元副王「王様！このような下賤な輩が副王になるなど承服しかねる！」
王様「よろしい！ならば料理勝負じゃ！この王の厨房にある食材器具を使い美味しいものを一品作れ！」

元副王「フフ…まずは私から！あらゆる恒久食材を贅沢に使った名付けてスペシャル定食！」
王様「うむ！上手い！さて次は貴様だ副王様候補よ！敗者は死じゃぞ！」

俺「私のはこちらです…」
王様「お粥じゃと！なめてんのか！」
副王様「ふふ…勝った！」

俺「まぁ食べなさい」
王様「食べ終わったら殺害するからな！ﾊﾟｸｯ……うまい！なんじゃこれは！」

俺「王様は贅沢な物を食べすぎて栄誉偏ってました…胃に負担もあったし今ならシンプルなお粥は一番おいしいはずです…出汁は高級食材をふんだんに使ったスペシャルお粥ですよ」

王様「て…天才じゃ…元副王！貴様の負けだから死刑だ！」
副王様「ぎゃー」

俺「やれやれ…めんどくさいことになりそうだぜ」

俺「今日は街を散策だ…おや？あそこにいるのは可哀想な子どもの奴隷だ！」
奴隷「お腹が減っているのですぅ…」

俺「これをお食べ」
奴隷「ｳｯ…ｳｯ…美味しいのですぅ…」

俺「やれやれ…めんどくさいことになりそうだぜ」

奴隷「ご主人様と冒険をするのですぅ」
俺「とりあえず世界中の食材を使って美味しい料理を作る旅に出るか！」

～こうして後に伝説の料理人、ゴッドコックと呼ばれる男の旅は始まった～

第一部完

>>51
異世界は魔力の土とかで育ててるから連作障害とかは起きない

>>56
無限収納というスキルがある
なろう舐めんな

異世界人「油が汚れてしまった…もう終わりじゃ…」
俺「やれやれ…米と布ありますか？米を布にくるんで縛って…油に投入！」

異世界人「な！油がみるみる澄み渡っていく！何故じゃ！」
俺「米袋が油の汚れを吸着するんですよ」