「おお！ これはすごいな！」
「ふっふっふ……もっと褒めてくれてもいいんだからねっ！？」
「いや、お前誰だよw」
「え？ 私だけど？」
「違うわ！www」
「まあ冗談はこれくらいにしておいて……さすが私！ この設計センスよ！」
「お前が言うなw」
「あれ？ そういえば、宇宙船の名前どうするの？」
「名前ねぇ……考えてなかったわ」
「うーん……じゃあさ、『コスモ・ホープ』なんてどうかな？」
「ほう……いいじゃないか。それにするか！」
こうして『コスモ・ホープ号』通称：ホープ号は完成した。

「よし！ 早速乗るぞ！」
「おぉー！」
ホープ号は飛ぶ準備を始めた。

「えっと……確か操縦方法はこうだった気がするな」
「そうだね」
すると、操縦席のディスプレイにはこんな表示が出た。

＜飛行方法を選択してください＞
「おっ！ なんか出てきたぞ！」
「ほんとだ！ 何々？ えーと……とりあえずマニュアルモードにしとくか」
「わかった！」
操作方法がわかり、ホープ号を飛ばすことが出来た。

「おお！ 飛んだ飛んだ！」
「わぁ～すごいね～」
しかし、その瞬間大きな爆発が起きた。

ドッカーン！！
「なんだ！？」
「大丈夫！？?v
煙が晴れるとそこには……
「おいおい……嘘だろ……？ こいつ、大気圏突破しちゃったよ……」
「そ、そんな……」
そして、数分後……
「あっ！ 誰か来た！」
「ホントだ！」
「助けてくれぇぇぇ！！」
そこに現れたのはなんとUFOだった。

「ひぃぃぃぃぃ！！！」
「逃げろぉぉぉぉぉ！！！」
2人は必死に逃げた。
「ハァ……ハァ……助かった……のか……？」
「まさか地球という星には宇宙人を討つ技術があったなんて…」
「知らなかったな……」
すると、突然後ろから声をかけられた。
「我々の星に何か用ですか？我は特別地球連合軍の最高司令官です。戦争となればもちろんやり合います。」
俺らは勘違いしていた。

地球は他の星との交流を一切断ってウジウジ星内で引きこもっていたと、しかし実際は地球の内部で沢山の国があり、それが争いを繰り返すことによって技術力を高めあっていた。

「いえ、我々はあなた方の星とは戦いません。我々が求めているのは資源のみです。」
「そうですか、ではそちらの惑星を見せて頂いてもよろしいでしょうか？」
「ええ、いいですよ」
そして俺らは地球人に自分らの星を見せた。

「これはすごいですね！ 是非我が軍に加わっていただきたい！」
「え？ でも我々は戦うつもりはないのですが……」
「それはわかっております。ただ、資源だけいただいてこちらから攻め入ることはしないというだけです。」
「そうですか……わかりました。検討しておきましょう」
「ありがとうございます！ また後日連絡しますね」
こうして俺は地球人と仲良くなった。

「どうする？ これ」
「まあ、悪い人たちじゃないみたいだしいいんじゃないかな？」

「それもそうだな。よし、じゃあこれからよろしくお願いします！」
「はい！」
こうして2人の新たな旅が始まった。

さて終わるわ

鎖国ならぬ鎖星をしてたみたいな設定にしようと思ったけど地球目線のストーリーじゃないとやりにくいわ