2: ◆u4BqTnPhoo:2021/12/25(土) 22:49:27.34 :jEXPwI3/0
― 聖グロ
ダージリン「無限軌道杯も四校に絞られましたわね」
オレンジペコ「そうですね」
ローズヒップ「今年こそ私達、聖グロの優勝でお決まりでございますわ!」
ルクリリ「ええ、その通りよ」
ダージリン「ふふ、皆、聖グロリアーナが大洗との決着をどうつけるかを期待していらっしゃるでしょうし」
アッサム「……」
ダージリン「どうしたの?アッサム」
アッサム「大変…申し上げにくいのですが…」
ダージリン「構わないわ、私、大抵の事で動揺などしませんから」ドヤッ
ローズヒップ「さっすがですわ!ダージリン様!」
アッサム「世間では“黒森峰と大洗の決勝”と言う期待の声が大きいようでして…」
ダージリン「なんですって!」パリーン!
オレンジペコ(動揺してる…)
― 聖グロ
ダージリン「無限軌道杯も四校に絞られましたわね」
オレンジペコ「そうですね」
ローズヒップ「今年こそ私達、聖グロの優勝でお決まりでございますわ!」
ルクリリ「ええ、その通りよ」
ダージリン「ふふ、皆、聖グロリアーナが大洗との決着をどうつけるかを期待していらっしゃるでしょうし」
アッサム「……」
ダージリン「どうしたの?アッサム」
アッサム「大変…申し上げにくいのですが…」
ダージリン「構わないわ、私、大抵の事で動揺などしませんから」ドヤッ
ローズヒップ「さっすがですわ!ダージリン様!」
アッサム「世間では“黒森峰と大洗の決勝”と言う期待の声が大きいようでして…」
ダージリン「なんですって!」パリーン!
オレンジペコ(動揺してる…)
3: ◆u4BqTnPhoo:2021/12/25(土) 22:51:08.44 :jEXPwI3/0
ダージリン「ど、ど、どどこのだだだ、誰がそんな事を!!」ガクガク
オレンジペコ「少し落ち着いてください」
アッサム「周囲の声を集めてみましたら、そういう意見が多いようでして」ペラリ
ダージリン「お見せなさいッ!」
『決勝、聖グロかぁ…、これで三度目なんだよなぁ…』
『みほエリいいよね いい…』
『格言おばさんはおなかいっぱい』
アッサム「…こんな感じです」
ダージリン「きぃぃィッ!!」ビリビリビリーッ!
ダージリン「ど、ど、どどこのだだだ、誰がそんな事を!!」ガクガク
オレンジペコ「少し落ち着いてください」
アッサム「周囲の声を集めてみましたら、そういう意見が多いようでして」ペラリ
ダージリン「お見せなさいッ!」
『決勝、聖グロかぁ…、これで三度目なんだよなぁ…』
『みほエリいいよね いい…』
『格言おばさんはおなかいっぱい』
アッサム「…こんな感じです」
ダージリン「きぃぃィッ!!」ビリビリビリーッ!
4: ◆u4BqTnPhoo:2021/12/25(土) 22:53:17.35 :jEXPwI3/0
ダージリン「世間は私達、聖グロがどれだけ大洗を買っているか知らないのですか!」
ダージリン「今年の春、戦車道復活にどの高校より真っ先に興味を示したのも私達で!」
オレンジペコ「数年ぶりに戦車道復活したから、視察と早い内に芽を摘もうとしていたんじゃないですか?」
ダージリン「…きょ、強敵となる相手に先手を打つのは常道ですし」
ダージリン「それに!みほさんにとって私は越えなければならない目標であって!」
オレンジペコ「う~ん…でも、ダージリン様ってそんなにみほさんとお話してませんよね?」
ダージリン「なにっ」
ダージリン「世間は私達、聖グロがどれだけ大洗を買っているか知らないのですか!」
ダージリン「今年の春、戦車道復活にどの高校より真っ先に興味を示したのも私達で!」
オレンジペコ「数年ぶりに戦車道復活したから、視察と早い内に芽を摘もうとしていたんじゃないですか?」
ダージリン「…きょ、強敵となる相手に先手を打つのは常道ですし」
ダージリン「それに!みほさんにとって私は越えなければならない目標であって!」
オレンジペコ「う~ん…でも、ダージリン様ってそんなにみほさんとお話してませんよね?」
ダージリン「なにっ」
5: ◆u4BqTnPhoo:2021/12/25(土) 22:55:05.07 :jEXPwI3/0
ダージリン「え…そ、そんなことはないと…思うのですが…」
オレンジペコ「言葉を交わすことはありますけど、みほさんと親しげに話しましたか?」
ダージリン「そ、それは…」
アッサム「他校の隊長とは、みほさん親しげに話していましたね」
ダージリン「え!?そうなの?」
オレンジペコ「サンダースのケイさんとは戦車道のフェアプレイ精神を説いてみほさん、笑顔を見せてましたし」
ダージリン「あ、あの方は人たらしですから」
ローズヒップ「そういえばアンツィオのアンチョビ様とは楽しそうに食事をしてましたわ!」
ダージリン「食事で誑かしているだけよ」
