1:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 18:00:12.576 :Qkk8H3H/0.net
イケメン「じゃ、さっそくご飯を一口食べて」パクッ
女「へ?」
イケメン「白米のオカズに人間の女を喰うのが最高なんだよなァ!!!」グワッ
女「ひっ!」
イケメン「骨ごと喰ってやるよォ!!!」
女「やだ、どうしよう……」
男「そこまでだ!」バッ
イケメン「!」
イケメン「じゃ、さっそくご飯を一口食べて」パクッ
女「へ?」
イケメン「白米のオカズに人間の女を喰うのが最高なんだよなァ!!!」グワッ
女「ひっ!」
イケメン「骨ごと喰ってやるよォ!!!」
女「やだ、どうしよう……」
男「そこまでだ!」バッ
イケメン「!」
6:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 18:03:23.172 :Qkk8H3H/0.net
イケメン「なんだ人間、俺とやり合うつもりかァ?」
男「ああ、そのつもりだ」
イケメン「映画のヒーロー気取りか? ならお前から喰ってやる!」グワッ
ドンッ!
イケメン「ぐあっ……!」
男「この対ヒトクイ用の銃なら、お前らにもダメージを与えられる」
イケメン「お前、まさか“ハンター”かぁぁ……」
イケメン「なんだ人間、俺とやり合うつもりかァ?」
男「ああ、そのつもりだ」
イケメン「映画のヒーロー気取りか? ならお前から喰ってやる!」グワッ
ドンッ!
イケメン「ぐあっ……!」
男「この対ヒトクイ用の銃なら、お前らにもダメージを与えられる」
イケメン「お前、まさか“ハンター”かぁぁ……」
7:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 18:06:12.822 :Qkk8H3H/0.net
イケメン「ウガァァァァァッ!!!」
ドンッ! ドンッ! ドンッ!
イケメン「いでぇよ! いでぇぇぇぇぇ!」グネグネ
男(トドメは……脳天にブチ込む!)
ドンッ!
イケメン「う……ぎゃぁぁぁぁぁ……」シュゥゥゥゥ…
男「大したことなかったな……せいぜい下級ヒトクイってところか」
イケメン「ウガァァァァァッ!!!」
ドンッ! ドンッ! ドンッ!
イケメン「いでぇよ! いでぇぇぇぇぇ!」グネグネ
男(トドメは……脳天にブチ込む!)
ドンッ!
イケメン「う……ぎゃぁぁぁぁぁ……」シュゥゥゥゥ…
男「大したことなかったな……せいぜい下級ヒトクイってところか」
10:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 18:09:18.197 :Qkk8H3H/0.net
男「大丈夫?」
女「あ、ありがとう」
男「それじゃ、俺はこれで」
女「待って!」
男「!」
女「こんな目にあって怖いの……。私の家この近くだし、家に来ない?」
男「そうさせてもらおうかな」
男「大丈夫?」
女「あ、ありがとう」
男「それじゃ、俺はこれで」
女「待って!」
男「!」
女「こんな目にあって怖いの……。私の家この近くだし、家に来ない?」
男「そうさせてもらおうかな」
13:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 18:13:09.631 :Qkk8H3H/0.net
―女の家―
男「さっきの化け物について知りたいかい?」
女「うん……」
男「あれはヒトクイっていって、文字通り人を喰らう化け物さ」
男「人に化け、人間社会に溶け込み、時として人を喰らう」
女「まあ怖い……」
男「俺の家族もヒトクイに喰われてしまった……だから俺はハンターになったんだ」
女「仇討ちというわけね」
―女の家―
男「さっきの化け物について知りたいかい?」
女「うん……」
男「あれはヒトクイっていって、文字通り人を喰らう化け物さ」
男「人に化け、人間社会に溶け込み、時として人を喰らう」
女「まあ怖い……」
男「俺の家族もヒトクイに喰われてしまった……だから俺はハンターになったんだ」
女「仇討ちというわけね」
14:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 18:16:44.203 :Qkk8H3H/0.net
男「人間はあらゆる動植物を食べる。生態系の頂点にあるといっていい」
男「だけどヒトクイはそんな人間を食べる。奴らこそ生態系の頂点だと主張する人もいる」
男「だけど、俺はそうは思わない!」
女「そうよ、その通り!」
男「対ヒトクイの銃さえあれば、さっきみたいに打ち倒すこともできる!」
女「うん、あんなにあっさり倒せたもの。全然天敵じゃないわ!」
