報を受けて駆けつけた」

僕「この男です。地方公務員法、憲法及び学校教育法に違反しています。あっ脅迫もしてたので刑法も違反してますね」

裁判長「捕まえろ」

裁判官「ハッ！」

センコー「や、やめろおおおおおお」

裁判長「ありがとうね君。また裁判の日程は追って連絡するよ」

僕「ああ。いつも通り"よろしく"頼むよ」

裁判長「恐ろしいガキだ」

僕「良いのかい？そんなこと言って」

裁判長「ははは、冗談だよ」

僕「あぁ！？｣ｷﾞﾝｯ

裁判長「す、すまん｣ｱｾｱｾ

僕「さっさと連れていけ」

裁判長「分かった。ほら早く戻るぞ！」

裁判官｢ハッ｣ﾀｯﾀｯﾀｯ

僕「ふぅこれでゆっくり漫画が読める」

女子達(カッコいい…)

男子「ヤッホー！最高だな岩下！」「お前が居てくれて最高のクラスだ！」

僕(やれやれ漫画が読みたかっただけなのに)