アッサム「プラウダは試合前の非礼を詫びて次の試合へ応援を約束しました」
ダージリン「カチューシャはそういう所が可愛いわよね」
ルクリリ「それに引き替え、ダージリン様って一対一で話しませんよね、いつもペコかアッサム様が傍にいて、そこでしたり顔で発言して満足してる感じで」
ダージリン「グハぁッ!!」
アッサム「おやめなさいルクリリ、その言葉はダージリンに効く」
ダージリン「え…そ、そんなことはないと…思うのですが…」
オレンジペコ「言葉を交わすことはありますけど、みほさんと親しげに話しましたか?」
ダージリン「そ、それは…」
アッサム「他校の隊長とは、みほさん親しげに話していましたね」
ダージリン「え!?そうなの?」
オレンジペコ「サンダースのケイさんとは戦車道のフェアプレイ精神を説いてみほさん、笑顔を見せてましたし」
ダージリン「あ、あの方は人たらしですから」
ローズヒップ「そういえばアンツィオのアンチョビ様とは楽しそうに食事をしてましたわ!」
ダージリン「食事で誑かしているだけよ」
アッサム「プラウダは試合前の非礼を詫びて次の試合へ応援を約束しました」
ダージリン「カチューシャはそういう所が可愛いわよね」
ルクリリ「それに引き替え、ダージリン様って一対一で話しませんよね、いつもペコかアッサム様が傍にいて、そこでしたり顔で発言して満足してる感じで」
ダージリン「グハぁッ!!」
アッサム「おやめなさいルクリリ、その言葉はダージリンに効く」
6: ◆u4BqTnPhoo:2021/12/25(土) 22:57:12.86 :jEXPwI3/0
ダージリン「仕方ないじゃない!私、見つめ合うと素直におしゃべりできないのですから!」
オレンジペコ「以外と純情なんですね」
ダージリン「うう////…でも!みほさんに相手されなさ具合では、今度戦う黒森峰の逸見さんだって同じでしょ!」
ダージリン「聞いた話では全国大会の抽選会で顔を遇わせて、嫌味を言ったけどみほさんからはいない者扱いされてたというし」
アッサム「お詳しいですね」
ダージリン「そういう他人の不幸って蜜の味じゃない?」フフン
ルクリリ(イイ性格してるなぁ…)
ローズヒップ「つまり今度の試合は西住様のどうでもいい御方対決という事ですわね!」
ダージリン「ゴハぁッ!!」
アッサム「おやめなさいローズヒップ、その表現はダージリンに効く」
ダージリン「仕方ないじゃない!私、見つめ合うと素直におしゃべりできないのですから!」
オレンジペコ「以外と純情なんですね」
ダージリン「うう////…でも!みほさんに相手されなさ具合では、今度戦う黒森峰の逸見さんだって同じでしょ!」
ダージリン「聞いた話では全国大会の抽選会で顔を遇わせて、嫌味を言ったけどみほさんからはいない者扱いされてたというし」
アッサム「お詳しいですね」
ダージリン「そういう他人の不幸って蜜の味じゃない?」フフン
ルクリリ(イイ性格してるなぁ…)
ローズヒップ「つまり今度の試合は西住様のどうでもいい御方対決という事ですわね!」
ダージリン「ゴハぁッ!!」
アッサム「おやめなさいローズヒップ、その表現はダージリンに効く」
7: ◆u4BqTnPhoo:2021/12/25(土) 23:00:05.09 :jEXPwI3/0
アッサム「でも、みほさんは軽視してはいないようです」
ダージリン「え!?、そうなの」
アッサム「はい、無限軌道杯の一回戦で観客席にいた、みほさんを盗さ…記録したものなんですが…」
ルクリリ(試合ではなく西住さんを撮っていたんだ…)
ダージリン「それ!それを、お見せなさい!」
みほ『エリカさん、凄い!!』
ダージリン「……」
アッサム「黒森峰の方を見に行っていました」
ダージリン「そ、そうよね…以前いらした学校ですものね…」ドヨーン…
ルクリリ(うわぁ、凄く凹んでる)
アッサム「ちなみに、このシーン神のお気に入りらしいです」
ダージリン「神って誰よ…」
アッサム「神は神ですよ、あと神は逸見さんを好いているらしいとも聞きました」
ローズヒップ「神様が…つまりどういう事ですの?」
アッサム「神は言っている─ここで(聖グロは)死ぬ(敗退する)運命と─」キリッ
ダージリン「いやぁぁぁぁッ!!」
オレンジペコ「そんな結末ですけど、大丈夫ですか?」
ダージリン「大丈夫じゃないわよ!問題しかないじゃない!」
ルクリリ「じゃあ、どうしますか?」
ダージリン「一番(私に都合が)良い(展開)のを頼みます」キリッ
アッサム「でも、みほさんは軽視してはいないようです」
ダージリン「え!?、そうなの」
アッサム「はい、無限軌道杯の一回戦で観客席にいた、みほさんを盗さ…記録したものなんですが…」
ルクリリ(試合ではなく西住さんを撮っていたんだ…)
ダージリン「それ!それを、お見せなさい!」
みほ『エリカさん、凄い!!』
ダージリン「……」