男「ただ、さっきのは下級ヒトクイだった。本当に倒さなきゃならないのは中級や上級なんだけどね」
男「人間はあらゆる動植物を食べる。生態系の頂点にあるといっていい」
男「だけどヒトクイはそんな人間を食べる。奴らこそ生態系の頂点だと主張する人もいる」
男「だけど、俺はそうは思わない!」
女「そうよ、その通り!」
男「対ヒトクイの銃さえあれば、さっきみたいに打ち倒すこともできる!」
女「うん、あんなにあっさり倒せたもの。全然天敵じゃないわ!」
男「ただ、さっきのは下級ヒトクイだった。本当に倒さなきゃならないのは中級や上級なんだけどね」
17:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 18:19:03.719 :Qkk8H3H/0.net
女「ハンターは他にもいるの?」
男「もちろんいる。だけど、数は少ないし全国に散らばってて、とてもチームプレーは期待できない」
男「どこにいるともしれない化け物に一人で立ち向かう、孤独な仕事だよ」
女「だったら……私が支えになれないかな」
男「え?」
女「孤独に戦うあなたの支えになりたい……その方があなたのためにもなると思うの。ね、いいでしょ?」
男「う、うん」
男(こんな話断るべきだけど……なぜか断れなかった……)
女「ハンターは他にもいるの?」
男「もちろんいる。だけど、数は少ないし全国に散らばってて、とてもチームプレーは期待できない」
男「どこにいるともしれない化け物に一人で立ち向かう、孤独な仕事だよ」
女「だったら……私が支えになれないかな」
男「え?」
女「孤独に戦うあなたの支えになりたい……その方があなたのためにもなると思うの。ね、いいでしょ?」
男「う、うん」
男(こんな話断るべきだけど……なぜか断れなかった……)
21:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 18:23:19.314 :Qkk8H3H/0.net
数日後――
―レストラン―
男「こんな風に誰かと食事するなんて久しぶりだよ」
女「私も!」
女「ところで、ヒトクイには下級中級上級があるっていってたじゃない? それぞれどんな奴なの?」
男「多分想像つくだろうけど、下級から上がっていくにつれ、どんどん手強くなる」
男「しかも知能も高くなり、人間に化けるのも上手になる」
男「正直いって、上級にはお目にかかったことないんだ。どれだけ強いか見当もつかない」
女「この間の下級ヒトクイも、十分怖かったのに……」
数日後――
―レストラン―
男「こんな風に誰かと食事するなんて久しぶりだよ」
女「私も!」
女「ところで、ヒトクイには下級中級上級があるっていってたじゃない? それぞれどんな奴なの?」
男「多分想像つくだろうけど、下級から上がっていくにつれ、どんどん手強くなる」
男「しかも知能も高くなり、人間に化けるのも上手になる」
男「正直いって、上級にはお目にかかったことないんだ。どれだけ強いか見当もつかない」
女「この間の下級ヒトクイも、十分怖かったのに……」
23:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 18:27:19.068 :Qkk8H3H/0.net
男「ただし、これだけはいえる」
男「下級をいくら倒しても意味がない。倒すなら上級じゃないとってね」
女「どうして?」
男「なぜなら上級ヒトクイはランクが下のヒトクイを従えてることが多い。組織的な人喰いができる」
男「しかも恐るべき戦闘能力を持ち、その気になれば村単位町単位の被害を出すことも可能らしい」
男「それに比べて、下級ヒトクイによる被害はせいぜい人間の通り魔レベル……」
男「上級を倒さなきゃ意味がないってことが分かるだろ?」
女「うん……だけど会うことってできそう?」
男「上級ヒトクイに会う方法はただ一つ。地道にヒトクイハントを続けるしかない」
男「そうすれば“このハンターは危険だ”と判断し、必ず仕掛けてくるはずだからね」
女「そうなるといいね……」
男「ただし、これだけはいえる」
男「下級をいくら倒しても意味がない。倒すなら上級じゃないとってね」
女「どうして?」
男「なぜなら上級ヒトクイはランクが下のヒトクイを従えてることが多い。組織的な人喰いができる」
男「しかも恐るべき戦闘能力を持ち、その気になれば村単位町単位の被害を出すことも可能らしい」
男「それに比べて、下級ヒトクイによる被害はせいぜい人間の通り魔レベル……」
男「上級を倒さなきゃ意味がないってことが分かるだろ?」
女「うん……だけど会うことってできそう?」
男「上級ヒトクイに会う方法はただ一つ。地道にヒトクイハントを続けるしかない」
男「そうすれば“このハンターは危険だ”と判断し、必ず仕掛けてくるはずだからね」
