男「いい加減出てこないと寂しくて俺自殺しちゃうぞ…？」

引きこもり妹「はー育児なしのお兄ちゃんに自殺なんて出来る訳ないじゃんｗ」ｹﾗｹﾗｹﾗ

ｼ-ﾝ…

引きこもり妹「あれ？お兄ちゃん…？お兄ちゃーん」

引きこもり妹「返事ないな…どうしたんだろ。まさか…いやないない自殺なんてそんな…」ドアを少し開いて隙間から外を伺い〜

男の状態>>10

ｼ-ﾝ…

引きこもり妹「あれ…お兄ちゃん？どこにいるの！お兄ちゃぁーん！」

引きこもり妹「まさか私を置いて家から出たった…？ど、どうせすぐ帰ってくるでしょ…私家事とかできないしお兄ちゃんいないと餓死しちゃうし」

家の外に出た男「……」

男「>>14」

男「ロープ買うか」

数日後

引きこもり妹「お腹すいた…あれから水しか飲んでないよぉ…」ｸﾞｩｩ〜

ｷﾞｨｨ…ﾊﾞﾀﾝｯ

男「……」

引きこもり妹「あ！お兄ちゃん！よかった…帰ってきたんだ…」

引きこもり妹「ていうか私を置いてどこ行ってたの！？お兄ちゃんがいないと私ご飯も食べられないんだから！とりあえずお腹空いたからはやく何か作って！」

男「>>18」

男「……」(無言で部屋の柱に紐を括り付け)

引きこもり妹「お兄ちゃん？何やってるの？その紐何に使うの？」

引きこもり妹「ね、ねぇ…何か言ってよ。喋ってくれないと怖いじゃん…て、てかまさかそれ首吊…や、やめてよ！何してるのそんな事したら死んじゃうでしょ！！」

男「>>22！！！」

引きこもり妹「ひっ」ﾋﾞｸｩ

男「お前が甘ったれてるのが悪いんだ！！！」

引きこもり妹「ひっ！」ﾋﾞｸｩ

男「部屋に引き篭もって毎日まいにちぐうたらぐうたら…養ってやるこっちの身にもなれってんだよ…」

男「もう…引きこもりの世話は疲れた。限界なんだよ…」

引きこもり妹「お兄ちゃん…」

引きこもり妹「>>27」

男「……！」

引きこもり妹「なんで体透けてるの…？」

男「はぁ？何言って…」

男「……！あ、あ…そうだった…俺…もう死んでたんだ…」ｽｩｩ…

引きこもり妹「！？」

男「それでも妹が心配で…成仏しきれず…」

引きこもり妹「お兄ちゃん…？何言ってるの、やめてよ！なんかのドッキリでしょ！？変な冗談やめてって！」

男「冗談じゃないよ。ごめんな…俺がお前の世話してやれるのはここまでみたいだ…最期に俺の心配して部屋から出てきてくれた事、嬉しかったよ」

引きこもり妹「お兄ちゃん！やだぁ！行かないでぇ！！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

男「>>35」

男「逝ってきます」ｽｩｩ…

引きこもり妹「お兄ちゃぁーーーんっ！！！」

それから数日の間、私は何も口にする事なくただ泣き続けた
そして…

引きこもり妹「……ｧ…ｱあっ」お水ｺﾞｸｺﾞｸ

引きこもり妹「ぷはぁ、いい加減何か…食べないと…でも、お兄ちゃんはいないし…家から出なきゃ…」

引きこもり妹「……」

妹「>>40」

妹「まずは手首切ってから考えようっと。えへへ、赤い血見てるとまだ生きてるって安心しる〜…♡」ﾎﾟﾀ…ﾎﾟﾀ…

「こら！妹がそんなんだとお兄ちゃん安心して天国行けないだろ！」

妹「あっ…お兄ちゃんの声…聞こえた気がした。幻聴…？」

妹「……」

妹「>>45」

妹「お兄ちゃんはもう血も流れないんだよね……」

妹「生きてる私がこんなんでどうすんだ…！せめて、天国のお兄ちゃんが心配しなくて済むように…独りで生活できるようにならないと！」

ﾆｺｯ…ｽｩｩ

妹「お兄ちゃん、見ててね！よーし、そうと決まればまずは>>50！！」

妹「お兄ちゃんが買ってきたロープ！これを使って>>56！！」

妹「乾布摩擦！」ｺﾞｼｺﾞｼｺﾞｼ

妹「よーしあったまってきた！これでお布団から出れる！」ﾊﾞｯ

妹「お布団から出た今！満を辞して>>62だよ！！！」

妹「満を辞してこの世からおさらばだよ！！！」

妹「」ﾌﾟﾗ-ﾝ…

それからしばらく経った後…天国で

男「こらぁ！死んでからも引きこもりなんかしやがって…いい加減部屋から出ろ！妹〜！！」ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

引きこもり妹「や〜だよｗｗｗ」布団に簀巻きになりながらゴロゴロ〜


おしまい♡