アッサム「黒森峰の方を見に行っていました」
ダージリン「そ、そうよね…以前いらした学校ですものね…」ドヨーン…
ルクリリ(うわぁ、凄く凹んでる)
アッサム「ちなみに、このシーン神のお気に入りらしいです」
ダージリン「神って誰よ…」
アッサム「神は神ですよ、あと神は逸見さんを好いているらしいとも聞きました」
ローズヒップ「神様が…つまりどういう事ですの?」
アッサム「神は言っている─ここで(聖グロは)死ぬ(敗退する)運命と─」キリッ
ダージリン「いやぁぁぁぁッ!!」
オレンジペコ「そんな結末ですけど、大丈夫ですか?」
ダージリン「大丈夫じゃないわよ!問題しかないじゃない!」
ルクリリ「じゃあ、どうしますか?」
ダージリン「一番(私に都合が)良い(展開)のを頼みます」キリッ
8: ◆u4BqTnPhoo:2021/12/25(土) 23:02:23.46 :jEXPwI3/0
ローズヒップ「良いといわれても…どういったのでしょうか?私にはわかりませんですわ」
ダージリン「う~ん…そうよ!島田愛里寿!彼女がいたじゃないの!」
ダージリン「彼女の編入先の高校…聖グロに来ればこれは皆様を驚かせるし、」
ダージリン「加えて、彼女が乗っている戦車はセンチュリオン、我が英国が誇る最強の戦車」
ダージリン「チャーチル、マチルダ、クルセイダーの三部会の伝統を私が崩し勝利を掴む!これは良いとは思いませんか?」
オレンジペコ「あー、それは悪くないですね」
ダージリン「でしょ!」
ルクリリ「確かに島田様の動向は、今後を左右しますね」
ダージリン「これは聖グロ大勝利!!Vやね…」
アッサム「でも、その島田愛里寿に関して、こんな投書というか予測が来てます」
ダージリン「なにっ」
ローズヒップ「良いといわれても…どういったのでしょうか?私にはわかりませんですわ」
ダージリン「う~ん…そうよ!島田愛里寿!彼女がいたじゃないの!」
ダージリン「彼女の編入先の高校…聖グロに来ればこれは皆様を驚かせるし、」
ダージリン「加えて、彼女が乗っている戦車はセンチュリオン、我が英国が誇る最強の戦車」
ダージリン「チャーチル、マチルダ、クルセイダーの三部会の伝統を私が崩し勝利を掴む!これは良いとは思いませんか?」
オレンジペコ「あー、それは悪くないですね」
ダージリン「でしょ!」
ルクリリ「確かに島田様の動向は、今後を左右しますね」
ダージリン「これは聖グロ大勝利!!Vやね…」
アッサム「でも、その島田愛里寿に関して、こんな投書というか予測が来てます」
ダージリン「なにっ」
9: ◆u4BqTnPhoo:2021/12/25(土) 23:05:14.17 :jEXPwI3/0
~~~
愛里寿『私に黒森峰に加わって欲しいって…正気なのですか?』
エリカ『ええ正気も正気、本気よ』
愛里寿『わかっているはずですよね、私が島田流の人間というのも』
エリカ『わかっているわ、でも西住流は関係ないわ、これは私自身の考えよ』
愛里寿『どうして、そんな事すれば破門されるかもしれないんですよ』
エリカ『構わない!私は…私は勝ちたい!、』
愛里寿『逸見さん…』
エリカ『だから、お願い…私に力を貸して!』
愛里寿『しょうがない逸見さんです…わかりました、でも条件があります』
エリカ『ホント!私に出来る事ならなんでもするわ』
愛里寿『な、なら…お、お姉ちゃんって呼んでもいいですか////』モジモジ…
エリカ『へ?え、ええ良いわよ、そのくらい…』
愛里寿『じゃ!じゃあ…お、お姉ちゃん…』
エリカ『あ、愛里寿…』
愛里寿『え、エリカお姉ちゃん!』
エリカ『愛里寿!』
愛里寿『私のエリカお姉ちゃん!!』
エリカ『私の可愛い愛里寿!!』
……
…
~~~
ダージリン「ふんッッ!!」ビリビリビリィーッ!
アッサム「あっ、ひどい」
~~~
愛里寿『私に黒森峰に加わって欲しいって…正気なのですか?』
エリカ『ええ正気も正気、本気よ』
愛里寿『わかっているはずですよね、私が島田流の人間というのも』
エリカ『わかっているわ、でも西住流は関係ないわ、これは私自身の考えよ』
愛里寿『どうして、そんな事すれば破門されるかもしれないんですよ』
エリカ『構わない!私は…私は勝ちたい!、』
愛里寿『逸見さん…』
エリカ『だから、お願い…私に力を貸して!』
愛里寿『しょうがない逸見さんです…わかりました、でも条件があります』
エリカ『ホント!私に出来る事ならなんでもするわ』
愛里寿『な、なら…お、お姉ちゃんって呼んでもいいですか////』モジモジ…
エリカ『へ?え、ええ良いわよ、そのくらい…』
愛里寿『じゃ!じゃあ…お、お姉ちゃん…』
エリカ『あ、愛里寿…』
愛里寿『え、エリカお姉ちゃん!』
エリカ『愛里寿!』
愛里寿『私のエリカお姉ちゃん!!』
エリカ『私の可愛い愛里寿!!』
……
…
~~~
ダージリン「ふんッッ!!」ビリビリビリィーッ!