女「そうなるといいね……」
24:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 18:30:25.305 :Qkk8H3H/0.net
男「ただ一つ腑に落ちないのは……上級ヒトクイが本当にそれだけの化け物なら」
男「もっと堂々と暴れてもいい気がするけど……」
女「さっきから気になってたけど、トマト食べないの?」
男「あ……昔からどうも苦手でね。血みたいで昔を思い出してしまうんだ」
女「あ、ご家族のこと……」
男「うん……もう大人なのに情けない話だよ」
女「気にしないで、好き嫌いがあるのは私も同じだから。こう見えて結構偏食なの」
男「そのわりに、全部綺麗に平らげてるけど……」
男「ただ一つ腑に落ちないのは……上級ヒトクイが本当にそれだけの化け物なら」
男「もっと堂々と暴れてもいい気がするけど……」
女「さっきから気になってたけど、トマト食べないの?」
男「あ……昔からどうも苦手でね。血みたいで昔を思い出してしまうんだ」
女「あ、ご家族のこと……」
男「うん……もう大人なのに情けない話だよ」
女「気にしないで、好き嫌いがあるのは私も同じだから。こう見えて結構偏食なの」
男「そのわりに、全部綺麗に平らげてるけど……」
25:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 18:33:35.409 :Qkk8H3H/0.net
男「!」ピクッ
男「ヒトクイの気配だ……」
女「え、分かるの?」
男「ハンター歴はそこそこ長いからね。支払いはこれでやっておいて。俺はすぐ討伐に向かう!」ダッ
女「あっ……気をつけてね!」
男「ヒトクイを全滅させるまでは死ねないよ!」
男「!」ピクッ
男「ヒトクイの気配だ……」
女「え、分かるの?」
男「ハンター歴はそこそこ長いからね。支払いはこれでやっておいて。俺はすぐ討伐に向かう!」ダッ
女「あっ……気をつけてね!」
男「ヒトクイを全滅させるまでは死ねないよ!」
27:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 18:36:38.478 :Qkk8H3H/0.net
―裏通り―
バクバク… ムシャムシャ…
中年「ふぅー……」ペロリ
学生A「ひ、ひいい……!」
学生B「酔っ払って絡んでしまってすいませんでした! 許して下さい!」
中年「久々に人間喰うとやっぱうめえな~、さて残り二人……どうやって喰うか」
中年「一人は丸飲み、もう一人はバラバラにして……」
ドンッ!
中年「ぐっ!?」
―裏通り―
バクバク… ムシャムシャ…
中年「ふぅー……」ペロリ
学生A「ひ、ひいい……!」
学生B「酔っ払って絡んでしまってすいませんでした! 許して下さい!」
中年「久々に人間喰うとやっぱうめえな~、さて残り二人……どうやって喰うか」
中年「一人は丸飲み、もう一人はバラバラにして……」
ドンッ!
中年「ぐっ!?」
28:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 18:39:23.867 :Qkk8H3H/0.net
男「君たち、早く逃げろ!」
学生A「あ、あああ……」
学生B「ひえええっ!」
タタタタッ…
中年「食事の邪魔しやがって……。お前、もしかしてハンターか?」
男「ああ、そうだ」
中年「おもしれえ、勝負といこうじゃねえか!」グワッ
男「君たち、早く逃げろ!」
学生A「あ、あああ……」
学生B「ひえええっ!」
タタタタッ…
中年「食事の邪魔しやがって……。お前、もしかしてハンターか?」
男「ああ、そうだ」
中年「おもしれえ、勝負といこうじゃねえか!」グワッ
29:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 18:42:31.438 :Qkk8H3H/0.net
ドゴォンッ!
パラパラ…
中年「惜しい」
男「……!」
男(今のパンチ、なんて破壊力だ!)スチャッ
ドンッ! ドンッ! ドンッ!
中年「おうっ! ヒトクイ用の銃ってやつか……なかなか痛いねえ」
男(イケメンとは明らかに格が違う……中級ヒトクイか!)
ドゴォンッ!
パラパラ…
中年「惜しい」
男「……!」
男(今のパンチ、なんて破壊力だ!)スチャッ
ドンッ! ドンッ! ドンッ!
中年「おうっ! ヒトクイ用の銃ってやつか……なかなか痛いねえ」
男(イケメンとは明らかに格が違う……中級ヒトクイか!)
34:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 18:45:36.065 :Qkk8H3H/0.net
中年「そらぁ!」ブンッ
ドゴォッ!