アッサム「あっ、ひどい」
10: ◆u4BqTnPhoo:2021/12/25(土) 23:08:35.93 :jEXPwI3/0
ダージリン「なによ!これ!ただの妄想じゃないの!」
オレンジペコ「ですね」
アッサム「あと、この投書の最後に“4話の最後はボコのテーマを歌って聖グロを倒す愛里寿ちゃんで”と言うコメントも」
ダージリン「だぁぁぁぁ!!」
ルクリリ「お、落ち着いて下さい、ダージリン様…」
オレンジペコ「良いじゃないですか、そういう意見もあるって事で」
ダージリン「おだまり!けだまり!水たまり!!いいわけが!良い訳がないでしょ!!」
アッサム「それでは別の案を考えますか」
ダージリン「そうよ、何か考えないと…」
???「あ、あのう…」
ダージリン「なによ!これ!ただの妄想じゃないの!」
オレンジペコ「ですね」
アッサム「あと、この投書の最後に“4話の最後はボコのテーマを歌って聖グロを倒す愛里寿ちゃんで”と言うコメントも」
ダージリン「だぁぁぁぁ!!」
ルクリリ「お、落ち着いて下さい、ダージリン様…」
オレンジペコ「良いじゃないですか、そういう意見もあるって事で」
ダージリン「おだまり!けだまり!水たまり!!いいわけが!良い訳がないでしょ!!」
アッサム「それでは別の案を考えますか」
ダージリン「そうよ、何か考えないと…」
???「あ、あのう…」
11: ◆u4BqTnPhoo:2021/12/25(土) 23:11:46.76 :jEXPwI3/0
ニルギリ「よ、宜しいでしょうか?」
アッサム「あら、ニルギリ、貴女が発言するなんて珍しいわね」
ニルギリ「は、はい、私なりにダージリン様が輝く方法を考えてみたんですが…」
ダージリン「是非聞かせてちょうだい、貴女の一言が私の心を動かす可能性もあります」
ニルギリ「はい!ダージリン様がお姿を隠して戦うというのはいかがでしょうか?」
オレンジペコ「ダージリン様にいなくなれという事ですか?」
ダージリン「…え?そうなの?」
ニルギリ「違います!!あ、あの…、覆面をして戦うとか謎めいていて強そうではありませんか?」
ルクリリ「覆面の戦車乗りねぇ」
ダージリン「なるほど、強敵が顔を隠して主役に立ちはだかるのはよくあるパターンですわね」
ルクリリ(大体コレって恥ずかしくて人前に出られなくなったから誤魔化してるパターンのような…)
ニルギリ「はい、それで私考えたんです、ダージリン様に相応しいお姿を」
ダージリン「まぁ、どんなデザインなの?」
ニルギリ「はい!私が考えたダージリン様改め、“まっててミホサンマン”です!!デザインはこれです!!」
ダージリン「just a moment」←流暢な英語
ニルギリ「よ、宜しいでしょうか?」
アッサム「あら、ニルギリ、貴女が発言するなんて珍しいわね」
ニルギリ「は、はい、私なりにダージリン様が輝く方法を考えてみたんですが…」
ダージリン「是非聞かせてちょうだい、貴女の一言が私の心を動かす可能性もあります」
ニルギリ「はい!ダージリン様がお姿を隠して戦うというのはいかがでしょうか?」
オレンジペコ「ダージリン様にいなくなれという事ですか?」
ダージリン「…え?そうなの?」
ニルギリ「違います!!あ、あの…、覆面をして戦うとか謎めいていて強そうではありませんか?」
ルクリリ「覆面の戦車乗りねぇ」
ダージリン「なるほど、強敵が顔を隠して主役に立ちはだかるのはよくあるパターンですわね」
ルクリリ(大体コレって恥ずかしくて人前に出られなくなったから誤魔化してるパターンのような…)
ニルギリ「はい、それで私考えたんです、ダージリン様に相応しいお姿を」
ダージリン「まぁ、どんなデザインなの?」
ニルギリ「はい!私が考えたダージリン様改め、“まっててミホサンマン”です!!デザインはこれです!!」
ダージリン「just a moment」←流暢な英語
12: ◆u4BqTnPhoo:2021/12/25(土) 23:15:40.12 :jEXPwI3/0
ダージリン「…なにこれ?」
オレンジペコ「ピンク色の全身タイツに顔も覆う覆面ですね」
ニルギリ「どうですか?」キラキラ…
ダージリン「か、考えは悪くないのよ、ニルギリ、でもね…そのデザインというか…」
ダージリン「私が想像していたのは聖グロの色に合わせた赤い彗星っぽいのとか…せめてミス・センシャドーくらいの…」
ルクリリ(そのセンスもどうかと思いますが)
ダージリン「これじゃイロモノのプロレスラーにしか見えないのよね…」
ニルギリ「ひ、ひどい…ダージリン様の為に寝ないで考えたのに…」シクシク…
ダージリン「寝ないで私にこんな恰好させたいという考える、貴女の思考の方がひどいと思うの私だけかしら」
オレンジペコ「それで、この姿のダージリン様はどんな風に戦うのですか?」
ダージリン「ちょっと!ペコ!」
ニルギリ「はい!この姿のダージリン様は本家よりも卑怯な戦法で戦うんです!」
ダージリン「……」
アッサム「具体的には?」
ニリギリ「マスクに隠した栓抜きで相手と礼をする時に相手のドタマ叩き割ったり…」
ニリギリ「あ、あとグレートカブキばりの毒霧紅茶を相手に吹きかけます!」
アッサム「それはダージリンっぽいわね」
ダージリン「いい加減になさい!」クワッ!