男「がっ……!」メキメキ…
中年「いい反応だ。並みの人間なら、内臓潰れてるとこだが骨だけか」
男「ぐっ、ゲボッ……」
中年「さあて、ディナータイムだ……。バクッといって、何百回も咀嚼してやるよォ!」グワッ
男(今だッ!)
中年「そらぁ!」ブンッ
ドゴォッ!
男「がっ……!」メキメキ…
中年「いい反応だ。並みの人間なら、内臓潰れてるとこだが骨だけか」
男「ぐっ、ゲボッ……」
中年「さあて、ディナータイムだ……。バクッといって、何百回も咀嚼してやるよォ!」グワッ
男(今だッ!)
35:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 18:48:12.080 :Qkk8H3H/0.net
男(その開いた口の一ヶ所だけに――)
ドンッ!
男(集中砲火!)
ドンッ! ドンッ! ドンッ!
中年「てめ……! 狙ってた、な……」
男「貫け!!!」
ドンッ!
中年「ぐは……!」ドザッ
男(その開いた口の一ヶ所だけに――)
ドンッ!
男(集中砲火!)
ドンッ! ドンッ! ドンッ!
中年「てめ……! 狙ってた、な……」
男「貫け!!!」
ドンッ!
中年「ぐは……!」ドザッ
37:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 18:51:14.598 :Qkk8H3H/0.net
中年「ぐ……まさ、か……人間ごとき、に……」
男「はぁ、はぁ、はぁ……」
中年「中級ヒトクイ……である、俺が……」
男(やはり中級だったか)
中年「だが、俺如きに……手こずる、ようじゃ……あの人には絶対勝てねえ……」
男「あの人?」
中年「決まって……るだろ。ここらを仕切る、上級ヒトクイ様、さ……」ガクッ
男「……!」
中年「ぐ……まさ、か……人間ごとき、に……」
男「はぁ、はぁ、はぁ……」
中年「中級ヒトクイ……である、俺が……」
男(やはり中級だったか)
中年「だが、俺如きに……手こずる、ようじゃ……あの人には絶対勝てねえ……」
男「あの人?」
中年「決まって……るだろ。ここらを仕切る、上級ヒトクイ様、さ……」ガクッ
男「……!」
41:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 18:54:40.642 :Qkk8H3H/0.net
女「大丈夫!?」
男「ああ、なんとかね……ただ……」
女「ただ?」
男「俺はついにヒトクイサイドを怒らせちゃったのかもしれない」
女「どういうこと?」
男「近いうち、俺は上級ヒトクイと遭遇するだろう。こいつに予告されてしまった」
女「!」
男「だが、こういうのは待ちに回ったら不利だ。俺から何とか敵を見つけ出してみせる!」
女「うん、私も手伝う!」
男「探すのはいいが、絶対手は出すなよ」
女「大丈夫!?」
男「ああ、なんとかね……ただ……」
女「ただ?」
男「俺はついにヒトクイサイドを怒らせちゃったのかもしれない」
女「どういうこと?」
男「近いうち、俺は上級ヒトクイと遭遇するだろう。こいつに予告されてしまった」
女「!」
男「だが、こういうのは待ちに回ったら不利だ。俺から何とか敵を見つけ出してみせる!」
女「うん、私も手伝う!」
男「探すのはいいが、絶対手は出すなよ」
43:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 18:58:05.996 :Qkk8H3H/0.net
それから――
男「喰らえッ!」ドンッ!
青年「うぎゃあっ!」
ドサッ…
青年「グ、ギギ……」シュゥゥ…
男「この手応え、下級ヒトクイか」
それから――
男「喰らえッ!」ドンッ!
青年「うぎゃあっ!」
ドサッ…
青年「グ、ギギ……」シュゥゥ…
男「この手応え、下級ヒトクイか」
45:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 19:01:23.750 :Qkk8H3H/0.net
女「どうだった?」
男「ダメだった。下級を一匹討伐できただけだったよ」
女「それと、このニュース見て。この近くであった事件なんだけど……」
男「!」
男(ある一家が全員凄惨な殺され方をした、だと……。まるで熊にでも襲われたように……)
男「こんな手口、ヒトクイ以外に考えられない! 許せない、絶対討伐してやる!」
女「そうだよ、絶対上級ヒトクイを見つけよう!」
女「どうだった?」
男「ダメだった。下級を一匹討伐できただけだったよ」
女「それと、このニュース見て。この近くであった事件なんだけど……」
男「!」
男(ある一家が全員凄惨な殺され方をした、だと……。まるで熊にでも襲われたように……)
男「こんな手口、ヒトクイ以外に考えられない! 許せない、絶対討伐してやる!」
女「そうだよ、絶対上級ヒトクイを見つけよう!」
47:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 19:04:14.160 :Qkk8H3H/0.net
ある夜――
男(どこだ……どこにいるんだ、ヒトクイ)
少女「あ、あの……」
男「!?」ビクッ
少女「きゃっ!」
男「あ、ごめん……なにか用かい?」
少女「これを渡してくれって頼まれたの……怖い人たちに」
男「手紙……?」
ある夜――
男(どこだ……どこにいるんだ、ヒトクイ)
少女「あ、あの……」
男「!?」ビクッ
少女「きゃっ!」
男「あ、ごめん……なにか用かい?」
少女「これを渡してくれって頼まれたの……怖い人たちに」
男「手紙……?」
49:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 19:07:23.598 :Qkk8H3H/0.net
女「え、『廃工場に来い』?」
男「ああ、おそらく……というか間違いなくヒトクイからの挑戦状だ。もちろん俺は受けて立つつもりだ」
女「私も――」
男「絶対ダメだ!!!」
女「!」
男「もし俺が一時間経っても戻ってこなかったら、君はどこか遠くに逃げろ」
男「いいね!」
女「うん……死なないでね。あなたは私に必要な人だから……」
女「え、『廃工場に来い』?」
男「ああ、おそらく……というか間違いなくヒトクイからの挑戦状だ。もちろん俺は受けて立つつもりだ」
女「私も――」
男「絶対ダメだ!!!」
女「!」
男「もし俺が一時間経っても戻ってこなかったら、君はどこか遠くに逃げろ」
男「いいね!」
女「うん……死なないでね。あなたは私に必要な人だから……」
52:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 19:10:23.697 :Qkk8H3H/0.net
―廃工場―
男「……」ザッ
男「いかにも、決闘の舞台って感じの工場だな」
男「おい、来てやったぞ! 出てこい!」
ヒトクイA「来たか」
ヒトクイB「ククク……」
ヒトクイC「ケケケ……」
男「いきなり化け物姿でご登場かい」
ヒトクイA「この方が実力を発揮できるものでな」
―廃工場―
男「……」ザッ
男「いかにも、決闘の舞台って感じの工場だな」
男「おい、来てやったぞ! 出てこい!」
ヒトクイA「来たか」
ヒトクイB「ククク……」
ヒトクイC「ケケケ……」
男「いきなり化け物姿でご登場かい」
ヒトクイA「この方が実力を発揮できるものでな」
55:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 19:13:16.824 :Qkk8H3H/0.net
ヒトクイA「やれ」
ヒトクイB「キエエエッ!」グワッ
ヒトクイC「ケケケーッ!」グワッ
ドンッ! ドンッ!
ドザザッ…
ヒトクイA「下級程度では相手にもならんか」
男「銃を改良したし、この短期間でだいぶ腕を上げたもんでね」
ヒトクイA「やれ」
ヒトクイB「キエエエッ!」グワッ
ヒトクイC「ケケケーッ!」グワッ
ドンッ! ドンッ!
ドザザッ…
ヒトクイA「下級程度では相手にもならんか」
男「銃を改良したし、この短期間でだいぶ腕を上げたもんでね」
56:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 19:16:17.495 :Qkk8H3H/0.net
ヒトクイA「ならば、俺が相手になろう!」
ヒトクイA「ぜあああっ!」
ブオンッ! シュバッ!
男(速い! だが――)
ヒトクイA「ぬんっ!」
ブオンッ! ビシュッ…
男「!」
男(なんて鋭い攻撃! わずかなミスで首が飛ぶ! だけど落ちついていられる……)
ヒトクイA「ならば、俺が相手になろう!」
ヒトクイA「ぜあああっ!」
ブオンッ! シュバッ!
男(速い! だが――)
ヒトクイA「ぬんっ!」
ブオンッ! ビシュッ…
男「!」
男(なんて鋭い攻撃! わずかなミスで首が飛ぶ! だけど落ちついていられる……)
58:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 19:19:23.735 :Qkk8H3H/0.net
男「そこだッ!」
ドンッ! ドンッ! ドンッ!
ヒトクイA「ぐおおっ……!」
ヒトクイA「人間、めえ……」
ドザッ…
男(脳天への集中砲火で倒せた……。だが、こいつの強さはせいぜいこの間の中年ぐらい……)
「あーらら、こいつらじゃ無理か。いけると思ったんだけどな」
男「!」バッ
男「そこだッ!」
ドンッ! ドンッ! ドンッ!