ダージリン「…なにこれ?」
オレンジペコ「ピンク色の全身タイツに顔も覆う覆面ですね」
ニルギリ「どうですか?」キラキラ…
ダージリン「か、考えは悪くないのよ、ニルギリ、でもね…そのデザインというか…」
ダージリン「私が想像していたのは聖グロの色に合わせた赤い彗星っぽいのとか…せめてミス・センシャドーくらいの…」
ルクリリ(そのセンスもどうかと思いますが)
ダージリン「これじゃイロモノのプロレスラーにしか見えないのよね…」
ニルギリ「ひ、ひどい…ダージリン様の為に寝ないで考えたのに…」シクシク…
ダージリン「寝ないで私にこんな恰好させたいという考える、貴女の思考の方がひどいと思うの私だけかしら」
オレンジペコ「それで、この姿のダージリン様はどんな風に戦うのですか?」
ダージリン「ちょっと!ペコ!」
ニルギリ「はい!この姿のダージリン様は本家よりも卑怯な戦法で戦うんです!」
ダージリン「……」
アッサム「具体的には?」
ニリギリ「マスクに隠した栓抜きで相手と礼をする時に相手のドタマ叩き割ったり…」
ニリギリ「あ、あとグレートカブキばりの毒霧紅茶を相手に吹きかけます!」
アッサム「それはダージリンっぽいわね」
ダージリン「いい加減になさい!」クワッ!
13: ◆u4BqTnPhoo:2021/12/25(土) 23:18:18.52 :jEXPwI3/0
ダージリン「人を!私を!なんだと思っているんですか!!」
オレンジペコ「でも、面白いと思いますけど」
ダージリン「そりゃ、貴女方は面白いでしょうけど、それをするこっちの身にもなってみなさい!」
ルクリリ「そ、そうですね…」
ダージリン「もっと真面目に考えなさい!」
アッサム「と言われてましてもねぇ…」
ダージリン「このままじゃ駄目なのよ…そうよ…もっと人々を惹きつける事をしなければ…」
ローズヒップ「!!」
ダージリン「人を!私を!なんだと思っているんですか!!」
オレンジペコ「でも、面白いと思いますけど」
ダージリン「そりゃ、貴女方は面白いでしょうけど、それをするこっちの身にもなってみなさい!」
ルクリリ「そ、そうですね…」
ダージリン「もっと真面目に考えなさい!」
アッサム「と言われてましてもねぇ…」
ダージリン「このままじゃ駄目なのよ…そうよ…もっと人々を惹きつける事をしなければ…」
ローズヒップ「!!」
14: ◆u4BqTnPhoo:2021/12/25(土) 23:21:32.49 :jEXPwI3/0
ローズヒップ「いい加減にして下さいませ!!」バンッ!!
ダージリン「ひっ!」ビクッ!
ローズヒップ「さっきから見ていれば…あまりにもダージリン様らしくありませんわ!」
ルクリリ(おおぅ…あのローズヒップがキレてる)
ローズヒップ「そんなに人の目が気になるのですか!そんなに奇を衒いたいのですか!」
ローズヒップ「良いじゃありませんか!普段の私達らしく戦って勝利すれば!!」
ダージリン「ローズヒップ…」
ローズヒップ「その結果が変わり映えのしない決勝戦で!」
ダージリン「……」
ローズヒップ「何年も耐え忍んできた、戦車道おじ様達を失意で死なせる事になったとしても!」
ローズヒップ「世間からは“りゅうとうだじ”と揶揄されることになったとしても!!」
ダージリン「……」
ローズヒップ「いいじゃないですか…」ウルウル…
ダージリン「……」
オレンジペコ「あ、あの…ローズヒップ、“りゅうとうだび”(竜頭蛇尾)ですよ」
ローズヒップ「え!?そうだったんですか!ちくしょうですわ…私、頭がおよろしくないので難しい言葉はわからないのですわ」
ダージリン「わ、わかったわ、ローズヒップ…もういいわ」
アッサム「ダーちゃん!?」
ダージリン「とりあえずこの件は保留にしましょう、各員、次の試合の準備を怠らない様に願います」
一同「「「 はい 」」」
ダージリン「……」
…
……
ローズヒップ「いい加減にして下さいませ!!」バンッ!!
ダージリン「ひっ!」ビクッ!
ローズヒップ「さっきから見ていれば…あまりにもダージリン様らしくありませんわ!」
ルクリリ(おおぅ…あのローズヒップがキレてる)
ローズヒップ「そんなに人の目が気になるのですか!そんなに奇を衒いたいのですか!」
ローズヒップ「良いじゃありませんか!普段の私達らしく戦って勝利すれば!!」
ダージリン「ローズヒップ…」
ローズヒップ「その結果が変わり映えのしない決勝戦で!」
ダージリン「……」
ローズヒップ「何年も耐え忍んできた、戦車道おじ様達を失意で死なせる事になったとしても!」
ローズヒップ「世間からは“りゅうとうだじ”と揶揄されることになったとしても!!」
ダージリン「……」
ローズヒップ「いいじゃないですか…」ウルウル…
ダージリン「……」
オレンジペコ「あ、あの…ローズヒップ、“りゅうとうだび”(竜頭蛇尾)ですよ」
ローズヒップ「え!?そうだったんですか!ちくしょうですわ…私、頭がおよろしくないので難しい言葉はわからないのですわ」
ダージリン「わ、わかったわ、ローズヒップ…もういいわ」
アッサム「ダーちゃん!?」
ダージリン「とりあえずこの件は保留にしましょう、各員、次の試合の準備を怠らない様に願います」
一同「「「 はい 」」」
ダージリン「……」
…
……
15: ◆u4BqTnPhoo:2021/12/25(土) 23:24:16.93 :jEXPwI3/0
ダージリン「とは言った物の…何か考えないといけないわよね」
ダージリン「そうだわ!私が開始早々に撃破されて残りのメンバーで勝つというのは!」
ダージリン「…無いわね、ルクリリとローズヒップ達だけで勝てるビジョンが浮かばないわ」
ダージリン「いっそ、イギリス留学してた今まで出てなかった聖グロの副隊長が!」
ダージリン「…って、そんな降って湧いた人物がいるわけないじゃない…」
ダージリン「どうすりゃいいのよ…」ホロリ…
…
……
ダージリン「とは言った物の…何か考えないといけないわよね」
ダージリン「そうだわ!私が開始早々に撃破されて残りのメンバーで勝つというのは!」
ダージリン「…無いわね、ルクリリとローズヒップ達だけで勝てるビジョンが浮かばないわ」
ダージリン「いっそ、イギリス留学してた今まで出てなかった聖グロの副隊長が!」
ダージリン「…って、そんな降って湧いた人物がいるわけないじゃない…」
ダージリン「どうすりゃいいのよ…」ホロリ…
…
……
16: ◆u4BqTnPhoo:2021/12/25(土) 23:25:28.96 :jEXPwI3/0
…
……
ダージリン「ううっ…私とした事がそのまま、眠ってしまったのね」
…ワー!… …ワーワー!!
ダージリン「何かしら?歓声が聞こえる…?」
オレンジペコ(戦車服)「何をしているんですか、ダージリン様、早くタンクジャケットに着替えて下さい!」
ダージリン「え?ペコ…その恰好は…」
アッサム(戦車服)「何を寝ぼけているんですか?もうすぐ試合ですよ」
ダージリン「し、試合?」
…
……
ダージリン「ううっ…私とした事がそのまま、眠ってしまったのね」
…ワー!… …ワーワー!!
ダージリン「何かしら?歓声が聞こえる…?」
オレンジペコ(戦車服)「何をしているんですか、ダージリン様、早くタンクジャケットに着替えて下さい!」
ダージリン「え?ペコ…その恰好は…」
アッサム(戦車服)「何を寝ぼけているんですか?もうすぐ試合ですよ」
ダージリン「し、試合?」
17: ◆u4BqTnPhoo:2021/12/25(土) 23:28:25.27 :jEXPwI3/0
ダージリン(戦車服)「こ、これは…一体…」
ケイ「ハイ、ダージリン!良い試合期待してるわよ!」
ダージリン「ケイさん…」
アンチョビ「我らアンツィオを破ったお前達には勝ってもらわなくちゃな!」
ダージリン「アンチョビ…」
カチューシャ「悔しいけど、美味しい所はダージリンに取られちゃったわね」
ダージリン「カチューシャ…、そ、そうなの?」
まほ「ああ、エリカも強くなったが、まだダージリンには敵わなかったようだな」
ダージリン「まほさんまで…という事は私達、黒森峰に勝ったのね!」
村田「オマエハ、オレラ世代ノ誇リダカラヨ」
ダージリン「村田さん…」ウルッ…
ダージリン「戦える!戦えるのね!!」
村田から伊右衛門を受け取り、チャーチルへ搭乗するダージリン、その目に迷いは一切なかった…
ダージリン「待ってて、みほさん!満を持して、今、私が行きますわ!」
みほ「お姉ちゃん!早く!!」
まほ「ああ、みほと試合を見るなんて、いつ以来だろうな」
ダージリン「えっ?」
ダージリン(戦車服)「こ、これは…一体…」
ケイ「ハイ、ダージリン!良い試合期待してるわよ!」
ダージリン「ケイさん…」
アンチョビ「我らアンツィオを破ったお前達には勝ってもらわなくちゃな!」
ダージリン「アンチョビ…」
カチューシャ「悔しいけど、美味しい所はダージリンに取られちゃったわね」
ダージリン「カチューシャ…、そ、そうなの?」
まほ「ああ、エリカも強くなったが、まだダージリンには敵わなかったようだな」
ダージリン「まほさんまで…という事は私達、黒森峰に勝ったのね!」
村田「オマエハ、オレラ世代ノ誇リダカラヨ」
ダージリン「村田さん…」ウルッ…
ダージリン「戦える!戦えるのね!!」
村田から伊右衛門を受け取り、チャーチルへ搭乗するダージリン、その目に迷いは一切なかった…
ダージリン「待ってて、みほさん!満を持して、今、私が行きますわ!」
みほ「お姉ちゃん!早く!!」
まほ「ああ、みほと試合を見るなんて、いつ以来だろうな」
ダージリン「えっ?」
18: ◆u4BqTnPhoo:2021/12/25(土) 23:30:39.81 :jEXPwI3/0
蝶野「これより無限軌道杯決勝戦、聖グロリアーナ女学院 対 継続高校 の試合を始めます!」
ダージリン「……」
蝶野「一同、礼!」
愛里寿「宜しくお願いします」
ミカ「まさかキミと戦うなんてね、宜しく頼むよ、ダージリン」
ダージリン「え、ええ…」
ダージリン「あ、あの、島田愛里寿さんよね…継続高校に編入したのね」
愛里寿「はい」
みほ「愛里寿ちゃーん!がんばってぇー!!」
愛里寿「みほさん…うん、私、頑張る////」
ダージリン「み、みほさん…私ではなく島田さんを応援…」ガーン!