ヒトクイA「ぐおおっ……!」
ヒトクイA「人間、めえ……」
ドザッ…
男(脳天への集中砲火で倒せた……。だが、こいつの強さはせいぜいこの間の中年ぐらい……)
「あーらら、こいつらじゃ無理か。いけると思ったんだけどな」
男「!」バッ
59:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 19:22:23.791 :Qkk8H3H/0.net
男「君は……!」
少女「さっきはどうも。招待に応えてくれてありがと」
男「まさか……まさか!」
少女「そ、あたしがあなたのお目当て。上級ヒトクイってやつ」
少女「下級や中級がいくら殺されようとかまやしないんだけど、ハンターに好き放題されるのもシャクだしね」
少女「この姿に似合わない重い腰を上げて、出向いてあげたのよ」
男「くっ!」バッ
男「君は……!」
少女「さっきはどうも。招待に応えてくれてありがと」
男「まさか……まさか!」
少女「そ、あたしがあなたのお目当て。上級ヒトクイってやつ」
少女「下級や中級がいくら殺されようとかまやしないんだけど、ハンターに好き放題されるのもシャクだしね」
少女「この姿に似合わない重い腰を上げて、出向いてあげたのよ」
男「くっ!」バッ
60:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 19:26:22.179 :Qkk8H3H/0.net
少女「ここで特別サービス」
男「?」
少女「あたしにたどり着いたご褒美に10秒間、無抵抗でいてあげる。さ、お好きにどうぞ」
男「……!」
男「ナメるなッ!!!」
ドンッ! ドンッ! ドンッ! ドンッ! ドンッ! ドンッ! ドンッ! ドンッ! ドンッ! ドンッ!
シュゥゥゥゥ…
男(全弾、頭めがけて撃ったが……)
少女「もう終わり?」ニヤッ
男「効いてない!?」
少女「ここで特別サービス」
男「?」
少女「あたしにたどり着いたご褒美に10秒間、無抵抗でいてあげる。さ、お好きにどうぞ」
男「……!」
男「ナメるなッ!!!」
ドンッ! ドンッ! ドンッ! ドンッ! ドンッ! ドンッ! ドンッ! ドンッ! ドンッ! ドンッ!
シュゥゥゥゥ…
男(全弾、頭めがけて撃ったが……)
少女「もう終わり?」ニヤッ
男「効いてない!?」
61:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 19:29:16.000 :Qkk8H3H/0.net
少女「じゃ、今度はこっちから……かるーくね」
ブオンッ!
男「わあっ!」サッ
ドゴォォォォォン! ガラガラガラ…
少女「アハッ、工場がメッチャクチャ。廃工場じゃなきゃ大惨事だね」
男「……!(たかが素振りで……工場が半壊した……。まるで兵器……)」
男(俺は思い違いをしてた……。上級は中級より一段強い程度の認識だった)
男(だが……上級ヒトクイはケタ違いすぎる!)
少女「じゃ、今度はこっちから……かるーくね」
ブオンッ!
男「わあっ!」サッ
ドゴォォォォォン! ガラガラガラ…
少女「アハッ、工場がメッチャクチャ。廃工場じゃなきゃ大惨事だね」
男「……!(たかが素振りで……工場が半壊した……。まるで兵器……)」
男(俺は思い違いをしてた……。上級は中級より一段強い程度の認識だった)
男(だが……上級ヒトクイはケタ違いすぎる!)
62:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 19:32:18.296 :Qkk8H3H/0.net
少女「だけど、いい腕だね。撫でてあげる」
ボキッ
男「あぎゃああああああっ!!!」
少女「もっろーい。まるで豆腐みたい」クスクス
男(右が使えなくても左腕でッ!)
ドンッ!
少女「だーかーら無駄だって」
男「くっ!」
少女「じゃ、そろそろ食べちゃおっかな。丸めてこねて、お団子にしてあげる」
男(ここまでか……!)
少女「だけど、いい腕だね。撫でてあげる」
ボキッ
男「あぎゃああああああっ!!!」
少女「もっろーい。まるで豆腐みたい」クスクス
男(右が使えなくても左腕でッ!)
ドンッ!
少女「だーかーら無駄だって」
男「くっ!」
少女「じゃ、そろそろ食べちゃおっかな。丸めてこねて、お団子にしてあげる」
男(ここまでか……!)
63:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 19:35:14.145 :Qkk8H3H/0.net
女「そこまでよ!」
男「!」
女「って、私を助けてくれた時のあなたみたいな台詞吐いちゃった」
男「なんで来た! 逃げろ、逃げてくれ!」
女「ありがとう。おかげで目当ての獲物に出会うことができたわ」
少女「なに、あんた?」
男「!」
男(もしかして、彼女もハンターだったのか!? 俺よりずっとレベルが上の……!)