ダージリン「さっきは私に声をかけてくれなかったのに…なんで…なんで…」
ダージリン「そうよ…こんなの夢よ…悪い夢なんだわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
…
……
………
蝶野「これより無限軌道杯決勝戦、聖グロリアーナ女学院 対 継続高校 の試合を始めます!」
ダージリン「……」
蝶野「一同、礼!」
愛里寿「宜しくお願いします」
ミカ「まさかキミと戦うなんてね、宜しく頼むよ、ダージリン」
ダージリン「え、ええ…」
ダージリン「あ、あの、島田愛里寿さんよね…継続高校に編入したのね」
愛里寿「はい」
みほ「愛里寿ちゃーん!がんばってぇー!!」
愛里寿「みほさん…うん、私、頑張る////」
ダージリン「み、みほさん…私ではなく島田さんを応援…」ガーン!
ダージリン「さっきは私に声をかけてくれなかったのに…なんで…なんで…」
ダージリン「そうよ…こんなの夢よ…悪い夢なんだわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
…
……
………
19: ◆u4BqTnPhoo:2021/12/25(土) 23:33:55.97 :jEXPwI3/0
………
オレンジペコ「ダージリン様、そんなとこで眠っては風邪をひかれますよ」
ダージリン「……」
オレンジペコ「起きて下さいよ」
ダージリン「………」
オレンジペコ「ダージリン様、お体に触りますよ」
ダージリン「…………」
オレンジペコ「ダージリ…!!つ、冷たい……」
翌朝、テーブルの上で冷たくなっているダージリンが発見された。
………
オレンジペコ「ダージリン様、そんなとこで眠っては風邪をひかれますよ」
ダージリン「……」
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ダージリン「…………」
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翌朝、テーブルの上で冷たくなっているダージリンが発見された。
20: ◆u4BqTnPhoo:2021/12/25(土) 23:38:09.97 :jEXPwI3/0
…
……
………
蝶野「これより無限軌道杯準決勝、聖グロリアーナ女学院 対 黒森峰女学園 の試合を始めます!」
ローズヒップ「うう…ダージリン様ぁ、どうしてぇ…」シクシク
オレンジペコ「私達を暖かく、時には熱く接してくれていたダージリン様がこんなにも冷たくなって…」
ルクリリ「まさか、こんなお姿になってしまうとは…」
アッサム「皆、泣くのはおよしなさい、私達はダージリンの分まで戦わなくちゃいけないのよ!」
聖グロ一同「「「 はい!! 」」」
ダージリン「…生きてるわよ」
エリカ「あ、あの…なんでティーカップの写真を掲げて泣いているのですか…?」
ダージリン「あれは単に私が飲んでいたダージリン(紅茶)が冷えただけですわ」
…
……
………
蝶野「これより無限軌道杯準決勝、聖グロリアーナ女学院 対 黒森峰女学園 の試合を始めます!」
ローズヒップ「うう…ダージリン様ぁ、どうしてぇ…」シクシク
オレンジペコ「私達を暖かく、時には熱く接してくれていたダージリン様がこんなにも冷たくなって…」
ルクリリ「まさか、こんなお姿になってしまうとは…」
アッサム「皆、泣くのはおよしなさい、私達はダージリンの分まで戦わなくちゃいけないのよ!」
聖グロ一同「「「 はい!! 」」」
ダージリン「…生きてるわよ」
エリカ「あ、あの…なんでティーカップの写真を掲げて泣いているのですか…?」
ダージリン「あれは単に私が飲んでいたダージリン(紅茶)が冷えただけですわ」
21: ◆u4BqTnPhoo:2021/12/25(土) 23:41:45.74 :jEXPwI3/0
ダージリン「ほら!いい加減、馬鹿なことはおやめになって搭乗なさい」
聖グロ一同「「「 はーい!! 」」」
ダージリン「まったく…」タメイキー
エリカ「……」
エリカ(あれが聖グロのダージリン…みほ達、大洗が勝てなかった…隊長は一蹴していたけど…私は…)
ダージリン「……」
ダージリン「逸見さん」
エリカ「は、はい!」
ダージリン「全国大会では“黒森峰”には不覚を取りましたけど今回はまほさんもいらっしゃらないようなので…」
ダージリン「少しは楽が出来るかしらね」ニヤリ
エリカ「!!」
エリカ「そう決めつけるのは早いんじゃないですか」
ダージリン「ふふっ、そうね、どうも貴女が見ている相手というのが誰なのかわからなかったのでね」
エリカ「……」
ダージリン「ちなみに私は貴女の後の相手の事を見据えていますけどね」
エリカ(この人の発言、真意なのか挑発なのかはわからない…でも今はこの試合に集中しないと)
エリカ(そうよ…みほも隊長も関係ない、私の…私達の戦車道で戦って勝つだけよ!)
エリカ「…ありがとうございます」
ダージリン「まだ礼を言われるような事はしていませんわよ」
ダージリン「逸見さん」
ダージリン「良い試合にしましょう」
エリカ「はい」
ダージリン「ほら!いい加減、馬鹿なことはおやめになって搭乗なさい」
聖グロ一同「「「 はーい!! 」」」
ダージリン「まったく…」タメイキー
エリカ「……」
エリカ(あれが聖グロのダージリン…みほ達、大洗が勝てなかった…隊長は一蹴していたけど…私は…)
ダージリン「……」
ダージリン「逸見さん」
エリカ「は、はい!」
ダージリン「全国大会では“黒森峰”には不覚を取りましたけど今回はまほさんもいらっしゃらないようなので…」
ダージリン「少しは楽が出来るかしらね」ニヤリ
エリカ「!!」
エリカ「そう決めつけるのは早いんじゃないですか」
ダージリン「ふふっ、そうね、どうも貴女が見ている相手というのが誰なのかわからなかったのでね」
エリカ「……」
ダージリン「ちなみに私は貴女の後の相手の事を見据えていますけどね」
エリカ(この人の発言、真意なのか挑発なのかはわからない…でも今はこの試合に集中しないと)
エリカ(そうよ…みほも隊長も関係ない、私の…私達の戦車道で戦って勝つだけよ!)
エリカ「…ありがとうございます」
ダージリン「まだ礼を言われるような事はしていませんわよ」
ダージリン「逸見さん」
ダージリン「良い試合にしましょう」
エリカ「はい」
22: ◆u4BqTnPhoo:2021/12/25(土) 23:45:38.72 :jEXPwI3/0
─ チャーチル車内
アッサム「ずいぶんとお優しいのですね」
ダージリン「あら、そうかしら?」
オレンジペコ(なんだかんだで試合になると気を引き締められるのは流石です…)
ダージリン「ペコ、この試合よく覚えておきなさい、最強と謳われた黒森峰が次代でどう戦うのか」
ダージリン「それは、この先の貴女の糧になるはずです」
オレンジペコ「は、はい!」
ダージリン「もちろん、これに勝利という華を添えてさしあげますけどね」
ダージリン「全車に通達します、無線を」
ダージリン『相手がいかに来ようとも私達は、受けて立ちます』
ローズヒップ「もっちろんですわ!!」
ダージリン『相手が勝つためにしつこく踏みとどまり食らいつこうとも、我々はそれ以上にしぶとく食らいつきます』
ルクリリ「このマチルダの性能を見せつけてやるわ!」
ダージリン『華のある戦い方でなこうとも、常に優雅たれと言いつつも泥臭く戦う事さえ辞さないのが私達です』
ニルギリ「総てはダージリン様の為に」
ダージリン『キャッチ・アズ・キャッチ・キャン 掴めるものなら掴んでみなさい、最後に勝利を掴むのは私達、聖グロリアーナ』
ダージリン『以上、全車の健闘を期待します』
アッサム「お疲れ様です」
ダージリン「さぁ、行きましょう!私達の戦いはこれからよ!!」
4話の上映が決まるその日まで DVDを買って待とう!!
END
─ チャーチル車内
アッサム「ずいぶんとお優しいのですね」
ダージリン「あら、そうかしら?」
オレンジペコ(なんだかんだで試合になると気を引き締められるのは流石です…)
ダージリン「ペコ、この試合よく覚えておきなさい、最強と謳われた黒森峰が次代でどう戦うのか」
ダージリン「それは、この先の貴女の糧になるはずです」
オレンジペコ「は、はい!」
ダージリン「もちろん、これに勝利という華を添えてさしあげますけどね」
ダージリン「全車に通達します、無線を」
ダージリン『相手がいかに来ようとも私達は、受けて立ちます』
ローズヒップ「もっちろんですわ!!」
ダージリン『相手が勝つためにしつこく踏みとどまり食らいつこうとも、我々はそれ以上にしぶとく食らいつきます』
ルクリリ「このマチルダの性能を見せつけてやるわ!」
ダージリン『華のある戦い方でなこうとも、常に優雅たれと言いつつも泥臭く戦う事さえ辞さないのが私達です』
ニルギリ「総てはダージリン様の為に」
ダージリン『キャッチ・アズ・キャッチ・キャン 掴めるものなら掴んでみなさい、最後に勝利を掴むのは私達、聖グロリアーナ』
ダージリン『以上、全車の健闘を期待します』
アッサム「お疲れ様です」
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コメント
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