女「そこまでよ!」
男「!」
女「って、私を助けてくれた時のあなたみたいな台詞吐いちゃった」
男「なんで来た! 逃げろ、逃げてくれ!」
女「ありがとう。おかげで目当ての獲物に出会うことができたわ」
少女「なに、あんた?」
男「!」
男(もしかして、彼女もハンターだったのか!? 俺よりずっとレベルが上の……!)
64:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 19:38:17.211 :Qkk8H3H/0.net
女「まだ分からない?」
少女「は?」
女「私はあんたが工場をぶっ壊したとこを見て、なお平然としてるのよ」
少女「――!」ハッ
少女「ひいいいいいいっ!!!」ダッ
女「残念。視界に入った時点でもうアウトなのよ。逃がすわけないでしょ」ヒュッ
ガシッ!
女「つーかまえた」
少女「うぎゃあああああっ! はなせえええええっ!」
男(何が起こってるんだ……!?)
女「まだ分からない?」
少女「は?」
女「私はあんたが工場をぶっ壊したとこを見て、なお平然としてるのよ」
少女「――!」ハッ
少女「ひいいいいいいっ!!!」ダッ
女「残念。視界に入った時点でもうアウトなのよ。逃がすわけないでしょ」ヒュッ
ガシッ!
女「つーかまえた」
少女「うぎゃあああああっ! はなせえええええっ!」
男(何が起こってるんだ……!?)
65:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 19:38:45.152 :V1gSud/lr.net
wktk
69:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 19:41:29.403 :Qkk8H3H/0.net
少女「頼む! お願い! 見逃してっ!」
女「あなた、そうやって人間に命乞いされて見逃したことあった? ないよね?」
少女「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい!」
女「じゃ、いただきます」
少女「やだ……やめ……」
グバァ…
うぎゃぁぁぁぁぁ……!!!
バリボリ… メキメキ…
少女「頼む! お願い! 見逃してっ!」
女「あなた、そうやって人間に命乞いされて見逃したことあった? ないよね?」
少女「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい!」
女「じゃ、いただきます」
少女「やだ……やめ……」
グバァ…
うぎゃぁぁぁぁぁ……!!!
バリボリ… メキメキ…
70:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 19:45:35.294 :Qkk8H3H/0.net
女「あー、おいしかった!」ペロリ
男(上級ヒトクイを……あの化け物を……あっさりと喰ってしまった……)
男「君は……いったい……」
女「私? 特に名前ないけど、名乗るならうーん、“ヒトクイクイ”ってところ?」
男「ヒトクイクイ……」
女「文字通りヒトクイを喰う生き物ね」
女「ただし、私偏食でね。上級ヒトクイ以外はとても不味くて食べる気しないの」
女「人間用の食事してた方がマシなぐらい」
男「あ……!」
男(レストランでの、偏食ってのはそういう意味だったのか……)
女「あー、おいしかった!」ペロリ
男(上級ヒトクイを……あの化け物を……あっさりと喰ってしまった……)
男「君は……いったい……」
女「私? 特に名前ないけど、名乗るならうーん、“ヒトクイクイ”ってところ?」
男「ヒトクイクイ……」
女「文字通りヒトクイを喰う生き物ね」
女「ただし、私偏食でね。上級ヒトクイ以外はとても不味くて食べる気しないの」
女「人間用の食事してた方がマシなぐらい」
男「あ……!」
男(レストランでの、偏食ってのはそういう意味だったのか……)
72:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 19:48:40.008 :Qkk8H3H/0.net
男「もしかして、最初出会った時の『やだ、どうしよう』ってのも……」
女「うん、『やだ、下級ヒトクイなんか食べたくないな、どうしよう』と思ったらあなたが駆けつけてきたの」
男「俺の『ヒトクイは生態系の頂点じゃない』って意見に同調してくれたのも……」
女「うん、私がいるし。ただし、上級ヒトクイって見つけるのがすごく難しいんだよね。あいつら頭よくて臆病だから」
女「それで、あなたといれば上級ヒトクイに会えると予感して、あなたにくっついたんだけど」
女「案の定、久しぶりに上級ヒトクイを食べられたわ! 本当にありがとう!」
男「どういたしまして……」
男(こんな存在がいるなら、上級ヒトクイも好き勝手暴れられないわけだ……)
男(それと、この人の“支えになりたい”って頼みを断れなかった理由も分かった気がする)
男(上級ヒトクイ以上の存在の頼みなんか、そりゃ本能的に断れるわけがない)
男「もしかして、最初出会った時の『やだ、どうしよう』ってのも……」
女「うん、『やだ、下級ヒトクイなんか食べたくないな、どうしよう』と思ったらあなたが駆けつけてきたの」
男「俺の『ヒトクイは生態系の頂点じゃない』って意見に同調してくれたのも……」
女「うん、私がいるし。ただし、上級ヒトクイって見つけるのがすごく難しいんだよね。あいつら頭よくて臆病だから」
女「それで、あなたといれば上級ヒトクイに会えると予感して、あなたにくっついたんだけど」
女「案の定、久しぶりに上級ヒトクイを食べられたわ! 本当にありがとう!」
男「どういたしまして……」
男(こんな存在がいるなら、上級ヒトクイも好き勝手暴れられないわけだ……)
男(それと、この人の“支えになりたい”って頼みを断れなかった理由も分かった気がする)
男(上級ヒトクイ以上の存在の頼みなんか、そりゃ本能的に断れるわけがない)
73:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 19:51:22.975 :Qkk8H3H/0.net
男「君は……人を喰ったことは?」
女「ないない! 全然食欲がそそられないもの! そこらのコンビニ弁当のがよっぽどおいしいわ!」
男「ヒトクイクイなのに、上級ヒトクイしか受け付けず、普段は人間のご飯を食べてるわけか」
女「そういうことね」
男「なかなか難儀な体質だね」
女「でしょ? だけど味の好みは変えられなくて。だから頼みがあるんだけど」
男「頼み?」
男「君は……人を喰ったことは?」
女「ないない! 全然食欲がそそられないもの! そこらのコンビニ弁当のがよっぽどおいしいわ!」
男「ヒトクイクイなのに、上級ヒトクイしか受け付けず、普段は人間のご飯を食べてるわけか」
女「そういうことね」
男「なかなか難儀な体質だね」
女「でしょ? だけど味の好みは変えられなくて。だから頼みがあるんだけど」
男「頼み?」
74:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 19:54:46.598 :Qkk8H3H/0.net
女「私たち、組まない?」
男「へ?」
女「あなたは頑張ってヒトクイ退治する。そうすると上級ヒトクイが出てくるだろうから、それは私が食べる」
女「ね、ウィンウィンじゃない!」
男「……」
女「ダメ? ダメならしょうがないけど」
男「いやいいよ。俺としても願ってもない話だ」
女「やった、ありがとう!」
女「私たち、組まない?」
男「へ?」
女「あなたは頑張ってヒトクイ退治する。そうすると上級ヒトクイが出てくるだろうから、それは私が食べる」
女「ね、ウィンウィンじゃない!」
男「……」
女「ダメ? ダメならしょうがないけど」
男「いやいいよ。俺としても願ってもない話だ」
女「やった、ありがとう!」
75:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 19:57:48.336 :Qkk8H3H/0.net
女「じゃ、これからはよろしくね、相棒。とりあえず、その腕治さないとね」
男「うん」
男「それにしても、ヒトクイの上がいるなんて……ひょっとすると君のさらに上もいるのかな?」
女「見たことないけど……どこかにそういう存在がいて欲しい、ってのは思ってる」
男「え、いて欲しいの!? 喰われちゃうかもしれないのに!?」
女「だって一番頂点じゃつまらないじゃない。挑む相手が欲しいよ」
男「すごいな……(この風格、まさに王者って感じだ)」
女「じゃ、これからはよろしくね、相棒。とりあえず、その腕治さないとね」
男「うん」
男「それにしても、ヒトクイの上がいるなんて……ひょっとすると君のさらに上もいるのかな?」
女「見たことないけど……どこかにそういう存在がいて欲しい、ってのは思ってる」
男「え、いて欲しいの!? 喰われちゃうかもしれないのに!?」
女「だって一番頂点じゃつまらないじゃない。挑む相手が欲しいよ」
男「すごいな……(この風格、まさに王者って感じだ)」
78:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 20:00:20.638 :Qkk8H3H/0.net
男「もし、そんな存在がいたとしたら……名前はなんだろ?」
女「んー……ヒトクイクイクイ?」
男「名前なげえ!」
アッハッハッハッハ…
―おわり―
男「もし、そんな存在がいたとしたら……名前はなんだろ?」
女「んー……ヒトクイクイクイ?」
男「名前なげえ!」
アッハッハッハッハ…
―おわり―
79:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/10/16(土) 20:01:13.229 :9gOnKIcm0.net
乙!
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